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深妙寺あじさい見ごろ
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、花が咲き訪れた人たちの目を楽しませています。
深妙寺の境内や裏山には、青や紫のあじさい、およそ200種類、2500株が植えられています。
今年は、例年より1週間ほど早い20日頃から咲き始め、今は7分咲きです。
あじさいは、今の住職の母親が多くの人が訪れる寺にしようと、30年ほど前に挿し木で増やし始めたのがはじまりだということです。
26日の午前中は、市内外から多くの人が訪れ傘を差して花を楽しんでいました。
また、アマチュアカメラマンが雨で濡れたあじさいをカメラに収めていました。
境内には観音像が33体建立されていて、寄り添うように花が咲いています。
例年は7月初めの見ごろに合わせてあじさい祭りが行われていますが今年は新型コロナの影響で中止となり湯茶のサービスなどは行わないということです。
深妙寺によりますと、あじさいは来月中旬頃まで楽しめるということで「人との距離を保ちながら楽しんでもらいたい」と話していました。 -
伊那市内の7店で作る伊七菓販売
伊那市内の菓子店7店舗の菓子詰め合わせ「伊七菓」が26日から販売されます。
伊七菓は、越後屋菓子店の「伊那のまゆ」、パティスリーもへじの「青島霞堤」、菓子庵石川の「ちいずくっきい」、ドルチェ・カリーナの「オレンジケーキ」、フランセ板屋の「レモンケーキ」、菊香堂の「栗パイ」、御菓子処おかめ堂の「梅の香」の詰め合わせです。
24日は、伊那市荒井のタウンステーションで、企画に参加する各店の代表が、菓子を持ち寄り、仕分け作業を行いました。
伊那市駅前の越後屋菓子店では、きょう販売に向け、朝から伊七菓の袋詰めを行いました。
伊七菓は、企画に参加する7店舗合わせて750袋作られ、1袋税込み1,000円です。
販売は明日からです。
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伊那市振興公社 花の苗配布
伊那市振興公社は、マリーゴールドやサルビアなどの花の苗を、団体や企業に無料で配布しています。
25日は、美篶の特別養護老人ホームみすず四恩の家の職員が、防災コミュニティセンター近くのハウスを訪れ、花の苗を受け取っていました。
伊那市振興公社では、緑化推進事業の一環で、平成25年度から無料で花の苗を配布しています。
去年までは一般向けに配布していましたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、個人への配布は中止とし、希望のあった企業や団体に限定して配ることにしました。
苗は、マリーゴールド・サルビア・百日草で、全部で2万株でです。
みすず四恩の家では、施設の玄関先やベランダなどに植えるということです。
苗の配布は30日までで、企業または団体限定で受け付けています。
【伊那市振興公社 78‐5010】
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伊那市創造館でリアル謎解きゲーム
伊那市創造館で、開館10周年を記念したイベント、リアル謎解きゲーム「上伊那図書館に隠された財宝を探せ」が24日、始まりました。
このゲームは、戦後、上伊那地域に駐留した米兵jackが「宝の地図」を残したという設定で行われました。
その地図を見ながら、全館をめぐり、8つの数字を見つけ、謎を解くゲームです。
リアル謎解きゲーム「上伊那図書館に隠された財宝を探せ」は、予約が必要です。
1日3組限定で、8月31日月曜日まで行われています。 -
伊那市 ICT教育アワード経産大臣表彰
伊那市は新産業技術を活用した教育に取り組んでいる点などが評価され、2020日本ICT教育アワードで経済産業大臣賞を受賞しました。
アワードは全国ICT教育首長協議会が実施しているもので、ICT教育のモデルケースにふさわしく、他の地域でも展開できる取り組みを表彰するものです。
2020年のアワードには全国48の自治体から応募があり、一次審査を通過した9自治体で最終審査が行われました。
伊那市は遠隔教育により小規模校の課題解決や企業と連携して自然の中でのICTを活用した先進的な学びに力をいれている点などが評価され経済産業大臣賞を受賞しました。
伊那市はこれまでの日本ICT教育アワードで奨励賞や日本視聴覚教育会長賞を受賞していますが、大臣賞を受賞するのは今回が初めてです。
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新型コロナ対策し避難所開設訓練
伊那市の職員を対象にした伊那市災害対策本部訓練が24日行われました。
