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天然ガスパイプライン検討 勉強会発足へ
上伊那の市町村長と県経営者協会上伊那支部が15日懇談し、天然ガスを供給するパイプラインの上伊那地域への整備について官民合同の勉強会を立ち上げ、検討していく事が確認されました。 上伊那の市町村長と県経営者協会上伊那支部は2008年から毎年懇談会を開いています。懇談は冒頭のみ公開で行われ、今年は天然ガスのパイプライン整備などについて話し合いました。 上伊那では、天然ガスを使用する都市ガスが整備されておらず家庭や企業ではプロパンガスを使用しています。 経営者協会上伊那支部によると、天然ガスはプロパンガスと比較し二酸化炭素の排出量が少なく、発熱量あたりの単価が低いという事です。 パイプラインの整備は、リニア開業などの交通網整備を見据え将来的な企業誘致にも有利な条件となると期待しています。 天然ガスを供給するパイプラインは、新潟県から諏訪市を経由し静岡県まで整備されています。 経営者協会上伊那支部では、「天然ガス供給業者の誘致や、整備費用、プロパンガスを扱う既存の事業社への対応など課題は多い」とし、「まずは、技術的な面から導入可能かどうか検討していきたい」としています。
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アルクマがゆるキャラグランプリ投票呼びかけ
今年のゆるきゃらグランプリにエントリー中の、長野県の観光PRキャラクター「アルクマ」が、10日、JR飯田線伊那市駅前で、投票を呼びかけるPR活動を行ないました。 10日朝は、登校などでJRを利用する人たちに、アルクマが投票を呼びかけました。 アルクマは、去年のゆるきゃらグランプリで、865体中、24位と健闘しました。 今年は、10位以内を目標にしていて、長野市、松本市に続いて、JRの駅では3か所目となる伊那市で今日PRしました。 女子高校生が、一緒に写真を撮るなどしていました。 長野県では、1日1回投票できるので、是非投票して欲しいと話していました。
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リニア見据え 上伊那地域将来ビジョン素案まとめる
上伊那広域連合は、2027年のリニア中央新幹線の開業を見据え、上伊那地域の道路整備や環境形成などまちづくりの在り方を定めた「上伊那地域将来ビジョン」の素案をまとめました。 将来ビジョンの素案ではリニア開通によりプラス面として、移動時間の短縮により、交流人口の増加や、都市圏への遠距離通勤など多様なライフスタイルの可能性を広げるとしています。 一方マイナス面として、企業の支店の統廃合による流出や日帰り客の増加で滞在型の観光客の減少が懸念されるとしています。 将来の地域像としては、上伊那ブランドの確立やグローバル化を目指し、世界に誇れる地域をめざすと共に、地域の事を自分達で考える協働のまちづくりを進めていくとしています。 具体的な案として、県内駅とのアクセス向上に向け、中央道へのスマートインターチェンジの開設や国道153号バイパスの早期開通、リニア県内駅周辺に長時間駐車可能な駐車場整備等をあげています。伊那谷全体を一つの観光圏域ととらえ、広域観光の推進を進めていくとしています。この他に、ソフト、ハード両面からの移住・定住促進対策や、地域全体で景観形成する仕組みづくり推進する仕組みづくりを挙げています。 広域連合では、来月からパブリックコメントを募集し、年度内に将来ビジョンの成案をまとめる方針です。
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第31回上伊那郡市育樹祭
除伐や間伐などの育樹作業を行い、後世に森林の大切さを伝える上伊那郡市育樹祭が16日、箕輪町のながたドームで開かれました。 上伊那郡市育樹祭は、除伐や間伐作業を行い、ヒノキやスギなどの成長を促すことを目的に毎年行われているもので、今回で31回目です。 この日は、森林組合関係者や市町村関係者らおよそ180人が参加しました。 式典で、上伊那地方事務所の青木一男所長は「災害に強い健全な森林を後世に伝えていきましょう」と挨拶しました。 式典後、除伐作業を行う予定でしたが、台風の影響でスクリーンを使った森林教室が開かれました。 森林教室では、県森林総合センターの所長を務めていた岡谷市の片倉正行さんが、県内の森林状況などを説明しました。
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伊那DTがアベック優勝
