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都道府県対抗男子駅伝で活躍・千葉健太君を表彰
箕輪町は、第11回全国都道府県対抗男子駅伝(1月22日)で3連覇した長野県チームの選手として活躍した箕輪中学校3年の千葉健太君(15)をたたえて表彰。このほど記念に腕時計を贈った。
同駅伝に箕輪町から同大会に出場した県代表選手は一般を含めて千葉君が初めて。大会は、広島市平和記念公園前を発着点に、7区間48キロであり、千葉君は6区(3キロ)を自己ベストの8分47秒、区間2位の力走でチームの優勝に貢献した。
1位でタスキを受け取り、順位をキープしてアンカーにつなぎ、「予想通りのレース展開だったから落ち着いて走って、少しでも早くタスキをつなぎたかった」「満点の走りでした」と笑顔で話した。
平沢豊満町長は「世界に通じるランナーになってもらいたい」と今後の活躍に期待。千葉君も「これを励みに今後も各種大会でいい記録をだしたい」と飛躍を誓い、「高校では駅伝日本一、大学でも箱根駅伝に出場したい」と新たな目標に目を輝かせた。 -
パラリンピック出場選手を激励
駒ケ根ロータリークラブ(堀内照夫会長)は6日、トリノパラリンピックのアイスホッケーに出場する竹内俊文さん(29)=駒ケ根市赤穂北割一区=を駒ケ根商工会館で開いた第2401回例会に招き、大会での健闘を祈って激励金5万円を贈った=写真。竹内さんは「パラリンピックは3回目。今回は熱の入った練習もできているので、何としても『金』を取る。大会後にメダルをかけて皆さんに報告に来られるよう頑張りたい」と決意を述べ、会員らの喝采を浴びた。
竹内さんは長野市での長期合宿練習などを経て31日にトリノに向けて出発。11日の初戦スウェーデン戦に出場する。 -
公民館スキー教室
宮田村公民館のスキー教室は4日、伊那市の伊那スキーリゾートで開いた。小学生を中心に約60人が参加。村スキークラブ(唐木好昭会長)の会員13人が、レベルにあわせて懇切丁寧に指導した。
初心者から上級者まで、5人1組程度に分かれてマンツーマン指導。初めてスキー板を履く子どもたちも多かったが、メキメキ上達し、雪の感触を楽しんでいた。
同クラブは3月12日に蓼科にあるエコーバレースキー場へ日帰りスキーツアーを企画。参加者を募集している。問い合わせは同公民館85・2314まで。 -
女子サッカー全国大会出場
駒ケ根市町二区の竹村瑠偉さん(12)=赤穂東小学校6年生=が所属する女子サッカーチーム「茅野ビエントレオナ」が北信越大会に優勝し、全国ガールズ8サッカーフェスティバル・第12回Jビレッジなでしこカップ(10縲・2日、福島県)への出場を決めた。2日、竹村さんが駒ケ根市役所を訪れ、中原稲雄教育長の激励を受けた。フォワードの竹村さんは「みんなと協力して優勝したい。私は1試合に1点取りたい」と決意を述べた。
竹村さんはサッカー好きの両親の影響で小学1年から男子に交じってスポーツ少年団でサッカーを始めた。05年からは監督に誘われて現在の所属チームに入団。週2回、放課後に茅野市まで電車などで通って練習や試合をこなしている。自宅に戻るのは11寺過ぎになるが「嫌になったことはない」と断言するサッカー大好き少女。名前の文字も、ブラジルから帰化して日本代表になったラモス瑠偉選手にあやかって両親が名付けたという。
大会は12歳以下の女子による8人制サッカーでコートは通常の約半分。15縲・0分ハーフで争われる。同チームは今回が初の出場。 -
「嬉しさ」と同時に来年は勝ちたい気持ちが 「氷上トライアスロン小海大会」で総合3位
全国各地から185人が参加した、スキー、ランニング、スケートの3種目を戦う「第17回氷上トライアスロン小海大会」(1月29日・小海町、松原湖高原)に初参加し、総合3位の栄冠を手にした。以前から出場したい竏窒ニ願っていた大会。忘れられない、高校生活最後の思い出となった。
