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アマランサス研究会が一般を対象としたアマランサスの栽培講習会を開催
伊那地域アマランサス研究会(登内英雄会長)は27日夜、一般を対象としたアマランサスの栽培講習会を伊那市の伊那商工会館で開いた。
同研究会は昨年春に発足し、04年から一部地域で栽培されるようになったアマランサスの新たな販路を見出すため、アマランサスを使った商品の開発などに取り組んできた。生産については、伊那市高遠町の「信州高遠花摘み倶楽部」と伊那市内に住む個人が一部で生産しているが、一般農家まで波及していない。そこで、アマランサス栽培への関心を高めてもらう中で生産者の拡充を図ろうとは種時期を前に今回講習会を企画。伊那市内を中心に辰野町から駒ヶ根市までの約40人が集まった。
講習ではアマランサスの栄養価や収穫までの流れをビデオで上映し、高遠花摘み倶楽部のメンバーで同研究会栽培部会会長の北原康弘さんと信州大学農学部の根元和洋助手が栽培のポイントや注意点を説明=写真。栽培に関しては専用の機械がなく、すべて手作業でやっている現状なども示した。
研究会では、収穫の季節の前には収穫講習会などを開くことも検討している。 -
【高校野球】北信越県大会南信予選・開幕
高校野球の第116回春季北信越地区県大会南信予選(県校野連南信支部主催)は28日、県営飯田球場、諏訪湖スタジアムで開幕した。上伊那の伊那北は富士見を6竏・、辰野は箕輪工業を10竏・、駒ヶ根工業は茅野を6竏・で破った。同大会は県大会進出を目指し6日までの熱戦を展開、早ければ3日に出場4校が決まる。
大会2日目の29は、県営飯田球場で赤穂竏宙「南戦(午前9時縲・、高遠竏忠ェ谷東戦(同11時30分縲・、諏訪湖スタジアムで上伊那農業竏宙「智戦(同9時縲・がある。
※29日、諏訪湖スタジアムで予定の伊那北竏駐穴C大三戦は、東海大三の辞退で伊那北の不戦勝
○…伊那北は初回2死2塁から4番近藤が右翼前安打を放ち先制点を奪うが、その裏に追い付かれる。しかし、三、四、六回に長打や相手失策などで好機をつくると小刻みに加点し5点差に広げた。
○…三、四回に1点ずつを加点した辰野は迎えた5回、打線が爆発する。先頭打者の近藤が左中間へ3塁打を放ち勢いづくと、打者一巡の猛攻でこの回、一挙8得点を奪いコールド勝ち。箕輪工業は、投手交代で相手の流れを変えようとするが猛威を止めることはできなかった。
▽大会1日目
【県営飯田球場】
伊那北
102102000-6
100000000-1
富士見
箕輪工業
00000-0
00118-10
辰野
(五回コールド)
【諏訪湖スタジアム】
茅野
001000010-2
00021300×-6 -
5月の連休を前に、ジャンボマス1トンを放流
天竜川漁業協同組合(上條純敬組合長)は27日、上伊那の横川ダム湖、箕輪ダム湖、高遠ダム湖に計1トンのニジマスを放流した。5月を目途に閉鎖する宮田養魚場で養殖したニジマスの放流は最後。
放流は5月の連休に向け、釣りを楽しんでもらおうと例年、取り組んでいる。放流量は例年並みで、体長40縲・0センチ。大きなものでは重さ3キロあるものも。
高遠ダム湖には、市内外から釣り人が訪れ、放流するそばから釣り糸を投げ入れた。早速、大物を釣り上げる人もいた。
知人に誘われ、松本市から来た女性は「たくさん釣れたらくん製で、1匹だったら刺し身にする」と釣果に期待していた。
ジャンボマスは重量があるため「引きが違う」と人気で、放流前には県外者からも放流時期を尋ねる問い合わせが来るほどだった。
遊漁料は1日券千円(現場で監視員から購入する場合は1600円)、年間券6千円、中学生券300円、小学生以下無料。 -
春の河川一斉パトロール
伊那建設事務所は26日、市町村職員や警察署関係者などとともに上伊那管内にある一級河川15カ所で春の河川一斉パトロールを行った=写真。
例年春と秋に行っているもので、各市町村で過去に不法投棄を確認した場所などを重点的に点検。この日は一班4、5人ずつで4班に別れて天竜川、三峰川、黒川などを巡視。実際に不法投棄を発見した場合にはそのごみを収集した。
今回回収したごみは一般廃棄物のみで約615キロ。産業廃棄物40キロ、一般廃棄物276キロを収集した昨年秋に比べ、今回は大幅に増量したが、巡回カ所は毎回異なるため、一概に増えてたとは言えないという。
収集したごみの種類としては不燃系の家庭ごみが最も多かった。 -
学社融合連絡会
諏訪、上伊那地区の教育関係者などを対象とした「学社融合連絡会」が27日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。生涯教育関係者や小中学校の教諭、市町村の教育委員会事務局職員など約120人が集まり、各地で取り組まれている先進的な事例を通してそれぞれで取り組める学社融合の方向性を考えた。伊那教育事務所主催。
