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【カメラリポート】イーナちゃんが新宿マラソンに初参加
27日に新宿で行われた、新宿シティハーフマラソンに、伊那市のイメージキャラクター「イーナちゃん」が初参加しました。
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「東日本大震災を忘れない」パネル展
東日本大震災を忘れないをテーマにしたパネル展が、箕輪町文化センターで開かれています。
展示会は、国土交通省天竜川上流河川事務所が開いているもので、3.11に向けて、箕輪町を皮切りに15市町村で巡回します。
会場には21点のパネルが展示されています。
パネルを製作したのは、国土交通省東北地方整備局で、被災状況や復旧に向けた取り組みを紹介しています。
東北地方整備局のヘリコプターは、地震発生から37分後には飛び立ち、被災状況を伝えた事や、ポンプ車を投入し、仙台空港の一部復旧を行ったことなどを伝えています。
訪れた男性は、「娘夫婦が仙台にいて、お陰様で無事だったが当初は連絡が取れず本当に心配した。2年たって忘れかけている人もいると思うが、ずっと覚えておかなくてはいけないと思う」と話していました。
箕輪町文化センターでの展示は2月5日まで開かれています。 -
飛散開始は平年並み 量は平年よりやや多く
飯田保健福祉事務所は、飯田下伊那地域の今年の春のスギ花粉の飛散予測をまとめました。
今年の飛散開始は2月下旬と平年並み、飛散量は去年より多く、平年よりやや多くなるとしています。
飯田保健福祉事務所の発表によりますと、スギ花粉の飛散開始時期は、2月下旬で、去年の3月1日より早く、平年並みと見込んでいます。
スギ・ヒノキの花粉飛散量の予想値は、1平方センチメートルあたり4441個で、去年より1.6倍と多く、平年より1.3倍とやや多くなっています。
飯田保健福祉事務所は、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど、早めの予防対策を呼びかけています。 -
全県にインフルエンザ警報
長野県は30日、全県にインフルエンザ警報を発令しました。
県では今月21日から27日までの1医療機関あたりの患者数が37.11人となり基準となる30人を超えたことからインフルエンザ警報を発令しました。
伊那保健所管内も31.38人で警報の基準を超えています。
南箕輪村中部保育園年中のれんげ組では26人中5人がインフルエンザと診断されたため31日と2月1日の2日間を学級閉鎖としました。
県では、この冬のインフルエンザについて平成21年に流行した新型のインフルエンザと同じ型のものを含む3つの型がありいずれも流行の可能性があるとしています。
対策として外出するときのマスクの着用や外出後のうがい手洗いをあげているほか、ひろげないために発熱などの症状が見られた場合は学校や職場は早めに休むよう呼びかけています。 -
KIDS自然エネルギー活用コンテスト
小学校で取り組んでいる自然エネルギーの活用や環境活動を発表するKIDS自然エネルギー活用コンテストが、26日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
KIDS自然エネルギー活用コンテストは、上下伊那の企業23社で作る伊那テクノバレー地域センターのリサイクル研究会が毎年開いているもので、今回で5回目です。
伊那小学校6年勇組は、自分たちで作った風車で発電をし、イルミネーションを作ったことを発表しました。
子供たちは、専門家からアドバイスを受けながら、発電した電気を蓄えるシステムも作ったということで、「発電は大変だが蓄電はもっと大変だった」と発表していました。
発足2年目の伊那東小学校環境エコ委員会は、休み時間に「エコパトロール」を実施し全校児童に節電を呼びかけました。
太陽光を集めてペットボトルの中の水を温め雑巾がけの時に利用する活動も行っていて、ひと冬に8万円くらいの石油代の節約になったと話していました。
この日は、伊那市、駒ヶ根市、中川村の8つの小学校がそれぞれの活動を発表しました。
