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リトルシニア南信大会
南信地区の中学生が所属するリトルシニアの第9回長野日報旗争奪リトルシニア南信大会が19日、駒ヶ根市の南割公園アルプス球場で行われました。 雨のため18日は中止になり、19日に試合が行われました。 大会には、諏訪から飯田までの6チームが出場しました。 ほとんどのチームの3年生はこの大会で引退することになっていて、3年生にとっては3年間の集大成となる試合です。 駒ヶ根アルプス球場で行われた第2試合は、白のユニフォーム伊那チームと紺のユニフォーム駒ヶ根チームが対戦しました。 先攻の駒ヶ根と後攻の伊那が1回にそれぞれ1点ずつ取りました。 その後、伊那が4回に1点、5回に2点を取り、4対1で伊那が勝ちました。 今回の大会は、伊那リトルシニア創立35周年も兼ね行われました。 20日は、南箕輪村の南原グランドで伊那と諏訪が決勝戦を行う予定です。
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自衛隊OBが上伊那招魂社でボランティア清掃
伊那市などに住む自衛隊OBのメンバーは、11日、伊那公園西の上伊那招魂社でボランティア清掃を行いました。 自衛隊OBでつくる長野県隊友会南信地区支部連合会のメンバーなど21人が作業を行いました。 隊友会は、2011年に公益社団法人になった事をきっかけに、毎年この時期にボランティア清掃を行っていて今年で4年目になります。 この日は、西南戦争から太平洋戦争までで亡くなった約5,700柱の霊が祀られている上伊那招魂社周辺の草刈りや生け垣の剪定を行いました。 隊友会では、戦没者の遺族の高齢化が進む中、こういった活動をこれからも続けていきたいと話していました。
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夏の全国高校野球長野大会 辰野高校3回戦進出
夏の全国高校野球長野大会 上伊那勢の17日の試合結果です。 辰野高校は白馬高校に勝利し、3回戦進出を決めています。 高遠は、長野西に、10対2で敗れました。 辰野は、白馬に10対0で、5回コールドで勝ちました。 辰野は19日正午から、諏訪湖スタジアムで長野東と対戦します。
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旅づくり塾 観光ルート案出し合う
上伊那の観光を考える上伊那観光連盟の旅づくり塾は、17日最終回を迎え、検討したルート案をそれぞれのグループが発表しました。 「旅づくり塾」には、市町村などの行政関係者や観光、宿泊、飲食などの事業者約30人が参加しています。 今回も含め全3回の日程で開催し、5~6人のグループごと、 ワークショップを行い、地域の観光資源の見直しなどを行ってきました。 最終回の今回は、4グループが地域特性を活かした1泊2日のルートを考えました。 上伊那観光連盟では昨年度、リクルートグループのじゃらんリサーチセンターに委託し、地域資源や観光資源について認知度と関心度を調べ、今後力を入れていくべき資源を洗い出すGAP調査を実施。 今年度は調査結果を基に、上伊那地域の誘客戦略を練ります。 今回出されたルート案は、連盟で絞込を行い、旅行雑誌じゃらんに掲載する計画です。
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みはらしファームに新施設建設
伊那市は、西箕輪の農業公園みはらしファームに最大200人規模で様々な体験をすることができる交流促進施設を新たに建設します。 交流促進施設は、みはらしファームの第2駐車場に1億1,000万円をかけ建設されます。 木造平屋建てで、延床面積は524平方メートル。 そば打ち体験やおやきづくり、草木染め体験などの各種体験が最大200人規模で対応が可能となります。 雨天の時などに収容できる場所が欲しいとの要望に応えました。 17日は、JA西箕輪支所で安全祈願祭が行われました。 伊那市や建設業者、みはらしファーム関係者らが出席し、神事で施設の無事完成を祈りました。 みはらしファームは、国道361号伊那木曽連絡道路が開通した2006年の69万人をピークに年々訪れる人は減少傾向にあり、去年は過去最低の49万人でした。 交流促進施設には、そうした状況に歯止めをかけようという期待もかかります。 白鳥孝市長は、「農業と食、観光を結び付け展開できる」とあいさつしました。 交流促進施設は、来年1月に完成、4月オープンを予定しています。 国の農村活性化支援事業として、事業費の半分は、補助金があてられます。
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伊那署内に山岳高原パトロール隊 結成
