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刑務所で教鞭 角谷さんが講演
松本市の松本少年刑務所内にある中学校で35年間教鞭をとった角谷 敏夫さんが、7日、伊那市で講演しました。
講演は、上伊那・諏訪地区の社会教育指導員や、公民館、企業や学校・PTAなど人権教育に関係する人たちの研修の中で行われました。
講演したのは、松本市の松本少年刑務所内にある中学校・旭町中学校桐分校で35年間教鞭をとった角谷敏夫さんです。
桐分校は日本で唯一の刑務所内の公立中学校です。義務教育を修了しておらず、勉学の意欲の高い受刑者が選ばれてきます。
角谷さんは、中学校を卒業する前日の生徒たちの感想文を紹介しました。
感想文には、「字の読み書きができるようになると人生が変わる。学ぶ事によって人生が変わる」「自分が知らなかったことを知る楽しみに換わるものはない」などと書かれていたということです。
角谷さんは、「分校の生徒たちは、義務教育を修了していないという重荷を背負ってきた。罪を犯した人は当然非難する。しかし、分校でひたすら勉学し、自分の軌道を修正して、まともな道を歩こうとしている彼らは立派だと思う」と話していました。 -
南箕輪中学校3年生 村の農業や観光について学ぶ
南箕輪中学校の3年生は5日、役場を訪れ、村の農業や観光などについて学びました。
5日は、3年生55人が学習テーマごと7つのグループに分かれ、職員から話を聞きました。
南箕輪中では、総合学習として「私たちのふるさと南箕輪」をテーマに、自分達の住んでいる地域について学んでいます。
5月の下旬に、村の商工会や役場の職員とパネルディスカッションを行い、村の現状などについて学びました。
5日は、これまでの学習でさらに詳しく知りたい事、疑問に思っていることについて話を聞きました。
このうち、自然環境について学習したグループでは「西天竜幹線水路ができたことにより、村の土地利用はどのようにかわったのか」「自然を守るために1人でもできることはあるか」などと積極的に質問していました。
南箕輪中学校では、「普段の勉強だけでなく地域の事を知り、進路に生かしてほしい」と話していました。 -
南箕輪村南部保育園の園児 大芝高原まつりで使う竹ばちを作る
南箕輪村南部保育園の園児は5日、大芝高原まつりで使う竹ばちを作りました。
5日は、南部保育園の園児およそ30人が、来月20日の大芝高原まつりの踊りで使う竹ばちを作りました。
埋橋美鈴園長から依頼を受けた清水傅之・スさんが、子ども達に指導しながら竹ばちにつける毛糸の部分を作っていきました。
南部保育園では毎年、大芝高原まつりで、年長園児の親子がおまつりパレードにでています。
5日は、80人分、160本の竹ばちを作りました。
清水さんは「子どもたちの一生懸命な姿を見て、今後も何かできることがあればやっていきたいと思う」と話していました。 -
南箕輪村中部保育園の園児 七夕の飾り付け
7月7日の七夕を前に、南箕輪村中部保育園の園児達は5日、七夕の飾り付けをしました。
5日は、中部保育園の年長園児46人が、保育園の近くに住む倉田龍一さん宅を訪れました。
中部保育園では、30年以上前から毎年倉田さんの裏山でとれる笹を譲ってもらい、七夕の飾り付けをしています。
園児達は倉田さんにお礼を言うと、2メートル以上ある大きな笹を肩に担ぎ、保育園までのおよそ10分の道のりを歩きました。
保育園に戻ると、それぞれ願いを書いた短冊などを飾り付けていきました。
中部保育園では、7日に七夕集会を予定しています。 -
高遠高校と日本福祉大 連携協定締結
伊那市の高遠高校と、愛知県の日本福祉大学は、相互の教育活動の連携強化や、地域社会の担い手を育む事を目的に、4日、連携協定を締結しました。
4日は伊那市役所で調印式が行われました。
協定は、高遠高校の情報ビジネスコースと、日本福祉大学の経済学部で結ばれ、式では、高遠高校の丸山富永校長と、日本福祉大学の加藤幸雄学長が協定書を取り交わしました。
また、高遠高校振興会を交え、3者による覚書が取り交わされました。
両校の交流は、2009年に、日本福祉大学の学生が、高遠町について調査した事がきっかけとなり、スタートしました。
高遠高校では、年齢の近い、大学生から行動や考え方などを学ぶ事を期待しています。
