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差押用タイヤロック購入
南箕輪村は、税金などの滞納者の車を差押えるため、車のタイヤを固定する「タイヤロック」を購入した。
タイヤロックは、一般車用と大型車用の2種類あり、タイヤを挟み、鍵をかけて車が動かないようにするもの。
南箕輪村では、H14年度から税金や保育料などの滞納額が急増していて、昨年度は2億2600万円だった。
この状況を受け、村では未収金対策チームを作り対応を強化してきたが、さらに回収率を上げるため、今回初めてこのタイヤロックを購入した。
唐木一直村長は17日の村議会一般質問の答弁で、「財源確保の面からも公平性確保の面からも滞納対策強化は必要」と話した。
村では今後、保育料や介護保険料などの使用料の滞納も、状況に応じて差し押さえができるようにしていきたいとしている。
また、民間企業が運営する官公庁専用のインターネットオークションも利用していきたいという。 -
南箕輪村移送サービス充実
南箕輪村は来年4月をめどに、移動手段のない高齢者や障害者を対象とする無償移送サービスを充実させる。17日開いた村議会定例会一般質問で唐木一直村長が示した。
無償移送サービスは、交通手段を持たない高齢者や障害者が病院などの生活に欠かせない場所へ移動する時、ガソリン代程度の費用で送迎するサービス。現在南箕輪村では、村の社会福祉協議会が75歳以上のお年寄りや障害者で、移動手段のない人を対象に実施している。
利用者の送迎は一般のボランティアにお願いしているが、ボランティアの確保が難しく、十分な運用ができていないという。
そこで村は、送迎を担う専門のドライバーを雇い、この問題を解消する考え。また、移送専用の車も購入し、制度の充実を図りたいとしている。
今後は、利用目的などにも幅を持たせ、今よりも利用しやすいサービスにしていきたいという。 -
「敬老の日」各地で長寿祝う
敬老の日に合わせ15日、伊那市で長寿者訪問が行われ、肖像画などが贈られた。
伊那市山寺の福澤総一郎さん宅を、小坂樫男市長が訪問した。
福澤さんは、市内男性の最高齢の104歳で、全体では5番目の長寿。小坂市長は、福澤さんに祝いの花束と肖像画を手渡した。
肖像画は、伊那市出身の画家・三浦輝峰さんが写真をもとに描いた。
福澤さんは、墨絵が趣味で75年ほど描き続けており、今でも暇があれば筆をとるという。梅を描くことが多く、絵には書も添えられている。
ほかに、庭木の水やりや手入れをしたり、身の回りのこともほとんど自分でしているという。
福澤さんは長生きの秘訣について「酒もタバコもやめて、野菜中心の食生活にすること」と話していた。
伊那市の最高齢者は106歳、市内の100歳以上は52人。 -
信大農学部AFC祭
南箕輪村の信州大学農学部の農場や演習林などで遊ぶイベントが14日、開かれた。地域の人が大学を訪れ、様々なイベントを楽しんだ。
このイベントは、学部の農場や演習林の管理センターAFCが、地域の人に農学部を知ってもらおうと、毎年開いている。
今年は初めて、農学部の文化祭「落葉松祭」の実行委員会が、パン作りやチーズ作りの体験コーナーを開いた。
パン作りでは、中川村の住民が地域活性化のために作っている小麦粉を使っていて、材料にも興味をもってもらおうと、紹介コーナーも設けられた。
参加者は、学生に指導をうけながら、弾力が出るまでしっかりこねていた。
また、毎年盛況のブドウ狩りには、今年も多くの人が訪れた。
ブドウは、実習で学生が育てたもので、ナイアガラや巨峰など7種類ある。無料食べ放題ということもあり、訪れた人は、いろいろな種類を味わっていた。 -
県赤十字救急法競技大会
南箕輪村チームが優勝・準優勝今月7日に須坂市で行われた、県赤十字救急法競技大会で、南箕輪村のチームが初出場で、優勝・準優勝に輝いた。
優勝したチームの3人と、準優勝チームのリーダーが10日、唐木一直村長のもとを訪れた。
この競技は、救急法を競うもので、出された課題について、その場で対処する。
この2チームは、救急員の資格を持たない人を対象にした部門に出場し、「腕にケガのある人の止血」と、「心肺蘇生」の課題にあたった。
メンバーは、夜遅くまで屯所などで繰り返し練習したという。
優勝チームの伊藤篤史さんは、「優勝は狙っていなかった。練習の成果が発揮できました」、準優勝の有賀寛さんは、「普段はポンプなどを管理する仕事をしている。素人ですが、指導を受けてここまでこれました」と感想を話していた。
唐木村長は、「みなさんのおかげで村が守られている。村民のためにこれからもよろしくお願いします」と話した。 -
南箕輪長寿者訪問
