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諏訪圏工業メッセ2007に250社
上伊那からも20事業所が出展・技術アピールで取引拡大ねらう諏訪圏工業メッセ2007が18縲・0日、諏訪市の旧東洋バルブ諏訪工場跡地をメーン会場に開かれている。諏訪圏を中心に250の企業・団体が出展。上伊那からも約20社が参加し、新規受注などをねらって自慢の技術をアピールしている。諏訪圏の行政、経済団体などでつくる実行委員会が主催。上伊那からの出展は「精密・切削」「プレス」「治工具・金型・専用機械」「電気・電子」「表面処理・メッキ熱処理」「光学」「完成品」の7部門に各1社、、グループ部門に8企業・団体。出展常連もあれば、初参加もあり、それぞれ工夫を凝らしたブースで関心を集めている。
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プレス部門出展の共和(箕輪町)は、自社開発のトランスファーロボット加工による、金属プレス製品のコスト削減を提案。三次元NCロボットの効果を訴える。
小松浩総リーダーは「金型、プレスとロボット装置を同時に扱っている企業は国内でもまれ」として、30年以上前からロボット開発に取り組んできた実績をアピールする。
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完成品部門には、防犯用電子機器の設計、開発製造のアジャイルシステム(南箕輪村)が出展する。今メッセでのテーマは「住宅セキュリティ」。
建物の温熱および構造状態の監視機器・耐震機器などを展示し「耐震工法」と「制震工法」を合わせた強化システムを提案する。中島光彦社長は「地震から身を守り、住宅寿命も延ばすことができる」としている。
同社は「園児を守る緊急救助システム」も展示。中島社長は「地域ぐるみで子どもを守る発想で、塩尻市の保育園などで取りいれられている」と自信を見せる。
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電気・電子部門では画像処理の専業メーカー・アルゴル(南箕輪村)が各種画像検査装置を展示して「元気」を示す。
今年6月に完成した新製品「組込型画像処理装置」は、画面が本体に組み込まれ、タッチパネル操作に。担当者は「場所をとらないので狭いところにも設置できる」と訴える。
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グループ部門に宮田村商工会の一員として出展した宮田アルマイト工業は、RoHS(特定有害物質の使用制限についてのEU指令)に対応したノンクロム表面処理の量産システムを確立。そのためのラインを3倍に増設した。ノンクロム処理の量産対応は全国的にも注目を集めている。
清水光吉社長は「各メーカーがそれぞれ異なったノンクロム薬品を指定してくるが、それに対応できる。薬品を増やすには相当の投資が必要だが、うちはそれを見越して先行投資してきた」と説明している。
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諏訪工業メッセ2007は、午前9時30分縲恁゚後4時30分(最終日は午後4時まで)。問い合わせは実行委員会事務局(TEL0266・54・2588)へ。 -
秋季上伊那地区高校野球大会 20日開幕
秋季上伊那地区高校野球大会(県高野連上伊那支部主催)は20日、伊那市の県営伊那球場で開幕する。高遠と箕輪工業は合同チームで臨み、上伊那から8校7チームが出場。11月3日までの5日間の日程で優勝を目指して戦う。
大会は総当りのリーグ戦で、順位は勝ち点(勝利2点、引き分け1点)の合計点で決める。会場は県営伊那球場と駒ヶ根アルプス球場の2会場。 -
上伊那郡市育樹祭
森林づくりの大切さをより深く理解してもらおうと県上伊那地方事務所、駒ケ根市、上伊那山林協会、上伊那森林組合は16日、第26回上伊那郡市育樹祭を駒ケ根市東伊那の東伊那財産区有林で開いた。林業関係者、緑の募金協力団体、上伊那の各市町村職員など約200人が参加し、ヒノキの枝打ちと不良木の伐採作業に汗を流した。地元の東伊那小学校の児童らでつくる東伊那小学校みどりの少年団の4、6年生児童約50人も参加し、のこぎりを手にして枝打ちに取り組んだ=写真。児童らは急な傾斜にバランスを崩しそうになりながらも、教わった通りにのこぎりを当て、横に伸びた枝を幹の付け根からきれいに切り取っていた。枝打ちしたヒノキは1994年に植樹祭で植えた木で高さ約5メートルほどに育っている。
地方事務所の宮坂正巳所長は開会式で「今日の育樹祭を契機に一人一人が森林の大切さを伝える応援団となり、森林整備の必要性を後世に引き継いでほしい」と呼び掛けた。 -
第39回伊那10マイルロードレース大会結果
◆第39回伊那10マイルロードレース大会(14日、伊那市営球場縲恃・フ笠原間折り返しコース)