日本福祉大では、実習を通し教室で得られない、現場で生きる力を身につけてもらいたいとしています。
両校では、単に、高校と大学の連携だけでなく、それぞれの地元の支援を得ながら、今回の協定を地域振興につなげたいと考えています。
高遠高校の丸山校長は「大学生と共に、高校生が地域に貢献している気持ちを育み、社会生活に前向きになれば」と話していました。
今年度、高遠高校の生徒は、大学生のサポートを受け「高遠町再発見」をテーマに調査研究をしています。
研究のまとめは、11月の日本福祉大学の文化祭で発表される事になっています。 -
美篶小で音楽会
伊那市の美篶小学校で1日音楽会が開かれ、児童たちが練習の成果を披露しました。
音楽会には、保護者らもかけつけ、わが子の演奏をビデオカメラなどに収めていました。
児童たちは、振り付けや曲に合わせた演出で、会場を楽しませていました。 -
江副行昭さん熔壌ガラス展
伊那市長谷のガラス工芸家、江副行昭さんの熔壌ガラス展が30日から、伊那市坂下のはら美術で始まりました。
会場には、熔壌ガラスの花入れやワイングラスなど未発表の作品を中心におよそ100点が展示されています。
熔壌ガラスは、土とガラスを混ぜておよそ1500度の高温で溶かして作られます。
江副さんは、ガラス工芸に携わって55年、高遠に工房を構えて30年が過ぎ、現在は長谷で制作に取り組んでいます。
新作の一つの花入れは、長谷の分杭峠のゼロ磁場の土と広島県の寺院、大聖院のかまどの土を混ぜて溶かした作品です。
今回は新作だけでなく、50年以上前に作られた花入れや、20年以上前に作った熔壌ガラスの作品なども並んでいます。
江副行昭さんの熔壌ガラス展は7月5日まで、伊那市のはら美術で開かれています。 -
池坊巡回講座 華道の技と精神学ぶ
華道家元池坊の巡回講座が26日、伊那市のいなっせで開かれました。
池坊は日本の華道の流派で最も歴史があるといわれ、歴史上の記録に記されてから、来年で550年をむかえます。
巡回講座は、池坊の歴史を学び、新しい技術を伝えていこうと本部講師が派遣され、毎年、全国各地で開かれています。
上伊那の会場となったいなっせには、およそ350人の門下生や一般などが集まりました。
講師の池坊中央研究修学院 研究員の島津範好さんは「美意識は人それぞれに違うもの。自分の感性を大切にする事」と話し、「華道は、繰り返し練習をし、手で覚える事が大切」とアドバイスしていました。 -
高遠小児童ミクロネシアの子ども達と交流
太平洋の島国、ミクロネシア連邦の子供達が、27日、伊那市の高遠小学校を訪れ、児童と交流をしました。
高遠小を訪れたのは、ミクロネシア連邦の9歳から14歳の子供達、19人です。
今回の交流は、国立信州高遠青少年自然の家を運営する独立行政法人青少年教育振興機構が進める国際交流事業の一環として行われました。
このうち、高遠小6年生との交流会では、習字を体験しました。
教えたのは高遠小の6年生です。
かたことの英語で、コミュニケーションをとりながら、筆の使い方などアドバイスしていました。
あるミクロネシア子どもは「習字はとても楽しい。島に帰ってもやりたいです」と話していました。
高遠小の児童は「言葉は通じないが、良い交流ができたと思います」と話していました。
交流会では他に、高遠小とミクロネシアの子供達が、それぞれの地域に伝わる踊りを披露し、お互いの文化にふれ合っていました。
ミクロネシアの子供たちは、27日、東京へ移動し、30日に帰国する予定です。 -
第5回信州伊那高遠の四季展 来年7月28日開催
来年7月28日から全国公募の絵画展「第5回信州伊那高遠の四季展」が開かれます。
27日は、伊那市役所で「信州伊那高遠の四季展」の初めての実行委員会が開かれました。
実行委員長には伊那市美術館協議会会長の登内孝さんが選ばれました。
信州伊那高遠の四季展は、芸術文化の振興と市の活性化を目的に、平成12年から3年に1回開いているものです。
信州高遠美術館やいなっせなど市内6か所で展示を予定しています。
今年は新たに、洋画家で東京芸術大学名誉教授の大沼映夫さんを審査員に加えます。
27日行われた実行委員会では「開催期間中は夏山シーズンの最盛期の為、長谷の仙流荘を会場に加えてみてはどうか」などの意見がだされていました。
作品の募集は来年3月からの1か月間で、6月に審査会、開催期間は7月28日から9月2日までを予定しています。 -