リサイクル研究会では、「エネルギーは限りあるものだと知ってもらい、自分たちに何ができるか考えてもらうきっかけにしていきたい」と話していました。 -
ハリソン君 送別会
ニュージーランド出身で去年8月から留学しているハリソン君の送別会が20日伊那市のいなっせで開かれました。
17歳のハリソン君は、国際的な高校生の留学機関AFSの留学生として去年8月から松川町に滞在し、松川高校に通学していました。
送別会では、ホストファミリーの宮下さん一家に感謝状を贈呈。
松川高校から三浦章校長と担任の中村邦彦教諭もかけつけました。
三浦校長は、「私が果たせなかった海外留学の夢を海外の生徒を受け入れることで果たそうと力を入れている」とういさつ。
担任の中川教諭は、「ハリソン君のおかげでクラスの雰囲気ががらっと良くなった」と話しました。
AFSを通じて、2月には3人が海外留学を予定しています。
AFS長野飯田支部は、飯田から松本地域で活動していて、1999年の支部発足以来、60人余りの高校生を海外に留学させている一方で、年間40人を海外から受け入れています。 -
駅無人化「受け入れざるを得ない」
JR飯田線利用促進連絡協議会の牧野光朗会長と白鳥孝副会長は、JR東海が今年4月から県内の飯田線9駅を無人化するとの方針について「受け入れざるを得ない」との考えを示しました。
21日は名古屋市でJR飯田線利用促進連絡協議会とJR東海による意見交換会が開かれました。
会は冒頭のみ公開され協議会からは会長の牧野飯田市長や副会長の白鳥伊那市長など8人、JRからは安斎俊宏運輸営業部営業担当部長など5人が出席しました。
意見交換では駅の無人化や飯田線の利便性向上についての課題また利用促進などについて話し合われました。
意見交換終了後の取材で牧野会長らは4月からの駅無人化について受け入れざるを得ないとの考えを示しました。
牧野飯田市長は「4月からの駅無配置化は経営判断。この方針に変わりはないという説明だった。私どもとしましてはそれを受けてどうするかということを考えていかざるを得ない。」
白鳥伊那市長は「出席された首長の中にも何とかならないのかという発言もあったんですが、JRの方針として私たちとしては受け入れざるを得ない。」と述べました。
一方JR東海運輸営業部の安斎俊宏営業担当部長は「飯田線9駅の無配置化について自治体代表者に理解いただいたと理解している。」と述べました。
また今後の課題については次のように述べました。
牧野飯田市長は「通学定期については出張販売という形で各高校をまわるという話も出た。地域によっては中学生も通学定期の必要なところもある。具体的には自治体別の話になっていく。」
白鳥市長は「課題となっている踏切の拡幅の問題など一つ一つ出来るところから話し合いの場の中で検討が始まる。無人化だけでなく飯田線全体を包括した取り組みが始まる。」
安斎部長は「簡易委託を結ぶのか結ばないのか、駅舎をどう活用するのか。そんな実務的な話が自治体別に進んでいくと思っている。」とそれぞれ話しました。
協議会では今後もJRとの話し合いの場を設け駅無人化にともなう課題などについて協議を継続させたいとしています。
白鳥市長は、この後伊那市で開かれた上伊那広域連合の正副連合長会で会議の様子を報告しました。
白鳥市長は、「4月からの駅無人化に対し、さらに一考をというような話をするのは難しい状況だった。今日の会議をもって具体的に個々の取り組みが始まる。駅の利活用や無人化への対応策などそれぞれの自治体の中でお考えいただくことになると思う」と話しました。 -
リニア駅設置受け広域道路網計画策定へ
リニア中央新幹線の中間駅が、飯田市座光寺周辺に設置されることを受けて、長野県は、新たに上伊那、飯伊地域の広域的な道路ネットワーク計画を策定します。
17日は、計画を検討する南信地域広域道路ネットワーク計画検討委員会の初会合が飯田市で開かれ、上伊那と飯伊の経済団体や、運輸関係者など委員20人ほどが参加しました。
県は、広域的な交通ネットワーク整備を計画的に進めるため、平成5年に県全域の道路網マスタープランを策定しています。
