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三峰川みらい会議 アレチウリの駆除
きれいな三峰川を後世に残そうと活動している市民団体、三峰川みらい会議は31日、アレチウリの駆除を行いました。
三峰川みらい会議は、毎年この時期にアレチウリの駆除を行っていて、31日は、メンバーおよそ10人が参加しました。
特定外来生物に指定されているアレチウリは、繁殖力の強い北米原産のウリ化のツル植物です。
メンバーらは、足場の悪い中アレチウリをたぐり寄せ、根元から抜いていました。
織井秀夫代表は「今後も三峰川の為にできることを行っていきたい」と話していました。 -
6月の月間有効求人倍率 3か月ぶり上昇
6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3か月ぶりに上昇しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍で、5月の0.5倍を0.06ポイント上回りました。
新規求職者数は956人で、前の年と比べて12.9%増加し、2か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
企業の新規求人数は1,052人で、前の月の725人と比べ45.1%の大幅増加となりました。
産業別の新規求人数は、建設業が前の月と比べて79人多い119人、製造業が81人多い173人、製造業の派遣社員などを含むサービス業が199人多い353人となりました。
ハローワーク伊那では「震災による影響が落ち着き、一部で持ち直しの動きがみられたが、依然として厳しい状況にある」としています。 -
柔道“創武館”の選手が健闘誓う
今月16日と17日に安曇野市で柔道の県大会が開かれました。
伊那市東春近の柔道教室、創武館はその県大会で優勝2人、準優勝2人という結果を出しました。優勝、準優勝した選手は全国また北信越大会に出場します。
創武館では、上伊那の小学1年生から中学3年生までの31人が稽古に励んでいます。
このうち、春富中3年生の伊東佑理さんは、63キロ以下級で県大会優勝を果たし、全国大会に出場します。 -
国道361号改修期成同盟会総会
国道361号の改修を促進する期成同盟会の総会が、28日、伊那市役所で開かれ、道路の改修を要望していく事などを決議しました。
総会には、国道361号沿線の伊那市から岐阜県高山市まで6市町村の関係者が参加しました。
総会は、361号の改修促進を図ろうと毎年開かれています。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「権兵衛峠道路・権兵衛トンネルが開通して5年たち、生活や医療など様々な効果が上がっている。沿線地域である伊那・木曽・高山地域が一体となって、観光や経済への効果を研究し、発展に役立てたい」と挨拶しました。
総会では、伊那市街地のバイパス化の早期事業化、南箕輪村南原地区への歩道の設置、整備するための財源の確保などの要望を決議しました。
期成同盟会は、地元選出の衆議院議員や県議会議員に整備促進と道路財源の確保を要望していました。 -
伊澤潔さん細密画展
伊那市高遠町の伊澤 潔さんの細密画展が信州高遠美術館で始まりました。
会場には、高遠町の身近な野山の風景とそこに息づく昆虫を描いた作品26点が並んでいます。
伊澤さんは、子どもの頃から昆虫が好きで、35年ほど前から昆虫の絵を描き始めました。
伊澤さんはデザイン関係の仕事をしていて、高遠美術館から仕事を請けた事が縁で、今回、初めて個展を開く事になりました。
仕事が忙しく、絵を描く余裕がない時期もあったということですが、3年ほど前から、友人の店舗で作品を飾るようになり、作品を描きためてきたということです。
この伊澤潔さんの細密画展は、来月28日まで、信州高遠美術館で開かれています。 -
土産合格品販売コーナー新設