【一般の部・10マイル】(1)滝沢勉(ジェルモ)53分45秒(2)唐木正敏(駒ヶ根市陸協)53分56秒(3)北原英一(トーハツ)54分17秒(4)守屋智春(上伊那陸協)54分26(5)加藤真彰(信州大学)54分52秒(6)田中秀一(トーハツ)55分22秒(7)飯塚光輔(上伊那陸協)56分05秒(8)中村一弘(辰野町陸協)56分30秒(9)相原丈洋(上伊那陸協)56分31秒(10)萩原英雄(ジェルモ)56分35秒(11)北原誠(箕輪町陸協)56分37秒(12)金井渓一郎(筑波大学)57分18秒(13)木村和也(トーハツ)58分23秒(14)浦野裕之(駒ヶ根市陸協)58分58秒(15)小林太一(駒ヶ根市陸協)62分44秒(16)藤森了(上伊那教員クラブ)63分39秒 茅原由昭(上伊那陸協)=棄権
【高校の部・10キロ】(1)村上剛(伊那北2)33分31秒(2)倉沢昇平(高遠2)33分48秒(3)山口宏和(上伊那農業2)34分22秒(4)小林正俊(上伊那農業1)34分29秒(5)北原弘司(伊那北1)34分33秒(6)高橋聡(伊那弥生2)34分57秒(7)柴巧磨(上伊那農業3)35分13秒(8)熊谷直(上伊那農業3)35分48秒(9)春日隆大(伊那北2)36分45秒(10)上島佑基(上伊那農業2)36分52秒(11)酒井誠(上伊那農業2)36分58秒(12)池田涼太(上伊那農業3)37分49秒(13)唐沢健一(伊那北1)38分07秒(14)宮下暢央(伊那弥生2)38分26秒(15)伊藤隼人(上伊那農業1)38分32秒(16)中村英雄(伊那北1)40分06秒(17)浅井順平(伊那北1)42分34秒
【女子の部・5キロ】(1)森田遥(赤穂中2)18分42秒(2)蟹沢未来(赤穂中2)18分48秒(3)池上萌(赤穂中2)20分56秒(4)山岸沙織(伊那西高2)23分00秒
【中学男子の部・5キロ】(1)高橋篤実(南箕輪2)20分21秒(2)有賀慎吾(南箕輪2)20分33秒(3)清水智成(南箕輪2)21分42秒(4)美濃部宏亮(南箕輪2)22分45秒(5)宮沢大雅(南箕輪2)22分49秒 -
第39回伊那10マイルロードレース大会
第39回伊那10マイルロードレース大会が14日、伊那市営球場縲恃・フ笠原折り返しの日本陸上競技連盟公認コースであった。全4種目に43人が出場し、それぞれが自己記録を目指し力走した。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社主催。KOA協賛。
一般の部(10マイル=約16キロ)17人、高校の部(10キロ)17人、女子の部(5キロ)4人、中学男子の部(5キロ)5人がエントリー。号砲とともに選手らは勢いよく一斉スタートし、さわやかな秋空の下で健脚を競った。
結果は次の通り。
▼一般の部=(1)滝沢勉(ジェルモ)53分45秒(2)唐木正敏(駒ヶ根市陸協)53分56秒(3)北原英一(トーハツ)54分17秒▼高校の部=(1)村上剛(伊那北2)33分31秒(2)倉沢昇平(高遠2)33分48秒(3)山口宏和(上伊那農業2)34分22秒▼女子の部=(1)森田遥(赤穂中2)18分42秒(2)蟹沢未来(赤穂中2)18分48秒(3)池上萌(赤穂中2)20分56秒▼中学男子の部=(1)高橋篤実(南箕輪中2)20分21秒(2)有賀慎吾(南箕輪中2)20分33秒(3)清水智成(南箕輪中2)21分42秒
伊那市営球場から一斉スタートする選手ら -
第58回南信医学会
第58回南信医学会(神山公秀会長)が13日、伊那市狐島のJA上伊那本所であった。会員発表のほか、県衛生部の渡辺庸子部長(=写真)による特別講演があり、南信地区医療の諸問題を中心として長野県医療の現状と将来について考えた。
同学会は南信地区にある5つの医師会で構成し、毎年各地区の持ち回りで開催している。上伊那医師会が担当となった今年は、医師不足が深刻となっている地域医療問題について理解を深めるため、県衛生部の渡辺部長による特別講演を企画。約60人が集まった。
渡辺部長は、現在の医師不足は急に浮上した問題ではなく、前々から内在していたことを説明。従来は町部の中核病院には一定の医師が確保されていたため、大きな問題にはなってこなかったが、現在はこうした病院でも医師確保が難しくなってきており、地域医療が崩壊しつつあることを示した。
また、深刻な問題となっている産科医の不足については、上伊那では診療所で分娩を扱っている病院が一つもないことから、「(病院と病院が連携する)「病病連携」を考えていかなかればならない状態」と指摘。また、院内助産院や助産師外来については「基本的に産科医がいなければ設置できず、産科医が一人しかいない状況で設置するのも難しい」と語り、医師と助産師の思いが合致したところから取り組みを促進していく考えであることを示した。 -
「伊那シニア」が全日本シニアソフトボール大会へ出場
第21回全日本シニアソフトボール大会(12縲・4日、三重県、日本ソフトボール協会主催)に出場する、県代表チーム「伊那シニア」(22人)の小牧文敏監督(69)=伊那市山寺=と西岡洋児副将(62)=箕輪町木下=が10日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に大会への意気込みを語った。
「伊那シニア」は、伊那市を中心とした60歳以上のシニア選手でつくるチーム。5月中旬にあった、県内22チーム参加の県大会で、全4試合を6点差以上の大差で勝ち抜き、2年連続3回目の全国大会出場を決めた。
