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中病 脳卒中センター9月開所
伊那中央病院は、脳卒中患者に対し、診療科が異なる医師が、チーム体制で治療にあたる、脳卒中センターを9月に開所します。
これは22日、伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
これまで中央病院では、脳卒中の患者一人に対し、一人の医師が担当し、診療を行ってきました。
センターが開所する事で、一人の患者に対し、外科や内科など、複数の医師がそれぞれの立場から診察を行い、チームとして対応していくという事です。
中央病院では、年間に360人程の脳卒中の患者が入院し、およそ、220人の手術を行っているという事です。
センター開所にあたり、信州大学から、脳神経外科に新たに1人の医師が加わる事になって、脳神経外科3人、神経内科4人合わせて7人体制でチーム医療を行う計画です。
伊那中央病院によると、チームとして、脳卒中患者の医療を行っているのは、県内で、信大と相沢病院に続いて3例目になるという事です。 -
木曽看護専門学校 2年制過程存続要望
上伊那医師会と上伊那広域連合などは、看護師不足に拍車をかけるとして、県木曽看護専門学校の准看護師が、看護師の資格取得を目指す過程を存続するよう求める、要望書を、県知事宛に提出しました。
木曽看護専門学校は、准看護士の資格を持つ人が、看護師の資格取得する為に通う学校です。
県が設置した検討会では、今後、准看護師の資格を持つ人が、看護士の資格を取得する2年制過程を廃止して、看護師を養成する、3年制に移行する意見が出されています。
木曽看護専門学校には、1年・2年合わせて、37人の学生が学んでいて、そのうち、16人学生が上伊那から通っています。
上伊那医師会等では、2年制過程が廃止となった場合、看護師の資格取得の道が閉ざされ、伊那地域の看護師不足に拍車をかけるとしています。
要望書では、准看護師の資格を持つ人が、看護士の資格を取得する過程を、県看護大学へ併設、又は、木曽看護専門学校の現在の過程を存続するよう要望しました。
木曽専門学校が2年制過程を廃止した場合、同様な学校は、県内には、長野市と上田市、須坂市の3校しかありません。 -
ソフトボール国体北信越予選
10月に山口県で開かれる「第66回国民体育大会」のソフトボール北信越地区予選が20日から伊那市内で始まりました。
この日は伊那市内3つの会場で試合が行われました。
このうち富士塚運動公園では成年男子と成年女子の試合が行われました。
ソフトボール北信越国体予選は、5県が持ち回りで開催していて、長野県での開催は5年ぶりになります。
各県の選抜チームがトーナメント方式で試合を行い、優勝チームのみが国体への出場権を獲得します。
成年男子長野代表は、選手12人のうち10人が上伊那のメンバーで構成されているチームです。
初戦石川代表と対戦した長野代表は、1点を追う4回にタイムリーヒットで同点に追いつきましたが、その後追加点を奪われ、3‐2で敗れました。
このほかの長野代表の試合は、成年女子が福井代表に5‐0で勝ち21日の決勝戦へ駒を進めていて、少年男子は新潟代表に4-5で、少年女子は福井代表に0-10でいずれも敗れています。 -
伊那谷デザイン会議がジオラマ制作
上伊那出身の大学生などでつくる伊那谷デザイン会議は、辰野から飯島までの地形を模した巨大ジオラマを18日、伊那市西箕輪で制作しました。
伊那市西箕輪の空き地には、土やビニール紐などをつかって、画面右手に中央アルプス、左に南アルプス、中央部分には、天竜川などが作られています。
伊那谷デザイン会議は、伊那北高校出身の大学生を中心に、2009年から活動しているグループです。
帰省中の8月と1月にイベントなどを行っていて、30年後の伊那谷を見据えて、よりよい地域を作ろうと活動しています。
今回は、県の元気づくり支援金140万円を受けて、2000分の1の縮尺の伊那谷のジオラマの制作を企画しました。
ジオラマ作りには、伊那谷から全国各地の大学に進学した学生のほか、インターネットなどでの呼びかけに応じた学生など20人ほどが参加しました。
オレンジの紐は中央道、白い紐は国道153号、黄色と黒のまだらの紐は飯田線などとジオラマを作っていきました。
19日は、5縲・人ずつのグループに分かれて、ジオラマで造った場所にツアーに出かけるということです。
20日には、ジオラマを使ったワークショップを午前10時縲恁゚後4時まで計画しています。 -