伊那警察署に、登山者への指導や山岳での救助活動を行う山岳高原パトロール隊が今回新たに結成されました。 16日は、伊那警察署で指命式が行われ、35歳以下で体力に自信あり、山岳での活動に意欲がある5人が山岳高原パトロール隊に指命されました。 指命式では内川政澄署長から、1人1人に、指命書が手渡されました。 長野県警察では、去年、長野中央警察署に、今年は、伊那署を含め、管内に山岳地帯を持つ4つの警察署に隊を配置しました。 指命式では隊員を代表して中内(なかうち) 崇雄(たかお)巡査部長が、決意表明を行いました。 県警ではこれまでも、山岳遭難などが発生した場合は出動していましたが、 今回、登山靴やザックなどの装備品を配備して、隊を結成しました。 軽装な登山者や、無理な計画の登山者への指導やパトロールの他、遭難が発生した場合は、救助に向かい、山岳遭難防止対策協会とともに活動します。 伊那署管内では、去年1年間で6件、6人が山岳遭難していて、1人が重傷でした。 県全体では110人が隊員に指命されていて、伊那署でも、今後、隊員を5人から10人に増員するなど、活動を強化していくということです。
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台風11号まとまった雨に注意
大型で強い台風11号により、県の南部にはまとまった雨が降る予想で、長野地方気象台では注意を呼び掛けています。 大型で強い台風11号は、午後2時45分現在、室戸岬の南を北北西に向けて進んでいます。 この影響で、南部では、断続的に雨が降っていて、場所によっては1時間に40ミリの雨が降っています。 長野地方気象台では、あすの夕方まで、南部はまとまった雨が降る予想なので、河川の増水や土砂災害、竜巻や突風、降雹などに注意するよう呼びかけています。
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上伊那産アルストロメリア 販売額10億円達成
上伊那が全国一の生産量を誇る花、アルストロメリアの昨年度の販売額が10億円を達成しました。需要の伸びやブランド化による単価上昇が大きな要因となっています。 15日は、伊那市のJA上伊那本所に、生産者やJA、市場の関係者など、およそ120人が集まり10億円達成を祝いました。 上伊那では、昭和55年からアルストロメリアの栽培がおこなわれるようになりました。 現在は、全国一の生産量を誇り、年間に1300万本を出荷しています。 花卉農家で、JA上伊那アルストロメリア専門部の酒井弘道部長のハウスでは現在、秋からの出荷に向け準備が進められています。 生産農家やJAでは、出荷規格を統一してブランド化を図ったり、商談会やフェア等に積極的に参加し売り込みをしてきました。 これらの取り組みの効果もあり、一本あたりの平均単価は、平成8年の57円から昨年度は73円に上昇し、悲願だった販売額10億円を達成しました。 JA上伊那では、10億円は一つの通過点として、市場のニーズを柔軟につかみ、アルストロメリアのさらなる消費拡大に努めていきたいとしています。
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最高気温 今年最高33.1度
15日の伊那地域の最高気温は33.1度とこの夏一番の暑さとなりました。 上伊那地域は6日連続の真夏日となり、上伊那広域消防本部によりますと、15日、熱中症とみられる搬送が2件あったという事です。 15日の伊那地域は日中、強い日ざしが照りつけ厳しい暑さとまりました。 長野地方気象台によりますと、日中の最高気温は、33・1度と、この夏一番の暑さとなりました。 上伊那消防広域本部によりますと15日午後3時現在、熱中症とみられる搬送が2件あったということです。 16日は台風11号の影響で最高気温も平年並みの28度前後となる見込みですが、消防では油断せずこまめな水分や塩分の補給など熱中症予防に努めるよう呼びかけています。
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今日も真夏日 2人が熱中症疑いで搬送
14日の伊那地域の最高気温は31.9度で、5日連続の真夏日となりました。 上伊那広域消防本部には、14日午後5時現在までに、熱中症と疑われる搬送が2件入ったということです。 消防では、こまめな水分や塩分の補給、適度な休憩を呼びかけています。
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広域消防本部発足後初の規律訓練
