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田原でハナマンテン刈り取り
伊那市東春近の農事組合法人田原は、21日、上伊那特産の小麦「ハナマンテン」の刈り取り作業をしました。
ハナマンテンは、上伊那特産の小麦です。
タンパク質の一種グルテンが豊富な超強力粉タイプの小麦で、麺やパンへの加工に向いています。
農事組合法人田原では、15年前からハナマンテンを育てています。
今年は倒れてしまった麦が多いものの、実は去年より大きく、出来は平年並みだということです。
21日刈り取ったハナマンテンは、種として使われ、作業は22日も行われる予定です。
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長谷で外来植物の駆除活動
ユネスコエコパークに認定されている南アルプスのふもと伊那市長谷地区で、外来植物の駆除活動が21日行われました。
21日は伊那市長谷の住民が地区ごとに集まり、外来植物の駆除やごみ拾いをしました。
このうち非持では、住民30人ほどが参加し、オオキンケイギクやビロードモウズイカなどの植物を引き抜いていました。
南アルプスは、自然保護とその利活用を目的としたユネスコエコパークに登録されています。
南アルプスのふもと長谷地区では、自然保護につなげようと、毎年外来植物の駆除活動を行っています。
作業は1時間ほど行われ、軽トラック2台分ほどになったということです。
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みはらしファームでサクランボ狩り開園
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでさくらんぼ狩りが20日、始まりました。
午前11時には3組の家族連れが訪れていました。
新型コロナ対策として県内に住む人に限り体験を受け付けていて、アルコール消毒や手袋を着用してサクランボを採ります。
園内では、酸味の強い「高砂」や甘みのある「佐藤錦」などを採って食べることができます。
園主の笠松慎吾さんによりますと、今年は霜による被害も少なく、味がしっかりしていて、豊作だということです。
みはらしファームのさくらんぼ狩りは、21日(日)と、来週の土日にも予定されています。
午前の部と午後の部の2回で、小学生以上は2,000円、小学生未満は1,000円、3歳未満は無料です。
30分食べ放題で、予約が必要だということです。
電話:74-1820 -
横山維者舎 田んぼの草取り
オリジナルの日本酒づくりに取り組んでいる、伊那市横山の住民グループ「横山維者舎」は、地区の田んぼで20日、草取り作業をしました。
横山の田んぼにはメンバー10人が集まりました。
横山維者舎は、去年から伊那市荒井の宮島酒店と協力し、オリジナルの酒「維者舎」をつくっています。
横山の環境の豊かさを酒造りに活かそうと、減農薬栽培を行っています。
育てている酒米の品種は「美山錦」です。
2年目の今年は、田んぼを一枚増やし、去年より3割ほど多い収穫を見込んでいます。
酒米は9月に収穫し、宮島酒店で醸造されます。
オリジナル日本酒「維者舎」の完成は12月ごろだということです。 -
伊那市議会6月定例会閉会
伊那市議会6月定例会は、市側から提出された議案すべてを原案通り可決し19日、閉会しました。
この日は、市独自のコロナ対策費などを盛り込んだ一般会計補正予算案など、委員会に付託されていた12議案すべてが原案通り可決されました。
また、今議会に提出されていた請願陳情のうち、県立高校の第2期再編をすすめる長野県教育委員会に対して、コロナ禍の中で拙速な決定を行わず、住民の声を聞いてすすめるよう求める陳情は不採択となりました。
このほか、国の責任による35人学級推進と教育予算の増額を求める意見書の提出など、5つの議員提出議案はすべて全会一致で可決されました。
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今年は豊作!?ホウネンエビ発生
伊那地域では珍しいというホウネンエビが伊那市美篶の田んぼで発生しています。
ホウネンエビが発生するとその名から今年は豊作になるといわれています。
ホウネンエビはホウネンエビ科の甲殻類で体長は15ミリから20ミリほどです。
体は透明感があり頭部には左右に突き出した複眼と触角があります。
11対の足を動かして仰向けに泳ぎプランクトンなどを食べるということです。
伊那市美篶の矢島修さんが無農薬で米作りをしている自分の田んぼで見つけたもので実物を見たのは初めてだということです。