西箕輪の男性クマに襲われ重傷
18日午前5時20分頃、伊那市西箕輪中条で、80代の男性が農作業中にクマに襲われ負傷しました。
男性は、50針を縫う全治2縲・ヶ月の重傷を負いました。
80代男性が、18日午前5時20分頃、自宅付近の畑で農作業をしていたところ、突然、体長160センチ程度のクマに襲われたものです。
男性は、市内の病院へ救急車で運ばれましたが、頭部や顔面へのキズ、左肩の打撲など、50針を縫う全治2縲・ヶ月の重傷を負いました。
男性の畑には熊の足跡が残っていました。
18日は、伊那市の職員が見回りをしていたほか、伊那警察署の署員が、近隣住民に外出を控えるよう注意を呼びかけていました。
伊那市によると、事故を受けて、上伊那猟友会が、西箕輪に2基の捕獲おりを設置したほか、県と市が朝晩の見回りを行っています。
近くに住む男性は、「小さい頃から住んでいるが、クマが出始めたのは、ここ10年くらいの事。本当に不安です」と話していました。 -
ふれあいバザールinアピタ伊那店
障害者施設の製品の販売会、ふれあいバザールinアピタ伊那店が12日、開かれました。
アピタ伊那店で開かれた販売会では、上伊那の障害者就労センター6施設で作った織物やお菓子などが並べられました。
ふれあいバザールは、障害者の作る製品と活動について多くの人に知ってもらおうと、長野県セルプセンター協議会が開いているものです。
協議会では、障害者の工賃アップなどを目的に、販売の機会の促進に努めています。
訪れた人達は、手にとって気に入った物を買い求めていました。
利用者が作った製品は、この他にも月に1回、伊那中央病院と伊那市福祉まちづくりセンターで販売しているということです。 -
春近発電所 1号機が復旧
冠水事故により発電ができなくなっていた伊那市の県営春近発電所の1号機の復旧工事が完了し、11日から運転が再開されました。
伊那市東春近にある長野県企業局の県営春近発電所です。
復旧工事が続けられ、10日は、試運転で問題がないかどうかの確認が行われていました。
発電所では高遠ダムから取水した水で水力発電を行っています。
今年4月に、配管が破断し、2つある発電機が水に浸かる事故がありました。
これにより、1号機、2号機ともに故障し運転できなくなっていました。
春近発電所は最大2万3600キロワットを発電する事ができ、中部電力に売電しています。これは伊那市全域をまかなえる程度の発電量で、高遠町、長谷、駒ヶ根市の一部などで利用されているということです。
2号機の復旧は12月上旬を予定していて、全体の復旧費用は、およそ3億円となる見込みです。
長野県企業局南信発電所の山寺晴雄管理課長は、「浜岡原発が停止している今、電力が必要とされる中での故障で申し訳なかった。電力消費量のピークには少し間に合わなかったが、ようやく稼動でき、ほっとしている。」と話していました。
長野県企業局によりますと2号機の復旧は12月上旬を予定していて、全体の復旧費用は、およそ3億円7500万円となる見込みです。
また、運転できなかった期間の損害額は3億円程度と見込んでいます。
長野県企業局では、配管の溶接に問題があったと見て、施行業者と、損害賠償請求を含めて協議していきたいとしています。 -
上農高校生徒 盆花市準備
南箕輪村の上伊那農業高校で、12日の盆花市で販売する花の準備が11日行われました。
11日は、全校生徒が加盟する農業クラブのクラス代表や、生徒会役員など60人ほどが作業にあたりました。
花は、菊やアスター・トルコキキョウなどです。
生徒達は、机に並べられた花を組み合わせて花束を作っていました。
盆花市は、59回を数える恒例行事で毎年楽しみにしているファンが多くいます。
12日は、伊那市のいなっせ多目的広場と伊那北駅前で午前9時半縲恃フ売する予定です。
盆花は1束500円で販売されます。 -
JA上伊那が「伊那華の梅酒」発売
JA上伊那は、上伊那産の梅を使った梅酒「伊那華の梅酒」を6日から販売します。
伊那市高遠町の酒造会社仙醸と連携し、地元産の酒米「ひとごこち」で醸造した清酒に、梅を漬け込みました。
6日は、伊那市狐島のJA上伊那本所で発売報告会が開かれ、幹部らが、風味や味を確かめていました。
御子柴茂樹常務理事は、「梅の香りが生きている。夏場は、ロックがいいのではないか」と満足そうでした。
価格は、720ミリリットルで、1,350円。
6日から南箕輪村のファーマーズあじ縲怩ネなどで販売されます。