そのうち上伊那・飯伊地域の道路網計画について、リニア中央新幹線の中間駅の場所が決定した事を受けて、新たに策定しようというものです。
17日は、南信の道路網の現状や課題、今後のスケジュールが示されたほか、関係する市町村に聞き取り調査を行うとともに、住民アンケートを行う考えが示されました。
委員からは、「観光客など外部の声を聞いて欲しい」「非常時にはどのネットワークが活用できるかといった観点が必要」といった意見が出されていました。
長野県は、3月下旬頃までに市町村ヒアリング、住民アンケートをまとめ、次回の 検討の参考にする予定です。
また地域の実情を踏まえた道路網計画を策定するため、上伊那・飯伊それぞれでのワークショップも予定しています。
この南信地域広域道路ネットワーク計画は、8月まで委員会で計画案の検討が行われ、結果を受けて県が策定することになっています。 -
全県にインフルエンザ注意報
長野県は16日、インフルエンザの感染者が増え、今後拡大が懸念されることから、この冬はじめてのインフルエンザ注意報を発令しました。
県の発表によりますと今月7日から13日の患者数が1医療機関あたり13.67人となり基準となる10人を超えたことからインフルエンザ注意報を発令しました。
なお伊那保健所管内では12.38となっています。
インフルエンザ注意報発令は去年より1週早く、新型インフルエンザの発生時を除く過去5シーズンで最も早い注意報の発令になります。
県では手洗い、うがいをこまめにおこない、人ごみを避けマスクを着用するなど注意を呼びかけています。 -
死亡事故ゼロを祈願
今年1年の交通安全を願う祈願祭が4日、伊那警察署で開かれました。
祈願祭は伊那警察署と伊那交通安全協会が開いたもので、およそ20人が出席しました。
田中泰史署長は「交通事故減少は安協の皆さんの取り組みの成果。これからも協力をお願いしたい。」と呼びかけました。
堀内四郎伊那交通安全協会長は「死亡事故ゼロを目指したい。」と決意を述べました。
去年、伊那署管内の交通事故による死亡者は6人で一昨年と比べ7人減少しています。
また事故件数は450件で61件減少しています。 -
重大ニュース(3) 新伊那消防署は富士塚北側
老朽化に伴う新しい伊那消防署庁舎の移転新築は、伊那市の富士塚グラウンド北側とすることが決まりました。
用地については、旧上伊那農業高校定時制グラウンド、美篶工業団地、伊那中央病院周辺、富士塚グラウンド周辺の4か所が候補地にあがっていましたが、利便性、立地性、経済性など27項目による評価で富士塚グラウンド周辺に決まりました。
敷地面積はおよそ8,000平方メートル、事業費はおよそ18億5千万円としていて、平成27年度中の供用開始を目指します。
消防本部の位置についても新しい伊那消防署と併設して設置するとの案が示されています。 -
今日の伊那地域 この冬一番の冷え込み
27日の伊那地域の最低気温はマイナス10.4度で、この冬一番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の山室川の水面には、氷がはっていました。
長野地方気象台によりますと、28日は移動性の高気圧におおわれ寒さは27日より若干緩む見込みですが、夜には再び低気圧が接近し、夕方以降、雪か雨が降ると予想しています。 -
伊那地域にまとまった雪
21日の夜遅くから22日朝にかけて、伊那地域ではまとまった雪が降り、市街地では雪かきをする姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、本州の南の上空を通過した低気圧の影響によるもので、中南信を中心に雪が降りました。
中央自動車道ではチェーン規制が行われ、高速バスに30分から1時間の遅れが出たということです。
気象台では、あさってにも伊那地域で雪の降るところがあると予想しています。 -
インフルエンザ 流行期に
長野県は、12月16日までの一週間の、一医療機関あたりの患者数が、基準となる一人を超えたことから、インフルエンザが流行期に入ったとみられると19日に発表しました。
上伊那の一医療機関あたりの患者数は、2.5人となっています。
