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箕輪町議会 一般会計補正予算など19議案提出
箕輪町議会6月定例会が31日に開会し、795万円を追加する今年度一般会計補正予算案など19議案が提出されました。
補正予算案には、箕輪町観光協会の新しいパンフレットとポスター製作費に350万円、日帰り温泉施設ながたの湯の非常放送アンプの更新工事に300万円などが盛り込まれています。
ほかに、現在リニューアル工事のため休館中の町郷土博物館の入館料を無料にする条例改正案が提出されました。
これまで常設展の入館料は100円で、高校生以下と身体障害者手帳の交付を受けた人は無料でした。
2018年度から2022年度までの5年間の入館者7,641人のうち無料の入館者は6,300人でおよそ8割でした。
博物館は今年9月のリニューアルオープンを予定しています。
町議会6月定例会は6月10日と11日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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第6次ごみ処理基本計画 今年度策定へ
上伊那広域連合議会全員協議会が30日伊那市役所で開かれ、ごみの資源化や減量化などを効果的に進める第6次ごみ処理基本計画を今年度策定することが報告されました。
ごみ処理基本計画はおおむね5年ごとの見直しが求められていることから今年度第6次計画を策定します。
計画の期間は2025年度から2034年度までの10年間です。
計画では、第5次計画の検証と課題、ごみ処理量の予測などの項目を予定しています。
8月までに原案を作成し、9月に上伊那広域連合長に中間報告を行い、10月に住民からの意見を募集し、来年1月の計画策定を目指します。
またこの日は上伊那広域連合議会5月定例会が開かれ、消防救急無線デジタル化整備工事を巡り談合があったとして、上伊那広域連合が工事を請け負った富士通ゼネラルに契約上の違約金を求めていた問題で、富士通ゼネラル側が違約金およそ1億6,000万円を支払う意思を示したことが明らかとなりました。
議会ではこの問題にかかった弁護士費用が含まれた今年度一般会計補正予算案が原案通り可決されました。
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高遠町総合支所 安全祈願と起工式
伊那市は、高遠町に新たに建設を予定している総合支所の工事の安全祈願祭と起工式を、27日に行いました。
27日は、建設地の高遠町文化センター駐車場で安全祈願祭と起工式が行われました。
建物は、鉄骨造りの2階建てで、延床面積はおよそ940平方メートルです。
1階には、住民窓口の他、大会議室、相談室が、2階には古文書などを保管する文書庫が設けられます。
こちらは完成イメージ図です。
街並みに調和した和風の建物となっていて、ペレットストーブや太陽光発電設備、蓄電池を設置し、有事の際は防災拠点の施設となります。
総事業費は、およそ4億9,600万円となっています。
旧庁舎は1966年に建てられ、半世紀以上が経ち老朽化していたことから建設されるものです。
完成は、来年5月を予定しています。
また、旧庁舎の解体工事はすでに終了していて、今年度中に駐車場として整備します。
これにより、新庁舎の建設で減少するおよそ40台分の駐車スペースが確保できるということです。 -
市街地循環EVバス デザイン決定
伊那市が募集していた市街地循環バスイーナちゃんバスのデザインが決定しました。
車両は電気を動力とするEVバスで、8月ごろにお披露目されます。
27日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が発表しました。
桜をイメージしたピンク色を使い、左右非対称のデザインが特徴です。
山口県在住のグラフィックデザイナー ヤマシタタケシさんの作品で、環境に配慮した先進的な車体にふさわしい洗練されたデザインと視認性が高い点が評価されました。
募集は、4月1日から5月6日まで行われ、全国の73人から101点の応募がありました。
現在3台あるイーナちゃんバスのうちの1台を更新するもので、伊那市では初めてのEVバスとなります。
日本で初めての導入となるトルコ製の車体で、坂道に強く世界20か国で走行している実績があるということです。