長野県の観光土産品として審査に合格した商品を知ってもらい、購入してもらおうと、合格品販売コーナーが29日から、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷に設置されます。
販売コーナーは、上伊那観光土産品公正取引協議会が、土産合格品の販売促進のため初めて設置するものです。
協議会は、消費者が安心して購入できる土産品の普及のために活動しています。
2年に1度、長野県観光土産品統一審査会が長野市で開かれ、全県から応募される土産品の中から合格品が決まります。
今回、去年10月の審査で合格した上伊那の土産品13社54品目のうち、常温で陳列できる4社の9品目がコーナーに並べられ、販売されます。
コーナーに陳列する土産品の種類などを今後検討し、多くの合格品を紹介していきたいとしています。
販売期間は29日から11月30日までとなっています。 -
長野県 ランチタイム実施
長野県は、1日の電力使用の均一化を図ろうと職員の休憩時間を1時間ずらすランチシフトを25日、実施しました。
このうち伊那合同庁舎では、午後1時に庁内の電気が消され、いつもより1時間遅い休憩時間が始まりました。
ランチシフトは、県が6月15日から行っている消費電力の削減や省エネ化を図る「さわやか信州省エネ大作戦」の一環として実施されたものです。
多くの企業が正午から1時間を休憩時間としているため、休憩時間をずらすことで消費電力を均一化しようというものです。
伊那合同庁舎の食堂では、職員らがいつもより1時間遅い昼食をとっていました。
ランチシフトは、27日水曜日まで行われる他、8月8日から10日にも、実施されるということです。 -
アナログ放送終了 デジタルへ
7月24日、アナログ放送が終わり地上デジタル放送に完全移行しました。
昭和28年以来半世紀以上続いたアナログ放送の歴史に幕を下ろしました。
正午、アナログ放送が終了となりデジタルへ完全移行となりました。
伊那ケーブルテレビジョンでは24日、「デジタル放送完全移行日」記念式典が行われました。
式には、放送エリア内の関係市町村長などが出席しテープカットなどをしてデジタル移行を祝いました。
放送のデジタル化に伴い、自主放送のチャンネル番号が1チャンネルから12チャンネルに移行することから一般公募で愛称を募集し、いなテレ12(ワンツー)に決まりました。
この愛称を募集した伊那市手良の荒井真さんも式典に参加しました。
また、24日はこのほど完成したスタジオの見学会なども行われました。 -
震災の影響で全業種落ち込み
アルプス中央信用金庫が、4半期に一度発表している、中小企業景気レポートによりますと、東日本大震災により、「物流の遅延・停止」「消費自粛の雰囲気」などがあり全業種の落ち込みに影響したとしています。
あるしんレポートによりますと、今年4月から6月の上伊那地区の業況判断指数は、マイナス49.1で、1月縲・月に比べ、9.2ポイント減少しました。
平成21年3月期を底にして、7期連続で改善が図られてきましたが、今年のはじめから後退に転じ、今期の業況感はさらに落ち込んだとしています。
業種別に見ると、特に小売業は15.6ポイント減少、次に製造業が12.4ポイント減少、建設業が12.1ポイントの減少などとなっています。
また、あるしんが、東日本大震災に関して行ったアンケート結果も発表されました。
震災で、直接的に、あるいは間接的に被害を受けたかどうかとの問いには、被害を受けなかったと答えた企業は0.5%でした。最も多かった被害が、物流の遅延・停止で42.7%、次いで、消費自粛の雰囲気が、25%、受注キャンセルによる売り上げ減が17.7%などとなっています。
また、震災でどのような対応を取ったかとの問いには、55%が対策は必要なかったと答えていますが、17.7%は仕入先の変更、13.6%は物流ルートの変更、10.5%が資金繰りなど金銭面の手当てを迫られたと回答しています。