県では、うがい、手洗い、マスクの着用など、感染拡大防止につとめるよう注意を呼びかけています。 -
伊那スキーリゾート 小中学生にリフト無料券を提供
22日にオープンする、伊那市の伊那スキーリゾートは、今シーズン、さらなる誘客に力を入れ、上下伊那の小中学生を対象にリフト券を無料で提供します。
19日、伊那スキーリゾートで安全祈願祭が行われ、伊那市、や地元、西春近の関係者とともに、今シーズンの安全を祈願しました。
伊那スキーリゾートは、今年11月に、(株)クロスプロジェクトの子会社「(株)伊那リゾート」が経営を引き継ぎました。
伊那リゾートは、伊那市の小黒川渓谷キャンプ場、飯島町のキャンプファームいなかの風も経営しています。
社長に就任した白澤裕次さんは「夏と冬の営業は両輪。一元化を進めていきたい」と挨拶しました。
伊那スキーリゾートは、昨シーズン、約4万6千人の利用があり前のシーズンより2割増となっています。
今シーズンは5万人を目指すということで、上下伊那の小中学生3万2千人を対象に、シーズン中、何回でも使える無料リフト券を提供します。
伊那スキーリゾートのほか、下伊那郡阿智村のヘンブンスそのはらなど、4つのスキー場で利用できるということです。
伊那スキーリゾートでは、ほかに、駒ヶ根高原スキー場とタイアップして、ポイントをためるとクーポン券が当たるイベントも企画しているということです。
伊那スキーリゾートの今シーズンの営業は、今週末の22日(土)からとなっています。 -
宮下氏 国政返り咲き
第46回衆院選の投票が16日行われ即日開票されました。
長野5区は前回選挙で敗れた自民党元職の宮下一郎さんが当選し返り咲きとなりました。
当選から一夜明けた17日、宮下さんは今後の抱負を語りました。
当選した宮下さんは自民党元職の54歳。
平成15年の選挙で初当選し衆議院議員を2期務めましたが前回選挙では落選しました。
今回は9万9,225票を獲得し3度目の当選を果たしました。
次点で前職の日本未来の党、加藤学さんは、3万737票でした。
長野5区の投票率は68.02%。伊那市は69.25%。箕輪町は70.52%。南箕輪村は68.48%でいずれも前回衆院選を10ポイント近く下回っています。
当選を決めた16日は、伊那市と飯田市の選挙事務所をまわり、就寝は午前2時。
17日は朝6時半に起床し記者会見に臨みました。
一夜明けて国政復帰を決めた宮下さんが今後の抱負などを語りました。
宮下さんは「再出発ではあるがゼロからの出発ではない。これまでの経験、そしてこの3年3か月の現職の皆様方、また落選した仲間とも情報交換、連絡をとりながら活動してきたので、そういう意味ではやはりしっかりと3期目としての責任を果たしていかなければならない立場だと思う。
多くの皆様が昔の、3年3か月前の自公政権には戻したくない。こう思っているのを強く感じるのでやはりもっとオープンに物事を進めていく、ないしは国民の皆様の声や知恵を反映していく。そうしたものがより見えるように努力をしていかないと、一部の幹部が密室で何かを決めたというような印象を与えるようなことはあってはならない。
今回の投票率の低下は政治そのものの信頼が失われたということなので信頼を取り戻したい。」と話していました。 -
ぽかぽか陽気 最高気温11.9度
16日の伊那地域は最高気温11.9度と、11月下旬並みの暖かい一日となりました。
この日の伊那地域の最高気温は11.9度まで上がり、11月下旬並みの暖かさとなりました。
伊那市の春日公園では、子ども達がいつもより薄着で遊んでいました。
長野地方気象台によりますと、これは、低気圧が日本海上空を通過し、暖かく湿った空気が流れ込んだことによるものだということです。
17日の午後からは、再び冬型の気圧配置となり、18日以降は平年並みか平年より寒くなりそうだということです。 -
第46回衆院選 あす投開票
第46回衆議院議員総選挙が、あす、投開票されます。
投票を翌日に控え、伊那市の大型店の入口では、投票を呼び掛ける啓発活動が行われました。
15日は、上伊那地方事務所の職員が、ティッシュを配りながら投票を呼び掛けていました。
