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高校再編案 伊那北・弥生統合
長野県教育委員会は、県内公立高校の第2期高校再編の再編整備計画・一次分の案を24日に発表しました。
案では、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合するとしています。
案では、旧第8通学区・上伊那地域では伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合するとしています。
他には、総合学科高校と総合技術高校を設置するとしています。
発表を受け、伊那北高校同窓会長の酒井茂さんは「協議会の提案を尊重した内容で実施方針を踏まえれば妥当な結論と考える。100年の歴史のある伊那北が生まれ変わることには一抹の寂しさを覚えるが次の100年に向かってより良い高校として再出発することは意義がある。地域のみなさんには様々な思いがあると思われる。県教委からは今後丁寧に説明をしていただきたい」と話しています。 -
桜の開花予想 高遠城址は3月28日
民間気象情報会社のウェザーニューズは24日、第7回の桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜は今週末の3月28日開花の予想です。
伊那市高遠町の高遠城址公園の園内の桜のつぼみは赤くなり始めています。
24日に発表された、ウェザーニューズの桜の開花予想によりますと、高遠城址公園の桜は、前回の発表より開花・満開とも3日早まり、3月28日開花、4月2日満開となっています。
去年の開花は4月6日、満開は4月15日で、いずれも1週間以上早まりそうです。
3月中に開花すれば記録が残る25年間で最も早い開花となります。 -
風景写真展~四季彩~
伊那市西春近の写真愛好家、赤羽信一さんの写真展、四季彩が
24日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には赤羽さんが県内外で撮影した風景写真28点が展示されています。
会社勤めを定年退職後、趣味で写真を始め14年になります。
赤羽さんは自分で写真をパソコンに取り込み、展示用にプリントアウトする紙質にもこだわっています。
乗鞍高原で2011年4月に撮影した作品「春なのに」は木の枝に飛び散った滝の水しぶきが凍ったところを撮影したもので乗鞍の観光施設に展示されていたということです。
駒ケ根市で撮影した作品「晴れやかに」は広角レンズを使って撮影したもので桜とバックの中央アルプスの残雪を意識して撮影したということです。
赤羽信一さんの写真展、四季彩は30日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
地域おこし協力隊山岸さんが体操動画の収録
新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、運動不足になりがちな子どもたちに向けて、自宅でできる体操を動画配信しようと、地域おこし協力隊の山岸和成さんが、14日、伊那市役所で収録を行いました。
この日は、地域おこし協力隊の山岸さんらが出演し、親子でできる体操の収録をしました。
体操は、手を繋いでジャンプをしたり、じゃんけんで勝った方が負けた人の周りを一周したりするもので、自宅でできる内容です。
新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、子どもたちが運動する機会が少なくなっていることから、親子でコミュニケーションをとりながら、運動してストレスを発散してもらおうと企画したということです。
この日収録された動画は、伊那市のホームページに掲載されることになっています。
山岸さんによると、今後は動画投稿サイトやSNSなどでの配信を検討しているということです。 -
AIとLINEで移住相談の対応を 実証実験始まる
伊那市は、移住推進の取り組みとして、国産のAI対話エンジンとLINEを活用した実証実験を始めます。
これにより、移住者からの問い合わせに対し、24時間対応が可能となります。
23日は、デモンストレーションが市役所で行われました。
実証実験は、国産のAI対話エンジンとLINEを活用した「AIチャットボット」と呼ばれるシステムを使って行われます。
AIチャットボットは、市が進める「地方創生アルカディア構想」の一環で、東京都に本社を置く沖電気工業株式会社が開発したものです。
市では、移住についての専門窓口を設けていますが、閉庁時の夜間や土日祝日に対応できないことが課題となっていました。
23日は他に、包括連携協定の締結式が行われました。
実証実験は、今年度から3年間行われます。
