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伊那市長選 市議選 告示まで1か月
任期満了に伴う伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙の告示まで1か月となりました。 これまでに市長選には現職の1人が出馬を表明。 市議選は定数21に対し現職と新人合わせて24人が出馬を表明しています。 市長選には無所属現職で58歳、2期目を目指す西箕輪中条の 白鳥孝さんが出馬を表明しています。
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箕輪町景観計画策定委員会 発足
景観行政団体への移行を目指す箕輪町で、景観計画を策定するための委員会が19日夜発足しました。 一般公募5人を含む19人が、平澤豊満町長から委員に委嘱されました。 箕輪町では、優良な景観を守る仕組みを作ろうと、来年8月の景観行政団体への移行を目指しています。 委員会は、移行のための景観計画を検討します。 計画は、景観の基本理念や、地域ごとの方針、建物や看板の高さ、色彩といった基準などをさだめるものです。 委員会では、町民対象に行われたアンケートの結果も示されました。 それによると、山岳景観やパノラマ景観を町の特徴と考えていることがわかりました。 アンケートは、去年の8月から9月にかけて、箕輪町民、2500人を対象に行われ、1341人から回答がありました。 箕輪の景観の特徴についての問いに対しては、複数回答で、南アルプス、中央アルプス等の山岳景観が、66.2%でもっとも多く、次いで、市街地、田園地帯を一望できるパノラマ景観が、59.7%となっています。 あまり好ましくないと感じるものはとの問いには、特にないが38.5%、となっていて現在比較的優良な景観が保たれていると感じていることが分かりました。 箕輪町では、来年1月に景観計画の策定を、8月に景観行政団体への移行、10月に景観条例の施行を目指します。
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伊那市人事異動 部長級には2人昇格
伊那市は4月1日付の人事異動を、20日、内示しました。 部長級への昇格は2人で、異動者数は218人の小規模異動となっています。 リニア中央新幹線の整備促進や、農業振興に対応するための、組織の改正も行います。
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伊那市職員平成36年までに72人削減
伊那市は平成36年4月1日までに職員数を72人削減する第2次定員適正化計画を策定し総務委員会協議会で示しました これは、平成17年度から27年度までの第1次計画が目標達成の見込みのため1年前倒しで策定したものです。 合併した類似団体の平均職員数を目指し今年4月1日現在で660人を平成36年までに72人削減し、588人にするとしています。 これにより人件費を5億6700万円削減できる見込みだということです
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新伊那公民館整備計画示す
老朽化に伴い新しく建て替えられる伊那市の伊那公民館の整備計画が17日示されました。 18日開かれた市議会総務委員会協議会で示されました。 整備計画によりますと、伊那市民会館があった場所に公民館を建設し、現在の建物は取り壊し駐車場にする計画です。 一階は市民ギャラリーやエントランスホールを整備し、展示や発表会などに活用し幅広い年齢層の住民が世代をこえて交流できる空間にするとしています。 また、親子の触れ合いや子育て支援の拠点としてプレイルームを新たに設けます。 講堂は、2階部分に設け使用頻度の高い研修室を1階に配置しました。 新しい伊那公民館は、今年の9月に着工する計画で、来年の9月完成を目指します。
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5月12日を「箕輪町安全安心の日」に制定
箕輪町はWHO世界保健機関からセーフコミュニティを認証取得した5月12日を「箕輪町安全安心の日」に制定することを決めました。 17日は平澤豊満町長が町議会のなかで「安全安心の日」宣言をしました。 箕輪町では平成24年5月12日にWHO世界保健機関からセーフコミュニティの認証を取得しました。 これは安全安心な町づくりを住民と行政が協働で行うもので国内では9つの自治体が認証されています。 安全安心な町づくりを推進する町セーフコミュニティ推進協議会条例制定案も今議会で可決されています。 今後は毎年5月12日に近い日曜日などに式典などを開き、意識の定着を図っていくということです。