小海リエックス・スキーバレーの中腹から、約300メートルの坂をスキーで登り切ると、そのままゲレンデ3キロを滑走。その後、松原湖高原スケートセンターまでの一般道を利用した16キロを走り、リンクを25周(10キロ)して順位を競った。
「走るだけ、スキーだけと、何か一つができるというわけではなかったが、トライアスロンみたいな総合力を試す大会ならいける」と初参加。スキーは小学生以来だったが、野球部で鍛えた体力と、保育園から始めて培ったスケート技術で、上位を獲得。スケートについては24分23秒で1位だった。
出場資格は高校生以上。本年は17竏・4歳の男女が出場し、39歳の男性が優勝した。「若さを生かして1位を狙っていたが、なかなかの強者(つわもの)ぞろいで手ごわかった」と感想。3位獲得については「嬉しい」と感じたというが、同時に来年は勝ちたいという気持ちがふつふつとわき上がったという。
◇ ◇
学校では林業について熱心に勉強する。昨年2月には、国土緑化推進機構が主催する「林業専攻高校生国際交流会」でインドネシアを訪れた。海外旅行の経験もなかったし、日本の森林と違った外国の熱帯林を見たい竏窒ニ参加を熱望した。
6日間の日程で、地元高校生との交流をはじめ、津波被害と植林の連携、熱帯林の現状把握などについて学習。「外国のいろんな林業を一度に学ぶことは大変だと思った。まずは、日本の林業をしっかり勉強したい」というのが、率直な感想だった。
今春から岐阜県にある林業の専門学校へ進学する。高校では基礎的な部分しか学んでいなかったので、より専門的な学習のなかで、将来就く適職を見つけていきたいという。「学校へいくのが楽しみ。林業についてすみからすみまで学びたい」と期待に満ち溢れている。
4月からは親元を離れ、一人暮し。さまざまな苦労が待っているが、競技場を山林に置き変え、活躍する姿が目に浮かぶ。
4人兄弟の長男。実家で父、母、妹と4人暮らし。 -
体育指導員研修会
上伊那体育指導委員連絡協議会は28日、全体研修会を宮田村民会館で開いた。100人の指導員のうち70人ほどが出席。本紙連載でもおなじみ身体機能改善トレーニング公認A級指導士の山岸洋子さんを講師に迎え、無理な負担をかけずに身体機能を回復させる「頑張っている人のがんばらない体操」に取り組んだ。
同協議会は年に2回研修を実施。各地の指導員が一堂に集まって講習会などを開き、指導力の向上を図っている。
スポーツマン揃いの指導員だが、この日の山岸さんの指導は・ス目からウロコが落ちた・ス様子で熱心に受講。
自分の体に真摯に目を向け、意識することで、体が軽くなり、運動機能がスムーズになることを体感していた。 -
宮田中の新谷さん、スピードスケート全国上位進出目指す
2月5日に北海道釧路市で開幕するスピードスケートの全国中学総合体育大会(全中)に、宮田村宮田中学校3年の新谷千布美さん(15)が短距離2種目で出場する。課題のスタート、その後の加速力に磨きをかけ、滑りにくい北海道の氷に対応する秘策も練ってきた。3年間最後の大舞台で、上位進出を狙う。
昨年決勝に進出した500メートルと、1000メートルにエントリー。「集中している」とコンディションも上向きだ。
寒さの影響で釧路の氷の質は、長野に比べて滑りが悪い。父親でコーチの純夫さんの指導で、会場の状況に応じた練習メニューも取り入れた。
今月初めの県予選は不本意な記録で、500メートル8位、1000メートル13位という結果に終わった。3年連続で全中出場の切符は手にしたが、練習時の好調さを本番に出せない歯がゆさも残った。
