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中央アルプスビジネスフェア 来年3月開催
上伊那のものづくりをPRする中央アルプスビジネスフェアが来年3月に伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。 実行委員会は企業数を増やし規模を拡大したい考えです。 17日は、伊那商工会議所副会頭で中央アルプスビジネスフェア実行委員会の川上健夫実行委員長らが記者会見を開き概要などを説明しました。 ビジネスフェアは上伊那の産業の情報発信や商談の場にしようと開かれていて今回で3回目です。 今年は、金属加工や電気、電子機器などの製造業を中心に115社が参加し2日間でおよそ1800人の来場者があったということです。 今回は規模をさらに拡大し150社の参加を目指します。 実行委員会では各企業が技術や情報を共有し生かすことでビジネスチャンスが広がるものと期待しています。 中央アルプスビジネスフェアは来年3月6日、7日の2日間伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれることになっています。
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全国ジオパーク大会 来年9月に
全国のジオパーク関係者が集まり開かれる第5回ジオパークネットワーク全国大会が来年9月に伊那市を会場に開かれます。 9月27日から4日間にわたるもので、全国から1000人ほどの参加を見込んでいます。 ジオパークは貴重な地質などがある自然公園をいい、日本では現在、25の地域が日本ジオパークとして認定されています。 南アルプスは、中央構造線の断層が見学できるなど地質遺産が多く存在していることから、ジオパークに認定されています。 伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村が中央構造線の関係区域です。 今年7月に開かれた日本ジオパークネットワーク理事会で、南アルプスジオパークが、全国大会開催地に決まりました。 大会は、伊那文化会館を主会場に来年9月27日から4日間の日程で開かれ、シンポジウムや、ジオツアーが予定されています。 地元を含め、全国から800人から1000人の参加を見込んでいて、事業費は、1500万円から2000万円ほどになるということです。 13日閉会した伊那市議会で白鳥孝市長は、「来年は南アルプスが国立公園に指定されて50周年。全国大会は、県全体に効果が及ぶ事業になると思う」と話していました。
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上伊那花卉品評会
県内有数の花の産地、上伊那をPRしようと地元で生産された切り花を展示・販売する上伊那花卉品評会が12日、伊那市役所で開かれました。 会場には、上伊那で生産されたカーネーションやアルストロメリア、トルコギキョウなど236点が並びました。 品評会は、栽培技術の向上と消費拡大を目的に、個人生産者でつくる上伊那花卉生産者会議が毎年開いているもので、今年で37回目になります。 正午から一般公開と予約販売が行われ、訪れた人はお気に入りの花をみつけ購入していました。 審査の結果、最優秀賞の長野県知事賞には、駒ヶ根市の滝本久治さんのカーネーションが選ばれました。 2位の上伊那地方事務所所長賞には、箕輪町上古田の唐澤政成さんのトルコギキョウが選ばれました。 今年は猛暑の影響で例年より出品数が20点ほど減っているということですが、花のできは良いということです。 生産者会議では、「上伊那の花卉の特徴は、発色の良さと品質の良さ。多くの人に関心を持ってもらいたい」と話していました。
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県工科短大 知事「できるだけ早く設置」
長野県工科短期大学の設置を求める上伊那広域連合や商工団体は、伊那技術専門校を活用し早期建設するよう、阿部守一県知事に要望しました。 阿部知事は、できるだけ早い設置を目指すと答えました。 12日は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長や、伊那商工会議所の向山公人会頭、上伊那選出の県議会議員など6人が県庁を訪れ、阿部知事に要望書を手渡しました。 南信地域全体から見ても効果的な場所にあること、建設事業費が抑えられることなどから、南箕輪村にある県の伊那技術専門校を活用する方向で上伊那が一本化したとして、早期建設を求めました。 県工科短大の設置は、人材の育成で南信地域の産業、企業ニーズを受け止め地域活性化につなげるとともに、人材を地元に定着させ、人口流出を防ぐ狙いがあります。 既にある上田市の県工科短大と並列、同列の位置づけにすることも要望しました。
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県書道展伊那地区展が13日から