月に発足した上伊那広域消防本部は、全体としては初となる規律訓練を、市民体育館で行いました。 訓練は、勤務形態から、13日と14日の2日間に分けて行われました。 13日は99人、14日は94人が参加しました。 規律訓練は、広域本部が発足して初めて行われました。 4つのグループに分かれて、小隊としての動き方を確認したり、全体での中隊訓練を行うなどしました。 小隊訓練では、基本となる整列や行進などを行っていました。 指揮者の経験もしてもらおうと消防司令補以上と、士長の希望者が、号令をかけていました。 上伊那広域消防本部では、「迅速確実な行動をする基礎となる重要な訓練」と話していました。 本部では、このほか、秋に集団災害救急救助訓練を行い、今年度中に、他地域から援護が来た時の受け入れ訓練も行うとしています。
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消防技術水上の部 県代表が成果披露
消防救助技術関東大会水上の部に県代表として出場する上伊那広域消防本部の署員3人が13日県看護大学のプールでこれまでの訓練の成果を披露しました。 関東大会水上の部に出場するのは伊南北消防署に所属する3人です。 溺れている人に浮き輪を渡し引き上げるもので速さと正確さを競います。 救助に向かう人は溺れている人から目を離さないように常に顔をあげて泳ぐなどの基準があります。 関東大会は17日に埼玉県で開かれることになっていて18チームが出場します。
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夏の全国高校野球長野大会 上農と辰野が2回戦進出
夏の全国高校野球長野大会、上伊那勢の13日の試合結果です。 上伊那農業と辰野が2回戦進出を決めました。 上伊那農業は、上田千曲に6対2で勝ちました。 辰野は長野工業高専に3対0で勝ちました。
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熱中症の症状で女子児童一人が病院に搬送
13日午後3時頃、上伊那広域消防本部管内で、熱中症とみられる症状で小学生の女の子一人が病院に搬送されました。 消防本部によりますと、搬送されたのは、辰野町の女子児童で、学校の校舎内で具合が悪くなり、岡谷市の病院に運ばれたという事です。 13日の伊那地域の最高気温は31.2度で、4日連続の真夏日となりました。 消防では、水分や塩分をこまめにとるなど、熱中症の予防を呼びかけています。
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上伊那ポンプ操法大会 小型・伊那市優勝
上伊那消防ポンプ操法大会が12日、南箕輪村の大芝公園で開かれ、小型ポンプの部で伊那市が優勝し県大会出場を決めました。 大会には、市町村大会で各部門で優勝した分団が出場しました。 ポンプ車操法の部には6チーム、小型ポンプ操法の部には8チーム、ラッパ吹奏の部には8チームが出場しました。 競技の結果ポンプ車操法の部は辰野町が優勝、準優勝は南箕輪村、3位は箕輪町でした。 小型ポンプ操法の部は伊那市が優勝、準優勝は飯島町、3位は南箕輪村でした。 ラッパ吹奏の部は、辰野町が優勝、準優勝は駒ヶ根市、3位は伊那市でした。 それぞれの優勝チームは、26日に諏訪市で開催される県大会に出場することになっています。
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保護取り締まりほぼ昨年並み
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が3日に開かれ、平成26年度の踏み荒らしなどの保護取り締まり件数などが報告されました。 平成26年度の保護取り締まり件数は、25年度と比べ166件減り302件でしたが、保護指導の従事者が減ったため、ほぼ横ばい状況とみられます。 内容は、踏み荒らしと禁止区域への侵入が76%を占めています。 今年度は、高山植物の写真を使い、英語や韓国語、中国語で動植物保護を啓発するカードを作成します。 協議会会長で南信森林管理署の花村健治署長は、「近年、若者や外国人登山客が増加傾向にある。高山植物保護の必要性を理解してもらわなければならない」とあいさつしました。
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熱中症の疑いで女子高校生搬送
12日上伊那広域消防本部管内で熱中症とみられる症状で女子高校生1人が病院に搬送されました。診断の結果症状は軽いということです。 上伊那広域消防本部によりますと搬送されたのは伊那市の女子高校生です。 体育館でバレーボールをしていたところ突然倒れ病院に搬送されたということで診断の結果、症状は軽いということです。 12日の伊那地域は最高気温が32.7度まであがる真夏日となりました。 長野地方気象台によりますとこの暑さは、しばらく続くと予想していて熱中症には十分注意するよう呼びかけています。
