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登場
上伊那地方事務所長
宮坂正巳さん(54)「自然が豊か。広大な面積の中に工場も立地しているし農地もある。10広域の中でも一番豊かな地域だと認識している。地域の人たちが大手を含めた企業誘致を進めた成果がでてきている発展性のある地域」と上伊那の印象を語る。
1976年、県の職員に。上小の地方事務所から始まり、企画局の交通政策課長、北安曇地方事務所長、企画局の企画局長などを歴任。県下水道公社の理事長を経て、上伊那地方事務所長に着任した。
交通政策課長時代には、松本空港の運用時間延長のために尽力した。住民の理解を得ながら物事を進めていくことの難しさを実感しつつも午前9時から午後5時までだった運行時間を、副便ができる午前8時半から午後7時までに延長することを実現。便宜性の向上に努めながら利用促進に努めた。
「村井知事の就任後、県では『市町村が輝く長野県』を目指した取り組みを進めている。上伊那でも8つの市町村が輝き、地域のみなさんが安心して暮らしていけるような支援をしていきたい。上伊那はいろんな分野で先進的。観光、農業、工業を総合した上伊那ブランドを作っていくことを地方事務所としても支援していきたい」
趣味は家庭菜園と読書。中でも『新宿鮫』を代表作とするハードボイルド、冒険小説作家・大沢在昌氏の作品はほとんど読破している。
単身赴任中。妻、娘、息子は長野市で暮らす。 -
南箕輪村議会
議長に有賀彰司氏、副議長に孕石勝市氏南箕輪村議会は改選後初の議会を8日開き、正副議長選挙で、議長に有賀彰司氏(67)=無所属、南殿=、副議長に孕石勝市氏(66)=無所属、田畑=が当選した。
正副議長選挙は立候補制。議長は有賀氏1人の立候補で、指名推薦により当選。副議長は孕石氏と三沢澄子氏(57)=共産党、北殿=の2人が立候補し、投票で孕石氏が当選した。任期は、正副議長ともに申し合わせにより2年で09年4月26日まで。
有賀議長は、「定数が減り村の皆さんが議員10人に期待するものが非常に大きい。負託にこたえられるようにやっていきたい」。孕石副議長は「開かれた議会運営をしたい。議員と議長とのパイプ役として活力ある議会活動ができるよう全力を出していきたい」と抱負を述べた。
正副議長選挙のほか議会選出議員選挙、07年度一般会計補正予算案など4議案を可決、先決処分2件を承認、監査委員の選任に同意した。
一般会計補正予算は歳入歳出に各3375万円を追加し、総額を41億8375万円とする。歳出の主なものは老人憩いの家バリアフリー工事、商工業振興資金貸付基金積立金、村道109号線工事請負費(地方道路交付金事業)など。
議案は村商工業振興基金の設置に関する条例の一部改正条例、村消防団員等公務災害補償条例の一部改正条例、村老人保健医療特別会計補正予算。先決処分事項の承認は、村税条例の一部改正条例、国民健康保険税条例の一部改正条例。
監査委員は原司宣さん(68)。
委員会構成、議会選出議員は次の通り(敬称略)。
【常任委員会】
◇第1(5人)▽委員長=高見利夫▽副委員長=久保村義輝▽委員=小坂泰夫、原司宣、有賀彰司
◇第2(5人)▽委員長=原悟郎▽副委員長=山本昭子▽委員=三沢澄子、山口守夫、孕石勝市
【議会運営委員会】
▽委員長=小坂泰夫▽副委員長=山口守夫▽委員=高見利夫、原悟郎
【議会選出議員】
◇上伊那広域連合=有賀彰司、孕石勝市
◇伊那消防組合=有賀彰司、高見利夫
◇伊那中央行政組合=有賀彰司、原悟郎
◇県上伊那広域水道用水企業団=有賀彰司
◇伊北環境行政組合=有賀彰司、原悟郎 -
駒ケ根市議会全協で報告 広域連合情報システム再構築へ
駒ケ根市は7日の市議会全員協議会で上伊那広域連合情報システムの最適化計画について説明した。計画によると住民サービスの水準向上と経費削減を目的として、現行のコンピューター基幹システムを09年9月までに再構築する。関連する総経費は11年までに約31億1千万円の見通し。
現在のシステムは大型汎用コンピューターを使い、必要に応じて職員がプログラムを自己開発しているが、高度情報化の流れの中で旧態化しつつあることから、情報処理の簡素化、効率化、高度化などのため、抜本的な再構築を図る。これにより、業務コスト、システム処理コストは年間約3億円削減できるという。 -
【記者室】失言の重み 吉村元知事