学社融合はそれぞれの役割を担う学校教育と社会教育が学習や活動にともに取り組みながら一体となって子どもの教育に取り組んでいこうというもの。
今回は学校、保護者、地域の協力のもと、子どもたちの豊かな人間性や感性などを育むための活動をしている諏訪市四賀小学校の「しがっ子クラブ」の取り組みと、総合的学習の時間「山裾の時間」に取り組む伊那市高遠中学校がそれぞれの活動の中で取り組まれている学社融合の事例を発表。高遠中学校の淺地広久教頭は、多くの観光客が高遠町を訪れる観桜期には同校でグラウンドを駐車場として貸し出している関係から、地域の大人とともに生徒らも車の誘導や桜茶やまんじゅうでのもてなしをしていることを紹介し「桜の時期が終わると、観光に訪れた人から手紙が届くこともある。生徒たちは楽しそうに道案内をしており、活動の中では保護者や大人も子どもたちの姿から学ぶことが多いという声も多くある」と語った=写真。
その後、小グループでの情報交換会もあった。 -
第47回長野県陸上競技春季大会
21・22日 松本平広域公園陸上競技場【女子】
〈1500メートル〉
▽1組=(1)蟹沢未来(赤穂中2年)5分08秒23(6)池上萌(赤穂中2年)5分33秒11▽2組=(2)山田咲織(赤穂中2年)5分19秒82(9)平賀愛美(赤穂中3年)5分38秒30(11)山田香織(赤穂高3年)5分39秒64▽3組=(2)湯沢ほのか(駒ヶ根東中1年)5分10秒77(11)鈴木晴花(駒ヶ根東中3年)5分24秒86▽4組=(2)森田遥(赤穂中2年)5分05秒03(3)北原成美(駒ヶ根東中2年)5分06秒39(9)竹村知世(駒ヶ根東中2年)5分21秒68(11)寺平稚博(駒ヶ根東中3年)5分25秒42)▽5組=(7)福沢志穂(駒ヶ根東中2年)4分58秒08(9)篠田美樹(駒ヶ根東中3年)5分00秒09
〈3000メートル〉
▽1組=(2)湯沢ほのか(駒ヶ根東中1年)11分03秒87(4)竹村知世(駒ヶ根東中2年)11分11秒59(8)宮島有里恵(伊那北高3年)11分20秒06(20)山岸沙織(伊那西高2年)12分41秒55▽2組=(10)福沢志穂(駒ヶ根東中2年)10分46秒02
〈5000メートル競歩〉
(4)水上八恵子(伊那西高3年)29分01秒71(6)平澤彩佳(赤穂高3年)32分38秒86
〈1600メートルリレー〉
▽1組=(2)伊那西高(平澤成美、小澤あゆみ、大倉未来、伊東かほり)4分23秒71▽2組=(4)弥生ヶ丘高(大久保涼花、小澤智代、鹿野恵理、中村茜)4分31秒84
〈走り高跳び〉
(4)有賀楓子(春富中2年)1メートル50(10)松島愛(春富中2年)1メートル40(16)馬場和香子(伊那東部中2年)1メートル30
〈棒高跳び〉
(1)保科早紀(伊那北高3年)3メートル10(2)青木亜由美(伊那西高2年)3メートル00(6)伊澤楓(春富中2年)2メートル20(7)田畑みなと(春富中2年)2メートル00
〈走り幅跳び〉
(3)下平侑美(伊那西高2年)5メートル17(8)桐山明日香(宮田中3年)4メートル89
〈砲丸投げ〉
(16)大澤樹里(駒ヶ根東中3年)7メートル54(17)宮下摩衣(駒ヶ根東中3年)7メートル47
〈やり投げ〉
(9)小林知恵実(伊那西高3年)33メートル62 -
上伊那建設労働組合第61回定期大会
上伊那建設労働組合は24日、第61回定期大会を伊那市の上伊那建労会館で開いた。07年度の事業計画と一般会計予算を承認し、役員改選では保科幸雄組合長が再選した。
本年度は、引き続き各自治体に対して仕事確保や賃金確保を要請していくほか、社会保障制度の充実を求める要請行動に重点的に取り組む。また、組織拡大の強化推進や経費節減による堅実な財政運営などに取り組み、組織基盤の安定に努める。
また、年々選出が困難になっている役員については、従来各地区の統括に当たっていた部長職を副組合長が担当し、本年度から組合長、副組合長、書記長の3役体制とする。
組合長以外の本年度役員には、副組合長に田本晋二さん、辰口定善さん、清水清武さん、書記長に中山稔さんを選出した。
07年度表彰者は次のみなさん。
◇功労表彰=西村宗夫(西箕輪分会)酒井勇(伊那大工分会)
◇70才功労表彰=関忠臣、有賀弘、伊藤栄雄(以上箕輪分会)原秀長、唐沢謙一郎(以上南箕輪分会)竹村文子(伊那大工分会)鈴木廣一、清水規男(以上西箕輪分会)宮下宮夫(伊那建具分会)伊藤千織(伊那家具分会)加塩勇一(伊那看板塗装分会)森田初、伊藤市男、櫻井幸夫(以上美篶分会)田畑與策、小松茂人(以上富県分会)岩沢溥夫、新井喜昭、小境照幸(以上東春近分会)加藤政義、大村義房(以上宮田分会)那須晟中、坂本忠男、北村隆人、上野稔、加藤久造、渋谷初美(以上赤穂分会)竹村茂男(中沢分会)松下寿雄、堀内清(以上飯島分会)原幸良(中川分会)大川一十(高遠分会)馬場亨(長谷分会)伊藤軍司(伊那分会) -