新しいバスのお披露目は、8月ごろを予定しています。 -
箕輪町 防災行政無線放送復旧
17日から発生していた箕輪町の防災行政無線放送の不具合は23日に復旧しました。
箕輪町では「町民の皆さんには数日間ご不便をおかけしました」とコメントしています。
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箕輪町ふるさと納税過去最高額
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は63,731件、金額はおよそ6億6,000万円で件数、金額ともに前年度をおよそ30パーセント上回り、過去最高を更新しました。
22日は役場で定例記者懇談会が開かれ、昨年度のふるさと納税の実績について報告されました。
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は63,731件で前年度のおよそ46,000件を37パーセント上回りました
寄付金額はおよそ6億6000万円で前年度のおよそ5億円を30パーセント上回りました。
寄付額が増加した理由としては5つの申し込みサイトの利用を新たに開始したことや、返礼品の写真や商品説明を充実させたことだと分析しています。
箕輪町では今後、りんご狩り体験や木工体験などの実際に箕輪町に足を運んでもらうことのできる体験型の返礼品も企画していきたいということです。
また昨年度の移住定住施策実績についても報告され、移住者数は過去最高となる134人でした。
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箕輪町が今年度こども計画を策定
箕輪町は今年度、こどもまんなか社会の実現につなげる「こども計画」を策定します。
21日は計画策定に向け意見を聞く「こども・若者審議会」が箕輪町役場で初めて開かれました。
審議会には、白鳥政徳町長や学校関係者などおよそ30人が出席しました。
箕輪町は、今年度こどもや家族を応援するための「こども計画」を策定します。
6月に町内の小学6年生や中学2年生、高校2年生にこども向けアンケート調査、19歳から30歳の人の中から1,500人を選び若者アンケート調査を行います。
次回の審議会は8月27日に開かれ、アンケート調査の結果から基本目標や方針の検討を行うということです。
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市議会 市民サポーター委嘱
市民に分かりやすく開かれた議会を目指す伊那市議会は、政策立案の際に意見をきく市民サポーターを21日委嘱しました。
21日は市役所で委嘱書交付式が行われました。
委嘱された6人のうち21日は3人が出席し、田畑正敏議長から委嘱書を受け取りました。
市民サポーターは、各常任委員会がまとめた政策提言に対し意見を述べるものです。
伊那市議会改革特別委員会では、2022年度から「市民参加の機会の増強」と「議会機能の強化」をテーマに調査研究を行い、今年度から市民サポーター制度を導入することにしました。
市民から募集し、議会に興味のある30代から80代の6人が委嘱されました。
サポーターらは「自分の得意な分野で意見を述べていきたい」「求められたものに対ししっかり考えていきたい」などと話していました。
市民サポーターの任期は2年間となっています。
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箕輪町発足70周年記念事業 検討委員会
箕輪町は来年発足70周年を迎えます。
16日は、70周年記念事業の庁舎内検討委員会の初会合が役場で開かれました。
箕輪町は昭和30年に当時の中箕輪町と箕輪村、東箕輪村が合併して誕生し、来年、発足70周年を迎えます。
検討委員会は役場の各課から選出された職員およそ20人で構成されています。
初回の16日は4つのグループにわかれて、70周年のテーマについて案を出し合いました。
委員からは「短めの単語を使い、覚えやすいものがよい」「SDGsや持続可能というキーワードを入れたい」などの意見が出されました。
テーマは、各グループから出された案を1つにしぼり、7月に発表する予定です。
箕輪町では70周年の記念式典を来年秋に行う予定で、今後は町民から記念事業案を募集します。
