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宮田村の少林寺拳法教室、県大会で大活躍
宮田村公民館の少林寺拳法教室(宮田道場)は、このほど松本市で開かれた県大会で、全19部門中10部門で最優秀賞を獲得する快挙を達成。11月に日本武道館で開かれる全国大会にそれぞれ県代表として出場する。
少年茶黒帯の部では、向山椋太君(宮田小5年)、西出伊吹君(同6年)のペアが緑帯の部から続けて3連覇を達成。同部門は2位、3位も宮田道場の子どもたちで上位を独占した。
向山君、西出君に原海斗君(5年)小松大和君(同)伊藤楓馬君(同)西出伊織君(3年)を加えた少年団体も最優秀賞。
「練習の時から適当にやらないように心がけた。大会では全員の息が揃った」と西出君は話した。
中学生の部では湊美咲さん(宮田中3年)、純也君(同1年)の姉弟ペアが最優秀賞。
2人に原隼也君、三浦将悟君、鞍成健人君、伊藤俊行君を加えたメンバーで出場した同団体の部でも優勝した。
湊美咲さんは「うれしかった。気合を出して全国に臨みたい」と話した。
そのほか、親子の部で西出あゆみさん、伊吹君、夫婦の部で小林隆志さん、三智代さん、一般4段以上の部で鈴木英仁さん、氣賀澤裕美さん各ペアが最優秀賞。一般団体の部も制した。
惜しくも全国大会には部門がないことから出場できないが、少年緑色の部で伊藤楓馬君、椋馬君の兄弟ペアが優勝。
少林寺を始めて2年目の松下太一君(3年)、はる菜さん(1年)の兄妹ペアも見事に最優秀賞に輝いた。 -
駒ケ根市高連市長杯争奪ゲートボール大会
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(高坂繁夫会長))は6日、第21回市長杯争奪ゲートボール大会を同市東伊那のアルプスドームで開いた。各地区から16チーム、計約120人が出場し、4ブロックに分かれて総当りリーグ戦を行った結果、市場割チームが優勝を果たした。
不慣れな参加者も楽しめるように竏窒ニ、第1ゲートを2回通過できなかった選手は3回目は通過とする(得点には計算しない)竏窒ネどの特別ルールが採用された。参加者は仲間同士で相談しながら、笑顔で楽しそうにプレーしていた。
上位は次の通り。
(1)市場割(2)中山A(3)大曽倉 -
【高校野球紹介】(4)箕輪工業
正規部員の3年生4人、2年生1人、1年生3人に加え、バレー部から3人(いずれも3年)を補充し、構成した。助っ人や1年生は野球経験が少ないため・スのびしろ・スは未知数。「技術はともかく体、気持ちでボールを止め、取れるアウトはしかっり取りロースコアゲームに持ち込みたい」(鈴木監督)。
エースは、一昨年秋から投げている経験豊富な右上手の山川(3年)。ストレートにカーブなどの変化球を織り交ぜた投球に磨きがかかり、昨年と比べて制球力は向上。頼れる主戦に監督は「根気よく下目にボールを集めてくれれば」と期待する。
守備は、浦野(3年)、齊藤を外野からコンバートし、二遊間を任せる。ムードメーカーの一塁松崎(3年)、捕手山田(2年)には、声でチームを引っ張っていってほしい。
打撃は、長打力と勝負強さのある松崎を4番に据える。バレー部だった兼子にも注目。バッティングセンスがあり、本番では主軸に置く予定。助っ人部員に走塁技術が備われば打順に幅が持て、好機も広がるところだ。
初戦は小諸と対戦(16日午前9時縲恊z訪湖スタジアム)。勝ち上がると2回戦の相手は大町(18日午前9時縲恣ッ球場)。
山川亮太主将
先制点を取り、ロースコアゲームに持ち込みたい。そのために、しっかりと、みんなで盛り上げていきたい -
【高校野球紹介】(3)伊那弥生ケ丘
主戦平沢(3年)を中心とした守備で最小失点の試合を目指す。課題の打線は「9人の攻撃のバランスが取れてきた」と原監督。夏に向けて調子を上げたチームは、5年振りのベスト8を狙う。
130キロの速球とスライダー、カーブの変化球を持つ上手の平沢。6月から内角を攻めるよう心掛けてきたため、決め球の外角直球が生きてきた竏窒ニ監督は、エースの仕上がりに満足する。
継投には、右上手の佐々木(2年)、同じく宮沢(同)、右下手の春日(3年)が控える。
守備は、経験を積んだ小島、唐沢の3年生が二遊間を務め内野に安定感が出てきた。捕手の塩沢(2年)竏瀦ス沢のバッテリーも大きく成長したという。「守備はピンチの場面を多く経験してきたことでシビアに対応できるようになった」(原監督)。
打線は、「状況に応じたバッティング」に磨きがかかる唐沢を先頭打者に起用し、宮沢、佐々木、小島を中軸に置く。下位打線には不安を感じるが監督は「全員で攻撃をつなげていきたい」と話す。
初戦は須坂園芸と対戦(16日午前9時縲恁ァ営長野野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は臼田(18日午前9時縲恣ッ球場)。
春日秀仁主将
ピッチャーを中心に、一つでもエラーを少なくして守備でリズムをつくり、攻撃につなげたい。目指すはベスト8。 -
【高校野球紹介】(2)上伊那農業
一人ひとりの長所を最大限に発揮するのが目標だ。例年のチームと比べて総合力は劣るが、接戦の中で気持ちを切らさず、個々の特徴を生かしていければ竏窒ニ守屋監督。「3年生にはこれまでの練習の成果を試合で発揮してもらいたい」と願う。
投手陣は、左横手の有賀、右横手の宮下、左上手の竹村、同じく茅野、右上手の藤森の5人。ストレート、スライダー、チェンジアップなどの決め球を持つ、それぞれタイプの違う選手がそろうも「確固たるエースは不在」(守屋監督)。調子のよい投手を先発起用し、相手の目先を変える継投を考えている。
守備の要は捕手。三浦の組み立てで投手の実力を生かしてほしいと期待する。内野にはチーム内で守備に安定感のある2年・大槻、外野には俊足の3年・小林大樹のキーマン2人を据える。
