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吉田博美氏国交省政務官就任激励
吉田博美参議院議員の国土交通省大臣政務官就任の激励会を兼ねた新春名刺交換会が11日、伊那市のプリエ・キャスレードであった。上伊那10市町村長、行政機関代表者ら40人余が出席。
上伊那広域連合は、要望事項に▽地方税財源の充実確保による地方分権施策の実現▽高齢者福祉施策の充実と社会福祉施策の推進▽一般廃棄物処理施設整備に対する交付金などの支援▽国道152・153号の改良整備促進、国道361号事業促進竏窒ネど15項目を挙げた。
吉田代議士は「要望のうち8項目は国交省関係。宮下氏とスクラムを組み、伊那谷、県の問題に取り組んでいきたい」と述べ「政務官は1年間の勤務であると思うが、できることは限られる。この1年で人脈を作り、ふるさと発展のために尽くす」と誓った。
主催者代表で、あいさつに立った伊那市の小坂市長は、政務官としての奮闘に期待。夏の県知事選に触れ「現職は県議とのあつれきや、市町村長との対話がうまくいっていない。誤りのない選択を」と述べた。また、ごみ処理施設の用地選定について「慌てず、じっくり取り組んでいきたい」とした。
そのほか、宮下一郎代議士、向山公人県議らも地方と国政のパイプ役としての活躍を祈った。 -
高校改革プラン推進委員会(14)
第3通学区高校改革プラン推進委員会(池上昭雄委員長)が12日、南箕輪村民センターであった。諏訪地域は、次回委員会で具体案を提示することを了承。また、残された時間で“魅力ある高校論”を詰めるため、委員それぞれが一定の形式に沿った魅力づくり案を提出し、委員長がそれを次回までに集約する。上伊那では今後、多部制・単位制に統合される上伊那農業定時制のPTAなどを対象とした説明会を実施する予定。
地域コンセンサスの形成が難航し、統廃合対象校が絞りきれない諏訪地域は、プラン導入の先送りを求め、今回も具体案を示さなかった。しかし「地域の完全なコンセンサスを得るのは不可能」「上下伊那でも07年度実施を目途に検討してきているのに、諏訪だけ遅らせれば地域の理解が得られない」とする意見が相次ぎ、諏訪も次回の冒頭で具体案を提出することとなった。
箕輪工業の多部制・単位制へ統合する形で廃止となる上農定時制については、07年度廃止に強い懸念を示す委員もいた。岡谷工業高校教諭の藤本功委員は「時間的拘束が緩やかな多部制・単位制は、定時制の生徒だけでなく、これまで全日制を希望していた生徒の入学も増える可能性がある。定時制生徒の締め出しにつながるのでは」と示唆。多部制・単位制の方向性が見えるまでは上農定時を廃止しないことを提案した。しかし第3推進委は、実施時期を答申案に盛り込む予定はしておらず、県教育委員会の実施計画に委ねる。
第3推進委は、上農定時制PTAから多部制・単位制についての説明会開催の要望も受けており、現在は実施日の調整をしている。 池上委員長は「今は他部制・単位制に対する十分な理解が広がっていない。説明会の実施は必要」と話していた。 -
新たな顔ぶれで宮田村の区長会
宮田村内全11地区の区長が新年改選となり10日、新たな顔ぶれで初の区長会を役場で開いた。区長会長に町2区の太田照夫さん、副会長に南割区の保科幸雄さん、会計に大久保区の細田泰寛さんを選任。自立3年目を迎えるむらづくりの片腕となり、地域間の連携と結束を図ろうと始動した。
村が合併せず自立を決めた以降、地区行政が担う役割は年々増大。それに対応しようと、近年の区長会は相互の情報交換や、勉強会を開くなど精力的な活動が目立っている。
この日の区長会で太田会長は「大変厳しい村政運営。区長の役目は重い。地域を想い、この1年をまっとうしたい」とあいさつ。清水靖夫村長も協働の理念を説明し、一層の協力を呼びかけた。
さっそく村の事業説明も受けたが、人口増加対策や除雪、河川清掃などについて活発に質問。「30年、50年後を見据えてバランスがとれた地域づくりを行なってほしい」と要望もあった。
区長の任期は12月末まで。新区長は次の皆さん。
▽町1区=木下正夫▽町2区=太田照夫▽町3区=増田忠直▽北割区=保科武夫▽南割区=保科幸雄▽新田区=小林庸助▽大田切区=田畑睦夫▽大久保区=細田泰寛▽中越区=近藤浩祥▽つつじが丘区=川上勝▽大原区=唐澤正一 -
伊那北駅前をきれいに
伊那市は、JR伊那北駅前に自転車を止める際、北側駐輪場への利用を呼びかけている。