本来ならばスタートから100メートルまで10秒台の力を持つ。しかし、大会になると、1秒近く遅くなる時も。特に20メートルまでのダッシュが課題で、県予選後も調整を続けてきた。
「もう緊張とか言い訳にできない。やるしかない」。今までの集大成の気持ちで大会に臨む。 -
強く潔い剣士へ決意新たに
伊那剣心館(田中宏明会長)の第22回鏡開きが29日、伊那市の伊那北地域活性化センター・きたっせであった。胴着姿の子どもたちや保護者ら約100人が集まった。
田中会長は「剣道は礼に始まり、礼に終わる。その礼には感謝の気持ちを込めること。その気持ちを持って本年度も皆で頑張っていきましょう」とあいさつ。クラブ員代表の唐木隼人君が「強く潔い剣士になれるよう目標を持って、けいこに励む」と誓いの言葉を述べた。
田中会長とクラブ員3人が掛け声とともに用意された鏡もちを引っ張りあって割り、一年間の円満を祈った。全員で面やこてなどの素振りをして、気持ちを新たにし、祝宴でビンゴゲームなども楽しんだ。
伊那剣心館は小学生から中学生までを対象に、伊那市の武道館を中心に週2回のけいこを展開。各種大会へも出場し、好成績を収めている。 -
駒ヶ根市キンボール大会
第5回駒ヶ根市キンボール大会が29日、同市民体育館で開かれた。一般、ジュニアの2部門で23チーム、160人が出場し、今注目のニュースポーツに親しんだ。
14チームが参加した一般の部は、熟練者も多くレベルの高い争いに。キンボール愛好会Bが優勝した。
9チームによるジュニアの部も、子どもたちが大きなボールを床に落とさないように、フィールドを駆けまわった。最強初心者軍団が制した。
上位の結果は次の通り。
【一般の部】(1)キンボール愛好会B(2)おけらでチョキ(3)キンボール愛好会Z
【ジュニアの部】(1)最強初心者軍団(2)おけらjr(3)MMNY -
リトルシニア「伊那ファイターズ」 努力たたえ今後にエール
中学生の硬式野球チームとして、全日本リトル野球協会シニア信越連盟伊那リーグに所属する「伊那ファイターズ」は28日、第25期生19人の卒団式を箕輪町の伊那プリンスホテルで開いた。保護者や在籍団員ら約100人が集まり、卒団生を盛大に送り出した。
登内英夫代表、宮下一郎顧問らのあいさつの後、三澤良男監督は19人一人ひとりの名前を挙げ「入団当時は足が遅くて、動きも鈍かったが、努力でレギュラーを勝ち取った」「チームで体が一番小さく、けがにも悩まされたが、皆の信頼は大きかった」などと、それぞれの努力をたたえ、今後の野球人生へのエールを贈った。
25期生主将の近藤俊文君は「3年間の思い出が鮮明の思い出される。ファイターズの名前に恥じないよう、高校野球でも頑張っていきたい」と話した。
伊那ファイターズは上伊那全域の中学1年生から3年生までが在籍。毎週土・日曜日に南箕輪村南原のルビコングラウンドで練習に励み、04年度は信越連盟秋季大会でベスト8の成績を収めている。 -
バスケットボール女子日本公式戦伊那市で
バスケットボール女子日本リーグの公式戦「第7回Wリーグ伊那大会」が22日、伊那市の勤労者福祉センター体育館であり、山梨県の「甲府クィーンビーズ」と愛知県の「アイシン・エイ・ダブリュウィングス」が熱戦を繰り広げた。
甲府クィーンビーズは、上伊那の小中高生を対象とした技術講習会を例年開催しており、その縁で一昨年に引き続き、本年も上伊那での大会開催が実現した。
アイシンは第1クオーターで24対9とクィーンビーズを大きく突き放した。続く第2は、クィーンビーズが22対19でアイシンを抑えたが、3、4クオーターは、アイシンがリード。最終的にはアイシンが89得点をあげ、65得点のクィーンビーズに勝利した。
89得点中31得点をあげたアイシンの・ス口典子は、全日本のキャプテンも務めたオリンピック経験者。慶山真弓、栗原綾子といった強豪も、今回の勝利を支えた。 -