本大会は、青森、鹿児島2県を除く各都道府県代表48チーム(開催県は3チーム出場)のトーナメントで、初戦は「松江シニアクラブ」(島根県)と対戦。小牧監督は「昨年と比べて、うちは投攻守のバランスがよい」。西岡副将は「目標は前回のベスト8の上を目指してる」と自信を口にした。
また、「伊那シニア」は5月下旬にあった第20回全国健康福祉祭(ねんりんピック)県大会で優勝していて、11月10縲・3日、茨城県で開かれる本大会にも出場を決めている。
意気込みを語る「伊那シニア」の小牧監督(右)と西岡監督代行・副将 -
第39回伊那10マイルロードレース大会 14日
第39回伊那10マイルロードレース大会が14日、伊那市営球場発着、美篶笠原折り返しの日本陸上競技連盟公認コースである。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社主催。KOA協賛。
10マイル(約16キロ)の一般、10キロの高校、5キロの女子(中学生以上の女子)と中学男子)の部の計4種目で熱戦を展開。大会は第56回県縦断駅伝競走大会(11月17、18日・長野縲恃ム田)の上伊那選手最終選考会を兼ねている。
開会式は午前9時、スタートは同10時から。 -
「秋のナツメロ演歌祭り」 カラオケもりあがり
伊那市のカラオケ教室「歌謡アカデミー」などでつくる実行委員会は7日、伊那市駅前ビルいなっせで、カラオケ大会「秋のナツメロ演歌祭り」を開いた。上伊那を中心とした生徒ら約40人が出演。会場には約250人が押し詰め、歌声を楽しんだ。
同カラオケ教室は、日ごろの練習の成果を発揮する場をつくろう竏窒ニ05年から「いな歌謡祭」と題して発表会を開いている。今回はそれとは別枠で、懐かしい昭和の歌謡曲を聞いてもらおうと新企画を立ち上げた。
プログラムは3部構成で「旅の夜風」「東京のバスガール」など40曲以上。出演者たちは豪華な衣装でステージに登場すると、会場に自慢の歌声を響かせていた。
実行委員会では、08年3月30日、同会場で第4回歌謡祭の開催を予定している。
「ミネソタの卵売り」を熱唱する出演者 -
池間哲郎講演会 「今を懸命に生きる」ことを学ぶ
当時中学2年生の息子を急性骨髄性白血病で亡くした伊那市西春近の樋口秀子さん(49)らは7日、西春近の伊那食品工業「くぬぎの杜(もり)」で、地元の若者たちに「今を懸命に生きることの大切さ」を考えてもらうための講演会を開いた。NPO法人「アジアチャイルドサポート」代表理事の池間哲郎さん(53)=写真、沖縄県=が講師として訪れ、「日本が豊かであることに感謝し、幸せであることを感じながら生きて」と訴えかけた。
池間さんは、ミャンマーやモンゴル、タイなどのアジア5カ国の貧困地域の現状を撮影した映像などをスライドで説明。貧困ゆえに学びたくても学べない人たちのために学校を建設したり、マンホールの中で暮らす子どもたち一人ひとりに衣服を与えたりしている活動をエピソードを交えて紹介した。
地雷により両手を失っても畑仕事でわが子を養っているカンボジアの男性や、裸足でごみ山の中から拾ってきたアルミ缶などを換金して暮らすフィリピンの子どもたちなどの姿を「彼らは貧しいだけであり、心の豊かさは失ってない」と表現。「私たちの活動の柱は支援活動ではなく、日本の子どもたちの健全育成。一生懸命に生きることの大切さを知って。真剣に生きるからこそ、人の傷みが胸に伝わってくるのだから」と呼びかけた。
講演日は、4年前に病気で亡くなった樋口さんの4人姉弟の末っ子、寛君=当時14歳=の命日で、中学校の同学年生約40人が、当時自分たちで作詞した歌「生きる」を合唱し、故人をしのんだ。樋口さんは「人生の壁にぶち当たった時に、生きたくても生きれなかった寛の思いと、この講演のことを思い出してくれれば」と話した。 -
秋季上伊那郡市中学校バレーボール大会
第64回秋季上伊那郡市中学校バレーボール大会(上伊那バレーボール協会主催)は7日、箕輪町社会体育館、南箕輪中学校体育館などであった。保護者も声援を送る中で試合が進み、辰野中学校がアベック優勝した。
中体連の前哨戦となる2年生を中心とした新人チームによる大会。男子9チーム、女子11チームが出場した。組み合わせは今年度の夏季大会の上位4校をシードし、あとはフリー抽選で決めた。
大会結果は男子は1位辰野中、2位中川中、3位箕輪中・南箕輪中。女子は1位辰野中、2位箕輪中、3位高遠中・中川中。女子の辰野中は連覇だった。 -
伊那中央病院祭 「みんなでつくる地域医療」
伊那中央病院の病院祭が6日、同病院正面玄関ホールなどであった。わたあめ、風船などを無料で振る舞ったり、メタボリックシンドローム予防のための食事療法、運動療法相談のコーナーを設けたりと、多彩な催しで訪れた多くの地域住民をにぎわせた。
祭りの開催は3年目で、「みんなでつくる地域医療。病院祭に行って元気になろう」をテーマに、地域全体が楽しめるイベントを目指した。恒例の上伊那農業高校生によるブドウやナシ、シクラメンなどの販売は開始2時間で完売し、人気のバザーは昨年よりも多い品数となった。
呼吸器外科主任医長の高砂敬一郎さんによる、肺がんの診断と治療についての公開講座や、声優のキートン山田さんの「楽しく年をとる!縲怎Lートン山田流健康法縲怐vと題した講演会もあった。