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伊那中央衛生センター 建て替え「異議なし」
伊那市都市計画審議会は、伊那中央衛生センターの隣接地への建て替えについて「異議なし」との答申書を17日に伊藤徹副市長に手渡しました。
この日は都市計画審議会の岡野哲郎会長が市役所を訪れ、市長代理の伊藤副市長に答申書を手渡しました。
中央行政組合が運営するし尿処理施設、伊那中央衛生センターは建設からおよそ40年が経ち老朽化していることから建て替えが計画されています。
センターを稼働しながら整備が必要となるため、隣にあるサンライフ伊那跡地に建て替える計画です。
審議会ではこの案に「異議なし」と答申しました。
建て替え後の新たな処理能力は、現在の3分の1程度の1日61キロリットルになります。
また、センターで製造していたバチルエースの販売は終了となりますが脱水汚泥については引き続き無料で提供するとしています。
新しい伊那中央衛生センターは10月に着工し、2027年4月に正式稼働の予定です。
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伊那市安全会議理事会
交通事故防止や防犯など、住民の安全を考える伊那市安全会議の理事会が8日に市役所で開かれました。
会議には、市の職員や警察、消防などおよそ30人が出席し、昨年度の事業報告や今年度の活動内容を確認しました。
このうち、交通安全部会は去年の人身交通事故発生件数が、前の年より25件少ない100件、傷者数は36人少ない112人でともに減少していると報告しました。
高齢者が関係する事故は人身交通事故のおよそ半分を占めていて、高齢者に対する交通安全啓発を継続していく必要があるとしています。
防火防犯部会は、伊那警察署管内での刑法犯認知件数が268件で前の年よりも17件減少したと報告しました。
車上ねらい事件や万引き事件が多発傾向にあることから、各関係機関で連携し、犯罪の予防活動や市民への啓発活動に努めていくとしています。
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伊那市議会議長に田畑さん
伊那市議会臨時会が13日市役所で開かれ、新しい議長に田畑正敏さん、副議長に二瓶裕史さんが選ばれました。
市議会臨時会では、2年間の申し合わせ任期の満了に伴う議長選が行われ、全議員21人が投票しました。
新しい議長には田畑正敏さんが15票で選ばれました。
伊那市富県北新区の田畑さんは73歳で2期目です。
議長就任にあたり「市民の信頼と期待に応えられる活力ある議会になるよう努めていきたい」と挨拶しました。
副議長の選挙では二瓶裕史さんが17票で選ばれました。
伊那市日影の二瓶さんは45歳で3期目です。
二瓶さんは「議長を支え、市民にとって開かれた議会を目指していきたい」と挨拶しました。
正副議長の任期は申し合わせにより2年間となっています。
また、常任委員会の構成も決まり、総務文教委員会委員長は宮原英幸さん、社会委員会委員長は小林眞由美さん、経済建設委員会委員長は原一馬さん、議会運営委員会委員長は唐澤千明さんが選出されました。
また、新しい教育長に、3月まで伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めていた福與雅寿さんを任命する議案が提出され、14日の臨時議会で諮られることとなっています。
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南箕輪村 太陽光発電施設を規制する条例制定へ
南箕輪村は、太陽光発電施設の設置において禁止する区域などを定める独自の条例を制定する方針です。
これは、13日に役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
村では、4月1日から県の太陽光発電事業の推進に関わる条例が施行されたことを受け、県条例では避けるべき区域が決められていないことから、独自の条例を制定するものです。
条例では、土砂災害の危険がある場所や優良農地などの禁止区域を設定するほか、設置の際地域住民への同意を求めることなどが盛り込まれています。
条例は、6月定例会で可決されれば、来年1月1日から施行されます。 -
伊那市アプリで防災情報発信