今年は初めて新型コロナウイルス対策をした避難所の設営や受け入れ訓練が行われました。
伊那市役所に本部を置き、伊那市武道館ではコロナ対策をした避難所の設営や受け入れ訓練が行われました。
受け入れ訓練では、住民役の職員が訪れると、防護服やフェイスシールドを身につけた職員が体温測定や健康状態を確認していました。
聴覚障がいがある人も想定し、マスクをずらし口元を見せたり、絵や筆談を使いコミュニケーションをとっていました。
問診を終えると、新型コロナの症状が疑われる人は、プラスチックの仕切りに覆われたスペースや室内用テントへと誘導されていました。
訓練が行われた伊那市武道館の広さは460平方メートルです。
この広さの避難所ではこれまで140人程の受け入れが可能でしたが、間隔を2メートル空けるなどのコロナ対策を行うと45人程しか受け入れられないという事です。
市では避難所での感染防止対策を進めていく一方、地区の会所やホテル、知人宅なども避難所として市民に示していきたい考えです。
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2019山紫販売
伊那市と信州大学農学部が連携し、開発したやまぶどうで作ったワイン「2019山紫」が、25日から販売されます。
原材料のやまぶどうには、市と信州大学農学部が連携した「伊那ぶどうワインプロジェクト」で誕生した新品種「信大Wー3」が使われています。
昨年は霜が少なく、糖度が高いやまぶどうが採れたということです。
ワインに仕込み、バランスが取れ、深みのある味わいに仕上がったということです。
「2019山紫」は、720ミリリットルのフルボトルで、520本の限定出荷です。
価格は、税込み2,500円です。
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伊那小学校プール開き
伊那市の伊那小学校で23日、プール開きが行われました。
伊那小学校では、午後から3年生3クラス119人が今年初めての水泳の授業を行いました。
児童たちは、久しぶりの水の感触を楽しんでいるようでした。
水泳の授業は、新型コロナウイルス感染防止のため、1クラス15分ずつ交代で行いました。
伊那小の水泳の授業は、7月30日木曜日まで行う予定です。
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イベントの中止情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止情報です。
8月30日に伊那市高遠町を主会場に予定されていた、令和2年度伊那市総合防災訓練は中止となりました。
箕輪町で9月13日に予定されていた、ポニーの草競馬大会第15回パカパカ杯は中止となりました。
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木製カップホルダー作製
伊那市は、地域産材を使った木製カップホルダーを作製しました。
蓋つきのカップホルダーは上伊那産のヒノキが使われています。
紙コップ置きホルダーは西箕輪吹上のヤマザクラが使われています。
伊那市が市内の木工職人に依頼し、各30組を製作しました。
会議などでペットボトルやプラコップの代わりに使用することで、プラスチックごみの削減につなげる狙いです。
伊那市では庁舎内で利用をすすめ、商品化につなげていきたいということです。
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市庁舎で「信州Greenでんき」活用
伊那市は、長野県内の水力発電所で発電された電力を市役所本庁舎と長谷総合支所で活用していることを発表しました。
伊那市は、CO2の削減とエネルギーの地産地消を進めようと、長野県企業局の水力発電所で発電した電力を、市内の電力小売事業丸紅伊那みらいでんきから購入し今月1日から活用を始めています。
水力発電所は東春近の春近発電所や長谷の美和発電所など県内17か所です。
供給量は年間およそ90万キロワットで、本庁舎と長谷総合支所で使う電力のすべてを賄います。
今回の導入により年間447トンの削減につながるということです。
伊那市では公共施設から排出されるCO2を2016年の1万2,725トンから、2030年までにおよそ4200トン減らすことを目標としています。
長野県は信州産の再生可能エネルギーの活用を推進する「信州Greenでんき」プロジェクトを進めていて、県内の自治体での導入は伊那市が初めてだということです。
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レジ袋有料化に合わせエコバッグ配布
伊那市は、プラスチックごみの削減や、再生可能エネルギーの活用など環境保全に関する施策を進めています。