今年度分の事業費は、およそ2,500万円で、市の負担分は5%の125万円で残りは国の交付金で賄われます。
将来的には、AIが移住希望者の生活設計を提案できるまでにしたいということです -
伊那東小学校 コヒガンザクラ咲き始める
伊那市の伊那東小学校では、校庭脇にあるコヒガンザクラが咲き始めています。
長野地方気象台によりますと、向う1週間は期間のはじめは高気圧におおわれて概ね晴れるということですが、金曜日以降は低気圧や湿った空気の影響で雲が広がり、雨が降りやすくなっているということです。 -
高遠の桜 オリジナル切手販売
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の写真を使ったオリジナルフレーム切手の販売が、25日から始まります。
フレーム切手は10枚組セットで、63円と84円切手の2種類です。
勝間のシダレザクラをメインにした63円切手は1セット1,220円、高遠閣周辺を上空から撮影した写真がメインの84円切手は、1セット1,330円となっています。
23日は、販売開始を前に高遠郵便局の髙橋晴彦局長と長藤郵便局の奥田光一局長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に切手セットを贈呈しました。
髙橋局長は、「祭りは中止となってしまったが、郵便物にこの切手を貼ってもらい、県内外の多くの人に高遠の桜をPRしてもらいたい」と話していました。
オリジナルフレーム切手は全部で1,600セット用意され、市内16の郵便局と宮田村の郵便局で販売される他、日本郵便のウェブサイトからも購入することができます。 -
伊那谷の食材で朝ごはん
伊那商工会議所の創業スクールを修了した女性が伊那谷の食材を使った和食・洋食の朝ごはんを伊那市高遠町の旧中村家「環屋」で来月から提供します。
和・洋選ぶことができ値段は税別1480円です。
提供するのは、伊那商工会議所の創業スクールを修了した女性8人でつくるLa Vie Inadaniです。
それぞれ8人の得意分野を活かして何かできないかと考え、環屋を活用して朝ごはんを提供することになりました。
今年に入ってから伊那市西町の創作料理店KURABEの渡邉竜朗さん監修のもと、食材の味を最大限に引き出せるよう生産者に話を聞くなどしてメニューの開発をしてきたということです。
和食は、宮田村のいぶき養鱒場のサーモンの塩焼きなど7品、洋食は、長谷のざんざ亭の鹿肉ソーセージなど7品ですべて伊那谷産です。
21日は、関係者が試食をしました。
営業時間は毎週土曜日の午前8時からを予定しています。
本格的な営業は4月11日からでランチも始める計画です。
La Vie Inadaniでは、「ゆっくりとした空間のなかで朝ごはんを楽しんで欲しい」と話していました。
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天使幼稚園に未満児室が完成
伊那市御園の学校法人天使幼稚園の未満児室と給食室が完成し、21日に披露されました。
完成に伴い天使幼稚園は新年度から認定こども園となり、未満児保育も行います。
この日は竣工式が行われ、テープカットで完成を祝いました。
新たに完成したのは未満児室と給食室で、木造2階建て、延床面積はおよそ370㎡、総事業費は2億円となっています。
これまでは3歳以上から利用できる幼稚園でしたが、共働き家庭からの要望もあり新たに未満児も受け入れることにしました。
未満児室の完成により、0歳から利用できる内閣府認定の認定こども園となりました。
当面は満1歳以上からの入園を受け付けるということです。
また昼食は、これまで弁当持参でしたが、これからは全園児給食となります。
高橋明星園長は「預かりの時間も長くなるので、働くお父さんお母さんの期待に少しでも答えていきたい。子ども達や保育士、保護者が過ごしやすい環境を作っていきたい」と話していました。
新年度、天使幼稚園の未満児保育はおよそ20人が利用する予定で、まだ空きがあるということで
す。 -
伊那市 人事異動内示
伊那市は、4月1日付けの人事異動を、19日に内示しました。
異動総数は185人の中規模で、部長級の昇格は4人となっています。
保健福祉部福祉相談課長の松澤浩一さんが保健福祉部長兼福祉事務所長に昇格します。
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後期選抜 合格発表
公立高校後期選抜の合格発表が、19日に県内一斉に行われました。
伊那市の伊那北高校では、午前8時30分に校内3か所に合格者の受験番号が書かれた紙が貼り出されました。
伊那北高校では、新型コロナウイルスの感染防止対策として、例年より掲示場所を2か所増やし、人が密集しないようにしました。
