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南小6年3組バンドーラ合同合奏会
南箕輪村の南箕輪小学校の6年3組は、5年生の頃から取り組んできた、手づくりの弦楽器「バンドーラ」の交流合奏会を29日、村民センターで開きました
バンドーラはギターに似た弦楽器で木曽郡上松町の元教諭、中澤準一さんが考案したものです。
6年3組では、中澤さんと交流のある、担任の宮澤由英教諭の指導のもと5年生の頃からバンドーラ作りを行ってきました。
子ども達は、6年生になり完成した楽器を使って練習をおこない、これまで参観日などで発表してきました。
宮澤教諭は「いろいろな体験を通して、楽器に愛着をもち、製作や演奏、交流など活動にも幅が広がった」と話していました。
今回は、楽器作りを通じて知り合った、上松町の女性グループや同志社女子大学の学生と思い出を作ろうと交流合奏会を開きました。
合奏会の最後には、出演した全員で、2曲を演奏し、手づくりの音を響かせていました。
南箕輪小6年3組では、来月4日午後1時30分縲恆コ民センターで卒業コンサートを開催する予定です。 -
上伊那英語教育研究会講演会
上伊那の小中学校教諭でつくる上伊那英語教育研究会は18日、授業研究を兼ねた講演会を伊那市のいなっせで開きました。
講演会は年1回開いているもので、今年は初めて一般にも公開され、およそ90人が参加しました。
講演したのはNHKラジオ英会話の講師を務めている遠山顕さんです。
遠山さんは、英語を学ぶために、話したいことを話し、聞きたいことを聞くことが一番として、自分が好きなことの話ができるシチュエーションを作ることが望ましいと話していました。
勉強のポイントとして、英語は声に出して口を使うこと、一つの表現につき2通りの言い回しを覚えることなどをアドバイスしていました。 -
高校入試後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者後期選抜の今日時点での志願者数を発表しました。
全県の全日制の志願者は1万2千788人で、倍率は1.06倍です。
辰野高校普通科は58人で0.81倍、商業科は18人で0.9倍となっています。 -
社会を明るくする運動長野県作文コンテストの表彰式
社会を明るくする運動長野県作文コンテストの表彰式が20日、美篶小学校で行われ、児童2人に賞状が手渡されました。
20日は、上伊那地区保護司会の木下俊明副会長から、児童2人に賞状が手渡されました。
作文は、家庭や学校生活の中で体験した事を基に、命や非行などについて感じたことを書くものです。
県の審査で入選となった6年の竹松奈津希さんは、伊那養護学校の児童と交流した際、1つになれた時の喜びを書いたということです。
他に、4年の立林葵さんが上伊那地区保護司会奨励賞に選ばれました。
なお、今年度、上伊那の小中学校で4人が優秀賞に、6人が入選となっています。 -
劇団「歩」25・26日に公演
箕輪町文化センター附属 劇団歩(あゆみ)の第7回定期公演が、今週末25日(土)と26日(日)に開かれます。
22日夜は、箕輪町産業会館で、通し稽古が行なわれていました。
今回の作品は、ごく普通の高校生が暴力団の娘たちと関りあうことで、織田信長などの武将が群雄割拠する戦国時代で生き残るために剣を持って闘うことになるというオリジナルの書き下ろし作品です。
生まれた環境の違いによる差別を受けながらも、生きる事の意味合いを模索する若者達を描いています。
今回の演目は、女性キャストが本格的な殺陣に挑戦しています。
今回の演目で主役の一人、普通の高校生を演じるのは箕輪中学校2年の原 涼音さんです。原さんは、「芝居の中で、主人公が成長していく様子を見て欲しい」と話していました。
去年12月からこの芝居に取り掛かり、2月からは毎日稽古が行われています。
階段を使用し高さのある立ち回りも見どころのひとつ。ホール客席の平らな部分も舞台として使用されるということです。
劇団歩の第7回定期公演は、25日(土)26日(日)に箕輪町文化センターで行なわれます。 -
公立高校後期選抜 募集人員を発表