元県知事の吉村午良氏が亡くなった。と聞いても上伊那地域の住民にとってはピンとこない竏窒ニいうのが実感のようだ。上信越道、長野新幹線の開通や長野五輪開催などを大きな実績として評価する向きもあるが、いずれも県南部にはほとんど関係がなかったから無理もない▼唯一思い出すのがスピードスケート競技を指した「面白くない。ミズスマシみたいに回っているだけだ」との発言だ。言葉というのは恐ろしい。5期20年知事を務めたあげく、多くの庶民の記憶に残ったのは問題発言だけとは▼その後本人は陳謝したが、実際にそう思っていたからこそ口に出てしまったことなのは誰にでも分かる。まさに不覚。吉村さん、今でもあの世で悔やんでいるに違いない。(白鳥文男)
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駒ケ根市市議会会派決定
駒ケ根市議会議員がつくる新たな会派が7日、明らかになった。届け出会派は5。15議員全員がいずれかの会派に属している。
会派と所属議員は次の通り(届け出順)。
▽日本共産党=坂本裕彦(代表)馬場宣子▽明政会=塩沢崇(代表)中坪宏明、宮沢勝人▽創風会=坂井昌平(代表)菅沼孝夫、木下力男、小林敏夫▽あかつき=宮沢清高(代表)竹内正寛、三原一高、加治木今▽komagane市民倶楽部=長谷部清人(代表)下平順一 -
駒ケ根市議会正副議長立候補
駒ケ根市議会は7日、全員協議会を開き、正副議長選挙への立候補届け出を受け付けた。議長には共産党の馬場宣子氏と会派あかつきの竹内正寛氏の2人が、副議長には創風会の木下力男氏がそれぞれ立候補した。選挙は10日の市議会臨時会で執行される。
立候補者らは抽選順に演説を行い、議会の活性化や質の向上などをそれぞれアピールした=写真。規定によると当選要件は有効投票数の4分の1以上。定数の15票がすべて有効票だった場合、4票以上で当選が決まる。副議長は立候補者が1人のため、10日の議会で指名推薦を経て決定される見込み。任期は申し合わせにより、いずれも2年。
選挙は議会活性化対策の一環として2年前に初めて導入され、今回が2回目。 -
【記者室】正副議長選挙
改選後初の箕輪町議会が開かれ、正副議長が決まった。選挙の透明性を-と立候補制を今回から導入し、立候補者は1人ずつ。当初の予定通り事前に初心表明をし、本会議で指名推薦により「異議なし」と当選が決まった▼立候補者が多ければいいということではないので、もちろん何の問題もないのだが、正副それぞれ2人ずつ立候補者が出るのでは-と勝手な予想をしていたので、少しばかり気が抜けた。「新議員皆でだれかを出すことをすればよかったのに」との町の声も聞かれた▼初の試みはおとなしめに終わった。正副議長の任期は申し合わせにより2年。新しい顔ぶれの町議会も2年経てば慣れるであろうし、次回はもっと手を挙げる人がいるかもしれない。(村上裕子)
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駒ケ根警察署飯島町飯島警察官駐在所所長の清水伸一警部補(51)、飯島町中町
3月26日付けでした。
「飯島には飯島の雰囲気があり、そのうちに自分の力が必要な所が見えてくる。気負いを無くして、流れにまかせて自然体で、活動したい」
塩尻市生まれ、大学卒業後、警察官に応募。警察学校で半年間研修した後、初任地の大町警察署池田交番へ。1年で長野中央署に異動、若松町交番や留置所勤務を経て、刑事課鑑識係に「科学の目で見て、客観的証拠を集めることが要求され、1つの物を様々な角度から見るなど、物の見方を勉強した」。
現場では犯人に結びつく資料を集めるのが鑑識の仕事「泥棒は手袋をはめて、盗みをするが、ふとした気のゆるみで、指紋を残すことがある、それを探す。異臭放つ遺体に触ったり、火事場ではすすだらけになることもあり、鑑識は大変な仕事で、根気もいる。信念がなければできない」という。
県警本部の鑑識を経て、巡査部長に昇任し、伊那署西春近駐在所に。「対象が物から人になり、自分にできるかなと不安に思いながら赴任したが、駐在勤務こそが、警察の原点だと気付いた。警察は世の中の機関の1つ、信頼してくれる人々がいるから成り立つとつくづく感じ、警察に対するイメージが変わった。その時から、駐在所勤務でやっていこうと思った」という。その後、中川村大草駐在所に。
「どうしたら、地域に貢献できるか」と真剣に考え、この村の実情にあった交通安全啓発活動をしようと、まず、村の幹線道路を走行し、ビデオ撮影し、車の中からの視野について検証、死角が大きいことを発見し、安全教育に生かした」と振り返る。
この後、伊那署美篶駐在所に。世帯数が多く、日々の仕事に追われ、一般の住民との知合う機会が少なかった。
「飯島駐在所では巡回連絡を通じて、地域の人々に知ってもらい、地域を歩いて、地域の人々や地域を知りたい。そこから始めたい」。
