-
全国高校野球選手権長野大会 組み合せ抽選
第89回全国高等学校野球選手権長野大会(7月14日開幕、県高野連など主催)の組み合せ抽選会が30日、県松本勤労者福祉センターであった。上伊那勢は、春の北信越県大会ベスト8の辰野をシードに各校注目の対戦カードが決まった。開会式の選手宣誓は箕輪工業の山川主将が務める。
辰野は蓼科と松本第一の勝者と17日、諏訪湖スタジアムで対戦。駒ヶ根工業は岩村田、伊那北は屋代、赤穂は須坂東、高遠は松本工業と15日、箕輪工業は小諸、伊那弥生は須坂園芸、上伊那農業は犀峡と16日、それぞれ各球場で初戦を戦う。
大会は松本市野球場を主会場に県営長野野球場、県営上田野球場、諏訪湖スタジアム。長野オリンピックスタジアム、県営飯田野球場の6会場で4回戦までを展開。19日の予備日、23日の移動日、26日の休養日をはさみ、順調に日程を消化すれば27日に準決勝、28日に決勝を向かえる予定だ。
上伊那関係校の初戦の日程は次の通り。
▽15日=駒ヶ根工業竏抽竭コ田(午後2時、長野)、伊那北竏忠ョ代(午後0時30分、飯田)、高遠竏衷シ本工業(午前11時30分、松本)、赤穂竏註{坂東(午後2時、松本)▽16日=箕輪工業竏衷ャ諸(午前9時、諏訪)、伊那弥生竏註{坂園芸(午前9時、長野)、上伊那農業竏注メ峡(午前10時、飯田)▽17日=辰野竏剃ネと松本第一の勝者(午後2時、諏訪) -
第4回春風会書展
春風書道会(福沢ミチエ代表)の第4回春風会書展が30日、伊那市の県伊那文化会館美術展示ホールで始まった。展示は1日まで。
2年に1回開く書展。伊那市をはじめ箕輪町から駒ヶ根市までの会員が2年間の学びの集大成として、1人2点から6点を出品した。仮名が主で漢字、漢字仮名交じり書もある。現代感覚の書が人気になっている中、書に合わせて絵を書き入れた作品、色の墨で書いた作品などもある。
生活の中で使える、うるおいを与えてくれる書を-と、展示会で毎回共通テーマを設けて会員皆で取り組む生活書は、今回は「うちわ」。形、色などざまざまなうちわに、「月」「蝉しぐれ」「風薫る」などの字、絵などを書いている。
福沢代表は、「皆さんに見て楽しんでいただきたい。書道をやらない人にも楽しさを感じてほしい」と話している。 -
第1回伊那市新ごみ中間施設建設用地選定委員会
上伊那広域連合の新ごみ処理施設の用地選定を行う第1回伊那市新ごみ中間施設建設用地選定委員会が29日、伊那市役所であった。市議会や市民団体、学識経験者などから選ばれた25人が顔合わせし、評価項目を設けて伊那市内で用地選定を進めることを確認。検討対象とする場所は、市が候補地として明らかにした4カ所のほか、広域連合が03年に候補地として選定した伊那市内の4カ所、その後、広域連合に寄せられた情報などから候補地になり得ると見込んでいる4カ所を加え、委員会内で具体的提案があった場合、その場所も検討対象として現地調査などをしていくこととなった。
この日は、用地選定に関するこれまでの経過と今後の基本的な進め方を確認。用地を選ぶ評価項目は、広域連合が過去の用地選定で用いた項目や先進地の例などを参考にして委員会独自の基準を設け、評価項目に含まれない外的要因も加味しながら最終候補地1カ所を絞り込んでいくこととなった。市への最終報告は12月を目標とする。
次回委員会では評価項目の具体例や検討対象となる用地の情報を明らかにし、今後のスケジュールなどを検討する。
また、委員長には信州大学名誉教授の伊藤精晤委員を、副委員長に伊那市女性団体連絡協議会の有賀喜志子委員を選出した。 -
青葉の会 会員それぞれの感動を写真に
上伊那の写真愛好者でつくる教室「青葉の会」の作品展は7月7日まで、伊那市荒井の市立伊那図書館の広域情報コーナーで開いている。受講生20人が一人1点ずつを出品。山や滝などの風景や人物を銀塩、デジタルカメラで撮影した、メンバーそれぞれの力作が並んでいる=写真。
作品は、残雪の中央アルプスが水面に写る田園や雪が積もり周囲が真っ白となった光前寺の鐘楼(しょうろう)など、被写体は地元の風景が中心。そのほか、毎年1、2回あるという撮影旅行で訪れた伊豆の夕暮れの海岸を写した写真もある。
青葉の会は、社会保険健康センター「ペアーレ伊那」(伊那市)で10年以上続く写真講座。松本大学研究員の建石繁明さん=同市=を講師に迎え、週1回の教室を開く。受講生は50縲・0歳代の男女で、写真歴は初心者からベテランまでが集まる。
同会代表の中沢二郎さん(70)=同市=は「写真を通じて受講生らは友達づくりをしている。皆が集まると、カメラや撮影場所などの話で話題は尽きない。それぞれが感動した場面を写真にしているので見てほしい」と来場を呼び掛けている。
午前10時縲恁゚後7時。 -
表千家同門会長野県支部総会
表千家同門会長野県支部(横内祐一郎支部長、会員約2千人)の総会が24日、伊那市の県伊那文化会館大ホールなどであった=写真。県内各地区から約530人の会員が出席。本年度事業を決めた後、京都本部の講師による講習会があった。