啓発活動は、14日から15日にかけて、長野県全域で行われました。
職員は買い物客に「明日は総選挙です。投票をお願いします」と呼びかけながらティッシュを配っていました。
県は、14日までの期日前投票の中間投票者数を、15日に発表しました。
それによりますと、伊那市は有権者の13.59%にあたる7千667人が期日前投票していて、前回平成21年の衆院選に比べて、千231人少なくなっています。
箕輪町は、全体の10.54%にあたる2千117人で、前回に比べ575人少なくなっています。
南箕輪村は、全体の9.6%にあたる千95人で、前回よりも247人少なくなっています。
第46回衆議院議員総選挙は16日に投開票が行われます。
投票時間は午前7時から午後8時までで、伊那市高遠町の東高遠、長藤、山室、荊口、芝平、藤沢の9投票所と、長谷の7投票所については午後7時までとなっています。
開票作業は、市町村ごとに投票箱が集まる午後8時50分頃から、行われることになっています -
戸草ダムの今後について意見交わす
伊那市三峰川総合開発事業対策協議会が、13日に開かれ、多目的ダムとしての建設中止が決定している伊那市長谷の戸草ダムについて、治水ダムとしての早期建設を求めていこうと、意見交換が行われました。
この日開かれた対策協議会では、三峰川総合開発工事事務所から、多目的ダムとしての建設中止となった経緯の説明があり、治水ダムとしての戸草ダム早期建設について意見が交わされました。
委員からは、「戸草ダムは、上流域だけでなく天竜川流域全体の治水対策として必要であることを具体的に訴えていくべき」「飯田下伊那地域も含めた問題としてとらえてもらうためにも情報発信をしていくべき」「地元の生の声を直接国に届ける機会が必要」「県民の安全を守る立場として県の取り組み方も検討が必要」などの意見が出されていました。
協議会会長の白鳥孝伊那市長は「早期に建設が実現できるよう、期成同盟会などを中心にしっかり国に要望していきたい」と話していました。 -
上伊那の米でマリ共和国を支援
JA上伊那などは、13日、食糧不足が続くアフリカのマリ共和国に援助米を送りました。
この日、伊那市美篶で援助米の発送式が行われ、JA上伊那の職員がトラックに米を積み込みました。
JA上伊那では、アフリカのマリ共和国を支援しようと毎年米を送っていて、今年で14年目になります。
今年は、JA上伊那の労働組合や美篶下川手の青壮年部、小学生が農業体験をするあぐりスクールの3団体が育てた米590キロを送ります。
マリ共和国は、農業が産業の中心ですが、国土の70%が砂漠化していて慢性的な食糧不足が続いています。
今年10月、現地のNGOから「国内の政治が不安定な中、難民が増え、米が重宝している」とお礼の手紙が
届いたということです。
この日発送された米は、県内14のJAからの援助米も合わせて、来年1月、輸送船でマリ共和国に届けられるということです。 -
J-plusがグランプリ
平均年齢40歳以上のバンドがその腕前を競うおやじバンドフェスティバルが9日、長野市で開かれ、伊那市からエントリーしたJ-plusがグランプリに輝きました。
J-plusは伊那市の松澤純一さんをリーダーとする平均年齢44.2歳の4人組のバンドです。
今のメンバーで活動するようになって今年で17年目。
これまで様々なコンテストに出場してきましたが、グランプリは今回がはじめてだということです。
おやじバンドフェスティバルは県内で平均年齢が40歳以上のバンドを対象に開かれ、今年で3年目です。
今回は、52バンドがエントリーしテープ審査と予選を勝ち残った10組が本選ライブに出場しました。
審査は来場者の投票で行われ、J-plusが最多得票数を獲得しました。
実行委員会によりますとこれまで3回開かれたおやじバンドフェスティバルの出演延べ数は180バンド。
今回エントリーした52バンドの平均年齢は49.5歳だということです。 -
衆院選 世論調査
長野県世論調査協会は衆議院議員選挙の調査報告書をまとめました。
それによりますと長野5区の小選挙区の投票先については、回答者のうち最も多いのが自民党で25%、次いで民主党が17.9%となっています。