最後に「何か困ったことがあったら、1人で悩まず、相談を」と呼びかけている。
2人暮らし(大口国江) -
町役場と文化センターの横断道路に滑り止めカラー舗装設置へ
箕輪町は、役場庁舎と町文化センターの間を走る町道371号線の歩行者が横断する場所に、樹脂系滑り止めカラー舗装を施す。大型連休明けに設置工事を予定している。
役場南側の駐車場と町文化センターを行き来するため歩行者が頻繁に横断する場所。歩行者の安全確保のため、運転者に人の通行が視覚的に分かりやすくなるようにする。
舗装は延長4・5メートル、幅3メートル。カラー舗装の両側に白線を引く。 -
箕輪町議会正副議長選
議長に上嶋貞一氏、副議長に松崎久司氏箕輪町議会は改選後初の議会を2日開き、正副議長選挙で、議長に上嶋貞一氏(68)=無所属、三日町=、副議長に松崎久司氏(68)=無所属、福与=が当選した。
今回、正副議長選挙に立候補制を導入。各1人が立候補していた。臨時会で選挙は指名推薦により決定。任期は、正副議長ともに申し合わせにより2年。
上嶋議長は、「町民の負託に答える開かれた議会のため一生懸命努力する。議会としての責務を果たすため、町の発展のため尽くしたい」。松崎副議長は「開かれた議会のため精一杯働かせてもらう。負託に答えるため議長と力を合わせて全力で務めたい」とあいさつした。 -
箕輪町議会
正副議長選挙に各1人が立候補箕輪町議会が改選後の議会に導入する正副議長選挙の立候補制で、26日に立候補届出を締め切り、議長に上島貞一氏、副議長に松崎久司氏の各1人が届出した。5月2日の初議会で決定する。
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天竜川水防デー
国土交通省天竜川上流河川事務所は26日、天竜川水防デーを駒ケ根市の赤穂公民館で開いた。天竜川流域の市町村や警察、消防、建設業者など関係者約170人が参加し、自然災害勉強会や防災講演会のほか、美和ダム小渋ダム放流連絡会、安全な河川利用会議(兼天竜川水系水質保全連絡協議会上流部会)、水防連絡会などの会議を通じて、出水期を前に天竜川の安全についてあらためて考えた=写真。
講演会では、まだ記憶に新しい06年7月豪雨災害に見舞われた諏訪市の消防団長牛山智明さんが水害現場での体験から得た貴重な教訓の数々を話した。水害に対しては日常のパトロールや土のうの用意など常日ごろの備えが大切であることのほか、ゴムボートが住民の避難に大変役立つことなどを話した上で「自分たちの地域を自分たちで守るために、消防団員の確保を」と呼び掛けた。 -
春の河川一斉パトロール
伊那建設事務所は26日、市町村職員や警察署関係者などとともに上伊那管内にある一級河川15カ所で春の河川一斉パトロールを行った=写真。
例年春と秋に行っているもので、各市町村で過去に不法投棄を確認した場所などを重点的に点検。この日は一班4、5人ずつで4班に別れて天竜川、三峰川、黒川などを巡視。実際に不法投棄を発見した場合にはそのごみを収集した。
今回回収したごみは一般廃棄物のみで約615キロ。産業廃棄物40キロ、一般廃棄物276キロを収集した昨年秋に比べ、今回は大幅に増量したが、巡回カ所は毎回異なるため、一概に増えてたとは言えないという。
収集したごみの種類としては不燃系の家庭ごみが最も多かった。 -
伊那市観光基本計画まとまる
伊那市の第5回観光基本計画策定委員会(秋山智弘委員長、15人)が27日、市役所であった。総合産業として位置づけ、観光振興を目指す観光基本計画をまとめた。5月中に小坂市長へ答申する。
##本文
計画は新市発足に伴い、観光振興の基本理念や展開方策などを明らかにした観光施策推進の指針。
基本方針に▽新市にふさわしい観光のまちづくり▽多様なニーズに対応した魅力ある観光地づくり▽市民参加型の観光体制の構築▽観光客受け入れのための環境整備竏窒フ4点を掲げた。
施策は、南アルプスの世界遺産登録に向けた取り組みや観光メニューの充実など。農工商業、教育などの分野と一体的に考える。
伊那市を端的に表す言葉として、理想像に「パノラマ伊那市」を盛り込んだ。「パノラマ」は視覚だけにとらわれず、幅広い意味を持たせ、ほかの地域にない伊那市の独自性を表現。
「使命・役割」で観光をビジネスとしてとらえる点について、委員からまちづくりとする意見などが挙がり、委員会内のワーキンググループで検討する。
答申を受け、6月ごろに年次ごとの実施計画を作るための観光計画推進協議会(仮称)を立ち上げる。 -
前行政相談委員の加藤さんに総務大臣感謝状