第66回県書道展伊那地区展が、13日から伊那文化会館で開かれます。 会場には、上伊那地域の小学生から一般までの作品と県内巡回作品が並べられています。 1階には高校生と一般の作品およそ120点が、2階には小中高校生の作品およそ750点が展示されています。 高校生と一般の作品では、漢字とかなを使った調和体という作品を中心に展示されています。 小中学生の作品は明るく元気があり力強い作品が目立ちます。 関係者は「全ての書体の作品が並んでいるので、自分の好きな書体を探すつもりで気軽に見に来てほしい」と多くの来場を呼びかけています。 第66回県書道展伊那地区展は、15日日曜日まで伊那文化会館で開かれていて、15日には伊那地区の表彰式もあります。
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伊那弥生ヶ丘高校 音楽会
伊那弥生ヶ丘高校の音楽会が12日、伊那文化会館で開かれ、クラスごと練習を積んできた歌声を披露しました。 弥生ヶ丘高校の音楽会は、全員で1つの目標に向い団結力を高めようと毎年クラスマッチ形式で行われています。 今年は、1年生から3年生まで18のクラスがこれまでの練習の成果を披露しました。 審査の結果、「きこえる」を唄った3年F組が優勝しました。 音楽会の模様は10月1日から、ご覧のチャンネルで放送します。
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860万円騙し取られる
パチンコの必勝情報を教える名目で860万円を騙し取られる特殊詐欺事件がありました。 伊那警察署の発表によりますと被害にあったのは上伊那郡内に住む70歳代の男性です。 7月中旬頃、被害にあった男性の自宅にパチンコ関連業者名のスクラッチクジが届き、削ると1万円贈呈等と書かれていました。 連絡先に電話するとパチンコ関連業者を名乗る男から「パチンコを打って稼ぐことが出来る」「登録費用を払って研修してもらう必要がある」「遠隔操作で当たるようにする」「お金は返します」などと言われ、8月下旬頃まで10回に渡り相手が指定した口座に合計860万円を振り込みました。 しかし、パチンコに勝てず、相手とも連絡が取れなくなり男性は騙されたことに気づき9日に警察に届け出ました。 伊那署では「見ず知らずの会社等から金品贈呈の話には安易に乗らないこと」「初めての業者との契約、約束は1人で即決しないこと」など詐欺被害防止を呼び掛けています。
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西駒遭難に学ぶもの 座談会
上伊那教育会は、「西駒遭難に学ぶもの」をテーマにした座談会を7日、伊那市のいなっせで開きました。 座談会には、上伊那地域の小中学校の教諭や一般などおよそ50人が集まりました。 大正2年8月に中箕輪尋常高等小学校の生徒ら11人が死亡した駒ヶ岳遭難から今年で100年周年を迎えることから、上伊那教育会では企画展や記念登山など5つの事業を計画しました。 座談会もそのうちの1つです。 7日は、遭難事故について詳しい5人が、生徒と共に命を落とした赤羽長重校長の人柄や、事故が社会に与えた影響などについて意見を交わしました。 上伊那教育会では、「駒ヶ岳遭難を教訓に安全な登山を考えると共に、学校登山と教育の在り方について考えていきたい」と話していました。
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南アエコパーク国内推薦 決定
長野県・山梨県・静岡県の3県にまたがる南アルプス地域がユネスコエコパークの登録に向け国内推薦を受けることが決まりました。 申請しているのは、長野県、山梨県、静岡県の関係する伊那市など10市町村です。 南アルプス地域は、急峻な山岳環境の中、固有種が多く生息し、伝統的な習慣、食文化などを継承しているとして、ユネスコが認定しているエコパークへの登録を目指し、関係市町村が活動してきました。 エコパークの登録から、南アルプスの世界自然遺産登録を最終目標としています。 4日、日本ユネスコ国内委員会の会議が、東京都内で開かれ、南アルプス地域を国内推薦とすることが決まりました。 エコパークの認定は、国際諮問機関が審査し、来年6月か7月ごろ国際調整理事会が審査・決定する予定です。
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上伊那消防広域化協議会 職員の定数案示す
上伊那消防広域化協議会が4日、開かれ、広域化後の職員の定数を現在の実人員と同数の207人とする事務局案が示されました。 4日は、11回目の協議会が伊那市のいなっせで開かれました。 現在の伊那消防組合と伊南行政組合に所属する消防職員は合わせて207人で、事務局が示した案も広域化後の定数を207人とするものです。 ただし、組織管理や財政運営などを考慮し、発足後5年を目処に実人員の削減や合理化を図るとしています。 5年後の平成32年度までに、207人から196人に減らす計画です。 具体的な人数については、事務部門を20人から17人に、通信指令を21人から13人に減らし、消防救急に出動する現場部門は対応力を維持するために現在の166人を据え置く考えです。 この案については11月に開かれる会議で協議し、決定するということです。
