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上伊那初 ケール栽培に取り組み
農事組合法人みのわ営農はJA上伊那管内で初めて健康によいとされている野菜、ケールの栽培に取り組みます。 8日は農家やJA職員らが箕輪町の北部水稲育苗センターでケールの苗1,600本を植えました。 ケールは青汁の材料として使われている野菜でビタミンやミネラルが豊富に含まれているということです。 千曲市の食品加工業者、株式会社長野サンヨーフーズからの依頼により、みのわ営農がビニールハウス4棟、およそ7.5ヘクタールで栽培します。 ケールは7月下旬には収穫できるということでみのわ営農では8トンの収穫を見込んでいます。
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上伊那地域 梅雨入り
気象庁は5日「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。 今年は去年より2日遅く、平年より3日早い梅雨入りとなりました。
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全国植樹祭 伊那会場600人参加
第67回全国植樹祭が5日、長野市など5つの会場で行われサテライト会場の伊那市の鳩吹公園では約600人が植樹や間伐などを行いました。 鳩吹公園に隣接するますみヶ丘平地林では、上伊那の小学生や林業関係者などおよそ600人が植樹を行いました。 アカマツを間伐した、平地林の一画、0.5ヘクタールには、コナラやヤマザクラなど11種類、1200本を植樹しました。 子供たちは、クワを使いおよそ20センチ穴を掘り、植樹していきました。 土をかぶせ終えると、木の根が水を吸うように、踏み固めていました。 植樹した苗木の一部は、1年前から地域のボランティアや学校などが預かり、育ててきたものだという事です。 植樹の前には式典が行われ、伊那市内の小学生3人が、「地域の森林を宝として守っていきたい」と宣言しました。 全国植樹祭上伊那地区県民植樹実行委員会会長の堀田文雄上伊那地方事務所長は、「森林にふれ、自然を慈しみ、木材を資源として活用できる社会を築き、次の世代へ伝えていきたい」と話していました。
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伊那愛樹会の春の盆栽展 さつきの盆栽30席並ぶ
上伊那の盆栽愛好者でつくる伊那愛樹会の春の盆栽展が、5日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、会員8人が育てているさつき30席が並んでいます。 大きく成長しすぎないよう剪定と植え替えを繰り返しながら、30年から40年かけて形を整えてきたものです。 毎年春と秋の2回展示会を開いていて、今回で40回目となりました。 伊那愛樹会では、「様々な種類のさつきを楽しんでほしいです」と話していました。 伊那愛樹会の春の盆栽展は5日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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JA上伊那がお粥ポットを市町村に寄贈
JA上伊那は炊飯器でお粥が作れるお粥ポットと米の割引券を伊那市に寄贈しました。 2日にJA上伊那の山岸眞由美理事ら2人が市役所を訪れました。 JA上伊那では上伊那食卓愛の運動の一環で毎年管内の8市町村にお粥ポットとお米券を贈っています。 今年度伊那市にはお粥ポット170個とお米券550枚が贈られました。 伊那市では3か月検診の時に第1子にはお粥ポットとお米券を、第2子からはお米券を渡すということです。 今年度は上伊那8市町村に合わせて535個のおかゆポットと1,415枚のお米券が贈られました。
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豪雨災害から10年 天竜川シンポ18日に
諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を観測した、平成18年7月豪雨災害から、今年で10年を迎えます。 災害を風化させることなく次世代に伝えるためのシンポジウムが、18日に箕輪町で開かれます。 平成18年7月豪雨の際に、伊那ケーブルテレビが生中継した当時の様子です。 平成18年7月17日から19日までの総雨量は、伊那市で382ミリ、辰野で396ミリと記録的な大雨となりました。 県内では、岡谷市や諏訪市、辰野町を中心に35か所で大規模な土砂災害が発生し、12人がなくなりました。 災害から10年を迎えるにあたり、天竜川上流河川事務所と箕輪町が、18日にシンポジウムを開きます。 有識者や、災害に対応した関係者がパネルディスカッションなどを行います。 松島北島地籍で天竜川の堤防が決壊するなどの被害があった箕輪町も主催団体となっています。 決壊した場所は、災害伝承公園として整備されています。 天竜川シンポジウムは、18日(土)午後2時から、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれます。 災害への備えや雨の降り方の特徴についての基調講演の他、パネルディスカッションが予定されています。 入場は無料です。