ソフトバレー・伊那リーグ(7)開幕
伊那市を中心としたソフトボール愛好者らで競う、第7回リーグ戦が23日夜、同市の伊那中学校体育館で、50歳以上による「ゴールドの部」を先駆けに開幕した。50歳以下の「ブロンズの部」を含めた2部門で3月初旬まで、熱戦を繰り広げる。伊那体協ソフトバレーボール部主催。
ゴールドの部は6チームが参加。3月6日までの5日間の日程で、1日2試合の総当り戦をする。
開会式で三沢岩視部長は「体のためにはスポーツが大切。年齢はどがえしし、健康づくりのために、けがにだけは気をつけて頑張ってほしい」と激励した。
ブロンズの部は27日に開幕。3月3日までの6日間、12チームが総当り戦を展開する。
会場はすべて伊那中学校体育館。 -
箕輪町親子スケート教室
箕輪町教育委員会主催の親子スケート教室が21、22日、上古田スケート場であった。児童らが寒風吹きすさぶ中で熱心に練習した。
小学3年生までの親子が対象で、保育園児も含め22組51人が参加。子どもたちは初めて滑る初級から上級までの3段階のレベルに分かれ、町スケート部の5人が初歩技術を指導した。
初級の子どもたちはイスや三角コーンなどを支えに氷の上に立つことから始まり、イスなどを押しながら歩いた。上級の子どもたちは、「足を蹴ったら戻す」などの指導に沿って上体を低くし、足の動きや手の振りなどを意識しながら1周240メートルのリンクを何周も滑って練習に励んだ。
スケート初挑戦の加賀智子ちゃん(4つ)は、母親に後ろから抱きかかえて支えてもらいながら歩く練習。「怖くない。面白くていいよ」と笑顔で、練習を催促して楽しんでいた。 -
市民体育祭スケート 小学生ら白熱のレース
第52回伊那市民体育祭スケート競技大会・第28回小学校低学年児童スピードスケート記録会が21日夜、同市ますみヶ丘の伊那西スケート場であった。前年より20人ほど多い、79人が参加し、日ごろの練習の成果を発表した。市、市教育委員会の主催。
幼児から45歳以下の成人男子までがエントリー。300メートル(小学校1年以下)、500メートルの2種目を各学年男女別、園児、高校生男子などの部門で競った。
氷点下3度の厳寒のなか、スケート場には、多くの観客が集合。クラスメートや我が子を応援する熱い声援に、選手たちは白熱したレースを繰り広げた。
結果は次の通り(上位3位に入賞した皆さん)。
【男子】
◇300メートル▼小学1年 (1)橋爪凱(富県)1分00秒27(2)清水紀貴(伊那西)(3)山崎瑠(伊那西)
◇500メートル▼小学2年 (1)小林慶一(伊那西)1分30秒36(2)小池柊平(伊那西)(3)網野幸大(伊那西)▼小学3年 (1)落合恒輝(西箕輪)1分46秒34(2)草田陸(伊那西)(3)網野豊(伊那西)▼小学4年 (1)唐澤恵介(伊那西)1分22秒70(2)大野田真二(伊那西)(3)小平裕矢(伊那西)▼小学5年 (1)田中聖人(伊那西)1分23秒93(2)唐澤善貴(伊那西)(3)小林省吾(伊那西)▼小学6年 (1)後藤大樹(伊那北)1分08秒96(2)里見拓真(伊那西)(3)唐澤大輝(伊那西)▼成年男子(45歳以下) (1)小林一美=1分14秒87(2)中村弘幸(3)唐木賢治▼高校生 (1)武田英太=50秒11(2)酒井秀雄
【女子】
◇300メートル▼小学1年 (1)唐澤美空(伊那西)1分04秒75(2)唐木千聖(伊那西)(3)網野紅瑠美(伊那西)▼保育園 (1)田中蘭=2分34秒73
◇500メートル▼小学2年 (1)武田真由子(伊那西)1分58秒59(2)小平美有(伊那西)(3)飯島梨琴(東春近)▼小学3年 (1)大野田百香(伊那西)1分55秒28(2)田中理土(伊那)(3)田中もも子(伊那西)▼小学4年 (1)林怜奈(伊那西)1分36秒79(2)伊藤夏輝(伊那西)(3)飯島朱莉(東春近)▼小学5年 (1)落合悟花(西箕輪)1分37秒79(2)田中礼(伊那)(3)大野田美晴(伊那西)▼小学6年 (1)小池愛里(伊那西)1分53秒09(2)武田愛美(伊那西)(3)河野真奈実(伊那西) -