JA上伊那では、地元農畜産物の消費拡大を図ろうと「伊那華シリーズ」の生産・販売に取り組んでいて、お酒としては、2001年に発売された米焼酎やそば焼酎についで10年ぶりの商品になります。
JAでは、「満を持して発売する商品」と話していて、竜峡小梅の生産拡大につなげたい考えです。 -
山水会 水彩画展
伊那市などの水彩画愛好者で作る山水会の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
山水会は、カルチャーセンター・ぶぁんてあんの水彩画教室に通う生徒とOBで作られた会で、去年発足しました。
現在は35人ほどが活動していて、作品展を開くのは今回2回目です。
会場には、33人の作品が並んでいます。
作品は静物画や風景画など様々です。
事務局の塚越祐三さんは、「水彩画は、紙と水と絵の具があればすぐに始められる、かしこまらないところが魅力。それでいてテクニックや計算が必要なところが奥深い」と話していました。
この山水会の作品展は、10日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
ごみ処理方式 評価項目協議
新しいごみ中間処理施設の環境影響評価を行うため、施設の規模などを検討する施設整備検討専門委員会の2回目の会合が4日開かれ、ごみ処理方式絞り込みのための評価項目などを協議しました。
伊那市のいなっせで委員会が開かれ、ごみ処理方式絞り込みのための評価項目の案が示され、大枠で了承されました。
評価項目の案では、大項目として▽環境保全・資源循環性▽安全性・安定性▽経済性竏窒フ3項目を挙げています。
委員からは、大項目の具体的な評価内容として、従事者の安全性、災害時の自動停止などを盛り込んでほしいとの意見が出ていました。
またデータを集めるため、プラントメーカーにアンケートを行う予定で、調査項目として処理方式や施設概要、図面などの回答を求める案を了承しました。
委員会は9月に県外施設の視察を行います。
評価項目やアンケート内容の詳細については視察後に開く委員会で示される予定です。 -
上農生がフラワーアレンジメントで上位入賞
高校生のフラワーアレンジメント競技県大会で上伊那農業高校の生徒2人が上位入賞を果たしました。
フラワーアレンジメント競技県大会が、先月開かれ上農園芸科学科3年の武田みどりさんが準優勝となりました。
また同じく園芸科学科の安藤朱里さんが優秀賞を受賞し、今日上農の塩崎正校長から表彰状が手渡されました。
フラワーアレンジメント競技県大会は、先月須坂園芸高校で開かれ、県下7校から17人が出場しました。
上農からは、武田さんと安藤さんの2人が出場し、そろって好成績を収めました。
準優勝の武田さんは、12月に鹿児島県で開かれる全国大会、全国産業教育フェアに出場します。
また優秀賞を受賞した安藤さんは、さらにフラワーアレンジの技術を磨きたいと話します。
上農から全国大会に出場するのは5年ぶりということで、校長をはじめ学校関係者は、県代表として実力を発揮してほしいとエールを送っていました。 -
「美篶堂」で工場長を務める上島真一さんの講演会
伊那市美篶の製本会社「美篶堂」で工場長を務める上島真一さんの講演会が1日、南箕輪村の上伊那農業高校で開かれました。
講演会は、上伊那地域の高校の図書委員でつくる上伊那図書館協会高等学校図書館部会の生徒研究会の中で開かれたものです。
伊那市の美篶堂で工場長を務める上島さんが、「製本と美篶堂の歩み」をテーマに講演しました。
上島さんは、「時代が変わりまわりの会社が製本作業を機械化していく中、美篶堂は手製の製本の需要が必ずあるはずと考え、作り続けている」と話しました。
他に「日本の製本は、江戸時代の和本の文化が受けつがれている」と説明し、生徒達の前で製本作業を披露しました。
研究会ではこの他に、本を通して読む力や書く力を育てようと進めている読書大賞の今年度の候補作品を決めました。
今後、各学校で候補作品の評価と投票を行い、12月17日に大賞を決めるということです。 -
中央アルプスビジネスフェア開催
上伊那地域の製造業をPRする中央アルプスビジネスフェアが10月25日26日の2日間、伊那市の伊那勤労者福祉センターで開かれます。
3日は伊那商工会議所副会頭で中央アルプスビジネスフェア実行委員会の川上健夫委員長らが記者会見を開き概要を説明しました。
ビジネスフェアは、これまで3回開かれた上伊那工業交流プラザに変わるものです。
上伊那工業交流プラザは互いの会社や製品を知ることでビジネスチャンスを広げようと各市町村の商工会議所などでつくる実行委員会が開きました。