第47回長野県陸上競技春季大会(21・22日、松本平広域公園陸上競技場)
【男子】
〈3000メートル〉
▽1組=(21)小林賢人(伊那東部中3年)11分02秒87▽2組=(1)福沢潤一(駒ヶ根東中3年)9分05秒44(11)竹村亮作(駒ヶ根東中2年)10分06秒25(13)久保田光(駒ヶ根東中3年)10分22秒07
〈5000メートル〉
▽1組=(18)宮下暢央(弥生ヶ丘高2年)18分40秒8▽2組=(6)高橋聡(弥生ヶ丘高2年)16分36秒3(9)熊谷直(上農高3年)16分52秒8▽3組=(3)羽生吉浩(養命酒)15分34秒3(15)村上剛(伊那北高2年)16分28秒2▽4組=(15)福澤純平(上農高3年)15分55秒2
〈3000メートルSC〉
▽1組=(10)春日隆大(伊那北高2年)10分45秒06(20)上島佑基(上農高2年)11分31秒90▽2組=(13)柴巧磨(上農高3年)10分39秒23(17)吉川一平(弥生ヶ丘高3年)10分47秒81
〈400メートルリレー〉
(4)弥生ヶ丘高(安藤太郎、唐澤和也、平澤快嗣、春日徹也)44秒35
〈走り高跳び〉
(11)稲村立吉(高遠高2年)1メートル65
〈棒高跳び〉
(1)上杉丈夫(上伊那陸協)4メートル50(2)松澤ジアン成治(高遠高1年)4メートル40(8)城取寛幸(高遠高3年)3メートル80(9)春日太陽(春富中3年)3メートル80 -
全国学力検査 43年ぶり
全国学力・学習状況調査が24日、全国の小中学校であった。小学6年生と中学3年生の約230万人を対象としたテスト。文科省が市区町村教委の協力で実施し、上伊那関係では小学校36、中学校13の計49校が行った。
当時の文部省が1961縲・4年にかけて同テストを実施したが学力の競争過熱化などの問題を生じ廃止した経過がある。今回は43年ぶりの実施。03年の国際学力調査の結果で学力や学習意欲の低下傾向が指摘され「ゆとり教育」が原因との批判がきっかけとなった。
児童生徒たちは国語、算数・数学のテストと生活習慣や学習環境の調査を受ける。全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、各教委、学校ごとに教育の検証と改善を図ることを目的としている。
この日、上伊那地区では各市町村教委管内の小中学校計51校のうち49校が実施。調査のなかった伊那市内の小中学校各1校は修学旅行のため後日の調査(集計対象外)となる。調査結果は9月の公表を予定しているという。
全国学力・学習状況調査を受ける伊那市内の小学6年生ら -
国体卓球少年の部・南信予選
第62回国民体育大会卓球競技少年の部南信地区予選会は21日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であった=写真。中学3年縲恪mZ3年の男子236人、女子115人の合計351人が県大会へ向けトーナメントを展開した。
県大会は28日、長野市の長野運動公園総合体育館であり、南信地区からは男子128人、女子64人が出場する。
上位の結果は次の通り。
▽男子 (1)中川桂枝(飯田風越)(2)松下幸平(飯田)(3)沖村貴弘(伊那少年卓球クラブ)、川上哲平(下伊那農業)
▽女子 (1)森岡彩乃(飯田長姫)(2)福沢美都里(飯田風越)(3)木下美咲(飯田女子)、川上紗也加(同) -
第32回上伊那ママさん卓球大会
上伊那卓球連盟主催の第32回上伊那ママさん卓球大会は22日、箕輪町の町民体育館であった。団体戦と県大会予選を兼ねた個人戦に80人が出場した。
団体戦1部(4シングルス、1ダブルス)、団体戦2部(2シングルス、1ダブルス)に各8チームが出場。個人戦は年齢別の部で競った。
県大会は5月20日に岡谷市で開催予定。個人戦のベスト4、ベスト8の中から5チームを作り、団体戦と個人戦(ダブルス)に出場する。
結果は次の通り。
◆団体戦1部
▽準決勝
駒ヶ根クラブ3-1伊那ママさん卓球クラブ
美篶レディース3-2箕輪北
▽決勝
美篶レディース3-1駒ヶ根クラブ
◆団体戦2部
▽準決勝
伊那ママさん卓球クラブ2-1狐島卓球クラブ
箕輪ガッツ2-1南箕輪まっくん
▽決勝
伊那ママさん卓球クラブ3-1箕輪ガッツ
◆個人戦2部
(1)中村千枝(辰野ママ)(2)中村洋子(伊那ママさん卓球クラブ)(3)北林恵子(駒ヶ根クラブ)
◆個人戦3部
▽準決勝