総会は県下8地区を会場に年一回、交代しながら開催。あいさつに立った横内支部長は「茶道を極めるための一つひとつの仕草が人生の勉強になった。日本の伝統文化である茶道を皆で伝え合い、美しい日本をつくりあげていこう」と話した。
総会では、在籍20年以上で77歳を迎える会員を称える「喜寿表彰」や支部特別功労賞、支部功労賞などの13人を表彰した。講習会では「初炭」「続薄茶」など基本的な点前を学んだ。 -
違反建築物の発生防止を目的とする現場巡視
上伊那地方事務所は27日、違反建築物の発生防止と建築物の安全性向上などを目的とする巡視を行った=写真。
上伊那地方事務所では例年、建築指導員の協力を得て年に5回、管内の建築工事現場の巡視をして建築基準法の目的・内容の周知徹底と違反防止に努めている。そのうち2回は違反建築防止週間に合わせて実施。県の職員も巡視に加わり、表示板が適切に設置されているかなどに重点を置いて見回っている。
今回は職員や県の建設指導員など13人が参加。3班に分かれ、管内37カ所の建築工事現場を点検した結果、すべての現場で適切な処理が行われてた。 -
国交省・天上 激特事業の起工式7月1日
国土交通省天竜川上流河川事務所(伊藤仁志所長)は7月1日、天竜川直轄河川激甚災害対策特別緊急事業の本格着工を祈願した起工式を箕輪町松島の同河川沿いで開く。同事業は昨年7月の豪雨災害の再度災害防止を目的に2010年度までの5カ年度計画。出水期外の10月から同所管内各箇所で本格工事が始まる予定だ。
同事業は、諏訪湖の水位上昇による浸水被害を防ぐため、天竜川の流下能力を高め、釜口水門の最大放流量をこれまでの毎秒400トンから同430トンへ引き上げる。諏訪湖流入河川と天竜川で、河道掘削や護岸強化などを施す。
管内の激特事業は、横川川合流点(辰野町)から三峰川合流点(伊那市)までの対象区間約20キロ。河道掘削、護岸強化工事や天竜橋(南箕輪村、伊那市の境)、明神橋、水神橋、中央橋(以上同市)など6個所の橋梁補強を実施する。採択事業費は84億円。
関係者は「将来とも天竜川周辺が安全であり、工事事業が順調に進むことを願いたい」と話している。 -
記者室
2、3年前からバラブームで、今回花ろまんで取材させてもらったオープンガーデンなどの園主も10年以上前からバラを栽培している人はごくまれで、ほとんどが数年前から▼バラは成長が早く、植えてから3年もすると、結構見られるバラ園になる。上伊那でも、すばらしいローズガーデン、バラをメーンとしてイングリッシュガーデンが各地にある。ネットワークし、バラ巡りバスなどという企画があればいいのにと思う▼ローズガーデン巡りを終え、我家の狭く、何ら変哲のない庭を見たが、松やイチイなど常緑樹の中にわずかにサツキ、アジサイが彩りを添える、10年前と変わり映えしないが、なぜかほっとする。刻々と変る華麗な庭もいいが、変わらない庭もいい(大口国江)
-
南信地区中学校総体各種結果(1)
◆南信地区中学校総体各競技結果=上伊那関係分
【バレーボール】(23竏・4日・茅野北部中学校体育館など)
◇男子 (2)箕輪(4)飯島
◇女子 (1)辰野(2)中川
※男女上位4校は県大会(7月14竏・5日・下諏訪体育館など)に出場
【バスケットボール】(23竏・4日・豊丘中学校体育館など)
◇男子 (1)赤穂(3)箕輪
◇女子 (1)箕輪(2)赤穂(3)伊那
※男女各上位4校は県大会(7月14竏・5日・長野運動公園体育館など)に出場
【ソフトボール】(23日・上郷グラウンドなど)
◇女子 (1)伊那東部
※伊那東部は県大会(7月15竏・6日・松本市あずさ運動公園)に出場
【新体操】(23日・サンビレッジ伊那体育館)
◇女子▽個人 (2)清水累衣(赤穂)(3)山崎真緒(赤穂)(5)小原恵(赤穂)(6)大沼利佳(赤穂)(7)池田奈美(箕輪)(8)大沼佐奈代(赤穂)(9)矢沢優(宮田)(11)武村楓(伊那東部)(12)原未那美(西箕輪)(14)栗山静花(赤穂)(15)唐沢紗季(赤穂)(16)伊藤直美(飯島)▽団体 (1)赤穂
※個人上位16人、団体1校は県大会(7月15日・伊那市勤労者福祉センター)に出場
【バドミントン】(23日・赤穂中学校体育館)
◇男子▽団体 (2)赤穂▽個人ダブルス (3)伊藤健・大木島正徳(赤穂)▽同シングルス (2)松原大和(赤穂)(3)宮下直人(赤穂)
◇女子▽団体 (1)赤穂▽個人ダブルス (1)松原由美子・竹上晴香(赤穂)(2)吉沢奈津子・山本さくら(赤穂)(4)川島夏美・林千晶(赤穂)
※男女団体上位2校、個人ダブルス、シングルス上位4ペア・人は県大会(7月15竏・6日・信州スカイパーク体育館)に出場
【柔道】(24日・辰野中学校柔道場)
◇男子▽個人50キロ級 (1)中村健太(辰野)(3)小田切健太(赤穂)(4)住井洋太(赤穂)▽同55キロ級 (1)有賀大記(辰野)▽同66キロ級 (1)柳沢翔矢(辰野)▽団体 (2)辰野