伊那地域では珍しいというホウネンエビの発生を聞きつけた元信州大学農学部教授で動植物の生態に詳しい建石繁明さんは「生まれて初めて見た。」と話していました。
矢島さんはホウネンエビが発生するという佐久地域からコイを持ち帰りこの田んぼに放したことがあるということでその時に交ざっていた卵がかえったのではないかと推測していました。
その名前からホウネンエビが発生した年は豊作になるという言い伝えがあるということで矢島さんは今年の豊作に期待していました。
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井上さん写真展「花鳥四季彩」
野鳥と季節をテーマにした写真展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、伊那市東春近の井上治さんが撮影した写真30点が並んでいます。
井上さんは、野鳥を見て心が癒されたことをきっかけに、20年以上前から野鳥と風景をテーマに写真を撮り始めました。
写真は、野鳥の質感を表現するために、つやが出ないマット紙を使用し、顔料のインクで印刷しています。
普段は、井上さんが営む市内のギャラリーで作品の展示をしていますが、新型コロナウイルスで疲れている人たちを癒したいという思いで、今回の展示会を企画しました。
写真展「花鳥四季彩」は、22日月曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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交通安全功労者表彰
長年にわたり交通安全のために尽力したとして、伊那市西春近の塩澤幸一さんが、関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長から交通安全功労者表彰を受章しました。
18日は、塩澤さんら4人が伊那警察署を訪れ、土屋秀夫署長に受章の報告をしました。
塩澤さんは今年の5月から伊那交通安全協会の会長を務めていて、それ以前は伊那市交通安全協会や西春近交通安全協会で会長を務めていました。
妻のもとえさんには、塩澤さんの活動を支えてきたとして感謝状が贈られました。
塩澤さん夫妻の他に、伊那市富県の埋橋絹代さんと辰野町の中村僚子さんが安協の優良職員表彰を受章しました。
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聴覚障害者 バッチで理解求める
新型コロナの影響で、マスク着用が呼びかけられる中、聴覚障害者は、口元の読み取りができずに困っています。
聴覚障害者のために要約筆記の活動をしている上伊那のボランティアサークルまねきネコは、難聴であることを知らせる印で、理解や支援を呼びかけようと、缶バッジづくりを行いました。
「耳が不自由です」「筆談おねがいします」などとデザインされた紙を丸く切り取っていきます。
缶バッジを作る機械にアクリル板とデザインした紙を挟み込んでプレスすると、缶バッチができあがりました。
要約筆記サークルまねきネコは、健常者が4人、難聴者が3人の7人で活動しています。
難聴者は、途中から聞こえなくなった中途失聴で、手話での会話が十分でないため筆談で会話しています。
新型コロナの影響で、市民に対してマスク着用が呼びかけられる中難聴の人たちが、買い物など生活の中で口元が読み取れずに、困っている状況があるとして、難聴であることを知らせるバッジを作ることにしました。
缶バッジの中には、筆談に応じることを知らせるものもあり、まねきネコでは支援の輪が広がることも期待しています。
まねきネコでは、赤い羽根共同募金の支援金を受けて、200個のバッジを作る予定で、県内の同じ活動をする仲間に配るということです。
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今年度新たに3人地域桜守を養成へ
伊那市桜守の会の総会が17日市役所で開かれ、今年度新たに3人の地域桜守を養成することが報告されました。
この日は、会員およそ20人が出席しました。
会では、今年度新たに美篶1人、手良2人あわせて3人の地域桜守を養成する計画です。
昨年度は、美篶、手良、東春近、平沢、西箕輪で1人ずつ、5人の地域桜守が高齢化などの理由で退会しました。
欠員の出た地区から今年度養成予定の3人が選出されました。
3人は今後、座学や実技の講習を経て、来年3月に修了式を迎えることになっています。
また、ほかの地区からも順次後任の養成候補者を選出することになっています。
市内の桜を管理する桜守の会は、伊那市振興公社の桜守2人と、地区住民でつくる地域桜守44人、あわせて46人で構成しています。
高遠城址公園以外の市内の桜およそ1万4000本を管理しています。