小林かず子(高遠町卓球クラブ)3-1伊藤重子(高遠町卓球クラブ)
村上三和子(駒ヶ根クラブ)3-1石井久子(美篶レディース)
▽決勝
小林かずこ3-0村上三和子
◆個人戦4部
▽準決勝
千村淳子(駒ヶ根クラブ)3-1米山真梨子(箕輪町母親卓球部)
宇治章子(箕輪町母親卓球部)3-2加藤由美子(駒ヶ根クラブ)
▽決勝
千村淳子3-0宇治章子
◆個人戦5部
▽準決勝
埋橋澄子(美篶レディース)3-0篠田洋子(南箕輪ママさん卓球クラブ)
阿部恵子(伊那ママさん卓球クラブ)3-0藤沢まさえ(南箕輪ママさん卓球クラブ)
▽決勝
埋橋澄子3-0阿部恵子
◆個人戦6部
▽準決勝
黒田歩(伊那ママさん卓球クラブ)3-0北原光恵(南箕輪ママさん卓球クラブ)
伊東知恵美(高遠町卓球クラブ)3-1西藤なをみ(南箕輪ママさん卓球クラブ)
▽決勝
黒田歩3-0伊東知恵美 -
いけばな池坊全国巡回講座
いけばな池坊全国巡回講座2007の伊那支部(有賀サエ子支部長)の講座が22日、伊那市の県伊那文化会館であった。恒例の講座に会員と一般の430人が集い、実演を見て花の生け方を学んだ。
今年は「温故知新」をテーマに、家元から派遣された講師が、500数十年という池坊の伝統を踏まえて生花、立花、自由花を実演しながら講義。ユーモアを交えた楽しい講義で、途中にビデオも入れながら指導した。
「見えないものが見えるように“心を生ける”」ことを大切にし、水盤にオクラレルカ、シマフトイ、ヤマブキ、シマショウブで水辺とその奥に山の芽吹きを表現する生け方などをステージ上で実演。講師は「水盤はどこの家庭にもあるので、いろいろ工夫してもらえば楽しい」と話した。受講者は生ける様子を真剣に見てメモを取るなどし、講義終了後には講師の作品を間近で見て学んでいた。 -
AFS長野南信支部留学生歓迎会
高校生の留学機関であるエイ・エフ・エス(AFS)日本協会長野南信支部(半沢貴子支部長)は22日、07年春季で受け入れた4人の派遣留学生の歓迎会を伊那市駅前ビル「いなっせ」で開いた。留学生とホストファミリー、支部員らが、持ち寄った料理などを味わいながら歓談した。
留学生は3月末に来日し、4月から高校生活を開始。滞在は約1年で、来年2月初旬にそれぞれの母国に帰る。今季の受け入れは、オーストラリア出身で諏訪清陵高のアラナ・ジェーピークさん(17)、カナダ出身で岡谷南高のマキシム・シェリダンさん(17)、フィリピン出身で飯田風越高のデニブ・ジョセット・スギィタンさん(16)、タイ出身で飯田女子高のティティポン・クワソムワンさん(16)。
4人は母国で日本語を勉強して来日。日本語で、「日本に来て楽しい」「学校で友達ができた」と笑顔で話した。
南信支部では今後も、ローカルオリエンテーション、クリスマス会など定期的に交流の機会を設けるという。 -
ママさんバレー NEC杯リーグ
ママさんバレーボールの「第12回NEC杯スプリングリーグ」は22日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館など3会場であった。上伊那家庭婦人バレーボール連盟主催。
上伊那地区のチームを中心に諏訪、飯伊地区から計24チームが参戦。1会場(=1ブロック)につき8チームが2コートに分かれ、それぞれ総当りを戦い、3ブロックごとの優勝チームなどを勝ち点、セット率、得失点率で決めた。
選手たちは息の合ったコンビネーションで激しい攻守戦をみせた。会場から送られる家族や我が子からの「ママ頑張って」などの声援を力に代えて熱戦を繰り広げた。
結果は次の通り。
▽第1ブロック (1)あすか(上伊那)(2)空木(同)(3)さわやか(同)
▽第2ブロック (1)とまと(飯伊)(2)べガ(諏訪)(3)リュシオール(上伊那)
▽第3ブロック (1)飯伊(飯伊)(2)松尾(飯伊)(3)南箕輪(同)
息の合ったコンビネーションで強烈スパイク -
グッドカンパニー大賞の受賞祝賀会
県経営者協会上伊那支部(向山孝一支部長)は21日、昨年11月に社団法人・中小企業センターの「グッドカンパニー大賞」のグランプリとなった伊那食品工業(本社・伊那市、井上修社長)と特別賞となったミカドテクノス(本社・箕輪町、伊藤英敏社長)の受賞祝賀会を箕輪町の伊那プリンスホテルで開いた。関係者など約50人が集まり、上伊那の栄誉として2社の受賞を祝福した。
同賞は優れた中小企業を全国の中から発掘し、日本経済の発展に寄与することを目的として1967年から行われている。これまででに約500社を表彰したほか、初代グランプリは京セラ(本社・京都市、川村誠社長)が受賞しているなど、飛躍的な発展をした企業も多い。
昨年度は48期連続増収増益の実績を持つ伊那食品工業が最高賞を受賞したほか、将来性のある企業などに贈られる特別賞をミカドテクノスが受賞。2社の栄光を支部全体で祝福する運びとなった。