伊那北駅前の駐輪場は正面(西側)に80台、東側に60台、北側に145台のスペースがある。正面は常に満車状態だが、北側は2、3台しか止まっておらず空いている。東側は屋根付きで、ぎゅうぎゅう詰め、道路にはみ出していることがある。
利用は、高校生が「自宅から駅まで」「駅から学校へ」の交通手段として自転車を使うケースがほとんど。双方の時間帯が重なったり、電車の発車時刻に追われたりするためか、北側より近場に止めるせいで混雑する。
10年ほど前から、市の委託で週2回ほど、駐輪指導や整備がされている。「止め方が悪い」などの苦情はないものの、電車の利用者が降りて、すぐ目に付く入り口だけに「時間に余裕を持ち、北側駐輪場の利用を」と促す。
市は年2回、4駅7カ所の駐輪場で長期間、放置されている自転車を撤去。ほとんどがパンクし、さびついてクモの巣がはって乗れる状態ではない。
「みんなが気持ちよく使えるように」と呼びかけている。 -
記念事業概要決まる
高遠町が計画している、伊那市・長谷村との合併に伴う閉町や、長藤村・三義村との町村合併50周年などの記念事業に向けた検討委員会の第4回が10日夜、町総合福祉センター「やますそ」であり、これまでの検討結果を確認し、事業内容を正式決定した。
内容は3月下旬に予定している記念式典と閉庁式のほか▽町の主な出来事を紹介し、後世に伝える記念誌(A4判・120ページ程度)とCD竏坦OMの作成▽東京芸術大学の協力も得て、全町民参加型のレクチャーコンサート▽各戸から集めた手紙を埋設するタイムカプセル▽全町民が折った折り鶴の展示▽各地区にコヒガンザクラと紅葉を植える閉町記念植樹▽町の歩みなどを記した記念碑(高さ2メートル、幅1メートル)の建立▽町の入口となる場所への道標設置竏窒ネど。
検討委は、各種団体、町議会、区長会、商工会など約50人で構成し、式典、記念誌、イベント、イベント(建造物)の4部会で検討を重ねた。
この日は委員会後に実行委員会を設置。今後は同様に部会ごとで詳細を詰めていく。
伊東義人町長はあいさつで「今年は変革の年であり、思いやりの気持ちや一体感をもって取り組んでいくことが大切。記念事業は、高遠地域の飛躍に向けての大きな一歩となる。地域への思いが高まる事業として成功させたい」と述べ、協力を求めた。 -
村の発展を誓い新年を祝う
中川村は9日夜、06年新年を祝う会をJA中川支所で行った。村や議会、総代会、商工会、JA、行政委員など各界の代表約80人が出席し、新春を寿ぎ、村の発展を誓った。
「村歌」斉唱で開式、曽我村長は「単独自立で頑張っていくことが決まり、思いがけない展開で村長に就任してから8カ月が経過した」と振り返り「来年度予算編成に当り、地に足をつけ、状況に応じた予算で強い村づくりを進めたい。三位一体の改革などで村財政は厳しく、問題は山積している。人口増対策や上手に村の売りこみを図る-の2点をテーマに、本腰を入れ、いい村づくりの第1歩を踏み出す年にしたい」と新年の決意を述べた。
鈴木議長は「今年は定数12に減員された初めての村議選が予定されている。村の意思決定機関として議会、議員にかかる責任はさらに大きくなる。議会としても、村民の福祉向上、村の活性化に向け、全力で取り組みたい」と述べた。
続いて、宮下商工会長、松下弘毅農協理事、片桐財産区の米山文夫議長、松村消防団長ら、各界の代表が新年の抱負を交えてあいさつした。 -
元議長の小木曽さんの叙勲を伝達
中川村の市瀬助役は10日、役場で、元村議会議長の小木曽直人さん(88)=横浜市在住=に叙勲を伝達した。 高齢のため、後継者(女婿)の小木曽健さん(61)が代理で来村し、受け取った。
市瀬助役は「議員として3期12年、議長、建設委員長を歴任し、消防団長としても活躍していただいた。健康に留意し、長生きを」と受章を祝福。小木曽さんは「身に余る光栄、これも役場をはじめ、村の多くの人々の支援、協力のたまもの」と感謝し「叙勲内定以来、食欲も増し、元気を取り戻しつつある」と直人さんの近況に触れた。
小木曽直人さんは66年から4期12年、村議員を務め、その間、議長、建設委員会委員長などを歴任し、村政発展と議会の円滑な運営に尽力した。また、82年から約10年間人権養護委員を、消防団には青年時代から入団し、分団長、副団長、団長を務め、団の中心として、災害から村民の命、財産を守るなど功績があった。 -
十沢線交通安全対策路面表示修繕工事終わる
箕輪町は、十沢橋東側の東西に走る十沢線と南北に走る農免竜東線との交差点の交通安全対策として、センターラインを太くするなど路面表示の修繕工事をした。
工事をした交差点は、出会い頭の事故が多く、伊那署によると04年は11件、05年は減少したものの年末に連続して事故が起きている。