◇女子▽個人52キロ級 (1)有賀詩織(辰野)(2)原寿々子(伊那)▽同57キロ級 (1)岩崎真由(辰野)(2)中原由貴(赤穂)▽団体 (2)辰野
※男女個人各階級上位4人、団体上位4校は県大会(7月14竏・5日・辰野町民体育館)に出場
【剣道】(23日・松川中学校体育館)
◇男子▽個人 (5)湯沢卓哉(赤穂)▽団体 (1)伊那東部(4)赤穂
◇女子▽個人 (3)下井雪乃(赤穂)福本なつみ(春富)(5)伊藤菜月(春富)板山香純(伊那東部)▽団体 (1)赤穂(2)春富(4)辰野
※男女個人上位8人、団体上位4校は県大会(7月14竏・5日・白馬村ウィング21)に出場 -
【朝の学舎】森の木漏れ日 ≪森の空を見上げてみよう≫
伊那市の西箕輪小学校は、周囲を豊かな学校林に囲まれている。すべての学級に木の名前がつけられ、休み時間になると学校林の中に設けられたアスレチック施設に子どもたちが集まってくるなど、日常的に森や木を近くで感じることができる環境だ。
前回の朝の学舎で、4年生のとち組・きり組の子どもたちは、通学路の途中にある有賀建具店を訪ね、自然の木のすばらしさを感じる授業を体験した。実際にカンナで木を削ったり、有賀さんが製作した64種類もの樹種を使った箪笥を見たり、五感で木を感じた子どもたち。その後、学校林にある樹木に興味を持ち、木の葉っぱや肌を観察して、次第に森への興味をふくらませていった。
そこで、今回、森づくりの実践者・内田健一さんを迎え、森の授業を受けた。 -
「パパ,s絵本プロジェクト伊那」 奨励賞受賞
伊那市の父親5人でつくる読み聞かせグループ「パパ,s絵本プロジェクト伊那」は、社会貢献支援財団(東京)主催の「第5回こども読書推進賞」で奨励賞を受賞した。24日、同市富県の新山コミュニティーセンターで受賞式・記念ライブを開き、同財団の横山道雄常務から賞状を受け取った。
「こども読書推進賞」は、子どもたちの読書習慣の定着に貢献した団体などを表彰する賞で、本年は全国から181件の応募の中から推進賞1、奨励賞4団体の計5団体が受賞。県内の団体が賞を受けるのは初めてとなった。
横山専務は「数ある読み聞かせボランティアの中でも父親が活動しているのはユニーク。読み聞かせの手法も優れている」などと評価。グループ代表の北原文徳さん(48)は「父親が楽しそうに読み聞かせをしている様子を見てもらいたい。肩に力を入れず、父親ならではの活動を続けたい」と話した。
記念ライブは、メンバーの一人と親しい新山地区の子育て支援サークルの例会に合わせて実施。地元の児童や保護者ら約60人を、絵本を読むだけではなく、フォークギターなどの演奏に歌を交えた演出で魅了した。
「パパ,s絵本プロジェクト伊那」は04年4月に結成。上伊那地域を主な活動場所とし、月1回の「絵本ライブ」を開催している。 -
第4回子どもを育む上伊那地域ネットワークフォーラム
第4回子どもを育む上伊那地域ネットワークフォーラムが23日、伊那市の生涯学習センターであった。『子育てハッピーアドバイス』の著者で精神科医、スクールカウンセラーとして活躍する明橋大二さんを講師に迎え、自己肯定感を育む子育てや不登校、ひきこもり支援のあり方について考えた=写真。上伊那子どもサポートセンター主催。
明橋さんは、現代の子どもをめぐるさまざまな問題の根幹には、子どもたちの極端な自己評価の低さがあることを指摘。「自己肯定感」という観点を問題としてこなかったこれまでの日本の子育てについて触れ「もっともっと子どもを誉めてやっていいのではないか」と語った。
また、いじめや虐待などといったさまざまな要因によって自己肯定感が傷つけられてしまった子どもたちに対して勉強やしつけなどといったものを押し付けると、子どもたちは「自分はできない」と思い込み、さらに自己評価を低くしてしまうため、自己評価が低くなっている子どもたちに対してはまず、頑張りを認め、ねぎらってあげることで、自己肯定感を育て直してあげることが必要とした。
不登校については「心身のオーバーヒートに対してサーモスタットが作動した状態。きわめて自然な生理的現象」と説明。心身の疲れが収まれば再び回路はつながるため、むりやり回路をつなごうとするのではなく、まずは子どもの症状を大事にして付き合い、それを無理矢理押さえ込んだりしないことが大切なことを示した。 -
伊那草友会が山野草展示会
上伊那の山野草愛好者でつくる「伊那草友会」(中山和幸代表、13人)は23、24日、伊那市民会館2階で第18回山野草展示会を開いている。ウチョウランを中心に、各種山野草、ふ入り葉物、古典園芸植物など250鉢をそろえた。
ウチョウランは中川村小渋産をはじめ、花びらが濃い紫色の「王妃」、真っ白い「千羽鶴」、「赤花」など100点。毎年、来場する常連も多く、花の色や形が異なるウチョウランを見比べた。
中山代表によると、暖冬だったものの、花芽が出る3月ごろが寒く、昨年より開花が1週間遅れ、展示会に間に合わせるのに苦労したという。