大泉の毛利不二雄さん アコーディオンの腕前披露15日の敬老の日にあわせ12日、南箕輪村で村長らによる長寿者訪問が行なわれた。
唐木一直村長をはじめとする村の理事者が、88歳以上の長寿者を訪問した。
対象となるのは211人で、そのうちの191軒をまわり、長寿を祝った。
このうち、14日に満100歳の誕生日を迎える大泉の毛利不二雄さん宅では、県からの感謝状も贈呈。唐木村長は、「いつまでもお元気で」と声をかけていた。
毛利さんは、趣味で毎日弾いているというアコーディオンの腕前を披露。力強い音色を響かせていた。
9月1日現在の村の65歳以上の高齢者人口は、2,738人で、高齢化率は、18.81パーセントと県下市町村で最も低くなっている。 -
JA上伊那年金友の会がゲートボール大会
JA上伊那年金友の会のゲートボール大会が11日、南箕輪村の大芝総合グラウンドで開かれた。辰野町から中川村までの28チーム、およそ170人が参加して、ゲートボールを楽しんだ。
これは、大会を通じて会員同士の親睦を深めてもらうと共に、身体を動かして健康を維持してもらおうと、毎年開いている。
今回の大会では、出場者の最高年齢が93歳。参加した会員たちは年齢を感じさせない元気なプレーを見せていた。
会長の高橋重太郎さんは、「ゲートボールは幅広い年齢層が楽しめるスポーツ。身体を動かして長生きできるようにこれからも続けていきたい」と話していた。
大会結果は次の通り。
▽優勝=しんでん(飯島町)▽準優勝=ながみやま(駒ケ根市)▽3位=笠原(伊那市美篶) -
信大でアマランサス講座 雑穀に理解深める
アマランサスやソバなどの雑穀について理解を深めてもらおうと、一般を対象にした講座が7日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれた。
県内外から21人が講座を受講。講座では、アマランサスやそばを使った料理実習などが行なわれた。
公開講座は、地域住民に広く大学について知ってもらおうと、信大農学部が、昨年度から年に2回開いている。
今回は、地域振興に役立てようと研究・栽培を進めているアマランサスやソバをテーマに講座を開いた。午前中にアマランサスやソバについての講義を受けた後、午後は見学や料理実習を行った。
料理実習を担当したのは、松島憲一准教授。アマランサスを使った餅や、ソバクレープなどの料理が紹介された。松島准教授は、「アマランサスはきな粉と相性がいい。つぶつぶ、もっちりのこの食感はほかにない」と話していた。作られた料理は参加者が早速試食した。
信州大学では、「今回の講座も楽しんでもらったと思う。参加型の講座をこれからも開いてきたい」と話していた。 -
南箕輪村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が8日開会し、村の平成19年度決算を示した。
村の示した決算書によると、平成19年度の歳入総額は、47憶2千万円で歳出総額は44憶2千万円だった。翌年度以降へ繰り越しする事業費などを差し引いた収支金額は、2憶7千万円の黒字となった。
唐木一直村長は開会にあたり「今後も財政の健全化につとめていきたい」とあいさつした。
今議会には、条例案件5件、補正予算案件5件など19議案を上程している。17日・18日に一般質問、19日に委員長報告・採決を行う予定。 -
南箕輪村北殿で153号バイパス工事説明会
国道153号バイパスの工事説明会が昨夜、南箕輪村の北殿公民館で開かれました。
工事説明会では、伊那建設事務所や南箕輪村の職員が、工事日程や今後の交通規制について説明しました。
今回報告されたのは、新しい橋と南箕輪村北殿地籍のバイパスおよそ6百メートルの工事についてで、平成22年度末にすべての完成を見込んでいます。
新しい橋は、天竜橋の北側に建設が予定されていて、長さはおよそ百メートル、幅はおよそ14メートルで、歩道も作られることになっています。
現在横断歩道がある北殿団地近くには、バイパスの地下を横断する地下歩道の建設も計画されていて、来年3月末までに完成する予定です。
工事は現在準備段階に入っていて、10月頃から本格的に着工する計画です。
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南箕輪村、福祉灯油券323万円 補正予算に計上
南箕輪村は、原油価格高騰に伴い、福祉灯油券を支給する補正予算案を、9月定例議会に計上します。
2日開かれた南箕輪村議会全員協議会で示されたものです。
村では、今年1月から3月まで灯油券の支給を実施しましたが早くにまとめて灯油を買ってしまった家庭があったため、今年は9月定例議会に予算を盛りました。