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伊那節大会・ふるさと芸能祭
伊那節のうたごえを競う唄い手コンクールと、上伊那各地の伝承芸能団体が踊りを披露するふるさと芸能祭が1日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、長野県を代表する民謡のひとつ、伊那節を次世代に歌いついでいきたいと、上伊那の伝承芸能団体で組織する実行委員会が2年に1度開いています。 唄い手コンクールには、高校生から70代まで、上伊那を中心に県内各地から36人が参加し、自慢のうたごえを披露しました。 それぞれ1番のみを歌いましたが、その歌詞は自由となっていて、自分の好きなものや地域に歌い継がれる歌詞を歌っていました。 最優秀賞には、伊那市の堀田 弘子さんが選ばれました。 第二部のふるさと芸能祭では、伊那市長谷のざんざ節保存会や、美篶の下県かっぽれクラブなど6団体が、踊りを披露しました。
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台風低気圧に変わるも注意
本州に近づいていた台風15号は31日未明に温帯低気圧に変わりましたが、南部では今夜からあすの明け方にかけて所により雷を伴う雨が予想されます。 長野地方気象台では、大雨、雷、突風に関する気象情報を発表し、土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼び掛けています。
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伊那混声合唱団が東日本大震災の義援金贈る
上伊那の合唱愛好者でつくる伊那混声合唱団は、7月に開いた第43回演奏会のチケットの売り上げの一部を、29日、東日本大震災の被災地などへ寄付しました。 団長の竹松成史さんが伊那市役所を訪れ、白鳥誠保健福祉部長に義援金10万円を届けました。 伊那混声合唱団は2年に1度演奏会を開いていて、前回、2011年の演奏会から、東日本大震災復興支援チャリティーコンサートとして義援金を贈っています。 今年は、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里へ5万円、全日本合唱連盟に5万円など、義援金も含めて25万円を寄付しました。 今年の演奏会には850人が訪れ、当日会場に設置した募金箱にも約6万円が集まったということです。 義援金は、伊那市を通して被災地に贈られることになっています。
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有効求人倍率0.72倍 再び県内最低に
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、0.72倍で、再び県内最低となりました。 ハローワーク伊那では、雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられるとしています。 新規求人数は、6月を下回ったものの去年を24.8パーセント上回る1,204人でした。 新規求職者数は、6月を上回ったものの去年を4.6パーセント下回る791人でした。 これにより7月の月間有効求人倍率は、6月より0.02ポイント低下し0.72倍でした。 求人倍率が低下した主な要因は、6月に大幅に増加した派遣社員の求人が半数近くに減った為です。 ただ新規求人の全数に占める正社員の割合は36.5パーセントと6月に比べ10パーセント近く増えていて、ハローワークでは、良い傾向と見ています。
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上伊那トップ切って手良で稲刈り
上伊那のトップを切って、30日、伊那市手良で稲刈りが行われました。 稲刈りを行ったのは、手良の㈱中坪ノーサンです。 中坪ノーサンでは、高齢化した農家などから委託を受けて、現在27ヘクタールで米を栽培しています。 29日、収穫したのはコシヒカリで、4月下旬に、やはり上伊那のトップを切って植えた稲です。 中坪ノーサンの登内 里見さんは「今年は暑かったが、朝晩が涼しかったので高温障害も少なかった。平年並みの良いお米ができていると思います」と話し話していました。 関東農政局長野地域センターでは県内全ての地区で水稲の作柄は平年並みと見込んでいます。 南信は穂数が「やや少ない」1つの穂もみ数は「平年並み」全もみ数は「やや少ない」登熟は「平年並み」で作柄は「平年並み」としています。 中坪ノーサンでは、10月上旬まで、 天気がよければ毎日稲刈りに追われます。
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遊休農地解消へ キックオフイベント
