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塩澤幸一さんに緑十字銀章伝達
伊那市西春近の塩澤幸一さんは、長年の交通安全活動への尽力が評価され、交通栄誉賞「緑十字銀章」を受賞しました。
1月22日、伊那市の伊那警察署で表彰伝達式が行われ、駒津一治署長から塩澤さんに賞状が手渡されました。
また、塩澤さんの妻、ともえさんは、長年に渡って塩澤さんの活動を支えてきたとし、感謝状が手渡されました。
塩澤さんは平成24年、2012年から14年間、交通安全協会の役員を務め、令和2年から伊那交通安全協会の会長を現在も務めています。
今年、長野県では緑十字金賞を3人、緑十字銀章を12人が受賞しています。
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伊那市国保税率「据え置き」答申
伊那市国民健康保険運営協議会は来年度の国民保険税の税率を諮問どおり現行のまま据え置くよう3日、白鳥孝市長に答申しました。
協議会の小林眞由美会長と山岸眞由美副会長が市役所を訪れ白鳥市長に答申しました。
国保の税率が据え置きとなるのは6年連続で物価高騰の影響に配慮したとしています。
また国民健康保険加入者が対象のがん検診の補助についても諮問通り、2026年度からの廃止としています。
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南箕輪村 14年ぶり人口減
長野県は、毎月人口異動調査に基づく2024年中の年間人口増減を公表しました。
それによりますと、南箕輪村では14年ぶりに減少となっています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の年間の人口増減は、伊那市が453人減の6万3,758人、箕輪町が65人減の2万4,517人、南箕輪村が55人減の1万6,179人でした。
ただ南箕輪村は、出生児数が死亡者数を下回る「自然減」の減少率が0.15%と県内で最も低くなっています。
村では、「14年ぶりの人口の減少については、新築住宅の着工戸数が落ち込み、転入者の減少につながったためだとみている。それでも年間の出生数は依然として140人前後で推移しているので、今後もこれを維持していきたい」と話していました。 -
箕輪町議会 一般会計に3億9,400万円追加
箕輪町議会臨時会が30日に役場で開かれ、今年度一般会計に3億9,400万円を追加する補正予算案など2議案が提出され、可決・承認されました。
主な事業のうち、物価高騰対策として、住民税非課税世帯や、住民税均等割のみ課税世帯への給付金支給に合わせて8,580万円。
ほかに、原油、燃料価格高騰の影響を受ける、交通事業者や貨物自動車運送事業者などへの支援金給付に合わせて610万円となっています。
また、ゼロカーボン推進事業で、町内小学校や公共施設への太陽光・蓄電池の設置工事費などに、合わせて2億3,400万円となっています。
なお、ゼロカーボン推進事業は、国の制度を活用し財政の負担軽減を図るため、来年度の当初予算を前倒ししたものです。
これにより最終的な町の負担額はおよそ7,100万円となります。
この日提出された、これら補正予算案を含む2議案は、全会一致で可決・承認されました。
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伊那市 一般会計に2億8千万円追加
伊那市議会臨時会が28日に市役所で開かれ、今年度一般会計に2億8千万円を追加する補正予算案など11議案が提出され可決されました。
主な事業として物価高騰対策で住民税非課税世帯や住民税均等割のみ課税世帯への給付金支給に2億5,600万円となっています。
この日提出された11議案は全て可決されました。 -
箕輪町 公用車4台を電気自動車に更新
箕輪町はCO2排出量削減に向け公用車として電気自動車4台を購入しました。
7日は役場正面玄関で安全祈願式が行われました。
購入された車は1台およそ270万円です。
箕輪町では2050年までに町内の二酸化炭素排出量実質0を目指す「2050ゼロカーボンシティ宣言」をしています。
その一環で今回、4台が更新され、公用車67台のうち15台が電気自動車となりました。
白鳥政徳町長は「CO2削減に大いに期待できる」と話していました。
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箕輪町発足70周年記念事業実行委員会の初会合
箕輪町発足70周年記念事業実行委員会の初会合が20日、役場で開かれました。
実行委員会は役場職員32人で構成されています。
実行委員長の浦野邦衛副町長は「10年後、20年後を見据えた良い1年にしてください。」と挨拶しました。