あるしんでは、東日本大震災の復興による国内需要回復への期待感はあるものの、震災・原発の間接的な影響で、当面低迷する見通しとしています。 -
天竜川河川激甚災害特別緊急事業工事 完了
平成18年の豪雨災害により進めてきた天竜川河川激甚災害特別緊急事業工事が完了しました。
22日は、伊那市の天竜川・三峰川合流点で完成式が行われ、関係者およそ50人が完成を祝いました。
事業は、18年豪雨と同様の水害にも耐えられるようにと、平成18年度から平成22年度までの5か年計画で天竜川上流河川事務所が進めてきました。
18年豪雨では、箕輪町の北島で堤防が決壊するなど18箇所で被害が発生しました。
整備区域は、辰野町の昭和橋から伊那市の中央橋南側までのおよそ20キロで、総事業費は84億円です。
区域内の改修が必要と思われる箇所で、河川の掘削や護岸工事などを行ってきました。
式で白鳥孝市長は、「地域の安全の為に今後も、天竜川事業の促進と事業費の確保に努めていきたい」と話していました。
22日は、工事の完成を祝い天竜川にアユの稚魚およそ1,200匹が放流されました。 -
信州伊那谷の四季 写真展
上伊那8市町村から集めた写真の展示会「信州伊那谷の四季」が22日から、箕輪町役場で開かれています。
会場には伊那谷で撮影された四季折々の写真23点が並んでいます。
写真展は、地元の魅力を再発見してもらおうと上伊那観光連盟が開いたものです。
作品は伊那市高遠町の花の丘公園から撮影した桜や、もみじが真っ赤に染まった箕輪町のもみじ湖、南箕輪村でお盆に行われる行事、振り万灯など様々です。
写真は、昨年度のフォトコンテンスト入選作品などを各市町村から集めました。
この写真展は、辰野町から中川村までの8市町村で開かれ、箕輪町役場では来月4日木曜日までを予定しています。 -
放射線量 健康に影響なし
長野県は、伊那市などで行った放射線量の測定結果を公表しました。いずれも健康に影響ない値でした。
県は21日、伊那市、箕輪町、南箕輪村などの、市役所・役場・学校で調査を行いました。
伊那市では、伊那市役所が、屋上で1時間あたり、0.05マイクロシーベルト、地上1メートルで0.08、箕輪町役場は、屋上・地上1メートルともに0.07、南箕輪村役場は、屋上が0.05、地上1メートルが0.07となっています。
伊那北小学校は、地上1メートルが0.06、地上50センチが0.06、地表が0.05、箕輪西小学校が地上1メートル、地上50センチ、地表ともに0.07、南箕輪小学校は、地上1メートル、地上50センチ、地表ともに、0.07となっています。
長野県では、いずれの数値も健康に影響はないとしています。 -
伊那北小などで放射線量測定
長野県は、県内の空間放射線量をより詳しく調べようと、県内全域の市役所・小中学校・観光地で、放射線量の測定を行っています。
今月11日から、調査が始まっていて、21日は、伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村で測定が行なわれました。
このうち、伊那市では、市役所と伊那北小学校で行われました。
これは、県の全ての市町村の市役所・役場と、教育委員会が選定した小学校か中学校どちらか1校を調査するものです。
伊那北小は、市役所・伊那合同庁舎付近を除いて、児童数が最も多かったため選ばれました。
21日は、県の職員らが、簡易測定器を使い、測定していました。
小中学校では、校庭の中央付近で、地表と、地上50センチ、地上1メートルの場所を測定し、30秒毎5回測って、平均を出していました。
市役所や役場では、庁舎屋上と、庁舎敷地の地上1メートルの高さで調査を行っています。
結果は、22日以降、県のホームページで公表するということです。
この調査は、29日(金)まで予定されています。 -
高校生が音楽で交流
高校生が演奏や、合唱を披露する、上伊那高等学校音楽祭が17日、伊那文化会館で開かれました。