打撃は選球眼があり広角に打てる大槻、太田や長打力のある有賀、倉田が中軸を担う。「長打が打てるとチームの空気も変る。普段、打てない選手も勇気をもらえる」と監督。
初戦は犀峡と対戦(16日午前10時縲恁ァ営飯田野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は蘇南(18日午前10時縲恣ッ球場)。
大蔵大主将
チームの輪を大切に全員野球で勝っていきたい。大会で気持ちも上がり、充実した練習が出来ている -
さくらが精神障害者ソフトバレー大会に初出場へ
宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は、10日に伊那市で開かれるソフトバレーボールが種目の精神障害者スポーツ交流会南信地区大会に初出場する。6月からは毎週練習を行い「何としても1勝したい」と意欲満々。日々症状が変わりやすい心の病気だが、心ひとつに大会に臨む。
日常的に利用している村の福祉交流施設を冠し「なごみ家 さくら」のチーム名で出場。メンバーの多くは初心者だが、練習を重ねるうちにレベルも向上してきた。
「何よりもまとまとが生まれてきた。本番までに、もっとチームワークを磨きたい」と主力でもある女性メンバーは目を輝かす。
出場のきっかけは、他チームから同大会に出場した経験があるメンバーの一言。楽しそうに話す姿に「さくらとしてみんなで出よう」と意気投合した。
宮田小学校の体育館などで週1回だが、みっちり2時間ほど練習。好プレーがあった時には全員で喜びを表現し、逆にミスがあった場合には励ます姿も目立ってきた。
昨年は7チームが熱戦を繰り広げた同大会。かけがえのない絆を最大の武器に、まずは初勝利を目指す。 -
【高校野球紹介】(1)赤穂
第89回全国高校野球選手権長野大会が14日に開幕する。夏の甲子園出場を賭け、熱戦の舞台に出場する上伊那8校を順次紹介していく。
前回大会を経験する3年生6人が中心となってチームを構成する。「技術はあるが精神面が課題」と真野監督。小池主将を柱に練習を積み重ね、最近の練習試合では、サヨナラ勝ちするゲームも増え、粘り強さが出てきたと期待する。
内外角に投げ分ける力を持つ右上手の2年・地元、同じく組み立てて勝負する左上手の3年・木下がダブルエースを務める。これまでの大会でも2投手をローテーション起用。試合状況に応じ、右上手の赤羽、右下手の小林の2年生が継投する。
守備は、コンバートした昨年の経験者6人をセンターラインに付かせて挑む。「守りのチームなので打たせて取りたい。練習で培った守備に取り組むスピードと正確さを生かしてほしい」(真野監督)。
打撃は、長打力のある主砲木下を中心に組み立てる。技量や勝負強さを持つチームの「頼れる4番」。打線を元気付ける意味でも、ムードメーカーの先頭打者・唐木のバント技術、俊足にも監督は期待する。
赤穂は初戦、須坂東と対戦(15日午後2時、松本市野球場)。この試合を勝ち上がればシード校の創造学園大附と2回戦(17日午後2時、松本市野球場)を戦う予定だ。
小池剛士主将
どっしりとした雰囲気でスピードと正確さのある自分たちの野球をみせたい。夏に向け、みんなの気合も十分 -
南信中学校総体各競技結果(2)
◆南信中学校総体各競技結果=上伊那関係分。
【サッカー】(6月23、30日・茅野市陸上競技場など)
(2)箕輪
※上位3校は県大会(14竏・5日・松本アルウィンなど)に出場
【軟式野球】(6月23、30日・伊那市営野球場など)
(1)春富
※上位3校は県大会(14竏・5日・下諏訪スタジアムなど)に出場
【ソフトテニス】(6月30日竏・月1日・飯田市押洞テニスコート)
◇男子▽個人 (1)城鳥・井上(伊那東部)(2)石川・伊藤(春富)(3)唐沢・伊東(赤穂)(4)瀧島・中條(辰野)(5)橋爪・伊藤(長谷)加藤・渡邉(赤穂)(9)登内・小島(伊那東部)下嶋・保科(春富)吉川・山岸(赤穂)
◇女子▽団体 (2)長谷(3)飯島(4)南箕輪▽個人 (3)倉田・永井(南箕輪)(4)渡辺・唐沢(南箕輪)(5)中山・中山(長谷)(9)小林・三石(飯島)湯沢・廣田(赤穂)小林・松本(飯島)
※男女各団体上位4校と個人上位16ペアは県大会(14竏・5日・長野市南長野運動公園)に出場
【卓球】(6月30日・県伊那勤労者福祉センター体育館)
◇男子▽個人 (1)山岡孝太(南箕輪)(2)沖村貴弘(伊那東部)(3)諏訪宝(辰野)(9)下平晋也(南箕輪)▽団体 (1)伊那東部(2)南箕輪
◇女子▽団体 (4)伊那東部
※男女各個人上位12人と団体上位4校は県大会(14竏・5日・松本市総合体育館など)に出場
【水泳】(1日・岡谷市市民屋外プール)
◇男子▽50メートル自由形 (3)小松原祐(赤穂)26秒98(4)永井涼介(春富)27秒22▽100メートル自由形 (2)小松原祐(赤穂)57秒73(3)伊沢賢司(伊那東部)1分00秒18(4)永井涼介(春富)1分01秒37▽200メートル自由形 (1)湯沢隼人(駒ヶ根東)2分09秒18(2)伊沢賢司(伊那東部)2分15秒69(5)中村直樹(辰野)2分27秒51(6)荒木駿輔(赤穂)2分29秒24▽400メートル自由形 (2)湯沢隼人(駒ヶ根東)4分38秒19(5)荒木駿輔(赤穂)5分17秒86(6)福沢涼甫(春富)5分19秒75▽1500メートル自由形 (2)福沢涼甫(春富)21分02秒50▽100メートル平泳ぎ (2)後沢秀至(伊那東部)1分14秒35(3)中林和希(箕輪)1分15秒00▽200メートル平泳ぎ (1)後沢秀至(伊那東部)2分43秒60(3)中林和希(箕輪)2分44秒65(4)麻野雅史(赤穂)2分49秒42▽100メートル背泳ぎ (3)山重拓太郎(赤穂)1分11秒24▽200メートル背泳ぎ (3)山重拓太郎(赤穂)2分36秒29(6)小林侑樹(伊那東部)2分43秒42▽100メートルバタフライ (1)岡本聖世(春富)1分09秒52(5)岩附龍一(辰野)1分21秒82▽200メートルバタフライ (3)岡本聖世(春富)2分43秒69(4)岩附龍一(辰野)2分59秒31▽400メートル個人メドレー (4)林光平(赤穂)7分06秒09▽400メートルリレー (2)赤穂(小松原祐、麻野雅史、山重拓太郎、荒木駿輔)4分10秒57(3)伊那東部(後沢秀至、北沢和宙、小林侑樹、伊沢賢司)4分26秒74(6)箕輪(釜屋秀雄、大槻真、小島圭、中林和希)4分37秒47▽総合順位 (2)赤穂57点(4)伊那東部46点(6)春富34点