【記者室】箕輪北ミニバス教室の健闘祈る
箕輪町の箕輪北ミニバスケットボール教室女子チームが、北信越大会で、長野県女子チームで過去最高成績の3位に入賞した。メダルをとるのが目標だった選手たち。見事、目標を達成し、銅メダルをかけた顔は誇らしげに見えた▼北信越大会のメダル獲得で、今月28、29日に控えた全国選抜長野県大会に向け弾みがついた。「皆で力を合わせて全国大会に行きたい」と抱負を語った選手たち。県内ではこれまで30戦30勝と負けなし。ということは、全国選抜での優勝に期待がかかる▼ベストコンディションで大会に臨み、得意の速攻で優勝への階段を駆け上がってほしい。次は、金メダルを胸に町長に全国大会の出場報告に訪れる姿を取材したい。がんばれ!箕輪北。(村上記者)
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「魅力 伝わっていくこと楽しい」
中央アルプスの権現山のすそ野から、伊那盆地を眼下に眺める伊那市西春近のスキー場「中央道伊那スキーリゾート」。地元客のほか、愛知県、岐阜県、三重県の中京方面から訪れる家族連れなどが、スキーやスノーボード、そり滑りと思い思いに楽しんでいる。
「中ア山麓スキー学校」は、同スキー場を含め、駒ヶ根高原、治部坂など4スキー場に開設している。インストラクターの顔ぶれは、個性的なメンバーばかり。冗談を言い合う仲の良さを見せながらも、基本に忠実な指導を提供する。
今冬はインストラクターとして初シーズンとなる。埼玉県出身の元エステシャン。人懐っこい笑顔は周囲を和ませる魅力がある。「ボードスクールのメンバーは気さくな人が多くて、和気あいあい」と、新しい人生を満喫している。
レッスン希望者は、小中学校の団体客から年配までと幅広い。初めてのレッスンは少し緊張したというが、後は慣れ。なんといっても、自分の好きなスノーボードの魅力が生徒に伝わっていくことが楽しいのだ。
「教えていたターンが出来たりと、自分が指導した通りに上達していく様子が楽しい」。先日、講習を受けた40代の女性は、スノーボードって本当に楽しい竏窒ニ、午前のレッスンに続いて、ナイターレッスンも受講した。「魅力が伝えられた」ことを実感し、嬉しかったという。 -
箕輪北ミニバス教室女子
北信越大会で県勢過去最高の3位入賞箕輪町の箕輪北ミニバスケットボール教室女子チームが、第25回北信越ミニバス大会(7縲・日、新潟県上越市リージョンプラザ上越)で、長野県女子チームで過去最高成績となる3位入賞を果たした。16日、選手が町役場を訪れ、平沢豊満町長、小林通昭教育長に喜びの報告をするとともに、今月末の全国選抜長野県大会への意気込みを語った。
8日の予選リーグで優勝候補の加賀(石川)に59対34、松浜(新潟)に75対26で快勝し9日の決勝トーナメントに進出。大形(新潟)と対戦した準決勝で前半は3点リードで折り返したが後半シュートミスからペースを崩し42対55で敗れた。3位決定戦は速攻がさえ、優位に試合を進め泉野(石川)を53対40の大差で破った。
北信越大会は過去、県勢の女子はベスト4以上がなく、「メダルをとるのが目標だった。うれしい」と喜びを語った。
箕輪北は28、29日の第17回全国選抜長野県大会(長野市)に出場する。選手は「ミスを少なくして金メダルをとり、全国に行きたい」と力強く話した。
町長は「健康づくりが大切。ベストコンディションで臨み、高い目標を達成できるよう頑張って」、教育長は「全国は1点差の世界。1点を守れるかは練習次第。練習に励んでいい成果を残して」と激励した。