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箕輪町新図書館 JA箕輪町支所に
箕輪町の新しい図書館の建設用地が松島のJA上伊那箕輪町支所がある場所に決まりました。 JAの機能を残すなど町の賑わいづくりの核となる施設を目指します。 これは17日箕輪町役場で開かれた町議会全員協議会で平澤豊満町長が明らかにしたものです。 選定理由については、中心市街地の活性化につなげるための施設にすることなどを挙げています。 JA上伊那から、4,000から5,000平方メートルの用地を取得する計画で今の建物は取り壊しを前提としています。 図書館以外に隣接する建物を建設しJAの事務所や会議室を設けるほか、町商工会の事務所、カフェレストランなども入れる計画です。 図書館の延床面積は1,500から2,000平方メートルを想定していて100台ほどの駐車スペースを確保するとしています。 事業費は用地取得を含めて10億円ほどを見込んでいて、任期付き専門職員の公募も行います。 平澤町長は新しい図書館について、町のシンボルとなるような施設にしたいとしています。
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阿部知事 上伊那タウンミーティング
阿部守一長野県知事の上伊那タウンミーティングが15日伊那市内で開かれました。 タウンミーティングでは、上伊那の地域振興策について参加者と意見を交わしました。 若者の県外流出防止に取り組んでほしいという要望に対して知事は「若者は県内の学校や企業の情報が少ないまま県外進学などを選んでいるのではないか。学校と企業の連携を深めたり、都会にいる人との情報共有を深めていきたい」と話しました。 また、第二県庁を南信に設置してほしいとの要望に対しては、「県庁が遠いと考えている人が多いのは事実で、考え方には共感する。どうすれば一体感を持ちつつ動けるのか研究する必要がある」と話していました。 タウンミーティングは、上伊那広域連合や伊那商工会議所などが開いたもので、上伊那の市町村長や経済団体の代表者など、およそ70人が参加しました。
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南箕輪村 大雪の農業被害に支援
南箕輪村は、先月の記録的な大雪で被害を受けた農家を支援する方針です。 14日村役場で開かれた議会全員協議会で報告されました。 南箕輪村によりますと、14日現在、村内の大雪による被害はパイプハウス等の損壊が13棟で被害額はおよそ1千570万円となっています。 村は被害を受けたパイプハウス等の再建・撤去費用の2割およそ322万円を負担する考えで27日の臨時議会に補正予算案を提出します。
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東南アジアの大学生 伊那市を訪問
東南アジアの大学生が、13日から4泊5日の日程で伊那市を訪問しています。 13日は高遠町地区で、歴史や文化に触れました。 伊那市を訪れているのは、東南アジアのラオス、ミャンマー、ベトナムの大学生75人です。 絵画や彫刻などの芸術を専攻している大学生が訪問しています。 この日はグループにわかれ、現在雛人形展が開かれている旧馬島家住宅などを見学しました。 伊那市では、海外からの教育旅行団を誘致するインバウンド事業を行っていて、ラオスとミャンマーからの受け入れは、初めてです。 旧馬島家住宅では、市観光協会のボランティアガイド「い~なガイドの会」が、大正から昭和の古い雛人形について説明しました。 一行は、17日まで伊那市内に滞在し、企業を見学したり、農家民泊を体験することになっています。
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村が有償ボランティア実施へ
南箕輪村の唐木一直村長は、福祉事業の推進として、有償ボランティアを今年10月から実施したい考えを示しました。 これは、12日役場で開かれた、南箕輪村議会3月定例会一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。 唐木村長は、「村内でも高齢化が進むことが考えられる。軽作業を行う有償ボランティアの実施を考えている。」と話していました。 ボランティアはゴミ出しや草取り、除雪などの、軽作業をお年寄りに代わり有償で行うもので、今年10月からの実施を検討しているということです。 一般質問では他に、中学校の朝部活についての質問があり、清水篤彦教育委員長は、「南箕輪中学校の部活は県の指針の範疇にあり、朝部活を禁止する必要がない。継続して行く。」と答えていました。 南箕輪中学校では、朝部活を毎週月曜日は休みとしていることや、放課後も1時間30分程度の活動となっていて、今後も継続して行くということです。 また、2月16日の村の日の式典が、大雪により延期されていることについて、6月22日(日)に行う方向で調整しているということです。