灯油券は、一世帯につき18リットル6枚つづりです。
対象となるのは、住民非課税世帯のうち70歳以上の高齢者や生活保護の世帯などで村内230世帯を見込んでいます。
事業費は323万円をもっていて、予算が通れば11月から支給する予定です。
また燃料・飼料高騰に伴い、園芸施設農家などに対しても支援を行います。
補正予算案に140万円を盛っています。
燃料は、1リットル当たり2円の補助で上限が10万円。
飼料については1t当たり500円の補助で上限は5万円となっています。
期間はいずれも10月1日から来年3月31日までを予定しています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
防災の日前に、南箕輪村で訓練
防災の日前日の休日だった31日、各地で防災訓練が行なわれました。
南箕輪村では、村内12の区で、自主防災組織がそれぞれがテーマを決めて地震訓練を行ない2,975人が参加しました。
南殿区では、区独自に作成した防災マップを基に、エリアごとに分かれて課題や心構えなどについて話し合い、防災に関する講演も聞きました。
村役場では、直下型地震を想定し、住民へのメール配信サービスによる避難場所の案内や初動マニュアルも作成。具体的に災害を想定し、担当部門ごとに災害時の初期段階での対応策の検討が進められていました。
なお、伊那市が高遠スポーツ公園総合運動場で予定していた主会場訓練は、雨によりグラウンドが使用できない状況で中止となりましたが、各地区の自主防災会は訓練を実施し、85の会場で4,978人が情報伝達や消火訓練に汗を流しました。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
ついに上がった!大芝花火大会
23日から延期されていた大芝高原まつりの花火大会が31日夜行われ、雨上がりの澄んだ夜空に迫力ある大輪の花が咲き乱れました。
打ち上げられたのは、当初の予定どおり、77番組、1,200発で、訪れた人たちは、大芝ならではの頭上で開く迫力ある花火を楽しんでいました。
大芝高原まつりの花火大会は、当初8月23日土曜日に行なわれる予定でしたが、悪天候の為30日に延期となっていました。
しかし30日も雨にたたられ昨日へと延期されていました。
31日も夕方から雨となり開催があやぶまれましたが、午後7時30分の打ち上げ直前に雨は止み、豪快な8号玉やスターマイン、音楽花火が上伊那の過ぎ行く夏の夜空を焦がしていました。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
また雨 大芝花火31日に再延期
30日予定されていた南箕輪村の大芝高原花火大会は、雨のため中止となり、31日の午後7時30分からに延期となりました。
大芝高原の花火大会は、当初、23日に予定されていましたが、今日に延期となっていました。
しかし、今日も朝から雨の降り続く天候で、大芝高原まつり実行委員会が中止を決めました。
花火大会は明日の午後7時30分からとなっています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
南箕輪村新エネビジョン策定委員会、開催
今年を環境元年と位置づけている南箕輪村で、29日新エネルギービジョンの第1回策定委員会が開かれました。
初会合となった今日は、唐木一直村長から10人の委員に委嘱書が手渡されました。
委員は、信州大学農学部や上伊那森林組合、中部電力伊那営業所など関係する団体の代表などで組織され、公募委員も2人います。
新エネルギービジョンは、南箕輪村が、二酸化炭素削減や自然エネルギーの活用などによる地球温暖化の防止、新エネルギー関連産業の育成や農業、観光などへの新エネルギー導入による地域活性化を図ろうと策定するものです。
委員会は、5回計画されていて、来年1月中旬をめどに調査報告書をとりまとめたい考えです。
委員会では、先進地の調査や一般・中学生・事業所に対するアンケート調査も予定いていて、環境やエネルギー問題に関する意識や省エネ、新エネの活用方法などについて聞きます。
委員長に選ばれた信州大学農学部森林科学科の小池正雄教授は「新エネルギービジョンは、次世代を見据えた取り組み。地域に根ざしたビジョンを策定していきたい」とあいさつしました。
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シニアグローリーツアー長野大会、10万円を寄付
チャリティーを兼ねたゴルフトーナメントが28日、信州伊那国際ゴルフクラブで開かれ、10万円が南箕輪村に贈られました。