会場には、ヤブレガサ、フウチソウ、シナノコザクラ、チョウセイランのほか、人気が高くなっている高さ15センチほどのイチョウやモミジなどミニ盆栽も並ぶ。
会員が育てたウチョウランなどの山野草を100円から販売している。
24日は午前9時縲恁゚後4時。 -
子ども科学工作教室でソーラーカー作る
県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターの子ども科学工作教室「ソーラーカーをつくって走らせよう!」が23日、伊那技術形成センターであった。小学校4年生以上の37人が集まり、自作のソーラーカー(太陽光で発電して走る自動車)を走らせた。
同センターは、事業テーマの一つに「人材育成」を掲げていることから、子どもたちにものづくりや科学に興味を持ってもらおうと趣旨に賛同する企業で上伊那子供科学工作教室推進研究会を組織、初めて企画した。
上伊那の製造業を中心に企業8社が協力。はんだづけができる技師を中心に25人が指導に当たり、小学生は配線やボディー加工など手順を教わりながら、夢中になってキットを組み立て、完成させた。
理科が好きで参加したという伊那小学校6年生の岩崎年示さん(12)は「(ソーラーバッテリーとモーターを)コードでつなぐところが難しかったけど、頑張ったかいがあった」と走るソーラーカーに喜んだ。
推進研究会では「電気や工作の知識を持つ若年社員が減っている。子どもたちにまず興味を持ってもらいたい」と話した。
製作に先立ち、電気とは何か、ソーラーカーの仕組みなどの講義があり「知ることは楽しいこと。知ると同時に、分からないことも発見できる」とものづくりのおもしろさを伝えた。また、地元企業2社の紹介もあった。 -
南信中学校総体9競技で熱戦
南信地区中学校総合体育大会は23日、バレーボールや剣道、バドミントンなど9競技を各地で繰り広げた。県大会の進出権を懸けた熱戦が本格的に始まった。全14競技のうち10種目の代表が24日までに決定。ソフトテニスと卓球、サッカーは30日、水泳は7月1日に決まる予定だ。
軟式野球は、県営伊那球場と駒ヶ根アルプス球場の2会場で1、2回戦があり、上伊那など3地区の代表12校から24日の準決勝に進む4校が決まった。選手らは、仲間や保護者の応援を力に一生懸命、白球を追った。
県大会出場を懸けて始まった軟式野球(阿智竏駐・・輪、23日・県営伊那球場) -
県が「牛の舌草刈りで郷耕し事業」の実施地区を募集
県は7月6日まで、農地保全と野生獣害の軽減を目的とする「牛の舌草刈りで郷耕し事業」を実施する地区を募集している。
中山間地の遊休農地に放牧を行ことを通して、遊休荒廃農地の保全や獣害低減、畜産経営改善などを目指す取り組み。実施主体となる集落関係者などは、放牧範囲に牧さくなどを設置して繁殖和牛を借り入れ、一定期間放牧。農地・景観保全や野生獣被害の発生状況に対する効果、課題などをまとめる。県は放牧する繁殖和牛(2頭1組)の借入を仲買するほか、移動式ソーラー電気牧さく一式(1ヘクタール用)を無償貸与。各地区に2人のアドバイザーを配置し、対象農地の取りまとめや牛の管理方法に関するアドバイスをする。
募集地区は15地区程度。実施主体は集落組合、農業者集団、市町村、農業委員など。
実施集落には、実施農地に関する合意形成と電気牧さくや給水そう、日よけ施設などといった放牧受け入れ準備のほか、放牧後は毎日牛の状態を観察することが求められる。
問い合わせは上伊那地方事務所農政課(TEL76・6813)へ。 -
伊那テクと箕輪町が環境技術活性化懇談会
県テクノ財団伊那テクノバレー地域センター(向山孝一会長)は22日、伊那谷を環境技術集積地として活性化させるコンセプトに基づき、行政と連携できる課題を研究し推進するため、箕輪町役場を訪れて町理事者らと初の懇談をした。
懇談会には伊那テク側5人、町側は町理事者や課長、商工会の7人が出席。伊那テクの事業方針、箕輪町の環境事業、町内企業15社で組織するブライトプロジェクトの取り組みなどを発表しあった。
伊那テクは、「伊那テクを環境技術集積地に」をテーマにし、具体的な事業の方向性にエネルギー、食糧、水、人材育成の4項目を挙げる。特にエネルギーで小水力・マイクロ発電を行政と取り組みたい考えや、人材育成で次代を担う子ども対象のクリーンエネルギーの発電コンテストの検討などを説明。向山会長は、「伊那テクが進めるテーマと重複する部分があれば、行政とも手を取り合ってやっていける課題を研究したい」と話した。
平沢豊満町長は、「行政の役割は採算が合わなくても自然エネルギーを世の中に啓蒙し先導していくこと。いい機会ができたので是非前向きに検討させてもらう」と述べた。
今後、より実務的な話し合いを進めるため2、3カ月ごとに打ち合わせの場を設けることを確認した。
伊那テクは伊那市、飯田市ともすでに各2回の懇談をし、研究を進めている。 -
アルプス中央信用金庫通常総代会
アルプス中央信用金庫の第57期通常総代会が22日、伊那市内であった。代表役員の変更、06年度決算などを報告した。