第11回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が、昨日、駒ヶ根市の赤穂小学校体育館を主会場に行われ、伊那市の伊那ダイヤモンドツインズがアベック優勝しました。 女子の決勝は、白のユニフォーム伊那ダイヤモンドツインズと、黒のユニフォーム駒ヶ根市スポーツ少年団の対戦となりました。 この大会は、伊那ケーブルテレビなどが加盟する上伊那ケーブルテレビ協議会などが後援し行われているもので、今年で11回目となります。 今年は、県内外から11チームが参加しました。 女子決勝戦は、序盤から、伊那ダイヤモンドツインズが、速攻やミドルシュートなどを決め、優勢に進めます。 後半になっても勢いは伊那の勢いは止まらず、47対17で、伊那ダイヤモンドツインズが、駒ヶ根市スポーツ少年団を下し、優勝しました。 男子の決勝も女子と同じカードで白のユニフォーム・伊那ダイヤモンドツインズ対黒のユニフォーム駒ヶ根市スポーツ少年団の対戦となりました。 序盤は、お互いに点を取り合う展開となります。 後半に入り、伊那が、速攻を次々に決め、点差を広げます。 そのまま、伊那ダイヤモンドツインズが差を広げ、58対18で、駒ヶ根市スポーツ少年団を下し優勝しました。 この大会の決勝戦の模様は、今月26日から、ご覧のチャンネルで放送する予定です。
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台風26号 16日の未明から昼にかけて接近
大型で非常に強い台風26号は16日の未明から昼にかけて県内南部に接近する見込みで、長野地方気象台は、土砂災害などに注意するよう呼びかけています。 長野地方気象台によりますと、台風26号は北に進んでいて16日の未明から昼にかけて県内に接近する見通しです。 このため、県内は発達した雨雲の影響で大雨となる見込みです。 県南部の16日の昼までの24時間に降る雨の量は250ミリと予想しています。 また、16日未明から昼にかけ強い風が吹く恐れがあり最大風速は南部で15メートルと予想されています。 伊那市西箕輪の果樹園では、台風に備え一足早く収穫をしていました。 気象台では土砂災害や河川の増水、強風に十分注意するよう呼びかけています。
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建設業者が天竜川護岸のゴミ拾い
南信地域の建設業者で作る長野県南部防災対策協議会は25日、天竜川とその支流のごみ拾いを行いました。 「ラブリバー天竜の日」と名付けられたこの河川清掃活動は、毎年この時期に行われていて、今年で23回を数えます。 長野県南部防災対策協議会伊那地区は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う建設業者、15社で組織しています。 25日は、伊那・駒ヶ根・飯田の3地区一斉に河川清掃が行われました。 伊那地域では、12社から30人が参加し、天竜川の護岸などに落ちているごみを拾い集めていました。 去年集まったゴミはゴミ袋46袋分で、主に惣菜などの容器が多く捨てられていましたが、今年は30袋と量は減ったということです。 協議会のメンバーは、「自分たちで率先して川をきれいにし、環境美化につなげていきたい」と話していました。
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来春花粉飛散 今年の3割と少なめ
日本気象協会は9日、来年春の花粉の飛散予測を発表しました。 それによりますと、長野県は今年と比べ3割、例年と比べ7割の飛散になる見込みです。 日本気象協会によりますと、来年春の長野県のスギとヒノキの花粉の飛散数は今年の3割、例年の7割程度になると予想しています。 今年の夏は、気温が高く雨も少なく花芽を形成する条件がそろっていました。 しかし、飛散数の多い年と少ない年が交互に現れる傾向にある事から、花芽を形成する条件がそろった地域でも、今年と比べ飛散量は少なくなる見込みだという事です。
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台風24号による強風に注意
長野地方気象台では、台風24号の影響で9日夕方から夜にかけて風速13メートルの強風が吹くと予想していて、今後の台風情報に注意するよう呼びかけています。
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特別養護老人ホームみすず「四恩の家」竣工
社会福祉法人上伊那福祉協会により建て替えが進められていた、伊那市美篶の特別養護老人ホームみすず「四恩の家」が竣工しました。 特別養護老人ホームみすず「四恩の家」は、今年3月に第一期工事、80床の運用を始め、第二期工事の40床が1日に竣工しました。 7日は、現地で竣工式が行われ、社会福祉法人上伊那福祉協会の平澤豊満会長ら関係者およそ90人が完成を祝いました。 施設は、鉄骨2階建て免震構造で、延床面積5,223平方メートル、オール電化で太陽光発電となっています。 総事業費はおよそ13億4千万円で、うち7億7千万円を国と県からの補助金で賄っています。 四恩の家は、10人ずつのグループで生活するようになっていて、およそ30畳の交流スペースの周りに個室10室が並んでいます。 個室はおよそ7畳で冷暖房が完備されています。 風呂は共同で、浴室にはリフトなどがついていて、足腰の悪いお年寄りが安心して入ることができます。 入居は8日からで、120床全て埋まっているということです。