総会ではほかに、地域桜守の人材育成や、桜の調査など、今年度事業が承認されました。 -
唐木さん宅「クジャクサボテン」
伊那市西春近の唐木茂さん宅では、クジャクサボテンが大輪の花を咲かせています。
唐木さんによりますと10年程前から育て始め、今年は数日前から花が咲始めたという事です。
「コロナの影響でふさぎがちですが、花を見て少しでも明るい気持ちになれればうれしいです」と話していました。
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山岳パノラマ写真 ネットで公開
伊那市荒井の造り酒屋 宮島酒店の宮島敏社長は新型コロナにより登山を自粛している人達などに見てもらおうと、自分で撮影した県内の山岳パノラマ写真「電子巻物」をインターネット上に無料公開しています。
N山岳パノラマ写真は宮島酒店のホームページから見る事ができます。
南アルプスや中央アルプスを中心に山頂で撮影したものや伊那谷の各地からアルプスを撮影したもの等、13種類が公開されています。
宮島酒店の店内です。
宮島さんが撮影・加工した山岳パノラマ写真のポスターが飾られています。
宮島さんは、中学の頃からカメラに興味を持ち、高校では星空の写真を撮影し、写真をテープでつなぎ合わせパノラマ写真を手づくりしていたという事です。
10年前から登山を始め、4年前から山のパノラマ写真を撮り始めたという事です。
撮影は少しずつ角度を変えながら1時間以上かけ2千枚から3千枚写真を撮り、画像処理ソフトで繋ぎ合わせていきます。
宮島さんは新型コロナで登山が自粛される中「写真を見て少しでも山にたいする想いを巡らせてほしい」と話します。
公開されているパノラマ写真はおもに180度ですが、北岳や入笠山などは360度となっています。
また閲覧はパソコンの他、スマートフォンでも見る事ができます。
まだ撮影済みの写真が30~40種類あり、宮島さんはこれらについても順次公開していくという事です。 -
学校長が「オンライン学習」を学ぶ
伊那市教育委員会は、市内の小中学校の校長を対象にしたオンライン学習の研修会を伊那市の東部中学校できょう開きました。
研修会では、インターネットのテレビ会議システムを使い、オンライン学習の位置づけや準備しておく事などについて講師の話を聞きました。
基調講演では長野市から信州大学教育学部の佐藤和紀助教が話をしました。
佐藤助教は「グーグルのアカウントなどを取得し、日常的にオンライン上で情報を共有する事が大切だ。日頃から活用していく事で、いざという時の情報の伝達に役に立ちます」と話していました。また「ICT学習では目まぐるしく変化する社会に対応するために、効率的に取り組む、情報処理能力についても教えていく必要がある」と話していました。
研修会では市教委が学校長向けに作成した、家庭での接続環境や情報活用能力の育成について説明した「臨時休業中のオンライン学習支援ガイドブック」が配付されました。
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山荘ミルクのバラ見ごろ
伊那市横山の標高1000メートルにある山荘ミルクのバラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクの5,000坪の庭には、350種類、およそ600本のバラが植えられていて、現在見ごろです。
標高1000メートルのこの場所では、毎年市街地より2週間遅く花が咲き始めます。
入り口近くでは大輪のピエール・ドゥ・ロンサールがアーチを作っています。
山荘ミルクの向山美絵子さんです。
山荘ミルクは1969年に坂下でオープンし、1990年に横山に移転しました。
その後庭の整備を徐々に進め、現在はバラの他にもおよそ1,000種類の植物が楽しめるということです。
バラは7月半ばまで楽しめるということです。
山荘ミルクは、6月中は無休で営業するということです。
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脳いきいき教室が再開
新型コロナウイルスの影響で休止していた介護予防教室「脳いきいき教室」が、3か月半ぶりに再開しました。
16日は伊那市の手良公民館で、3か月半ぶりに教室が開かれました。
脳いきいき教室は伊那市社会福祉協議会が伊那市から委託を受け運営しています。
介護予防に加え、高齢者の交流の場にもなっています。
新型コロナの影響で2月末から休止となっていましたが、参加者から要望もあり、感染防止策をとりながら行うことを決めました。
参加者は、支援員に合わせ体を動かしていました。
教室は、時間は通常2時間のところ1時間に短縮しているほか、部屋の広さに応じて参加人数を制限します。