業務純益は、前期並みの13億1700万円。経常利益は6億2700万円(前期比4億5400万円減)、当期純利益は4億2600万円(同5億9100万円減)。
資産の健全性確保のため、個別貸倒引当金7億1900万円の積み増しで資産の純化に努めた。その結果、不良債権比率は12・24%となった。
期末残高は、預金積金2794億7900万円、貸出金1509億4100万円。貸出金は企業誘致による設備投資や住宅などで前期と比べて1・56%増えた。
渋谷敦士理事長は、元職員の長期着服などの不祥事で、法令上の届け出義務を認識しながら、関東財務局への報告を怠り、今月中旬、業務改善命令を受けたことを報告。経営責任を明確にするとして退任した。
新理事長には、専務理事の大沢一郎氏(62)が就いた。任期は、渋谷氏の残任期間(来年6月まで)。
記者会見で、大沢氏は「不祥事件を教訓とし、法令遵守態勢の確立を最重点課題に、信用、真実、親切の『3S』を経営方針に定め、信頼回復に努めたい」と述べた。
理事長を除く役員は次の通り(カッコ内は旧職、いずれも新任)。
▽専務理事(常務理事)清水純一▽常務理事・審査部長(常勤理事)小山重治▽同・総務部長(同)飯島寛▽監事=池上唯夫▽相談役=渋谷敦士
大沢一郎氏 中央大学卒。68年、赤穂信用金庫に入庫。東(現赤穂東)支店長などを経て、97年から理事。03年7月の赤穂信用金庫と伊那信用金庫の合併時は常務理事、06年から専務理事を務めていた。下伊那郡松川町。
※ ※
理事長の渋谷敦士氏は22日付で退任した。会長職は辞退したが、相談役として残る。
記者会見で、渋谷氏は関東財務局から業務改善命令を受け「経営管理上の責任を取り、理事長を退任する決断をした」と述べた。駒ケ根商工会議所会頭の任期が10月31日まで残っており「辞めると混乱が起きるため、相談役として残る」とした。 -
県が狩猟従事者の確保を目的とする講習会を企画
有害鳥獣捕獲従事者の確保が深刻となる中、上伊那地方事務所は7月1日、一般を対象として狩猟免許の取得方法や狩猟の楽しみについて触れてもらうための講習会を辰野町の県営総合射的場で開く。狩猟の楽しみを知ってもらうことを通して、若い世代の狩猟従事者を増やすことがねらい。まずはこうした取り組みを通して狩猟者人口の減少や高齢化に歯止めを掛け、将来的にはこうした人たちの中から有害鳥獣捕獲従事者を輩出していきたいと考えている。
高齢化、若者の狩猟離れなどを背景として全国的に狩猟者人口は減少傾向にある。上伊那管内でも、02年には617人いた狩猟者の登録数が06年には527人まで減少。また、全体の54パーセントが64歳以上という現状もあり、今後さらに狩猟者数が減少していくことが懸念される。
こうした状況を受けて県では、重点施策として狩猟者の確保に力を入れていく方針を打ち出しており、こうした講習会を県内各地で開いていくことを予定している。
講習会では、実際に猟友会のメンバーを講師に迎え、狩猟免許の取得方法についての講習と散弾銃や網、なわの操作実演を行う。
対象は県内在住の人や市町村職員や農協、森林組合関係者など。参加費無料。午前9時半縲恁゚前11時半。
問い合わせは上伊那地方事務所林務課(TEL76・6823)へ。 -
新規就農者激励会・青年農業者交流会
上伊那農業改良普及センターは21日、新規就農者の激励会と青年農業者の交流会「集え!元気な仲間!」を伊那市西箕輪のファームレストラン「トマトの木」で開いた。昨年6月以降に就農した6家族8人と研修生12人が参加。地元農業者や関係機関の代表などが集まり、新しい仲間を温かく歓迎した。
新しく就農した青年農業者に、同じ志を持つ地域の仲間や先輩農業者と交流を深めてもらうことなどを目的として毎年開催しているもの。上伊那では昨年6月以降、14家族16人が新規に就農。花き、水稲、野菜などに取り組んでおり、JA上伊那のインターン制度や県の里親制度などで研修を重ねて就農した人もいる。
上伊那農業改良普及センターの佐藤光吉所長は「農業は決して楽な仕事ではないが、自分が打ち込める趣味と何でも話せる仲間を作ってがんばってほしい」と激励。
新規就農者は一人ひとり自己紹介。伊那市の田畑毅さんは、自身の作物づくりや除草に苦戦していることなどに触れ、「まだまだ勉強しながらがんばっていきたい」と語った。 -
北信越高校総体各競技結果
◆北信越高校総体各競技結果(上伊那関係分)
【陸上競技】(15竏・7日・石川県西部緑地公園陸上競技場)
◇男子▽棒高跳び (4)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル50
※松沢は全国大会(8月2竏・日・佐賀県)に出場
【ソフトボール】(16竏・7日・地球環境高校など)
◇男子▽1部1回戦=武生東(福井)8竏・伊那弥生▽同代表決定戦=伊那弥生17竏・雄山(富山)
※伊那弥生は全国大会(7月28日竏・月1日・佐賀県)に出場
【新体操】(16竏・7日・富山県射水市新湊総合体育館)