音楽祭は、他校の活動を知り、発表を通じて交流を深める場にしようと県教育委員会などが開いているもので、今年で59回を数えます。
音楽祭には7校、16のクラブから、およそ500人が参加し、演奏や合唱を披露しました。
このうち伊那西高校、お箏クラブのメンバーは、駒ヶ根市に伝わる、霊犬早太郎の伝説をテーマに、朗読を交えながら演奏を披露しました。
参加した高校生はジャンルの違う様々な音楽に聞きいっていました。 -
高校野球 上伊那勢の試合結果
第93回全国高校野球長野大会。17日に行われた上伊那勢の試合結果をお伝えします。
上伊那農業高校対松商学園高校の試合は7対8で松商が勝ちました。
赤穂高校対下諏訪向陽は、5対4で赤穂高校が勝ちました。
18日は、赤穂高校対佐久長聖高校の試合が予定されています -
高校野球 伊那北高校3回戦敗退
第93回全国高校野球長野大会。16日に行われた上伊那勢の試合結果をお伝えします。
長野県営野球場で行われた伊那北高校対長野日大高校の試合は、2対10、7回コールドで長野日大高校が勝ちました。
17日は、上伊那農業高校対松商学園高校の試合が予定されています。 -
最高気温35.3度 今年初めて35度を越える猛暑日
伊那地域の15日の最高気温は35.3度と、今年初めて35度を越える猛暑日となりました。
15日の伊那地域は、太平洋高気圧に覆われた影響で朝から強い日差しとなり、最高気温は平年より7.6度高い35.3度を記録しました。
これは、現在の場所で統計調査を開始した1993年平成5年以降3番目に高い気温です。
長野地方気象台では、▽こまめに水分や塩分を補給する▽カーテンで日差しを遮る▽冷房を適切に利用し、室温に留意するなど、熱中症に対して十分な対策をとるよう、呼び掛けています。
JA上伊那では、農作物の管理に注意するよう呼びかけています。
水稲では、高温障害を避けるため、出穂期における水の管理に注意するよう指導しています。
野菜などについては、干ばつ対策として、潅水や遮光資材を活用し、気温の低下に努めるとともに害虫の予防防除に努めるよう呼びかけています。
伊那地域は、7月8日から15日まで8日連続で最高気温30度以上の日が続いています。 -
第2回夏期食中毒注意報発令
長野県は14日、第2回夏期食中毒注意報を全県に発令しました。
期間は16日までの3日間です。
気温、湿度とも高く食中毒が発生しやすい状況だとして、手洗い、食材の冷凍・冷蔵保存、十分な加熱を呼び掛けています。 -
外国人の不安解消へ 原発講演会
NPO法人 伊那国際交流協会は多くの外国籍住民が震災や原発事故に対して不安を持っていることから、13日夜、伊那市の創造館で、講演会を開きました。
13日夜は、伊那国際交流協会の会員や、一般など20人ほどが参加しました。
伊那国際交流協会によると、東日本大震災後、原発事故の影響についてなどの問い合わせが数多くあったということです。
本国の家族から日本にいると危険なので帰国するようにと家族からいわれる外国籍住民もいるということで、協会では、不安を解消してもらおうと今回講演会を開きました。
講師を担当したのは、協会の会員で、チェルノブイリ原発事故への救援を25年間にわたり続けている伊那市富県の小牧崇さんです。
小牧さんは、「放射能は、風や雨によって運ばれる」と話しました。
チェルノブイリ事故で放射能に汚染された地域と日本地図を重ね合わせ、もし、浜岡原発で事故が起きたら、関東一体が汚染地域になる可能性があることを示しました。
また、チェルノブイリでは、車などが汚染地域から地域外に出るときは、水で洗浄されていた事を示し、日本の対応の遅れを指摘していました。
会場では、中国語とポルトガル語で、外国籍住民に対して通訳も行われていました。
国際交流協会では、講演会を通して、正しい知識を身につけ、少しでも安心してもらいたいと話していました。 -
県内に初「高温注意情報」発表
長野地方気象台は、熱中症への注意を呼びかける高温注意情報を、14日、初めて発表しました。