伊那食品工業の塚越寛会長は「会社が表彰されたということで社員一同で喜んだ。最初の20年くらいは無我夢中で人並み以上の努力をしてきたが、多くの人に支えられて歩んできた。これからも何らかの形で地域のためになることをしていきたい」と語った。また、ミカドテクノスの伊藤社長は「身に余る光栄。自分の生きがいとなる会社とは何だろうと考え『文化的な価値を創造するような会社になろう』を社是としてきた。これからはよい会社づくりに努めていきたい」と語った。 -
JA上伊那のあぐりスクール開講
上伊那農業協同組合(JA上伊那)が地元小学生を対象として開講している「あぐりスクール」の伊那校の開校式が21日、伊那市狐島のJA本所などであった。ともに学ぶ86人の児童が集まり、新しい友人とともに農業の大切さを学ぶことを約束した。
年間を通じてさまざまな農業体験などに挑戦する同スクールは、子どもたちに農業を体験してもらいながら食物や農業の重要さをじかに感じてもらおう竏窒ニ昨年度からJA上伊那が取り組んでいるもの。スクールは12月までの間に月1回ずつ開講し、田植えやいちご狩り、サツマイモの収穫など、季節にあった農業体験などに取り組んでいく。好評だった昨年の声を受け、本年度は駒ヶ根校も開講することとなった。
宮下勝義組合長は「いい思い出をたくさん残すような体験をして下さい。豊かな人間性を育てていくには食が大切だと言われているが、特に小学生の時が最も大切。食を通じて農業の大切さを感じてもらいたい」と生徒と保護者に呼びかけた。
その後、畑に移動して早速ジャガイモとトウモロコシの種まきに挑戦。児童たちは土の感触を楽しみながら丁寧に種をまきつけていた。
駒ヶ根校の開講は28日。 -
県長寿社会開発センター上伊那地区賛助会総会
県長寿社会開発センター上伊那地区賛助会総会が21日、伊那市駅前ビル「いなっせ」であり、07年度事業計画などの承認をした。
県の行政改革に従い、同賛助会でも昨年度から会員が主体となって会の運営を行うようになった。それに伴い本年度は、会員募集強化事業を新たに展開。従来は県老人大学の卒業生の入会希望者を会員としてきたが、本年度からは公民館活動の参加者や高齢者クラブなどの参加者にも呼びかけを行い、会員加入を促していく。
そのほかにも、生き生き料理教室、高齢者ニュースポーツ交流会、信州ねんりんピック大会への参加を予定している。
高橋大八会長は「06年度は会員が主体となって賛助会の運営をしてきたが、初めてということで問題や困難もあった。しかし、役員の手助けとみなさんの協力があって計画通り実施することができた。みなさんの協力をいただきながら07年度も上伊那地域の高齢者の生きがいづくりに全力をつくしたい」と語った=写真。
また、あららぎ歯科医院の橋場正尚院長が「口腔衛生とボケの予防」をテーマとした記念講演とマジックを披露し、会員を楽しませた。
現在の会員数は542人、約30組のグループが書道やちぎり絵などに取り組んでいる。 -
林野火災予防パレード
上伊那地方事務所などは19、20日、上伊那管内の山際を中心に、林野火災予防パレードを展開している。地域住民の山火事予防意識を高めるねらい。
出発式で、宮坂正己上伊那地方事務所長は「山火事の原因はたき火や土手焼き。わずかな不注意で、先人が守り育てた森林が一瞬のうちに消滅してしまう。行楽の時期を迎えるが、防火意識を高め、防ぎたい」とあいさつした。
19日は、森林や消防関係者7人に、各市町村の職員が加わり、2班に分かれて上伊那北部を回った。山火事が多発する時期で、広報車で回りながら、地域住民に▽たき火の場所から離れる際の完全消火▽強風時や乾燥時のたき火の中止▽たばこの吸い殻の投げ捨て防止竏窒ネどを呼びかけた。
20日は上伊那南部を回る。
06年の山火事発生件数は4件で、被害面積は22アール。本年は2件が発生している。 -
元気づくり支援金選定委員会第1回選定委員会
コモンズ支援金の後継事業「地域発 元気づくり支援金」の上伊那地域選定委員会が19日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。行政や地域から選ばれた委員7人が集まり、各市町村から挙がってきた110事業の内容説明を受けた=写真。
県が本年度から実施していく元気づくり支援金は、コモンズ支援金の全県枠をなくし、その分地域枠の配分額を増額したほか、行政関係者だけでなく、地域の代表者を含めた選定委員会を構成し、より地域ニーズに即した事業選定ができる体制を整えた。