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上伊那勢3校敗れる
夏の全国高校野球長野大会12日の試合結果です。 伊那北は長野吉田に3対0で敗れました。 箕輪進修は篠ノ井に7対3で敗れました。 赤穂は小諸商業に10対6で敗れました。
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夏の全国高校野球長野大会開幕
第97回全国高校野球選手権長野大会が、11日開幕し、夏の甲子園出場をかけた戦いが始まりました。 開会式では、出場する86チームが元気よく入場行進しました。 それでは上伊那の8校を紹介します。 辰野高校です。 13日午後2時から諏訪湖スタジアムで長野工業高専と対戦します。 箕輪進修高校です。 12日、午前9時から長野オリンピックスタジアムで篠ノ井と対戦します。 上伊那農業高校です。 13日午前9時から諏訪湖スタジアムで上田千曲と対戦します。 高遠高校です。 16日正午から長野オリンピックスタジアムで長野西と梓川の勝者と対戦します。 伊那北高校です。 12日午前9時から諏訪湖スタジアムで長野吉田と対戦します。 伊那弥生ヶ丘高校です。 14日午前11時30分から蘇南と野沢北の勝者と対戦します。 赤穂高校です。 12日午前9時30分から県営上田野球場で小諸商業と対戦します。 駒ケ根工業高校です。 15日午前9時から県営上田野球場で長野工業と対戦します。 開会式では、伊那市出身で小諸高校音楽科声楽専攻3年の宮島玲美さんが大会の歌「栄冠は君に輝く」を独唱しました。 高校野球長野大会は、11日から県内4つの会場で試合が行われ、順調にいけば26日日曜日に甲子園出場校が決まります。
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最高気温32.9度 2日続けて真夏日
伊那地域の11日の最高気温は、この夏1番の32.9度で、2日続けての真夏日となりました。 11日の伊那地域は、午後3時53分に最高気温32.9度を記録しました。 今季1番の暑さとなった32.1度の昨日を更新しました。 南箕輪村の大泉所ダムでは、家族連れなどがバーベキューや水遊びをして楽しんでいました。 上伊那広域消防署によりますと、午後5時現在管内で熱中症により搬送された人はいないということです。
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地方創生 総合戦略策定にむけ意見交換
地方創生に関する総合戦略策定に向けた意見交換などを行う上伊那地域戦略会議が、10日、伊那合同庁舎で開かれ、県と市町村の連携強化の必要性について確認しました。 会議には、県の担当者や、市町村の理事者などおよそ50人が出席し、意見を交換しました。 国のまち・ひと・しごと創生法に基づき、県や市町村は総合戦略と人口ビジョンの策定が求められています。 今回は、策定に向けた広域的課題と問題意識の共有化を図ろうと会議が開かれました。 伊那市の白鳥孝市長は「人口を増やすには、近隣市町村から引っ張ってくるのではなく、広域的に連携して子育てしやすい環境を作っていく必要がある」と話しました。 箕輪町の白鳥政徳町長は、里帰り出産ができないことや医師不足など暮らしに関する課題をあげ「地域の取り組みだけでは限界がある」と話し、南箕輪村の唐木一直村長は「インフラが追い付かないなど人口増による問題もある。適正な人口規模を見極める必要がある」などと意見しました。 これを受け県では、「オール長野として県と市町村が共通で取り組むべき課題と、コンセプトを共有しいくつかの圏域で取り組むべき課題とを見極め、進めていきたい」と話していました。 県は、9月に長野県版の総合戦略の案を示し、10月までに策定したいとしています。
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最高気温32.1度で真夏日 今年1番の暑さ
10日の伊那地域の最高気温は32.1度の真夏日となり、今年1番の暑さとなりました。 伊那市役所のせせらぎ水路では、親子連れが水遊びを楽しんでいました。 このところ雨模様の天気が続いていましたが、10日の伊那地域は梅雨の晴れ間が広がり、最高気温は32.1度と今年1番の暑さとなりました。 長野地方気象台では、最も暑い時期を上回ったとしています。 11日以降もしばらく晴れの日が続く予想で、午前を中心によく晴れ10日と同じような暑さになるとみています。 関東甲信地方の梅雨明けは毎年7月21日頃で、今年も平年並みになると予想しています。 上伊那広域消防によりますと、午後4時半現在、管内で熱中症により搬送された人はいないということです。 気温の高い日が続くため、消防ではこまめに水分補給をすることや体調管理に気を付けるなど熱中症の予防を呼びかけています。