恒例のバザーには多くの人が集まり人気 -
はつらつシニア交通安全セミナー
高校生と高齢者の事故防止を目指す、県と県警察などでつくる交通安全Kプロジェクト実行委員会は5日、伊那市美篶の伊那自動車教習所で高齢者体験型交通安全教室「はつらつシニア交通安全セミナー」を開いた。同市を中心に駒ヶ根市や上松町、大桑村の50縲・0代の男女30人が集まり、講習を通じて事故防止の意識を高めた。
同実行委員会は、これからドライバーとなる高校生と、交通死亡事故犠牲者の大半を占める高齢者を対象とした交通安全教室などを03年から開いている。同セミナーは、秋の全国交通安全運動に併せた活動で、毎年県内2、3個所で実施。伊那市での開催は初めて。 講習内容は、「横断トレーナーによる歩行実験」「シートベルトの重要性」など4つのカリキュラムで、受講生が4班に分かれ、それぞれ体験。「車両特性」の体験では、軽4貨物自動車(右ハンドル)の運転席に受講生らが座り、同車両の死角となる範囲がどれだけあるかを学んだ。
教習所職員によると、軽4貨物自動車の場合、死角となるのは車体から前方2メートル、後方4メートル、右側90センチ、左側3メートル。普通乗用車だとその範囲はそれぞれ約2倍となり、後方は8メートルまでが死角となる。参加者は「(車を後進した時)孫をひかないよう気をつけないと」と安全運転を再確認した様子だった。
車両特性で死角について学ぶ受講生ら -
上伊那教育課程研究協議会
上伊那の市町村教育委員会などは3日、上伊那の小中学校など20個所を会場に教育課程研究協議会を開いた。小中学校、伊那養護学校の52校から約1300人の教職員が参加し、それぞれの会場で繰り広げる児童、生徒たちの授業を参観し、教育課程の改善、充実に対する課題について話し合った。
現場における教育の実践と研究の成果を持ちより、直面する諸課題の解決を図る目的で開く恒例の研究会。同協議会を「研究会I」とし、6日には、伊那中学校を会場に「研究会II」の上伊那教育研究会を開き、教材研究や実技体験などを通じて教職員の教養や力量を高める。
国語、算数・数学、社会、音楽、図工・美術などの教科ごとの会場を設置し、それぞれに小中学校、養護学校の教職員が分かれた。午前中は各会場で子どもたちの授業を参観し、午後は今後の教育課程の組み方などについてそれぞれ意見を交わした。
美篶小学校4年生の算数の授業を参観する上伊那の教職員ら(美篶小体育館) -
北信越高校新人陸上競技県大会
◆北信越高校新人陸上競技県大会(9月28竏・0日・長野市営陸上競技場)=決勝記録、1位と上伊那関係分
【男子】
▼100メートル(1)高木佑希(松本県ヶ丘2)11秒11(3)三村瑞樹(伊那北1)11秒30▼200メートル(1)伊藤圭司(下諏訪向陽2)22秒81(2)三村瑞樹(伊那北1)22秒94(4)松沢ジアン成治(高遠1)23秒22▼400メートル(1)永島侃(木曽青峰2)49秒31(3)唐沢和也(伊那弥生2)50秒89(4)平沢快嗣(伊那弥生2)51秒17(6)大石洋佑(伊那北2)52秒60▼800メートル(1)伊藤秀充(大町2)1分54秒62(7)小林祐作(伊那弥生2)2分02秒93▼1500メートル(1)太田正史(松商学園2)4分01秒16(6)村上剛(伊那北2)4分09秒21▼5千メートル(1)太田正史(松商学園2)14分55秒00(5)村上剛(伊那北2)15分07秒09▼110メートル障害(1)早川恭平(長野吉田1)15秒07(4)赤羽巧(伊那北1)16秒44▼400メートル障害(1)下里直弥(松商学園1)57秒22(5)森嵩貴(駒ヶ根工業2)58秒77▼3千メートル障害(1)太田正史(松商学園2)9分28秒22(7)北原弘司(伊那北1)9分46秒50▼5千メートル競歩(1)岡沢玄(屋代2)24分02秒28(4)浅井順平(伊那北1)26分37秒32▼1600メートルリレー(1)木曽青峰(郡上暢介、中田健太、池井大介、永島侃)3分28秒94(4)伊那弥生(平沢快嗣、野坂大樹、安藤太郎、唐沢和也)3分30秒92▼走高跳び(1)林知彦(大町2)1メートル85(3)稲村立吉(高遠2)1メートル75(7)宮崎友宏(赤穂1)1メートル70▼棒高跳び(1)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル50=大会新(4)正木豊(高遠1)3メートル40(5)矢野祐貴(高遠1)3メートル40(7)倉田健斗(伊那北1)3メートル00▼砲丸投げ(1)清水裕貴(長野高専2)11メートル70(6)堀井裕介(伊那北2)10メートル23▼対校得点(1)長野吉田65点(4)伊那北40点(10)高遠28点
【女子】
▼800メートル(1)峰村いずみ(長野吉田2)2分15秒70(6)池田杏奈(伊那弥生1)2分23秒48▼100メートル障害(1)中田倭菜(長野吉田1)15秒52(4)小沢あゆみ(伊那西2)16秒57(5)小沢智代(伊那弥生2)16秒60(6)大場沙奈(伊那弥生1)16秒94▼400メートル障害(1)橋井千紘(丸子修学館2)63秒15=大会新(4)下島千歩(伊那北1)68秒95▼1600メートルリレー(1)長野吉田(中村円香、中田倭菜、山下友香、峰村いずみ)4分06秒73(6)伊那弥生(大久保涼花、青木美智子、池田杏奈、中村茜)4分20秒35▼走幅跳び(1)中村真梨子(松代2)5メートル54(3)下平侑美(伊那西2)5メートル08▼7種競技(1)宮沢和香子(小諸2)3305点(2)小沢智代(伊那弥生2)3258点 -