県全体の予算(約10億円)のうち、上伊那の割り当て分は9360万円。それに対し要望のあった事業の総額は1億5800万円で、内訳は市町村分が51事業(1億300万円)、公共的団体が59事業(5500万円)となっている。事業区分では「安全・安心の地域づくり」「教育・文化の振興」などの申請が多かった。
5月8日に開く第2回委員会で本年度事業を選定する。
各市町村の事業要望状況は次の通り。
◇伊那市▼市町村分=7事業(2800万円)▼公共的団体分=28事業(2500万円)
◇駒ヶ根市▼市町村分=5事業(1500万円)▼公共的団体分3事業(190万円)
◇辰野町▼市町村分=9事業(1100万円)▼公共的団体分=6事業(410万円)
◇箕輪町▼市町村分=11事業(1900万円)▼公共的団体=4事業(500万円)
◇飯島町▼市町村分=9事業(420万円)▼公共的団体分=6事業(630万円)
◇南箕輪村▼市町村分=5事業(1500万円)▼公共的団体分=なし
◇中川村▼市町村分=3事業(580万円)▼公共的団体分=3事業(380万円)
◇宮田村▼市町村分=2事業(260万円)▼公共的団体分=5事業(480万円)
◇広域▼公共的団体分=4事業(300万円) -
上伊那の県議が県会会派の所属固める
県会の会派再編が進む中、上伊那の県議もそれぞれの所属を明らかにした。向山公人氏(64)=伊那市=は佐々木祥二氏(55)=駒ヶ根市=らとともにリベラル保守を基本指針とする新会派を結成。一方、今回選は無所属で出馬した木下茂人氏(72)=伊那市=は、自民党県議団入りする。
今回選で支持を受けた連合長野から批判的な声が挙がる中、今回の決定について木下氏は「活動するのに一番良い形を選択した。後援会にも相談し、100パーセントというわけではないが理解はしてもらった」とコメント。
一方、県議選では自民党県連の推薦を受けた向山氏は「もともと自民党含めた保守系会派があった方が幅広い声を受け入れられ、支持も得られるのではないかと思っていた」として向山氏は自民党県議団入りせず、自身の政治信条を貫いた。
自民党推薦を受けた垣内基良氏(57)は自民党県議団入りする。 -
35歳以上のサッカー愛好者 カップ大会・白熱
本年発足した35歳以上のサッカー愛好者でつくる「南信35リーグ」は15日、伊那市の市陸上競技場で、初の公式戦となるカップ大会を開いた。南信地区の7チームが22日の決勝に向け予選リーグを展開。選手らは年齢を感じさせない動きでピッチを走り抜けた。
同リーグは、県サッカー協会の目標である、シニアサッカーの競技人口を増やすため3月末に設立。1998年に中信地区に設けたのが始まりで、南信地区は2番目となる。現在、北信、東信地区にもリーグの設立が検討されている。
カップ大会のほか、5月6日、同競技場でリーグ戦を開幕。11月4日までの間、同7チームがホーム&アウェーの総当り計42試合の熱戦を繰り広げる。
南信35リーグ運営委員長の小沢広志さん(50)=伊那市御園=は「サッカーを生涯スポーツとして広めていきたい。子どもたちが大人になってもサッカーを楽しむための地盤づくりの一歩になれば」と話す。
南信35リーグに加盟する7チームは次の通り。
▽いなのかんたろう▽FC飯田35▽駒ケ岳シニア▽SankyoFCシニア▽茅野ピースウイッシュサッカークラブ▽トップストーンシニア▽南箕輪Padre -
上伊那高校卓球選手権大会
第34回上伊那高校卓球選手権大会が14日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であった。男女別のシングルス、学校対抗戦がそれぞれあり、選手らは日ごろの練習成果を発揮しようと熱戦を繰り広げた=写真。上伊那卓球連盟主催。
国体、高体連の地区予選に向けての前哨戦に位置付けられる大会。上伊那8校から男子56人、女子34人の計90人が集まり、団体(ダブルス1、シングルス4)とシングル戦の各トーナメントを戦った。
上位の結果は次の通り。
【男子】
▽団体 (1)上伊那農業A(2)伊那北A(3)駒ヶ根工業A(4)箕輪工業
▽シングルス (1)城田聖也(上伊那農業)(2)加藤隼人(同)(3)中島健(伊那弥生)、小田義明(駒ヶ根工業)
【女子】
▽団体 (1)伊那西A(2)伊那北(3)赤穂B(4)赤穂A
▽シングルス (1)牛山雅美(伊那西)(2)宮沢真紀(辰野)(3)名和真理子(赤穂)、中原綾香(同) -
高遠の桜満開
渋滞もピークに伊那市高遠町の桜の名所、高遠城址公園に向かう花見客の車で伊那市内は14日、終日渋滞した。
同公園のタカトオコヒガンザクラが満開となってから初の週末とあって、中央高速道路の伊那インターから県外ナンバー車が続々と伊那市内へ。ほとんどが中心市街地を抜け、国道361を利用して高遠町方面へ向かうコースをたどった。