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空き家対策上伊那地区連絡会 初会合
県や上伊那の市町村などが連携し、空き家対策の効果的な取り組みを検討していく「空き家対策上伊那地域連絡会」の初会合が1日、伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、県や市町村の担当者、建築士などが出席し、県の担当者から国や県の取り組みなどについて説明がありました。 県内の空き家の戸数は、平成5年度には9万5千戸でしたが、平成25年度には倍以上の19万4千戸となっています。 県の担当者は、空家対策に関わる計画を市町村毎に策定すれば、国から有利な補助を受け、空き家の改修や撤去することができると説明しました。 県では今年度、地域ごとの課題を洗い出していこうと、各地方事務所に空き家対策地域連絡会を設置しました。
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伊那広域シルバー人材センター 会員増強図る
伊那広域シルバー人材センターの今年度の総会が26日に開かれ、会員数減少に伴い人材確保のための講習会を実施していく事などが確認されました。 総会では、今年度の事業計画が示されました。 伊那広域シルバー人材センターの会員数は現在636人で、平成19年、20年の700人をピークに減少傾向にあります。 人材確保のため、昨年度に引き続き、会員と会員でない住民が一緒になって研修を行い、センターの活動について理解を深めてもらうための「地域交流研修」を実施します。 ほかに、料理や掃除など家事をサポートするスキルを身に着けるための一般向けの講習会を10月に開く予定です。 伊藤裕偉理事長は挨拶で「信頼される仕事をして地域に貢献できるセンターとなる事を使命として取り組んでいきたい」と話していました。
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上伊那で「日本版DMO」検討へ
市町村や交通事業者などでつくる上伊那観光連盟は、地域と協同して観光地づくりを行う法人「日本版DMO」の設置に向けた検討を行うための勉強会を今年度から実施します。 30日、上伊那観光連盟の総会が開かれ、今年度の事業計画が承認されました。 DMOとは、行政や住民、商工団体、農業や観光に関する団体や事業者などが協同して地域一体の観光地づくりをする法人組織です。 地域からの申請が国の審査を通ればDMOとして登録されます。 上伊那観光連盟では、DMO登録にむけた検討を行うため、今年度から2年間、勉強会を開く計画です。 市町村の観光担当職員のほか観光に関わる団体や事業者を対象に2か月に1回開催し、講師は長野県観光振興審議会の清水愼一会長がつとめます。 上伊那観光連盟では、各地の事例の研究などを行いながらDMOに関する知識を共有し、検討を行っていくとしています。
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上伊那の高校生が企業を見学
ハローワーク伊那などは、就職を希望する高校生に進路選択の参考にしてもらおうと30日、企業の見学会を開きました。 上伊那の高校生、約490人が13のグループに分かれ、2社ずつ見学しました。 このうち、伊那市東春近の㈱キッツ伊那工場では、会社の概要や製品の説明を受けました。 キッツ伊那工場では、水や蒸気、石油、天然ガスなどを通す配管の開け閉めを行う鉄製のバルブを製造しています。 見学会は、進路決定の参考にしてもらおうとハローワーク伊那などが開いたもので、毎年、上伊那の20社余りの企業を400人ほどの高校生が見学しています。 高校生の就職活動は、7月に求人が公開され、9月16日以降に面接が始まります。
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児童生徒の指導方法について考える
小中学校の教員が児童、生徒の指導方法について考える公益社団法人上伊那教育会総研修会が28日、伊那文化会館で開かれました。 総研修会では会員発表が行われ、箕輪中学校のICT支援員阿部知之さんが情報通信技術、ICTを使った教育の実践をテーマに話をしました。 阿部さんは、ICT教育により生徒の学習への興味を引き出し、教員と生徒の双方向の授業に取り組んだことを紹介し、「発表する機会や、互いに教えあう機会が増えたと感じている生徒が増加している」と話していました。 会場にはおよそ千人が集まり話に耳を傾けていました。 上伊那教育会は小中学校や特別支援学校、南信教育事務所で構成されていて教える力の向上のための研修のほか自然や歴史文化についての調査研究などを行っています。