総務省が各市町村単位で委嘱する行政相談委員として3月まで3期6年務めた宮田村南割区の加藤瞳さん(63)が26日、総務大臣感謝状の伝達を村役場で受けた。安心して住民が相談できる雰囲気づくりに務めた功績は大きく、伝達に訪れた総務省の担当者も感謝しきり。「村民の皆さんのおかげで務めあげることができた」と重責を振り返った。
「私は法律家の専門家ではないので、調整役に徹した。悩みが少しでも早期に解決できるよう導こうとアドバイスしただけ」と加藤さん。
伝達した総務省長野行政評価事務所の山田真行政相談課長は「無報酬で、勉強会なども自費でやって頂き本当にありがたかった」と、労苦をねぎらった。
宮田村では奇数月の第3日曜日に行政相談を開設。相談委員の役割は国の仕事に対する苦情などを受けつけるものだが、加藤さんの任期中は国への相談はなかった。
それでも土地や交通事故など民事的な相談にも乗り、親身になって対応する行政窓口などを紹介した。
後任の相談委員は北澤正明さん=北割区=が今月から務めているが「住民と行政の接点として頑張って」とエールを送っていた。 -
箕輪町議会
正副議長選挙に立候補制導入箕輪町議会は、改選後の議会に、正副議長選挙の立候補制を導入する。
現町議会の議会活動検討特別委員会(松崎久司委員長)が07年2月に議長に報告した検討結果の中で、正副議長選挙について「立候補制の導入」としたことを受けての実施。検討結果は、07年3月議会でも委員長報告している。
正副議長の立候補届出は26日午後5時まで。5月2日の初議会開会前に立候補者の初心表明をし、本会議で投票により決定する。 -
【記者室】新議員に求められるもの
市町村議員選挙が終わり、まもなく新体制の議会が始まる。選挙で気になるのは投票率。箕輪町議選の投票率は前回に引き続いてまたも下がった。身近な選挙でも住民の意識は低い。この結果を新議員はどう受け止めるべきか▼現議会の議会活動検討特別委員会は、活動活性化のため問題点と検討事項を洗い出した。模擬議会や休日・夜間議会の実施の研究・検討、議会公聴活動の充実で議会だよりやHPの内容充実などを挙げ、新体制でのさらなる検討・研究を希望している▼政治離れの食い止めは一朝一夕に出来るものではないが、議員は少なくとも住民が議会をより身近に感じるための努力が必要。「議会活動が見えにくい」。そんな声が減る活動に期待したい。(村上裕子)
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駒ケ根市議選 結果と分析
駒ケ根市議選は22日、投開票が行われ、15人の新議員が決まった。立候補した16人のうち現職8人、新人7人が当選を果たした。党派別では共産党2人、公明党1人、無所属12人。女性は現、新各1人。
当落に大きな影響があるとして注目された投票率は、目立った争点がなく市民の関心がいま一つ盛り上がらなかったことや当日の雨の影響などもあってか伸びず、過去最低だった4年前の前回選をさらに5・76ポイント下回る69・67%にとどまった。
当選が決まった候補者の陣営では支持者らが集まって万歳を三唱するなど、歓声が飛び交う中で喜びの笑顔があふれた。新人ながら有効投票数の約9%に当たる1667票を集めてトップ当選を果たした中坪宏明氏(53)=下平=は「皆さんの力で男にさせていただいた。初めての選挙で勝つことができて感謝でいっぱいだ。だが大事なのはこれから。勝ってかぶとの緒を締め、新人議員として一生懸命勉強しながら市民のために全身全霊で頑張っていきたい」と決意を述べた。
今回選から定数が21から15に減ったため当落ラインが大幅に上がったことから、各陣営は当選には地元票の獲得が必須と考えて選挙戦を展開。下平、町四、北割一、中沢など大票田を抱える陣営は軒並み地区の支持を固めて手堅く票を確保した。有権者数が約1千と少ない南割は現新の2人が立候補して最激戦区といわれたが、2候補とも1千票以上を獲得する「うれしい誤算」(選対関係者)となった。票を奪い合って共倒れになる危機感から、広範囲で地道な運動を展開したことが結果的に功を奏したようだ。共産党は現有3議席を2人に絞って選挙戦に臨んだが、2候補とも順調に票を伸ばして当選を決めた。
一方、落選した猿田洋子氏(45)=下平=は前回選に続き、地盤に頼らない戦略を取って無党派層を中心に議会改革などをアピールしたが、伸び悩んだ投票率の割を食う形で浮動票をつかみ切れず、一歩及ばなかった。
新議員の平均年齢は56・2歳。新人が約半数で新鮮な印象も受けるが、現議員の当選時(4年前)の平均も57・7歳と、その差は意外に小さい。 -