長野県教育員会は21日、平成24年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72 人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部28人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜志願者数の発表は、24日(金)と3月1日(木)、後期選抜試験は3月7日(水)となっています。 -
4月から小学生 通学路で交通ルール学ぶ
4月から小学校に通う、伊那市の竜東保育園の年長園児は、15日、保育園周辺を歩き横断歩道の渡り方や信号機の見方などを学びました。
この日は、地域の交通安全協会のメンバーなどが、横断歩道の渡り方や、交差点での注意点などを教えていました。
保育園の前の道路では、左右の安全確認をした後に、遠くのドライバーにも分かるように大きく手をあげて渡るようにする。
また、信号機のある交差点では、青信号になっても、あわてず、車が来ないか確認してから渡るようにと教えていました。
この日は、4月から小学校に入学する子どもたちを見守ってもらおうと、竜東地域の民生児童委員などおよそ15人も、園児と一緒に歩きました。
竜東保育園の山岸加代子園長は、「事故にあわないよう、交通ルールを覚え、地域の助けも借りながら、4月からは、元気に小学校に通ってほしい」と話していました。 -
JICAエッセイコンテスト 上農特別学校賞受賞
国際協力機構JICA主催の国際協力高校生エッセイコンテスト2011で、南箕輪村の上伊那農業高校が特別学校賞を受賞しました。
14日は、青年海外協力隊長野県OB会の伊藤茂昭事務局長ら2人が上農高校を訪れ、代表者2人に表彰状を手渡しました。
エッセイコンテストは、身近な話題から国際協力について考えてもらおうと、JICAが毎年行っているものです。
特別学校賞は、5年以上継続して60作品以上を応募した学校などに贈られます。
上農高校では、毎年1、2年生が夏休みの課題として取り組んでいて、今年度は301人が応募しました。
上農の特別学校賞は7年連続で、県内では2校が選ばれています。
塩崎正校長は「普段の学習の中で課題を見つけ、国際理解を養ってほしい」と話していました。
なお、生物科学科1年の湯澤充尋君が、個人賞を受賞しています。 -
元岩波書店専務 気骨の出版人を語る
駒ヶ根市出身で現在東京都三鷹市に住む元岩波書店専務の今井康之さんが、10日伊那市の美篶きらめき館で「東京から見たふるさと伊那谷」の演題で講演しました。
今井さんは、赤穂中学卒業後岩波書店に入社。
働きながら早稲田大学ロシア文学科を卒業しました。
岩波書店では、宣伝部長、代表取締役専務を歴任し、現在は、岩波書店社友で、信州岩波講座などに携わっています。
今井さんは、同じく駒ヶ根出身で気骨の出版人と言われる元岩波書店会長の小林勇さんの人生をひもときながら伊那谷について語りました。
「伊那谷出身のジャーナリスト、学者、政治家から見ると、人のふところに入るのが得意で公平、ねばり強く探究心があり人間味があるのが伊那谷の人々の気風・気質の特徴と話しました。
小林元岩波書店会長が関係した横浜事件、大江・岩波裁判について、「横浜事件は、治安維持法が悪法だったことを国に認めさせた事件、
大江・岩波裁判は、歴史の真実を守るための裁判でどちらも小林・岩波側が勝っている」として戦争と小林元会長、岩波書店の歴史的立場を説明し、
「震災後の日本は、再び戦争に進むことなく復興の道を歩まなければならない」と来場者に呼び掛けていました。 -
長谷保育園 寸劇で人権意識啓発
伊那人権擁護委員協議会は、小さいうちから人権意識を持ってもらおうと15日、伊那市の長谷保育園で啓発活動を行いました。
この日は、伊那人権擁護委員協議会の伊那の委員を中心に委員17人が長谷保育園を訪れ、歌や、寸劇などを披露しました。
寸劇は、育児休暇をとった父親や幼い子どもをテーマに、家族の協力や親子の愛情の大切さをうったえる内容になっています。
伊那人権擁護委員協議会の上村秀一会長は、「家庭や学校などで、みんな仲良く助け合って暮らしてもらいたい」と話していました。
最後に人権イメージキャラクターのまもる君とあゆみちゃんが登場し、友達を大切にしてほしいと園児に呼び掛けていました。 -