◇女子▽200メートル自由形 (1)馬場真衣子(赤穂)2分19秒16(3)小沢聖香(辰野)2分40秒90(4)菅沼梢(赤穂)大前奈央(赤穂)2分41秒84▽400メートル自由形 (1)馬場真衣子(赤穂)4分54秒14▽800メートル自由形 (4)春日みわ(春富)11分02秒85▽100メートル平泳ぎ (3)宮島尚子(伊那)1分25秒86(4)片桐あゆみ(赤穂)1分27秒56(6)小原瑞季(赤穂)1分27秒68▽200メートル平泳ぎ (4)片桐あゆみ(赤穂)3分05秒26(5)宮下優華(南箕輪)3分06秒09(6)小原瑞季(赤穂)3分06秒40▽100メートル背泳ぎ (2)増沢ひとみ(赤穂)1分12秒62(5)大前侑未(赤穂)1分22秒28▽200メートル背泳ぎ (2)増沢ひとみ(赤穂)2分34秒70(6)永井由夏(春富)2分54秒29▽100メートルバタフライ (2)植田愛美(伊那東部)1分13秒95(6)湯沢侑奈(宮田)1分17秒58▽200メートルバタフライ (4)植田愛美(伊那東部)2分58秒26▽200メートル個人メドレー (2)湯沢侑奈(宮田)2分49秒87(3)桑原里佳(赤穂)3分01秒10(5)大前奈央(赤穂)3分10秒44(6)松沢栞菜(赤穂)3分16秒25▽400メートルリレー (2)赤穂(馬場真衣子、片桐あゆみ、小原瑞季、増沢ひとみ)4分27秒39▽400メートルメドレーリレー (2)赤穂(増沢ひとみ、小原瑞季、馬場真衣子、片桐あゆみ)(4)宮田(小田切美樹、池上史織、湯沢侑奈、伊東実穂)5分57秒52
▽総合順位 (2)赤穂102点
※男女各種目上位3人、又は標準記録を突破した選手は県大会に出場 -
県中学校総体陸上競技大会
◆県中学校総体陸上競技大会(1日・松本平広域公園陸上競技場)=決勝記録・上伊那関係分
【男子】
▽1年100メートル (5)唐沢玄(南箕輪)12秒71▽3年100メートル (1)加藤一樹(赤穂)11秒26(6)原翔太(伊那)11秒64▽200メートル (4)松尾駿輝(赤穂3)23秒87(7)田畑勇貴(伊那3)24秒59(8)白鳥克弥(西箕輪3)24秒85▽400メートル (3)大野裕紀(赤穂3)53秒42▽1年1500メートル (5)久保田隼(飯島)4分40秒58▽2・3年1500メートル (2)小林純平(駒ヶ根東3)4分14秒10▽3000メートル (1)福沢潤一(駒ヶ根東3)9分02秒94(4)白鳥敦(箕輪3)9分25秒40▽110メートル障害 (1)森雅貴(赤穂3)15秒03▽400メートルリレー (1)赤穂(松尾駿輝、加藤一樹、大野裕紀、森雅貴)44秒10=県中学新・大会新▽走り高跳び (3)瀧沢俊輝(中川3)1メートル65▽棒高跳び (2)春日太陽(春富3)3メートル60▽4種競技 (6)宮坂佳裕(辰野3)1929得点(7)村沢和樹(宮田3)1860得点
【女子】
▽1年100メートル (7)加藤未理百(箕輪)13秒91▽2年100メートル (2)征矢萌唯(箕輪)12秒85(7)中村夕貴(赤穂)13秒41▽800メートル (6)北原成美(駒ヶ根東2)2分26秒91(7)湯沢ほのか(駒ヶ根東1)2分28秒45▽1500メートル (3)篠田美樹(駒ヶ根東3)4分48秒11(4)福沢志穂(駒ヶ根東2)4分48秒72(7)森田遥(赤穂2)4分55秒87▽1・2年400メートルリレー (3)箕輪(日野奈都子、加藤未理百、飯沢美咲、征矢萌唯)54秒25▽走り高跳び (1)有賀楓子(春富2)1メートル54▽棒高跳び(オープン) (7)田畑みなと(春富2)、伊沢楓(春富2)2メートル10▽1年走り幅跳び (1)青木亜里沙(辰野)4メートル43▽2・3走り幅跳び (2)桐山明日香(宮田3)5メートル31(5)小池麻美(駒ヶ根東3)4メートル73▽砲丸投げ (5)村田彩香(南箕輪3)10メートル66(8)宮下花歩(中川3)9メートル84▽4種競技 (1)中谷一恵(辰野3)2203得点(5)伊藤美智花(伊那3)1953得点
※男女各種目で全国大会参加標準記録を突破した選手、400メートルリレーで優勝した学校は全国大会(8月20竏・3日・宮城県・宮城スタジアム)に出場
※1・2年400メートルリレー、1年走り幅跳びを除く男女各種目の上位4位は北信越大会(8月7日・松本平広域公園陸上競技場)に出場 -
県中学総体陸上競技
赤穂の男子短距離勢が全国へ県中学総体陸上競技は1日、松本市の松本平広域公園陸上競技場で行い、県内ブロック大会で上位入賞した中学生男女約千人(143校)がトラック、フィールド合わせて33種目に熱戦を繰り広げた。
全日本中学校総合体育大会への出場条件となる標準記録突破を今大会で達成した選手は男女各3人。男子は、3千メートルの福沢潤一(駒ケ根東3年、9分2秒94)、110メートル障害の森雅貴(赤穂3年、15秒03)、100メートルの加藤一樹(赤穂3年、11秒26)で、上伊那勢が占めた。一方、女子は標準記録を突破した選手が上伊那勢からは現れなかった。走り高跳びで有賀楓子(春富2年)が1メートル54を跳び、標準の1メートル57に挑戦したが、クリア出来なかった。走り幅跳びの桐山明日香(宮田3年)は標準記録を超える5メートル31を出したが、惜しくも追い風参考記録になってしまった。