そのため、インター・アクセス道路から進行してきた車で県道南箕輪沢渡線がまず渋滞。正午前には、枝道から同県道へ進入できない車の列も前橋町で多く見られた。
ようやく市街地を抜けた県外車を待っていたのは、国道361号線や市道の通称ナイスロードの本格的な渋滞。午後になっても日影区あたりから高遠町まで車が詰まった。
大渋滞に巻き込まれた地元車の一部が脇道に迂回するなどしたため、国道周辺の市道も大混乱。午後1時ころ、渋滞に巻き込まれ脇道に入った美篶笠原の女性(40)は「松本ナンバーが狭い道にいっぱいいて、すれ違いができないために行ったり戻ったり、民家の庭に入ったりと大変だった」と話していた。
午後1時すぎに、仕事で市街地からナイスロードを使って高遠方面へ向かった男性会社員(25)は、渋滞を避けて新山から高遠へ向かう山道を利用。渋滞には遭わなかったが、観光バスや県外車の多さに驚いた。「普段は観光バスなど絶対に通らない道。こんなところまで来たか、という思いだった」とあきれていた。
15日も終日渋滞が予想される。 -
湯めぐりスタンプラリー開始
上伊那の温泉施設や観光施設をめぐる「信州上伊那温泉街道湯めぐりスタンプラリー」の本年度受付が始まった。
上伊那の観光PRを目的として10年前から続くもので、上伊那各地にある温泉、観光施設でスタンプを集めた応募者に抽選でさまざまな賞品を進呈している。
今回は、開始10周年と権兵衛トンネル開通1周年にちなんで賞品を80品目増やしたほか、これまでの上伊那20施設に加えて木曽町の「道の駅日義木曽駒高原」と「塩尻市の「木曽くらしの工芸館」も特別参加。また、木曽の特産品が当たる「木曽路賞」を新たに設けた。
各賞によって集めるスタンプ数が決まっており、上伊那の特産品などが当たる「季節賞」は年4回抽選を行うため、当選する確率も高くなっている。旅行券や上伊那にある宿泊施設の宿泊券などが当たる特賞から4等までの抽選は08年の3月中旬となる。
前年比で64%増となった昨年の応募総数は2748通。東海方面を中心に県外からの応募も増えているという。
実施期間は08年の2月12日まで(応募は当日の消印まで有効)。
問い合わせは上伊那広域連合湯めぐりスタンプラリー係(TEL78・2500)へ。 -
女子職員の制服新デザインに
アルプス中央信用金庫(渋谷敦士理事長)は、女子職員の制服デザインを一新した。
新しい制服は、上着とベストがグレーチェック、スカートが黒で、落ち着いた雰囲気を漂わせる。胸元のリボン(赤系、青系の2種類)が全体を引き締め、おしゃれ感を出している。
同信金では3、4年サイクルで女子職員の制服デザインを刷新。今回は新年度スタートに合わせて2日に導入した。 -
県議選 郡区
◆垣内基良氏
ほっとしたという感じ。辰野から中川までの責任を負ったと思う。気持ちを入れ替え、地域の皆さんのため、長野県のために頑張りたい。
前回の1票差で支持者がこの4年間、胸のつかえが取れず悩み苦しんだ。この選挙で勝たせていただき、皆さんの肩の荷、私自身の荷をなんとか下ろしたかった。おかげで下ろすことができた。辰野の皆さんが本当に一つにまとまっていただいた。政治理念、信条、行動力を含め政治力に理解いただいた結果。
皆さんのご要望、ご意見を聞いて、しっかり県政に反映する形をとりたい。今年の予算は決まっているので個所付けに努力し、来年度予算に要望を盛り込めるよう努力したい。
◆小林伸陽氏
厳しい選挙戦になると予想していた。戦いを勝ち抜けたのも、皆さんの努力の結果。
支持を訴える中で、政策や県のあるべき方向を示して戦ったのは、私の陣営だけである。公約を県政で実現する重さを感じている。
介護、子育て、医療、教育など住民の暮らしを守ることが最大の課題。県議会で支援に負けない努力をし、県政を前進させることで返したい。 -
県議選 郡区 有権者の判断
し烈な戦いを繰り広げた上伊那郡区。定数が3から2に削減され、現職、元職の各1人が当選、現職2人が落選した。接戦になるという各派の予想通り、4候補とも1万1千票以上を獲得し、トップ当選と最下位の差は1766票だった。
前回、辰野町から出馬して落選した赤羽公彦氏の獲得票(旧高遠町・旧長谷村を除いた8487票)の行方が注目されたが、垣内氏が町内で9639票を獲得し、2位に7700票以上の大差をつけて圧倒的な強さを見せた。「辰野町から県議の火を再び」の実現に向けて辰野一本化に力を注ぎ、前回よりも4385票を上乗せした。また、女性を対象にした集いを開くなど女性の支持拡大に力を入れ、前回と比較にならないほど後援会員数を増やしたのも特徴の一つ。
「自分自身の最後の戦い」と決めて臨んだ垣内氏。前回、1票差で落選した悔しさをばねに、トップ当選を果たした。