町は、地元要望もあり、県などとも協議。今回、町ができる範囲で対策を講じた。
優先道路の十沢線を走行するドライバーにも注意を促すため、中心線を30センチ幅66メートル、交差点マークを45センチ幅8・4メートルで従来より太い線で引き直し、新たに減速帯30センチ幅160メートル、ドットマーク30センチ幅79・2メートルを設置した。 事業費は18万9千円。昨年12月20日に着工。工期は1月13日までだが年末に完了した。
「あと数秒、安全確認をすることで事故は防げる。無理な走行はせず、安全運転を心がけてほしい」と話している。 -
向山県議後援会・公友会
新春顔合わせ会、にぎやかに県会議員の向山公人氏の後援会・公友会の新春顔合わせ会は8日、伊那市の伊那商工会議所大ホールであり、約400人が集まった。
神山公秀後援会長のあいさつに続いて演壇に立った向山県議は「伊那市・上伊那が良くなることは、結果的に長野県が良くなることだと思い活動してきた」と述べ、正副議長の公選制導入、議場への国旗と県旗の掲揚、公共交通網整備特別委員会の設置竏窒ネどを2期目2年の折り返しまでの成果として上げた。
来賓として、宮下一郎衆院議員、小坂樫男伊那市長、宮下市蔵長谷村長、征矢福二JA上伊那組合長、藤沢秀敬伊那商工会議所副会頭があいさつ。夏の県知事選にむけ、田中知事に代わる県知事誕生を訴える声が多く、小坂市長からは「向山さんに出馬を求める声も多い」との発言も飛び出した。 -
小坂氏後援会が新年会
伊那市長小坂樫男氏(70)=無所属、小沢=の後援会は8日、市内で新年会を開いた。小坂氏は、伊那市・高遠町・長谷村の合併で新伊那市発足に伴う市長選挙への正式な出馬表明は13日以降になるとした。
会場には、支持者約700人が参集。
新年会前の拡大役員会で、市長選に小坂氏を推薦することを決めた。新年会で後援会「やまなみ会」の赤羽政喜会長が報告し、同意を求めると、会場から大きな拍手が沸いた。
小坂氏は「合併は大詰めを迎え、13日の合併協で地域自治区長の権限などを報告する。協議会長として合併を取りまとめたあとで、正式に表明したい。市町村民の理解を得て、ともにすばらしい新市を作りたい」と述べた。
そのあと、宮下一郎代議士、木下茂人・向山公人県議らが激励。
高遠町の伊東町長は「合併をまとめ上げた小坂氏が新市長の適任者。市全体が発展できるかじ取りをしていただきたい」と応援した。
赤羽会長は「近く、役員会を開き、選挙戦に備えた体制を整える」とし、高遠町・長谷村にも後援会支部を立ち上げていく。 -
小坂氏後援会がきょう新年会
伊那市長小坂樫男氏(70)=無所属、小沢=の後援会は8日、JA上伊那本所で新年会を開く。小坂氏は、伊那市・高遠町・長谷村の合併で新伊那市発足に伴う市長選挙に出馬表明するものとみられる。
小坂氏は昨年12月、市議会定例会の一般質問に答える形で、後援会の意思決定がされていないとしながら、権兵衛トンネル開通、合併と大きなターニングポイントを迎え「やらざるを得ない」と出馬の意向を明らかにした。1月中に正式表明するとしていた。
新年会には、支持者600人以上が集まる予定。 -
箕輪町地域防災計画(05年度修正)策定
箕輪町が策定していた町地域防災計画が完成し、05年度修正版の冊子が出来上がった。
町は、地域防災計画を98年に策定。その後、法改正や東海地震防災対策強化地域の指定などがあり、時代に即した計画にしようと04年11月から見直しをしてきた。
計画は、▽風水害対策編▽震災対策編▽その他事故災害対策編▽資料編-に分かれる。計画には、航空災害対策、鉄道災害対策、危険物等災害対策を新たに盛り込み、住民とのワークショップや各課から出された課題なども反映した。
冊子はA4版。各編20部作成。町防災会議の委員や、町と防災協定を結んでいる東京都豊島区などに配る。役場や各区の差し替え用は130部作成した。
今回、町職員向けの「地震災害初動対応マニュアル」も作成。すみやかに初動体制を確立し災害対策活動ができるよう、地震発生時に外部から役場に参集するまでの状況把握や情報伝達、災害対策本部の活動などをまとめている。常時携帯できるようにポケットサイズで300冊作った。 -
宮田村で新年度の予算査定始まる
宮田村は5日から、新年度の予算査定に入った。各担当係が助役、総務課長、財政担当と折衝。村長査定は25、26日に予定している。
06年度の予算は今までの実績や慣例にとらわれず、事務事業を白紙から見直す「ゼロベース」が基本。