23日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が取り組みについて発表しました。
この一環として、伊那市は、使い捨てプラスチックごみの削減を進めようと、全国の小売店でレジ袋が有料となる7月1日にコンビニエンスストアでエコバッグの無料配布を行います。
こちらが伊那市が配布するエコバッグです。
色は3色あり、「伊那から減らそうCO2」とデザインされています。
縦35センチ、横30センチ、マチは13センチの大きさで、畳むことで小さく持ち運ぶことができます。
伊那市では、環境保護の施策の方向性を示す「伊那市環境基本計画」を定めていて、CO2や使い捨てプラごみの削減を目指しています。
7月1日から全国の小売店でレジ袋の有料化が義務づけられることに合わせ、今回配布することにしました。
配布が行われるのは、市内のコンビニエンスストア27店舗で、時間は7月1日の午前10時からです。
各店舗100枚で、なくなり次第終了となります。
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共生ビジョンでCATV活用
伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が23日伊那市役所で
開かれ今年度の新たな取り組みとして伊那ケーブルテレビの放送システムを活用した情報配信が承認されました。
協議会は伊那市、箕輪町、南箕輪村の民間企業や商工団体の代表など約20人で構成されています。
協議会は人口減少社会に対応するための取り組みを進めていて今年度は新たに伊那ケーブルテレビの放送システムを活用し3市町村の行政情報の強化を図ります。
子育て支援や空き家、地域公共交通などに関する情報を共有するもので事業費は1,300万円となっています。
協議会ではほかに来年度からの第2期伊那地域定住自立圏共生ビジョン策定について意見が交わされました。
委員からは農業振興や子どもの居場所づくりについても検討してもらいたいとの意見が出されていました。
第2期共生ビジョンは来年度からの取り組みの具体策を示すもので期間は5年間となっています。
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ICT活用した学習支援を考える 伊那市総合教育会議
市長と教育委員が教育行政について意見交換する伊那市の総合教育会議が22日に開かれ、ICTを活用した学習支援の今後のあり方について意見を交わしました。
今年度初めての総合教育会議が22日に市役所で開かれ、新型コロナウイルスによる長期休校期間中のICTを活用した取り組みについて意見を交わしました。
新型コロナの感染防止の取り組みとして、市では4月10日からおよそ50日間に渡り、小中学校を臨時休校としました。
その間、インターネットを活用したテレビ会議システムで、遠隔授業や学活を行ってきました。
会議は、これらの経験を新しい教育の形として検証する場にしようと開かれたものです。
伊那中学校の有賀稔校長が事例を紹介しました。
伊那中では、20代の若い職員で研究チームを作り、5月11日からオンライン授業や学習動画の配信を行いました。
有賀校長は、「プランを立ててから行動に移すのではなく、まずはやってみることを大切にした。様々な教員が関わることで、教室の枠組を超えた学びの提供を行うことができた」と話していました。
委員からは、「生徒の自己開示能力を養うきっかけになった。システムの有用性や危険性を教える場を設けるべきだ」などの意見がでていました。
白鳥市長は、「不登校気味の生徒が授業に参加するきっかけになったと聞いている。授業につまづいた生徒の早期発見にも役立つと思うと話していました。 -
旧馬島家住宅で五月人形展
伊那市高遠町の民俗資料館にある県宝・旧馬島家で、五月人形展が開かれています。
会場には、各家庭から寄贈された五月人形23体のほか、幟旗7本、兜飾り3点など小物も合わせると70点ほどが飾られています。
こいのぼりとともに飾る幟旗は、古いもので明治時代のものもあります。
また、展示会場となっている江戸時代から続く旧家・旧馬島家の土蔵から出てきたという飾りや人形も展示されています。
旧馬島家を含む伊那市民俗資料館は、今月3日から17日まで、資料整理や展示替えのため臨時休館していました。
そのため、五月人形展も当初よりも延長し、30日まで開催します。
なお、旧馬島家住宅に隣接する様々な農機具や生活用具を展示している高遠なつかし館は現在、リニューアルのため閉館中です。
リニューアルオープンは、来月2日を予定しているということです。
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夏至に部分日食 上伊那でも天体ショー
