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中アルプスビジネスフェア 115社が参加
上伊那のものづくりの力をPRする展示会、「中央アルプスビジネスフェア」が、7日から2日間の日程で始まりました。
会場には、機械加工、電気・光学、食品、ITなど、多彩なブースが並んでいます。
去年、初めて開催された中央アルプスビジネスフェアは、74社の参加でしたが、今年は、それを41社上回る115社が集まりました。
ビジネスフェアは、情報交換の場として2009年に始まった上伊那工業交流プラザを発展させた展示会です。
去年の経験を生かして、より商談成立に結びつけるためのブースの展示方法について勉強会を開くなどの準備を行ってきました。
会場では、担当者同士が名刺交換をしたり、製品の説明を受けたりしていました。
上伊那地域の工業高校の生徒も招待されていて、熱心に担当者から話を聞いていました。
今回は、更にビジネスマッチングの機会を作ろうと、それぞれの企業の強みをPRするデータも作成され、会場で検索できるようになっています。
中央アルプスビジネスフェアは、8日までで、8日は、就職活動対策のセミナーや、6社によるプレゼンテーションが予定されています。 -
県公衆衛生専門学校卒業式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校の卒業式が、7日行われ、歯科衛生士の技術を修得した学生達が学びやを巣立ちました。
3年間の課程を終えた卒業生17人が、在校生などの拍手に迎えられ入場しました。
式では、味沢 孝校長から、一人ひとりに、卒業証書と専門士の称号が手渡されました。
平成22年の、歯科衛生法の改正に伴い、修業期間が2年から3年になりました。
今年度が、3年制になってから初の卒業生となります。
味沢校長は式辞で「安心で質の高い歯科医療の担い手として役割を果たして欲しい。」と激励しました。
卒業生を代表して、箕輪町の浦野 彩香さんは、「実習を通して、自分がどんな衛生士になりたいのかしっかりと見えた。仕事に対する考え方も大きく成長できた。辛い実習も、仲間が一緒だからがんばれた」と、答辞を述べました。
卒業生は、今月3日に、歯科衛生士の国家試験を受験していて、27日に合格発表が行われる予定です。
なお、17人全員が、南信を中心に、県内の歯科診療所に就職を予定しています。 -
「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」アマランサス入りレトルトカレー販売へ
雑穀アラマランサスの特産品化や新商品の開発などに取り組んでいる支援チームの会合が2月28日に開かれ、4月から、伊那市長谷のレストラン野のものでアラマランサス入りのレトルトカレーを新商品として販売する事が報告されました。
これは、2月28日に伊那合同庁舎で開かれた、「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」で報告されたものです。
支援チームは、アマランサス入りのラーメンやうどんなどの商品開発の支援、栽培方法の研究などを行っています。
新商品として、今年4月に野のものが販売するのは、長谷で栽培した雑穀を使用したアマランサス入りのレトルトカレーです。
商品名やパッケージなどを3月中に決定し4月に発売を予定しているということです。
会議ではほかに、去年7月から行ってきた成分分析の結果が報告されました。
報告によりますと、アマランサスは、小麦粉の代わりとしても使える粘性がある事が検査結果からもわかったということです。
支援チームでは、来年度以降、アマランサスの機能性をさらに研究し、健康に配慮した商品開発にも力をいれていきたいとしています。 -
上伊那消防広域化協議会の提案を市議会が承認
伊那市議会は6日開かれた市議会全員協議会で上伊那消防広域化協議会が提案した消防広域化に関する8市町村の負担割合を了承しました。
提案では上伊那広域消防運営費について年間およそ15億円とする試算をまとめていて、このうち伊那市の負担額は5億5千万円となっています。
これらについて議員からは、消防広域化を進めることが第一だとして提案を承認しました。
提案は上伊那8市町村の議会で報告され承認を得たのち4月の協議会で決定されることになっています。 -
啓蟄 16日までは4月上旬の気温
5日は二十四節気のひとつ啓蟄です。
啓蟄は、大地が暖まり冬眠していた虫が穴から出てくるころとされています。
伊那地域の5日の最高気温は、11.4度と3月下旬並みとなりました。
長野地方気象台では、16日までは4月上旬並みの気温になるとみています。 -