男子400メートルリレーの赤穂(松尾駿輝、加藤一樹、大野裕紀、森雅貴)は44秒10の県中学新、大会新で堂々の1位になり、全国への出場資格(各都道府県1チーム)を得た。
福沢潤一選手の話
標準記録より大会新をねらっていた。最近、抑えて崩れるレースが多かったが、今日は自分らしいレースができて気持ち良かった。でも、ラスト800メートルのキレが足りなかったので70点の出来。全日本中学総体ではラストの切り替えを意識して8分40秒前半かそれを切るくらいの記録を狙いたい。
森雅貴選手の話
南信大会の後、ハードルを早く飛び越せるようにひじをより高く上げる練習をしてきて、その効果が出た。2週間前に肉離れを起こし、練習不足で不安だったが、去年の大会で力が発揮できず悔しい想いをしたことをばねに練習してきたかいがあった。全国大会では、表彰台に立てるタイム14秒03をねらう。
加藤一樹選手の話
今日の記録が自己ベスト。今年は・ス腰が落ちる・ス状態が修正できず悩んだが、ゆっくりでもいいんで去年の走りを思い出そうと努力した。今日はアップの時に、故障している足に痛みを感じたが、決勝では集中力があり、いい感じで走れた。全国大会出場は1年の時からの夢。力強い、大きな走りで県中学記録の10秒85を超えたい。 -
県高校総体水泳 小松原バタフライ2冠
県高校総体水泳競技大会は6月30、1日、飯田市のアクアパークIIDAであり、女子バタフライ100メートルで小松原(赤穂2)=写真=が1分04秒40の好記録で優勝、同200メートルと合わせて2冠に輝いた。また、小松原は女子400メートルリレーの第1泳者で、59秒94の100メートル自由形の大会記録を樹立した。
北信越大会の出場を懸け、男女計31種目で競った。上伊那勢は、男女16種目で12人、1校が8位入賞を果し、北信越大会の出場を決めた。
○…女子バタフライ100メートル決勝で小松原は、ゴール後、電光計時の記録を確認し、悔しさを顔に出した。大会記録を狙ったレースだったがわずか0・11秒届かず。「体力が続かなかった」と不満げな表情に、2冠獲得の達成感はなかった。
力強く飛び出し、レース序盤から後続を引き離して圧勝。しかし、50メートルの折り返しタイム30秒12について「この時点で遅れてしまった」と小松原。「29秒台で入るつもりだったが今は(練習が)追い込みの時期で体調管理ができなかった」と反省する。
それでも、南信大会で自信が樹立した1分05秒08の大会新記録を0・68秒縮める記録で優勝した。「県には強い選手がいるので気持ちを強く持てた」と、2年連続インターハイ出場に向け気合が入る。「改善してきたフォームもよくなってきた」と、まずは、北信越大会での2冠達成に自信をのぞかせる。 -
【全国空手道選手権に出場 日本空手協会2段 竹村進さん】
日本空手協会主催・内閣総理大臣杯第50回全国空手道選手権大会(7月7・8日、東京都)組手団体の部に県代表として出場する。得意の上段突きで上位進出を狙う。
「空手は面白いもので、試合をすると相手の性格や人間性がよく分かるんです。だが自分を見ると欠点ばかりに目がいく。性格が受け身だ竏窒ニかね」
空手には多くの流派があるが、日本空手協会の組手試合は体重無差別で、ポイント制ではなく一本勝負。武道としての伝統を重んじた実戦に近いルールで防具もなし、攻撃は寸止めが特徴だ。
「寸止めといっても止めるつもりで技を出していたんではスピードも切れもなく、全然駄目。心構えとしては目標を相手の体の数センチ手前におき、その点をめがけて全力で突き、けるんです。だから攻撃が相手に当たってしまうことも時にはある。自分も今までに何回か鼻などを骨折しました。だが、けがをしたのは相手のせいじゃない。受ける自分が未熟だっただけ」
◇ ◇
空手を始めたのは意外に遅く、高校1年生の時。
「本当は柔道をやりたかったんだけど、進学した高校に柔道部がなかった。そんな時に、誘われて空手協会駒ケ根支部の練習に参加したんです。初心者だったから小学生に交じって一から指導を受けました」
持ち前の体力とスピードに加え、1、2時間も早く道場に来てけいこをする熱心さが実って短期間でめきめきと上達。わずか2年後の高校3年生の時には、全国大会でベスト8に入るまでになったが…。
「あのころは血気にはやっていた。ケンカ強さだけで勝っていたようなもの。考え方が粗雑で、とにかく殴ればいい、ければいい竏秩Bそれで勝てば文句はないだろう、と思っていました」
大学生の時に世界レベルの師範に教えを受け、厳しい指導の中から空手の奥の深さに気がついた。
「空手道は殴る、けるだけじゃない。相手はいるが、最終的には自分との戦いだということ。勝った負けたではなく、ちょっとオーバーに言えば修行なんです」
精神的な支柱が備わったことでさらに強さに磨きがかかり、大学2、4年の時には県予選を勝ち抜いて国体への出場も果たした。
◇ ◇
現在はスポーツ少年団の指導者も務め、子どもたちに空手の楽しさ、厳しさを教えている。
「空手にはある意味救われた。昔と違って自分の気持ちをコントロールできるようになったから。もし空手をやっていなかったら、今ごろは何の取り柄もない、どうしようもない人間になっていたと思う。目をかけてくれる人たちが周りにいたおかげです。自分は本当に人に恵まれています」
(白鳥文男) -
全国高校野球選手権長野大会 組み合せ抽選
第89回全国高等学校野球選手権長野大会(7月14日開幕、県高野連など主催)の組み合せ抽選会が30日、県松本勤労者福祉センターであった。上伊那勢は、春の北信越県大会ベスト8の辰野をシードに各校注目の対戦カードが決まった。開会式の選手宣誓は箕輪工業の山川主将が務める。