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楠洲流聖楠会 第42回吟道大会
上伊那の5つの詩吟の教室でつくる楠洲流聖楠会は6日、伊那市のいなっせで吟道大会を開き、日ごろの練習の成果を発表しました。 楠洲流聖楠会は、上伊那に150の支部があり、約500人が月に2回から4回の練習を行っています。 吟道大会は、毎年この時期に開かれていて、今年で42回目となります。 この日は、奈良時代から現代までの日本の漢詩などを吟じました。 数人で吟じる合吟では、息のあった吟を披露していました。 楠洲流聖楠会の北原荘洲会長は、「腹の底から大きな声を出し、聞いている人に漢詩を作った詩人の心を伝えていきたい」と話していました。
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地域づくりと道路網整備について考えるシンポジウム
地域づくりと道路網整備について考えるシンポジウムが、5日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 国道153号の整備の重要性を再認識してもらおうと沿線市町村でつくる「国道153号改良期成同盟会」が開きました。 会場には、およそ270人が集まりました。 シンポジウムは2部構成で開かれ、1部では国土交通省中部地方整備局道路部長の上坂克己さんが「地域づくりと道路網の在り方」をテーマに話しました。 上坂さんは、リニア中央新幹線の開通について「飯田市から日帰りで行き来することのできる地域が、現在の6都道府県から25都道府県になる。飯田駅からの乗降客をいかに拾い上げるかが重要」と話しました。 さらに「リニアを使わなければ、飯田駅に停車する本数が減っていくという悪循環が生まれる。まずは飯田駅までの所要時間の目標をたて、地域が一体となって整備していくことが必要」として、今後の道路整備の在り方について話しました。 パネルディスカッションでは、有識者4人が話をしました。 このうち信州大学工学部の高瀬達夫准教授は「国道153号は交通量が多く、生活交通と通過交通が混ざっていることが問題。今後高齢ドライバーが増えていくなかで、道路の拡幅やバイパス工事などの対応を考えていかなければならない」と話していました。
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箕輪町経営研究会50周年式典
企業経営者でつくる箕輪町経営研究会は発足から50周年を迎え、24日、箕輪町の伊那プリンスホテルで50周年式典を開きました。 式典には、会員およそ60人が集まりました。 発起人のひとり、株式会社マツシマ会長の小林紀玄さんは、「発足から50周年を迎えたが、勉強しただけでは駄目、いかに実践するかが成功のポイント」と挨拶しました。 講演会では健康運動指導士の牧内隆雄さんが、「生涯現役百年人生を可能にする方法」と題し話しました。 牧内さんは、「靴下や靴の履き方で血行が良くなり、健康につながる」と話していました。 参加者は早速その場で実践していました。 箕輪町経営研究会は75社が加盟していて、視察や勉強会を通して、販売力の向上や、コスト削減などに取り組んでいます。
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「人と暮らしの伊那谷遺産」 新たに10件を追加
先人たちの足跡を後世に伝える「人と暮らしの伊那谷遺産」に新たに10件が追加されました。 伊那ケーブルテレビ関係分では、▽伊那市高遠町から静岡県の秋葉神社まで続く古道、秋葉街道▽秋葉街道の峠のひとつで重要な交通路だった伊那市長谷の分杭峠▽江戸時代、物資を運び、諏訪大社への信仰の道として使われた伊那市高遠町の杖突峠▽伊那谷から木曽へ米を運んだ南箕輪村の権兵衛峠が追加されました。 「人と暮らしの伊那谷遺産」のこれまでの登録件数は、今回追加された10件を含めて89件となっています。選定委員会では、選定数100を当面の目標としていて、候補となる遺産を募集しています。
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安全運転推進の功績者2人を表彰