1年で昼の長さが最も長い夏至の21日に、太陽の一部が欠けて見える部分日食が、上伊那地域でも見る事ができました。
夏至と日食が重なるのは、江戸時代以来372年ぶりだということです。
伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんは、中央アルプスを望む箕輪町福与の高台で部分日食を観察していました。
日食は、太陽の前を月が横切ることで、太陽が欠けて見える現象です。
野口さんによると、伊那地域では午後4時9分に欠け始め、午後5時8分に最も欠けて見えるということです。
写真に収めるため、大型の望遠鏡に太陽の光を弱める減光フィルムを貼り、その時を待ちます。
最も欠けて見える時刻になりました。
厚い雲が上空を覆い、思うように見ることができません。
それでも10分後の午後5時18分、雲の切れ間から太陽が顔をのぞかせます。
取材カメラに減光フィルムをつけて撮影してみると。
太陽が4割ほど欠けて見えました。
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児童虐待予防協力家庭募集
子どもの養育支援などを行っている伊那市高遠町のNPO法人フリーキッズヴィレッジは、親と子供を虐待から守ろうと、一時的な預かりなどをする協力家庭の募集をしています。
22日、市の保健センターで、
児童虐待予防と社会的擁護推進を目的とした研修会が開かれました。
伊那市は、今年度から養育支援事業として、フリーキッズヴィレッジに事業委託し、児童虐待防止に取り組んでいます。行政が虐待防止や要保護親子支援を予算化することは、県内で初めてだということで、今年度は、およそ190万円を計上しています。
研修会では、教育委員会こども相談室の田畑和子さんが、市内での虐待や支援活動の現状などについて話しました。
それによりますと、昨年度は、64件の虐待通告があり、相談件数も103件に上りました。報告では、コロナウイルスの影響から、育児へのイライラやゲーム依存、夫婦間の争いもふえてきているということです。
フリーキッズヴィレッジによりますと、協力家庭は現在11件です。増加傾向にある児童虐待の防止と、SOS が発信しづらいご家庭にとって、クールダウンし、一息つける場の必要性が高まっていて、協力家庭を募集しています。
協力家庭への支払いや登録に関しては、フリーキッズヴィレッジ 94-5028
虐待相談は、伊那市子育て相談室72-0999 までご連絡ください。
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伊那地区成人式1月10日
新型コロナウイルスの影響で8月のお盆から来年1月に延期された伊那市の伊那地区成人式の日程が1月10日日曜日に決まりました。
例年通り長谷地区は1月1日、高遠地区は1月2日に行われる予定です。
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いなまちバラJazz Street
バラとJAZZを楽しむイベント「いなまちバラJAZZ Street」が伊那市の通り町商店街で20日に開かれました。
イベントは、通り町一丁目商店会が企画したもので島田屋駐車場を会場に開かれました。
通り町商店街では例年この時期に伊那バラフェスタが開かれていましたが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
そこで、何か違った形でできないかと伊那市や伊那商工会議所も協力し会場や自宅で楽しめるJAZZライブを企画しました。
伊那ケーブルテレビでは、イベントの模様を2時間に渡り生中継した他、動画投稿サイトYouTubeでも生配信しました。
会場は、屋台などの出展は行わず感染リスクを配慮して演奏が行われました。
ライブでは、地元にゆかりのある3団体が出演し演奏を披露しました。
通りかかった人たちは、心地よい風が吹く中、足を止めて演奏を楽しんでいました。
通り町一丁目商店会では「多くの皆さんに通り町は元気だと伝えることが出来ました。今後も力を合わせて商店街を盛り上げていきたい」と話していました。
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平澤真希さんが屋外でピアノ演奏
伊那市出身のピアニスト平澤真希さんが、屋外でのピアノ演奏を21日行いました。
21日は平澤さんが伊那市上新田のキタノヤ電器駐車場でクラシックの名曲をメドレー形式で披露しました。
平澤さんは、捨てられそうになっていたピアノを活用し屋外での演奏活動を行っています。
21日は楽器の構造も知ってもらおうと、前のパネルが外された状態で演奏しました。