第52回弥生祭 開催
伊那弥生ヶ丘高校の第52回弥生祭が、24日から、始まりました。
24日は、ダンスや劇などで各クラスが団結力を競う、クラスパフォーマンスが行われました。
弥生ヶ丘高校は、今年で創立100周年を迎えます。
100年間の歴史に新たな笑顔の1ページを刻めるよう、今年の弥生祭のテーマを「Special YAYOI Smile for 100 Years」としました。
クラスパフォーマンスでは、お揃いのTシャツや衣装を身にまとい、この日に向け練習してきた踊りを披露していました。
弥生祭では、100周年企画として、弥生ヶ丘高校のOBやOG、来場者の写真を使って校章をモチーフにしたモザイク画を作成します。
完成したモザイク画は、10月8日の100周年記念式典で披露するということです。
伊那弥生ヶ丘高校の第52回弥生祭は、25日と26日に、一般公開が行われます。 -
箕輪写友会写真展
箕輪町の写真愛好者でつくる箕輪写友会の写真展が、町文化センターで開かれています。
会場には会員15人の作品29点が並んでいます。
箕輪写友会は、箕輪町在住あるいは箕輪町に勤務している写真愛好者で作る会で、発足して10年になります。
毎年この時期に写真展を開いていて、今回で15回目です。
テーマは特になく、それぞれが好きな題材を撮影しているということです。
中には中国で撮影したものや、沖縄で撮影した写真もあります。
会場には、四季折々の花々や風景の写真が並んでいます。
会場を訪れた女性は、「毎回展示を見に来ている。それぞれの個性に特徴があって楽しい」と話していました。
この箕輪写友会の写真展は、26日(日)まで、箕輪町文化センターで開かれています。 -
オペラ春香プレコンサート
来年6月に上演が予定されているオペラ「春香」の公演1年前イベント、プレコンサートが19日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
プレコンサートでは、来年6月に上演されるオペラ「春香」の一部が披露されました。
オペラ「春香」は、伊那市の名誉市民、故高木東六さんが、韓国南原市を舞台にした純愛物語を基に1947年に作曲しました。
64年ぶりの上演で、音楽愛好家のグループ「手づくりの音楽会」が準備を進めています。
プレコンサートでは、合唱団や舞踊団が作品の一部を本番さながらに演じました。
手づくりの演奏会、オペラ「春香」は来年6月3日、伊那市の伊那文化会館で上演を予定しています。 -
磐城流つまみ絵展 21日まで
折った布を貼り合わせて作る「つまみ絵」の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、上伊那のつまみ絵愛好家で作る朱千恵会のメンバーの作品およそ140点が並んでいます。
つまみ絵は、染色した絹の布をピンセットで折って貼り合わせるもので、細かい作品では、千枚以上の布を使うということです。
作品づくりは、長い時で3か月近くかかるということで、今回朱千恵会が作品展を開くのは4年ぶりになります。
講師の伊井島美千恵さんは「同じ花でも作る人の感性によってまったく違うものができる。ぜひ会場に足を運んで違いを確かめてほしい」と話していました。
朱千恵会のつまみ絵展は、21日火曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
東京芸術大学の学生が中学生に楽器指導
伊沢修二の縁で伊那市と交流のある東京芸術大学の学生が18日、市内の中学校で楽器の指導を行いました。
この日は、芸大の学生35人が市内の中学校3校で楽器の指導を行いました。
このうち伊那中学校では、13人の学生が吹奏楽部の生徒を指導しました。
交流は、伊那市高遠町出身の伊沢修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で始まったもので、学生らは楽器指導のほか、秋に伊那市で開かれる記念音楽祭で演奏を披露しています。
この日は14パートに分かれて指導が行われ、打楽器のパートでは、自分の中で一定のリズムがキープできるようにと、足踏みや手拍子で練習していました。
ある中学生は「普段の練習ではわからない細かい部分まで教えてもらうことができるのでとても勉強になる」と話していました。