予算額は本年度当初に比べ約1億9千万円減の31億円を目標としており、各部署とも厳しい予算編成に迫られている。
酒井一衛総務課長は「予定通り査定作業が順調に進むかどうか」と話す。持続可能な村財政の確立も見据え、自立3年目の予算編成作業は大詰めを迎えている。 -
箕輪町特別職報酬等審議会
町長が白紙諮問箕輪町特別職報酬等審議会は6日、町役場で開き、平沢豊満町長が06年度の町長、助役の給料額、町議会議員の報酬額などを白紙諮問した。
審議会委員に10人を委嘱。会長は北沢喜恵治さん、職務代理は原幸喜さん。
町長は、「町の実態をご覧いただき、近隣市町村の状況、町の立場などを見ながらご審議いただきたい。活力あるまちづくりに向けての検討をお願いする」と白紙諮問。任期中の町長給料の20%相当額減額を選挙公約にしていること、町議会から「現在の5%削減から3%削減にしていただけないか」との要望がきていることも話した。
05年度は、04年度と同じく町長25%、助役15%、教育長15%、町議会議員5%の削減をしている。 -
消防特別点検
伊南行政組合消防本部(竹上俊隆消防長)は5日、中原正純組合長による新春特別点検を北消防署隣りの駒ケ根市立赤穂公民館で受けた。署員約50人がきびきびと整列し、服装や手帳などの点検を受けて、新年のスタートに当たって職務への意気込みを新たにした=写真。
中原組合長は「昨年は国内外で信じられないような事件が多発し、安全・安心に向けて住民の関心が高まった年だった。万一大規模災害が発生した場合、消防署としても市町村との連携を密にし、迅速な対応で1人でも多くの人命を救わねばならない。消防人としての気概と誇りを持って地域住民の期待に応えられるよう頑張ってほしい」と訓示した。 -
小野工業が箕輪町にLED(発光ダイオード)照明寄贈
小野工業(本社・辰野町小野、檀原隆宣社長)は5日、箕輪町にLED(発光ダイオード)照明16個を寄贈した。
03年12月から、建設業に加えて太陽光発電や風力発電など自然環境にやさしい事業展開をしている同社は、LED照明の販売元になっている。今回、省エネルギーのLED照明を実際に地域の人に見てもらおうと町に寄贈を申し入れた。
新エネルギーの普及啓発に取り組む町は、寄贈を受け、新エネルギーと省エネルギーの両方を併せ持つLED照明を、住民が夜間利用する機会が多い公民館に活用して町全体で“環境にやさしいまちづくり”の実現を目指したい考え。希望のあった木下、下古田、中曽根、大出、沢の5区の各公民館で外灯に使う。
LED照明は100ボルト、約2・5ワットの低消費電力。寿命は5万時間以上と長く、一般の白熱電球の平均寿命の約50倍長持ちする。頻繁にスイッチの入り切りをしても寿命に影響しないほか、玉切れ、劣化がなく、外灯や常夜灯に向いているという。
檀原社長は、「LEDをもっと身近に感じてもらいたい」と話し、今後モニターアンケートも予定している。
平沢豊満町長は、「使い始めると住民の意識も変わってくると思う。有効に使わせていただく」と感謝した。 -
新「伊那市」誕生まで…カウントダウンボードを設置
伊那市・高遠町・長谷村は4日、3月31日の合併による新「伊那市」誕生までのカウントダウンボードをそれぞれ庁舎に設置した。
ボードには、新市の将来像「二つのアルプスに抱かれた自然共生都市竏註lと歴史と文化を育む活力と交流の美しいまち竏秩vと、それぞれのイメージキャラクターなどを書き、高遠町と長谷村は合併時の面積と人口も記している。
住民へのPRと合併への気運を高める狙い。 -
昭和伊南病院仕事始め式
駒ケ根市の伊南行政組合昭和伊南総合病院(千葉茂俊院長)は4日、新年に当たっての仕事始め式を行った。職員約60人が出席し、中原正純組合長の式辞を聞いた=写真。1月1日付で眼科医長に就任した新任の杉本知子医師に辞令が手渡された。
中原組合長は「いったん回復した病院の経営状態は昨年前半には大きく落ち込んでしまった。後半に入って持ち直してきているが、収支改善に向けて今後一層の努力が求められる。一方では地域住民の期待に応えられる心の通った病院にしていかなければならない。自信と誇りを持ち、全力投球で地域医療の向上に取り組んでほしい」と激励した。 -
駒ケ根市仕事始め式
駒ケ根市は4日、新年の業務開始に当たって仕事始め式を市役所で行った。職員ら約140人が出席。全員で駒ケ根市の歌を歌い、市民憲章を朗読して、新たな気持ちで1年をスタートさせた。