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これはなんじゃ?第14回写真展なんじゃもんじゃ 開催
見た人が「これはなんじゃ?」と不思議に思う写真が並ぶ「第14回写真展なんじゃもんじゃ」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、伊那市境のカメラ店「カメラのキタハラ」に通う小学生から80代までの作品60点が並んでいます。 作品展の名前は、ヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木から命名したもので、見た人が「これはなんじゃ?」と不思議に思うような作品を展示しています。 去年から展示している人形をモデルに使った「ドールフォト」は、出展者が去年の作品よりも力を入れて撮影したということで今年の目玉の一つとなっています。 ある会員は「腕自慢の作品展ではなく身近な被写体を写してユーモアを表現しているので子どもから大人まで多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 「第14回写真展なんじゃもんじゃ」は、19日(日)まで伊那市の伊那図書館で開かれています
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元気づくり支援金2次分内定
県が地域の特色ある取り組みを支援する元気づくり支援金の2次分が内定し、9日公表されました。 13の事業で、1,143万円です。 上伊那医療生協の外国人学校とのスポーツ交流大会に30万円、伊那市の伊那地域活性化事業「井月テキスト」に57万円、南箕輪村のVC長野トライデンツとのまっくんバレーボール教室に73万円、箕輪町の自然エネルギー普及事業に124万円、伊那経営フォーラム実行委員会のインバウンドおもてなしフォーラムの開催に74万円、伊那谷は子育てバレー実行委員会の交流イベントに191万円、伊那谷花卉生産者若手会の伊那谷発届け東北へ笑顔の花プロジェクトに69万円などとなっています。 2次分には、14の団体から1,543万円の要望がありました。
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伊那友の会 夏の家庭料理講習会
夏野菜を使った料理講習会が、9日伊那市日影の伊那友の家で開かれ、参加者が、身近な食材で作る事ができる家庭料理を学びました。 講習会には、伊那友の会の会員や一般など25人が参加しました。 会員が講師となり、ちらし寿司や鳥もも肉のロースト、水ようかんなど、夏野菜を中心に使った5品を作りました。 伊那友の会は、昭和5年に創刊した雑誌「婦人之友」愛読者でつくる会で、上伊那の30代から80代まで、50人の主婦が会員となっています。 一般も参加できる料理講習会は年1回開かれています。 会員らは、野菜の切り方や美味しく見える盛り付け方などを一般参加者にアドバイスしていました。 伊那友の会リーダーの有賀みづきさんは、「男性も女性も、料理を含めて家事ができる事は人生を豊かにする上で大切なこと」と話していました。 次回は、11月に家計簿のつけ方を学ぶ講習会を開く予定です。
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上伊那農業高校写真部 課題写真コンクールで最高賞
南箕輪村の上伊那農業高校写真部は、信濃毎日新聞社などが主催する課題写真コンクール・高校生以下の部で最高賞の1席を受賞しました。 上農高校3年で写真部副部長の久保田成美さんの作品「どこへ行く」です。 54点の応募があった高校生以下の部で、最高賞の1席を受賞しました。 今年の5月に伊那市坂下で撮影したもので画面の大部分を道にして、どこまでも続いているような表現が印象的だと評価されました。 このほか、3年で部長の高嶋海来君の作品「涼」と、3年生の斎藤里華さんの作品「はるぞら」が入選しています。 上農高校写真部は、部員13人で、週2回活動しています。 これまで学校周辺での撮影をしてきましたが、今年度から、月1回中心市街地で撮影を行っています。 今年の全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」では、40校の応募があった北信越ブロック大会で5校のみが選ばれる公開審査会まで初めて進みました。 甲子園へ応募した作品は「親父たちの秘密基地」をテーマに中心市街地の喫茶店に集う人たちを被写体にしたものです。 部長の高嶋君は「市内に出かけて街並みなど面白い作品をこれからも作っていきたい」と話していました。