生産者と利用者をつなげ消費拡大図る
生産者と利用者をつなげ地元産の農畜産物の消費拡大を図る「上伊那早春メニュー提案フェスティバル」が5日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
信州サーモンを使ったカルパッチョ、鯉と地元産の野菜を揚げた甘味噌かけ、みはらし豆腐を使ったしめじの餡かけ。
これら13品目の料理は、上伊那の特徴を活かした新たなメニューを提案し農畜産物の利用促進を図ろうと、JA上伊那や県などでつくる「上伊那!食べたい 提案隊」が企画したものです。
会場には、上伊那の12の宿泊施設の関係者や、生産者など60人が集まり、料理の感想について話したり、情報交換などを行っていました。
提案隊の隊長でJA上伊那の御子柴茂樹代表理事組合長は「生産者と消費者が直結した仕組みづくりが重要となってくる。農畜産物の消費拡大に向けた企画の提案を積極的に行っていきたい」と話していました。 -
広域消防本部庁舎建設費用など負担額示す
上伊那8市町村でつくる上伊那消防広域化協議会は、広域消防本部庁舎の建設費用を、1億5400万円とする試算と負担額を5日開かれた伊那消防組合全員協議会で報告しました。
報告によりますと広域消防本部庁舎に伊那消防署事務所を併設した場合、8市町村の負担は1億5400万円と試算しています。
1億5400万円の8市町村の負担額は伊那市が5100万円、箕輪町が2000万円、南箕輪村が1300万円、また伊南では、駒ケ根市が2500万円、飯島町が970万円、などとなっています。
負担割合の方式は、これまでに定められていた均等割16%,人口割84%となっています。
上伊那広域消防運営費については年間、15億6千万円と試算していて、伊那市が5億5千万円、箕輪町が2億1千万円、南箕輪村が1億2千万円、伊南では駒ケ根市が2億6千万円、飯島町が8900万円などとなっています。
伊那消防署の移転建設については3億5千万円と試算していて伊那市と南箕輪村が負担します。
5日の報告は各市町村に説明し25日開かれる伊那消防組合議会で意見を集約することになっています。 -
効果的な省エネ考える環境講演会
昨今の電力事情を理解し、効果的な省エネを考える環境講演会が、2月28日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会は、伊那市女性団体連絡協議会などで作る豊かな環境づくり上伊那地域会議などが開き、各種団体の代表や一般などおよそ70人が参加しました。
中部電力(株)伊那営業所の滝澤茂樹さんが、これまでとこれからの電力事情についてと題して、現状と課題について話しました。
滝澤さんは「太陽光発電基1基が1年間かけて発電する電力を原子力発電所なら6時間で補える。現状では、再生可能エネルギーはコストが高く大量の電力需要をまかなうことはできない」と話していました。
会場からは、「原子力発電のメリットのみを強調しているのではないか」と疑問の声があがっていました。
滝澤さんは、「電力会社の立場で話している」と答えていました。 -
旅立ちの春 上伊那の高校で卒業式
3月に入り卒業式シーズンを迎えました。上伊那のほとんどの高校で2日、卒業式が行われ、3年生が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
伊那市の伊那北高校では、今年度、男子138人、女子136人が卒業を迎え、岩崎靖校長から卒業証書を受け取りました。
岩崎校長は「将来この地で活躍する人、国際人として働く人、みなさんの活躍の場は様々。薫ヶ丘で過ごした日々がみなさんの活躍を後押ししてくれる」と式辞を述べました。
卒業生を代表して小野覚さんは「どんな道へ進んだとしても人とのつながりを大切にし、他人を思いやることが出来る人間になっていきたい」と答辞を述べました。
式の最後には伊那北高校伝統の応援歌「天竜河畔」を、卒業生達が肩を組み歌いました。
去年、16年ぶりにベスト8進出を決めた野球部の一部の生徒は、ユニホーム姿で式が行われた体育館を後にしました。
式の後、3年生の教室では最後のホームルームが行われ、一人一人3年間の思い出を話したり、友達と記念撮影をして別れを惜しんでいました。
ある卒業生は「長いようであっという間。大学で学ぶことを学んで、しっかり就職できるようにがんばりたい」と話していました。
伊那北高校では、卒業生全員が進学を希望しているということです。 -
自殺対策強化月間始まる
3月は、自殺対策強化月間です。
長野県は、初日の1日、県内各地で街頭啓発を行いました。