◇女子▽個人総合 (4)中沢歩(伊那西)23・075点▽同種目別ロープ (4)中沢歩(同)11・525点▽同種目別フープ (4)中沢歩(同)11・550▽団体 (1)伊那西11・125点
【フェンシング】(16竏・7日・石川県白山市若宮公園体育館)
◇男子▽団体 (1)伊那北▽個人フルーレ (4)白鳥佑弥(伊那北)▽個人サーブル (2)白鳥佑弥(伊那北)
◇女子▽団体 (3)赤穂▽個人エペ (4)三沢杏奈(赤穂)▽個人サーブル (4)北原彰子(赤穂)
【弓道】(16竏・7日・福井県立武道館)
◇女子▽団体 (1)伊那西▽個人 (3)富永芽依(伊那西)
【ホッケー】(16竏・7日・石川県立ホッケー場など)
◇男子▽リーグ戦=(5)赤穂4敗 -
県小学生陸上 上伊那勢5人全国へ
第24回県小学生陸上競技大会(長野陸上競技協会主催)は17日、松本平広域公園陸上競技場であり、上伊那勢は女子80メートル障害の有賀菜央(辰野西6)が県小学生タイ記録を生んだ。そのほか男子は、80メートル障害女の小林英和(高遠北6)が13秒61、ボール投げの成瀬幸大(辰野西6)が64メートル43、5年100メートルの上田和矢(辰野西)が13秒71の記録でそれぞれ優勝。女子は、走り幅跳びの高井ユージン(南箕輪南部6)が圧勝した。
同大会は、県内各地区・支部の予選を勝ち上がった約1500人が出場し、全19種目で競った。男女千メートルとオープン100メートル、混合リレーを除く各種目1位は全国大会(7月27竏・9日・大阪府)、400メートルリレーの男女2縲・位と混合リレーの1縲・位は東海大会(9月9日・三重県)の出場権を獲得した。
○…女子80メートル障害・有賀菜央(辰野西6)
女子80メートル障害で13秒34の県小学生タイ記録を樹立した。上伊那大会は、予選で大会新記録を生むも決勝で転倒し、結果5位。「この間の悔しさを晴らせた」と、念願だった1位の表彰台に上った有賀の顔に笑顔が弾けた。
レースは、得意の後半の伸び上がりで他を引き離す展開。前回は隣りの選手の好スタートに動揺してしまったが、今回は「自分の走りに集中できた」と納得の走りを見せた。
県大会で自信を取り戻し、初の全国大会に臨む。「今まで頑張ってきた練習の成果が出た。全国では12秒台の記録を出したい」と気合が入る。
○…女子走り幅跳び・高井ユージン(南箕輪南部6)
高井は、あと1センチで県小学生タイ記録となる4メートル49の跳躍で優勝した。これまでの自己ベストは上伊那大会でマークした4メートル01。記録の大幅更新に「偶然かな?!」と照れ笑いを見せて喜んだ。
1回目の跳躍は緊張したため、利き足の右足で踏み切ることが出来なかった。しかし、緊張もほぐれた2回目で優勝を決める。力強く右足で踏み切ったジャンプは大きな弧を描いた。
同競技は、今春から取り組み始めたという。初めての全国大会出場にうれしさが表情にあふれる。「次の大会では(県小学生)記録を目指したい」と自信を口にする。
○…男子80メートル障害・小林英和(高遠北6)
上伊那大会で3位(14秒34)だった小林は、県大会で実力を発揮。決勝では13秒61の自己ベストを記録し「納得いく走りだった」と笑顔を見せた。
今大会予選で13秒96をマークするなど、レースを積み重ねるたびに自己ベストを更新している。「全国大会では12秒台前半を目指す」と力強く意気込む。
○…男子ボール投げ・成瀬幸大(辰野西6)
地元少年野球で投手の成瀬は、向かい風を突く、64メートル43の遠投で優勝。上伊那大会でマークした自己ベスト69メートル51には及ばなかったものの結果に満足する。
身長は147センチと小柄だが全身を使った大きな手の振りが魅力。「全国にいったら70メートル以上を投げ、3位以内を目指す」と上を見据える。
○…男子5年100メートル・上田和矢(辰野西)
13秒71の記録で全国大会初出場を決めた。予選でも一人だけ13秒台の快走に「決勝はリラックスして臨めた」と分析。前半からトップスピードに乗って、優勝を獲得した。
小学生陸上は初参加となる上田。持ち味は・ス後半の伸び・ス。「全国大会では、まずは予選突破し、13秒前半のタイムを目指す」と意欲を見せる。 -
小学生大活躍 全国大会へ
小学生対象の全日本少年サッカー県大会は17日、決勝などが松本市のアルウィンであり、宮田村のトップストーンジュニアがPK戦を制して初優勝。伊那谷勢として初めて全国大会(8月8日縲恤沒⑪ヴィレッジ)への切符を手にした。将来を見すえて幼児から取り組む長期の強化策が花開き、常に高い目標を掲げたイレブンの夢が結実した。
決勝の相手は優勝候補の豊科南を撃破した長野市の裾花。再三のピンチも古河原主将が統率する守備陣が踏ん張り、ゴールを割らせずPK戦に突入した。
思いきりの良いシュートが連続して決まり、この日好セーブを連発したGK宮下は、PK戦でも反応良く得点を止める活躍で勝利の原動力になった。