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森林税 里山資源活用に重点
森林税を活用して行う施策について住民の意見を聞く上伊那地域会議が8日、伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、委員に委嘱されている関係する団体の代表など10人が出席しました。 今年度は、新たに里山活用推進リーダー育成事業として、里山資源を活用し活動する地域づくりの取り組みに重点を置く考えです。 この他、有害鳥獣捕獲等事業では、年々被害額が減少傾向にありますが、被害額に現れない高原植物の食害対策など、ニホンジカの捕獲促進にも力を入れるとしています。 また、塩尻市に建設が進められている木質バイオマス発電施設などについて、製材用、発電用の木材の供給量が示されました。 3月に木材加工や木材チップ製造施設が完成し4月から稼働しています。 今年度の製材用の木材供給量は、5万立法メートルで、上伊那地域に多いアカマツも供給されており、今後更に増える見込みです。 平成29年度には、発電施設が完成する予定で、発電用木材の供給量は、10万5千立法メートルとしています。 会議では、市町村の申請により配分される総額1,210万円の森林づくり推進支援金の上伊那の分配案が示されました。 伊那市は、松くい虫の被害木の処理などに400万円、箕輪町も松くい虫対策などに140万円、南箕輪村は、大芝高原関連などに97万円が配分されることが承認されました。 森林税は、平成20年度から導入されていて、間伐や里山の集約化などが進められ、税収規模は、毎年6億円ほどです。
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上伊那観光連盟 県内在住家族連れパンフレット作成へ
上伊那観光連盟は、地域の魅力の情報を発信するため、今年度は上伊那を含む県内在住の家族連れをターゲットとした「観光資源再発見パンフレット(仮称)」を作ることを決めました。 7日に伊那市のいなっせで開かれた上伊那観光連盟の総会には、市町村長など20人が出席し、今年度の事業計画などが示されました。 計画によりますと、今年度は上伊那を含む県内在住の家族連れをターゲットとしたパンフレットの作成を行うことが確認されました。 パンフレットは、地域住民が地元に関心を持ち、地域の魅力を知ることにより、地域外への魅力・情報の発信につなげるものです。 会長の白鳥孝伊那市長は「上伊那には多くの観光資源があり、様々な仕掛けや努力によりさらに発展することができる。景観資源を活かしながら何回でも来てもらえるアレンジを加え発信していかなければならない」と話しました。
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伊北環境行政組合 施設無償譲渡へ
箕輪町八乙女の不燃ごみ処理施設・クリーンセンター八乙女を管理運営する伊北環境行政組合は、平成29年3月に解散し、上伊那広域連合に移管される計画です。行政組合議会で施設の上伊那広域連合への無償譲渡について報告されました。 3日は、伊北環境行政組合議会全員協議会が、箕輪町役場で開かれ、行政組合の上伊那広域連合への移管が報告されました。 現在上伊那広域連合では、不燃ごみ・粗大ごみなどを箕輪町のクリーンセンター八乙女に集約し、上伊那全体で処理を一本化する方針で進めています。 それに伴い、クリーンセンター八乙女は平成29年4月に広域連合に移管され運営されます。 クリーンセンター八乙女の移管について、有償譲渡が検討されてきましたが、これまでに、広域化にともなう有償譲渡の例は全国でもないこと、施設の残存価値はほとんどないことから無償譲渡する方針が示されました。 伊北環境行政組合は、平成29年3月31日解散予定で、4月から上伊那広域連合に移管されます。
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プロの美容師が伊那養でカット
箕輪町に本社がある松島美容室は6日、伊那市の伊那養護学校に通う子ども達の髪の毛を、無料でカットしました。 松島美容室は、上伊那地域5店舗で営業しています。 地域に貢献しようと中高生の職場体験学習の受け入れや、キャリア教育などを積極的に行っています。 定休日のこの日は、およそ20人の美容師が伊那養護学校を訪れ、80人の子ども達の髪の毛を、無料でカットしました。 無料カットは、毎年行われていて今年で6年目。今年度は秋と冬にあと2回予定しています。 子ども達は希望通りに好みの髪型にカットしてもらっていました。 松島美容室では、「イベントを通して地域の子ども達を育成し、将来的には地元で就職してもらえるよう活動を続けていきたい」と話していました。