箕輪町議選 新議員決まる
任期満了に伴う箕輪町議会議員選挙は22日、投開票が行われ、新議員15人が決まった。議員定数を18から15に削減した初の選挙は定数2超の少数激戦となり、新人の下原甲子人氏(66)=松島=が1127票獲得してトップ当選した。女性議員は町議会で初めて2人誕生した。町選挙管理委員会は23日、町役場で15人に当選証書を付与した。
当選者は現職9人、新人6人。党派別では共産2人、公明1人、無所属12人。共産、公明は改選前の議席数を維持した。投票率は72・47%。前々回より6・51ポイント下回った前回をさらに4・33ポイント下回った。
トップの下原氏に90票差で2位につけたのは新人の荻原かほり氏(65)=木下=。「女性議員の火を消さないように」と女性議員を出す会が全町的に動き千票代を獲得して当選を果たした。次いで大槻久人氏(63)=沢=、武村俊身氏(65)=長岡=と新人が続き、引退議員の後継として出馬した共産党の新人・松本つぢ氏(56)=沢=は6位、新人・小島常男氏(63)=木下=が7位。現職の藤田英文氏(64)=大出=が971票獲得して5位につけたが、当選した新人6人が上位の大半を占め、新人に寄せる有権者の期待の大きさが現れる結果となった。
5人が立った松島は、前評判通り下原氏がトップ当選し、丸山善弘氏(67)、寺平秀行氏(32)、向山章氏(64)はいずれも800票を超え当選。現職の三沢興宣氏(51)は、街頭演説を重点に政策を訴えたが一歩及ばず涙をのんだ。
現職の唐沢荘介氏(65)=上古田=、上島貞一氏(68)=三日町=は800票代、松崎久司氏(68)=福与=、平出政敏氏(64)=北小河内=も700票代と手堅く集票した。春日巌氏(67)=木下=は苦戦を強いられたが共産議席を守った。
新人の米山公弘氏(47)=沢=は、自転車で遊説する独自のスタイルで臨んだが支持を広げることは出来なかった。
23日の当選証書付与式は、浅野益幸選挙管理委員長が当選証書を手渡し、「町民の代表として付託に答えられるよう期待する」とあいさつした。式後、初議会の説明会もあった。初議会は5月2日午前10時から。正副議長、常任委員会構成などを決める。 -
駒ヶ根市、箕輪町、南箕輪村議員選挙 新議員決まる
◆駒ヶ根市
駒ケ根市議選は22日、投開票が行われ、15人の新議員が決まった。立候補した16人のうち現職8人、新人7人が当選を果たした。党派別では共産党2人、公明党1人、無所属12人。女性は現、新各1人。 -
南箕輪村議会議員選挙 新議員10人決定
任期満了(4月26日)に伴う南箕輪村議会議員選挙は22日、即日開票し、新議員10人が決まった。議員定数6減の今回は定数1超の少数激戦。現職で再選を目指した有賀彰司氏(67)=南殿=が981票で連続トップ当選し、ベテラン議員の大熊恵二氏(65)=中込=が338票で涙をのんだ。当選者の内訳は現職8人、新人2人。党派別では無所属8人、共産党2人となった。
上位は、地元票を固め他地域で上積みした有賀氏に続き、現職の原悟郎氏(61)=大泉=も同じく票を固め前回に続き2位を獲得した。続いて、新人の山本昭子氏(66)=北殿=が知名度を生かし772票で3位。無所属の女性候補として戦い当選したのは村内で初めてとなった。
定数大幅削減で村民の選挙意識が高まることを予想し、上位陣は千票以上の獲得を見込んだが当日の投票率は67・31%と低く、過去最低だった前回の73・84%を6・53ポイント下回った。各陣営とも地元票を中心に支持をねらったが新興住宅が増えている村内では・ス都市化・ス傾向が進み、まとまった票の確保は難しくなってきている。
地域別にみると、久保は、引退議員の後継者として地域をまとめ、立候補した新人の山口守夫氏(65)が646票で当選した。地元の有権者数が少ない中込では、大熊氏が他地区への遊説にも力を入れたが当選ラインに届かなかった。3人が立候補した激戦区の北殿は、山本氏が地元票を固めたため、地元固めに苦戦した原司宣氏(68)は393票で最下位。三沢澄子氏(57)は組織票を中心にまとめ当落ラインに近い9位で議席を守った。
南殿は有賀氏が圧勝した。立候補者2人の田畑は、孕石勝市氏(66)、小坂泰夫氏(40)の両氏とも地元票を中心にまとめ、それぞれ4位の当選。前回最下位だった小坂氏は、地元に密着した活動で地域のネットワークを広げ、票を大幅に伸ばした。神子柴は、高見利夫氏(60)が政党を離党して地域の後援会の後押しを受けて立候補。「地元から議員を」との周りの結束が地元票をまとめ上げた。南原は、久保村義輝氏(63)が組織票に地元票を上乗せして当選した。大泉は、原悟郎氏が875票で2位。他陣営の切り崩しを受けたが確実に地元を守り上位当選となった。