農家の高齢化や後継者不足による「遊休農地」の解消をめざし、伊那市の農業公園みはらしファームで、農地の実態を確認するパトロールのキックオフイベントが行われました。 農家の高齢化などで耕作が行われていない「遊休農地」の解消を目指そうと、長野県は毎年9月を「遊休農地解消月間」に定めています。 これを前に農地の実態を調べたり、地主に適切な管理を求めたりするパトロールの出発式が行われ、県や市、農業関係者など約350人が参加しました。 出発式で長野県農業会議の望月雄内副会長は「遊休農地は食糧生産を低下させると共に、景観悪化も招く。地主の相談にのり、これ以上遊休農地が増えないよう努めていきたい」と話し、白鳥孝伊那市長は「農業再生復活をめざし、上伊那産の果樹、野菜、花卉、などの農産物を都会へと発信していきたい」と挨拶しました。 式では、西箕輪保育園の園児が、参加者に旗や腕章などを手渡し、そのお礼にスイカや野菜の種がプレゼントされました。 出発の号令がかかると、参加者は、軽トラックでパトロールに出発しました。 この後、耕作されず雑草に覆われている農地を訪れて草刈り機を使って、雑草を刈り取りました。 また大型機械を使った、雑草の刈り取りや、農作物が植えられるよう、土をおこす作業を見学しました。 伊那市内の遊休農地は、平成24年度末で347万平方メートルあり、平成23年度と比べると29万平方メートル減少しています。 この日、農地として再生した土地で地元住民でつくる農業グループは、来年から農作物の栽培を始めるという事です。
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上伊那選手権水泳競技大会
第23回上伊那選手権水泳競技大会が25日、伊那市立東部中学校のプールで開かれました。 大会は、あいにくの雨になりましたが、上伊那8市町村の小学2年生から50代までの165人が参加しました。 上伊那水泳協会が毎年開いているもので、競技は種目別、年齢別に行われました。 選手達はこれまでの練習の成果を発揮して、自己記録の更新を目指していました。 このうち、50メートル自由形を初め、7種目で大会新記録が生まれました。 出場選手の中には、今年の国体出場選手もいて、ハイレベルな泳ぎを披露していました。
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広域的な道路網の在り方を考える検討会
リニア中央新幹線の中間駅設置を契機に広域的な道路網の在り方を考える検討会が27日伊那市で開かれ、委員からは国道153号を交通の中核に位置付けるべきとする意見が出されました。 27日は、南信地域広域道路ネットワーク計画検討委員会の上伊那地区分科会が伊那市のいなっせで開かれ、上伊那地域の経済や観光、交通事業者などの団体から13人が出席しました。 県では、広域道路としてのネットワークを定めた長野県広域道路整備基本計画を平成5年に策定しています。 今回リニア中央新幹線の中間駅が飯田市周辺に設置されることから、その計画を見直します。 会議では国道153号について、交通の中核道路として大量の交通を効率よく処理できるよう高速道路の次に位置付けられる「交流促進型区間」に格上げし、権兵衛峠道路並みに整備するべきとの意見がありました。 他に、天竜川をまたいで東西に結ぶ道路の整備を求める意見もありました。 県は、27日に出された意見と21日に開かれた飯伊地区分科会の意見を踏まえ、南信地域の広域道路網計画の素案を次回の検討委員会で示すことにしています。
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「余熱活用の施設建設、現実的ではない」
上伊那広域連合が計画を進めている新しいごみ中間処理施設について、白鳥孝連合長は、「その余熱を活用する施設の建設は現実的ではない。」との考えを示しました。 これは26日伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会一般質問で「施設の余熱利用をどう考えているか」との質問に答えたものです。 白鳥連合長は「温泉やプールは近隣に類似施設があり、採算も合わない。農業用ハウスへの熱の供給も初期投資が高い。」とし、余熱利用の施設は現実的ではないとの考えを示しました。 そのうえで発生した熱については、新ごみ中間処理施設内で利用し余剰分については売電するとの方向性を示しました。
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ナシ主力品種「南水」出荷6割減
箕輪町のJA箕輪選果場では、26日からナシとりんごの出荷が始まりました。 ナシの主力品種「南水」の出荷量は春先の凍霜害の影響で去年と比べて6割減少する見込みです。 梨は早生種「幸水」の出荷が26日から始まりました。 選果場では従業員が表面にサビや日焼けがないかなど項目別に一つ一つ確認しながら規格ごとに選別していました。 JA上伊那によりますと「幸水」については今年10キロの箱で9千ケースの出荷を見込んでいて去年と比べて1割から2割の減となっています。 また9月から出荷が始まる主力品種の「南水」については去年の3万ケースと比べおよそ6割減の1万3千ケースにとどまると予想しています。 いずれも春先の凍霜害に加え夏の高温干ばつが影響しているということです。 早生種のりんご「つがる」は凍霜害の影響は少なかったものの、高温干ばつによる日焼けにより、去年より1割ほど少ない2万ケースの出荷を見込んでいます