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東京五輪 フェンシング事前合宿誘致へ
箕輪町の平澤豊満町長は、2020年に開かれる東京オリンピックに向けて、フェンシング選手団の事前合宿誘致に積極的に取り組みたいとの考えを示しました。 11日開かれた箕輪町議会一般質問の中で平澤町長が議員の質問に答えたものです。 箕輪町では1978年のやまびこ国体でフェンシング会場になって以来、盛んに競技が行われています。 小学生向けのクラブがある他、中学校では部活としてフェンシングが行われています。 箕輪中学校のフェンシング部出身の選手の多くは高校に進学後、国体に出場するなどの活躍をしています。 また、箕輪町でフェンシングの全国大会が6回開かれています。 平澤町長は「フェンシングの街として全国的に定着してきている。競技や練習が出来る環境も整っている」とし、積極的に事前合宿誘致に取り組んでいきたいとしています。
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町の新図書館 検討委員会設置へ
箕輪町の平澤豊満町長は、移転新築する計画の町図書館について、 専門職員を中心にソフト事業などについて考える検討委員会を設置するとの考えを示しました。 これは10日町役場で開かれた町議会一般質問で示されたものです。 平澤町長は、箕輪町として特色のある図書館にするため知識のある専門職員を公募しソフト事業について考える検討委員会を設置するとしています。 専門職員は5年を目途とした期限付き職員として公募します。 町ではその専門職員を中心に図書館事業などソフト面を検討し箕輪町にふさわしい図書館づくりを進めていくとしています。 また用地については候補先の所有者と協議中で返答があれば今議会中にも報告するとしています。
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松くい虫被害 4,552立方メートル
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が10日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度は箕輪町三日町で被害が拡大したことなどが報告されました。 協議会には上伊那の自治体などから13人が出席しました。 今年度の松くい虫の被害発生状況について、箕輪町三日町で被害が拡大したことや、伊那市高遠町で被害区域が東に進んだこと、また標高800メートル以上の場所で被害が確認されたことが報告されました。 被害量は上伊那全体で4,552立法メートルで昨年度と比べ18%の増、駆除した量は4,225立法メートルで34%の増となっています。 協議会では松を枯らす原因となるマツノザイセンチュウを運ぶマツノマダラカミキリが活動を始める6月までが駆除の時期としては有効だとして早期に対策を実施するとしています。
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伊那市消防団 方面隊活動4月から
伊那市の白鳥孝市長は伊那市消防団について、機動力をあげ大災害にも対応できる方面隊としての活動を4月から実施するとの考えを示しました。 これは10日市役所で開かれた伊那市議会一般質問で示したものです。 方面隊は市内の竜西を西部方面隊、竜東を中部方面隊、高遠長谷を東部方面隊とするものです。 方面隊を編成するにあたり、現状の分団と1,156人の定数に変更はないということです。 区長会、地域協議会で方面隊形式について説明し了承されているということで市では4月からの実施に向け規則の改正に入っています。 これまで開かれていた、ポンプ操法大会は従来通りの形で行われるということです。
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教育テーマに阿部知事と意見交換