伊那交通安全協会副会長の春日昇さんと、高遠地区交通安全協会中央支部理事の森本光洋さんが、関東管区警察局長、関東交通安全協会連合会会長の、連名表彰を受賞しました。 9月20日は伊那警察署で連名表彰の伝達が行われました。 春日さんと森本さんは、運転者の模範となり優良運転者として長年安全運転の推進に努めたことなどが評価されました。 受賞者を代表して、春日さんは、「これからも地域の安全安心を守るため、交通安全に携わっていきたい」と謝辞を述べました。 また、伊那警察署の青木辰夫署長は、「全国秋の交通安全週間が始まるので、力を貸して欲しい」と話していました。 県内で表彰を受けたのは、2団体、1事業所、20人となっています。 9月20日はこの他に、交通栄誉章緑十字銅章の伝達が行われ、交通安全功労者など15人が表彰を受けました。
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箕輪町に木製ベンチ10基寄贈
上伊那林産協同組合は、上伊那産の杉と椹で製作したベンチ10基を箕輪町に寄贈しました。 4日は組合の都築透理事長と白鳥和夫箕輪支部長が箕輪町役場を訪れ、箕輪町の平澤豊満町長に目録を手渡しました。 上伊那林産協同組合は上伊那の木材業者など27社が加盟しています。 組合では3年前から、上伊那産の木材を活用した製品をPRするため、上伊那地域に木製ベンチなどを寄贈しています。 今年度は杉と椹で製作したベンチ、10基を箕輪町に寄贈しました。 ベンチは長さ2メートル幅は40センチ、厚さ12センチの1枚板でできています。 箕輪町では、もみじ湖周辺のイベント広場や、赤そばが見える沢広場などに設置しました。 組合では今年度中に駒ヶ根市にもベンチとテーブルを寄贈することにしています。
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三六災害伝承のためのプロジェクト 来年度設置へ
土木、自然、暮らしにまつわる先人たちの足跡を後世に残していこうと活動している「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト選定委員会」は、三六災害にまつわる資料をデータ化し保存、公開するためのプロジェクトを来年度立ち上げます。 3日、駒ヶ根市内で4回目の会議が開かれ、「語り継ぐ 濁流の子プロジェクト」を来年度発足させることを決めました。 「濁流の子」は、昭和36年に伊那谷を襲った三六災害で被災した子供たちの作文をまとめたものです。 プロジェクトでは、この「濁流の子」を災害伝承のシンボルとして活動を展開していきます。 実施主体は、飯田市と国土交通省が共同で運営している天竜川総合学習館かわらんべ、信州大学附属図書館、天竜川上流河川事務所です。 濁流の子を含む、三六災害に関わる本や写真、映像、行政の資料などを収集し、デジタル化して公開します。 委員からは、「市町村の図書館や博物館と一緒に活動する仕組みが必要」、「教育委員会と連携して防災教育に活用するべき」などの意見がありました。 プロジェクトは、来年度から平成30年度までの5か年計画で、次回の委員会で、具体的な行動計画を策定することになっています。
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エコチル調査順調に
環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査」エコチル調査の上伊那での調査対象者は、現在2,105組を達成していて、目標とする2,712組まであと607組と順調に協力を得られていることがわかりました。 エコチル調査は、子どもの健康に与える環境リスクを調査するものです。 都市や農漁村、寒冷地や温暖地など全国15か所の地域で10万組の子どもとその親を対象にします。 上伊那は、唯一内陸地域で調査エリアに選定されました。 2011年から3年間にわたり2,712組を目標に対象者を募り、子どもが13歳になるまで調査します。 今年度は、募集最終年度となる3年目で、上伊那を担当している信州大学医学部のエコチルセンターによりますとこれまでに2,105組の協力が得られているということです。 さらに、これまでの2年余りの調査で貴重なデータが集まり初めています。 妊婦の喫煙では、妊娠初期に喫煙している人は、25歳未満が一番高く9%で全体では5%となっています。 妊婦の飲酒は、全体で4%、 25歳以上の妊婦で不妊治療を受けた人は、6%でした。 スギ花粉アレルギーは、上伊那が含まれる甲信が全国で最も高く67%、最も低いのは北海道で6%でした。 食事については、週1回以上マグロ・カツオを食べている妊婦は全体で10%で、沖縄では30%、甲信は12%でした。 11月9日には、伊那市のいなっせでエコチルフェスティバルが開かれます。 フェスティバルの中で、エコチルセンター長で信州大学医学部の野見山哲生教授が調査の進捗状況を報告することになっています。