中原正純市長は式辞で「今年の箱根駅伝を見ていて大変感動した。心を一つにしてたすきをつないでいく選手たちのように、職員の皆さんもやらなければならないことは分かっているはず。今年は厳しい年になるかも知れないが、一人一人が目標を持って、市民の期待に応えられる、信頼される行政を目指して共に力を合わせて頑張り抜こう」と力強く激励した=写真。 -
06年仕事始めの式 首長のあいさつ
◆宮下村長
昨年は大変多忙な1年だった。今年は長谷村の長年の歴史の中で、大きな変革のときを迎え、新伊那市の長谷自治区としてスタートする。村の今までの歴史を締めくくり、新たな旅立ちに向けて、どのように進むか、かせられた業務は重いが、皆の英知と努力で乗り切ってもらいたい。合併というのは変革のときということを、それぞれの立場の中で認識し、一人ひとりが自分の心に『あのとき自分はよくやった』と誇れるよう、1年間努力してほしい -
飯島町新年祝賀会
飯島町は4日、06年新年祝賀会を文化館で行った。村や議会、総代会、商工会、JA、行政委員など各界の代表約130人が出席し、新春を寿ぎ、町の発展を誓った。
「町歌」斉唱で開式、高坂町長は、伊南バイパス本郷地区用地買収や内掘醸造の立地、与田切川飯島第6砂防堰堤の完成-など挙げて、05年を振り返り「今年は三位一体の改革により、補助金、交付金の削減が予想され、町財政は一層厳しくなる。実質的な自立の1年目の年、継続事業を中心に、補助金やサービスの見直し、子育て支援への重点配分などメリハリのある予算編成を行っている」と編成方針に触れ「住民と行政が痛みを分かち合い、協働の力で持続可能な自立のまちづくりを目指すことが、行政と住民の責務。全職員一丸になって努力したい」と新年の決意を述べた。
野村議長は「今年は協働のまちづくりの定着と前進させる年。議会は町とは対立でなく、緊張関係を保ちながら、一丸となって町民の付託に応えたい。9月30日は新町発足50年周年記念日に当り、喜びを町民と分かちあいたい」とあいさつした。
この後、町民憲章朗読、祝宴に移った。 -
中川村の仕事始め式
中川村は4日、基幹集落センターで、職員ら約100人を集め、仕事始め式を行った=写真。
「中川村歌」を歌って開式。曽我村長は「昨年は大きな変化の1年だったが、今年は周囲の環境が大きく変わり、三位一体の改革の影響が数字で現れ、村の将来を決める重要な年。来年度の予算編成作業が始まっているが、拙速にならず、集中度を上げて、密度の濃い作業を進めて欲しい。役場の仕事は未来をつくる仕事。職員はスクラムを組み、足並みをそろえ、時には意見をぶつけ合いながら、進んでほしい」と述べ、職員の協力と一層の奮起を促した。 -
宮田村役場仕事始め
宮田村役場は4日に仕事初めの式を開いた。約100人の職員を前に清水靖夫村長は給与の自己申告を呼びかけるなど、一人ひとりの自発提案に期待。人口増加策をにらみ、若手職員の結婚や出産を積極的に奨励する姿勢も示した。
「全国的に少子高齢化が深刻。若い職員は独身であったら結婚し、子どもを産んで」と開口一番。
職員給与の自己申告も促し「相談しながら人生設計を組み立ててほしい」と話した。
自立3年目の今年を「行動計画を明確にする年」とも位置付け、「これからが皆さんの知恵の出しどころ。創造性を豊かにして、難局を乗り越えたい」とも訴えた。 -
伊那市仕事始め式
各市町村で4日、仕事始め式があった。それぞれ職員を集めて首長が訓示。行政と住民の協働や職員の意識改革などを求めた。職員は気持ちを引き締め、業務に入った。 ◆小坂市長 本年は権兵衛トンネル開通(2月4日)、高遠町・長谷村との合併(3月31日)と大きな2つの出来事がある。伊那市の50年余の歴史の中で、大きな変革のとき。
年頭に当たり、古きをたずね新しきを知る「温故知新」という言葉を送る。高遠町・長谷村、木曽との交流が始まる。両町村の歴史、旧宿場町とそれぞれ古きものから新しい知識を得て、新たな伊那市を創造する原動力になってもらいたい。
地域の発展は、どれだけ輝くか、人口が増えるかにある。自立するために、産業の発展を基盤としてやっていかなければならない。
三位一体改革で、行政能率を上げることが求められる。職員、市民が痛みを分かち合う時代。官から民にと叫ばれるが、官は官でやっていかなければならないことがある。
合併を控え、現場での調整がある。上伊那の唯一の合併で失敗はできない。 -
中川村村議会議員選挙
8月23日に任期満了を迎える中川村議会議員選挙は7月末か8月上旬に実施されるが、議員定数問題が再燃、現行16から4減の12で執行されるか微妙だ。年末年始の地区の集まりの中で、候補者の人選を含めて、定数問題が論議を呼びそうだ。