「子育てと学校教育」をテーマに阿部守一長野県知事が住民と意見交換をするタウンミーティングが8日、箕輪町の文化センターで開かれました。 タウンミーティングは小中学校のPTAや保育園の保護者会などでつくる実行委員会が開いたもので、地域住民およそ300人が参加しました。 阿部知事は、教育制度について「国の関与は最小限にし、住民に選ばれた市町村長が責任を持てる仕組みに変えていかなければならない」と話しました。 教員の不祥事について住民から意見が出されると、知事は、「職員に対する責任が県と自治体に分かれてしまっていることが問題。この仕組みを変えていく中で、長野県の教育に対する信頼を回復していきたい」と話しました。
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南箕輪村がアンケート調査
南箕輪村は、平成28年度から37年度までの第5次総合計画を策定するにあたり、村民を対象にしたアンケート調査を行います。 アンケートの対象は、無作為に選んだ18歳以上の1,400人と高校生世代全員の500人、中学生全生徒490人、小学4年から6年までの450人です。 一般向けのアンケートでは、村の施策に対する満足度を聞くほか将来像や幸福度も調査します。 高校生向けは、答えてもらいやすいよう工夫して、愛着度や今後の取り組みについて聞いています。 小中学生向けは、ふりがながふられ、誰でも答えられるようになっています。 アンケート調査は、20日しめきりで、6月ごろむらづくり委員会に報告されます。 第5次総合計画は、アンケート調査の結果を反映させ、平成27年度中に策定されます。
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伊那市景観計画住民説明会 始まる
伊那市は来月からの景観計画の実施を前に計画の説明を4日からスタートさせました。説明会は、24日まで市内9か所で開かれる予定です。 4日は手良公民館で説明会が開かれ、市の担当者が集まった人たちに2月に策定した景観計画の概要について話をしました。 土地利用については、「市街地」や「田園」、「山地と森林」、「山岳と自然公園」の4つの区域に分け、建物の配置や高さ、色彩などについて基準を設けています。 市の担当者は「ログハウスで使われる塗料のうち基準から外れる物がある」、「太陽光発電システムも届け出の対象になる」と話していました。 一定規模の住宅や駐車場などの新築や改築を行う場合は、4月1日から、市内全域で事前の届け出が必要となります。 伊那市では、住民の代表者などで組織する景観協議会を来年度の早い時期に立ち上げ、計画の推進や提言を行っていくとしています。
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伊那中央病院 経営改革プランまとまる
伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合は平成30年度までに新たに北棟を増築することや日帰り人間ドックの受診者数を年間、現在160人から4000人などとする目標をまとめました。 2日の夜は、伊那中央病院運営審議会が開かれこれらを盛り込んだ経営改革プランが示されました。 プランは、平成26年度から平成30年度までの5年間を計画年度としています。 それによりますと、日帰り人間ドックが受診できる健診センターや手術前の患者が入院前に検査を行う術前検査センター、不足している更衣室や休憩室などを備えた北棟を平成30年度までに増築する計画です。 日帰り人間ドックは、平成24年度現在、年間160人ですが平成30年度には4000人を目標とし、諏訪赤十字病院と同程度にしたいとしています。 人間ドックの充実により、専門的な健診によるがんの早期発見や、上伊那医療圏からの受診者流出をくいとめ、住民ニーズに応えていきたいとしています。 また、がん発見のための高精度な画像診断装置PET―CTを導入し、高度医療の充実を図るとしています。 北棟増築のスケジュールは、4月病院内でプロジェクトチームを立ち上げ進めていくとしています。 これらを盛り込んだ経営改革プランは3日、了承されました。
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町議会3月定例会 開会
箕輪町議会3月定例会が3日、開会し町側から平成26年度一般会計当初予算案など26議案、が提出されました。 一般会計当初予算案は総額88億8,000万円です。 この他、安心安全なまちづくりの強化として、セーフコミュニティに関する条例制定案の他、箕輪中学校の給食施設の建設に2億9,600万円、箕輪北小学校の多目的教室と特別教室の増築に2億8,700万円などを盛った、今年度補正予算案など26議案です。 町議会3月定例会は10日、11日が一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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村議会3月定例会 開会
