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第56回長野県溶接技術コンクール
第56回長野県溶接技術コンクールが10日南箕輪村の南信工科短大で開かれました。 コンクールは、制限時間内に鉄の板2枚を溶接して1枚にするもので、見た目の美しさや強度などを競います。 手作業で行う部門と機械を使う部門があり、県内の技術者38人が出場しました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは伊那市の中村鉄工所と箕輪町の赤羽鉄工から4人が参加しました。 コンクールは、溶接技術の向上につなげようと、長野県と一般社団法人長野県溶接協会が毎年開いているものです。 審査結果は来年3月に発表されることになっていて、各部門の最優秀賞受賞者は来年10月に神奈川県で開かれる全国大会に出場します。
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VC長野 連勝を3に伸ばす
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は11日、大同特殊鋼レッドスターと対戦し、セットカウント3対1で勝利しました。 また10日は、警視庁フォートファイターズと対戦し、セットカウント3対1で勝っています。 連勝を3に伸ばしたVC長野は、次回、来年1月14日にホームの伊那市民体育館で富士通カワサキレッドスピリッツと対戦します。
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ニシザワ読書感想文表彰式
株式会社ニシザワが毎年小中学生を対象に募集している読書感想文の表彰式が11日伊那市創造館で行われました。 今年は、小学生から498点、中学生から884点、合わせて1,382点の応募がありました。 小学生低学年の部では、伊那東小3年の村上創くん、高学年の部では、西春近南小6年の春日美礼さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 中学生の部では、春富中2年の竹松和徳くんの作品が最優秀賞に選ばれました。 表彰式では、優秀賞に選ばれた小学生と中学生にも賞状と図書カードが手渡されました。 荒木康雄社長は、「本を読んで心の幅を広げ、生きるはげみにしてほしい」とあいさつ。 松田泰俊伊那市教育委員長は、「読書は心を映す鏡。皆さんの感想文からもたくさんのことを教えられた」と講評しました。 読書感想文は、13日の長野日報に掲載されます。
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そろばんコンクール 小中学生が計算の速さ、正確さ競う
日本珠算連盟が主催するそろばんコンクールが伊那市の伊那商工会館で10日に開かれ、子どもたちが計算の速さと正確さを競いました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村にある8つのそろばん教室に通う小学2年生から中学1年生までの72人が参加しました。 かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の4種目で、制限時間内にどれだけ多くの問題を正確に解いたかで合計点を競います。 これまでそろばんを使わない暗算コンクールを毎年7月に行っていましたが、参加者の減少により去年は開催できませんでした。 今年はそろばんを使って解答するコンクールに変更したところ初心者でも参加しやすくなり、例年より20人近く増えたという事です。 採点の結果、最高得点者の「そろばん伊那一」は伊那東小学校3年の藤原拓海君に決まりました。 日本珠算連盟伊那支部によりますと、脳の活性化を目的にそろばんを始めるシルバー世代も増えているという事で「楽しさを多くの人に知ってもらい普及に努めたい」と話していました。
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南箕輪村の北部保育園でクリスマスツリー飾り付け
南箕輪村の北部保育園の園児は8日、クリスマスツリーの飾りつけを行いました。 この日は、北部保育園の園児75人が、リズム室にあるクリスマスツリーの飾り付けを行いました。 北部保育園では22日にクリスマス会を開く予定で、保育士が影絵を披露したりサンタクロースが登場するということです。
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1年の世相表す変わり雛展示