このうち伊那市の綿半スーパーセンター伊那店では、伊那保健福祉事務所の職員が、買い物客にポケットティッシュを配りながら自殺防止を呼びかけました。
3月は、自殺者が多く、国は、平成22年から自殺対策強化月間に設定し、啓発活動や相談会を行っています。
伊那保健福祉事務所では、3月中の木曜日に失業や倒産、多重債務、家庭問題などの無料相談会を行います。
時間は午後2時から4時(予約制)。
一昨年の県内の自殺者は、493人で上伊那では52人でした。
県では、平成29年度までに県内の自殺者を430人以下にすることを目指しています。
伊那保健福祉事務所の雨宮進健康づくり支援課長は、「自殺はだれにもあり得ること。悩みごとはなるべく早く家族や友人に相談し、周囲の人も声をかけて欲しい」と話しています。 -
1月の月間有効求人倍率は0.67倍↓
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、12月を0.04ポイント下回る0.67倍でした。
ハローワーク伊那では、雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられるとしています。
新規求人数は、12月を0.4%上回る1,042人でしたが、新規求職者数は、季節的な要因で12月を35.2パーセント244人上回る938人でした。
これにより1月の月間有効求人倍率は、0.67倍で、12月を0.04ポイント下回りました。
上伊那は、平成23年10月から16ヶ月連続で県下最低となっています。
ハローワーク伊那では、円安・株高でムードは良いが実際の受注に反映されておらず「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」とコメントしています。
またこの春社会人となる高卒者の内定状況は、12月を4.6パーセント上回る90.1パーセントで、求人数は、製造業を中心に12月と比べ25.1パーセント増の389人となり求人倍率は、1倍を超えています。 -
平成25年度公立高校後期選抜 志願者数を発表
長野県教育委員会は、28日、来年度の公立高校後期選抜の志願者数を発表しました。
伊那北高校理数科は、1.75倍、普通科は1.14倍となっています。
それでは上伊那8校の志願状況をお伝えします。
辰野高校普通科は61人で0.85倍、商業科は6人で0.3倍となっています。 -
ファミマJA西箕輪店1号店 オープン
JA上伊那とコンビニチェーンの株式会社ファミリーマートがフランチャイズ契約し、1号店となる西箕輪店が、28日、オープンしました。
JA上伊那の農産物や加工品などを販売し、地域密着のコンビニエンスストアを目指します。
28日は、JA上伊那やファミリーマートの関係者、地元住民などが集まり、テープカットなどで開店を祝いました。
1号店となるファミリーマートJA西箕輪店は、元のAコープ西箕輪店を引き継ぐ形でオープンし、売り場面積は県下最大の242平方メートルです。
野菜、果物などの地元農産物や、肉、魚などの生鮮食品、加工食品など、600種類のJA商品を取り扱う事が特徴です。
JAの商品が全体の商品の2割を占めているということです。
JAとファミリーマートとの契約は、県内ではJAみなみ信州に続き2組目となります。
オープン初日の28日は、近隣の住民などが訪れ、早速、買い物をしていました。
また、全国で8台目、県内で2台目となる軽自動車タイプの移動販売車が、西箕輪地区を中心に営業を行い、買い物弱者対策にも取り組むということです。
JA上伊那と、ファミリーマートは、今年度中に、5店舗、今後2縲・年の間に、10店舗のJAファミリーマート店を展開していく計画です。 -
「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令
2月の一か月間に箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が相次いで発生したことから長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、「交通死亡事故多発警報」を発令しました。
上伊那では、2月に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が発生し、4人が死亡しています。
これを受け県交通安全運動推進上伊那地方部は2月27日に「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令し、3月8日までの10日間、交通安全を呼びかける広報活動を強化します。