伊那北高校の後期選抜試験は、普通科は200人の募集に対し202人が、理数科は5人の募集に対し4人が合格しました。
入学式は、4月4日に行われる予定です。
公立高校後期選抜の県内の受験者数は10,465人で合格者は9,955人。
上伊那では942人が受験し879人が合格しています。
再募集する高校は、辰野普通が4人、商業9人。
上伊那農業が4つの学科一括で4人。
高遠普通が9人、伊那北理数が1人、赤穂商業が2人、定時制が若干名。
箕輪進修が普通Ⅲ部・工業Ⅰ部でそれぞれ若干名となっています。
再募集の受付期間は24日午後5時までです。 -
東京五輪 聖火リレー伊那区間13人
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は4月3日に伊那市を走る聖火リレーのランナーを19日発表しました。
選ばれたのは、長野県縦断駅伝・上伊那チームの高梨良介さんやモスクワオリンピックの陸上競技の長距離代表だった伊藤国光さん、伊那市消防団に所属する御子柴拓也さんの市内在住の小木曽祐美子さんなど13人です。
伊那市での聖火リレーは4月3日の正午から始まる予定です。
コースは西町から御園までのおよそ2・3キロを走ります。
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こんにちは伊那まち今シーズン営業開始
食料品や生活雑貨など、様々な商品を車に乗せ、伊那市内各地の公民館などに出張して商品を販売する「こんにちは伊那まち」の今シーズンの営業が18日、始まりました。
午前9時20分。伊那市富県の貝沼公民館では、販売と同時に地元住民が訪れ、食料品などを買い求めていました。
「こんにちは伊那まち」は、中心市街地の11店舗が集まり、公民館などに出張し商品を販売するものです。
商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会が、高齢者の買い物支援サービス事業として始めたもので、今年で8年目となります。
12月から2月までの冬季期間は休みとしていて、この日から活動を再開しました。
毎月1回、第3水曜日に出張販売を行います。
この日は、富県地区や、西町地区あわせて4か所を周ったということです。 -
イベント中止情報
伊那公園で4月1日から予定されていたぼんぼりの点灯は行わないことが決まりました。
また、4月12日に伊那公園で予定されていた桜まつりイベントは中止が決まっています。
28日に箕輪町文化センターで予定していた箕輪町地域おこし協力隊の活動報告会は中止となりました。 -
ぐるっとタクシープレ運行
伊那市が4月から地域公共交通として本格運行を始める、「ぐるっとタクシー」のプレ運行が17日から始まっています。
17日は、市内にコールセンターが設置され、車両にプレートが取り付けられました。
ぐるっとタクシーは、4月から伊那市の西部地区で本格運行を予定しているドアツードア乗合タクシーで、予約が入ると人工知能AIが配車を行います。
運行エリアは、伊那市の西春近エリアと、伊那西部、西箕輪、市街地北部の一部で、利用できるのは運行エリアに住んでいる65歳以上の高齢者や免許返納者、障がい者となります。
いずれも事前の登録が必要で16日現在の登録者数は702人となっています。
運賃は1回500円で、免許返納者や障害者は250円、ケーブルテレビやインターネットで予約すると300円です。
17日と18日の2日間の利用者数はあわせて24人でした。
伊那市では4月から本格運行を始める予定です。
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新宿区の小中学校へアルストロメリア贈る
卒業式のシーズンに合わせ、伊那市は友好都市の東京都新宿区の小中学校の卒業生に、上伊那の特産品の花「アルストロメリア」を贈ります。
16日は、伊那市の防災コミュニティセンターでアルストロメリアのラッピング作業が行われました。
市や、JA上伊那の職員のほか、今年は公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの会員も加わり、合わせて15人が作業にあたりました。
今回贈るのは、新宿区の中学校10校の卒業生、およそ1,000人分のアルストロメリアです。
花の贈呈は、新宿区との友好をより深め、アルストロメリアを知ってもらおうと、市が2年前から行っているものです。
アルストロメリアは、新宿区の中学校の他、小学校や養護学校にも贈られます。
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伊那市観光コンセプトに技加わる