歌や道具を使うゲームは行いません。
受付時には体調を確認するほか、体温を測定するなど感染予防策をとっています。
教室は市内113か所で行われていて、およそ1,300人が登録しています。
6月中は9か所の会場で教室が行われ、順次ほかの会場も再開していくということです。
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伊那市 今季プールの営業中止
伊那市は新型コロナウイルスへの感染防止のため伊那市民プールと高遠スポーツ公園プールについて今季の営業を中止することを決めました。
これは16日に市役所で開かれた市議会総務文教委員会協議会で
報告されたものです。
営業中止について市ではプールサイドや更衣室に人が集まることで新型コロナウイルスへの感染のリスクが高まるためとしています。
市によりますと昨シーズン伊那市民プールは12,367人、高遠スポーツ公園プールは9,293人が利用したということです。
他に市内小中学校の水泳の授業について伊那市教育委員会では東部中学校以外は実施するとの方針を示しました。
東部中学校が水泳の授業を行わないことについて市教育委員会では大規模校でさらにプールと更衣室が学校から離れた場所にあり更衣室での密の状態が避けられないためとしています。
他の小中学校の着替えについては教室や体育館を利用し密にならないよう努めていくとしています。
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飛沫感染防止の板を共同開発
伊那市富県の有限会社スワニーと、ますみヶ丘の木工房kusakabeは、新型コロナ対策に役立ててもらおうと飛沫感染を防ぐアクリル板を共同開発しました。
こちらが共同開発したアクリル板、木立です。
上伊那産の木材を使った台と、熱に強いポリカーボネート製のアクリル板です。
幅85センチ、高さは60センチから最大75センチまで調節できます。
木材は、アカマツのほか、ナラ、サクラの3種類です。
15日は、スワニーの橋爪良博社長と、木工房kusakabeの日下部良也代表が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成を報告しました。
スワニーが独自開発したフェースシールドにも使われている飛沫感染防止のアクリル板で、骨組みとなる木枠の台はkusakabeのオリジナル製品です。
橋爪さんと日下部さんが伊那市50年の森林ビジョンを応援する、「伊那市ミドリナ委員会」のメンバーであることがきっかけで、開発が始まり、完成にこぎつけました。
白鳥市長は「コロナ終息後も使えるデザインで高級感がある。ホテルなどにも使えると思う」と期待を寄せていました。
木立は、16日からスワニーのホームページから購入できます。
価格は、アカマツが14,500円、ナラが15,500円、サクラが17,500円で、いずれも税別です。 -
特殊詐欺被害防止呼びかけ
特殊詐欺被害防止を呼び掛ける啓発活動が、15日、伊那市の八十二銀行伊那支店前で行われました。
年金支給日に合わせ、伊那警察署員の署員5人が、来店客にチラシとマスクなどを配り、特殊詐欺被害防止を呼び掛けました。
伊那署によりますと、管内では今年にはいって被害件数はゼロですが、県内では54件で、被害総額はおよそ8500万円にのぼっています。うち37件が65歳以上の高齢者で、そのうちの8割が女性ということです。
また、特殊詐欺は主に、現金よりもキャッシュカードを狙ったものが多くなっているということです。
啓発活動は、八十二銀行箕輪支店や南箕輪支店など、6か所で行われました。
伊那署では、固定電話に接続する「迷惑電話撃退用機器」を3か月無料で貸し出しています。
また、一人暮らしのお年寄りの自宅を訪問し、併せて注意を呼びかけています。
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伊那の「食」をテーマに特別展
江戸時代から現代までの伊那の食をテーマにした特別展「ふるさとごはんの300年」が伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。
特別展では江戸時代から現代に至るまでの伊那の食に関する資料などおよそ100点が展示されています。
こちらは、江戸時代の1845年に高遠藩の藩主が御堂垣外の本陣で振る舞われた献立を再現したサンプルです。
野菜の他にエビやマグロなどの海産物が使われていました。
またこちらは、江戸幕府の命令により全国を測量した伊能忠敬が1811年に測量で訪れた伊那谷で振る舞われた食事を再現したものです。
こちらの献立にも滋賀県の琵琶湖で採れた魚が使われていました。