実行委員会は、記念式典などを担当する、公式行事・PR部会。
未来へのタイムカプセルなどのイベントを担当する、イベント部会。
町民などから写真を集めて1枚の絵をつくるフォトモザイクアートなどを担当する、連携部会。
記念グッズや展示物を担当する、展示・作成部会の4部会で構成されています。
実行委員会では、70周年PR用グッズとして缶バッジを4月から配布することが確認されました。
次回の委員会は3月19日に予定されています。
箕輪町発足70周年記念式典は、9月20日(土)に箕輪町文化センターで行われます。 -
上伊那広域連合第6次広域計画案 答申
上伊那広域連合第6次広域計画策定委員会は来年度から5年間の広域計画案について上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に23日、答申しました。
策定委員会の上原三知委員長と長尾久美子副委員長が市役所を訪れ
第6次広域計画案について上伊那広域連合長の白鳥市長に答申書を手渡しました。
第6次広域計画案には医療体制の整備や幹線道路網の構想など15項目が挙げられています。
第6次広域計画案は来月開かれる上伊那広域連合議会に提出されます。
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村議会臨時会 今年度の一般会計補正予算案になど4議案可決
南箕輪村議会臨時会が23日に役場で開かれ、今年度一般会計に2億2千万円を追加する補正予算案になど4議案が提出され可決されました。
主な事業として、物価高騰対策で住民税非課税世帯や住民税均等割のみ課税世帯への給付金支給に4,600万円。
大芝高原に設置するモバイルトイレの工事費に400万円。
ふるさと納税の寄付額増加による業務委託料に3,500万円などとなっています。
今年度の村のふるさと納税寄付額は、昨年度と比べ約1億円増加し、過去最高となる5億1千万円を見込んでいます。
この日提出された4議案は、全会一致で可決されました。
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宮田村長選 天野さん無投票で初当選
宮田村の小田切康彦前村長の辞任に伴う、21日告示の村長選で、前村議会議長の天野早人さんが無投票で初当選しました。
天野さんは無所属新人の46歳です。
宮田村長選は、21日に告示され、天野さん以外に立候補の届け出がなかったことから無投票で初当選となりました。
宮田村長選が無投票になったのは3回連続です。
任期は26日から4年間です。
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コープながの 町と災害時応援協定
生活協同組合コープながのは災害時に保育園児等の緊急避難場所として建物を一時使用する協定を箕輪町と22日に締結しました。
役場で調印式が行われ、生活協同組合コープながのの丸山辰明代表理事理事長と白鳥政徳町長が協定書を取り交わしました。
協定は三日町保育園やこども発達支援事業所若草園の開園中に風水害が発生した場合にコープながの伊北センターを緊急避難場所として一時使用するものです。
三日町保育園は浸水想定区域や土砂災害警戒区域に、若草園は浸水想定区域にあり、両園には合せておよそ70人が通園しています。
コープながの伊北センターも浸水想定区域にありますが、鉄骨2階建てのため垂直避難が可能です。
コープながのはこれまでに63市町村と災害時の物資供給の協定を結んでいて、箕輪町とも2001年に締結しています。
建物の一時使用の協定は今回がはじめてだということです。 -
森林活用の産業創業セミナー
森林を観光など産業としての活用を目指す、信州・森林サービス産業創業セミナーが16日、伊那市西箕輪のマウンテンバイクコースで行われました。
セミナーには県内を中心に森林サービス産業に関心のある人たちおよそ60人が参加しました。
参加者は3つの班に分かれ森林サービス産業に取り組んでいる施設の現地視察を行いました。
このうち伊那市西箕輪のマウンテンバイクコースC.A.B TRAILには約20人が集まりました。
現地視察ではコースの管理運営を行っている株式会社TRAIL CUTTER社長の名取将さんが、経営状況などについて話をしました。
長野県は森林の利活用に関心のある人たちを繋ぐ、信州・森林サービス産業推進ネットワークを去年設立し創業支援などを行っていてセミナーはその一環として初めて行われました。
セミナーではほかに伊那市のイナダニシーズで信州・森林サービス産業推進ネットワークの概要についての説明がありました。
県では健康や観光、教育など様々な分野で森林を活用した創業を支援していくことにしています。
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南箕輪村 物価高騰対策に独自で1万円上乗せ