令和2年度から4年度までの伊那市の新しい観光実施計画がまとまり、観光のコンセプトに高遠石工の「技」が加わりました。
17日は伊那市観光協会の有賀正喜委員長が白鳥孝市長に観光実施計画を報告しました。
令和2年度からは、これまでのコンセプトの「山・花・食」に、高遠石工の「技」が加わります。
高遠石工の説明看板の整備や、アプリの開発などを行うとしています。
令和4年度までの伊那市の年間の観光客数は、今期の平均よりも9万8千人多い183万人を目標としています。
観光消費額はおよそ2億3千500万円多い33億2千万円を目標としています。
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小中学校卒業式ピーク 各校対策し実施
上伊那地域の小中学校の卒業式が17日にピークを迎え、卒業生が学び舎を巣立ちました。
各小中学校では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、在校生、来賓なしで卒業式が行われました。
伊那市の西春近北小学校では、6年けやき組の26人が卒業を迎えました。
2週間ぶりに顔を合わせた児童らは、玄関前で写真を撮っていました。
玄関では卒業生ひとりひとりに、大日野昭美校長手作りのイニシャル入りワッペンが付けられました。
卒業生は全員がマスクを着用して入場しました。
式は、卒業生と職員、保護者のみの出席で、保護者席は椅子の間隔を離すなどの対応が取られました。
大日野校長は式辞で、クラスの名前にちなんで欅の苗木を見せながら「欅は斜面でもしっかりした根を張って20m近い高さまでまっすぐ伸びる。みなさんも欅のようにいろんなものを見たり聞いたりして、しっかり養分を蓄えて欅のように立派に成長してください」と話していました。
最後に卒業生全員がマスクを外して卒業式の歌を斉唱しました。
上伊那地域の小中学校は17日が卒業式のピークで、伊那ケーブルテレビ放送エリア内でも 中学校4校、小学校11校で卒業式が行われました。
卒業式は18日、20日にも行われることになっています。 -
日本禁煙友愛会 総会で解散承認
1955年に伊那市で発足した「日本禁煙友愛会」は、メンバーの減少などから17日に解散総会を開き、解散が承認されました。
この日は、臨時の解散総会が伊那市の伊那商工会館で開かれ、県内各支部の支部長など23人が出席しました。
総会では会の解散が承認されました。
一般社団法人・日本禁煙友愛会は、1955年に伊那市の小坂精尊さんが立ち上げました。
喫煙者だった小坂さんが禁煙したところ病気が治ったことが立ち上げのきっかけだったということです。
多い時には長野県を中心に県内外80以上の支部があり、会員は4万5千人、竹下登元首相に禁煙を広げるための陳情書を直接渡したこともありました。
現在は36支部、2千600人ほどまで会員が減っています。
清水篤志会長は「人数の減少もあるが、禁煙を勧める活動が一定程度果たせたと思う」と話していました。
今後、解散に向け清算を行い、7月頃解散する見通しです。 -
高遠の桜 開花は3月末の予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは17日、第6回桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜は3月31日開花の予想です。
伊那市高遠町の高遠城址公園では、園内の桜のつぼみが膨らみ始めています。
ウェザーニューズの発表によりますと、高遠城址公園の桜は、前回の発表より開花・満開とも 1日早まり、3月31日開花、4月5日満開となっています。
3月中に開花すれば記録が残る25年間で最も早い開花となります。
ウェザーニューズの次回の開花予想の発表は3月24日の予定です。 -
市議会 太陽光発電設備に関する条例の制定を求める請願 趣旨採択を可決
伊那市議会3月定例会が16日に開かれ、「太陽光発電設備の適正な設置に関する条例の制定を求める請願」について、「趣旨採択」とする委員長報告が賛成多数で可決されました。
請願書は、高遠町芝平の住民有志らでつくる「芝平太陽光発電施設建設に反対する会」が提出したものです。
市に対し、「太陽光発電設備の適正な設置に関する条例を制定し罰則を設ける事」「地すべり防止区域など、市が必要と認めた区域を太陽光発電設備設置禁止区域に指定すること」などを求めるものです。
市議会社会委員会で「趣旨採択」とした委員長報告が、賛成多数で可決されました。
また市議会全員協議会が同じ日に開かれ、国道153号伊駒アルプスロードの事業推進を図るため、来年度から建設部に伊駒アルプスロード推進室を設置することが報告されました。
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明日卒業式 本番前に最後の練習