同村議会は昨年9月定例会で議員定数を現行の「16」から「12」にする条例改正が賛成9、反対6で可決。
審議に先立ち、議員定数問題特別委員会が7月、実施した住民意向調査では10人以下は65・37%を占めた。しかし、同委員会は地方自治法の議員定数や議員責務などを挙げて「12」が最良と報告、本会議では最多の「10」を主張する議員から修正案も出されたが、否決された。
議決直後、住民からは「10人になると思っていたのに、なぜ」「なんのためのアンケートだったのか」などの不満や不信の声が上がったが、沈静化した。しかし、昨年12月ころ、住民の反発が表面化、1月中にも議員OBや有識者が中心になり、アンケート結果を実現するための組織を立ち上げ、再審議を求める署名活動を展開する計画。アンケート最多の「10」を主張した6議員も同調する考え。
ある議員ОBは「議員は数よりも質が問題。人口5千人規模の村では10人といわず8人でも、チェック機能は果たせる。民意を無視し、このまま定数12で選挙が執行されるようでは、中川村に未来はない」と断じた。
また、ある村民は「村が発展するなら、議員は12人でもいい。しかし、議会は最多の10人でなく、12人に決めたことの理由が釈然としない」と議員の説明不足を指摘する。
議員定数問題はどうなる?。意向調査結果の尊重を求める住民有志らが多くの村民の支持を得、議会の再審議を経て、定数10を実現できるか。定数論議が立候補予定者の個々の選挙にどう影響するか、目が離せない。 -
新伊那市 市長選
伊那市・高遠町・長谷村の合併による新伊那市発足に伴う伊那市長選挙が新市発足後、50日以内に行われる。伊那市長の小坂樫男氏(70)=無所属、小沢=は出馬の意向を明らかにし、会社役員向山信二氏(54)=無所属、西町=は「まだ決まっていない」としながらも「環境が整えば出馬したい」と意欲を見せている。ほかに、新人擁立の動きもあり、選挙戦の可能性が高い。
小坂氏は昨年12月、市議会定例会の一般質問に答える形で、出馬の意向を明らかにした。1月中にも正式表明する。
小坂氏は、権兵衛トンネル開通、合併と大きなターニングポイントを迎え「やらざるを得ない」と述べた。
市長選に立候補した当初から3期12年を限度に自ら身を引くべきと心に決めているようだが、新市発足は3期目の途中。来年度に上伊那広域連合のごみ処理施設建設地を決めなければならないとしている。
昨年1月の市長選に出馬し、落選した向山氏は「物質的にも、精神的にも豊かさが求められる。あらゆるジャンルで知恵や方策が不足している」とし、支援団体と打ち合わせしながら、正式に決めたいとしている。
そのほか、市民有志が「市民の声を聞き、市政に反映できる」人材を求め、新人擁立に動いているが、難航している。
共産党は、擁立をするかどうかを含めて検討中。
高遠町長の伊東義人氏(73)=無所属、小原=、長谷村長の宮下市蔵氏(73)=同、溝口=は「いい合併を仕上げてからでないと考えられない。まずは任期いっぱいを全うするだけ」といずれも出馬への意向は公の場で明らかにしていない。
選挙日程は、1月に3市町村の選挙管理委員会が集まっておおよその日程を申し合わせる。3月31日に暫定の選挙管理委員会を開き、選挙日程を決定するが、4月30日の投開票が見込まれる。
新「伊那市」のリーダーはだれか。今後、市長選に向けての動きが活発化しそうだ。 -
新伊那市 市議選
伊那市・高遠町・長谷村の合併で新伊那市発足に伴う市議会議員選挙が新市発足後、50日以内に行われる。周囲の動向を見ながら、出馬表明を控えている人もいるが、選挙戦は確実となりそうだ。(文中の名前は五十音順)
議員定数は26。初回に限り、各市町村を単位とした選挙区が設けられる。定数は伊那市18、高遠町5、長谷村3となっている。
◆伊那市
市議会の現職は24人。出馬を表明しているのは、飯島光豊(54)=共産党・東春近、春日晋治(40)=無所属・西春近、北原斉(64)=同・手良、小平恒夫(68)=同、馬場秀則(60)=無所属・狐島=の5氏。出馬の意向だが、表明を控えている現職もいる。そのほか、ほとんどが1月中に後援会などと相談して態度を明らかにする。年齢から後進に道を譲る理由で、3期目の藤島雄二氏(74)=無所属・西春近=が引退する。
地元や党の要請を受け、元市議で会社役員飯島尚幸氏(60)=公明党・西春近=が出馬。新人のNPO法人「クローバーコミュニケーション信州」代表・野溝直樹氏(40)=無所属・東春近=は、合併を機に「地域の声が反映される行政が求められ、地域色が生かされるシステムづくりをしたい」と出馬を決めた。