3回開かれた出店企業の合計は述べ121社、訪れた人は1900人でした。
このことで地域企業の結びつきが強くなり目標を達成できたことから上伊那のものづくり産業の外部への情報発信などをさらに発展させようと今回、中央アルプスビジネスフェアとして継続することを決めました。
ビジネスフェアは10月25日26日の2日間、伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。
上伊那の製造業およそ70社が参加する他、出店企業のプレゼンテーション、地域の若手人材の育成や雇用を目的としたリクルート講演会なども予定しています。
また、これまでなかった医療、バイオ、食品関係の企業ブースの展示も行われる予定です。 -
三峰川みらい会議 アレチウリの駆除
きれいな三峰川を後世に残そうと活動している市民団体、三峰川みらい会議は31日、アレチウリの駆除を行いました。
三峰川みらい会議は、毎年この時期にアレチウリの駆除を行っていて、31日は、メンバーおよそ10人が参加しました。
特定外来生物に指定されているアレチウリは、繁殖力の強い北米原産のウリ化のツル植物です。
メンバーらは、足場の悪い中アレチウリをたぐり寄せ、根元から抜いていました。
織井秀夫代表は「今後も三峰川の為にできることを行っていきたい」と話していました。 -
6月の月間有効求人倍率 3か月ぶり上昇
6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3か月ぶりに上昇しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍で、5月の0.5倍を0.06ポイント上回りました。
新規求職者数は956人で、前の年と比べて12.9%増加し、2か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
企業の新規求人数は1,052人で、前の月の725人と比べ45.1%の大幅増加となりました。
産業別の新規求人数は、建設業が前の月と比べて79人多い119人、製造業が81人多い173人、製造業の派遣社員などを含むサービス業が199人多い353人となりました。
ハローワーク伊那では「震災による影響が落ち着き、一部で持ち直しの動きがみられたが、依然として厳しい状況にある」としています。 -
柔道“創武館”の選手が健闘誓う
今月16日と17日に安曇野市で柔道の県大会が開かれました。
伊那市東春近の柔道教室、創武館はその県大会で優勝2人、準優勝2人という結果を出しました。優勝、準優勝した選手は全国また北信越大会に出場します。
創武館では、上伊那の小学1年生から中学3年生までの31人が稽古に励んでいます。
このうち、春富中3年生の伊東佑理さんは、63キロ以下級で県大会優勝を果たし、全国大会に出場します。 -
国道361号改修期成同盟会総会
国道361号の改修を促進する期成同盟会の総会が、28日、伊那市役所で開かれ、道路の改修を要望していく事などを決議しました。
総会には、国道361号沿線の伊那市から岐阜県高山市まで6市町村の関係者が参加しました。
総会は、361号の改修促進を図ろうと毎年開かれています。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「権兵衛峠道路・権兵衛トンネルが開通して5年たち、生活や医療など様々な効果が上がっている。沿線地域である伊那・木曽・高山地域が一体となって、観光や経済への効果を研究し、発展に役立てたい」と挨拶しました。
総会では、伊那市街地のバイパス化の早期事業化、南箕輪村南原地区への歩道の設置、整備するための財源の確保などの要望を決議しました。
期成同盟会は、地元選出の衆議院議員や県議会議員に整備促進と道路財源の確保を要望していました。 -
伊澤潔さん細密画展
伊那市高遠町の伊澤 潔さんの細密画展が信州高遠美術館で始まりました。
会場には、高遠町の身近な野山の風景とそこに息づく昆虫を描いた作品26点が並んでいます。
伊澤さんは、子どもの頃から昆虫が好きで、35年ほど前から昆虫の絵を描き始めました。
伊澤さんはデザイン関係の仕事をしていて、高遠美術館から仕事を請けた事が縁で、今回、初めて個展を開く事になりました。
仕事が忙しく、絵を描く余裕がない時期もあったということですが、3年ほど前から、友人の店舗で作品を飾るようになり、作品を描きためてきたということです。
この伊澤潔さんの細密画展は、来月28日まで、信州高遠美術館で開かれています。 -