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となっている放送エリア内の17日に卒業式を予定している伊那市と南箕輪村の小中学校で、最後の練習が16日に行われました。
このうち伊那北小学校では、6年生が体育館に集まり式の流れを確認しました。
今年度卒業するのは、6年生54人です。
市内の小学校は3日から休校となっていて、16日は2週間ぶりの登校です。
伊那北小では、例年卒業式は1時間半ほどだということですが、今年度は来賓と在校生は参加せず30分ほどに短縮して行います。
証書授与では、立ち位置やお辞儀のタイミングなどを確認していました。
またこの日は、休校の為発表の機会を失った呼びかけや歌のDVD収録も行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、17日が卒業式のピークで、小学校11校と中学校4校で行われます。 -
新型コロナ対策で市が緊急経済対策
伊那市は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急経済対策として、影響を受けている市内の中小企業に対し、3年間実質無利子で融資を受けられる独自の対策を行います。
13日伊那市役所で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決定しました。
伊那市では、新型コロナウイルスにより、売り上げが減少している中小企業の資金繰りを支援するため、従来よりも、低金利で、返済期間を延長するよう伊那市の特別経営安定化資金の拡充を行います。
運転資金・設備資金として融資を受けられる限度額は2,000万円です。
これまでより利率は1.6%から1.4%に引き下げられます。
利子については3年間、実質無利子となるよう市が負担を行うとしています。
返済期間は運転資金は7年以内、設備資金は9年以内から、ともに10年以内に延長されます。
返済の開始時期は1年後から2年後に延長されます。
対象は新型コロナウイルスにより影響を受ている市内の中小業者で、認定は市で行います。
申し込みの窓口は市内の「アルプス中央信用金庫」「八十二銀行」「長野銀行」「長野県信用組合」の各支店です。
問い合わせは、伊那市商工観光部商工振興課で受け付けています。
また、伊那市主催のイベントや会議などの開催については、3月末まで現在の判断基準を継続するとしています。
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まほらいな市民大学 ビデオ鑑賞
まほらいな市民大学の講座が、伊那市のニシザワいなっせホールで21日に開かれ、伊那ビデオクラブの作品を鑑賞しました。
伊那ビデオクラブは、およそ20年前から活動しています。
作品数は553点にのぼり、現在16人のメンバーで活動しています。
講座では、メンバーがつくった11作品が上映されました。
「暮秋の思い」という作品は、木の美しい葉や太い幹から風格を感じ、「未来にも美しい自然が残ってほしい」という願いが込められています。
「待ちわびて2008」では、中央自動車道が開通し、伊那谷と首都圏・関西との流通が活発になった様子が描かれています。
講師を務めた伊那ビデオクラブの赤羽仁会長は「作品から作った人の思いを感じてほしい」と話していました。
会場にはおよそ100人が集まり、ビデオを鑑賞しました。
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上伊那教育会が守屋山城を調査
戦国時代に武田氏が織田軍との戦いに備え整備したとされる伊那市美篶笠原の守屋山城の調査が15日行われました。
美篶笠原の歴史に詳しい桜井裕記さんの案内で上伊那教育会郷土研究部考古班の宮脇正実さんと井口章さんの2人が調査をしました。
守屋山は標高およそ960メートルで一説によりますと守屋山城は平安時代に一帯を治めていた豪族、笠原氏が築城したとされています。
戦国時代となってからは高遠城を中心に上伊那地域を支配していた武田氏の守りの要の城だったのではないかと考えられています。
上伊那教育会郷土研究部考古班は戦国時代を含む上伊那地域の
中世の歴史を研究していてその時代の城館跡を調査しています。
考古班では武田氏が織田軍との戦いに備え山城を整備していたと考えていて、守屋山城もその一つだとしています。
上伊那教育会郷土研究部考古班では今後、聞き取りや実地調査を
行い、高遠城を囲む山城のネットワークについて研究していくということです。
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二七の会 ネット張り作業