伊那市では先月から防災や災害に関する情報をスマートフォンでリアルタイムに受信することができる防災アプリを導入しています。
こちらがそのアプリです。
防災行政無線の内容が音声や文字で確認できるほか、自分の現在地と照らし合わせたハザードマップや避難所の情報を得ることができます。
伊那市危機管理課防災係長の小松剛さんに使い方を説明してもらいました。
伊那市では災害時の迅速な情報提供や情報発信の多様化を目的に、昨年度からアプリの開発を進めてきました。
アプリは先月1日から導入が始まっていて、伊那市公式ホームページのほか、QRコードからダウンロードできます。
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箕輪町議会臨時会 3議案可決
箕輪町議会臨時会が8日役場で開かれ、物価高騰対応として非課税世帯に10万円を支給する事業などに1億7千万円を追加する一般会計補正予算案が可決されました。
緊急支援給付金事業は、全額、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を財源に行われます。
対象は、今年度新たに住民税の均等割または所得割が非課税となる世帯で、1世帯当たり10万円が給付され事業費は3千4百万円です。
この交付金では他に、所得が1800万円以下の住民が対象の住民税1万円と所得税3万円の定額減税なども行われ、事業費は1億4千万円となっています。
他に、箕輪中学校に太陽光発電や蓄電池を整備する1億500万円の事業についての議案が提出されました。
臨時会に提出された、補正予算案を含む3議案は、全て全会一致で可決しました。
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柘植伊佐夫さん 伊那市のアドバイザーに委嘱
伊那市山寺出身で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんが市のブランド力強化や関係人口拡大について助言するブランディングアドバイザーに7日に委嘱されました。
7日は市役所で委嘱式が行われ白鳥孝市長から柘植さんに委嘱書が手渡されました。
柘植伊佐夫さんは山寺出身の64歳です。
柘植さんは東京都在住でNHKの大河ドラマや映画「シン・ゴジラ」「翔んで埼玉」などの人物デザインを手掛けています。
市の芸術文化大使に2012年に就任し、伊那市が進める50年の森林ビジョンを応援するミドリナ委員会の委員長を務めています。
アドバイザーとしてブランド力の強化や関係人口拡大のために俯瞰的・包括的な視点で助言をしていくということです。
白鳥市長は「伊那のブランドの全体像を柘植さんの目で見てもらいたい」と話していました。
任期は2026年3月31日までです。 -
CO2削減へ 箕輪町役場にソーラーカーポート設置
2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す箕輪町は、役場北側駐車場にソーラーカーポートを設置して電力を役場などに供給し、電力の地産地消に取り組みます。
2日は役場北側駐車場で、工事の安全祈願祭と起工式が行われました。
カーポートはおよそ100台分の広さで、屋根に太陽光パネルを設置します。
太陽光パネルは他に、役場屋上や文化センターなどにも設置されます。
町役場、文化センター、保健センター、情報通信センター、図書館を送電線でつなぎ、発電した電力を供給する計画です。
発電量は年間でおよそ43万kWh、5つの施設で使う電力の約50%を賄う予定で、年間の二酸化炭素削減量は107トンを見込んでいます。
このほか、公用車の電気自動車への転換に当たり、充電器の設置や、電気自動車の電力を役場に供給できるシステムの導入なども行い、総事業費は9億4,300万円となっています。
完成は来年3月末の予定です。
工事に伴い8日から役場北側駐車場が使用できなくなります。
保健センターで行っていた健康診断などは、期間中、地域交流センターみのわなどで行うということです。
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天竜川上流河川事務所長谷分室 開所式
伊那市長谷の旧三峰川総合開発工事事務所の庁舎を使用した、天竜川上流河川事務所長谷分室の開所式が23日に現地で行われました。
23日は開所式が行われ、長谷分室の看板がお披露目されました。