また、女性有志は、女性新人を擁立する方向で準備を進めている。1月中にも組織を立ち上げる予定。
◆高遠町
町が掲げてきた「合併しても、さびれない地域づくり」の確実な基盤固めを託せる人選が求められる。
町議会の現職(14人)からは、伊東實(70)=無所属・西高遠、春日嗣彦(51)=同、関森照敏(64)=共産党・同、野々田高芳(69)=無所属・下山田=の4氏が出馬を表明。飯島進(51)=無所属・西高遠、原浩氏(68)=同、松井教一氏(50)=同・山室=の各氏も前向きな姿勢をみせている。
唯一、前林賢一氏(69)=無所属・小原=が引退を決意。そのほかの現職は表明を明らかにしていないが、なかには出馬の動きをみせる議員もいて、無投票当選で終わった昨春の町議選と一転し、激戦になりそうだ。
新人や女性議員の擁立の動きは今のところみられない。
◆長谷村
村議会の現職(11人)は、窪田清彦(66)=無所属・黒河内、中山達得(73)=同・非持、吉田由季子(38)=同=の各氏が引退を決めているのみ。ほかの現職は表明を控えていて「後援会との相談もあるが、3枠とあって様子を伺っているのではないか」と分析する現職もいる。
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3市町村合併協議会の議会議員の定数等検討小委員会委員は「特定の地域でなく、全市的な視野に立って議論してほしい」と期待感を込めた。
新市誕生で、さらに議員に対する見方は厳しくなり、資質向上が求められる。
選挙日程は市長選と同じ。 -
上伊那で唯一 新伊那市が誕生
3月31日、伊那市・高遠町・長谷村が合併し、新「伊那市」が誕生する。上伊那では唯一の合併で、中核都市としての新たな一歩を踏み出す。地域の特色をそれぞれ生かした「住民主体」のまちづくりを進めることができるのか、注目される。
伊那市の産業、高遠町の観光・歴史、長谷村の雄大な自然。三峰川を中心とし、中央アルプス・南アルプスに抱かれる新「伊那市」の人口は7万4千人。面積668平方キロメートルで、県内3番目の広さとなる。
新市の将来像は「二つのアルプスに抱かれた自然共生都市竏註lと歴史と文化を育(はぐく)む、活力と交流の美しいまち」。
主要施策に▽行財政改革の推進▽農林商工業の振興▽自然環境の保全▽保健・医療の充実▽地域資源を生かした観光の振興竏窒ネどが盛り込まれる。
まちづくりのキーポイントとなるのは、地域自治区。
伊那市の地方自治法による地域自治区は、地域住民と行政の協働で、住民の意見を行政に反映させ、地域自治の推進を図るもの。市地域自治区条例を制定後、現市の旧町村単位7地区に設ける。
市地域自治区検討委員会の答申で、地域自治区に置く地域協議会の役割に、住民・諸団体などの意見を集約・調整し、住民と行政の協働によるまちづくりを推進することをうたい、計画段階から住民が参画することを挙げた。
説明会は7地区で開く予定だが、日程は未定。条例制定は早くて、新市誕生後の市議会6月定例会。準備を整え、10月ぐらいに立ち上げたいとする。
現在、西春近地区などに地域の課題解決などのために設けた任意の協議会組織があり、市総務課地域自治担当は、地域の実情に合わせた運営ができるよう「合併を機に、地域を見直し、地域でできることは主体的に取り組んでほしい」と話す。
一方、高遠町・長谷村の地域自治区は合併特例法に基づくもので、16年まで10年以内の期間で設置される。それぞれ常勤特別職の地域自治区長(総合支所長)を置き、その下に地域協議会を設ける。委員は公共的団体代表者、識見者ら15人以内で、その地域の重要な事項について、あらかじめ意見を聞くことになっている。
04年10月の合併協の住民意識調査(一般)の結果で、町村住民が心配する点として「区域が広くなり、きめ細かなサービスが受けにくくなる」「中心地域と周辺地域で格差が生じる」などが上位を占めた。
地域協議会では「その不安に対し、住民の声を届け、市政に反映できることが重点となる」(町)、「地域の振興を考え、提案していく」(村)と誇りある地域づくりの形を考える。
委員は新市長が委嘱するため、具体的な委員や運営方法などは煮詰まっていない段階。
町村とも、2月に地域自治区を含めて住民説明会を地区単位で開く予定。
00年に発足し、地域住民を巻き込みながら、帰化植物アレチウリ駆除大作戦をはじめ、三峰川みらいフォーラム、源流探検などの事業を展開する市民団体「三峰川みらい会議」。