伊那市消防団音楽隊 19日に定期演奏会
伊那市消防団音楽隊 練習道場とあります。階段をのぼっていくと軽快なリズムが聞こえてきました。
どうやらアニメ、となりのトトロのメロディーです。
伊那市消防団音楽隊は、今週末の19日に県伊那文化会館で、第1回目となる定期演奏会を開きます。
本番を目前にひかえた15日の夜、JA上伊那伊那支所にある倉庫では、メンバーたちが仕上げの練習に入っていました。
この楽曲は、アニメのストーリーを演奏の合間に入れた立体的な構成となっています。ナレーションを担当するのは、伊那市消防団副団長の三沢俊明さん。聴衆をひきつける重要な役をまかされました。 -
美篶小学校創立記念110周年記念式典
伊那市の美篶小学校は、創立110周年を祝う記念式典を14日、開きました。
記念式典には、全校児童の他、保護者や来賓などおよそ500人が集まりました。
望月弘校長は「110年の歴史と伝統を受け継ぎ、美篶に育つ子ども達が大いに躍動するよう取り組んでいきたい」と話しました。
児童を代表して春日彩花さんは「チャレンジ精神で何事にも取り組み、先輩方が築いてきた伝統を守っていきたい」と挨拶しました。
記念式典にあわせ、各クラスが総合学習で学んだ事を発表しました。
このうち3年1組は、正月に行われる獅子舞など美篶地区の伝統行事について調べたことを発表しました。
美篶小では、学校目標の「本気、根気、和気、元気」を胸に、様々なことに取り組んでいってほしい」と話していました。 -
南箕輪村 来年度保育園入園希望者数3園で定員超え
南箕輪村は来年度の入園希望者数が、定員を超えている南部、中部、南原の3つの保育園について、定員を増やす条例改正案を3月議会に提出します。
定員を越えているのは、南部保育園と中部保育園、南原保育園の3園です。
南部保育園は、定員130人に対し、18人多い148人、中部保育園は定員160人に対し177人、南原 保育園は定員100人に対し118人となる見込みです。
この為、村では南部保育園を20人、中部保育園と南原保育園の定員をそれぞれ10人ずつ増やす条例の改正案を、3月議会に提出します。
村では、「年間の人口推移や、出生状況などから、園舎の増改築などについて検討していく」ということです。 -
中尾歌舞伎保存会が熱演
伊那谷で伝統芸能を継承している団体が集う信州農村歌舞伎祭が12日伊那市の県伊那文化会館で開かれ、見せ場になるとおひねりや声援が飛んでいました。
今回は、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会、下伊那郡大鹿村の大鹿こども歌舞伎、下伊那郡下條村の下條歌舞伎保存会の3団体が公演しました。
このうち、中尾歌舞伎保存会は、去年の秋季公演でも演じた「恋女房染分手綱、重の井子別れの段」を演じました。
母と子が名乗ることもできずに別れていくシーンになると、会場からはおひねりが飛び、拍手がおきていました。
お昼をはさみ、映画大鹿村騒動記で全国的に注目を集めた大鹿村からは、大鹿中学校の1年生5人が出演し、夫婦愛を描いた「壺坂霊験記 沢市住家の段」を演じました。
精一杯演じる中学生に会場からは、拍手や声援が寄せられていました。 -
伊那西高校芸術フェスティバル 10日から
伊那西高校の生徒が制作した美術作品などを展示する芸術フェスティバルが、伊那市のかんてんぱぱホールで10日から開かれます。
会場には、美術と書道の選択授業やクラブ、折り紙工芸クラブなどの作品あわせて180点ほどが並んでいます。
この展覧会は、美術・書道を選択した生徒の卒業記念として始まりました。
5年目の今年、内容をさらに充実させていこうと、名称を芸術フェスティバルに変更し、2、3年生の作品を展示しました。
今年は、写真クラブが初参加し、県展に出品した10作品を展示しました。
2年生が家庭総合学習で取り組んだ手作り絵本も展示しています。
伊那西高校では、高校生らしい大胆で完成豊かな作品がそろっているとして、来場を呼び掛けています。
芸術フェスティバルは10日(金)から13日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれます。