「きょうのMVPは宮下とDF陣。技術もタレント性もある攻撃陣に比べると目立たないが、本当に気持ちを高めて努力した」。幼少のころから、彼らを見守ってきたトップストーンの杉本雅史理事は笑顔でたたえた。
トップストーンは、サッカーの総合クラブチームとして、幼少から社会人まで各カテゴリーのチームを持つ。
優勝を果たしたイレブンの主力は、保育園の「キッズ」や小学校低学年から加入。常に上の学年と競い合いながら、長期的な視野で実力をつけてきた。
県内64チームが出場した昨年の新人戦で優勝。イレブンは「全国」をとらえ、今大会に臨んでいた。
県のトレセンにも選ばれる得点力のあるFW木下、MF下平、三好の攻撃陣は魅力的だが、ボランチと3バックの強固な守備陣は今大会も6試合で失点2と実力を証明した。
上手なチームメイトに追いつけ、追い越せと練習を続けてきた選手たち。「集中力が高く、夢を実現させる力が彼らにはある」と細田文徳総監督は、全国の舞台でも得意のつなぐサッカーで勝機を見出す。 -
第4回長野県食と農業農村振興審議会上伊那地区部会
第4回長野県食と農業農村振興審議会上伊那地区部会が18日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。事務局側は前回の協議結果を受けて調整した生産努力目標案と「産業として成り立つ農業」に重点を置いた上伊那地域の発展方向を掲示。生産努力目標は前回案より1億円下方修正して257億円とした。
今回の案では、麦、大豆、そばの生産目標数量を現実的な範囲内に修正。また、ブロッコリー、アスパラ、シロネギなどといった主要品目の10アール収量も微調整した。
また、産業として成り立つ農業を目指す取り組みとしては▽新規就農者支援などによる担い手の確保▽付加価値の高い農産加工品の開発支援▽都市部の大手量販店との提携による上伊那産農畜産物の販売促進竏窒ネどを掲示。
委員からは耕作放棄地の検証と優良農地を確保していくための具体的施策を求める声があったほか、畜産飼料やエネルギー燃料などといった外的要因に大きく左右されている現状から、生産努力目標に対する外的要因の積算を問う声もあった。
7月13日に開く第5回部会で地域別展開方向案の意見集約を行う。 -
第83回伊那美術展
伊那美術協会による第83回伊那美術展が24日まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。日本画、洋画、彫刻、工芸の各部門に寄せられた203点の作品が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
同美術展は上伊那地区の高校生以上を対象として開く公募展。全国展に出展するための作品を出展している人も多く、展覧会のレベルは年々上がっているという。
今回最優秀の伊那美術協会賞を受賞した箕輪町の柴光子さんの油彩「大地・私のふるさと」は、自然の生命力をテーマとした作品。130号の画面の中に、チョウやその幼虫などが力強く生きる姿を映し出している。
また、高校生の作品には、その世代の気持ちや思いを率直に表現した作品も多く見られた。
入賞者は次のみなさん。
◇伊那美術協会賞=柴光子(箕輪町)
◇伊那市長賞=唐沢弥生(伊那市)
◇伊那市教育委員会賞=伊藤園子(伊那市)
◇会員佳作賞=湯沢ふき子、伊東慶久、小林洋子(以上伊那市)
◇奨励賞=下島広子(駒ヶ根市)竹中俊、堀川卓司、松沢武代(以上伊那市)木下美喜男(箕輪町)
◇新人賞=畑斡子、田畑朝子、三沢正博(以上伊那市)新村雅子(辰野町)竹内義浩(駒ヶ根市)
◇ジュニア賞=野口真優子、高島千晶、伊東圭太、宮下あかね(伊那市)松田恵(宮田村) -
南信高校総体水泳 上伊那勢は女子大活躍
南信高校総体水泳競技大会は16日、諏訪市のすわっこランド屋外プールであった。上伊那勢は、女子の100メートルバタフライで小松原彩香(赤穂2)が1分05秒08、女子400メートルリレーで赤穂(小松原、松田、麻野、宮沢)が4分23秒93のタイムでそれぞれ大会新記録を樹立した。
同地区から19校、108人(男子65人、女子43人)が30種目に出場。各種目の上位4位、または標準記録を突破した選手は、県大会(30日竏・月1日、飯田市・アクアパーク飯田)に出場する。 -
南信高校総体水泳競技大会決勝記録
南信高校総体水泳競技大会決勝記録(16日・諏訪市すわっこランド屋外プール)=上伊那関係分
【男子】
◇個人▽50メートル自由形 (7)小林稔(伊那北3)29秒51(8)荒木優輔(赤穂1)29秒61▽100メートル自由形 (6)荒木優輔(赤穂1)1分02秒97▽200メートル自由形 (6)阿部智之(箕輪工業1)2分20秒60▽100メートル背泳ぎ (2)中村航平(伊那弥生1)1分08秒73▽200メートル背泳ぎ (2)中村航平(伊那弥生1)2分31秒38▽200メートル平泳ぎ (8)田畑涼介(伊那弥生1)3分48秒31▽100メートルバタフライ (3)小野貴史(伊那北2)1分08秒86(4)北村歩(伊那北2)1分08秒97(6)石川猛(上伊那農業2)1分14秒07▽200メートルバタフライ (1)北村歩(伊那北2)2分41秒94(2)小野貴史(伊那北2)2分41秒97(3)宮坂光男(上伊那農業2)2分58秒99▽200メートルメドレー (3)阿部智之(箕輪工業1)2分30秒30(5)増沢匠(伊那弥生3)2分38秒06