伊那中吹奏楽部副顧問の丸野悟教諭は「技術の高い学生から直接教えてもらうことができ、子ども達にとってはとても勉強になる機会」と話していました。
楽器の指導は市内の中学校2校を対象に19日にも行われる予定です。 -
宇宙の学校 伊那で開校
科学の不思議や面白さを親子で体験するプログラム「宇宙の学校」が18日、伊那市で開かれました。
伊那市武道館で開かれた宇宙の学校には、市内の小学1年生から4年生までの親子72組、156人が参加し、熱気球を作りました。
宇宙の学校は、身の回りで起こる、子ども達が不思議に思う現象などを親子で観察、実験し解決を探るプログラムです。
NPO法人子ども・宇宙・未来の会の事業で、今回、伊那市の創造館が連携して行います。
今回は、親子で熱気球を作り、空気が温まると軽くなり上昇することを体験しました。
宇宙の学校は来年3月まで開かれ、飛ぶ種を探したり、風で動くおもちゃを作るなど親子で観察や実験を行います。 -
北原勝史さん個展
伊那市高遠町山室の洋画家、北原勝史さんの個展が16日から、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
会場には野に咲く花、人物、静物などを描いた作品およそ80点が展示されています。
北原さんは、国画会会員として活躍していて、地元では県展の審査員などを務めています。
今回の個展は、ここ2、3年に制作した小品を中心に展示しています。
題材の多くは花で、最近は朝顔を気に入って描いているということです。
近作が多い中で、30年近く前に県展で知事賞を受賞した「誕生」という作品も展示されています。
これは、長女が生まれた記念に描いた思い入れの強い作品ということです。
北原勝史さんの個展は21日(火)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 -
「歌のワ」 3年ぶりコンサート
伊那市の合唱サークル「歌のワ」が11日、3年ぶりのコンサートをいなっせで開きました。
「歌のワ」は伊那公民館で活動している合唱サークルで、コンサートは3年ぶり、3回目です。
会員はおよそ100人という大所帯で、伊那市を中心に近隣市町村から集まっています。
コンサートには70人が出演し、この日のために練習を重ねてきた童謡などを次々と披露しました。
今回は、駒ヶ根市の合唱サークル、駒ヶ根童唱会「赤とんぼ」が賛助出演し、7曲を歌いました。
プログラムの中には、「歌のワ」のメンバーと観客が一緒に歌う曲もあり、会場が一体となって歌声を響かせていました。 -
宮崎守旦さん 作陶展
伊那市高遠町在住の陶芸家、宮崎守旦さんの作陶展が、10日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、茶わんや皿などおよそ100点が展示されています。
宮崎さんは、東京都青梅市出身で、1999年に高遠町芝平に移住し、制作活動をしています。
会場には、瓶を縦に割った形の皿や、色の違う3種類の土を重ね合わせて作った皿など、宮崎さんのこだわりの作品が並べられています。
宮崎さんは、「焼物の原点は造形の自由さ。童心に帰って自由に作ることを心がけています」と話していました。
宮崎守旦さんの作陶展は、19日、日曜日まで開かれています -
ミヤマシロチョウのエサ メギの木植樹
伊那市の高遠小学校と高遠北小学校の児童は8日、入笠山で、県の天然記念物ミヤマシロチョウのエサとなるメギの木を植えました。
この日は、高遠小と高遠北小の4年生50人が、伊那市の入笠山でメギの苗木を植えました。
これは、氷河期から生存し生きた化石ともいわれる貴重なミヤマシロチョウを保護しようと、H15年から毎年行われています。
児童らは、10センチほどの穴を掘ると根を傷つけないよう丁寧に植えていきました。
指導した県自然観察インストラクターの征矢哲雄さんによりますと、昭和20年頃までは入笠山で沢山のミヤマシロチョウをみる事ができましたが、乱獲やメギの木の減少によりH15年には数匹しか確認できなかったという事です。
メギの木は高さ80センチ程まで成長すれば、蝶が卵を産み幼虫が葉を食べることができるという事で、この日植えた苗木がそうなるには、10年ほどかかるという事です。 -
高校生を対象にした実務研修会
長野県伊那建設事務所などは、建設技術者を育成しようと、高校生を対象にした実務研修会を10日、伊那市福島の建設工事現場で開きました。