辰野は蓼科と松本第一の勝者と17日、諏訪湖スタジアムで対戦。駒ヶ根工業は岩村田、伊那北は屋代、赤穂は須坂東、高遠は松本工業と15日、箕輪工業は小諸、伊那弥生は須坂園芸、上伊那農業は犀峡と16日、それぞれ各球場で初戦を戦う。
大会は松本市野球場を主会場に県営長野野球場、県営上田野球場、諏訪湖スタジアム。長野オリンピックスタジアム、県営飯田野球場の6会場で4回戦までを展開。19日の予備日、23日の移動日、26日の休養日をはさみ、順調に日程を消化すれば27日に準決勝、28日に決勝を向かえる予定だ。
上伊那関係校の初戦の日程は次の通り。
▽15日=駒ヶ根工業竏抽竭コ田(午後2時、長野)、伊那北竏忠ョ代(午後0時30分、飯田)、高遠竏衷シ本工業(午前11時30分、松本)、赤穂竏註{坂東(午後2時、松本)▽16日=箕輪工業竏衷ャ諸(午前9時、諏訪)、伊那弥生竏註{坂園芸(午前9時、長野)、上伊那農業竏注メ峡(午前10時、飯田)▽17日=辰野竏剃ネと松本第一の勝者(午後2時、諏訪) -
・スビリー・スも顔負け、商工会女性部スポーツ交流
宮田村商工会女性部(河井啓子部長)はこのほど、スポーツ交流会を開き、約20人の部員が健康体操に挑戦した。
エアロビクスインストラクターの小田切みゆきさん(26)=南割区=が指導。イスに座りながら楽しく体を動かした。
慣れてきたところで、今人気のエクササイズ「ビリーズブートキャンプ」顔負けの激しい動きも。
腕を振ったり、体を曲げたり伸ばしたり。親睦も深めながら、心地良い汗を流していた。 -
【記者室】・ス無理へんにげんこつ・スで兄弟子と読む 相撲界の厳しさ
大相撲の若手力士がけいこ中に倒れて死亡した。急性心不全とも多発外傷ショックともいうが、死に至った真の理由ははっきりしない。今年春に入門したばかりの17歳は「上下関係が厳しい」「けいこがつらい」と故郷の新潟に何度も逃げ出しては戻されていたようだ▼結局逃げられないまま死んでしまった彼の心の内を思うと哀れでならない。相撲部屋はシャバから閉鎖された極端に小さな世界だから門外漢が内情をうかがい知るすべはないが…▼駒ケ根市出身力士の池戸(18)=入間川部屋=に以前聞いた話では「兄弟子にぶん殴られるなんてしょっちゅう。そりゃつらいもんです」。地元はただ無邪気に期待するばかりだが、どうか健康に気をつけて頑張ってほしい。(白鳥文男)
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合気道6段
箕輪町
荻原勇さん「合気道を箕輪に広めたい。長年一緒にやってきた東京の仲間や多くの仲間にも箕輪に来てもらって、箕輪の皆さんとも交流できれば、少しはお役に立てるのかな」
今春、長年勤めた国立印刷局を定年退職し東京から故郷箕輪町に戻った。サークルの形で合気道を続けようと、5月から町武道館でけいこを始めた。
合気道との出合いは24歳のころ。高校卒業後に国立印刷局(当時の大蔵省印刷局)に就職し数年後、印刷局の工場のクラブ活動として組織している合気道部に入部した。
合気道は“許す武道”。力でいたずらに相手を倒すのではなく、気を合わせて導く。構えがなく自然の状態で、剣や杖を使っても自然のまま、一切構えはない。技の数は限られるが、その基本の技が無限に広がる、奥の深い世界だという。
指導者は故西尾昭二さん。「師範にほれた。最初は動けるわけではないし、先生について全国を回った」。試合はなく、勝ち負けはない。練習は技の反復で、自分のペースで鍛錬する。体と共に精神も鍛えられる。
「壁が多すぎてね。自分ではいいなと思っても、よその道場に行くとだめ。同じように技をかけても、それぞれが違うのでかからない。合気道は難しいなと思った。先生がやっていたのを見て、ものまねでやってきたけど、自分の技になるのは時間がかかる」
面白いと感じるようになったのは「50歳を過ぎて、自分の技が出来てきてから」。年を取るたびに一つずつわかってきたという。
合気道を通して多くの仲間と出会い、外国人とも言葉はわからなくても技で通じ合うことができた。「仲間が集まると合気道の談義が始まる。ああしたほうがいい、こうしたほうがいいとね。本当にすばらしい世界だと思う」
50年余の歴史がある国立印刷局合気道部の部長も務め、指導もしていた。故郷に戻った今、「合気道を通じて東京から多くの情報を取り入れ、役に立つことができれば一番いい」と、多くの人とふれあい、交流を図ろうと模索中。先生の技を残すため、いずれは道場を開きたいという夢を胸に、箕輪町に合気道が広まることを願っている。(村上裕子) -
村民登山7年ぶりに復活、8月に「西駒へ行ってみめえか」
中央アルプス駒ケ岳で3つの山小屋を運営する宮田村の第3セクター宮田観光開発は、かつて村観光協会と村公民館が共催で実施した駒ケ岳への村民登山「西駒へ行ってみめえか」を7年ぶりに復活させる。地元の山や自然に親しんでもらい、利用者が伸び悩む山小屋の活性化にもつなげたい考えだ。
日程は8月18、19日の1泊2日。北御所から6時間かけて登るコースのほか、初心者にも標高3千メートル級の自然の醍醐味を味わってもらおうと、往復ロープウェイ利用で山頂を目指すコースも設定した。
宿泊はもちろん山小屋。2日目は両コースとも同行動で、馬の背、濃が池を経てロープウェーで下山する。
かつての村民登山を契機に発足した山を愛する会のメンバーらがガイド。
村民登山と銘打つが、村外からの参加も歓迎し、小学生以下は保護者同伴となる。
費用は往復ロープウェー利用が1万円、北御所コースが9千円(交通費、宿泊、食事、保険料など込み)。
宮田観光ホテル、村民会館、役場産業建設課で申し込みを受けつけており、8月2日に午後7時から村民会館で事前説明会を開く。
山小屋を含む宮田村側の駒ケ岳登山者、観光客は2000年に10万人余りに達したが、その後徐々に減少。昨年は豪雨の影響でロープウェーが運行休止になった影響もあり5万5千人ほどだった。問い合わせは宮田観光ホテル83・2134まで。 -