南箕輪村議会3月定例会が3日、開会し村側から平成26年度一般会計当初予算案など28議案が提出されました。 一般会計当初予算案は過去最大規模となる総額57億8,000万円です。 この他、0歳から6歳児の人口増加に伴い保育園の定員を増やす、保育園設置条例の改正案や村営水道に関する条例改正案など、28議案が提出されました。 村議会3月定例会は12日、13日が一般質問、14日に委員長報告と採決が行われます。
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伊那市議会開会 41議案提出
伊那市議会3月定例会が3日開会し市側から平成26年度一般会計当初予算案など41議案が提出されました。 一般会計当初予算案は総額302億2,000万円です。 この他、除雪費の増額についての専決処分承認を求めるものや、地域自治区のあり方を審議するため新たに設置する、伊那市地域自治区制度審議会条例案など41議案が提出されました。 市議会3月定例会は10日から12日まで一般質問、20日に委員長報告と採決が行われます。
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箕輪町大雪で除雪など1,130万円補正
箕輪町議会臨時会が27日、開かれ、2度にわたる今月の大雪の除雪費用と、被災した箕輪北小の体育館の復旧工事費用、合わせて1,130万円を追加する補正予算案が可決されました。 27日は、箕輪町議会臨時議会が開かれ、町側が大雪への対策を盛った補正予算案を提出しました。 今月8日からと、14日からの2度にわたる大雪に対応するために行った除雪や凍結防止剤の散布作業委託料などに、1,650万円。 また、大雪により、屋根の一部が破損した、箕輪北小学校体育館ミーティング室の復旧事業に290万円としています。 除雪には特別交付税1,000万円が交付され、箕輪北小の復旧事業には、建物災害共済金130万円が支給されるため、1,130万円を追加する補正予算案を提出しました。 差額分は、予備費から810万円を繰り入れます。 この補正予算案は全会一致で可決されました。
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成人式 地区公民館区域ごとに開催
伊那市は成人式の開催方法について、これまで通り地区公民館区域ごとに開催するとの方針を明らかにしました。一方で市の一体感を醸成するためパンフレットや記念品などできることから統一するとしています。 成人式については伊那市成人式のあり方検討委員会が開催方法を検討し去年、市に対し「今すぐ開催方法等を変更する時期ではないが今後できることから取り組んでいくのが望しい」との報告をしました。 これを受け市では、地区公民館区域ごとでの開催を継続する一方で伊那市成人式としての統一感を醸成していくとしています。 式典では統一して「伊那市の歌」を斉唱するほか市長メッセージの上映を入れるとしています。 また市が贈呈する記念品については原則統一するとしています。 市では詳細について今後、各地区実行委員会や各地区公民館と検討していくとしています。
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桜井区と建設同意「時間を要する」
上伊那広域連合は新しいごみ中間処理施設について地元区の桜井区と建設同意に至るまでには時間を要するとの見通しを示しました。 これは24日伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で示されたものです。 新しいごみ中間処理施設については地元区の北新区からは去年11月に建設同意があり、隣接の上山田区からは去年12月建設に協力するとの回答がありました。 広域連合では建設同意の回答期限を去年の12月上旬としていましたが、地元区の桜井区からは去年11月に要望書が提出され現在両者で協議が進められています。 鹿野一桜井区長は「地区の中でわだかまりがないよう、総意の中で慎重に進めていきたい。」としています。 広域連合では「できるだけ早期に建設同意を得たい」としています。 同意後は関係する3つの区に美篶の一部も加え環境保全協定を締結する予定です。
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立体交差で事業費20億円上乗せ