主な取り組みは、広報車による巡回広報、大型店などへのポスターの掲示、各種集会でのミニ講話の開催、伊那合同庁舎での交通事故に関する写真展などとなっています。 -
勝利で地域を盛り上げたい!VC長野の挑戦
上伊那地域を拠点に活動する、地域リーグのバレーボールチーム「VC長野トライデンツ」。
現在、東日本の実業団チームやクラブチームが出場するリーグ戦に挑んでいます。
毎週水曜の夜、南箕輪村の村民体育館ではVC長野トライデンツの選手が練習をしています。 -
平成25年度公立高校後期選抜募集人員
長野県教育員会は25日、平成25年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部37人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜の志願受付期間は26日から28日まで、
志願変更受付期間は3月1日から3月6日まで、
後期選抜試験は3月12日、
合格者の発表は3月22日となっています。 -
地元出身音大生が演奏披露
声楽や、ピアノ、ホルンなどを学ぶ、上伊那出身の大学生が演奏を披露する、「フレッシュコンサート」が24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
このコンサートは、若手音楽家の発表の場を設け、地元の人達に知ってもらおうと、保護者などでつくる「若い芽を育てる会」が毎年開催しています。
今年は、15人が練習している曲目などを披露しました。 -
上伊那手話学習発表会
上伊那地域の手話サークルなどが、日頃の学習の成果を発表する手話学習発表会が、24日、駒ヶ根市ふれあいセンターで開かれました。
24日は、上伊那5つの手話サークルと、上伊那聴覚障害者協会が、劇などを通して、学習の成果を発表しました。
発表会は、手話奉仕員講座のカリキュラムの中で、表現力を養う為に劇の発表が組み込まれていることから始まり、受講生だけでなく、サークル会員や聴覚障害者協会の交流にもつなげようと開かれていて今回で5回目です。
参加者は、聴覚障害者の生活について学んだことなどの劇を披露していました。
このうち、箕輪手話サークルは、防災訓練に参加した聴覚障害者に、地域住民が話をきくという設定で発表しました。
聴覚障害者の男性は、「内容が分からないので、訓練に参加しても無駄だと思っていたが、手話通訳があり、参加してよかった」などと発表していました。
この発表会には、社協や自治体の職員なども招かれていて、聴覚障害者の生活の実情を知ってもらう機会ともなっています。 -
上伊那広域連合の2月定例議会
上伊那広域連合の2月定例議会が22日、伊那市役所で開かれ、総額を22億2,300万円とする平成25年度一般会計当初予算案などが可決されました。
一般会計当初予算案では、上伊那情報センターのサーバーの更新におよそ3億6千万円、新ごみ中間処理施設建設に係る現地調査委託料におよそ1千万円などが盛り込まれました。
今議会には、一般会計当初予算案を含む6議案と議員提出議案2議案が提出され、全て可決されました。
合わせて開かれた議会全員協議会では、児童養護施設たかずやの里の整備事業について、約2億2千万円の補助か受けられる見通しとなった事が報告されました。
県議会で予算案が可決されれば、今年4月から入札・実施設計に入り来年3月の竣工を目指すとしています。 -
「南アからシカ排除 必要」
ニホンジカによる食害から南アルプスの高山植物を保護する活動の報告会が今日開かれ、亜高山帯、高山帯から徹底的にシカを排除することが必要といった報告が行われました。
21日は、伊那市のいなっせで、南アルプス食害対策協議会の活動報告会が開かれ、関係者や一般など70人ほどが出席しました。
協議会は、ニホンジカによる食害から、南アルプスの貴重な高山植物などを守るために、環境省、林野庁、信州大学農学部、長野県、伊那市など関係する市町村が平成19年度に立ち上げました。
今年度は、5年の節目となることから、これまでの活動経過や調査の報告が行われました。
協議会では、平成20年度から、南アルプス仙丈ケ岳の馬の背に、防護柵を設置しています。
順次範囲を拡大し、平成24年度には、7か所、総延長は1キロ、面積にして1.5ヘクタールに防護柵を張っています。
報告会の中で、信州大学農学部の竹田謙一准教授は、5年間の調査のまとめを発表しました。
竹田准教授は、ニホンジカの影響が生じていなかった1980年代の植生に回復させる必要があることを前提として、防護柵には一定の効果が見られるが、回復した植物の種類に偏りがあり、どの程度まで人間が介入するべきか検討する必要があると話しました。