こどもスポーツ体験教室開講
箕輪町教育委員会の新事業「こどもスポーツ体験教室」が23日、町民体育館で始まった。初回種目の卓球は参加した小学生のほとんどが初体験で、ラケットを手に基礎から教わって楽しんだ。
体験したことのないスポーツをやり、スポーツの楽しさを知ってもらう目的。町体育指導員と町体育専門部が指導する。3回シリーズで第2回は室内テニス、第3回はフェンシングに挑戦する。
教室には定員を上回る応募があり、参加者は町内の小学3年生から6年生までの30人。初めての卓球で、ラケットの握り方、構え方、球の打ち方など基本を丁寧に教えてもらった。「ラケットが顔の前にくるように振ってね」とアドバイスを受けながら指導者の球を打ち返したり、サーブの練習を楽しんだ。 -
駒ケ根市全国大会出場者激励会
駒ケ根市教育委員会は25日、スポーツの全国大会3競技に出場する4選手の激励会を市保健センターで開いた。出場選手は内閣総理大臣杯第50回全国空手道選手権大会(7月7、8日、東京都)に出場する竹村進さん(31)=町四、第26回全日本クラブ卓球選手権大会(7月13縲・6日、岡山県)に出場する村沢貴之さん(26)=町四、千村淳子さん=小町屋、第25回全日本レディースバドミントン選手権大会(7月19縲・1日、愛媛県)に出場する加藤俊子さん(50)=町二=。選手らは「代表として恥ずかしくないよう力を出したい」、「全国は強いが、少しでも勝ちたい」、「駒ケ根市の名を上げてきたい」などとそれぞれ決意を述べた。
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南信地区中学校総体各種結果(1)
◆南信地区中学校総体各競技結果=上伊那関係分
【バレーボール】(23竏・4日・茅野北部中学校体育館など)
◇男子 (2)箕輪(4)飯島
◇女子 (1)辰野(2)中川
※男女上位4校は県大会(7月14竏・5日・下諏訪体育館など)に出場
【バスケットボール】(23竏・4日・豊丘中学校体育館など)
◇男子 (1)赤穂(3)箕輪
◇女子 (1)箕輪(2)赤穂(3)伊那
※男女各上位4校は県大会(7月14竏・5日・長野運動公園体育館など)に出場
【ソフトボール】(23日・上郷グラウンドなど)
◇女子 (1)伊那東部
※伊那東部は県大会(7月15竏・6日・松本市あずさ運動公園)に出場
【新体操】(23日・サンビレッジ伊那体育館)
◇女子▽個人 (2)清水累衣(赤穂)(3)山崎真緒(赤穂)(5)小原恵(赤穂)(6)大沼利佳(赤穂)(7)池田奈美(箕輪)(8)大沼佐奈代(赤穂)(9)矢沢優(宮田)(11)武村楓(伊那東部)(12)原未那美(西箕輪)(14)栗山静花(赤穂)(15)唐沢紗季(赤穂)(16)伊藤直美(飯島)▽団体 (1)赤穂
※個人上位16人、団体1校は県大会(7月15日・伊那市勤労者福祉センター)に出場
【バドミントン】(23日・赤穂中学校体育館)
◇男子▽団体 (2)赤穂▽個人ダブルス (3)伊藤健・大木島正徳(赤穂)▽同シングルス (2)松原大和(赤穂)(3)宮下直人(赤穂)
◇女子▽団体 (1)赤穂▽個人ダブルス (1)松原由美子・竹上晴香(赤穂)(2)吉沢奈津子・山本さくら(赤穂)(4)川島夏美・林千晶(赤穂)
※男女団体上位2校、個人ダブルス、シングルス上位4ペア・人は県大会(7月15竏・6日・信州スカイパーク体育館)に出場
【柔道】(24日・辰野中学校柔道場)
◇男子▽個人50キロ級 (1)中村健太(辰野)(3)小田切健太(赤穂)(4)住井洋太(赤穂)▽同55キロ級 (1)有賀大記(辰野)▽同66キロ級 (1)柳沢翔矢(辰野)▽団体 (2)辰野
◇女子▽個人52キロ級 (1)有賀詩織(辰野)(2)原寿々子(伊那)▽同57キロ級 (1)岩崎真由(辰野)(2)中原由貴(赤穂)▽団体 (2)辰野
※男女個人各階級上位4人、団体上位4校は県大会(7月14竏・5日・辰野町民体育館)に出場
【剣道】(23日・松川中学校体育館)
◇男子▽個人 (5)湯沢卓哉(赤穂)▽団体 (1)伊那東部(4)赤穂
◇女子▽個人 (3)下井雪乃(赤穂)福本なつみ(春富)(5)伊藤菜月(春富)板山香純(伊那東部)▽団体 (1)赤穂(2)春富(4)辰野
※男女個人上位8人、団体上位4校は県大会(7月14竏・5日・白馬村ウィング21)に出場 -
【記者室】プールの安全管理あらためて徹底を
日増しに加わる暑さに合わせるように、各地の小中学校でプール開きが行われて水泳シーズンが幕を開けている。式では校長らが子どもたちの安全を祈って酒と塩で清めの儀式を行うのが常だが…▼昨年7月、埼玉県のプールで小2女児が吸水口に吸い込まれて亡くなったことは記憶に新しい。事故を受けて全国の施設で設備を点検したところ、多くのプールでふたの固定が不十分だったことが明らかになった▼管理者はそれぞれ対策を施したはずだが、昨年やったからと言わず、今季もあらためて点検と整備を徹底してほしい。プール開きで初泳ぎする子どもたちは、誰もが明るい笑顔ではじけるような歓声を上げている。ずさんな管理でこの笑顔を曇らせてはならない。(白鳥文男)
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南信中学校総体9競技で熱戦
南信地区中学校総合体育大会は23日、バレーボールや剣道、バドミントンなど9競技を各地で繰り広げた。県大会の進出権を懸けた熱戦が本格的に始まった。全14競技のうち10種目の代表が24日までに決定。ソフトテニスと卓球、サッカーは30日、水泳は7月1日に決まる予定だ。
軟式野球は、県営伊那球場と駒ヶ根アルプス球場の2会場で1、2回戦があり、上伊那など3地区の代表12校から24日の準決勝に進む4校が決まった。選手らは、仲間や保護者の応援を力に一生懸命、白球を追った。