この施設は、土砂バイパストンネルやストックヤードを建設した三峰川総合開発工事事務所として使用されていました。
施設の完成に伴い、昨年度閉所し、今年度からは天竜川上流河川事務所の長谷分室として使用されています。
19日に静岡県で開かれた天竜川水系流域委員会では「洪水調整機能の増強が必要な場合は、既設ダムの放流能力の増強やダム・堤防の嵩上げ、また新設ダム等に関する調査・検討を行う」とする整備計画の変更案が示されました。
長谷分室では、上位計画の天竜川水系河川整備基本方針について調査・検討を行います。
新設ダムは有力な選択肢の一つとして挙げられているということです。
また、開所式には白鳥孝伊那市長も出席しました。
長谷の住民などで作る伊那市三峰川総合開発事業対策協議会 長谷地域対策協議会の中山晶計会長は大きな期待を寄せています。
長谷分室には職員4人が常駐し、調査・検討を行うということです。
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伊那市産業振興委員に栗林秀吉さん
伊那市が産業振興事業の円滑な推進を図るために設置している産業振興委員に伊那市富県の栗林秀吉さんが委嘱されました。
17日は市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から栗林さんに委嘱書が手渡されました。
産業振興委員に委嘱されたのは伊那市富県在住の栗林秀吉さん77歳です。
栗林さんは2019年度から産業振興委員を務めていて今回で6期目となります。
伊那市新産業技術推進協議会の会長も務めています。
栗林さんは林業や観光業、農業などの事業者に対し、アドバイザーとして経営改善をサポートしている他、行政や地域のニーズと企業の持つ技術とのマッチングなどを行っています。
白鳥市長は「スマート農業など、市としても各所と連携し、しっかりと進めていくので引き続き協力をお願いします」と話していました。
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大芝高原にアスレチック新設 泉翔が費用の一部を寄付
南箕輪村は、大芝高原内のアスレチック遊具4基を新設し、20日にお披露目式が行われました。
新たに設置されたのは、上下2本のロープを使って渡る「ロープ渡り」など連続する3つの遊具とターザンロープです。
これまでこの場所にあった遊具は、設置から40年以上が経ち老朽化していたことから更新したものです。
費用のうちの一部に、村内で運送業を営む株式会社泉翔からの寄付をあてています。
泉翔では、創業50周年の記念事業として、村にアスレチック新設のために500万円を寄付しました。
お披露目式で藤城栄文村長は、「今回の更新を機に、令和10年度までに全てのアスレチック遊具を新しくしていきたい」と感謝していました。 -
防災交流施設 みのわBASE完成
箕輪町が松島に建設を進めていた防災交流施設「みのわBASE」が完成しました。
一般利用開始は、27日土曜日からを予定しています。
みのわBASEは、JR伊那松島駅から徒歩3分、JA上伊那箕輪町支所の隣りに建てられました。
建物は、鉄骨造り2階建てで、延床面積はおよそ1,000平方メートルです。
防災拠点としての利用に加え、住民の居場所や交流の場として整備したもので、建設工事費はおよそ4億8,700万円となっています。
1階のフリースペースには、図書コーナーやキッズコーナーが設けられました。
カフェコーナーもあり、様々な用途で利用することができます。
「多世代がつなぎ目なく使える空間」をコンセプトにしていて、本棚などを利用して閉塞感を感じさせることなく各エリアを区切っています。
吹き抜けとなっているラウンジを通って2階にあがります。
2階には、会議室が3部屋ある他、無料の学習室が設けられました。
みのわBASEは、災害時には100人ほどを受け入れることができる避難所としても活用されます。
太陽光発電設備や蓄電池、倉庫も完備していて、100人が3日程度過ごすための電気と水を確保する計画です。
22日は、引き渡しに合わせて施工業者から記念品として大型テレビが寄贈されました。
施設の一般利用開始は、27日土曜日からとなっていて、午前9時からオープニングイベントが行われます。 -
箕輪町 庁内のDX化へワーキンググループ初会合
箕輪町は、役場窓口の電子化など、庁内のDX化に取り組む今年度のワーキンググループの初会合を18日に役場で開きました。