今年1年の世相を表す変わり雛の展示が、8日から南箕輪村アクセス通りにある岩月人形センターで始まりました。 今年の世相を表す人形は、男女一対で、5つのテーマが並んでいます。 過去最多となる41個のメダルを獲得したリオオリンピックでは、体操男子の内村航平選手と、女子レスリングの伊調馨選手。 2020年の東京オリンピックをアピールする安倍晋三首相と、小池百合子東京都知事。 25年ぶりに優勝した広島カープからは、優勝の立役者黒田博樹投手と、カープ女子。 ポケモンGOでモンスターの捕獲に夢中なサラリーマンと子ども。 そして、保育園に入園できなかった待機児童問題を扱った「保活サバイバル雛」です。 変わり雛は、人形職人の初代・真多呂(またろ)が、戦前に手遊びで作ったのが始まりとされています。 岩月人形センターの先代社長が、真多呂で修行していたことが縁で、県内では唯一この変わり雛を展示しています。 岩月人形センターの島尾 和男社長は「お雛様はお祝い事なので事件や事故は扱わず、今年1年の世相を表している」と話し、多くの来場を呼び掛けていました。 変わり雛の展示は、来年3月3日まで行われています。
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年越しそばと年明けうどんの贈答用セット発売
JA上伊那のオリジナルブランド「伊那華シリーズ」で、年越しそばと年明けうどんの贈答用セットが、8日から限定販売されます。 「伊那華の年越しそば 年明けうどんセット」は8日から販売が始まります。 7日、南箕輪村のファーマーズあじ~なで、JA上伊那の神子柴茂樹組合長らが試食販売をし、商品をPRしました。 そばは上伊那産のそば粉を使い、そば殻を入れて風味を引き立てました。 うどんも上伊那産の小麦ハナマンテンが使われていて、コシが強いのが特徴です。 年越しそば 年明けうどんセットは、贈答用に去年からシリーズ化し今年で2年目です。 そば、うどんは人気が高く、伊那華シリーズの売り上げの半分を占める主力商品だという事です。 そば、うどんそれぞれ4人前がセットで価格は2,160円です。 8日からJA上伊那管内のAコープや直売所などで販売が始まります。 限定2,000セットとなっています。
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信大農学部・上農・JICA ネパールの農業高校支援
信州大学農学部と上伊那農業高校、JICA駒ヶ根の三者は連携し今年から2年間かけネパールの農業高校の人材育成を行います。 7日は、南箕輪村の信州大学農学部で記者会見が開かれ、事業の内容が発表されました。 ネパールでは、農村部の貧困率が高く、その解消が課題となっています。 農学部では平成23年から、ネパールの研究機関との学術交流や、学生の海外研修などでの交流がきっかけとなり、今回支援する事にしました。 対象となるのは、ネパール西部の山岳地帯にある高校です。 リンゴや蕎麦の栽培が行われている地域で、栽培技術や加工品開発に課題があるという事です。 事業では、上伊那農業高校のノウハウを基に、ネパールにあった効果的で実践的な教育を目指します。 事業は国の政府開発援助の一環で行われ、事業費はおよそ1千万円です。
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信州大学農学部 りんごジュース販売
信州大学農学部の学生が育てたりんごで作ったジュースの販売が、6日から始まりました。 ジュースは、植物資源科学コースの2年生が中心となり育てたりんご「ふじ」が使われています。 およそ35アールの畑で育てているりんごのうち3分の1がふじの木です。 例年は4トンほど収穫しますが、今年は春先の霜や9月の長雨の影響で、例年の7割ほどとなりました。 それでもりんごの出来は良く、ジュースはすっきりとした味わいに仕上がっているということです。 りんごジュースは、1リットル入り450円、数量は840本となっています。 信州大学農学部の生産品販売所で購入することができ、無くなり次第終了となります。
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南箕輪村長選 唐木一直村長出馬へ
南箕輪村の唐木一直村長は、任期満了に伴い来年4月に実施される村長選について、立候補することを5日表明しました。 村議会12月定例会が今日開会し、唐木村長が冒頭のあいさつの中で出馬の意向を示しました。 「関係者や村民の皆さんからはもう1期出馬し、最後の仕上げをすべきであるとの声をいただいている。こども館や大芝高原道の駅構想など、やりかけた仕事をきちんとやりとげることが重要であるとの話を数多くいただき、最後の最後まで悩みましたが、私自身の判断としてもう一期出馬し、村民の皆さんの判断を仰ぐ決意を致しました」 唐木村長は、昭和23年5月14日生まれの68歳。無所属南殿です。 昭和42年に村職員となり、産業課長、総務課長、助役などを歴任しました。 平成17年の村長選挙で新人同士の選挙戦を制し初当選。 平成21年の2期目と25年の3期目は無投票で当選しています。 来年4月15日で任期満了となることから、去就が注目されていました。 あいさつの中で唐木村長は、「3期12年が最善であるとの思いで村の発展のために尽力してきた。まずは任期を全力でがんばっていきたい」と話していました。 4期目の具体的な施策については、来年1月に示すとしています。 南箕輪村長選は、来年4月4日火曜日告示、9日日曜日投開票となっています。