県大会出場を懸けて始まった軟式野球(阿智竏駐・・輪、23日・県営伊那球場) -
県少年サッカー優勝のトップストーンJr、村長へ凱旋報告
全日本少年サッカー県大会で初優勝し、伊那谷で初めて県下108チームの頂点に立った宮田村のトップストーンジュニアが20日夕、清水靖夫村長に優勝報告した。殊勲の優勝カップを手に役場を訪問。8月の全国大会に向けて「決勝トーナメントに進出したい」と抱負も話した。
PK勝ちの決勝含め僅差の接戦を制したイレブン。細田文徳総監督と杉本雅史理事は「彼らの夢をつかもうとする気持ちが、他チームより一歩強かったんだと思う」と話した。
古河原凌哉主将は「仲間を信じたことが勝因」、FWで攻撃の軸として活躍した木下諒君は「みんなで絶対に優勝するぞという気持ちで戦ってきた」と、大会を振り返った。
「予選を突破し決勝に行きたい」と全国大会の抱負も話した選手たち。
清水村長は「宮田にとどまらず、全国に友人が広がるのは素晴らしいこと。仲間との信頼をさらに育て、頑張って来てくださいね」と激励した。 -
宮田小プール開き
蒸し暑さが増した20日、宮田村の宮田小学校はプール開き。さっそく2年生が・ス初泳ぎ・スした。
安全で楽しく泳げるようにと、注意点を聞いてからプールへ。久しぶりの水の感触に「つめたい」と最初は話したが、全身が浸かると、楽しげな歓声に変わった。
歩いて水に慣れた子どもたち。今年は顔を水につけて手を伸ばして泳ぐのが2年生全員の目標で、8月末まで水泳の授業は続く。 -
伊那市ママさんバレーボール夢気球杯大会
第31回伊那市ママさんバレーボール夢気球杯大会が17日、伊那市の県勤労者福祉センター体育館であった。伊那市ママさんバレーボール協議会に登録する市内8チームが出場し、白熱した試合を展開。結果、マザーズが2年連続優勝を飾った。伊那市体育協会バレーボール部主催。
中部電力の協賛で毎年開催している大会で、予選ブロックの上位チームがトーナメント戦に進み、1位から3位までを決める。
決勝戦では、一昨年の優勝チームコスモスが優勝旗奪還を目指しマザーズと対戦。結果、2竏・でマザーズが勝利し、優勝を勝ち取った。また、3位決定戦はめぐみと東春近が対戦。2竏・で勝利しためぐみが3位となった。
結果は次の通り。
▽優勝=マザーズ▽準優勝=コスモス▽3位=めぐみ -
小学生大活躍 全国大会へ
小学生対象の全日本少年サッカー県大会は17日、決勝などが松本市のアルウィンであり、宮田村のトップストーンジュニアがPK戦を制して初優勝。伊那谷勢として初めて全国大会(8月8日縲恤沒⑪ヴィレッジ)への切符を手にした。将来を見すえて幼児から取り組む長期の強化策が花開き、常に高い目標を掲げたイレブンの夢が結実した。
決勝の相手は優勝候補の豊科南を撃破した長野市の裾花。再三のピンチも古河原主将が統率する守備陣が踏ん張り、ゴールを割らせずPK戦に突入した。
思いきりの良いシュートが連続して決まり、この日好セーブを連発したGK宮下は、PK戦でも反応良く得点を止める活躍で勝利の原動力になった。
「きょうのMVPは宮下とDF陣。技術もタレント性もある攻撃陣に比べると目立たないが、本当に気持ちを高めて努力した」。幼少のころから、彼らを見守ってきたトップストーンの杉本雅史理事は笑顔でたたえた。
トップストーンは、サッカーの総合クラブチームとして、幼少から社会人まで各カテゴリーのチームを持つ。
優勝を果たしたイレブンの主力は、保育園の「キッズ」や小学校低学年から加入。常に上の学年と競い合いながら、長期的な視野で実力をつけてきた。
県内64チームが出場した昨年の新人戦で優勝。イレブンは「全国」をとらえ、今大会に臨んでいた。
県のトレセンにも選ばれる得点力のあるFW木下、MF下平、三好の攻撃陣は魅力的だが、ボランチと3バックの強固な守備陣は今大会も6試合で失点2と実力を証明した。
上手なチームメイトに追いつけ、追い越せと練習を続けてきた選手たち。「集中力が高く、夢を実現させる力が彼らにはある」と細田文徳総監督は、全国の舞台でも得意のつなぐサッカーで勝機を見出す。 -
県小学生陸上 上伊那勢5人全国へ
第24回県小学生陸上競技大会(長野陸上競技協会主催)は17日、松本平広域公園陸上競技場であり、上伊那勢は女子80メートル障害の有賀菜央(辰野西6)が県小学生タイ記録を生んだ。そのほか男子は、80メートル障害女の小林英和(高遠北6)が13秒61、ボール投げの成瀬幸大(辰野西6)が64メートル43、5年100メートルの上田和矢(辰野西)が13秒71の記録でそれぞれ優勝。女子は、走り幅跳びの高井ユージン(南箕輪南部6)が圧勝した。
同大会は、県内各地区・支部の予選を勝ち上がった約1500人が出場し、全19種目で競った。男女千メートルとオープン100メートル、混合リレーを除く各種目1位は全国大会(7月27竏・9日・大阪府)、400メートルリレーの男女2縲・位と混合リレーの1縲・位は東海大会(9月9日・三重県)の出場権を獲得した。
○…女子80メートル障害・有賀菜央(辰野西6)
女子80メートル障害で13秒34の県小学生タイ記録を樹立した。上伊那大会は、予選で大会新記録を生むも決勝で転倒し、結果5位。「この間の悔しさを晴らせた」と、念願だった1位の表彰台に上った有賀の顔に笑顔が弾けた。
レースは、得意の後半の伸び上がりで他を引き離す展開。前回は隣りの選手の好スタートに動揺してしまったが、今回は「自分の走りに集中できた」と納得の走りを見せた。
県大会で自信を取り戻し、初の全国大会に臨む。「今まで頑張ってきた練習の成果が出た。全国では12秒台の記録を出したい」と気合が入る。
○…女子走り幅跳び・高井ユージン(南箕輪南部6)