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第50回上伊那書道展
50回目の開催となる上伊那書道展伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、会員・一般93人の作品と、歴代の書道協会の会長8人の作品、明治時代から活躍した書家の中村不折の作品、100点ほどが展示されています。 4字熟語を千文字並べた不折の千字文をもとに制作された合作もあります。 上伊那書道展は、様々な流派があり、作品もバラエティ豊かだということです。 今年は不折生誕150周年であり、書道展が50年を迎えたことを記念して、不折の作品も展示されています。 上伊那書道協会会長の池上信子さんは「書道に関わる人から不折への理解を深めてほしい」と話していました。 この上伊那書道展は、29日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。
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JA上伊那の販売高 140億円
RJA上伊那の昨年度の販売高は140億4700万円で、3年ぶりに増加に転じました。 26日は、JA上伊那本所で第20回総代会が開かれ、組合員260人ほどが参加しました。 JA上伊那の昨年度の販売高は、140億4700万円ほどで3年ぶりに増加に転じました。 20年前、平成8年に5つのJAが合併して発足した当初は、230億円あったということですが、右肩下がりに減少しています。 御子柴茂樹代表理事組合長は、「1次産業を圧迫する政策ばかりで、アベノミクスのリスクが重くのしかかっている。農業は食料だけでなく農地や風景を守っていることを認識してもらいたい」と挨拶しました。 今年度から平成30年度までの中期計画では、最終年度までに150億円を目指すとしています。 農業生産を進行するため、ハウスなどの施設や機械の導入などをJAが支援する事業に3年間で4億2000万円を予算に盛っています。
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最高気温30.8度の真夏日
26日の伊那地域の最高気温は30.8度の真夏日で、今年一番の暑さとなりました。 長野地方気象台によりますと、27日は前線の影響で雨の予想で気温は平年並みとなるみこみです。
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中央アルプス国定公園化に向けて自然環境調査を実施
中央アルプス県立自然公園の国定公園化を目指す研究部会の会議が25日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度は公園の自然環境調査を実施することが確認されました。 中央アルプス国定公園化研究部会は、山岳観光を推進しようと上下伊那、塩尻、木曽の自治体や観光連盟で組織する中央アルプス山岳協議会が設置したものです。 2回目の会議となるこの日は、今年度県が行う自然環境調査の内容について説明がありました。 中央アルプス県立自然公園の動植物の固有種、地形地質のほか年間利用者数や観光消費額などについての実態調査を行います。 調査は業務委託し、結果は随時報告されるということです。 調査の結果、国定公園の要件を満たせば、環境省に国定公園化の申請が出されることになります。 研究部会では平成29年度中の申請を目指しています。
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地域医療構想 意見案を議論
上伊那地域の医療関係者などでつくる上伊那医療圏地域医療構想調整会議が23日に開かれ、県が今年度中に策定する地域医療構想に対する意見書案を議論しました。 23日は、2回目の会合が伊那市のいなっせで開かれました。 地域医療構想は都道府県ごと策定するもので、団塊世代が75歳以上になる2025年を見据えた医療体制の構築を目指すものです。 23日は、来月9日の策定委員会に提出する意見案について議論しました。 上伊那は人口当たりの病床数が県内最少で全国平均を下回っているほか、医師などの医療従事者の不足などが深刻となっています。 こうした厳しい状況を踏まえ病床数の確保や在宅医療に対応できる医療体制の整備などを求めていくとしています。 委員からは「脳血管疾患や急性心筋梗塞を2次医療圏で診られる体制づくりが必要」「地域包括ケアの体制づくりを盛り込むべき」などの意見が出されました。 北原敏久会長は「住民の期待に応えられる医療体制をつくっていきたい」と話していました。 6月9日の策定委員会には、県内の各圏域から意見書が提出され県の地域医療構想の策定に反映されます。