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鳥インフルエンザ発生を想定し上伊那で初の訓練
上伊那で鳥インフルエンザが発生したとの想定で、蔓延を防ぐための初動体制を確認する訓練が3日、伊那合同庁舎で行われました。 訓練は、駒ヶ根市の養鶏農場で、高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏が見つかったとの想定で、まん延を防ぐための初動対応から対策本部設置までの流れを確認しました。 上伊那地方事務所などが初めて行ったもので市町村の担当職員など60人が参加しました。 対策本部となる伊那合同庁舎には、発生現場からデジタルカメラで撮影した画像がスマートホンを通してリアルタイムに送られてきました。 防疫措置として移動規制の対策も検討されました。防疫班が発生農場から半径10キロ以内に出入りする畜産関係の車両に行う消毒ポイントの設置場所を地図上で確認します。 午後は、鶏の殺処分の実技演習が行われました。現在上伊那で鶏などの鳥を飼育している農家は95戸あり、20万羽近くが飼育されています。 本格的な渡り鳥のシーズンを前に上伊那地方事務所では、市町村や関係団体、農家との連携を密にし、充分な対策をとっていきたいとしています。
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最高気温30.2度 観測史上最高
2日の伊那地域の最高気温は、30.2度と10月の観測史上最高を記録しました。 午後3時過ぎ、伊那市のいなっせ前ではサラリーマンがスーツの上着を脱ぎ、小学生の多くは半そで・半ズボン姿で歩いていました。 この日の伊那地域の日中の最高気温は30.2度と、平年を8度あまり上回り10月の観測史上最高となりました。 長野地方気象台によりますと、台風22号の影響で南から暖かい湿った空気が入り込み、気温が高くなったということです。 3日の天気はおおむね曇りとなり、日中の最高気温は25度前後になりそうだということです。
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8月月間有効求人倍率
上伊那の8月の月間有効求人倍率は0.79倍で7月から0.07ポイント上昇し、2カ月ぶりに県内最低水準を脱出しました。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は去年を21.4%上回る1,214人でした。 新規求職者数は、去年を12.9%下回る723人でした。 これにより、8月の月間有効求人倍率は、7月を0.07ポイント上回る0.79倍でした。 0.07ポイントの上昇は、過去2年間で最高の伸び率でした。 ハローワーク伊那では、雇用情勢について、「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」として、 今年3月から続いていた「足踏み」との表現を「持ち直し」に上方修正しました。 求人倍率が上昇した主な要因は、製造業や卸売業で景気回復の傾向が見られ、求人数が増えたためです。 また、9月16日から選考が始まった新規高校卒業者の求人倍率は去年を0.04ポイント上回る0.68倍でした。 求人数は去年を5.3%上回る257人でした。 求職者数は去年を1.0%下回る377人でした。 専門技術を求める企業が増えたことにより、高校卒業後の進路の選択を、就職から進学に切り替える生徒が増えてきているということです。
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第7回ケーブルテレビ杯上伊那6年生サッカー大会
第7回ケーブルテレビ杯上伊那6年生サッカー大会が29日、伊那市長谷の美和湖グラウンドで開かれ、宮田村のTopStone Jrが2年連続の優勝を果たしました。 大会には、上伊那の少年サッカーチーム10チームが出場し、トーナメントで優勝を争いました。 決勝戦に駒を進めたのは、初優勝を狙う黄色のユニホーム、伊那少年サッカースクールと青のユニホームTopStone Jrです。 TopStoneは前半3分、2番の所河裕斗くんがロングシュートを決め先制します。 追い上げる伊那少年、後半6分に、10番織井勇輔くんがシュートを決め同点に。 しかしその後TopStoneがさらに1点を追加し2対1となります。 その後伊那は何度もチャンスをつくりますが活かしきれず、TopStone Jrに敗れ、初優勝はなりませんでした。 大会の模様は、10月19日から、ご覧のチャンネルで放送します。
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南アルプスのユネスコエコパーク認定に向け国と連携を求める