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上伊那ベースボールサミット
レベルアップと野球人口拡大を目的に第2回上伊那ベースボールサミットが3日伊那市の東部中学校で開かれました。 サミットには、上伊那地域の高校や中学の野球部の監督のほか、少年野球チームの監督・コーチ、さらに保護者など210人が参加しました。 参加者の中には、女性の姿も多く見られました。 実行委員長の久保村智上伊那農業高校野球部監督は、「第1回のサミット以降、確実に小中高の連携が深まっている」とあいさつしました。 実行委員会によりますと、平成27年度の少年野球在籍者は、676人でしたが、28年度は、13人増え、689人となっています。 さらに、中学から高校の野球の継続率は、55%から64%にアップしたということです。 サミットでは、打撃、守備、走塁、投手、チームづくりの5つのテーマで分散会が開かれました。 同時に開催されたスコアブック講座には、教室に入りきらないほどの保護者が参加し、ルートインBCリーグの主任公式記録員からノウハウを学びました。 実行委員会では、10年後に少年野球人口100人増、継続率10%アップを目標に設定しています。
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伊那ファイターズ 3年生5人が卒団
中学生の硬式野球チーム「伊那ファイターズ」の卒団式が4日、箕輪町の伊那プリンスホテルで行われました。 この日は、伊那ファイターズの三澤良男会長から、卒団生ひとりひとりに修了証が授与されました。 伊那ファイターズは、上伊那地域の中学生でつくる硬式野球チームで、現在1年生から3年生までの32人で活動しています。 今年は3年生5人が卒団しました。 浦野博監督は「どの大会でも3年生が引っ張ってファイターズらしい諦めないプレーで戦ってくれた。新しいステージでの活躍を期待しています」とあいさつしました。 卒団生を代表して唐木太地(たいち)くんは「たくさんの人に支えられて大好きな野球ができて幸せだった。最高の3年間をありがとうございました」とあいさつしました。 卒団生5人は、上伊那地域の高校を中心に進学し、今後も野球を続けるということです。
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VC長野12/4の試合結果 埼玉に勝利
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの4日の試合結果です。 VC長野はセットカウント3対0で埼玉アザレアに勝利しました。 次回、VC長野は10日(土)に警視庁フォートファイターズと対戦することになっています。
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VC長野12/3の試合結果 富士通に敗れる
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの3日の試合結果です。 VC長野はセットカウント2対3で富士通カワサキレッドスピリッツに敗れました。 次回、VC長野は4日に埼玉アザレアと対戦することになっています。
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南部小 児童・保護者がしめ縄づくりに挑戦
年の瀬を前に、南箕輪村の南部小学校の児童とその保護者が2日、しめ縄づくりに挑戦しました。 これは、子ども達に日本の伝統文化を知ってもらおうと、南部小が毎年行っているものです。 この日は、全校児童およそ200人とその保護者が、子ども達が育てた稲ワラを使ってしめ縄を作りました。 地域のお年寄りが指導にあたり、ワラのねじり方や結び方など、コツを親子に教えていました。 ある6年生は「毎年作っているので今年は上手に作れたと思う」と話していました。 南部小では「家族でしめ縄を作ることで、家で伝統文化について話しをするきっかけになればうれしい」と話していました。 この日作ったしめ縄は、各家庭に持ち帰り玄関などに飾るということです。
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不用品で海外支援へ 学校で回収