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記憶を後世に 西駒ケ岳遭難から100年
中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が25日、箕輪町の明音寺で行われました。 遭難事故は大正2年1913年8月26日に行われた西駒ケ岳登山で中箕輪尋常高等小学校の生徒らが暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。 法要は遭難犠牲者の遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会員のほか、町や学校関係者などおよそ50人が出席しました。 偲岳会では、毎年、慰霊祭や慰霊登山を行い遭難の記憶を風化させないための活動を行っています。 今年は百周年記念事業として会員や関係者がその記憶や思いを書いた記念誌が発行されました。 偲岳会の唐澤義雄会長は「発行された記念誌を読んでいると百年の歴史の重みを感じる。犠牲者の無言の教訓を肝に命じて生きていきたい。」と話していました。 偲岳会では会員の高齢化が進む中遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていくとしています。
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南信協同チケット招待者は交換へ
24日に予定されていた伊那文化会館附属劇団南信協同の公演が中止となったため、伊那文化会館は、招待していたい~なちゃんカードなどの利用者に対し、公演チケットをそれに変わるチケットと交換します。 伊那文化会館は、開館25周年事業として、伊那市の電子マネー「い~なちゃんカード」と駒ヶ根市の電子マネー「つれてってカード」の利用者200組、400人を、附属劇団南信協同の公演「熱海殺人事件」に招待していました。 しかし、劇団員が急病になり、24日と25日に予定されていた公演が急遽中止となりました。 今回、南信協同のチケットを、来年2月の信州農村歌舞伎祭、今年10月からの東山魁夷収蔵品リクエスト展、来年3月までのプラネタリウム一般投影番組のいずれかのチケットと交換するとしています。 伊那文化会館では、開館25周年を記念して地域に還元したいとの思いから、カードを発行する2つの組合は、今回の招待券事業を重要な戦略と位置づけていることから、南信協同の公演に変わるものを提供し地域に貢献したいということで一致したということです。 チケットの交換には南信協同の「熱海殺人事件」のチケットが必要です。チケットの交換は伊那文化会館などで24日から可能です。
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ふるさと就職面接会
来春、大学・短期大学などの卒業予定者を対象にしたふるさと就職面接会が、23日、伊那市のいなっせで開かれました。 ハローワーク伊那が開いたもので今年度は、5月に続き2回目の面接会です。 23日は、去年の同じ時期に比べ5社少ない30社が参加しました。 参加した学生は、男性43人女性28人のあわせて71人で、去年より58人減と大幅に減少しました。 学生らは、製造業やサービス業など希望する企業の人事担当者から説明を受けていました。 今年の求人数は、福祉関係の企業の求人が増え、去年の112人より51人多い163人となっています。 参加した学生の数が減った理由についてハローワーク伊那では「都市部での内定が早い時期に決まっているためではないか。」と分析しています。 しかし、雇用情勢は厳しい状況が続いているとして、「今回の合同面接会で内定が決まらない学生に対しても、支援を続けていたい」としています。
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17日連続30度以上
22日の伊那地域は、最高気温35.9度の猛暑日となりました。 7日から16日連続して30度以上の暑い日が続いていますが、長野地方気象台によると、明日あさっては前線が近づくため、まとまった雨が降り涼しくなるということです。
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リニア 開業初年度利用者数重要