この他に、昭和に作られた炊飯器、平成の給食の献立表や食器なども展示されています。
特別展「ふるさとごはんの300年」は今月で終了する予定でしたが、新型コロナにより臨時休館が続いた事から、会期は延長され9月6日までとなっています。
入館料は一般400円、高校生以下無料です。 -
伊那合同庁舎でフードドライブ
家庭で余っている食料品を持ち寄り、福祉施設などに寄付するフードドライブが、伊那市の伊那合同庁舎で、11日に行われました。
フードドライブは、新型コロナウイルスの影響で生活に困っている家庭を助けようと、長野県や、各市町村の社会福祉協議会などが、1日から県内各地で行っているものです。
この日は、11人が食料品を持ち寄り、米およそ100キロのほか、レトルトカレー、インスタント食品などが集まりました。
ドライブスルーでの受付もあり、車の窓から渡す人もいました。
集まった食料品は、社会福祉協議会を通して、生活に困っている家庭に配られます。 -
土砂災害 河川の増水に注意
梅雨前線の影響で13日の伊那地域は1日雨が降り続き伊那市では大雨警報が出されました。
長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
伊那市では午前11時から正午までの間に18ミリの雨を観測し
正午過ぎに大雨警報が出されました。
JR飯田線は駒ケ根駅と伊那北駅間で降雨量が規制値に達したため午前10時50分から午後1時25分にかけて運転を見合わせました。
長野地方気象台では13日昼から14日の昼までの県南部の24時間の降水量を80ミリと予想しています。
また14日も昼過ぎから激しく降る所があるとして低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水などに注意するよう呼びかけています。
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伊那市建設業組合が市に500万円寄付
伊那市内の建設会社でつくる、伊那市建設業組合は、新型コロナ対策費として500万円を12日、伊那市に寄付しました。
この日は、伊那市建設業組合の栗原敦司組合長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
新型コロナウイルス対策の費用に役立ててもらおうと、組合の予算の一部や、賛同した業者10社からの寄付金を集めて市に贈りました。
白鳥市長は「このような状況の中寄付をいただき大変ありがたい」と感謝していました。
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雑貨店でバラが満開
伊那市荒井で食器やハンドメイドの手芸品を販売している雑貨店グリーンゲイブルズでは、庭のバラが満開となっています。
駐車場から店舗まで続く庭には、およそ110種類150株のバラが植えられていて現在満開となっています。
見頃となっているのは、グラハムトーマス・アンネのバラ・ラベンダードリーム・サマーレディなどです。
店を訪れた人たちにバラを見て楽しんでもらおうと、小平和夫さん・伸子さん夫妻が9年前から育て始め、翌年の2012年に店がオープンしました。
この時季にしか咲かないものから四季咲きのものまで、長い期間バラが楽しめるということです。
グリーンゲイブルズのバラは今月いっぱい楽しめるということで、カモミールなども一緒に楽しんでもらいたいということです。 -
入笠牧場に牛を放牧
JA上伊那は、夏の暑い時季に牛たちに涼しい場所で過ごしてもらい足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場に11日、牛を放牧しました。
この日は、上下伊那の畜産農家が飼育する牛30頭が入笠牧場に放されました。
ホルスタイン種と黒毛和種の雌牛で、生後6か月から1年までの若い牛が多いということです。
放牧は、夏の暑い時季に牛たちに涼しい環境で過ごしてもらい足腰を鍛え、また農家の労力を軽減する目的でJA上伊那が毎年行っているものです。
到着した牛たちは、体重を測り、けがや病気がないかを確認した後、牧場に入りました。
去年まではオスも1頭放されていましたが、今年は牛の安全面を考慮してメスのみとなっています。
JA上伊那によりますと、雌牛はお産をすると体力の消耗が激しいため、高低差のある入笠牧場で過ごして体力をつけることで分娩の負担軽減にも繋がるということです。
牛たちは、10月中旬までここで過ごし、その後下牧する予定です。 -
事前放流に関する治水協定締結
伊那市長谷の美和ダムを管理する国と箕輪町の箕輪ダムを管理する長野県は洪水前に水を放流することができる事前放流に関する治水協定をこのほど利水関係者と締結しました。