シニアグローリーツアー長野大会で、2日間にわたって伊那国際ゴルフクラブで開かれています。
初日の28日は、50歳以上のシニアプロと上伊那を中心に関東・関西方面のアマチチュア、合わせて116人が参加しました。
この大会では、ゴルフの普及と地域貢献のため、チャリティーホールが設けられています。
28日一日で10万円が集まり、大会終了後に南箕輪村の唐木一直村長に目録が手渡されました。
唐木村長は「皆さんの真心に感謝します。村の福祉のため有効に使わせて頂きまたい」と話していました。
大会は明日、シニアプロを中心とした本戦が行われる事になっています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
南箕輪村で強盗致傷事件
28日午前3時10分頃、南箕輪村のアパートで一人暮らしをしている女性の部屋に、男が侵入し、現金を要求する事件が発生しました。
女性は手首などに軽いけがを負っています。
伊那警察署の発表によりますと、事件は今日未明の午前3時10分頃、南箕輪村のアパートで一人暮らしをしている23歳の女性宅に男が忍び込み、手足を粘着テープで縛るなど暴行を加え現金を要求した疑いです。
男は窓から侵入したとみられ、犯行に及びましたが女性に抵抗されたため、逃走したということです。
女性は手首などに軽いけがを負ったということです。
男は20代から30代とみられ、伊那署では、強盗致傷事件として犯人の行方を追っています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
日本大会前に、タヒチアンダンスを披露
タヒチアンダンスチーム「ティアレ・ヘイプア長野支部」は23日、南箕輪村村民センターで公開練習をおこないました。
主婦らで集まる、ティアレ・ヘイプア長野支部は、伊那市を拠点に活動しているグループです
今月31日に東京都でタヒチアンダンスの日本大会があることから、家族や、お世話になっている人達に、日頃の練習成果をみてもらおうとステージで発表しました。
タヒチアンダンスはお祝いの時など感謝の敬意を表す踊りです。
打楽器のリズムに合わせて踊り、腹筋や背筋など全身を使います。
メンバーは、赤や黄色などの華やかな衣装を身にまとい独特なダンスを笑顔で披露していました。
会場には、友人などおよそ140人が訪れ大きな拍手を送っていました。
長野支部からは、即興で振付をするソロ部門に5人・団体部門に1組が出場します。
メンバー達は上位を狙えるよう頑張りたいと話していました。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
大芝高原、オリジナル切手発行
南箕輪郵便局は、明日の大芝高原祭りにあわせて、大芝高原の四季を図柄にしたオリジナル切手を発行します。
切手は、80円切手が10枚セットになったフレーム切手と呼ばれているもので、1セット1,200円で今日から販売が始まりました。
明日の祭りで南箕輪郵便局は、高原内の温泉スタンド近くに臨時出張所を出して販売を予定しています。
このフレーム切手は2,000部作成され、売り切れれば終了となります。
郵便局では、切手の販売開始を記念して、今日唐木一直南箕輪村長にこの切手が贈呈されました。
唐木村長は、「大芝高原は、村だけでなく上伊那の高原として親しまれている。今回の切手でさらに日本中にアピールできる。」と喜んでいました。
このフレーム切手は、南箕輪郵便局のほかに、北は塩尻の北小野郵便局から南は伊那市の西箕輪郵便局までの局で買い求めることができます。
郵便局では、「こうした地域に密着したサービスを今後も展開していきたい」としています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
大芝まつりステージ練習に熱
8月23日土曜日の大芝高原まつりステージ発表に出演する保育園児が南箕輪村大芝高原の大芝湖上に設置された特設ステージで練習に励んでいます。
22日は中部保育園の年長児が鳴り物を手に本番に向け、練習していました。
練習で園児らはステージの広さや並ぶ順番、立ち位置などを確認していました。
ステージ発表は大芝高原まつりのイベントのひとつで今年は、キッズダンスや太鼓演奏など28団体が出演します。
当日は南箕輪村内を中心に、上伊那地域のほか、木曽や、塩尻からの参加もあります。
ステージは午前10時から午後7時半までおこなわれ、南箕輪村最大のイベント、大芝高原祭りを盛り上げます。 -
南箕輪で、村の民話おはなし会
南箕輪村図書館で20日、村の民話、童話のおはなし会が開かれました。