会議には職員40人が出席し、今年度の取り組みについて確認しました。
箕輪町では、2019年度からDX化に取り組んでいて、事業ごとにワーキンググループを立ち上げ、Wi-Fiの整備や文書管理電子決裁システムなどを導入してきました。
今年度は3つのワーキンググループを設置し、窓口の電子化などに取り組みます。
ペーパーレス、オンライン申請、キャッシュレスなど、書かない窓口を推進するほか、現在紙媒体で保管している書類などのを電子化し、各課のキャビネットの大幅削減を目指します。
また、地図システムを活用し、上下水道の管路や道路台帳などを役場に来なくても確認できるよう、データを順次公開していくということです。
また、全職員を対象にした研修やワークショップ、パソコンの基本操作を学ぶ研修など、人材育成と意識改革にも取り組みます。
町では「着実にDXを進め、利便性を高めたい」としています。 -
みなみみのわフォトプレミアム「冬」 原さん最優秀賞
南箕輪村観光協会が募集したみなみみのわフォトプレミアム「冬」がテーマの第1期の最優秀作品に、伊那市西箕輪の原妙子さんの作品が選ばれました。
こちらが原さんの作品「霜柱」です。
大芝高原内で撮影したもので、日なたの暖かな公園の雰囲気と手前の霜柱との対比などが評価されました。
「みなみみのわフォトプレミアム」は、村政150周年を記念して1年間をかけて季節ごとの写真を募集しようと、初めてこのコンテストを企画しました。
今回、村内外から17点の応募がありました。 -
伊那公園桜まつり 気温24.4度暖かな日差しの下で
伊那市の伊那公園で、恒例の桜まつりが、7日に行われました。
祭りは、桜を管理する「伊那公園桜愛護会」が行ったもので、今年で24回を数えます。
園内の東屋では、愛護会のメンバーが焼き鳥やそば、フランクフルトなど販売し、訪れた人が買い求めていました。
7日の伊那地域は、午後2時57分に最高気温が6月上旬並みの24.4度まであがり、今シーズン1番の暖かさとなりました。
園内では、家族連れがテーブルやゴザの上に料理を並べて味わっていました。
愛護会では、「ここ数日の暖かさで一気に桜の開花が進んだ。最高のご褒美です」と話していました。
公園内の桜は、ソメイヨシノはまだ咲きはじめですが、西側のコヒガンザクラは見ごろとなっています。
愛護会では、「4月中旬までは楽しめると思う」と話していました。 -
クリーンセンター八乙女 業務委託
箕輪町のクリーンセンター八乙女の運営維持管理の委託業務開始式が2日に行われました。
クリーンセンター八乙女の運営はこれまで上伊那広域連合の直営でしたが、1日から大阪府の極東開発工業株式会社などで構成する極東・KSE特定業務委託共同企業体に業務委託されました。
委託された極東・KSE特定業務委託共同企業体は全国で31か所のごみ処理施設を運営しています。
業務委託は2034年度末までの10年間で、契約金は21億3,000万円です。
式には関係者19人が出席しました。
極東開発工業執行役員の清水守さんは「施設が古いのでどうしたら長寿命化できるか考え計画的に運営していきたい」と話していました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「利用者のサービス向上につながれば」と話していました。
上伊那広域連合では職員2人を常駐させるということです。
極東・KSE特定業務委託共同企業体は昨年度から改修工事も請け負っています。
工事費用は8億7,000万円で、来年度末までの3年間行われます。
クリーンセンター八乙女は1991年の稼働開始から32年が経過しています。 -
伊那市 集落支援員3人と地域おこし協力隊6人を委嘱
伊那市は新たに、集落支援員3人と地域おこし協力隊員6人を1日に委嘱しました。
1日は市役所で委嘱式が行われ、新規採用者と継続する隊員に白鳥孝市長が委嘱書を手渡しました。
集落支援員には、新たに3人が委嘱されました。
3人は、であいサポーターと有機給食コーディネーター、多文化共生推進員としてそれぞれ活動します。
地域おこし協力隊員には、新たに6人が委嘱されました。
高遠石工を通じたまちづくりの推進や、南アルプスの登山道整備などに取り組むもので、6人中5人が県外からの採用となります。
継続者を含めた人数は、集落支援員が16人、地域おこし協力隊員が22人で、ともにこれまでで最も多くなっています。