南箕輪村は、物価高騰対策として県が行う給付金に対し独自で1万円を上乗せする支援を行います。
これは14日に村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
国と県は、物価高騰対策として、住民税非課税世帯や住民税均等割りのみ課税世帯に給付金を支給します。
村では、県が行う住民税均等割りのみ課税世帯への給付に、独自で1万円を上乗せする支援を行います。
対象数は280世帯で事業費は280万円です。
全協ではほかに、村政150周年記念式典の内容が示されました。
2月16日に開かれる記念式典では、村の功労者表彰や150年を振り返るシンポジウムが予定されています。
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伊那市 新年度予算市長査定
伊那市の来年度当初予算案の市長査定が15日から始まりました。
市長査定は冒頭のみ公開されました。
白鳥孝市長は「予算の範囲内で優先順位や規模など検討しそれぞれの事業を実施していきたい。また、保育園など施設の統廃合については避けては通れない。行政を運営するのではなく経営するという考えで、赤字を出さない健全経営をする考えをもって査定から初めていきたい」とあいさつしました。
予算編成の基本方針として「社会の変容に対する先を見据えた取り組み」や「すべての福祉に漏れがない取り組み、子どもに係る政策の一元化」などをあげています。
予算化を検討する主な事業は、官民協創の新しいまちづくり事業の推進や保育士確保に向けた補助金の検討、地域脱炭素移行・再エネ推進交付金事業の推進などとなっています。
市長査定は、2月上旬まで行う予定で、来年度当初予算案は2月に発表されます。
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「長野県をそば県に」意見交換
長野県のそばを発信し観光振興につなげる活動を行っている「長野県をそば県にする議員の会」の総会が23日、伊那市のいなっせで開かれました。
総会には伊那市や箕輪町などの議員約10人が出席しました。
長野県をそば県にする議員の会は8月に発足し県議会議員のグレート無茶さんが会長を務めています。
県内4地区に支部があり無茶さんの呼びかけに賛同する県議会議員や各市町村議会議員およそ40人が参加しています。
総会では各地のそば関係者との懇談会の開催やそば団体の活動の後押しなどを行っていくことが確認されました。
「長野県をそば県にする議員の会」では信州そばを全国に発信することで、長野県の知名度アップや遊休荒廃地の解消などにつなげていきたいとしています。
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発足70周年の箕輪町で仕事始め式
1月1日に町発足70周年を迎えた箕輪町の仕事始め式が6日役場で行われ、白鳥政徳町長が職員約80人を前に訓示しました。
白鳥町長は町の課題として今後の高齢化率の上昇を挙げ「高齢化率は10年後15年後を見据えると40%近くになることは間違いない。この部分をどうやっていくかによって町の位置付けが変わってくる。箕輪町に対する評価が変わってくるというふうに思っているので、ここはしっかりやっていかなければならない。」と述べました。
また町が取り組むべきこととして、人口減少対策と災害対策に加え、保育園、学校の長寿命化、公園整備、子ども子育て施策を挙げていました。
今年町発足70周年の箕輪町はこれまでの70年を振り返るとともに新しい施策にも取り組んでいくとしています。
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南箕輪村のニュースTOP10
3日間にわたり、伊那ケーブルテレビが選ぶ伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしています
3日目は南箕輪村です。
10位「大芝高原を発着に経ヶ岳山頂を折り返すバーティカルリミット今年で10回目」
9位「大芝の湯の敷地内に、大芝高原のアカマツを使った樽型の屋外サウナ、バレルサウナ設置」
8位「南箕輪村の住宅地の地価が1998年以来、26年ぶりの上昇」
7位「村内のナラの木でナラ枯れ確認」
6位「男子バレーボールチーム、VC長野トライデンツ新リーグSVリーグに参戦」
続いてトップ5です。
5位は「上伊那農業高校130周年」です。
上農高校は明治28年1895年に伊那市狐島に郡立上伊那簡昜農学校として開校しました。
式典には在校生や卒業生などおよそ600人が出席しました。
小池眞理子校長は「地域のみなさんと伊那谷の未来を創造できる人になれるようチャレンジし続けましょう」と式辞を述べました。