これは南箕輪村の図書館に新設された世代間交流施設の有効活用を図ろうと、村教育委員会と図書館が開いたものです。
村内のおはなしボランティアグループがスライドを使って村に伝わる、昔話を読みました。
話しを聞いたのは村公民館活動の高齢者学級のメンバーで昔話をなつかしそうに聞いていました。
図書館は世代間交流施設建設工事事業として、およそ100平方メートルを増設し、今年、7月にリニューアルオープンしています。
おはなし会を企画した村図書館では本や読書会などを通して高齢者同士や親子が交流できる場所として活用し、地域文化の拠点にしていきたいと話しています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
「伝統行事大切だが、後片付けが大変」玄関封鎖の区長、語る
南箕輪村の奇祭「盆正月」で16日深夜、自宅を「封鎖」された田畑区の孕石区長は、翌17日朝6時、玄関先の様子を見て苦笑いをしていました。
ここでは区長が瓦職人ということもあり、玄関先に続く道路に、瓦がならべらられていました。
この朝区長は、各組の組長に電話を入れ、もう一日休みを取るよう伝えていました。
孕石区長は、「地区の伝統行事で守り伝えていくことは、大切だが、あとかたづけが大変です。」と話していました。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
もっと休ませて! 南箕輪村で今年も奇祭「盆正月」
盆休みの延長を区長らに訴える、南箕輪村田畑区の伝統行事、盆正月が16日の深夜に行われました。
盆正月は、田畑区の伝統を守る会が毎年行っているもので、地区役員の家を一軒ずつまわり、玄関先にバリケードを作って盆休みの延長を訴えるものです。
区長らが寝静まった深夜12時頃、集まった会員たちが、作った正月飾りと一緒に、置きものや棚、ハシゴなど、家にあったものを玄関前に集め、外に出られないようバリケードを作りました。
最後に玄関前に「お正月」と書くと、会員たちは次の家へと向かいました。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
上農高校盆花市、今年も盛況
上伊那農業高校恒例の花市が12日、いなっせ多目的広場で行なわれました。販売開始となる午前9時30分まえから、100人を超える列ができていました。
手頃な価格で良質な花が販売されるとあって毎年人気を呼んでいます。訪れた人達は人束500円の花を買い求めていました。 -
南箕輪村南原団地の焼却灰除去作業は平成24年から
南箕輪村の南原住宅団地から焼却灰が見つかった問題について、除去作業は平成24年の6月頃からとするスケジュールが12日、示されました。
南箕輪村役場で開かれた村土地開発公社の理事会で、焼却灰問題についての中間報告で触れられたものです。
南原団地では、平成19年2月に下水道工事を行っていたところ焼却灰が埋設されていた事が発覚しました。
開発公社では、焼却灰を取り除く作業のため、影響のある地権者7軒と、土地や住宅の買い上げ、移転先について協議してきました。
今日の理事会で、該当する地権者全てから移転の合意が得られ、順次契約を結んでいる事が報告されました。
斡旋する移転先として、開発公社では、新しい南原住宅団地を、現在の団地近くに造成したい考えも示しています。
関係する土地・家屋の買収を進め、関係する住宅を取り壊し、平成24年6月頃から焼却灰の除去工事に入りたいとしています。
土地開発公社理事長の唐木一直村長は、「公社だけでなく村最大の課題と認識している。解決に向け着実に進んでいきたい」と話していました。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
信大農学部で夏の林業教室始まる
信州大学農学部の公開講座「林業教室」が11日から3日間の日程で始まった。林業教室は森林に関する知識や技術を一般の人に身につけてもらおうと、平成11年から始めたもので今回で7回目。
今年のテーマは「地球環境と森の機能」で、県内外から25人が参加。将来林業に携わりたいという高校生や、自分の仕事に付加価値をつけたい林業関係者、森林公園でボランティアを行っている人など、年齢や職業も様々。
一日目の11日は、大学キャンパス内を歩き、樹木の種類や生き物などを見て身近な自然に触れた。
参加者は3日間の講座の中で、間伐作業や木材の加工を行いながら、森林の持つ役割について知識を深めていく。 -
恒例の上農花市、準備盛ん 12日開催へ
上伊那各地でお盆に向けた準備が進んでいる。南箕輪村の上伊那農業高校では、恒例の花市が12日開かれます。11日には、生徒達が花束作りなどの準備に汗を流した。