白鳥市長は、「1日も早く新しい環境に溶け込み、地域活性化に向けた新しい風を吹き込んで欲しい」と訓示しました。
新たに委嘱された支援員と隊員らは、「伊那谷が有機農業の里になるよう取り組みたい」「エンターテイメントの観点から高遠石工を市内外に広めたい」などと、意気込みを語っていました。
なお放送エリア内では他に、箕輪町と南箕輪村がそれぞれ1人を新たに地域おこし協力隊員に委嘱しています。 -
年度末 伊那市退職職員に辞令交付
年度末の29日、放送エリア内の各市町村では退職する職員への辞令交付が行われました。
このうち伊那市役所では、20年以上勤務した職員を対象に退職辞令交付式が行われました。
今年度は、定年退職の職員はおらず、早期退職者が9人となっています。
このうち、20年以上勤務した6人のうち出席した5人に、白鳥孝市長から退職辞令と感謝状、記念品が手渡されました。
式で白鳥市長は、「市町村合併や新型コロナの感染拡大など激動の時代に働いてこられた。伊那市が全国から注目を集めるようになったのは、みなさんのお陰です」と話していました。
早期退職者を代表して議会事務局長の久保田玲さんは、「1人ひとりの実績はわずかかもしれないが、職を得て働かせていただき足跡を残すことができた。今後の伊那市のさらなる発展を心から願っています」と話していました。 -
三峰川総合開発工事事務所 閉所式
1988年の開所から36年間に渡り三峰川総合開発事業を行ってきた「三峰川総合開発工事事務所」の閉所式が29日に現地で行われました。
29日は、長谷の事務所で閉所式が行われ、岩田伸隆所長と三峰川総合開発事業対策協議会会長の白鳥孝伊那市長が、入り口の看板を取り外しました。
三峰川総合開発工事事務所は、美和ダムの洪水調整機能の強化とダム機能の保全を図ることを目的に、1988年に開所しました。
多目的ダムとしては、国内で初めての再開発事業でした。
主な取り組みとして、洪水とともに流れてくる細かい土砂をダム下流に迂回させる国内初の「土砂バイパストンネル」を建設し、2005年度に完成しました。
他に、こちらも国内で初となる大雨などでダム湖に入ってきた土砂を一時的に貯めておくことができる「ストックヤード」が、2021年度に完成しました。
これらの施設の完成に伴い事業が完了したとして、今回事務所を閉所するものです。
もう1つの柱として取り組んできた戸草ダム建設については、ダム事業の見直しにより完成には至っていませんが、白鳥市長は「建設に向け良い形で進められるよう最後のひと踏ん張りしていきたい」と話していました。
建物は今後、天竜川上流河川事務所の分室として職員が数人常駐し、天竜川水系河川整備計画の見直しに関わる調査・検討を行うとしています。 -
伊那市議会と弥生生 意見交換会
伊那市議会は、若者に政治に関心を持ってもらおうと、伊那弥生ケ丘高校の生徒との意見交換会を18日に開きました。
この日は、伊那弥生ケ丘高校の1・2年生の生徒会役員14人が議場を訪れ、市議会議員と意見交換をしました。
はじめに、生徒が「まちづくり」をテーマに行った探究学習を発表しました
地域活性化や地域医療について、代表の生徒が発表しました。
そのあと、5つのグループにわかれ、地域の良いところや将来就きたい職業について話をしました。
西箕輪在住の生徒は、「通学のニーズにあった路線バスを運行してほしい」と話していました。
伊那市議会では、若者に政治や地域について関心を持ってもらおうと、高校生との交流を2019年から行っています。
この日出された意見は、市議会のホームページで公表するということです。
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南箕輪村と長野県弁護士会 災害時協定
南箕輪村は、長野県弁護士会と、災害時の相談業務に関する協定を28日締結しました。
28日は南箕輪村民センターで調印式が行われ、藤城栄文村長と長野県弁護士会の山岸重幸会長が協定書を取り交わしました。
協定内容は、災害時に村の要請を受け、長野県弁護士会が被災者支援のため無料で相談業務にあたるものです。
弁護士会によると災害時には罹災証明書や住宅ローンの債務整理に関わる相談が多く寄せられるということです。
藤城村長は「とてもありがたい。今後も協力して進めていきたい」と話していました。
長野県弁護士会は、2020年度から県内の自治体と協定締結を進めていて、今回で27例目となります。