金山さんがマスターズ水泳で活躍
伊那市西春近の温泉利用型健康増進施設「テルメリゾートINA」の支配人、金山天一さん(41)=駒ヶ根市=が9月22縲・4日、愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナであった、「第16回レインボーカップマスターズスイミングinNAGOYA」の男子40縲・4歳の部100メートル自由形で優勝した。
同大会は日本マスターズ水泳協会公認大会で、全国から約570チーム、3400人が参加し、全34種目で競技するマスターズの大規模な大会。同部門の100メートル自由形は50人のタイムレースで競い、金山さんは59秒10の記録で初優勝した。
朝から体調がよく、無心でレースに臨めた竏窒ニいう金山さん。絶好のスタートを切ると、前半のペースを維持しながら得意の後半で粘りの泳ぎを見せた。「飛び出しもよく、後半もいい感じだった。完璧なレースができた」
金山さんは、100メートル自由形を制したほか、同じく同部門の200メートル自由形で大会新記録の2分14秒28で2位、50メートルバタフライで3位。成人スイマーチーム「ISCオルカーズ」で参加の200メートルリレーでも3位を手にしていて、個人種目3種目、リレー種目1種目でいずれも入賞を果した。
金山さんは「最近まれにみる根性を出したレースだった。これを弾みに次の大会でも頑張りたい。自分の泳ぎが、水泳を通じて健康づくりを考えている人たちの励みになってくれればうれしい」と話している。
男子40縲・4歳の部200メートル自由形の大会新記録樹立書と入賞メダルを手にした金山さん -
南信宅老所の集い
長野県宅老所・グループホーム連絡会は29、30日、第4回南信宅老所の集いを箕輪町のながた荘で開いた。50人が参加し、介護情報の公表とマニュアル作りについて研修した。
特別養護老人ホームともしび施設長の村岡裕さん、NPO法人アルウィズ理事長の川口みきさんを講師に迎え、送迎や入浴、排泄、食事など業務の振り返りができる「使えるマニュアル作り」を学んだ。
講師の村岡さんは、マニュアルと標準化について、「まず自分たちのあるべき姿を考える。組織の理念、それに基づくあるべき標準は何かを明確にして、マニュアル(手順書)を作ることが極めて大事」とし、「社会はNPO、小規模事業所に期待している。これからはPDCAが強みになる。計画をたて実施したことができているのか、チェックのときに必要なのが手順書。客観的証拠になる。サービスのプロセスを明確にするため手順書を作らないといけない」と説明した。
参加者は、送迎の送りの部分についての手順書作りを実際に演習した。 -
関東管区連名表彰など受賞者を伝達表彰
交通安全活動推進のため尽力した人や団体を称える、関東管区連名表彰(同管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長)と、交通栄誉章「緑十字銅章」の伝達表彰式が27日、伊那署であった。
同署管内の受賞者は、関東管区連名表彰が1団体と2人、「緑十字銅章」が11人(交通功労者5人、優良運転者6人)。小嶋惣逸署長が同連名表彰者に、原義一伊那交通安全協会会長が緑十字銅章受章者に対し、伝達表彰した=写真。
小嶋署長は「それぞれの表彰は交通安全ボランティアに携わるみなさんにとって最高の栄誉。これまでの努力が今日、実を結んだと思う」とあいさつ。関東管区連名表彰を受賞した堀内四郎さんが代表して「これからも事故が減るよう努力していきたい」と意気込みを語った。
各表彰を受けたのは次に皆さん。
【関東管区連名表彰】=境区高齢者クラブ(伊那市)堀内四郎(伊那市)西村直音(伊那市長谷)
【緑十字銅章】
▽交通功労者=川合正紀(伊那市)伊藤國男(伊那市)黒沢靖(箕輪町)横道宗弘(南箕輪村)中原丈雄(箕輪町)
▽優良運転者=池上正(伊那市)矢島要治(伊那市)北原利夫(伊那市)沢島和彦(箕輪町)堀正弘(南箕輪村)北原ゆう子(伊那市長谷)
小嶋惣逸署長から伝達表彰を受ける受賞者たち -
県文で演劇舞台演技セミナー
演技や舞台技術の向上に役立ててもらおう竏窒ニ30日、「演劇舞台演技セミナー」が伊那市の県伊那文化会館であった。県高校演劇連盟に所属する上伊那6校の高校生約40人が参加。フリーランス演出家で「劇団第七病棟」の創立者の一人である飯島岱さん(箕輪町)を講師に迎え、発声の仕方や演出技法などについて学んだ。
同セミナーは高校生や一般などを対象として毎年開催しているもので、長野県高校演劇合同発表会出場校を対象とした実践練習も行っている。
午前中の一般技術セミナーでは、「ういろう売り」のせりふで発声や滑舌などを練習。また、午後は今年の県高校演劇合同発表会に出場する伊那西高校の演劇部が、実際に舞台を披露しながら演技の仕方や演出技法などについての指導を受け、本番に向けてのレベルアップを図っていた。 -
上伊那郡市剣道選手権大会
県剣道連盟上伊那支部は30日、伊那勤労者福祉センター体育館で第53回上伊那郡市剣道選手権大会を開いた。郡内のスポーツ少年団、剣道教室、クラブなどから昨年並みの88チーム、約390人が出場し、熱戦を繰り広げた=写真。