上農の花市は、お盆に合わせて行われる毎年恒例のイベントで、手頃な価格で良質な花が販売されるとあって、地域住民にも好評。
花の栽培は、上農高校の農林委員会のメンバーを中心に、苗の定植や水やり、草取りなど生徒全員が関っている。今年は、雨が少なかった為、アスターの茎が少し短いということですが、他の花は例年並みの出来だという。
花市を12日に、農林委員ら生徒50人ほどが、花の刈り取りや、選別、花束づくりを行った。今年の花束は、アスターやオミナエシ、菊、ガマノホ、カーネーションなど。6種類、10本を集めたもので、一束、500円で販売される。
農林委員の原敦美(アツミ)さんは、「お盆に向け、心をこめて育てた花、多くの人に喜んでもらえれば」と話していた。
上伊那農業高校の花市は、12日午前9時30分から、伊那市のJR伊那北駅前といなっせ多目的広場で開かれる予定。 -
信大で青少年のための科学の祭典
子ども達が体験しながら科学を学ぶ、青少年のための科学の祭典が9日から、南箕輪村の信州大学農学部で始まった。
子ども達に自然の不思議や大切さを、科学を通じて感じてもらうことを目的に、毎年信州大学で開かれているもので、農学部での開催は6年振り2回目。
子ども達が研究発表するブースもあったほか、夏休みの自由研究の課題を見つけようと、多くの小学生が保護者が訪れた。
南箕輪村南部小の理科実験クラブは、酸性やアルカリ性を利用した色水の科学についてブースを出展。赤ジソからとった色水に石灰水やレモン汁を入れて、なぜ色が変化するのかを説明していた。
千曲市立更埴西中学校のブースでは、鉄板をこすって振動を起こすことで、鉄板に乗せてある砂が音を発しながら一定の方向に移動する仕組みが説明されていた。
訪れていたある子どもは「見たことのない実験や、びっくりするような実験がたくさんあって楽しい。」と目を輝かせていました。
この青少年のための科学の祭典は、明日午後3時まで南箕輪村の信州大学農学部で開かれています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那毎日新聞休刊へ
伊那毎日新聞は31日付の発刊をもって休刊する。1955(昭和30)年2月の創刊から53年余。地域とともに歩んだ半世紀の歴史に幕を下ろす。
伊那毎日新聞は、伊那市本町で産声を上げ、以来社屋を伊那市西町区、南箕輪村と移転。1999年に現在地の伊那市室町に移ってからは、紙面のカラー化などを図るとともに、内容の充実に積極的に取り組んできた。
01年には、「地元の課題は世界にも共通する課題」を合言葉に、公共事業や教育、環境などの問題を通じて「真の豊かさ」について考えてみよう竏窒ニ、伊那毎日新聞社製作のケーブルテレビ番組「いなまいニューススタジオ」がスタート。紙面と映像が連携する新しいスタイルで、公共事業の決定プロセスの不透明性や矛盾などを指摘した。
02年には、県会でのダム論議を背景に「いなまいテーブル」を作成。ダム問題を「財政」「環境」「生活」「産業」「景観」「決定プロセス」など多面的視点で検証する“判断の枠組み”を提供した。「いなまいテーブル」のパンフレットは上下伊那のほぼ全戸に配布。いま問題にされている戸草ダム建設計画中止を議論する際に十分応用できる。
03年から05年にかけては「上伊那・輝く経営者キャンペーン」を展開。産学官でつくるキャンペーン推進委員会の事務局を伊那毎日新聞社が務め、上伊那で輝いている中小企業経営者約100人を紙面、映像、単行本で紹介した。さらに、05年からは、戦後の上伊那経済を牽引してきた大手企業の優れた経営者・創業者を上伊那の「産業史」「経営史」として後世に残す企画も展開している。
読者参加でつくる各種カラー企画や人物紹介も好評で、郷土愛醸成につながる、との声も多かった。
最近では広域ごみ処理施設建設計画の詳細な報道などが住民の関心を集め、伊那毎の記事が注目されている中での残念な休刊となってしまった。 -
南箕輪村森林セラピー協議会
「森林セラピーロード」の認定を受ける南箕輪村大芝高原について考える村森林セラピー協議会は29日夜、村役場で会議を開き、任期(2年)満了に伴う役員14人の選出を行った。今夏で認定期間が切れるため、今後、更新手続きを進めることを確認した。
ロードの利活用方法の具体化については、高原内に群生するササユリの乱獲問題などを上げて話し合った。再任の荻原文博会長は「自然に触れることも保護することも大切。難しい問題だが煮詰める必要がある」とした。
認定の更新手続きに関し、林野庁などでつくる認定機関が本年7月初旬、発展的解散により「NPO法人森林セラピーソサエティ」に活動移行したとの説明もあった。