伊那市の白鳥孝市長は、リニア中央新幹線の開業を見据え、「県内の中間駅について、利用者を確保する事が、停車本数を決める。開業初年度の利用者数が重要」との考えを示しました。 これは、21日、市役所で開かれた定例記者会見の中で、考えを示したものです。 白鳥市長は「JR東海は東京、名古屋、大阪といった大都市を結ぶ事が本音。下伊那にできる駅を中心に地域振興を考え、開業最初度から利用者を確保し、停車本数を減らされないように利用する環境をつくることが大切」と話していました。 リニア中央新幹線は、JR東海が、14年後の2027年に、東京と名古屋間で開業を目指しています。この秋にも、具体的な駅の位置やルート、環境影響評価の結果案を示した準備書が公表される予定です。 白鳥市長は、「今から、地元の利用者、都市圏からの利用者を分析し、山梨や岐阜の中間駅とも結びつけ戦略を立てる事が必要」と話していました。
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子どもたちが和楽器演奏
伊那三曲協会による邦楽子どものつどいが18日、伊那市のいなっせで開かれ、子供たちが筝など伝統的な和楽器を演奏しました。 邦楽子どもの集いは伊那三曲協会で筝などを習う子供たちの発表の場として毎年開かれていて今年で14回目となります。 つどいでは保育園児から高校生まで23人が1人ずつステージにあがり演奏しました。 このうち園児は童謡を筝で弾き練習の成果を披露していました。 会場には保護者などおよそ100人が集まり筝の音色に聞き入っていました。 最後は合奏が行われ、息の合った演奏が会場に響いていました。 伊那三曲協会では「邦楽を継承していくため子供のうちから育てて行く必要がある。大きくなってから日本の伝統音楽を守る力になってもらいたい。」と話していました。
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ごみ処理基本計画素案了承
ごみの資源化や減量化を効果的に進めるための第四次ごみ処理基本計画について事務局は20日、計画の素案を示し、審議会で了承されました。 9月からは、住民意見を募集します。 20日は、今年度5回目の上伊那広域連合廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれました。 ごみ処理基本計画は、5年ごとの見直しが義務付けられていますが、人口の減少や景気低迷などによりごみの量が減少したことから、今回1年前倒しして策定するものです。 素案では、1人1日のごみの平均排出量を530グラムとした他、子どもへの環境問題に関する教育を推進するなどの施策について定めています。 20日は事務局が素案について説明し、了承されました。 9月2日から10月1日まで広域連合のHPや各市町村の窓口などで計画が閲覧でき住民から意見を求めます。 10月の審議会で住民意見を反映させた素案が示され、11月に白鳥孝広域連合長に答申するとしています。
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親子で太陽光エネルギー実験
11日の伊那地域は最高気温37度を記録し2日連続の猛暑日となりました。 暑い日差しが照りつける中、南箕輪村の大泉所ダムでは夏休み中の親子を対象にした太陽光エネルギーの実験が行われました。 この実験は伊那市の西箕輪公民館が行ったもので親子18人が参加しました。 講師は西箕輪小学校理科教諭の野口輝雄さんが務め手作りの反射鏡を使って実験をしました。 子どもたちは反射鏡の光がフライパンにあたることで肉が焼ける様子を興味深そうに見ながら太陽光エネルギーについて理解を深めていました。 11日の伊那地域の最高気温37度で2日連続の猛暑日となりました。 長野地方気象台では12日もこの暑さは続くと予想しています。
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演劇「焼け跡から」上演
第二次世界大戦後の信州を舞台にした演劇「焼け跡から」の上演が6日、伊那市のいなっせで行われました。 演劇は、東京都に拠点を置き全国各地で公演を行っている劇団「希望舞台」が行ったものです。 物語は、第二次世界大戦後の信州を舞台に、東京大空襲で家族を失った子ども達と一緒に荒れた寺を復興させようと奮起する新米和尚の話です。 焼け跡からを観る会実行委員会では「戦争は絶対にやってはいけないということを再認識してほしい」と話していました。 6日は、昼と夜の2回公演が行われ、昼の部では満員となるおよそ300人が訪れ真剣な眼差しで劇に見入っていました。
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観測史上最も暑い1日
10日の伊那地域の最高気温は、37度まであがり、平成5年の統計開始以降、最も暑い1日となりました。 10日の伊那地域は、午後2時26分に観測史上最高となる37度を記録しました。 35度以上の猛暑日となったのも、今シーズン初めてです。 伊那消防組合管内では、今朝8時半から午後3時までに3人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されたということです。 長野地方気象台では、今朝5時に高温注意情報を発表しました。 外出時や屋外での作業時、また高齢者や乳幼児などは特に水分をこまめに補給し、冷房を適切に利用するなど熱中症への対策をとるよう呼び掛けています。 伊那地域は11日も10日と同様に気温が高くなるということです。