調査は県世論調査協会の登録モニター530人を対象に、11月28日から12月6日にかけて行われ、回収率は96.4%でした。
このうち長野5区の小選挙区の投票先については、自民党25%、民主党17.9%、日本未来の党6%、投票したい候補者はいないが23.8%などとなっています。
北陸信越の比例代表については、日本維新の会20.9%、自民党20.2%民主党14.3%日本未来の党5.1%、投票したい政党はないが20.2%などとなっています。
他に投票については、「必ず行く」が62.4%「行くつもり」が29.2%、「まだわからない」が7%などとなっています。 -
積雪で子ども達が雪遊び
8日の伊那地域は、今年初めて平地にも雪が積もりました。
南箕輪村の大芝公園では、雪遊びをする子ども達の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、9日の夜から10日の朝にかけて冬型の気圧配置が強まるため、県内全域で雪の降るところが多くなりそうだということです。 -
トンネル事故で高速バスに影響
山梨県の中央道、笹子トンネルで天井の板が崩落した事故により高速バスに遅れがでるなどの影響が出ています。
3日は伊那バス株式会社の伊那バスターミナルでは受付の係員が、運行に関する問い合わせや対応に追われていました。
山梨県内の中央自動車道は事故により、通行止めとなっていて高速バスは国道へ迂回して運行しています。
伊那バスによりますとこれにより伊那地域と新宿を走るバスの到着に30分から1時間ほどの遅れが出ているほか事故後はバス1本につき3、4人のキャンセルがあるということです。
伊那バスは高速バスについて「到着に遅れはあるものの、バスは平常通り運行している。乗客の方にはできるだけ不便のないよう運行していきたい」と話しています。
今回の天井崩落事故を受け、中日本高速道路では、笹子トンネルと同じ構造の、恵那山トンネルの緊急点検を3日、実施しました。
点検の結果については、早い段階で公表したいとコメントしています。 -
24か国から外国人が箕輪町を視察
アジア地域セーフコミュニティトラベリングセミナーで日本を訪れている外国人が1日、箕輪町を視察しました。
箕輪町を訪れたのは、世界24か国でセーフコミュニティの認証を受けた地域の外国人など、およそ90人です。
セーフコミュニティトラベリングセミナーは、各国の取り組みを学び知識を深めようと2年に1度開かれているもので、日本での開催は初めてです。
箕輪町は、今年5月にWHO世界保健機関からセーフコミュニティの認証を受けていて、その取り組みについて学ぼうと、今回箕輪町を訪問しました。
箕輪消防署では、ロープを使った訓練やほふく救出訓練が行われ、参加者は写真を撮るなど熱心に見学していました。
ある参加者は「見たことのない訓練だったが、みんな真剣にやっている姿を見て大変勉強になった」と話していました。
一行はこの後、このほどセーフコミュニティの認証を取得した小諸市の認証式典に出席することになっています。 -
飯田線駅無人化 協議の場設置要望へ
JR東海が飯田線県内9駅を無人化する方針を示したことについて、その対応を協議する飯田線利用促進連絡協議会が1日、駒ケ根市役所で開かれ、JRに対して協議の場の設置を要望することが決まりました。
協議会には、会長の牧野光朗飯田市長、上伊那から副会長の白鳥孝伊那市長と杉本幸治駒ケ根市長など、上下伊那7つの自治体の関係者が出席しました。
会の冒頭、牧野会長は「各自治体で協議するのではなく、この協議会を受け皿として、連携していく必要がある。飯田線の重要性を確認しながら今後について話し合っていきたい」とあいさつしました。
会は冒頭のみ公開で開かれました。
JR東海は、11月はじめ、県内の飯田線有人駅がある7つの自治体を訪問し、県内12ある有人駅のうち、9駅について無人化する方針であることを伝えていました。
これに対して、リニア新幹線建設促進長野県協議会の場で、上伊那地区期成同盟会会長の白鳥伊那市長はJRに対して「地域の意見を聞く姿勢をもってもらいたい」と要望し、長野県の阿部守一知事も「飯田線に対して真摯な対応をお願いしたい」と話しています。