11日と12日は箏や吹奏楽クラブの演奏、茶華道クラブによるお茶席、12日には音楽大学に通う卒業生のフルート演奏が予定されています。 -
ネクスト・信州新世代アーティスト展
長野県の若手芸術家支援事業、ネクスト・信州新世代のアーティスト展が、伊那文化会館で、10日から始まります。
長野県は、2010年度から、若手芸術家を支援するため、長野県にゆかりのある、プロ・あるいはプロの芸術家を目指す30代までの若手芸術家を対象に、発表の場を提供するなどの活動をしています。
長野市のホクト文化ホールと、伊那文化会館を会場に展示会が開かれていて、今年は5人の作家が作品を出品しました。
1975年長野市で生まれた陶芸の本間友幸さん、
1979年安曇野市で生まれた鍛金の中嶋明希さん、
1972年上水内郡信濃町で生まれた版画の中村眞美子さん、
1984年現在の佐久市で生まれたメディア・アートの金箱淳一さん、1973年南佐久郡小海町で生まれたアニメーションの新海 誠さんの作品が展示されています。
伊那文化会館では、「今を伝える新しい美術を新発見できる展示会」と話し多くの来場を呼びかけています。
この、信州新世代のアーティスト展は、26日(日)まで、伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。 -
上農高校園芸科学科課題研究発表会
南箕輪村の上伊那農業高校の園芸科学科の3年生が9日、課題研究で学んだ事を発表しました。
9は、園芸科学科の3年生45人ほどが、課題研究の成果を発表しました。
発表会は、3年間の学習の成果を発表しようと毎年行われています。
園芸科学科には、鑑賞植物コース、植物育種コース、食用植物コースがあります。
きゅうりの自根苗と接木苗との生育を比較したグループは、接木苗のほうが、種から育てた自根苗よりも、収穫本数が多かったと報告しました。
接ぎ木苗は、生徒たちが、カボチャの台木にキュウリの穂木を挿して栽培しました。
生徒達は、「接ぎ木苗は、生育・収穫面で効果があるが、自宅で育てるには、自根苗でも問題ない」とまとめていました。
上伊那農業高校では、16日にも、3年生の各コース代表者による課題研究発表会を、伊那市のいなっせで開く予定です。 -
陶灯あかり展
伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯ロビーで、陶器でできたランプシェード「陶灯」の作品展が開かれています。
会場には、「陶灯」と呼ばれる陶器でできたランプシェード27点が並んでいます。
展示をしているのは、南箕輪村南原の飯島英之さんと、大泉の清水信衛さんです。
飯島さんは陶芸歴12年ほどで、今回は16点を展示しました。
清水さんは陶芸歴20年ほどで、今回は11点を展示しました。
陶灯の展示会は、飯島さんが南箕輪村内で始めたもので、清水さんは第2回展から参加し、2人での展示は今回で8回目です。
作品は、暖かい心なごむ幻想的な光を放つのが特徴ということです。
この陶灯「あかり」展は2月末まで、伊那市のみはらしの湯ロビーで開かれています。 -
公立高校前期選抜試験実施
公立高校の前期選抜試験が8日、県内一斉に行われました。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、午前8時すぎから受験生が次々と試験会場に向かっていました。
前期選抜の実施は昨年度から各校の判断になっていて、上伊那8校のうち、伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、赤穂高校の普通科では実施していません。
前期選抜を行った上伊那農業高校は各科募集定員が20人で、倍率は生産環境科が1.6倍、園芸科学科が2・15倍、生物科学科が2・65倍、緑地創造科が2.05倍となっています。
公立高校前期選抜試験の合格発表は15日(水)に行われます。 -
高遠高校生徒 保育園でパネルシアター披露
伊那市の高遠高校福祉コースの生徒は、園児のために制作したパネルシアターなどを6日、高遠第一保育園で披露しました。
6日は、生徒5人が保育園を訪れ、この日のために制作したパネルシアターを披露しました。