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南信地区薬物乱用防止対策協議会 総会
啓発活動などを通して覚せい剤や大麻などの薬物乱用防止に取り組む、南信地区薬物乱用防止対策協議会の総会が23日伊那合同庁舎で開かれました 総会には警察や市町村、薬剤師、学校関係者などおよそ100人が出席しました。 協議会会長の西垣明子伊那保健福祉事務所長は「麻薬より安全といった間違った知識から未成年の大麻使用の検挙が全国的に増えている。大麻のリスクなど正しい知識を啓発し、薬物乱用の無い社会をつくっていきたい」と挨拶しました。 去年の県内での覚せい剤に関わる事件で検挙されたのは58人、大麻は17人、危険ドラックは4人でした。
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国道361号がつなぐ広域観光情報番組制作
国道361号を核にした広域観光情報番組「観光イナベーション」の収録が22日と23日伊那市長谷で行われました。 6月の放送に向け23日は伊那市長谷で収録が行われました。 放送作家で伊那市の芸術文化大使の大倉利晴さんがナビゲーターを務め、前の長谷総合支所長の池上直彦さんが、分杭峠の気の里や宿泊施設を案内しました。 伊那ケーブルテレビでは、木曽や高山など国道361号で繋がれた地域を広域観光圏としてとらえ、伊那の魅力を伝えようと番組制作を行っています。 インタ・・・大倉さん 6月放送分では、このほかに伊那名物ローメンや木曽漆器を紹介する予定です。 次回の「観光イナベーション~アルプスルート361~」は6月17日から放送します。
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最高気温30度 今年初の真夏日
23日の伊那地域の最高気温は午後2時20分に30度を記録し、今年初めての真夏日となりました。 午後2時20分に最高気温30度を記録し、今年初めての真夏日となりました。 平年より7.6度高い8月上旬並みの気温です。 箕輪町の箕輪北小学校では、6月4日の運動会にむけ、この日、高学年の児童が校庭で騎馬戦の練習を行いました。 熱中症対策として休憩時間に日陰で休めるようテントが用意されました。 水筒を持参し、こまめな水分補給も行っています。 上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、管内で熱中症とみられる症状で搬送された人はいないという事です。 長野地方気象台によりますと、むこう一週間は、高気圧の影響で気温は平年並みか平年より高くなると予想しています。 気象台では、こまめに水分補給をするなど、熱中症に注意するよう呼びかけています。
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リニア活かした地域づくりを協議
阿部知事と上下伊那の代表者らがリニアを活かした地域づくりついて協議する会議が18日飯田市で開かれました。 会議では、県と上下伊那の市長などがリニア長野県駅を活かした地域づくりについて協議しました。 白鳥孝伊那市長は、リニア長野県駅と接続するJR飯田線新駅の設置について県にリーダーシップを取るよう求めました。 JR東海は、飯田線新駅の設置費用を負担しない考えのため、県や地元自治体などが事業主体となる見込みです。 新駅設置の事業主体について会議終了後の会見で「飯田市と調整していきたい」と話し、今後のリニア活用への取組みについて、「全力で駆け抜けていく」と話しました。 なお、この会議では、広域観光、2次交通、まちづくりについて検討する、有識者部会の設置を決め、今年度中に方向をまとめることとしています。
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国道153号伊那バイパス期成同盟会
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が、19日に開かれ、青島から福島までの工事の事業促進などを、国や県の関係者に要望しました。 この日は、伊那市役所で総会が開かれました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「中央道の代替道路として重要であり、現在は日常的に渋滞していて早期に開通させなければならない。リニア開通に向けてしっかりと進めたい」と挨拶しました。 総会では、青島から福島までの伊那バイパス工事の事業を促進すること、リニア中央新幹線開通までに国道153号バイパスを全線開通させることなどを決議しました。 その後、決議文が国や県の関係者に手渡されました。