伊那市と南箕輪村などの企業が行っている、不用品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組み「ありがとうプロジェクト」の小学校での回収作業が、1日から始まりました。 トップを切って回収作業が行われたのは、伊那市の伊那東小学校です。 子どもたちは、家庭で使わなくなった文具やスポーツ用品などの中古品を持参して登校し、メンバーに渡していました。 このプロジェクトは、伊那市のリサイクル業・リサイクルマートnew伊那店と南箕輪村の産業廃棄物処理業・丸中産業、東京都の輸出業 鈴可(すずか)が行っています。 廃棄物として出されるものやリサイクルで持ち込まれる中古品の中には、まだ使うことができるにも関わらず国内では値が付かないものが多くあります。 捨てるのではなく有効に活用し、恵まれない海外の子供たちの支援に生かそうとこのプロジェクトが始まりました。 集まった中古品は、文具などそのまま学校で使えるものは、カンボジアの学校に届けられ、それ以外はタイの店舗で商品として販売し、売上金の一部を発展途上国の教育支援に役立てます。 伊那市と南箕輪村・宮田村の小中学校8校で年内回収することが決まっています。 ありがとうプロジェクトでは、来年2月に、カンボジアの学校を訪れ、集まった品々や売上金を渡したいとしています。
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B-1グランプリのローメンで使うキャベツ収穫
B-1グランプリに出展するローメンに使うキャベツの収穫作業が30日、南箕輪村の上伊那農業高校で行われました。 上伊那農業高校の畑で園芸科学科の生徒3人と伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長が収穫作業を行いました。 キャベツは東京お台場で行われるB-1グランプリに出展するローメンに使われるものです。 伊那ローメンZUKUラブが生徒の得意分野で、ローメンによる街おこしに一役買ってもらおうと栽培を依頼しました。 8月に100玉の苗を植え秋の長雨と日照不足の影響が心配されましたが出来は良いということです。 B-1グランプリは12月3日と4日に東京お台場で行われローメンとともに伊那の魅力をPRすることにしています。
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3市町村縦断バス 路線案新たに示す
南箕輪村地域公共交通会議が24日役場で開かれ、伊那市・箕輪町・南箕輪村の行政区域を超えた路線バスの路線案が新たに示されました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村では、定住自立圏構想により、行政区域を超えた路線バスの試験運行を来年4月から計画しています。 運行ルートは、国道153号などを基軸に、伊那市西春近赤木を起点として、伊那中央病院や南箕輪村役場を経由し、箕輪町のベルシャイン伊北店で折り返します。 運賃は、最大で大人350円、中学生以下の子どもは180円となります。 平日は上下線とも9便、土日祝日は上下線とも3便の運行を予定しています。 村公共交通会議では、路線案について委員が同意しました。 伊那市と箕輪町の地域公共交通会議は12月に開かれる予定で、3市町村でこの路線案について協議を行った上で、12月中に国土交通省に路線認可を申請することになっています。
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南箕輪村の空き家 27戸「売却・賃貸の希望あり」
南箕輪村内の空き家を対象に行った管理の状況を把握する調査の結果がまとまり、153戸のうち27戸は「売却・賃貸の希望がある」との結果が出ました。 これは、29日に役場で開かれた第2回空家等対策検討委員会で報告されたものです。 調査に該当した153戸の所有者にアンケートを行ったところ86戸から回答があり、このうち27戸については「売却・賃貸の希望がある」との回答があったということです。 現地確認と所有者に意向調査を行った結果、47戸は人が住んでいて2戸は空き店舗となっているため、空き家に該当するのは104戸となります。 職員が実際に現地で目視調査を行い、危険度に応じて5段階に評価した結果、「補修等による再利用が可能・ただちに周辺環境に危険を及ぼす恐れは小さい」に該当したのは97戸でした。 残り7戸については、地震や大雪で倒壊する恐れがあるということです。 危険度が高いとされる建物については、林の中に埋もれていて周囲に他の建物がないなど、周辺住民に危険はないということです。 村では、来年4月からの空き家バンクを開始し、6月に空家等対策計画を策定する予定です。
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上伊那郡縦駅伝 駒ヶ根市がV