伊那市御園の住民有志でつくる二七の会のメンバーは15日、フナを育てるための休耕田にネットを張りました。
この日は、広さおよそ40アールの休耕田で、会員8人が作業を行いました。
二七の会は、川でフナを獲って遊んだ幼い頃を懐かしもうと10年前に発足しました。
現在会員は17人で、収獲したフナは会で食べる他、地区の敬老会や区民祭で提供しています。
この休耕田では、5月下旬にフナの親を放し、6月頃から徐々にフナの稚魚が卵からかえり始めるということです。
多い時は30kgを収穫する年もあるということですが、去年は水路から鯉が入り稚魚を食べてしまったため収穫量は10kg程だったということです。
会では、今年発足10周年を迎えることを記念して8月に、地元の子どもたちによる収穫体験を予定しています。 -
日本酒醸造タンク バイオガスプラントに活用
南箕輪村南原。
原富男さん宅の庭には、大きなタンクが。
実はこれ、バイオガスプラントの一部。5月に完成予定だという。
バイオガス。
生物の排泄物や生ごみなどの発酵により発生するガスで、化石エネルギーに代わるエネルギーとして注目されている。
発酵を終えた残渣は、肥料(液肥)として利用でき、循環の輪ができあがる。
伊那市西箕輪で酪農を営む小野寺さん一家。
このあたりでは最も早い1996年にバイオガスを導入した。
バイオガスプラントは、信州大学農学部の学生らの手を借りて畜舎西側に完成させた。
小野寺さんの家では、電気やプロパンガス、薪、そしてバイオガスを生活していくためのエネルギーとして使っている。
バイオガスの占める割合は、調理では7割を超えるという。南箕輪村南原で便利屋をしている原富男さん。
チェルノブイリ原発事故以来、ウクライナを支援する団体の理事長もつとめ、東日本大震災後は、フクシマ第一原発事故に苦しむ南相馬で放射能測定センターを運営。地域住民に寄り添う。
バイオガスの建設のノウハウがある原さんは、ウクライナにつづき、東日本大震災の被災地にある共同作業所でもプラントを完成させ発電するしくみも導入した。
原さんが自宅の庭に建設中のプラントは、酒づくりで利用されていた中古の醸造タンクを発酵槽にするという斬新なもの。
コンクリート製のものに比べてコストも建設にかかる時間も格段に抑えられるという。
岐阜のつくり酒屋から購入したという醸造タンクは、直径2.5メートル、高さは3メートル。
11,000リットル入るという。
完成予定は5月。
中古の日本酒醸造タンクからバイオガスが生まれる予定だ。 -
高遠さくら祭り中止 影響を懸念
伊那市は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今年の高遠城址公園のさくら祭りを中止することを13日決めました。
中止の判断を受け高遠町の商業関係者に話をききました。
14日の高遠城址公園です。
午前中から降った雪が園内の桜に積もっていました。
伊那市商工会の岩附宏会長です。
今回の中止が高遠の観光産業に与える影響は計り知れないと話します。
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ロトウザクラ見ごろ
13日の伊那地域の日中の最高気温は17度まで上がり4月中旬並みの陽気となりました。
伊那市の伊那公園では、ロトウザクラが見ごろを迎えています。
ロトウザクラは、中央区の区制100周年を記念して平成16年に、植樹したものです。
その当時、中央区の区長だった伊藤一男さんです。
伊藤さんによりますと今年の開花は9日で例年より10日ほど早いということです。
ロトウザクラは、20日頃まで楽しめるということです。 -
新型コロナ感染防止で今年のさくら祭り中止
伊那市は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今年の高遠城址公園のさくら祭りを中止とすることを、今日決めました。
今日伊那市役所で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決定しました。
高遠城址公園のさくら祭りが中止となるのは、昭和58年1983年の有料化以来初めてのことです。
伊那市では、新型コロナウイルスの拡大を回避するためさくら祭り期間中のすべてのイベントを中止します。
高遠城址公園への入園は終日無料となります。
高遠閣の休憩所は閉鎖とし、園内や市が管理する場所への出店は許可しないということです。
ライトアップは全て中止とし、ぼんぼりはつけず、園内での宴会の自粛を呼びかける看板を設置するということです。
市営の駐車場は公園グラウンド駐車場のみ有料で開設し、シャトルバス・循環バスの運行はありません。
去年のさくら祭りの有料入園者数は16万923人、昭和58年からの累計の有料入園者数はおよそ900万人です。