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田原でハナマンテン刈り取り
伊那市東春近の農事組合法人田原は、21日、上伊那特産の小麦「ハナマンテン」の刈り取り作業をしました。
ハナマンテンは、上伊那特産の小麦です。
タンパク質の一種グルテンが豊富な超強力粉タイプの小麦で、麺やパンへの加工に向いています。
農事組合法人田原では、15年前からハナマンテンを育てています。
今年は倒れてしまった麦が多いものの、実は去年より大きく、出来は平年並みだということです。
21日刈り取ったハナマンテンは、種として使われ、作業は22日も行われる予定です。
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長谷で外来植物の駆除活動
ユネスコエコパークに認定されている南アルプスのふもと伊那市長谷地区で、外来植物の駆除活動が21日行われました。
21日は伊那市長谷の住民が地区ごとに集まり、外来植物の駆除やごみ拾いをしました。
このうち非持では、住民30人ほどが参加し、オオキンケイギクやビロードモウズイカなどの植物を引き抜いていました。
南アルプスは、自然保護とその利活用を目的としたユネスコエコパークに登録されています。
南アルプスのふもと長谷地区では、自然保護につなげようと、毎年外来植物の駆除活動を行っています。
作業は1時間ほど行われ、軽トラック2台分ほどになったということです。
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みはらしファームでサクランボ狩り開園
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでさくらんぼ狩りが20日、始まりました。
午前11時には3組の家族連れが訪れていました。
新型コロナ対策として県内に住む人に限り体験を受け付けていて、アルコール消毒や手袋を着用してサクランボを採ります。
園内では、酸味の強い「高砂」や甘みのある「佐藤錦」などを採って食べることができます。
園主の笠松慎吾さんによりますと、今年は霜による被害も少なく、味がしっかりしていて、豊作だということです。
みはらしファームのさくらんぼ狩りは、21日(日)と、来週の土日にも予定されています。
午前の部と午後の部の2回で、小学生以上は2,000円、小学生未満は1,000円、3歳未満は無料です。
30分食べ放題で、予約が必要だということです。
電話:74-1820 -
横山維者舎 田んぼの草取り
オリジナルの日本酒づくりに取り組んでいる、伊那市横山の住民グループ「横山維者舎」は、地区の田んぼで20日、草取り作業をしました。
横山の田んぼにはメンバー10人が集まりました。
横山維者舎は、去年から伊那市荒井の宮島酒店と協力し、オリジナルの酒「維者舎」をつくっています。
横山の環境の豊かさを酒造りに活かそうと、減農薬栽培を行っています。
育てている酒米の品種は「美山錦」です。
2年目の今年は、田んぼを一枚増やし、去年より3割ほど多い収穫を見込んでいます。
酒米は9月に収穫し、宮島酒店で醸造されます。
オリジナル日本酒「維者舎」の完成は12月ごろだということです。 -
伊那市議会6月定例会閉会
伊那市議会6月定例会は、市側から提出された議案すべてを原案通り可決し19日、閉会しました。
この日は、市独自のコロナ対策費などを盛り込んだ一般会計補正予算案など、委員会に付託されていた12議案すべてが原案通り可決されました。
また、今議会に提出されていた請願陳情のうち、県立高校の第2期再編をすすめる長野県教育委員会に対して、コロナ禍の中で拙速な決定を行わず、住民の声を聞いてすすめるよう求める陳情は不採択となりました。
このほか、国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書の提出など、5つの議員提出議案はすべて全会一致で可決されました。
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今年は豊作!?ホウネンエビ発生
伊那地域では珍しいというホウネンエビが伊那市美篶の田んぼで発生しています。
ホウネンエビが発生するとその名から今年は豊作になるといわれています。
ホウネンエビはホウネンエビ科の甲殻類で体長は15ミリから20ミリほどです。
体は透明感があり頭部には左右に突き出した複眼と触角があります。
11対の足を動かして仰向けに泳ぎプランクトンなどを食べるということです。
伊那市美篶の矢島修さんが無農薬で米作りをしている自分の田んぼで見つけたもので実物を見たのは初めてだということです。
伊那地域では珍しいというホウネンエビの発生を聞きつけた元信州大学農学部教授で動植物の生態に詳しい建石繁明さんは「生まれて初めて見た。」と話していました。