協議会では今後の対応について話し合われ、JRの担当部長に対して協議の場の設置を要望することを決めました。
今月末を期限としている自治体が駅舎職員を雇うかについて牧野会長は「判断は協議ありき」とし「突然一方的に言われて、判断するようにと言われても難しい。協議の場を設けてJRの考えをしっかり聞きたい」と話していました。
JR飯田線利用促進連絡協議会では、3日に飯田市のJR飯田営業所で担当部長に要望書を提出することにしています。 -
信大とCATV 情報発信の課題探る
大きな災害が起きたとき、ケーブルテレビには、どのような情報提供が求められるのかを探るフォーラムが11月29日長野市で開かれました。
信州大学と県内32のケーブルテレビ局でつくる日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の主催です。
岡谷市で8人の犠牲者を出した2006年7月の豪雨災害や去年3月の県北部地震で、地元のケーブルテレビが行った放送の事例報告とパネルディスカッションがありました。
信大とケーブルテレビの県協議会は、地域への貢献を目的に今年7月に連携協定を結んでいて、今回のフォーラムはその一環です。
パネルディスカッションでコーディネーターを務めた信州大学の笹本正治副学長は、「防災の文化は、災害が起きた時に前進する。地域に新しい文化を生み出すよう努力していきましょう」とケーブルテレビとの連携強化を強調しました。 -
トマトの木で「小野子(おのご)人参」提供へ
伊那市西箕輪のみはらしファームにあるレストラン「トマトの木」では、飯田市上久堅の伝統野菜「小野子(おのご)にんじん」を使ったメニューを12月中旬から提供します。
29日は、飯田市上久堅で、にんじんを普及するため活動している小野子人参クラブの役員が、トマトの木を訪れました。
小野子人参クラブは、遊休農地30アールを活用して、毎年2トンほどの人参を生産していています。
クラブでは、上伊那地域にもこの伝統野菜を売り込もうと、今年10月に、トマトの木に声をかけ、現在は不定期で、この人参が提供されています。
小野子人参は、歯応え・色・香りがよく、甘みがあるのが特徴だということです。
トマトの木では、今回の依頼を受けて、12月第2週から来年3月まで、定番メニューの食材にこの人参を使うことを決めました。
小野子人参クラブでは、トマトの木をきっかけにして、上伊那地域にも小野子にんじんをPRしていきたいとしています。 -
長野犯罪被害者支援センター 活動の周知、利用を呼び掛ける
NPO法人長野犯罪被害者支援センターは、29日、支援活動の周知、利用を呼び掛ける街頭啓発を箕輪町で行いました。
この日は、センターの職員やボランティア、伊那警察署の署員など9人が、箕輪町の大型店前で街頭啓発を行いました。
メンバーは、犯罪被害に関する相談窓口などが書かれたチラシを買い物客に手渡し、支援活動の周知と利用を呼びかけました。
長野犯罪被害者支援センターでは、犯罪にあった被害者への支援として、病院や裁判所などへの付き添いのほか、電話や面接による相談などを行っています。
専門的な研修を受けたボランティア相談員は31人いますが、南信では数人しかいないということで、「一人でも多くの人にボランティアになってもらいたい」と話していました。
ボランティア相談員には、25歳以上で専門の講習を受ければ誰でもなれるということです。 -
花粉飛散 今春の1.8~2.5倍
民間の気象予報会社ウェザーニューズは29日、来年春の花粉飛散予想を発表しました。
それによりますと、南信は、今年の春の1.8倍から2.5倍の花粉飛散量と予想しています。
発表によりますと、今年の夏は暑い日が多く、雨が少なかったため、花粉飛散の原因となる雄花がよく育ち、来年春の花粉飛散量は今年の春よりも多くなることが予想されるということです。
南信では、少ないところで1.8倍、多いところで2.5倍の飛散を予想しています。
今年の春は例年に比べて花粉の飛散量が少なかったことから、平年比では0.7倍から1.8倍と予想しています。