福祉コースでは、コミュニケーションの取り方について学ぼうと、年に2回実習を行っています。
生徒達は、絵本を題材に絵を描き、発表の練習を重ねてきました。
クイズを織り交ぜながらの発表に、園児らは最後まで見入っていました。
高遠高校では、「保育士も介護福祉士もコミュニケーションの取り方には通じるものがある。将来の夢に向け、学んでいってほしい」と話していました。 -
伊那小学校公開学習指導研究会
総合学習や総合活動を中核にした教育に取り組んでいる伊那市の伊那小学校で、公開学習指導研究会が4日開かれました。
県内外から600人を超える小中学校の教諭や大学生らが訪れ、授業の様子を見学しました。
伊那小学校では、30年以上前から総合学習を行っています。
公開学習指導研究会は、児童の姿や学習指導の様子から、見学に訪れた人たちと共に教育のあり方を探ろうと開かれていて、今回で33回目です。
5年勇組では、風力発電をしようと活動していて、児童がグループごとに風車を作っていました。
3年順組では、飼育しているアイガモとの思い出作品作りで、アイガモの卵の殻などを使ってモザイク画を作っていました。
訪れた教諭らは、児童の取り組みの様子をカメラで撮影したり、メモを取るなどして見学していました。 -
公立高校前期選抜の入学志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校前期選抜の入学志願者数を3日発表しました。
全県の高校志願者数は、2万762人で、うち35%にあたる7,272人が前期選抜に出願しました。
全県の全日制の倍率は1.58倍で、上伊那農業高校の生物科学科が2.65倍、赤穂高校の商業科が2.3倍と高い倍率となっています。
辰野高校は、普通科志願者数64人で、1.33倍、商業科は32人で1.6倍となっています。 -
箕輪北小で来入児1日入学
箕輪町の箕輪北小学校で2日、来年度入学する保育園児の1日入学が行われました。
2日は、沢保育園と長田保育園を中心に、来年度、箕輪北小学校に入学を予定している65人ほどの園児が訪れました。
これは、小学校がどんなところか体験してもらうために開かれています。
園児は、1年生に似顔絵を描いてもらったり、お店やさんごっこなどをして遊びました。 -
伊那北高校理数科課題研究発表会
伊那市の伊那北高校で、理数科の2年生による課題研究発表会が28日、開かれました。
伊那北高校の理数科では、毎年2年生が理科・数学の分野から興味、関心のある課題について1年かけて研究をしています。
理数科の生徒40人が7つの班に分かれ、放課後や夏休みなどを利用して研究してきたもので、今日はその成果を発表しました。
このうち地学班は、火山灰から見る上伊那の地層について発表しました。
地学班は、「上伊那の地形は地震断層によるものである」との仮説を立て、伊那市西町、南箕輪村田畑など4地点の火山灰の分布を調べました。
その結果、4つの地点で同じ堆積物が同じ順序で現れ、これは地震断層の特徴を示していることを説明しました。
生徒は、「上伊那の地形は地震断層によるものである可能性がある」と考察を述べていました。
伊那北高校では、「研究を通して地道な研究の大切さ、創造的、発展的な部分を培ってほしい」と話していました。 -
高遠第2第3保育園手づくりの木のコマで遊ぶ
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児達は31日、手作りの木のおもちゃで遊びました。
31日は、年長から未満児までの園児27人が、木のコマで遊びました。
保育園の近くに住む大工の丸山義貞さんが、子ども達に木のおもちゃの良さを知ってもらおうと企画しました。
丸山さんは、穴の開いた丸い木に紐を通して回すおもちゃを紹介しました。
最初はうまく回らなかった園児たちは、丸山さんにコツを教わると、5分ほどで全員が回せるようになりました。
高遠第2第3保育園の唐澤はる代園長は「プラスチックのおもちゃが増える中、自然の素材に触れることができ、とてもいい機会になった」と感謝していました。 -
学校リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校では、校舎北側の天然リンクで1・2年生が体育の授業でスケートを楽しんでいます。