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交通死亡事故多発警報を受け伊那市に交通指導所開設
5月17日に交通死亡事故多発警報を発令した県交通安全運動推進上伊那地方部は、19日、伊那市役所前に交通指導所を開設し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 伊那警察署や伊那交通安全協会のメンバー約20人が、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 上伊那では今年に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で2件、辰野町で1件、合せて6件の死亡事故が発生していて、去年1年間の7件に迫る状況です。 いずれも60代から80代の高齢者が歩行中に車に跳ねられる事故で、うち2件は横断歩道上の事故となっています。 交通指導所では、道路を横断しようとしている歩行者がいる場合は一時停止して歩行者を優先させる事などを書いたチラシを配布し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 県交通安全運動推進上伊那地方部によりますと、今年は人身事故の件数は去年より減少しているものの、死亡事故など重大事故につながる事故が多い傾向にあるという事です。 交通指導所は、20日に辰野町でも開設されることになっています。
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上伊那地域に死亡事故多発警報
長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、17日、管内での交通死亡事故多発警報を発令しました。 上伊那地域では、今年になってからの交通事故死者数は6人になり、去年1年間の死者数7人に迫る状況となっています。 そのため、17日、長野県交通安全運動推進上伊那地方部が交通死亡事故多発警報を発令しました。 今年に入ってから、箕輪町で3件、駒ヶ根市で2件、辰野町で1件の死亡事故が発生しています。 すべて高齢者が歩行中にひかれる事故となっています。 上伊那地方部では、この状況を受けて、頻発する死亡事故に歯止めをかけようと、発令期間の31日までに交通指導所などを開設して、事故防止を呼びかけます。 伊那市では、19日(木)午前10時から、市役所前で交通指導所が開設されます。 上伊那地方部では、ドライバーに対し、●横断歩道での歩行者の優先徹底、●早めのライト点灯の徹底を呼び掛けています。 なお、上伊那地域での警報の発令は、平成25年2月以降となっています。
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上伊那鳥獣被害対策協議会 事業確認
野生鳥獣による農林業への被害防止に広域的に取り組む上伊那鳥獣対策協議会が16日伊那市役所で開かれました。 総会には上伊那8市町村のほか農林業関係者およそ30人が出席しました。 今年度は、国からの交付金が減ったため事業費は前の年度と比べ600万円減の1200万円となっています。 主な事業は、ニホンジカの一斉駆除やサルの囲い罠設置、くくり罠購入などとなっています。 会長の白鳥孝伊那市長は「手を緩めずに対策に取り組んでいきたい」と挨拶しました。 猟友会関係者からは「ニホンジカが減ったとの話があるが、特定な場所に固まって生息している可能性がある。 正確な生息数を調べ、それにあった対策を打つことが大切だ」との意見が出されていました。
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プロ棋士を招いて伊那公民館で親子将棋教室
上伊那の親子を対象にした、プロ棋士による将棋教室が、14日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 伊那市や箕輪町、辰野町などから親子、約30人が参加しました。 日本将棋連盟のプロ棋士で長野市出身の田中悠一五段が指導対局を行いました。 田中五段は6人を相手に将棋を指し、「どこを攻められたら困るのか相手の弱点を見極めて指すように」とアドバイスしていました。 教室は、日本将棋連盟上伊那支部が毎月第2・第4土曜日に伊那公民館で開いているものです。 文化庁が、伝統文化の継承と普及を目的に行っている支援事業の一環で、国からの補助金を受けて実施しています。 中村忠雄支部長は「将棋を通して、考える力、決断力、集中力を養ってもらいたい」と話していました。 次回の教室は6月11日(土)に開かれます。
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伊那地域の最高気温27.9度 3日連続の夏日