矢島さんはホウネンエビが発生するという佐久地域からコイを持ち帰りこの田んぼに放したことがあるということでその時に交ざっていた卵がかえったのではないかと推測していました。
その名前からホウネンエビが発生した年は豊作になるという言い伝えがあるということで矢島さんは今年の豊作に期待していました。
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井上さん写真展「花鳥四季彩」
野鳥と季節をテーマにした写真展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、伊那市東春近の井上治さんが撮影した写真30点が並んでいます。
井上さんは、野鳥を見て心が癒されたことをきっかけに、20年以上前から野鳥と風景をテーマに写真を撮り始めました。
写真は、野鳥の質感を表現するために、つやが出ないマット紙を使用し、顔料のインクで印刷しています。
普段は、井上さんが営む市内のギャラリーで作品の展示をしていますが、新型コロナウイルスで疲れている人たちを癒したいという思いで、今回の展示会を企画しました。
写真展「花鳥四季彩」は、22日月曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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交通安全功労者表彰
長年にわたり交通安全のために尽力したとして、伊那市西春近の塩澤幸一さんが、関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長から交通安全功労者表彰を受章しました。
18日は、塩澤さんら4人が伊那警察署を訪れ、土屋秀夫署長に受章の報告をしました。
塩澤さんは今年の5月から伊那交通安全協会の会長を務めていて、それ以前は伊那市交通安全協会や西春近交通安全協会で会長を務めていました。
妻のもとえさんには、塩澤さんの活動を支えてきたとして感謝状が贈られました。
塩澤さん夫妻の他に、伊那市富県の埋橋絹代さんと辰野町の中村僚子さんが安協の優良職員表彰を受章しました。
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聴覚障害者 バッチで理解求める
新型コロナの影響で、マスク着用が呼びかけられる中、聴覚障害者は、口元の読み取りができずに困っています。
聴覚障害者のために要約筆記の活動をしている上伊那のボランティアサークルまねきネコは、難聴であることを知らせる印で、理解や支援を呼びかけようと、缶バッジづくりを行いました。
「耳が不自由です」「筆談おねがいします」などとデザインされた紙を丸く切り取っていきます。
缶バッジを作る機械にアクリル板とデザインした紙を挟み込んでプレスすると、缶バッチができあがりました。
要約筆記サークルまねきネコは、健常者が4人、難聴者が3人の7人で活動しています。
難聴者は、途中から聞こえなくなった中途失聴で、手話での会話が十分でないため筆談で会話しています。
新型コロナの影響で、市民に対してマスク着用が呼びかけられる中難聴の人たちが、買い物など生活の中で口元が読み取れずに、困っている状況があるとして、難聴であることを知らせるバッジを作ることにしました。
缶バッジの中には、筆談に応じることを知らせるものもあり、まねきネコでは支援の輪が広がることも期待しています。
まねきネコでは、赤い羽根共同募金の支援金を受けて、200個のバッジを作る予定で、県内の同じ活動をする仲間に配るということです。
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今年度新たに3人地域桜守を養成へ
伊那市桜守の会の総会が17日市役所で開かれ、今年度新たに3人の地域桜守を養成することが報告されました。
この日は、会員およそ20人が出席しました。
会では、今年度新たに美篶1人、手良2人あわせて3人の地域桜守を養成する計画です。
昨年度は、美篶、手良、東春近、平沢、西箕輪で1人ずつ、5人の地域桜守が高齢化などの理由で退会しました。
欠員の出た地区から今年度養成予定の3人が選出されました。
3人は今後、座学や実技の講習を経て、来年3月に修了式を迎えることになっています。
また、ほかの地区からも順次後任の養成候補者を選出することになっています。
市内の桜を管理する桜守の会は、伊那市振興公社の桜守2人と、地区住民でつくる地域桜守44人、あわせて46人で構成しています。
高遠城址公園以外の市内の桜およそ1万4000本を管理しています。
総会ではほかに、地域桜守の人材育成や、桜の調査など、今年度事業が承認されました。