23日、村役場で当選証書付与式があり、清水眞選挙管理委員長が当選証書を手渡した。初議会は5月8日にあり、正副議長などを決める。 -
駒ヶ根市、箕輪町、南箕輪村議会議員選挙 きょう投開票
◆駒ヶ根市
任期満了(4月29日)に伴う駒ケ根市議選は22日、投票が行われる。 投票は市内22カ所の投票所で午前7時縲恁゚後8時まで行われ、午後9時に市民体育館で開票作業が始まる。市選挙管理委員会は午後10時から20分ごとに開票速報を発表する予定。大勢判明は10時半から11時ごろと見られる。
16日から行われている期日前投票では20日現在、有権者の約5・3%に当たる1469人が投票を済ませている。
14日現在の選挙人名簿登録者数は2万7520(男1万3345、女1万4175)人。
市議選には定数15に対し、16人が立候補している。立候補者は現職9人、新人7人。党派別では共産党2人、公明党1人、無所属13人。女性は現職2人、新人1人の計3人。 -
【記者室】選挙ポスターは人柄を表しているか
駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村の各市町村議選の投票日が迫った。皆さんはすでに投票する候補を決めただろうか。多くの候補者の中から1人を選ぶに当たっては限られた情報を頼りにするしかないが、選挙ポスターなどの写真の印象から人柄を推し量って決める竏窒ニいう人も多いようだ▼だが候補者の素顔を一般の皆さんより多少詳しく知る者として言えば、写真の顔だけで選ばない方がよい。写真そのままの人物だという場合もあるが、中には写りが悪くて大損をしている気の毒な出来のポスターもあるのだ▼逆に、人の良さそうな人物に見えるが実物は全然違う竏窒ニいう人も少数だが確かにいる。それがどの候補なのか知りたいでしょうが、残念ながら書けません。(白鳥文男)
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駒ケ根市議選 明日投開票
任期満了(4月29日)に伴う駒ケ根市議選は22日、投票が行われる。定数15に対して16人が立候補し、連日激しい選挙戦を繰り広げている。立候補者は現職9人、新人7人。党派別では共産党2人、公明党1人、無所属13人。女性は現職2人、新人1人の計3人。
14日現在の選挙人名簿登録者数は2万7520(男1万3345、女1万4175)人。
落選の憂き目を見るのはただ1人とあって、ほとんどの陣営は当選への最低条件ともいえる地元地区の票固めに必死だ。一方で有権者数が少ない地区を地盤としている候補者は少しでも票の上積みを図ろうと、地元から候補者が出ていない町一区、二区(有権者数合計約3800)や、候補者が1人の中沢(同約2500)、東伊那(同約1600)などを中心に市内全域を回って遊説活動を展開している。出馬表明が遅かった候補者らも出遅れを取り戻そうと目の色を変えて知名度アップに走り回っている。
争点の一つは5期20年にわたる中原正純市長体制に対する姿勢だが、市政の刷新を訴えているのは共産党の2人のほか1、2人といったところで、新人を含めたほとんどの候補が批判的な立場は取っていない。各候補とも教育、福祉の向上や産業振興などを公約に掲げてはいるが、有権者の注目を集めるような特徴的なアピールは少なく、おしなべて市民の関心は高まっているとはいえない。市町村合併への賛否が大きな争点だった4年前の前回選でさえ投票率は過去最低の75・43%と低迷したが、こうしたことから今回はさらに低くなることが十分に考えられる。
仮に投票率を75%と想定すると投票総数は約2万640で、候補者1人当たりの票数は1290となり、前回選の860の約1・5倍となる。前回の得票数はトップ当選者が1407、最下位当選者が586だったことなどを考え合わせると、当落ラインは900縲・千程度と予想される。 -
駒ヶ根市、箕輪町、南箕輪村議会議員選挙 あす投開票
任期満了(4月29日)に伴う駒ケ根市議選は22日、投票が行われる。定数15に対して16人が立候補し、連日激しい選挙戦を繰り広げている。立候補者は現職9人、新人7人。党派別では共産党2人、公明党1人、無所属13人。女性は現職2人、新人1人の計3人。
14日現在の選挙人名簿登録者数は2万7520(男1万3345、女1万4175)人。