高温注意報は、節電への呼びかけなどが行われる中で、熱中症への注意を呼びかけようと、気象庁が13日から始めたものです。
県内で、35度を超える予報がでた場合、注意情報が出るということで、14日、県内に始めて注意報が発表されました。
14日の伊那市の最高気温は、34度で、今年最高を記録しました。
また、7日連続の真夏日となりました。
伊那消防署によりますと、7日は、1人の熱中症患者を搬送しました。
6月29日以降、管内で9件の熱中症患者が発生しているということです。
傾向としては、75歳以上の高齢者と、10代の若者に熱中症が多いということです。
また、屋外、屋内での発症は、半々だということです。
伊那消防署では、「熱中症になると、頭痛、吐き気、体がだるいなどの症状が出て、最悪の場合は死にいたることもある。まずは、睡眠・食事をしっかりとり、体調を整える、水分・塩分を十分に補給するなどの対応をしてほしい」と話しています。
また、伊那消防署では、気温32度以上、湿度70%以上が、熱中症になりやすい条件だとして、少しでも体調がおかしいと感じたら、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。 -
ヒナを待つけなげなセキレイの親鳥
暗闇の中親鳥を求めて鳴くセキレイのヒナたち。今月3日に卵からかえったばかりです。
このヒナが住んでいる巣は、トラックの中にあります。しかもそのトラックは、毎日動いています。 -
高校野球 上伊那勢の試合結果
第93回全国高校野球長野大会。13日に行われた上伊那勢の試合結果をお伝えします。
長野県営野球場で行われた伊那北高校対小諸高校の試合は、4対1で伊那北高校が勝ちました。
諏訪湖スタジアムで行われた、辰野高校対松商学園高校の試合は7対0、7回コールドで松商学園高校が勝ちました。
14日は、上伊那農業高校対東御清翔高校、駒ヶ根工業高校対更級農業高校の試合が予定されています。 -
地域災害医療マニュアル作成へ
上伊那地域包括医療協議会の大規模災害対策委員会の初会合が11日、伊那市のいなっせで開かれ上伊那の地域災害医療マニュアルを作成することを確認しました。
大規模災害対策委員会は、上伊那地域における災害時の医療体制の組織づくりを進めていくものです。
委員会は、行政や医療関係者、住民代表など28人で構成しています。
11日夜の初会合で、委員長には、上伊那医師会の中畑英樹さんが選ばれました。
この日示された事業計画によりますと、上伊那の地域医療災害マニュアルを作成します。
これは、長野県の指針にもとづいて作成するもので、災害時の医療体制や医療対策などをまとめます。
事業計画ではこの他に、テロ災害などを想定した医療救護訓練や県や市町村などと連携した訓練を行うとしています。 -
森林税 上伊那支援分内定
森林税を活用して実施する「森林づくり推進支援金事業」の今年度上伊那地域分の事業が内定しました。
支援金額は、1,278万7千円で、森林整備の推進に9事業802万円、間伐材利用の促進に2事業266万円、県民参加による森林づくりの促進に2事業209万円となっています。
市町村別では、伊那市の間伐体験学習で生じた枝などをチップ化し環境学習の場とする事業に184万円、松くい虫の被害木の伐倒・破砕処理に108万円、
信州大学農学部と連携した生態調査や観察学習会に25万円、
箕輪町の林道・作業道などの補修に90万円、町独自の間伐補助の充実に70万円、南箕輪村の大芝高原松くい虫予防対策事業に96万円となっています。
今年度の特徴は、松くい虫対策の事業が去年より増えている点で、対策を要望する市町村が多かったということです。 -
上伊那猟友会 鳥獣生体搬送用のDVD制作
上伊那猟友会は、捕獲した鳥獣を生きたまま搬送する方法を解説するDVDを制作します。
11日は、伊那市長谷の山中で、くくり罠にかかったイノシシとニホンジカを上伊那猟友会の会員が捕獲し搬送するところを撮影しました。