土産合格品販売コーナー新設
長野県の観光土産品として審査に合格した商品を知ってもらい、購入してもらおうと、合格品販売コーナーが29日から、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷に設置されます。
販売コーナーは、上伊那観光土産品公正取引協議会が、土産合格品の販売促進のため初めて設置するものです。
協議会は、消費者が安心して購入できる土産品の普及のために活動しています。
2年に1度、長野県観光土産品統一審査会が長野市で開かれ、全県から応募される土産品の中から合格品が決まります。
今回、去年10月の審査で合格した上伊那の土産品13社54品目のうち、常温で陳列できる4社の9品目がコーナーに並べられ、販売されます。
コーナーに陳列する土産品の種類などを今後検討し、多くの合格品を紹介していきたいとしています。
販売期間は29日から11月30日までとなっています。 -
長野県 ランチタイム実施
長野県は、1日の電力使用の均一化を図ろうと職員の休憩時間を1時間ずらすランチシフトを25日、実施しました。
このうち伊那合同庁舎では、午後1時に庁内の電気が消され、いつもより1時間遅い休憩時間が始まりました。
ランチシフトは、県が6月15日から行っている消費電力の削減や省エネ化を図る「さわやか信州省エネ大作戦」の一環として実施されたものです。
多くの企業が正午から1時間を休憩時間としているため、休憩時間をずらすことで消費電力を均一化しようというものです。
伊那合同庁舎の食堂では、職員らがいつもより1時間遅い昼食をとっていました。
ランチシフトは、27日水曜日まで行われる他、8月8日から10日にも、実施されるということです。 -
アナログ放送終了 デジタルへ
7月24日、アナログ放送が終わり地上デジタル放送に完全移行しました。
昭和28年以来半世紀以上続いたアナログ放送の歴史に幕を下ろしました。
正午、アナログ放送が終了となりデジタルへ完全移行となりました。
伊那ケーブルテレビジョンでは24日、「デジタル放送完全移行日」記念式典が行われました。
式には、放送エリア内の関係市町村長などが出席しテープカットなどをしてデジタル移行を祝いました。
放送のデジタル化に伴い、自主放送のチャンネル番号が1チャンネルから12チャンネルに移行することから一般公募で愛称を募集し、いなテレ12(ワンツー)に決まりました。
この愛称を募集した伊那市手良の荒井真さんも式典に参加しました。
また、24日はこのほど完成したスタジオの見学会なども行われました。 -
震災の影響で全業種落ち込み
アルプス中央信用金庫が、4半期に一度発表している、中小企業景気レポートによりますと、東日本大震災により、「物流の遅延・停止」「消費自粛の雰囲気」などがあり全業種の落ち込みに影響したとしています。
あるしんレポートによりますと、今年4月から6月の上伊那地区の業況判断指数は、マイナス49.1で、1月縲・月に比べ、9.2ポイント減少しました。
平成21年3月期を底にして、7期連続で改善が図られてきましたが、今年のはじめから後退に転じ、今期の業況感はさらに落ち込んだとしています。
業種別に見ると、特に小売業は15.6ポイント減少、次に製造業が12.4ポイント減少、建設業が12.1ポイントの減少などとなっています。
また、あるしんが、東日本大震災に関して行ったアンケート結果も発表されました。
震災で、直接的に、あるいは間接的に被害を受けたかどうかとの問いには、被害を受けなかったと答えた企業は0.5%でした。最も多かった被害が、物流の遅延・停止で42.7%、次いで、消費自粛の雰囲気が、25%、受注キャンセルによる売り上げ減が17.7%などとなっています。
また、震災でどのような対応を取ったかとの問いには、55%が対策は必要なかったと答えていますが、17.7%は仕入先の変更、13.6%は物流ルートの変更、10.5%が資金繰りなど金銭面の手当てを迫られたと回答しています。
あるしんでは、東日本大震災の復興による国内需要回復への期待感はあるものの、震災・原発の間接的な影響で、当面低迷する見通しとしています。 -
天竜川河川激甚災害特別緊急事業工事 完了
平成18年の豪雨災害により進めてきた天竜川河川激甚災害特別緊急事業工事が完了しました。
22日は、伊那市の天竜川・三峰川合流点で完成式が行われ、関係者およそ50人が完成を祝いました。
事業は、18年豪雨と同様の水害にも耐えられるようにと、平成18年度から平成22年度までの5か年計画で天竜川上流河川事務所が進めてきました。