高井は、あと1センチで県小学生タイ記録となる4メートル49の跳躍で優勝した。これまでの自己ベストは上伊那大会でマークした4メートル01。記録の大幅更新に「偶然かな?!」と照れ笑いを見せて喜んだ。
1回目の跳躍は緊張したため、利き足の右足で踏み切ることが出来なかった。しかし、緊張もほぐれた2回目で優勝を決める。力強く右足で踏み切ったジャンプは大きな弧を描いた。
同競技は、今春から取り組み始めたという。初めての全国大会出場にうれしさが表情にあふれる。「次の大会では(県小学生)記録を目指したい」と自信を口にする。
○…男子80メートル障害・小林英和(高遠北6)
上伊那大会で3位(14秒34)だった小林は、県大会で実力を発揮。決勝では13秒61の自己ベストを記録し「納得いく走りだった」と笑顔を見せた。
今大会予選で13秒96をマークするなど、レースを積み重ねるたびに自己ベストを更新している。「全国大会では12秒台前半を目指す」と力強く意気込む。
○…男子ボール投げ・成瀬幸大(辰野西6)
地元少年野球で投手の成瀬は、向かい風を突く、64メートル43の遠投で優勝。上伊那大会でマークした自己ベスト69メートル51には及ばなかったものの結果に満足する。
身長は147センチと小柄だが全身を使った大きな手の振りが魅力。「全国にいったら70メートル以上を投げ、3位以内を目指す」と上を見据える。
○…男子5年100メートル・上田和矢(辰野西)
13秒71の記録で全国大会初出場を決めた。予選でも一人だけ13秒台の快走に「決勝はリラックスして臨めた」と分析。前半からトップスピードに乗って、優勝を獲得した。
小学生陸上は初参加となる上田。持ち味は・ス後半の伸び・ス。「全国大会では、まずは予選突破し、13秒前半のタイムを目指す」と意欲を見せる。 -
北信越高校総体各競技結果
◆北信越高校総体各競技結果(上伊那関係分)
【陸上競技】(15竏・7日・石川県西部緑地公園陸上競技場)
◇男子▽棒高跳び (4)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル50
※松沢は全国大会(8月2竏・日・佐賀県)に出場
【ソフトボール】(16竏・7日・地球環境高校など)
◇男子▽1部1回戦=武生東(福井)8竏・伊那弥生▽同代表決定戦=伊那弥生17竏・雄山(富山)
※伊那弥生は全国大会(7月28日竏・月1日・佐賀県)に出場
【新体操】(16竏・7日・富山県射水市新湊総合体育館)
◇女子▽個人総合 (4)中沢歩(伊那西)23・075点▽同種目別ロープ (4)中沢歩(同)11・525点▽同種目別フープ (4)中沢歩(同)11・550▽団体 (1)伊那西11・125点
【フェンシング】(16竏・7日・石川県白山市若宮公園体育館)
◇男子▽団体 (1)伊那北▽個人フルーレ (4)白鳥佑弥(伊那北)▽個人サーブル (2)白鳥佑弥(伊那北)
◇女子▽団体 (3)赤穂▽個人エペ (4)三沢杏奈(赤穂)▽個人サーブル (4)北原彰子(赤穂)
【弓道】(16竏・7日・福井県立武道館)
◇女子▽団体 (1)伊那西▽個人 (3)富永芽依(伊那西)
【ホッケー】(16竏・7日・石川県立ホッケー場など)
◇男子▽リーグ戦=(5)赤穂4敗 -
写仏に勝利の願い込めて、河原町リバース合宿
宮田村の少年野球チーム「河原町リバース」は16、17日、町二区の白心寺で合宿を行った。写仏なども体験。寝食をともにするなかで、友情の絆を深め、心身を鍛練した。
心を静めて写仏に取り組む子どもたち。「試合に勝つ」「ホームラン打つぞ」などそれぞれ目標も書き込み、筆に神経を集中させた。
同寺での合宿は3年目。山田弘之住職からはあいさつや根性についての講話を聞き、忘れてはならない人間としての基本についても考えた。
風呂では汗を流し合い、野球談義などに花を咲かせる姿も。
4年生以上の25人はそのまま宿泊して枕を並べ、翌朝は6時に起床。みんなで体操し、つつじグラウンドに場所を移して練習を続けた。
先日の村少年野球大会で4年ぶりに優勝を果たしたリバース。24日の箕輪大会は、合宿でより一層深めた団結力で勝利を目指す。 -
トップストーンJr伊那谷初の栄冠、全国へ
小学生サッカーの全日本少年サッカー県大会は17日に決勝戦などを松本市のアルウィンで開き、宮田村のトップストーンジュニアがPK戦を制して初優勝。伊那谷勢として初めて全国大会(8月8日縲恤沒⑪ヴィレッジ)への切符を手にした。将来を見すえて幼児から取り組む長期の強化策が花開き、常に高い目標を掲げたイレブンの夢が結実した。
決勝の相手は優勝候補の豊科南を2ゴールで撃破した長野市の裾花。再三のピンチも古河原主将が統率する守備陣が踏ん張り、ゴールを割らせずPK戦に突入した。
思いっきりの良いシュートが連続して決まり、この日好セーブを連発したGK宮下はPK戦でも反応して得点を止める活躍で勝利の原動力に。
「きょうのMVPは宮下とDF陣。技術もタレント性もある攻撃陣に比べると目立たないが、本当に気持ちを高めて努力した」。幼少の頃から、彼らを見守ってきたトップストーンの杉本雅史理事は笑顔でたたえた。
トップストーンはサッカーの総合クラブチームとして、幼少から社会人まで各カテゴリーのチームを持つ。
優勝を果たしたイレブンの主力は、保育園の「キッズ」や小学校低学年から加入。常に上の学年と競い合いながら、長期的な視野で実力をつけてきた。
県下64チームが出場した昨年の新人戦は優勝。イレブンは「全国」をとらえ、今大会に臨んでいた。
県のトレセンにも選ばれる得点力のあるFW木下、MF下平、三好の攻撃陣は魅力的だが、ボランチと3バックの強固な守備陣は今大会も6試合で失点2点と実力を証明した。
上手なチームメイトに追いつけ、追い越せと練習を続けてきた選手たち。「集中力が高く、夢を実現させる力が彼らにはある」と細田文徳総監督は、全国の舞台でも得意のつなぐサッカーで勝機を見出す。