市町村対抗の第64回上伊那郡縦断駅伝競走大会が今日開かれ、駒ヶ根市が大会新記録で5年ぶり24回目の優勝を果たしました。 小雨が降る中、朝8時30分に駒ヶ根市役所をスタートしました。 大会は、上伊那陸上競技会と 上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。 市町村の代表チームとオープン参加の合わせて14チームが出場しました。 駒ヶ根市役所から辰野町役場までの6区間、38.1キロをタスキでつなぎます。 3区は、箕輪町の公務員、原広野さんがこれまでの記録を1分以上縮め区間新記録の21分23秒で伊那市役所にゴールしました。 前半の総合タイムは1位は1時間3分29秒で箕輪町、2位は28秒遅れで駒ヶ根市、3位は3分半遅れて伊那市でした。 伊那公民館で後半がスタートしました。 追い上げる駒ヶ根市は4区でトップに立ちました。 そのままトップで駒ヶ根市がゴールし、総合タイム2時間5分12秒の大会新記録で5年ぶり24回目の優勝を果たしました。 2位は、2時間11分1秒で伊那市、3位は2時間12分26秒で箕輪町でした。 南箕輪村は7位に終わっています。
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VC長野トライデンツ 27日試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの27日の試合結果です。 VC長野はセットカウント2対3でトヨタ自動車サンホークスに負けました。VC長野は、12月3日に「富士通カワサキレッドスピリッツ」と対戦します。
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大芝植物についての講演会
南箕輪村の大芝高原の整備などを行っている親林自然保護の会は、大芝の植物について学びました。 この日は、大芝研修センターで講演会が開かれました。 講師を務めたのは、親林自然保護の会会員で、南箕輪村誌の自然編を担当した浦野 勝さんです。 浦野さんは、「人の手が入らない森林は、林内に光が当たらなくなり、生える植物の種類が減少する」と話していました。 会は、大芝高原内の整備を行っていますが、名前がわからない植物があったり、整備の方針を考えるため今回初めて講演会を企画しました。 今後、残すべき植物、除くべき植物などを考えながら整備していきたいとしています。
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聴覚障害者のグループホームもみじの家 地域住民と交流
南箕輪村神子柴にある聴覚障害者のグループホーム「もみじの家」は、施設の事を広く知ってもらおうと、地域住民を招いて初めての「もみじの家まつり」を、26日に行いました。 会場となった神子柴公民館には、手話を学ぶコーナーなどが設けられ、訪れた住民が耳の不自由な人と交流しました。 もみじの家は、南箕輪村神子柴にあります。全国で初めての聴覚障害者のグループホームとして平成26年4月に開所しました。 社会福祉法人長野県聴覚障害者協会が運営していて、現在、県内各地から来た20代から60代の5人が生活しています。 まつりは地域の人たちに施設の事を知ってもらおうと初めて行われました。 上伊那手話サークルや手話通訳団のメンバーがスタッフとなり、訪れた人に手話を教えていました。 長野県では、手話が日常生活で広く使われる社会を目指し今年3月に手話言語条例を施行しました。 会場には、地元の保育園児が描いたもみじの絵が展示されたほか、ゲームやバザーのコーナーが設けられました。 もみじの家管理者の樋口絹子さんは「買い物など身近な生活の中でも手話で会話ができる世の中になってほしい。グループホームも地域と一緒に歩んでいきたい」と話していました。
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VチャレンジリーグⅠ VC長野26日の試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野の26日の試合結果です。 VC長野はセットカウント3対0で警視庁フォートファイターズに勝ちました。VC長野は27日に「トヨタ自動車サンホークス」と対戦します。
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子ども達が太鼓の「輪」広げる
上伊那地域の子ども達が太鼓を通じて交流する「子ども太鼓inいな」が、26日に伊那市のいなっせで開かれました。 これは、総合学習などで太鼓を練習する子ども達の交流や技術向上の場として毎年開かれているもので、今年で16回目になります。 この日は小中学校など10団体が練習の成果を披露しました。 新山子供太鼓は、1年生から4年生までの6人が週に1時間練習しています。この日は自分たちで作ったオリジナル曲の「湧湧(ゆうゆう)」を披露しました。 また、箕輪北小学校4年2組は、3年生の時から太鼓を始め、地域の公民館などで 太鼓の演奏をしています。この日は「夏祭り」という曲を演奏しました。 交流会を企画する上伊那総合・生活科教育研究会の安積順子(あづみじゅんこ)会長は「交流を通じて、継続することや友達との絆の大切さを学んでほしい」と話していました。
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伊那地域 11月観測史上最低 -7.2度