大会は団体戦。試合時間は小学生の部が2分、中学生以上の部が3分の3本勝負。
選手たちは気合いを入れ、相手の動きを見ながら打ち込んでいた。
大会は日ごろの練習成果を披露する場として、年1回、郡内4市町の持ち回りで開いている。
結果は次の通り。
◇小学生▽低学年女子(1)長谷少年剣道クラブ(2)伊那剣心館▽低学年男子(1)駒ケ根市スポーツ少年団A(2)南箕輪わくわくクラブA(3)伊那北スポーツ少年団、西春近スポーツ少年団剣道部▽高学年女子(1)伊那北スポーツ少年団(2)西春近スポーツ少年団剣道部A(3)駒ケ根市スポーツ少年団虹、同華▽高学年男子(1)南箕輪わくわくクラブA(2)伊那剣心館A(3)駒ケ根市スポーツ少年団、伊那北スポーツ少年団A
◇中学生▽女子(1)春富中学校A(2)赤穂中A(3)伊那中、伊那剣心館A▽男子(1)伊那剣心館A(2)伊那少年剣道クラブA(3)赤穂中A、伊那少年剣道クラブB
◇一般▽女子(1)高遠修武館(2)南箕輪わくわくクラブ(3)伊那剣心館、伊那北高校▽男子(1)伊那剣心館A(2)高遠修武館A(3)伊那体協剣道部A、駒ケ根体協A -
伊那学校が発明展
伊那発明学校(千田邦郎会長、33人)の例会300回を記念した「ひらめき・きらめき・おどろき・発明展」が30日、伊那市生涯学習センターであった。発明品の展示や考案者による紹介パフォーマンスなどがあり、子どもを含め、多くの来場者でにぎわった。
会場には、豆腐を同じ大きさに切る「豆腐サイの目カッター」、草取りが移動しながらでも座ってできるように、ふろいすとずぼんをマジックテープでくっつけた「どこでもイーッス」、ヘルメットスタンド、地震対策の家具転倒防止具「てんとうむし」など実用的なもの、ユニークなものなど約80点が並んだ。1割程度が商品化されている。
アイデアが詰まった発明品に、来場者は興味津々。発明品を手に取り、考案者から利用方法や発明のきっかけなどを直接聞いた。
千田会長(63)は「何か困ったときに発明の種が生まれる。新しい形が出来上がっていく楽しさがある。ふだんから問題意識を持つことで、会社の改善にも結びつく」と話した。
来場者全員に、会員の発明品グッズ(ペン置き、ヒノキ酒の素)をプレゼント。
展示には松本支部、諏訪支部も協力した。
発明学校は84年に発足。自営業、会社員、主婦など発明に関心のある人が集まり、伊那市内で月1回の例会を開き、発明相談やアイデア発表、雑談などで情報交換している。10月1日に例会300回を数えた。 -
茶道裏千家淡交会長野県支部南信分会が秋季茶会を開催
茶道裏千家淡交会長野県支部南信分会(羽生宗月代表)は30日、秋季茶会を箕輪町の松島コミュニティーセンターで開いた。会員や他分会の関係者など約300人が出席し、一碗を楽しんだ。
同支部では県内5分会ごとに年3回の茶会を催し、茶の湯の文化を地域の人たちに知ってもらうとともに会員らの成果を発表している。
この日は、立礼席、点心席、本席などを設け、出席者をもてなし。イスにかけて行う立礼席では、出席者もリラックスした様子で一服のお茶を楽しんでいた=写真。
羽生代表は「地域の人にお茶の心を感じてもらい、その良さを知ってもらえれば」と話していた。 -
第18回NTT東日本カップドッジボール長野県大会中南信地区大会南小アタッカーズ(南箕輪村)が優勝、キングファイターズ(飯島町)が準優勝
第18回NTT東日本カップドッジボール長野県大会中南信地区大会が29日、伊那市の勤労者福祉体育館などであった。中南信地区の小学4縲・年生でつくる45チームが集まり、男女別トーナメントで対戦。上伊那では女子の南小アタッカーズ(南箕輪村)が優勝、男子のキングファイターズ(飯島町)が準優勝したほか、ベスト8に勝ち残った女子のチームKT(辰野町)と男子の南小ハトポッポ(南箕輪村)が11月の県大会に進出した。
NTT東日本長野支店が主催する同大会は1990年の日本の電話事業100年記念として始まったもので、それ以降、毎年1回ずつ開催している。
中南信地区と東北信地区の2会場で地方大会を開催。男女別トーナメントを展開し、それぞれに勝ち上がった上位8チームが県大会へと進む。
選手らは声をかけ合いながらボールを回し、相手チームの隙(すき)をついてボールを投げ込んでいた。 -
いけばな池坊展
華道家元池坊伊那支部(有賀サエ子支部長)の創立60周年を記念した「いけばな展竏忠ヤ・心みつめて」が28日、伊那商工会館イベントホールで始まった。10月1日まで。
会場にはコスモス、リンドウ、ワレモコウなど季節の花を使い、伝統的な生け方に加え、現代の建築様式に合わせた生け花約400点が並ぶ。正面には、節目を祝い、松を中心に、赤・白色のウメモドキ、ヒバなどを生け込んだ教授者11人の合作(幅5メートル、高さ3メートル)が飾る。
また、教授者が指導する高校生の作品も。
作品は前期と後期に分け、29日終了後に入れ替える。
有賀支部長(70)=箕輪町=は「家庭や地域の支えがあって、60年の節目を迎えることができた。心をいやす一輪の花の美しさを見ていただきたい」と話す。
伊那支部は1948(昭和23)年に発会。引立教授者64人を含めた会員は約1560人。1年おきに支部花展を開くほか、地元の公立病院などで生け花を飾っている。