実務研修会には、上伊那農業高校緑地工学科土木コースの3年生21人が参加しました。
研修会は、伊那建設事務所と建設業協会伊那支部が、高校生に実際の現場を体験してもらおうと今回初めて開いたものです。
最初に、公共工事の基礎知識について学んだ生徒達は、現場で道路の側溝を設置するための測量を行いました。
生徒達は、建設業者から指導を受けながら、計画図面にあわせ正確に位置を割り出していました。
その後、割り出した場所に目印となる木の杭を立てていました。
研修会は、全部で3回を予定していて、測量に重点をおいた実習などを行っていくということです。 -
緑ヶ丘敬愛幼稚園 認定子ども園
伊那市狐島の緑ヶ丘敬愛幼稚園は、未満児の保育を行うことができる子ども園として、上伊那で初めて認定を受けました。
9日は、園庭で認定子ども園の開園式が行われました。
開園式では、風船が飛ばされたほか、鼓笛隊が演奏を披露しました。
幼稚園では0歳から2歳の未満児は預かることができませんが、県から子ども園の認定を受けると、未満児の保育を行うことができます。
緑ヶ丘敬愛幼稚園では、今年4月1日から幼稚園と保育園が一体となった幼保連携型のこども園に認定され、0歳から2歳の未満児11人を受け入れています。
式典の中で宮原 光生理事長は、「安心安全な環境を整え、健やかな子どもの育ちを支援したい」と挨拶しました。
来賓の挨拶で白鳥孝伊那市長は、「幼稚園でも未満児を預かっていただける事は大変ありがたい。」と挨拶しました。
園では、認定を受けるため、県と市の補助を受けて0歳から2歳を預かる部屋のほか給食室を増築しました。
また、新たに保育士を4人雇用しています。
子ども園の認定を受けたことで、これまで午前10時縲・時半だった預かり時間を午前7時半から午後7時まで延長することができるようになりました。
幼保連携型の子ども園の認定は、上伊那では初となっています。 -
長野県公衆衛生専門学校の2年生 園児達に歯のブラッシング指導
長野県公衆衛生専門学校の2年生が7日、竜西保育園を訪れ園児達に歯のブラッシング指導を行いました。
7日は、2年生17人が竜西保育園を訪れ、園児およそ60人に歯のブラッシングを指導しました。
これは、6月4日から10日までの歯の衛生週間にあわせ行われたもので、保育園での指導は今回初めてです。
学生らは、園児達に分かりやすいように歯の模型を使いながら、全ての歯に歯ブラシがあたるように持ち方や磨き方を指導しました。
長野県公衆衛生専門学校の上浦環教諭は「小さいうちから正しいブラッシング方法を身に付け、歯を大切にしてほしい」と話していました。 -
食材提供の地元農家に感謝
手良小学校では給食の食材を提供してくれている地元農家を招いて共に給食を食べ、感謝の気持ちを伝えています。
これは食材を提供してくれている地元農家と交流することで、食の大切さを学び、感謝の気持ちを育もうと行われているものです。
8日は、伊那市手良の農業、池上義博さん、みどりさん夫妻が招待され、児童らとともに給食を味わいました。
8日のメニューにも池上さん夫妻がつくったアスパラガスが使われていました。
児童らは、池上さん夫妻と楽しそうに話をしながら、給食を食べていました。
手良小にはおよそ10戸の農家が食材を届けています。
8日は栄養士が農家の様子を写したビデオが給食の時間に放映されていました。
手良小では、地元農家と児童が触れ合うことで、食の大切さについて理解を深めてもらいたいと話しています。 -
伊那中学校で袋式トイレの使い方の説明会
6月20日に西駒ヶ岳への集団登山を予定している伊那中学校で7日、袋式トイレの使い方の説明会が開かれました。
説明会は、山の環境保護の取り組みについて生徒達に知ってもらおうと、西駒山荘を管理する伊那市観光協会が開いているものです。
西駒山荘では、山の環境を守ろうと平成13年に袋式のトイレを取り入れています。
7日は、.管理人の宮下拓也さんが伊那中学校に出向き、実際に袋式トイレを見せながら使い方の説明をしました。
宮下さんは「山では水が貴重な資源。その水を汚さないようにすることが大切」と話していました。
説明会は、西駒山荘の利用を予定している中学校を対象に6月27日まで開かれます。 -
伊那美術展 力作並ぶ