14日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの27.9度で、3日連続の夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、15日も高気圧に覆われ気温は高くなりますが16日から17日にかけては低気圧の影響で天気が崩れる予想です。
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南箕輪村で消防団が水防訓練
辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団は、川の氾濫などによる被害を防ぐための技術を学ぶ水防訓練を、14日、南箕輪村で行いました。 部長以上の幹部団員126人が参加し、川が氾濫した際に行う、3つの水防技術を学びました。 辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団でつくる、上伊那北部消防連絡協議会が、出水期を前に毎年5月に行っている訓練です。 土のうを結びつけた樹木を河川に入れ堤防の決壊を防ぐ「木流し工法」では、重しとなる土のうが流されないようしっかりとロープで固定していました。 「積み土のう工法」では、隙間から水が流れたりしないよう、ひとつひとつの向きを変えながら積んでいきました。 堤防に浸透する水を遮断し決壊を防ぐ「シート張り工法」では、水中に固定するための竹や土のうを結びつけました。 北部消防連絡協議会では、昔から行われている水防技術を継承し、災害に備える事の重要性を再認識する機会にしたいとしています。
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川手さん 県内初の市民後見人に選任
障害者や認知症の高齢者など、判断能力が不十分な人の財産と権利を守る成年後見制度。 地域住民がその役割を担う市民後見人に、伊那市西箕輪の川手 俊美さんが、長野県では初めて選任されました。 川手 俊美さん。58歳。市内の大型店舗に勤務する傍ら、社会貢献として、市民後見人になりました。 12日は、荒井の桜井 和雄さん宅を訪れ、桜井さんのローンの支払い手続きなどを行いました。 73歳となる桜井さんは、障害のため金銭管理や契約が困難です。 川手さんは、平成26年度に、市民後見人養成講座を受講し、昨年度1年間、上伊那成年後見センターの支援員として活動しました。 後見センターが川手さんを伊那家庭裁判所に推薦し、4月26日に選任されました。 成年後見制度は、平成12年から開始されました。 判断能力が不十分になってから制度を利用する場合、家庭裁判所に審判の申し立てが必要となります。 県内では、平成15年には194件だった申し立て件数が、平成26年には502件と急増しています。 後見人となっている人は、平成24年には、親族が57%、弁護士や司法書士などの第3者が43%でしたが、平成25年には逆転し、平成26年では、親族が40%、第3者後見人が60%となっています。 少子高齢化や核家族化が進むなかで、市民後見人が、成年後見制度の担い手として期待されています。
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上伊那歯科医師会が伊那養護学校で歯科指導
上伊那歯科医師会は12日、伊那市の伊那養護学校を訪れ児童に歯の磨き方を指導しました。 歯科医師12人と歯科衛生士1人がボランティアで伊那養護学校を訪れました。 小学部6年生12人に一人ずつついて、歯の磨き方を指導しました。 上伊那歯科医師会では、平成21年度から駒ヶ根市にある伊那養護学校の分教室でこの活動を始め、平成25年度からは伊那市西箕輪の本校でも行っています。 障害のある子どもが、安心して診察や治療が受けられるようにと始め今年で6年目になります。 初めて会う歯科医師だと緊張してしまうため、事前に学校を訪問し子どもと遊んだり話をするなどして準備をしてきたという事です。 年に2回行われる学校の歯科検診も兼ねていて、歯磨き指導と合わせて虫歯のチェックも行いました。 歯科指導は、小学部の4年生と5年生を対象に、来月3日にも行われる予定です。
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高野連審判員が指導 審判講習会開催
上伊那の中学校野球部顧問でつくる上伊那中学校体育連盟軟式野球専門委員会は、初めて高野連の審判員招をき、審判講習会を1日伊那市内で開きました。 これは、上伊那の小学校から高校の野球関係者が連携し開かれたものです。 今回は審判の技能向上を目的に、高野連の審判員が初めて中学校の野球部顧問や保護者を指導しました。 講師を務めた高野連の審判員は上伊那在住の3人で、ストライクゾーンや、球審のジャッジする姿勢などを教えていました。 基本的な動作を教わると、参加者は5人一組となり、球審の練習をしました。 参加したある保護者は、「今まで自己流でやっていた部分があったが、正しい姿勢など理解する事ができました」と話していました。