開催時間は午前10時縲恁゚後5時(30日は6時)。入場料300円。 -
南信ハウスカーネーション切花品評会
上伊那をはじめ中南信80戸の栽培農家でつくる南信ハウスカーネーション組合は28日、第37回切花展示品評会を宮田村の農業者トレーニングセンターで開いた。組合員から370点にも及ぶ出品があり、上伊那関係では田中理一さん(伊那市)の「ベルージュ」が県知事賞に輝くなど、7人が入賞した。
県の花き研究員や出荷先の東京、愛知の市場関係者ら14人が審査。最優秀の関東農政局長賞には松本地区の大木朋秀さんの「シルクロード」を選んだ。
今年は猛暑と残暑の影響が栽培にも影響を与えたが、多彩な品種が出品され、組合員の熱意がこもった品評会に。一般来場者の目も楽しませた。
堺沢豊組合長は「色彩も豊か。このような機会に情報を交換し、さらに技術を高めていきたい」と話した。
上伊那関係の入賞者は次の皆さん。
▽県知事賞=田中理一(伊那市)▽日本花き卸売市場協会長賞=堺沢豊(駒ケ根市)▽日本花き生産協会長賞=堀友和(南箕輪村)▽宮田村長賞=加藤隆志(同)▽関西生花市場協同組合長賞=那須野明(飯島町)▽神奈川県生花市場協同組合長賞=田中静男(宮田村)▽種苗会社協力会賞=田中徳長(同)▽園芸作物生産振興協議会長賞=田中静男 -
伊那署など 不法滞在外国人18人を摘発
伊那署と駒ヶ根署、県警察本部警備部は、東京入国管理局と合同で28日早朝、出入国管理及び難民認定法違反の疑いで、伊那市、駒ヶ根市、飯島町、宮田村内のアパートなどに住む食品製造会社、飲食店などで働いていた不法滞在外国人18人を摘発し、同管理局が収容した。
調べによると、摘発人員は中国人9人(男2人、女7人)、フィリピン人7人(男1人、女6人)、タイ人1人(男)、韓国人1人(女)で、不法残留15人、不法在留2人、資格外活動1人の計18人。年齢は22縲・7歳で、不法滞在期間は5カ月縲・9年3カ月だった。
住民から「不法滞在の外国人が伊那市や駒ヶ根市などのアパートなどに居住して工場などで働いている」との通報を受け、東京入国管理局と合同で摘発した。 -
地域農業からさまざまな農業問題を研究、政策提言する「これからの方向と政策を考える農業問題研究会」が10月下旬に発足
さまざまな課題を抱える農業について現場サイドから研究し、政策提案をしていく「これからの方向と政策を考える農業問題研究会」が10月下旬、発足する。メンバーは地元農業者をはじめ、信州大学農学部長、JA上伊那理事、松本大学教授、元農林中金役員、企業関係者など10人。上伊那地域の実情を踏まえながら、さまざまな立場の人が自由に議論し合い、具体的かつ実効性のある問題解決策を模索していく。
国の新しい農業施策に伴ない、集落営農組織などを担い手とした農業への取り組みが始まるなど、日本農業は新たな局面を迎えているが、農業者の高齢化、遊休農地の荒廃など、山積するさまざまな課題の抜本的な打開策とはなっていない。こうした状況から日本農業と農村の将来に危機感を覚えたメンバーが集まり、昨年から研究会の発足を検討をしてきた。
発起人の一人、三浦覚さんは「農業については、さまざまな立場の関係者が集まって自由に議論し合う場がこれまでなかったように思う。しかし、これからは自分たちが自主的に広い知識を持って取り組んでいかなければばらない。遊休農地におけるバイオエネルギー原料の生産などができないかなどを模索したい」と話す。また、都市と農村、一般市民と農業者との間に生じている農業に対する認識差解消ための方策についても研究を深める。
初顔合わせとなる設立総会では、JA上伊那の関係者から上伊那農業の現状について説明を受け、問題点の把握、研究へとつなげていく。 -
花ろまん25ソバ
純白のソバの花は、残照を浴びて淡いピンクに染まり、月光の下では雪のように白さが冴えわたる。日本の初秋の原風景にはいつもソバの花があった。上伊那も黄金色の稲穂の波の中に、白いソバ畑がパッチワークのように点在する。箕輪町や中川村の赤そばの里は見渡す限り赤いじゅうたんを敷き詰めたようだ。今回のテーマは見て楽しみ、食べては舌を喜ばせる「ソバ」。赤そば祭りや赤そばの名所、県内唯一のソバ種子を生産する本郷営農組合、珍しいソバの新品種などを紹介する。(大口国江)
##(中見だし)
種子用として「信濃1号」を栽培。そば道場は11月11日
ソバ種子の県内唯一の生産地、飯島町本郷では転作田のソバの花が咲き、黄金色の稲田と、白い花咲くソバ田がのどかな秋景色を作っている。
本郷地区営農組合がブロックごと米とソバを交互に作付け。ソバは地区内の35ヘクタールに種子用として「信濃1号」を、7月末には種、開花は9月上旬縲怏コ旬、刈取りは10月中、下旬。11月11日には本郷公民館で、そば道場とフォトコンテストを予定。現在、本郷区内で撮影したソバの花やソバ栽培にかかわる作業の写真を募集している。詳細は町役場へ。
##(中見だし)
中川村田島の赤ソバは見ごろ、まつりは10月8日まで
中川村田島の転作田約2・5ヘクタールに作付けされた赤ソバ(高嶺ルビー)が満開になった。ソバ畑の傍らを飯田線の電車がガタン、ゴトンと走り、どこか懐かしく、のどかな景色を作っている。