唐沢茂コーチは「リバウンドを取ること、ゾーンディフェンスをうまく攻めることが課題。全国選抜は、得意の速攻を出し、失点を少なくして前半で決まるような試合にしたい」と話している。 -
駒ケ根市スポーツ少年団交流大会
駒ケ根市スポーツ少年団は15日、市民体育館で第14回駒ケ根市スポーツ少年団交流会を開いた。11団約400人が参加し、キンボールともちつき大会で団員相互の親ぼくと交流を深めた。
団員らは3チームごとコートに入り混じり、直径1メートル20センチ、1キロのピンクの大きなボールを落とさないようにレシーブしたり、ヒット(手や腕で打撃)するなどして、競技に熱中した。
この後、11基のうすを並べ、にぎやかにもちつき大会。50キロをつき上げ、保護者と一緒にきなことあんこもちで味わった。
競技に先だって開いた開会式で、駒ケ根ライオンズクラブ(北原公和会長)は活動費として10万円を贈呈した。 -
剣道部初けい古
宮田村剣道部(松崎
友善部長)の初けい古は15日、小学2年から一般までの部員、指導者約40人が参加し、宮田村体育館で行った。
正座、黙想、上座礼、相互礼に続き、松崎部長は「すばらしい天気のもと、初けい古ができ、お日さまや父兄に感謝したい。大きな声を出し、元気に、力いっぱいけい古に励み、06年をスタートさせよう」と気を引き締めさせた。部員を代表し、田中朝陽君(小学6年)は「練習を休まず、頑張ります」と新年の決意を述べた。
「礼儀を正しく、時間を守る、約束を守る」-など5つの誓いを唱和し、発声けい古や準備運動を行った。
また、素振り30回、面と小手をつけ、学年別に、打ちこみ、切り返し、基本打突などの気合の入ったけい古で汗を流した。 -
柔道部初けい古
宮田村柔道部の初けい古が15日、武道館であった。
柔道着を着て、素足で集まった小学2年から中学2年まで部員8人を前に、指導者の田中達造さんは「目標も持ち、1年間けがをしないように、一生懸命にけい古を」と呼び掛けた。
この後、輪になって準備体操や腹筋運動をしたり、受身の練習をした。
集中した1時間余のけい古のあとは鏡開き。今年の抱負や目標を話しながら、保護者が用意したもちを食べた。
柔道部のけい古は毎週日曜日の午前9-11時まで、武道館で行っている。 -
伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブ(伊藤節郎代表)は15日、05年度の鏡開きを伊那市の伊那公民館で開いた。本年度新入部員がけいこを披露し、皆でおしるこを味わった。
式で伊藤代表は、「本年度は各大会でいい成績、賞をたくさんもらった。一方でもう一歩で悔しい思いもした。悔しい気持ちをバネに、力にして、これからも正しい剣道を目指し、力強く、長く、楽しく続けてほしい」とあいさつした。
中学1年の高木夏海さんと小学6年の三沢碩希君が、「教えを守り、しっかりけいこして丈夫な体を作り、ずっと剣道を続けて明るい大人になります」と元気に誓いの言葉を述べた。
05年度の新入部員は小・中学生6人。そのうち小学2、3年生の4人が、大勢の仲間が見守る中、緊張した面持ちで、素振りなどけいこを披露した。
クラブでの指導20周年を迎えた指導者の神山みどりさん(伊那市)に感謝状の贈呈もあった。
クラブ員は約70人。毎週月曜日と金曜日、伊那東小学校体育館で練習している。 -
峰丈流護身武道上伊那支部進級審査会
峰丈流護身武道上伊那支部(岡部真一支部長)は15日、高遠町の高遠中学校体育館で進級審査会をした。
茅野市に本部がある護身武道は、全国に約700人のけいこ生がいる。空手のけいこをベースに、自分が自分らしく、各自が持っている素晴らしい面に気付き、どこかでリーダーとして活躍できるように自信を付け一人ひとりが輝けるよう練習に励んでいる。