生徒を代表して生徒会長の根津柚希さんは「地域や世界とも交流のある学校です。130年かけて先輩が築いてきた歴史を受け継いでいきたい」と話しました。
4位は「黒いグルメ、ブラメシ、のキャラクターすみっこちゃんが新たに誕生」です。
すみっこちゃんは大芝高原のアカマツの炭がモチーフになっています。
ステッカーと缶バッジの2種類を作りました。
炭を使った黒いグルメ、ブラメシをPRしようと南箕輪村観光協会と南箕輪小学校4年2組の児童が考えました。
村観光協会では、このキャラクター活用してブラメシを普及していきたい考えです
続いてトップ3です。
3位は「休日の中学の部活動を担う地域クラブの設立総会」です。
休日の地域クラブは、少子化による部員減少への対応や教諭の負担軽減を図るもので、中学校の休日の部活動が学校主体から地域主体となります。
南箕輪中学校には現在14の部活があり、このうち12の種目で休日の地域クラブを立ち上げました。
来年4月から学校の部活動は平日のみとし、休日は希望する生徒が地域クラブに所属し活動します。
2位は「村のブランド米、風の村米だより金芽米を使ったおむすびのアイデアコンテスト」です。
コンテストは村政150周年記念事業の一環で開かれたものです。
コンテストには、団体を含む19人から25メニューの応募があり、9月の一時審査を通過した11メニューが最終審査を受けました。
最優秀賞に選ばれたのは、南箕輪小学校6年の矢坂瑠夏さんの「元気・森もりおむすび」です。
矢坂さん考案のおむすびは、今後、大芝高原味工房で商品化され来年2月から販売される予定です。
1位は「小中学校の学校給食センター「まっくんキッチン」の竣工」です。
延べ床面積は1,146平方メートル、事業費はおよそ12億円です。
施設内には最新の調理機器を作業が効率よくできるよう配置しています。
センターでは、南箕輪小学校と南箕輪中学校の1,370人分の給食を作ります。
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広域計画案 策定委員会が承認
上伊那広域連合第6次広域計画策定委員会が26日、伊那市のいなっせで開かれ広域計画案が承認されました。
広域計画案は上伊那広域連合を構成する市町村の住民に広域連合が掲げる来年度から5年間の目標を具体的に示すものです。
観光振興やごみ処理など15項目の現状と課題、今後の方針が示されています。
このうち観光振興では信州まつもと空港の国際化などを見据え、官民一体となった観光地域づくりを推進するとしています。
ごみ処理では新たな最終処分場の整備を優先課題とし早期かつ計画的な検討を進めていくとしています。
きょう承認された広域計画は来年1月に上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に答申されます。
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箕輪町発足70周年 ポスター・フラッグ完成
来年1月1日に発足70周年を迎える箕輪町は、記念事業をPRしようと、ポスターとフラッグを作成しました。
こちらが、ポスターとフラッグです。
どちらもロゴマークを中心に配置したデザインで、発足70周年をPRするものとなっています。
ポスターには、もみじ湖や赤そばの里など、町を象徴する写真が使われていて、町内公共施設に掲示されます。
フラッグは、緑色がベースとなっていて、役場周辺に掲示されます。
箕輪町では、来年1月1日に発足70周年を迎え、記念式典や記念講演など、1年を通して様々な事業を計画しています。
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伊那市教育委員会 情報流出で謝罪
伊那市教育委員会は、職員が個人情報が書かれた書類を訪問先の保護者宅に置き忘れる事案があったことを公表し、23日に謝罪しました。
23日は、市教育委員会の福與雅寿教育長らが市役所で記者会見を開き、謝罪しました。
市教委によると、中学校の生徒に対する学校側の指導についてその保護者から抗議があり、今年6月に職員2人が保護者宅を聞き取り調査に訪れました。
調査を終え、市役所に戻った際、書類の入った手さげ袋を保護者宅に置き忘れていることに気づき、回収したということです。
置き忘れた書類は、学校と訪問先の保護者との懇談経過を含む生徒指導記録です。
他に、個別に教育を支援する「通級指導教室の申込書」25人分も含まれていて、この件とは関係のない書類だったということです。
市教委では、いずれも23日付で教育委員会事務局の65歳の男性職員を戒告の懲戒処分に、管理監督責任のある職員2人を厳重注意としました。
また再発防止策として、持ち出しが必要な場合は管理者の許可を受け返却の確認を行うこと、施錠できる鞄を使用し保管・携行を徹底するとしています。