DVDは、上伊那猟友会が鳥獣の搬送の手段として広めるために制作するものです。
罠にかかった鳥獣は、捕獲した場所で銃やナイフによる止め刺しを行い、解体処理施設に運ぶのが一般的です。
しかし、運搬にかかる時間で鮮度が落ちることが課題となっています。
特にシカは、止め刺しを行ってから1時間以内に運ばなければ、食肉としての価値が下がると猟友会の会員は話します。
制作したDVDは、上伊那猟友会の研修会などでマニュアルビデオとして役立てていくということです。 -
辰野・赤穂・上農 一回戦勝利
第93回全国高校野球長野大会2日目の11日、辰野高校、赤穂高校、上伊那農業高校は勝利しました。
諏訪湖スタジアムで行われた辰野高校対長野俊英高校の試合は、7対1で辰野高校が勝ちました。
同じく諏訪湖スタジアムで行われた、上伊那農業高校対屋代南高校の試合は、6対2で上伊那農業高校が勝ちました。
県営上田野球場で行われた赤穂高校対軽井沢高校の試合は13対7で赤穂高校が勝ちました。
12日は、シード校の伊那弥生ヶ丘高校が昨年優勝校の松本工業高校と対戦します。 -
上伊那の記憶を生かす
伊那毎日新聞の三六災害に関するパネル展示にあわせて、「上伊那記憶を生かす」と題したパネルディスカッションが10日、伊那市のいなっせで、行われました。
パネルディスカッションは展示会場のいなっせ2階ギャラリーで行われました。
コーディネータ竏窒ノは、伊那市立伊那図書館の平賀研也館長、白鳥孝市長や、信州大学農学部の木村和弘特任教授など4人がパネリストを務めました。
会では、三六災害について報じた伊那毎日新聞の中で、各々が注目した記事を挙げて、意見が交わされました。 -
社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が9日、南箕輪村民センターで開かれ、飯島町西岸寺の平野泰成副住職が講演しました。
社会を明るくする地域づくり大会は、犯罪や非行の防止と、犯罪者の更生に理解を深めてもらおうと、社会を明るくする地域づくり実行委員会が開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
大会では、飯島町西岸寺の平野副住職が「東日本大震災被災地での救援活動に携わって」と題して講演しました。
平野さんは被災地の状況について「テレビでは見ていたが、実際に現場で見た惨状はそれ以上のものだった」と話していました。
平野さんは「被災してつらい思いをしている現地の人たちなのに、帰るときに多くの人が見送りに来てくれた。人の暖かさを感じた」と話していました。 -
高校野球 箕輪進修・高遠敗退
第93回全国高校野球長野大会2日目の10日、箕輪進修高校と高遠高校は一回戦敗退となりました。
長野県営球場で行われた高遠高校対飯山北高校の試合は11対0、7回コールドで飯山北高校が勝ちました。
松本市野球場で行われた、箕輪進修高校対松本蟻ヶ崎高校の試合は10対0、5回コールドで松本蟻ヶ崎高校が勝ちました。
11日は、辰野高校対長野俊英高校、上伊那農業高校対屋代南高校、赤穂高校対軽井沢高校の試合が予定されています。 -
環境影響評価の現況調査見学会
新ごみ中間処理施設の建設に伴う環境影響評価の現況調査見学会が10日、伊那市富県の建設候補地で開かれました。
見学会は、環境影響評価について理解してもらおうと上伊那広域連合が開いたものです。
午前中に2回開かれ、地元住民など42人が気象の調査を見学しました。
風向や風速を24時間365日観測する地上気象調査や、GPS機能付きの気球をあげ、地上から上空1500メートルまでの気象を調べる上層気象調査について委託業者から説明を受けました。
この調査では、焼却施設が稼働した場合に、煙突から出る排ガスがどの方向にどれだけ拡散するのかを予測するためのデータを集めているということです。
上伊那広域連合では、10月にも見学会を開き、11月頃に現況調査の報告会を開く予定です。