27日の伊那市は、最低気温マイナス6.5度と冷え込みました。
西春近北小学校の校舎北側には、空いているスペースを利用して幅8メートル、長さ15メートルの手作りリンクが作られていて、毎年低学年の児童がスケートの授業で使っています。
27日は、1年生33人が、2時間目に体育の授業ですべりました。
スケート初心者がほとんどで、担任から氷の上での立ち方や歩き方を教わりました。
ペンギンのようにとの指導のもと、子どもたちは、おっかなびっくり、必死になって足を前に進めていました。
この学校のリンクを使ったスケートの授業は、2月末頃まで行なわれる予定です。 -
高遠町歴史博物館 火災対応訓練
文化財防火デーの26日、伊那市の高遠町歴史博物館で、火災対応訓練が行われました。
訓練は、博物館の敷地で枝焼きを行っていたところ、風にあおられて、博物館に延焼する危険が生じたとの想定で行なわれました。
職員は手分けをして、非常ベルを鳴らし、119番通報。来館者を避難させ、初期消火に当たっていました。
高遠町歴史博物館には、土器や古文書などの伊那市有形文化財が保管されています。
文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に、法隆寺金堂が炎上し、壁画が焼損してしまったことを契機に定められました。高遠消防署では、毎年、寺など文化財を収容する建物で火災を想定した訓練を行っています。
通報を受けて駆けつけた高遠消防署の署員は、博物館の職員と協力して、文化財を搬出していました。
高遠消防署では、「早期発見・119番通報・初期消火・入館者の避難誘導の4点が重要。いざというときは大きな声を出して、確認して欲しい」と話していました。 -
俳句誌「みすゞ」今年で750号に
俳句雑誌「みすゞ」は、今年の8月号で、昭和21年4月の創刊以来750号を迎えます。
みすゞは、上下伊那を中心にした俳句愛好者でつくるみすゞ俳句会が、会発足と同じ昭和21年4月に第1号を発刊しました。
今年の1月号で743号、8月に750号となります。
伊那市の美篶小学校の宿直室が初めての句会だったことからみすゞの名が付けられたということです。
現在は、60代縲・0代が中心で会員数は、北は北海道から南は九州まで300人を数えます。
22日伊那市内で開かれた新年総会で、みすゞ俳句会を主宰する城取信平さんは、「きずなを大切にして、助け合いながら俳句の道を求めていきたい」と創刊750号を迎えるにあたり新年の抱負を話しました。
750号記念式典は、8月26日、映画ほかいびとの北村皆雄監督の講演も計画されています。 -
高遠高校芸術コース卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、美術専攻と書道専攻の3年生20人の作品およそ40点が展示されています。
卒業制作展は、芸術コースの3年間の集大成として開かれています。
書道専攻の生徒は、掛け軸や額に入れた作品などを出品しました。
美術専攻は、油絵や水彩などの絵画、デッサン、切り絵やイラストを組み合わせた作品などを展示しました。
高校の庭で集めた枝や石を使って森の中の家を作ったという作品もあります。
高遠高校芸術コース卒業制作展は2月2日まで、信州高遠美術館で開かれています。
美術館では22日、音楽専攻の生徒による卒業演奏会が午後1時から開かれる予定です。 -
中学生ロボットコンテスト南信大会
中学生が自作のロボットで技術を競う長野県中学生ロボットコンテスト南信大会が21日、伊那市のいなっせで開かれました。
この大会は県内の中学校に参加を呼び掛けていて、8回目の今年は上伊那から5校、北信から3校の計8校から41チーム58人が出場しました。
競技は、ボールを高さの異なる筒に乗せて得点を競う「N竏池obo部門」と、拾った紙クズの数を競う「授業内部門」の2種目です。
中学生は、それぞれ自慢のロボットを操作して競技に臨んでいました。
大会の結果、N竏池obo部門では、西箕輪中学校の「青空クラブ」が優勝し、最高賞のロボット大賞を受賞しました。
「授業内部門」の優勝は同じく西箕輪中学校の「西箕輪E」でした。