また、植物の保護には、ニホンジカの調整が必要だとまとめました。
竹田准教授は、ニホンジカの痕跡が多く認められるダケカンバの林が捕獲の候補地になるのではないかと話していました。
協議会では、来年度も、防護柵の設置など、活動を継続していく考えです。 -
介護現場の事例発表
福祉の現場での取り組みを発表する、みんなの工夫コンテストが18日伊那市のいなっせで開かれました。
コンテストは介護施設で働く人たちが現場で実践している取り組みを発表することで職員の資質やサービスの向上を図ろうと上伊那福祉協会が始めて開いたものです。
コンテストには上伊那の5つの施設から12のグループが出場し、事例発表をしました。
このうち伊那市長谷の特別養護老人ホームサンハート美和の職員は「介護力向上による自立支援」というテーマで発表しました。
具体的な取り組みで施設を利用している89歳の女性に対し、1日に摂る水分の量を増やしたことで自然排便が増えたことや、歩行訓練を行ったことで、一人で歩けるようになった事例を紹介しました。
そのうえで職員が介護力を向上させ根拠のあるケアをチームで行うことで利用者の生活の質も向上させることができると話していました。
会場に集まった関係者は、それぞれの発表を仕事に活かそうと熱心に耳を傾けたり、質問をしていました。 -
第20回きさらぎ友好杯剣道大会
上伊那の小中学生の剣道大会「きさらぎ友好杯剣道大会」が17日、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。
大会には、上伊那を中心に14の剣道教室から240人の小中学生が出場しました。
この日は、個人戦総当たりによる予選リーグと決勝トーナメントが行われ、学年別の部門優勝を目指して熱戦を繰り広げました。
きさらぎ友好杯剣道大会は、伊那市の剣道クラブ、伊那剣心館主催で平成6年から毎年開かれていて、今年で20回の節目を迎えました。
生徒数の減少に伴い、剣心館主催での開催は今回が最後となるということです。
伊那剣心館の橋爪利彦会長は、「さみしい思いもあるが、今回はひとつの区切り。どこの大会に出ても上伊那の選手は強いと言われるよう、それぞれの教室で稽古をつんでもらいたい」と話していました。 -
伊那市、駒ケ根市、飯田市 連携強化へ
伊那市と駒ヶ根市、飯田市の3つの市は、JR飯田線の利用促進や、国道153号バイパスの延伸、観光など、広域的な課題に対して、改めて連携を強化し取り組を推進していく事になりました。
これは、20日、伊那市役所で開かれた、定例記者会見の中で白鳥孝市長が考えを示したものです。
伊那谷では、近年、リニア中央新幹線の駅設置による新たな交通網の整備や、飯田線の利用促進、広域観光による誘客など、伊那谷全域で連携や協力していく事が課題となっています。
これまでも会合を開いて協議していましたが、実質的にあまり機能していませんでした。
これからは、定期的に会合を開いていく事で連携を深め、対外的に情報発信を積極的に行っていきたいとしています。
23日に、駒ヶ根市でそれぞれの市長や議長が出席し、連携推進声明を発表する事になっています。 -
西駒遭難の遺族・偲岳会 8月に記念事業
大正2年、1913年に駒ヶ岳登山で発生した中箕輪尋常高等小学校の集団遭難の遺族らで作る偲岳会は、100周年にあたる今年8月に、記念事業を行います。
13日夜は箕輪町内の飲食店で、2回目の100周年実行委員会が開かれ、偲岳会のメンバーなど9人が集まりました。
駒ヶ岳遭難は、大正2年、1913年の8月に、中箕輪尋常高等小学校の修学旅行で駒ケ岳に登山した生徒・教師合わせて37人が、山の上で暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。
今年8月に、遭難から100年を迎えることから、遺族らで作る偲岳会は、記念事業を企画しています。
記念事業は、8月25日に予定していて、慰霊祭のほか、記念講演会などを予定しています。
講師は、駒ヶ岳遭難を題材に小説「聖職の碑」を書いた新田次郎さんの息子で・お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦さんを予定しています。
また、偲岳会のこれまでの活動をまとめた記念誌も作成する予定です。 -
確定申告受け付け始まる
平成24年分の所得税確定申告の受付が18日から始まりました。
伊那税務所の申告会場となっている伊那市のいなっせにも多くの人が訪れ手続きをしていました。
所得税の確定申告は自営業者や所得が2,000万円以上ある人などが対象となっています。