18年豪雨では、箕輪町の北島で堤防が決壊するなど18箇所で被害が発生しました。
整備区域は、辰野町の昭和橋から伊那市の中央橋南側までのおよそ20キロで、総事業費は84億円です。
区域内の改修が必要と思われる箇所で、河川の掘削や護岸工事などを行ってきました。
式で白鳥孝市長は、「地域の安全の為に今後も、天竜川事業の促進と事業費の確保に努めていきたい」と話していました。
22日は、工事の完成を祝い天竜川にアユの稚魚およそ1,200匹が放流されました。 -
信州伊那谷の四季 写真展
上伊那8市町村から集めた写真の展示会「信州伊那谷の四季」が22日から、箕輪町役場で開かれています。
会場には伊那谷で撮影された四季折々の写真23点が並んでいます。
写真展は、地元の魅力を再発見してもらおうと上伊那観光連盟が開いたものです。
作品は伊那市高遠町の花の丘公園から撮影した桜や、もみじが真っ赤に染まった箕輪町のもみじ湖、南箕輪村でお盆に行われる行事、振り万灯など様々です。
写真は、昨年度のフォトコンテンスト入選作品などを各市町村から集めました。
この写真展は、辰野町から中川村までの8市町村で開かれ、箕輪町役場では来月4日木曜日までを予定しています。 -
放射線量 健康に影響なし
長野県は、伊那市などで行った放射線量の測定結果を公表しました。いずれも健康に影響ない値でした。
県は21日、伊那市、箕輪町、南箕輪村などの、市役所・役場・学校で調査を行いました。
伊那市では、伊那市役所が、屋上で1時間あたり、0.05マイクロシーベルト、地上1メートルで0.08、箕輪町役場は、屋上・地上1メートルともに0.07、南箕輪村役場は、屋上が0.05、地上1メートルが0.07となっています。
伊那北小学校は、地上1メートルが0.06、地上50センチが0.06、地表が0.05、箕輪西小学校が地上1メートル、地上50センチ、地表ともに0.07、南箕輪小学校は、地上1メートル、地上50センチ、地表ともに、0.07となっています。
長野県では、いずれの数値も健康に影響はないとしています。 -
伊那北小などで放射線量測定
長野県は、県内の空間放射線量をより詳しく調べようと、県内全域の市役所・小中学校・観光地で、放射線量の測定を行っています。
今月11日から、調査が始まっていて、21日は、伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村で測定が行なわれました。
このうち、伊那市では、市役所と伊那北小学校で行われました。
これは、県の全ての市町村の市役所・役場と、教育委員会が選定した小学校か中学校どちらか1校を調査するものです。
伊那北小は、市役所・伊那合同庁舎付近を除いて、児童数が最も多かったため選ばれました。
21日は、県の職員らが、簡易測定器を使い、測定していました。
小中学校では、校庭の中央付近で、地表と、地上50センチ、地上1メートルの場所を測定し、30秒毎5回測って、平均を出していました。
市役所や役場では、庁舎屋上と、庁舎敷地の地上1メートルの高さで調査を行っています。
結果は、22日以降、県のホームページで公表するということです。
この調査は、29日(金)まで予定されています。 -
高校生が音楽で交流
高校生が演奏や、合唱を披露する、上伊那高等学校音楽祭が17日、伊那文化会館で開かれました。
音楽祭は、他校の活動を知り、発表を通じて交流を深める場にしようと県教育委員会などが開いているもので、今年で59回を数えます。
音楽祭には7校、16のクラブから、およそ500人が参加し、演奏や合唱を披露しました。
このうち伊那西高校、お箏クラブのメンバーは、駒ヶ根市に伝わる、霊犬早太郎の伝説をテーマに、朗読を交えながら演奏を披露しました。
参加した高校生はジャンルの違う様々な音楽に聞きいっていました。 -
高校野球 上伊那勢の試合結果
第93回全国高校野球長野大会。17日に行われた上伊那勢の試合結果をお伝えします。
上伊那農業高校対松商学園高校の試合は7対8で松商が勝ちました。
赤穂高校対下諏訪向陽は、5対4で赤穂高校が勝ちました。
18日は、赤穂高校対佐久長聖高校の試合が予定されています -
高校野球 伊那北高校3回戦敗退
第93回全国高校野球長野大会。16日に行われた上伊那勢の試合結果をお伝えします。
長野県営野球場で行われた伊那北高校対長野日大高校の試合は、2対10、7回コールドで長野日大高校が勝ちました。
17日は、上伊那農業高校対松商学園高校の試合が予定されています。