伊那美術協会による、伊那美術展が、5日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。
伊那美術展は、伊那美術協会会員の技術の研鑽の場として開かれている他、上伊那地区の高校生以上を対象に公募も行われ、今年で87回目となります。
伊那美術展は日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門で、会員作品162点と、一般と高校生を対象にしたジュニアの入選作品など76点の合計238点が展示されています。
このうち、優秀賞にあたる伊那市長賞に、中山隆文さんの彫刻、「湧いてくる想い」が選ばれました。
作品は、石を磨いて作ったもので、下から上へと湧きあがる想いを表現しています。
また、高校生のジュニア部門では、小松美穂さんの洋画、「キッチン」が大賞に選ばれました。
食器や鍋などを自由に並べ、台所の慌ただしさを、力強く表現した作品です。
伊那美術協会では、「今年は力作、秀作が揃った展覧会。多く人に見てもらいたい」と来場を呼びかけています。
伊那美術展は、12日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。 -
東春近小4年生 カヌー体験
伊那市の東春近小学校の4年生は6日、長谷の美和湖でカヌー体験をしました。
子供たちは、15槽のカヌーに数人ずつ乗り込み、湖に漕ぎ出しました。
東春近小の4年生は、1年前から、総合学習の一環で、カヌーで水辺の観察等を行っています。
今年は、先月から1か月かけ、地元のカヌー愛好家グループや保護者などの協力を得て、カヌー2槽を作りました。
この日は、子供たちが作ったカヌーの初乗りも行われました。
最初は、思うように、カヌーを進める事ができませんでしたが、時間がたつにつれ、パドルを上手に使い、カヌーを進めていました。
子供たちは、今後、長い距離を移動できるよう、美和湖で練習をする計画です。 -
上伊那母親コーラス交歓会
上伊那母親コーラス交歓会が伊那市の伊那文化会館で4日開かれ、18団体が歌声を響かせました。
上伊那母親コーラス交歓会は、各地で活動している団体が日頃の成果を発表し、親睦を深めようと年1回開かれていて今年で38回目です。
4日は上伊那の6市町村から18団体およそ320人が出演しました。
ステージでは、それぞれの団体が2曲から3曲を発表しました。
そろいのステージ衣装に身を包み、会場いっぱいに息の合った歌声を響かせていました。
実行委員長の池上英子さんは、「交歓会に出るために練習を積み重ねてきた団体もあり、このような場でお互いに向上していきたい」と話していました。 -
箕輪中部小で運動会
箕輪町の箕輪中部小学校で4日、旧体育館の工事に伴い例年より時期を早めて運動会が開かれました。
天候に恵まれ、全校児童が紅白に分かれて23の種目を行いました。
箕輪中部小学校は、旧体育館の建て替え工事が行われるため、7月からグラウンドのおよそ半分が利用できなくなります。
このため、例年9月中旬に開いている運動会を、時期を早めて実施しました。
小学校で初めての運動会となる1年生は玉入れ競技を行いました。
児童は籠を目がけて懸命に玉を投げていました。
5、6年生女子の騎馬戦では、敵の帽子を目がけて騎馬がグラウンドを走り回り、攻防が繰り広げられました。
紙で作った兜をかぶった大将対決は迫力ある戦いとなり、児童や保護者から声援が送られていました。 -
まっくん俳句 入賞者表彰式
去年8月から大芝高原の周辺施設などで俳句を集めたまっくん俳句の入賞者表彰式が3日南箕輪村の村民センターで行われました。
まっくん俳句は、今回で2回目で、大芝荘や大芝の湯など4箇所に投句箱を設置するなどして募集しました。
小学生から219句、一般から111句が寄せられ、教育長や公民館長が入賞作品33句を選びました。
3日は、入賞者一人一人に賞状などが手渡されました。
まっくん句友会代表の荻原文博さんは、「上達するには、続けていくことが大事。特に小学生の形にこだわらない新しい感覚を感じることができてうれしい」と話ました。
唐木一直村長は、「俳句で文化活動がさらに高まって欲しい。文化の香り高い村になるようみがきをかけて行って欲しい」とあいさつしました。
最高賞の村長賞は、南箕輪村の林あい子さんの「夜半に覚め母まぼろしの天の川」が選ばれています。