対応した伊那市の顧問弁護士長谷川洋二弁護士によると、この保護者は置き忘れた書類をコピーし、現在も所持しているということです。
この件で、保護者が23日に取材に応じ、「指導記録に学校側の説明と食い違う内容が書かれていたことと、市教委が資料を置き忘れたことを隠蔽しないようにするためだった」と話しています。
外部への情報流出の可能性について長谷川弁護士は、「今のところ保護者の理解を得ているためその恐れはない」としています。
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箕輪町内の3館が連携した子どもふゆまつり
箕輪町内の小学生を対象に、公民館と図書館、郷土博物館が連携して企画したイベント「子どもふゆまつり」が21日に行われました。
町文化センターでは、4つのイベントが行われました。
「チャレンジ!イライラ棒」のブースです。
スタッフが手作りしたもので、子どもたちは、電極棒が電線に触れないように慎重に進めていました。
イベントは、箕輪町公民館と図書館、博物館がそれぞれの特徴をいかしたイベントとして、毎年この時期に開いています。
町図書館は、4種類のゲームを楽しめるブースを用意し、スタッフがルールを説明しながら一緒に楽しんでいました。
郷土博物館では、「古代のアクセサリー作り」が行われました。
高麗石という柔らかい石を使い、ネックレスやストラップを作っていました。
町公民館では、「子どもたちが楽しめるイベントを今後も企画していきたい」と話していました。 -
エレコム 伊那市と災害時応援協定
IT関連機器メーカーのエレコム株式会社と伊那市は災害時の電源確保についての応援協定を17日に締結しました。
この日は市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とエレコムの葉田順治会長が協定書を取り交わしました。
協定は災害時にスマートフォンなどの電源確保などを行えるモバイルバッテリーやポータブル電源を提供するものです。
また協定の一環でエレコム自社製品のモバイルバッテリー100個やポータブル電源2台、ソーラー充電器2台などが寄贈されました。
白鳥市長は「伊那市の備品として有効に活用し、地域の防災力を強化していきます」と話していました。
エレコムは伊那市にグループ会社のロジテックINAソリューションズ株式会社があり、災害時応援協定を締結するのは県内では初めてです。 -
箕輪町発足70周年 24事業を計画
箕輪町は来年発足70周年を迎えます。
70周年を記念して、来年1年を通して24の事業が計画されています。
17日に役場で開かれた箕輪町議会全員協議会で、町発足70周年記念事業について町側から報告がありました。
記念事業は町民から28、庁内検討委員会から35の提案があり、検討の結果24の事業を行うことになりました。
メインとなる記念式典は、9月20日(土)に箕輪町文化センターで行われ、記念功労者の表彰や講演などを予定しています。
また、産学官連携の仮称・フィルムアートフェスティバルを計画しています。
町内の中高生と一緒に町をPRする映像の制作やイベントの企画・運営を行う予定です。
このほか、駒澤大学陸上部総監督の大八木弘明さんの特別講演会や、願いを書いたランタンを一斉に飛ばすスカイランタンイベント、災害時相互応援協定を結んでいる愛知県幸田町とCATV局の協定締結など、1年を通して様々な事業を行う計画です。
箕輪町は昭和30年に当時の中箕輪町と箕輪村、東箕輪村が合併して誕生し、来年1月1日に70周年を迎えます。
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南箕輪村 大芝の湯に木質ボイラー発電検討
南箕輪村は大芝の湯に、木質バイオマスボイラー発電の導入を検討していると11日明らかにしました。
11日は役場で南箕輪村議会全員協議会が開かれ、木質バイオマスボイラー発電の導入構想について担当者が説明しました。
木質バイオマスボイラーの発電で施設の電気を、排出される熱エネルギーで水を温める事ができるという事です。
年間5,000万円かかっていた灯油・電気代が、ほぼ木質ボイラー発電でえ賄う事ができ、災害時には非常用電源としても活用できるという事です。
事業費は、およそ8億円でボイラー2台と木材を粉砕しチップにする製造機を大芝の湯近くに設置したいとしています。
議員からは「地域の森林整備に繋がり賛成だ」「メンテナンスなどランニングコストを試算し、検討するべきだ」といった意見が出されていました。
村では、来年度中に計画をまとめ、国の補助金を活用し導入を目指したいとしています。 -
白鳥市長「女性が働きやすい企業誘致を」
伊那市が2004年から行っている企業誘致について、白鳥孝市長は、女性が働きやすい環境づくりのために、特定の業種の誘致に力を入れていく考えを示しました。