会場ではインターネットを使ったe-Taxによる申告も行われていて申告会場を訪れた人たちは、係員から教わりながら、パソコンに入力していました。
伊那税務署によりますと、毎年期間中はおよそ5,000人が手続きに訪れるということです。
確定申告は3月15日まで行われています。 -
高遠城址公園の開花予想 4月11日頃
民間の気象予報会社ウェザーニューズは、18日、全国730か所の桜の名所の開花予想を発表しました。
それによりますと、伊那市の高遠城址公園の開花は4月11日頃と予想しています。
ウェザーニューズでは、高遠城址公園の桜の開花は、4月の11日頃、5分咲きが14日頃、満開が16日頃、桜吹雪が19日頃と予想しています。
開花は、去年より6日早く、平年並みと予想しています。
今年は全国的に平年よりも気温が低く、冬らしい冷えこみにより桜の芽は開花にむけた成長がスムーズに始まったということです。
ウェザーニューズでは、ほかに、伊那市の春日公園の開花は4月8日頃で満開が13日頃、伊那公園の開花が8日頃で、満開が14日頃と予想しています。 -
林業功労者表彰
森林整備や治山事業などに功績のあった人を表彰する「林業功労者表彰」が12日、伊那市のいなっせで行われました。
林業功労者表彰では、伊那市から4人、飯島町と南箕輪村からそれぞれ1人ずつ、箕輪町から1団体のあわせて6人1団体が表彰されました。
里山整備などの造林活動に尽力したことや桜の保護育成など緑化活動での功績が認められたものです。
受賞者を代表して飯島町の林幸男さんは「受賞を励みにそれぞれの立場で地域林業の発展に努めたい」とあいさつしました。
主催した上伊那地方事務所の青木一男所長は「みなさんと共に持続可能な森林づくりを進めていきたい」と話していました。 -
「五色百人一首」初めての南信大会
100枚の札を5色に色分けして小学生でも楽しめるように開発された教材「五色百人一首」の初めての南信大会が17日、伊那市西箕輪の仲仙寺で開かれました。
大会には、伊那市や箕輪町など上伊那の12の小学校から72人の児童が参加しました。
五色百人一首は、100枚の札が20枚ずつ5つの色に分けられています。色ごとに試合を行うので、100枚全ての歌を覚えなくても20枚覚えれば試合に参加できます。小学校低学年から利用できる教材として開発され、取り札は平仮名で書かれています。
大会を企画したのは、教育関係者でつくるNPO法人長野教師力向上NET・TOSSです。
これまで、長野市で県大会を開いてきましたが、南信の子供たちにも大会に出場する機会をつくろうと、初めての南信大会を開催しました。
子ども達は、色ごとに試合を行い、20枚の札を1対1で取り合っていました。
TOSSでは、五色百人一首の普及を図るため、3月29日に伊那市のいなっせで、教員むけの講座を開くということです。 -
アルミ缶回収でたかずやを支援
伊那市の西箕輪中学校と小学校は、アルミ缶回収で集めた7千円を15日、たかずやの里に寄付しました。
この日は中学生3人と小学生2人が市役所を訪れ、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に寄付金を手渡しました。
西箕輪中と西箕輪小では、去年11月から12月末までの2か月間、アルミ缶回収を呼びかけました。
生徒や地域住民からおよそ140キロのアルミ缶が集まり、金額は7千円になりました。
この日はたかずやの里の子ども達も同席し「私たちのためにありがとうございます」とお礼の手紙を読みました。
たかずやの里の施設整備のために寄せられた寄付は昨日現在で545件、3,062万9,070円となっています。 -
朝から雪 11センチの積雪
本州の南海上を通過する全線を伴った低気圧の影響で15日の伊那地域は朝から雪となりました。
朝から降り始めた雪は午後になっても止まず、市街地では住民総出で雪かきに追われていました。
伊那市荒井の上伊那地方事務所では、降り始めから午後4時までに11センチの積雪を観測しました。
この雪で車のスリップ事故もおきています。
伊那市荒井の国道361号では、大型トラックがスリップし道を塞いだため、午後2時からおよそ2時間通行止めとなりました。
伊那警察署によりますと、午後4時現在物損事故がおよそ50件起きているということです。
中央道は午後4時現在、伊北ICから東京方面の県内の区間が上下線とも通行止めとなっています。
高速バスは午後4時現在駒ヶ根竏註V宿間で上下線12本が運休となっています。
JR飯田線は、朝から通常運行しています。
農業施設への被害や、停電などの被害はおきていません。
長野地方気象台によりますと、16日以降天気は回復するということですが、夜は冷え込むため路面の凍結に注意を呼び掛けています。