伊那市の白鳥孝市長は、24日開かれた南信森林管理署と市町村との意見交換会で「南アルプスのユネスコエコパーク認定に向け、国と連携し情報の共有化を図っていきたい」と要望しました。 南信地区国有林野等所在市町村長有志協議会の総会が24日、伊那市の南信森林管理署で開かれ、南信地区の13市町村の代表者などおよそ30人が出席しました。 協議会は、地域社会と国有林野事業の連携強化を図ることなどを目的に組織しています。 意見交換で、白鳥市長は「エコパークの認定に向け、南アルプス国立公園の管理主体である環境省や国有林を管理している林野庁と連携し、情報の発信や共有を行っていきたい」と要望しました。 これに対し南信森林管理署では「どのようなことができるか事務レベルで検討していきたい」と話していました。 出席者からはこの他に、「登山道の整備を自治体と一緒になってやっていってほしい」との意見や「中央アルプスでのニホンジカ生息数の将来予測はどうみているか」などの質問が出されました。
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救命救急センターと研修センター完成
伊那市の伊那中央病院の南側に建設が進められていた救命救急センターと研修センターが、完成しました。 救命救急センターは、10月1日から運用を開始します。 21日は、現地で竣工式が行われ、伊那中央行政組合の白鳥孝組合長ら関係者およそ70人が完成を祝いました。 南棟と名付けられた建物は、鉄筋コンクリート造り2階建ての免震構造で、延べ床面積は3,612平方メートルです。 総事業費は、およそ21億3,000万円で、うち6億7,000万円ほどを県の地域医療再生基金で賄っています。 1階は救命救急センターで、診察室が4部屋、救急患者用の病室が10床あります。 伊那中央病院は、去年4月に救命救急センターの指定を受けていてます。 緊急の手術を行う初療室と救急病棟が同じフロアになったことや、救急専用のCTスキャンとレントゲンが設置されたことで、処置にかかる時間がこれまでより短縮できるということです。 2階には、がん診療関連施設や研修センターが整備されました。 県内最大規模となるこの研修センターでは、内視鏡手術やカテーテル治療などおよそ30種類のシミュレーターが導入されるということで、南信地域の医療関係者の研修の場として活用されます。 建物内には他に、呼吸器外科や乳腺内分泌外科、歯科口腔外科などの外来診療室が設置されました。 救命救急センターと各種外科の治療は10月1日から、研修センターは来年4月1日からの稼働開始を予定しています。
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労災防止へ労基署が意識調査
伊那労働基準監督署は労働災害防止に役立てようと今回初めて労災に対する意識調査を行い20日結果を公表しました。 発生原因については本人の不注意や過失によるものが多いことから、労働安全衛生教育を定期的に繰り返すことが必要だとしています。 伊那労働基準監督署は上伊那8市町村を管轄していて調査は平成20年から24年までの間に休業4日以上の労災が発生した529の事業場を対象に行われました。 このうち回答があったのは385事業場、率にして72・8%となっています。 回答があった業種別の割合は製造業が最も多く、36.6%。次いで建設業が14.7%となっています。 調査は複数回答が可能で労災発生の原因については、本人の不注意・過失によるものが75.3%と最も多く、次いで安全衛生教育の不足が36.9%となっています。 労災の再発防止対策としては安全衛生教育の実施が65.2%、危険予知訓練(KY活動)の実施が50.4%となっています。 伊那労働基準監督署では調査結果をもとに研修会や個別指導の実施、事例に関する情報提供など労災防止に向けた取り組みに努めていくとしています。
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たかずやの里 着工
老朽化などにより伊那市の富県から東春近に移転新築される児童養護施設たかずやの里の建設工事が始まりました。 20日は、現地で安全祈願祭と起工式が行われました。 式には、たかずやの里を建設する社会福祉法人たかずや福祉会や支援する上伊那広域連合、地元東春近の関係者が参加し、神事などで施設の無事完成を祈りました。 現在富県にあるたかずやの里は、老朽化が進み耐震面で問題があるほか土砂災害防止法の計画区域になっているため、移転し新築されるものです。 新築される場所は、東春近の東原工業団地の一角で、伊那市が土地開発公社から取得した土地のうち6,000平方メートルを借ります。 施設建設の総事業費は、約4億円で、県の補助が2億2,470万円で、1億7,200万円を上限に上伊那8市町村が支援します。 なお、移転新築のために寄せられている寄付金は、今日現在630件、3千654万6,366円となっています。 起工式でたかずやの里の埋橋良和理事長は、「危険な場所、建物から明るく安全な東原に移転することができる」とあいさつし、「好意的に受け入れてくれた東春近地区や寄付していただいた方々、ボランティアの方々などに限りなく感謝したい」と話しました。 移転新築を支援する上伊那広域連合を代表し、連合長の白鳥孝伊那市長は、「子どもたちの健やかな姿を見守りながら支援をしていきたい」とあいさつしました。 たかずやの里は、来年4月1日に開所する予定です。 定員は40人で現在は31人が生活しています。