上伊那支部は伊那市、駒ヶ根市、高遠町、南箕輪村に5道場あり、2月に新たに伊那市と箕輪町に2道場できる。現在のけいこ生は3歳から53歳までの約150人。
10級から1級までの進級審査会は2カ月に1回あり、今回は60人が審査に臨んだ。
基本けいこ、移動基本などをした後、級ごとに審査。支持に従い、けいこ生は集中力を高め、日ごろの練習の成果を出して型などをやり、上級の審査では木や瓦割りもあった。 -
第4回花の道杯中学生バレーボール交流大会
第4回花の道杯中学生バレーボール交流大会は7縲・日、飯島町体育館など南信地区8会場で開かれ、県内外から61チームが参加、8グループに分かれ熱戦を展開した。南信地区中学バレーボール指導者有志の会主催。
バレーボールを通じ、中学生としての友情を深め、技術の向上を図るとともに、指導者の指導力向上を図るのがねらい。趣旨に賛同する県内47チーム、県外(関東、関西)14チームが予選リーグ、決勝トーナメントで優勝を目指した。
結果は次の通り
▽優勝=3年選抜(2)裾花中(3)辰野中、岐阜チャレンジクラブ
リーグ優勝は次の通り
▽3年選抜、クレスト、常盤、伊那東部、喬木、上田五、鉢盛、鼎、辰野、山梨南、裾花、開成、戸倉上山田、竜峡、三郷、近江兄弟社、岐阜チャレンジ、中川 -
伊那市ちびっこスケート教室 例年以上の大勢が参加・上達目指す
伊那市内の小学生を対象とした恒例の「ちびっこスケート教室」が10日夜、同市ますみヶ丘の伊那西スケート場で開講した。受講希望者は昨年に比べて約4倍となる39人と盛況。14日までの5日間、初心者から常連者までが、氷上でスケートの上達を目指す。市教育委員会の主催。
本年は市体育協会スケート部員の呼びかけで、伊那小学校2年生の20人をはじめ、市内各地から多くの参加。開講式のあいさつで村田隆男教育次長は「今年は多くの皆さんが集まった。基礎をしっかり学び、けがのないように楽しんで」と歓迎した。
初心者は靴の履きから、椅子を補助器具の代用にして滑走るなどして学ぶが、最初のうちは足がおぼつかない様子。児童らは氷点下3度の寒空の下、何度も尻もちをつきながら、思い思いに滑走を楽しんだ。
伊那小2年の唐澤誠君は、生まれて初めてのスケートに挑戦。「寒さなんて気にならない」と、友人と笑いながらスケートを満喫していた。 -
箕輪町公民館武道関係専門部鏡開き式
箕輪町公民館武道関係専門部の鏡開き式が9日、町民武道館であった。恒例の5部合同式で、部員は寒さに負けず初けいこに取り組んだ。
柔道、県道、空手道、なぎなた、フェンシングの部員が一堂に集まり、鏡開き式で今年1年けいこに励み、心と技を磨き精進することを誓った。
武道館と町民体育館に分かれての初けいこは、白い息を吐きながら元気に声を出し、素振りや型の練習に励んだ。
けいこの後は、保護者らが用意した温かいおしるこを味わった。 -
厳冬の青空の下で初ショット
伊那市マレットゴルフ協会(諸田秀会長)の新春ダルマ大会が8日、美篶南割河川敷マレットゴルフ場であり、75人が寒さを吹き飛ばす熱戦を展開した。
同協会は06年に創立15周年を迎えることもあり、宮下一郎衆院議員・小坂樫男伊那市長・北原明伊那市教育長などが開会式であいさつ。1年間のすこやかなプレーを祈念して、お神酒で乾杯した。
参加者にはダルマが配布された。 -
少林寺拳法初げいこ
宮田村公民館の少林寺拳法教室は6日に鏡開きし、村武道館で初げいこをした。痛いほどの寒さにも負けず、子どもたちは気持ち新たに心身を鍛錬した。
厳しい寒さで、床の畳は凍るような冷たさ。それでもけいこが始まると、道場内はすぐに熱気に包まれた。
まずは座禅を組んで精神を統一。入念に柔軟体操して体をほぐすと、さっそく気合を入れながら型を反復練習した。