隣接の西原ぶどう園との相乗効果で、連日、近隣や関西、中京方面からの観光バスで訪れたツア客でにぎわっている。
まつりは10月8日まで、期間中はテント市を開催、中川村の農産物や農産加工品のほか、赤そば乾麺や赤そばクッキー、赤そば茶、赤そば豆腐、そばまんじゅうなど多彩な赤そば商品を販売している。
また、今年から村内7店舗で赤そばを使った手打ちそばを提供している。
期間中の30日午後1時30分から、陣馬太鼓演奏を予定する。
##(見だし)
箕輪町の「赤そばの里」は咲き始め、見ごろは週末ころから。花まつりは29、30日
赤松やヒノキの混生林を通りぬけ、坂道をゆっくりと登ると、突然、視界が開け、1面のソバの赤い花畑になる。箕輪町上古田の金原地区の「赤そばの里」は4・2ヘクタール、赤ソバ(高嶺ルビー)のほ場としては最大規模である。20日に「里開き」をし、現在、咲き始め。里の入口には地元産の果物や野菜を販売する出店もあり、10月8日まで開く。
29、30日には「赤そば花まつり」を上古田公民館と「赤そばの里」である。手打ちそばの販売、そば打ち体験などがある。
また、同町大出のそば処「留美庵」では毎日限定で赤そばが味わえる。
「里」の近くには青色アサガオの名所もあり、ここでは白ソバとアサガオが青と白の涼しやかなコントラストを作っている。
大)
小 花の色づきはこれから(9月20日の里開き)村上さんから
##(中見だし)
魅力いっぱいソバの新品種、信大の氏原暉男元教授とタカノ(宮田村)が共同開発
◆高嶺ルビー ヒマラヤの赤ソバをもとに約10年がかりで品種改良した。真紅の花を楽しむだけでなく、そばの味も良いが、収量は白ソバの約3分の1と少ない。
小 高嶺ルビーのアップ
◆グレートルビー 実が熟すと真っ赤になるのが特徴、白い花とのコントラストが美しい。4倍体の信州大ソバをもとに改良したため、実は普通のソバの1・5倍ほど大きく、したがって収量も多い。
小 実が赤く熟すグレートルビー
◆サンルチン 牡丹そばから選抜。ルチンが普通のソバの3倍以上入った健康ソバ。現在、宮田村で15ヘクタール栽培され、石臼でひいたそば粉は全国の高級そば店に出荷されている。ルチンは血圧降下作用があることは知られているが、そばにはこのほか、良質なタンパク質も含む。 -
第4回上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会
新ごみ中間処理施設の燃やせるごみ以外の処理対象物の検討、次回へ上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の処理対象物や施設規模などを検討するごみ処理基本計画推進委員会の第4回会合が26日、伊那市であった。同委員会の検討課題である燃やせるごみ以外の4つの処理対象物が広域連合から示されたが、これらが検討対象となった具体的経過を把握するため、次回、広域連合からの説明を受けてから、処理対象物の検討に入ることとした。
広域連合が各市町村との協議の中で検討してきた燃やせるごみ以外の処理対象物は▽燃やせないごみ、粗大ごみ、資源ごみの処理後残さ▽圏域内にある3つの公立病院から出る医療系廃棄物(感染性を除く)▽箕輪町八乙女の最終処分場の掘り起こし残さ▽公共下水道汚泥竏秩B掘り起こし残さと下水道汚泥の処理については広域連合議会9月定例会で示された「最終処分場の再生活用と公共下水道汚泥の協同処理にかかる基本方針」で、溶融処理する方針が示されているため、委員からは「溶融炉ありきで検討していくのか」といった意見も出たが、事務局は処理対象物の検討を行った上でそれを処理できる炉を選定する方針を示した。
ごみの減量化、資源化の検討では「市民が減量化の必要性を認識するような働きかけが必要」とする声があった一方、「ごみが捨てられる状態にあるからごみが減らない」としてごみ袋の値上げ、供給数の制限などを提案する委員もいた。
また、委員会に先立ち圏域内にある4つの処理施設を視察。委員からは「市町村で分別のやり方が違うのは不思議。広域的にやっていこうとするなら分別方法も統一すべき」などといった意見が出た。 -
「伊那ドリーム」ソフトバレー全国大会へ
上伊那のソフトバレーボール愛好者でつくるチーム「伊那ドリーム」が、10月12竏・4日、広島県三次市である「第15回全国ソフトバレーボール・シルバーフェスティバル」(日本バレーボール協会など主催)に県代表として出場する。
同チームは、本年5月にあった全国都道府県ソフトバレーボールフェスティバル県予選のシルバーの部(50、60歳代の男女各1人ずつ計4人で構成)に参加。県内の6チームが集まった2ブロックによる予選リーグ、各ブロック上位チームによるトーナメントを勝ち抜き、県代表になった。
「伊那ドリーム」は前回大会、決勝戦で敗れ全国大会出場を逃しているため、今回はその雪辱を晴らそうとチーム一丸となって臨んだ。大会では、選手一人ひとりが得意とするサーブを武器に全4試合をすべてストレートで勝ち、優勝を手にした。
全国大会は都道府県代表ほか約50チームが出場する。丸山監督は「雰囲気に飲まれず、いつものサーブが出れば結果はついてくる」。今大会に向けて新加入した島津主将は「いろんなチームとの対戦を楽しみながら県代表として結果を残してきたい」とそれぞれ意気込みを語る。