織井秀夫代表は、住民と行政との協働のポイントを「地域の愛着心はもちろんだが、住民サイドから行政に投げかけることが地域づくりにつながる」と参加型の重要性を挙げる。住民サイドから提案することで、行政は住民ニーズを把握し、行動することができる。「ただ行政にお願いすればいいという考えでは、うまくいかない。川を一つ取ってみても、環境を享受するのも、危害を受けるのも、そこに住む住民。自分たちでできることは手を出す」と話す。
「合併してよかった」と思えるまちづくりへ。住民が新しいまちを作るという夢を持ち、知恵を出し合いながら新市発展につなげる。
■地域の一体感
通勤、通学、買い物、医療機関の利用など生活のさまざまな場面で結びつきを持っている。
合併協は昨年、新市誕生に向け、3市町村の住民同士の交流を図る「地域の魅力探訪ツアー」を企画。「新緑の中央アルプス周辺とつつじまつりツアー」「花の百名山!自然実感入笠ゃ間高原ハイキング」「南アルプスふるさと祭りと巫女淵紅葉満喫ツアー」など全10回(1回は台風のため中止)を組んだ。589人が参加。
アンケートから「自分の住んでいる近くでも、なかなか行けないところがあり、よかった」「もっと地域のことを勉強したい」「多くの人と知り合うことができた」などの感想が寄せられた。
「合併への気運が高まり、一定の成果はあった」と新市後も継続する予定。
また、新伊那市誕生を記念するイベントのアイデアを一般から募集した。市内外から99件の応募があり、1月中にも合併協幹事会で審査・選考して決定する。
内容は、中央アルプス・南アルプスを横断する駅伝・マラソンをはじめ、3市町村の魅力をみつめ直すかるた作り、映画の製作、物産展などバラエティーに富んだ。
開催期間は4月1日縲・7年3月31日。
選考後は、合併協議会だよりやホームページで発表する。 -
祝・伊那 - 木曽権兵衛峠道路2月開通
木曽側7市町村首長に聞く【上】06年2月、伊那と木曽を結ぶ権兵衛峠道路が開通する。地図の上では境界を接しながら、峻厳な中央アルプスに隔てられ、何か遠い地域のように感じてきた木曽。そこに住む人々が、本年からすぐに行き来のできる隣人になる。
いったい、どんな町や村があり、どんな人が住んでいるのか?木曽郡の6町村と、権兵衛トンネルの反対側出口がある塩尻市(旧楢川村)の首長、合計7人に聞いた。 -
箕輪町協働による廃食用油リサイクル推進事業4月本稼働
BDFで「みのちゃんバス」走る箕輪町は4月、04年度に策定した「箕輪町地域新エネルギービジョン」に基づき進めている「協働による廃食用油リサイクル推進事業」を本稼働する。
町内の各家庭から廃食用油を収集・回収し、町共同作業の家でバイオディーゼル燃料(BDF)に精製。町が購入し、町内巡回「みのちゃんバス」や公用車に使用する“地球・環境にやさしいリサイクル”事業。町が掲げる新エネルギー導入構想の4プロジェクトの一つ「みのちゃんバスBDF事業」を、住民協働の事業に位置付けている。
精製したBDFをバスに利用するのは県内初。町は、バスに使うことで、“ごみ”は“ごみ”でなく、“資源”として生まれ変わることを普及・啓発。住民の環境問題・環境保全への意識を高めたいとする。また、地球にやさしいBDFを使い軽油使用料を削減、地球温暖化防止を図る。
廃食用油は植物性油に限り、各家庭と町内小・中学校の給食室から回収。家庭からは資源(缶・びん・ペットボトル)回収日に各地区の資源収集ステーション38カ所で集める。
回収により期待される効果は、可燃ごみの資源化が年間6111リットル(うち小・中学校4911リットル)、二酸化炭素の削減が年間14トン。バスの消費燃料年間3万リットルのうち2割の6千リットルをBDFでまかなう計画という。
昨年11月、BDF精製作業場が完成。装置は、100リットルを6時間で精製する導入例の多い機種。10、11月に試験的に初回収した廃食用油1500リットルを使い、週1回のペースで精製。11月23日の初の試運転は、BDF使用で力不足の異常や運転後の故障などの問題はない-とする伊那バスの報告を受けている。
住民は、「今まで廃食用油は可燃ごみで出していたので回収は助かる」と好意的な声が多く、事業の一環で廃食用油回収をしてきた町女性団体連絡協議会も、「今後も皆で協力したい」と応援する。
町は1月15、22日、2回目の廃食用油試験回収をする。精製するBDFを検査し、冬期間のBDFと軽油の比率を検証。再度試運転をして導入に備える。4月以降は、定期的に廃食用油を回収し、週1、2回精製。精製の翌日には給油し、在庫を作らない体制にしたい考えで、先進事例も参考に本稼働までに回収システムとBDF推進体制を構築する。