これは、11日に市役所で開かれた伊那市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
伊那市は2004年から企業誘致を行っていて、今年で20年目を迎えました。
これまでに41社の誘致を行ってきたということです。
白鳥市長は今後のビジョンについて「IT関連や化粧品メーカーなどの企業の誘致を行い、女性が働きやすい環境づくりを行っていきたい」との考えを述べました。
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町職員が住民の立場で窓口利用体験
役場の職員が住民の立場で窓口を利用する、窓口体験調査が3日に箕輪町役場で初めて行われました。
体験調査では、住民の立場となった職員がビブスを着用し、おくやみや相続などの手続きを受けました。
調査では、名前を何回書いたか、手続き完了までどのくらいの時間がかかったかを記録していました。
おくやみの手続きでは、死亡届を出したり、公共料金の名義変更などで1時間ほどを要するということです。
体験した職員からは、「配布物が多い」「窓口の場所が分かりづらい」「記入用紙に箕輪町と事前に書いてあると嬉しい」などの意見が出ていました。
窓口体験調査は、より良い窓口の実現のため、箕輪町が初めて行ったものです。
箕輪町では、きょう出た意見を参考に、住民目線の課題の把握に務めていくということです。
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地方創生総合戦略 素々案が示される
来年度からの5年間の伊那市地方創生総合戦略を決める審議会が市役所で3日に開かれ市側から素々案が示されました。
この日は地域や各種団体の代表など審議会の委員20人程が出席し、伊那市から総合戦略の素々案について説明を受けました。
計画期間最後の年となる2029年時点で3つの数値目標が示されています。
「結婚・出産・子育て支援による人口減少の抑制」では合計特殊出生率を現状の1.37に対して1.59としました。
「転出抑制・転入増加による社会動態」では現状年間76人の減少に対して75人の増加としました。
「持続可能な産業振興とまちづくり」では二酸化炭素排出量を現状の46万トンに対して28万トンとしています。
次回の審議会は来年1月下旬に開かれる予定で、2月中の策定を目指します。 -
南箕輪村長選挙 藤城氏出馬を表明
南箕輪村の藤城栄文村長は、任期満了に伴い来年4月に実施される村長選について、立候補することを、2日に表明しました。
村議会12月定例会が2日に開会し、藤城村長が冒頭のあいさつの中で出馬の意向を示しました。
藤城村長は、「手探りの4年間だったが村の課題対応や村民の生活を守るためにまじめに汗をかいてきた。やりかけたことはやりとげなければならないし、挑戦しないと1期目で得られた経験を活かす場所がなくなり無責任だと感じている。もう1期出馬し、村民の皆さんの判断を仰ぐ決意を致しました」と話していました。
現職で1期目の藤城氏は、1979年9月4日生まれの45歳。無所属南原です。
2017年から村の地域おこし協力隊として活動後、2019年4月から2021年2月まで村議会議員を務め、その年の4月に行われた村長選挙に出馬。
新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
南箕輪村長選は、来年4月8日告示13日に投票が行われ即日開票されます。
これまでのところ、前回選挙に出馬した小坂泰夫氏は立候補しない意向で、他に共産党は候補擁立について検討中だということです。 -
箕輪町議会・南箕輪村議会 12月定例会開会
箕輪町議会12月定例会が2日に開会し、今年度の一般会計に4億4,500万円を追加する補正予算案など12議案が提出されました。
補正予算案の主な内容は、まちなかタクシーの利用者増加に伴う使用料の増額に410万円、社会福祉総合センター解体工事に伴うアスベスト調査など工事実施設計業務委託料に330万円などとなっています。
町議会12月定例会は9日と10日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。 -
伊那市議会12月定例会が開会
伊那市議会12月定例会が29日に開会し、今年度の一般会計に7億5千万円を追加する補正予算案など17議案が提出されました。
主な事業のうち、伊那小学校の低学年用プールの防水シート劣化に伴う改修工事に1,900万円。
児童福祉施設や保育園の非常通報装置をアナログ回線からデジタル回線への交換に1,000万円。
障害者自立支援給付費に1億6,000万円などとなっています。
市議会12月定例会は12月10日から12日に一般質問、20日に委員長報告と採決が行われます。