落選の憂き目を見るのはただ1人とあって、ほとんどの陣営は当選への最低条件ともいえる地元地区の票固めに必死だ。一方で有権者数が少ない地区を地盤としている候補者は少しでも票の上積みを図ろうと、地元から候補者が出ていない町一区、二区(有権者数合計約3800)や、候補者が1人の中沢(同約2500)、東伊那(同約1600)などを中心に市内全域を回って遊説活動を展開している。出馬表明が遅かった候補者らも出遅れを取り戻そうと目の色を変えて知名度アップに走り回っている。
争点の一つは5期20年にわたる中原正純市長体制に対する姿勢だが、市政の刷新を訴えているのは共産党の2人のほか1、2人といったところで、新人を含めたほとんどの候補が批判的な立場は取っていない。各候補とも教育、福祉の向上や産業振興などを公約に掲げてはいるが、有権者の注目を集めるような特徴的なアピールは少なく、おしなべて市民の関心は高まっているとはいえない。市町村合併への賛否が大きな争点だった4年前の前回選でさえ投票率は過去最低の75・43%と低迷したが、こうしたことから今回はさらに低くなることが十分に考えられる。
仮に投票率を75%と想定すると投票総数は約2万640で、候補者1人当たりの票数は1290となり、前回選の860の約1・5倍となる。前回の得票数はトップ当選者が1407、最下位当選者が586だったことなどを考え合わせると、当落ラインは900縲・千程度と予想される。 -
南箕輪村議会議員選挙・終盤情勢
南箕輪村議会議員選挙は投票日まで、あと1日となり、各派は最終局面を迎え最後の追い込みに必死だ。議員定数16から10に削減した今回は、定数1超の少数激戦。立候補者11人は、地元や支持母体を中心に票を固めつつ、立候補者のない地区を中心に進出している。
終盤の情勢は上位、下位それぞれに3、4人の名前が上がり、当落線上は小差の接戦になる見込み。定数大幅減で当落ラインは上昇するが、上位当選者が票を多く抱え込めば、450票以上で安泰か。
議員定数の削減により当落ラインが上がるなどの要因で、現職が引退した地区などでは新人の擁立が進まなかった。40、50歳代はそれぞれ1人、60歳代は9人の立候補となり、立候補届出時点の平均年齢は61・6歳(前回は58・7歳)となった。
地区ごとの立候補者数が減少したため、「自分の地区から代表者を」竏窒ニ結束を図り、地縁血縁のつながりを重視とする地域選挙を中心に展開。票の上乗せのため他地区への食い込みにも力を入れる。
地区別の動きは次の通り(カッコ内は有権者数)。
▽久保(891人)
引退議員の後継者として新人の山口氏が立候補。区議会で同氏を地区推薦するなど地区の結束力を図る。「予断は許されない」が地元固めは順調
▽中込(380人)
地元の有権者数が少ないため大熊氏は苦戦。5選を目指す今回、初めてとなる辻演説で実績・政策を訴え村内からの票を集める
▽北殿(2233人) 立候補者3人のいる村内の激戦区。もともと票が他地区へ逃げる傾向のある草刈り場。
原(司)氏は「地元でどれだけ取れるかがカギ」とし、地区内の票固めを目指す。新人の山本氏は「村内での知名度はあるが新人なので基盤がない」と気を引き締め、地元中心に他地区で票の上積みを図る。三沢氏は組織票を中心に子育てや福祉政策を訴え、女性などの個人票の上乗せを目指す。
▽南殿(796人)
前回トップ当選の有賀氏。楽観視を警戒。地元の票を順調に固め、他地区全体からの上積みを目指す
▽田畑(1573人)
孕石氏は、地元で確実に票を取ることがカギ。候補者を立てない地区などでも積極的に政策を訴え、票を伸ばしたい。小坂氏は4年間の実績や、明確な政策などを地元中心に訴え集票を目指す。前回と比べ選対組織は整ったが戦況は楽ではない
▽神子柴(1084人)
政党を離党し、地域中心の後援会に推されて出馬した高見氏。「地元から議員を」と地域もわいているが、新興住宅が多く投票率が低くなることを懸念する
▽南原(752人)
久保村氏は、組織票に地区票の上乗せを目指す。前回と比べ地元立候補者が1人になったため地元を固める。「前回の倍の票が必要」と懸命に村内でも遊説する
▽大泉(922人)
原(悟)氏は、他派からの切り崩しがあり地元票の集票に苦戦。地区からの立候補者が減ったことに楽観視はできず、地元の結束を図る
選挙ポスター -
元気づくり支援金選定委員会第1回選定委員会
コモンズ支援金の後継事業「地域発 元気づくり支援金」の上伊那地域選定委員会が19日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。行政や地域から選ばれた委員7人が集まり、各市町村から挙がってきた110事業の内容説明を受けた=写真。