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地価公表 商業地21年連続下落も幅縮小
長野県は、7月1日現在の県内の地価を公表しました。 全体では、住宅地は17年連続、商業地は21年連続の下落となりましたが、下落幅は前年より縮小しました。 県内77市町村394か所で調査が実施され、林地を除く382地点のうち、前年より上昇したのは6地点、横ばいが4地点、下落が372地点でした。 指標となる価格を提供し適正な土地取引が行われるよう調査が行われています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス1.6%、箕輪町がマイナス3.2%、南箕輪村がマイナス1.5%で、それぞれ前年より下落しましたが、下落幅は縮小しました。 地価は1平方メートル辺りの標準価格です。 放送エリアの商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺駐車場付近が、去年の5万1400円より4.3%下落し4万9200円、箕輪町のイオン箕輪店付近で、去年の3万7800円から3.4%下落し3万6500円、南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万9600円から4.1%下落し、2万8400円となっています。 なお、県内で上昇したのは軽井沢町の6地点のみでした。
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虫歯予防などを呼びかけるポスターコンクール 入選作品決まる
上伊那の小中学生を対象に行った虫歯予防などを呼びかけるポスターコンクールの審査が今日行われ入賞作品が決定しました。 ポスターに採用されたのは、飯島小学校4年の柴田春夢さんの作品です。配色が工夫されている点が評価されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、最優秀賞に高遠中3年の保科緯希さんの作品が選ばれました。 優秀賞は、低学年の部で西箕輪小学校3年の井上櫂さん、高学年の部で東春近小4年の奥村弥月さん、富県小4年の小牧真奈さん、中学校の部で伊那中1年の野崎貴裕さん、西箕輪中3年の宮下佑悟さんの作品が選ばれました。 コンクールは、上伊那歯科医師会などが毎年行っているもので、今年は、上伊那の小中学校から651点の応募がありました。 ポスターは250枚作成され保育園や小学校などに配られます。 佳作を含む入選作品は、来月4日から箕輪町役場で、15日から伊那市役所展示されます。
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日本山岳写真協会南信支部 第19回写真展「貌・季節の中で」
日本山岳写真協会南信支部の第19回写真展が、19日から伊那文化会館で始まりました。 会場には、南アルプスや中央アルプス、八ヶ岳などの写真56点が展示されています。 南信支部には14人の会員が所属していて、この数年で撮影した力作を出品しています。 北アルプスで撮影された山頂にかかる虹、八ヶ岳で撮影した、光の環や朝の雲海など、刻々と変化する山の表情をとらえています。 1995年に発足した南信支部は創立20周年を迎える来年、県内5か所を縦断する記念写真展や写真集の発行を予定しているということです。 日本山岳写真協会南信支部の第19回写真展「貌・季節の中で」は、23日(月)まで伊那文化会館で開かれていて、22日(日)午後2時から山岳写真の見方などを紹介するライブトークも予定されています。
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リニア県内駅 飯田市上郷飯沼付近に設置
JR東海は、リニア中央新幹線の県内中間駅の位置について、飯田線の元善光寺駅から1キロ離れた飯田市上郷飯沼付近に設置するとの案を明らかにしました。 JR東海は、リニア中央新幹線の詳しい駅の位置やルートなど最終的な案を示した「環境アセスメントの準備書」を18日公表しました。 準備書では、県内に設置される中間駅の位置の案は元善光寺駅から南西に1キロ離れた、飯田市上郷飯沼付近としています。