◇リレー▽400メートル (5)伊那北(北村歩、小野貴史、小林稔、中島航太朗)4分24秒38(6)上伊那農業(宮坂光男、小沢遼、石川猛、清水匠)4分54秒87▽400メートルメドレー (5)伊那北(小野貴史、小林稔、北村歩、中島航太朗)4分56秒10(6)伊那弥生(中村航平、堀尚樹、増沢匠、桃沢雄輝)5分03秒93
◇総合順位 (5)伊那北44点(6)伊那弥生25点
【女子】
◇個人▽50メートル自由形 (1)伊沢彩美(上伊那農業2)30秒01▽400メートル自由形 (3)春日悠乃(伊那弥生3)5分13秒96▽800メートル自由形 (2)春日悠乃(伊那弥生3)10分47秒91▽100メートル背泳ぎ (1)宮沢春菜(赤穂2)1分15秒64(2)伊沢彩美(上伊那農業2)1分15秒87▽200メートル背泳ぎ (1)宮沢春菜(赤穂2)2分43秒37▽100メートル平泳ぎ (1)高見奏(伊那北2)1分22秒51(2)麻野裕絹(赤穂3)1分25秒24(8)田辺澄(伊那北1)1分34秒56▽200メートル平泳ぎ (1)高見奏(伊那北2)2分54秒02(2)麻野裕絹(赤穂3)2分55秒27(8)田辺澄(伊那北1)3分28秒25▽100メートルバタフライ (1)小松原彩香(赤穂2)1分05秒08=大会新(2)松田理緒(赤穂1)1分14秒97▽200メートルバタフライ (1)小松原彩香(赤穂2)2分25秒77▽200メートルメドレー (2)名和かすみ(伊那弥生3)2分39秒23(4)松田理緒(赤穂1)2分54秒68▽400メートルメドレー (2)名和かすみ(伊那弥生3)5分41秒40
◇リレー▽400メートル (1)赤穂(小松原彩香、松田理緒、麻野裕絹、宮沢春菜)4分23秒93=大会新▽400メートルメドレー (1)赤穂(宮沢春菜、麻野裕絹、小松原彩香、松田理緒)4分54秒02
◇総合順位 (1)赤穂90点(7)伊那弥生27点(8)伊那北18点
※各競技の上位4位内、又は標準記録を突破した選手らは県大会(30日竏・月1日、飯田市・アクアパーク飯田)に出場 -
上伊那地区の県税収入が4年連続で増収
県はこのほど、06年度県税決算見込み額をまとめた。上伊那地方事務所管内では、前年を14億7382万円(16・1パーセント)上回る106億5406万円となり、03年度から4年連続で増収となった。
内訳で見ると、最も大きいウエートを占める法人二税(法人県民税、法人事業税)で、製造業を中心とした企業の収益増に伴なって10億4533万円(19・1パーセント)伸び、65億2427万円となったほか、個人県民税(32億531万円)、不動産取得税(5億2387万円)も増収となっている。一方、個人事業税、ゴルフ場利用税、軽油取引税などは減収。
収入歩合は前年度を0・4パーセント上回る95・7パーセントとなったが、未収金は3億2339万円となっており、累積未収金は3億円を超えている。
県全体では前年度比で6・4パーセント増の2246億2527万円となる。 -
豊かな環境づくり上伊那地域会議総会
上伊那地区内の団体、企業、個人、行政機関など46団体で構成している豊かな環境づくり上伊那地域会議(代表・木下さちゑ駒ヶ根市消費者の会会長)は14日、07年度総会を伊那市の県伊那合同庁舎で開き、本年度事業を承認した。
住民参加による豊かな環境づくりと環境負荷の少ない持続的発展を目指す活動に取り組む同会では本年度、子どもを対象とする環境学習や環境保全活動に係る費用などを助成する環境学習支援事業に力を入れていくほか、昨年は災害のために開催できなかった自然観察会などを再開し、体験を通じた環境学習の提供に努めていく。 -
山室写真倶楽部が定例作品展
上伊那地区の写真愛好者でつくるサークル「山室写真倶楽部」は23日まで、伊那市の市立伊那図書館展示ホールで定例作品展を開いている。「光・彩」をテーマにメンバー7人がそれぞれの思いで取り組んできた力作約50点を並べている。入場無料。
デジタルカメラや銀塩(フィルム)カメラで撮影した作品は、風景や人物、植物などをさまざまな視点から捉えて表現している。手荷物を持った人、紫煙をくゆらす人、急ぎ足でホームを走る人など、電車を利用する人々の行動を6カットで捉えた写真などがある。
ネコやサル、シカなどの動物を題材とした作品もあり、「サルの表情がまるで人間みたい」などと興味深く観察する来場者もいる。
同サークルは発足6年目。同市立図書館で毎年、春と秋の計2回の写真展を開いている。
月曜日は休館。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後4時)。