県が本年度から実施していく元気づくり支援金は、コモンズ支援金の全県枠をなくし、その分地域枠の配分額を増額したほか、行政関係者だけでなく、地域の代表者を含めた選定委員会を構成し、より地域ニーズに即した事業選定ができる体制を整えた。
県全体の予算(約10億円)のうち、上伊那の割り当て分は9360万円。それに対し要望のあった事業の総額は1億5800万円で、内訳は市町村分が51事業(1億300万円)、公共的団体が59事業(5500万円)となっている。事業区分では「安全・安心の地域づくり」「教育・文化の振興」などの申請が多かった。
5月8日に開く第2回委員会で本年度事業を選定する。
各市町村の事業要望状況は次の通り。
◇伊那市▼市町村分=7事業(2800万円)▼公共的団体分=28事業(2500万円)
◇駒ヶ根市▼市町村分=5事業(1500万円)▼公共的団体分3事業(190万円)
◇辰野町▼市町村分=9事業(1100万円)▼公共的団体分=6事業(410万円)
◇箕輪町▼市町村分=11事業(1900万円)▼公共的団体=4事業(500万円)
◇飯島町▼市町村分=9事業(420万円)▼公共的団体分=6事業(630万円)
◇南箕輪村▼市町村分=5事業(1500万円)▼公共的団体分=なし
◇中川村▼市町村分=3事業(580万円)▼公共的団体分=3事業(380万円)
◇宮田村▼市町村分=2事業(260万円)▼公共的団体分=5事業(480万円)
◇広域▼公共的団体分=4事業(300万円) -
駒ケ根市外国人相談窓口設置
日本語の読み書きが十分にできない外国人の行政相談などに対応するため、駒ケ根市は新たに中国語とポルトガル語の通訳者各1人を市役所市民生活課の窓口に配置する。対応時間は中国語が毎週水曜日、ポルトガル語が毎週木曜日のいずれも午後1時縲・時。
18日、業務開始に先立って中国語担当の吉見道子さん(38)=中沢=とポルトガル語担当の清水真里さん(38)=北割一=が中原稲雄教育長から委嘱状を受け取った。2人は「日本語が分からない人たちの手伝いがしたい」、「困っている外国人の役に立ちたい」とそれぞれ意気込みを語った。
吉見さんは中国華北省の大学に4年間留学して北京語を学び、市内の小学校で中国人児童との通訳に当たった経験を持つ。スペイン語と英語にも堪能という清水さんはブラジル・サンパウロ市に6カ月遊学した経験を生かして警察の部外通訳員として活躍していた。
中原教育長は「語学力を発揮して外国人の福利厚生や教育、文化の向上に尽力してほしい」と激励した。市は今後チラシなどを利用しながら通訳の利用を呼び掛けていきたいとしている。
同市にはブラジル人約510人、中国人約250人をはじめ計約千人の外国人が住んでいる。 -
村防犯指導員15人を委嘱、会長に唐木さん
宮田村防犯指導員会は17日開き、指導員15人を委嘱した。会長に唐木登さん=北割区=、副会長に近藤健一さん=中越区=を選出。住民の安全意識高揚に協力し、犯罪のない安全、安心な地域づくりに向けて目を光らせ、汗を流す。
近く行う駐車場、駐輪場の防犯診断を皮きりに、7月の祇園祭では街頭防犯活動を展開。安全運動に精力的に参加し、住みよい社会づくりに力を注ぐ。
席上、唐木会長は「地域と警察が力をあわせ防犯につとめたい」と協力を呼びかけた。
この日はさっそく、駒ケ根署の長沼秀治生活安全刑事課長を招き研修会。管内の犯罪状況などを聞き、地域は自分たちの手で守るという高い意識が犯罪抑止につながることを再認識した。
指導員は次の皆さん。
大蔵重樹、白川達夫(町一区)黒岩崇、伊藤宗海(町二区)縣忍、唐澤通夫(町三区)唐木登(北割区)保科幸雄(南割区)加藤勝彦(新田区)後藤元紀(大田切区)細田博人(大久保区)近藤健一(中越区)唐澤三里(つつじが丘区)伊藤裕頼(大原区) -
上伊那の県議が県会会派の所属固める
県会の会派再編が進む中、上伊那の県議もそれぞれの所属を明らかにした。向山公人氏(64)=伊那市=は佐々木祥二氏(55)=駒ヶ根市=らとともにリベラル保守を基本指針とする新会派を結成。一方、今回選は無所属で出馬した木下茂人氏(72)=伊那市=は、自民党県議団入りする。
今回選で支持を受けた連合長野から批判的な声が挙がる中、今回の決定について木下氏は「活動するのに一番良い形を選択した。後援会にも相談し、100パーセントというわけではないが理解はしてもらった」とコメント。
一方、県議選では自民党県連の推薦を受けた向山氏は「もともと自民党含めた保守系会派があった方が幅広い声を受け入れられ、支持も得られるのではないかと思っていた」として向山氏は自民党県議団入りせず、自身の政治信条を貫いた。
自民党推薦を受けた垣内基良氏(57)は自民党県議団入りする。