昨年は大人も含めて新たに9人が入り、現在のメンバーは30人ほど。この日も真新しい胴衣に身を包んだ女子が、寒げいこに汗を流した。
指導する鈴木英仁さんは「最近は子どもが襲われる事件が多い。今までもやっているが、親子一緒に護身術を体験できる機会も設けたい」と話していた。 -
健やかなプレーを
伊那市在住のマレットゴルフ愛好者でつくる「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」(池上為夫会長)は7日、06年初打ち大会を同市東春近の三峰川榛原河川敷公園マレットゴルフ場で開いた。会員92人が参加し、36ホール、パー144のコースを満喫。新春早々17人がホールインワンを出した。
開会式は、甘酒で年明けを祝い、お神酒で会の1年間の健やかなプレーを祈願。池上会長は「初打ちの一打一打の快音を味わいながら、立派なスコアで今年をスタートしてください」と会員に呼びかけた。
今年の試合日程は、1、2月がオープン戦で、3月から12月まで公式戦を約30試合こなす。近隣市町村との対抗戦などの特色ある大会も組まれている。
イーナちゃんマレットゴルフクラブでは1月末まで、新会員を募集中。市内在住で年齢は問わない。問い合わせは事務局の平沢さん(TEL72・4513)へ。
大会の成績結果は次の通り。
▽男性 (1)小沢恒二郎104(2)大野田吉治105(3)唐沢恒司、橋爪次男106(4)飯沢章男、向山崇志(5)西沢佑二郎、白沢永司(6)北原忠義、大沢昭人、橋本政春(7)平沢久(8)網野信一郎、北沢清利
▽女性 (1)黒河内加奈子104(2)唐沢シゲル106(3)小平貞子107(4)林清子(5)浅井フミ子(6)鈴木よしゑ、中山和歌子、渋谷香代子
▽ホールインワン 北原忠義、中村良一郎、林茂良、伊坪寿勝、酒井正、小林貢、渋谷雍裕、黒河内厳、横内博、小林邦穂、飯島敏雄、黒河内加奈子、鈴木よしゑ、白鳥栄子、丹羽喜子、池上章子、藤沢シゲ子 -
【記者室】天然スケートリンク
上伊那に残る天然スケートリンクの一つ、箕輪町の上古田スケート場がオープンする。滑走出来るか否かはお天気次第だが、キラキラと光る子どもたちの笑顔が、今年もまたリンクにあふれるだろう▼昔は、町内の各小学校で校庭にリンクを作った。スケートクラブもあり随分活発だったというが、校庭リンクは次第に姿を消した。町営のスケート場が始まったのは87年。今年で19年目を迎えた▼天然リンクは管理の大変さがある。過去に運営中止になるのでは-との噂が流れたこともあった。深夜の水まき、雪かきなど影で支えて下さる方々のご苦労があって運営できていることに感謝しつつ、天然リンクに子どもたちの歓声がいつまでも響いてほしいと願っている。(村上記者)
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箕輪町営上古田スケート場7日オープン
箕輪町営の天然リンク、上古田スケート場の7日オープンに向け、リンク整備が進んでいる。
昨年12月中旬にグラウンドに水を引き入れ年末までに結氷。氷の上に雪が積もった状態になっていた。4日、町教育委員会の職員が雪かき、リンク作りに取りかかり、夜に水をまいた。天然リンクのため天候に左右されるが、いい氷の状態でオープンしたいと作業に精を出している。
一般滑走の使用時間は平日午前6時縲・時半(リンク清掃午前7時半縲・時50分)、夜間午後6時縲・時半(清掃午後7時半縲・時45分)、日・祭日・長期休業午前6時縲・時(清掃午前8時縲・時15分、午前9時縲・時15分)。清掃は利用者全員でする。リンクに赤旗が出ているときは滑走禁止。
スケート場利用は2月5日まで。無料。無料の貸し靴もある。
問い合わせは上古田スケート場(TEL79・0152)、町教委生涯学習課(TEL70・6602)へ。