2日伊那市の伊那合同庁舎で伊那圏域大規模氾濫減災協議会が開かれ協定締結に関する説明がありました。
事前放流は雨が降る前にあらかじめ水位を下げ洪水調節機能を強化するものです。
去年の台風19号では事前放流できる県内のダムは限られていて
各地で水害が発生しました。
美和ダムは台風19号により急きょ事前放流をしましたが放流の目安などが設定されていなかったため協定締結により放流量などをあらかじめ設定する実施要領を作成します。
高遠ダムは美和ダムの補完的な役割のため事前放流の予定はないということです。
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陸上競技場 来年度再申請へ
伊那市は、今年12月で日本陸上競技連盟の公式記録測定の公認が切れる伊那市陸上競技場について、今年度不採択となった改修費用の助成金について来年度改めて申請する方針です。
伊那市陸上競技場は、上伊那唯一の日本陸連公認の競技場で、今年12月31日までが公認の期限となっています。
更新のための事前審査をしたところ改修が必要で、その費用は1億7千万円でした。
財源としてスポーツ振興くじの助成金を申請していましたが、助成対象の要件を満たしていないとして、不採択となりました。
伊那市では要件を満たせるよう来年度改めて申請する方針です。
今年度改修を行えないことから、来年1月から更新まで、日本陸連の公式記録として認定されません。
なお、南信には飯田市と茅野市に公認の競技場があるということです。
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加納直久さん花のうつわ展
伊那市在住の陶芸家、加納直久さんの花のうつわ展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、花器や、食器などの新作、およそ200点が並んでいます。
展示会は、身近な花を飾って楽しんでもらおうと開かれたものです。
なお、会場は、新型コロナウイルス感染防止のため、窓を開け、密閉を避けるなどの対策も行われています。
「加納直久 花のうつわ展」は、15日月曜日まで開かれています。
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北川製菓が中央病院にドーナツ寄贈
駒ケ根市で菓子の製造販売をしている北川製菓は、伊那中央病院の職員をねぎらおうと、10日ドーナツなど1,200個を贈りました。
この日は、北川製菓の北川浩一社長が伊那中央病院を訪れ、本郷一博院長に菓子を手渡しました。
新型コロナウイルスの対応で医療の最前線にいる医療従事者を励まし、菓子を食べて和んでもらおうと、自社製品のドーナツなど7種類、1,200個を職員に贈りました。
本郷院長は、「今後いつ新型コロナの第2波、第3波がくるか予測できない中、職員が元気づけられる。心遣いを頂きありがたい」と感謝していました。
菓子は、全職員に順次配布されることになっています。
北川製菓では、伊那中央病院のほか、昭和伊南総合病院や、駒ヶ根市と宮田村の保育園にも贈るということです。
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建石さん宅でアツバキミガヨラン見ごろ
伊那市西町の建石繫明さん宅で北アメリカ原産のアツバキミガヨランが見ごろを迎えています。
アツバキミガヨランは、建石さんが25年前に松本市で苗を手に入れたもので、自宅に植えて以来、今年はじめて花を咲かせたということです。
花の高さはおよそ2メートル35センチで、いまも成長を続けているということです。
花は先月下旬から咲き始め、いまが見ごろだということです。
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田楽座が高齢者施設へオンライン公演
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、新型コロナウイルスの影響で自粛ムードとなる中、高齢者施設の利用者を元気づけようと、テレビ会議システムを使ったオンライン公演を8日、行いました。
この日は、田楽座の稽古場から、テレビ会議システムを使った公演が配信されました。
富県の高齢者施設「みのりの杜」と繋ぎ、演目をライブで配信しました。
みのりの杜では、およそ40人の利用者がライブを楽しみました。
家族がみのりの杜に入所していて、過去に田楽座の公演の実行委員を務めるなど、交流のある高橋敏さんが、施設での配信を企画しました。
田楽座では、今後も高齢者施設などで要望があればオンライン公演を行っていきたいとしています。