25日の伊那地域は、最低気温が-7.2度まで下がり、11月の観測史上最も低い気温を記録しました。 午前8時すぎ、南箕輪村の大芝高原に設置されたお菜洗い場では、野沢菜を洗う人の姿が見られました。 訪れていた人は「きょうの朝は寒かった。ただ寒いほうがお菜洗い場のありがたみを感じる」と話していました。 この日の伊那地域は、午前6時2分に-7.2度を記録しました。 1993年に伊那地域で観測が始まって以来、11月の最低気温としては最も低い気温となりました。 最高気温も、平年よりも6度ほど低い5.5度までしか上がらず、寒い1日となりました。 長野地方気象台によりますと、25日が冷え込みのピークで、26日には気温も持ち直し、平年並みに戻りそうだということです。
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土の中の養分保持力を分析する機械 信州大学などが開発
南箕輪村の信州大学農学部の井上直人教授と、諏訪市に本社を置く㈱小松精機工作所は、土壌の中の養分保持力を分析する機械を共同開発しました。 24日は、南箕輪村の信州大学農学部で記者会見が開かれ、井上教授が開発内容について説明しました。 信州大学農学部と㈱小松精機工作所が共同開発したのは、土壌の中の養分保持力を分析する機械です。 カリウムやカルシウム、マグネシウムなどの養分を、どのくらい吸着して溜め置くことができるか測定できます。 この機械を使うことで、農業に適した土かどうかを分析することができます。 これまでのCECの分析方法では、結果が出るまでに1週間程時間がかかっていましたが、今回の機械を使うことで結果が0.5秒で分かるということです。 井上教授は、「世界初の土壌分析器の開発・実用化に成功した」と話します。 今後は、展示会で分析器をPRするほか、農業関係者にリサーチを進めながら活用できる場を探していくということです。
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運動あそびin南箕輪 親子で体験
親子で運動あそびを楽しむイベントが23日、南箕輪村の南箕輪小学校で開かれました。 運動あそびは、幼児期から日常生活の中に運動要素を取り入れ、体力や運動能力の向上を目指すものです。 イベントでは松本短期大学の栁澤秋孝名誉教授と、運動保育士の金井仁美さんが講師を務め、親子でできる運動あそびを紹介しました。 保護者が床に寝て、その周りを子どもが手をついて回るあそびでは、10秒間で3周することを目標に行いました。 この運動を行うことで、手や腕で体を支える力が鍛えられるということです。 また、保護者の腕に子どもがぶら下がる運動では、逆上がりに必要な腕の力がつくということです。 イベントは南箕輪村が主催したもので、運動あそびの取り組みを多くの人に知ってもらおうと、今回初めて県内の親子を対象に行い、およそ250人が参加しました。 南箕輪村の保育園では、今年度から0歳と1歳のクラスでも運動あそびを取り入れているということです。 村では「県内各地で運動あそびを取り入れている市町村があるので、情報交換をしながら積極的に運動あそびを推進していきたい」と話していました。
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伊那地域 インフルエンザ感染数県内最多 県内流行期に
長野県は24日、1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が、流行開始の目安となる1人を上回ったことから、県内で流行期に入ったと発表しました。 長野県によりますと、県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は1.14人で、流行開始の目安の1人を上回っています。 伊那地域の患者数は県内で最も多く、1医療機関あたり6人となっています。 また、上伊那では今月に入り4施設が学級閉鎖となっています。 長野県では今後感染の拡大が予想されることから、こまめな手洗いやマスクの着用など、予防を呼びかけています。
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信大農学部 シクラメン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てたシクラメンの販売が、22日から始まりました。 信州大学農学部では、植物資源科学コースの2年生がシクラメンの栽培について学んでいます。 5月に球根を鉢に移し、見栄えよく花が中心に集まるよう丹精込めて手入れを行ってきました。 シクラメンは、1鉢1,200円から1,500円で、赤や白、ピンクなど20品種およそ1,500鉢を販売します。 販売は、信州大学農学部の生産品販売所で毎週水曜日と木曜日に行われ、無くなり次第終了となります。 花は、生育環境が良ければ来年3月頃まで楽しめるということです。