伊那市の環状南線の西への延伸についてJR飯田線との交差を立体交差にした場合、事業費は平面交差より20億円以上上回ることがわかりました。 これは24日、伊那市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。 環状南線は国道153号とT字に交差しているナイスロードを西に伸ばすもので、伊那市では平成32年度の完成を目指しています。 飯田線を平面交差した場合の総事業費は27億円を見込んでいます。 立体交差とした場合これまでは10億円の上乗せとしていましたが20億円以上上乗せになることがわかりました。 白鳥市長は立体交差となった場合事業実施は厳しいとの考えを示しました。 市は来年度事業で環状南線の予備設計や路線測量など2,700万円を計上しています。 市では道路の交差についてJR東海と交渉を続けていくとしています。
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伊那市平成26年度予算案発表
伊那市は平成26年度一般会計当初予算案を24日、発表しました。 総額は302億2,000万円で4月に市長選を控えていることから継続事業を中心とした骨格予算となっています。 伊那市の平成26年度の一般会計当初予算案は総額302億2,000万円で今年度と比べ26億3,000万円8%の減となっています。 歳入では市税を83億円と見込んでいて今年度と比べ1億4,000万円、1.8%の増です。 このうち個人市民税は2.2%増の32億1,000万円法人市民税は5.3%増の6億1,000万円です。 主な事業は伊那公民館改築に2億4,000万円。 人口増加策の取り組みとして9,800万円。 観光協会の充実に5,000万円。 塩見小屋建設工事に4,400万円。 日本ジオパーク全国大会開催に680万円などとなっています。 伊那市の平成26年度一般会計当初予算案は3月の定例市議会に提出されます。
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伊那市大雪で除雪費5千万円専決補正
今月8日と14日の大雪を受け伊那市では5,000万円の除雪費を専決補正。 箕輪町と南箕輪村も3月議会で補正予算案を計上します。 伊那消防署によりますと8日の大雪は積雪量が29センチ。 14日は63.5センチでした。 伊那市では15日午前9時に災害警戒本部を設置したほか高遠町、長谷の各支所でも警戒本部相当の態勢をとりました。 伊那市では今回の大雪を受け5,000万円を先決補正しています。 また箕輪町では1,650万円、南箕輪村も800万円を補正予算案に計上するとしています。
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伊那市 災害時のLPガス・石油燃料の提供について協定結ぶ
伊那市は、災害時と減災対策におけるLPガスと石油燃料の提供について、県内の4団体と21日、協定を結びました。 この日は、伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝伊那市長と、一般社団法人長野県LPガス協会、長野LP協会上伊那支部、長野県石油商業組合、長野県石油商業組合上伊那支部の4団体が調印を行いました。 今回の協定で、LPガスについては災害時に緊急点検、修繕や供給を行うこと、石油燃料については緊急車両などへの燃料の優先給油をすることなどが締結されました。 ガス・石油についての協定は、上伊那の市町村では伊那市が初めてだということです。 伊那市が結んでいる災害時の協定は、今回を合わせて68件となりました。
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南箕輪村 平成26年度予算案発表
南箕輪村は、過去最大となる総額57億8,000万円の平成26年度一般会計当初予算案を21日発表しました。 村では、人口増に対応するための積極型予算と位置づけています。 南箕輪村の平成26年度の一般会計当初予算案は、総額57億8,000万円で、今年度と比べ4億3,000万円、8.1%の増となっています。 歳入では、村税を19億9,000万円と見込んでいて今年度と比べ1,000万円、0.5%の増です。 このうち、個人村民税は、6億7,000万円、法人村民税は、1億9,000万円を見込んでいます。 また歳出の伸びによる財源不足に対応するため財政調整基金から2億円を繰り入れます。 主な事業は、人口増に対応するため南部小学校の教室棟と職員室の増築工事に1億900万円。中部と西部保育園の改修工事基本設計委託や南部保育園の園庭整備などに1,100万円。 伊那消防署建設負担金として2億1,000万円。 南原住宅団地焼却灰処理運搬委託で1億3千万円。 障害児相談支援事業に200万円などとなっています。 南箕輪村の平成26年度一般会計当初予算案は3月の定例村議会に提出されます。