小林氏は「変わり始めた県政の改革を後戻りさせない」と訴え、他候補と立場の違いを明確にして戦った。地元箕輪町で5785票を固めたほか、すべての町村で前回を上回った。当選の要因は「政策が評価された」とみて、党派を超え、着実に獲得票数を伸ばした。
清水氏は前回の無所属から自民党公認として立った。昨年暮れから、地元箕輪町、南箕輪村を1万軒以上歩き、地元を固めた。箕輪町、南箕輪村で最高得票だったものの、辰野町で目標より1千票余が足りず、南部の獲得票も思うように伸びなかった。
南部から唯一立候補した小原氏は、飯島町・中川村で選対組織を立ち上げるなど南部から県議を送り出そうという気運を盛り上げた。前回の投票率に比べて0・63縲・・01ポイント上回り、地元宮田村の4295票をはじめ、飯島町、中川村で目標1万票に近い9074票を獲得した。北部の2町村に事務所を構え、支持拡大を図ったが、目標としていた票数に届かず、涙を飲んだ。 -
県議選 新県議決まる
県議会議員選挙は8日投・開票された。上伊那では、伊那市区で現職木下茂人氏(71)=無所属(4)・美篶、現職向山公人氏(64)=政信会(3)・西町、駒ケ根市区で元職佐々木祥二氏(55)=無所属(3)・赤須東、郡区で元職垣内基良(57)=無所属(2)・辰野町、現職小林伸陽氏(63)=共産党(3)・箕輪町=が当選を果たした。
投票率は伊那市区が前回を8・2ポイント下回る60・79%、駒ケ根市区が0・48ポイント上回る71・11%。郡区は接戦だったが、投票率は上がらず、71・76%と前回を0・13ポイント下回った。
争点となった村井県政の姿勢には賛否両論あるが、有権者から「後世に禍根を残すようなことだけは避けてほしい」など注文がつく。「豊かで住みよい地域づくり」などを果たすため、県政をチェックし、有権者の1票1票にこたえなくてはならない。 -
県議選 一夜明けて 垣内基良氏
-感想は
ほっとした。朝3時まで息子と飲んだ。これから議席を安定させていかないと上伊那のためにならない。そのためには続けて勝てる組織をきちんとしないといけない。
-トップ当選して
とんでもない運命だ。不死鳥のようによみがえる。その精神力は支持者がいなきゃできない。1票差で町民の胸の中につかえたすっきりしない何かを取ると同時に、俺の分も取ってほしかった。ようやくわだかまりなく町が一つになった。本当にいい選挙だったと思う。
-村井知事の是非は選挙の争点になったか
郡区では政策的には争点ではなかったと思う。田中さん、村井さん双方を勉強しながらやっていれば争点だったが、県民が政争を繰り返し感情で投票行動していた。今回少し改善された。知事とは是々非々。考え方がだいたい一緒だから、あまりブレがないと思う。
-県議としてのこれから
現状を見て分析し、実行する。予算の個所付けを見ていないので、本年度やること、継続すること、来年予算化することを考える。定数が3から2になり地域選挙の終わりと思ったが、結果的には地域選挙だった。だから辰野から中川まで全部やる。この4年間で少し幅ができた。今までは持論展開し理解してもらうことをしてきたが、そういうことではない。県民同士でいがみ合わないように、真ん中を取るということでなく、上手に運営する方法をしていくことだと思う。議員は条例づくり、地域要望の取り入れがあるが、地域要望取り入れを処理する能力もつけないといけない。上伊那のためにきちっとやります。
-会派は「石田(冶一郎)先生の言う通りに」ということだが
まだこれからだけど、政治家は親方を裏切ってはいけない。そのことを自分の有権者に理解してもらうことをしていく。 -
伊那谷新酒祭り 桜さかなに飲み比べ
桜と地酒を楽しむ恒例のイベント「伊那谷新酒祭り」は7日、伊那市西町の春日城址(し)公園であった。5回目の今回は、飯田市の蔵元・喜久水が新規参加で地元9醸造会社の酒を飲み比べ。県内外から集まった参加者は、咲き始めたばかりの公園の桜を見ながら新酒の喉ごしを味わった。
西町商店街の有志で結成した「ルネッサンス西町の会」(向山等会長、56人)が主催する地域おこしイベント。会場には地元酒造会社9社(日本酒8社、地ビール1社)の20銘柄以上の新酒が集まり、それぞれの酒を関係者らが紹介した。
初回以来の参加となった20代の女性2人(上伊那在住)は「どこのお店の酒もおいしいものばかり。久しぶりに来れたので気合を入れてすべての銘柄に挑戦したい」とほろ酔い気分で楽しんだ。
商品券の当たる恒例の利き酒コンテストや、来場した先着120人に地酒(300ミリ)をプレゼントなどもあり会場は大盛り上がり。向山会長は「天気は悪いものの期待通りに桜が花を咲かせてくれた。来場者が多く来てくれたのでやっている方もうれしい」と話した。
同会は5月中旬、「西町の公園」である春日城址公園の美化活動を目的としたツツジの木の植樹を予定している。