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新しい本との出会いを「ほんのまくら」
伊那市の高遠町図書館は、普段選ばない本にも親しんでもらおうと、題名と表紙を隠し、書き出し文だけで本を選ぶ企画を11日から始めました。
企画は、高遠町図書館で11日から始まりました。
枕詞の「まくら」から、企画を「ほんのまくら」と名付けました。
本は新聞紙で包まれ、題名や表紙が分からなくなっています。
表紙には本の書き出しが貼りだされていて、これをたよりに本を選び、借りることができます。
高遠町図書館では、普段選ばない本との新しい出会いを楽しんでもらおうと、初めて企画しました。
子ども向けが30冊、大人向けが30冊の合わせて60冊が用意されました。
「ほんのまくら」は、なくなり次第企画終了となります。
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本と駄菓子で人々が交流 通り町に店舗オープン
伊那市の通り町に、本と駄菓子で人々が交流し、子どもたちが集まることが出来る店舗「本と駄菓子と、、、それぞれ」が3日に開店しました。
店舗は伊那市のいなっせ北側にオープンしました。
紙を扱っていた元「紙庄」の店舗を借りています。
店内では、オーナーが自分の好きな本を置く本箱が並んでいるほか、昔懐かしい駄菓子におもちゃ、アイスなどが販売されています。
訪れた人が駄菓子を買い求めていました。
店を開いたのは、平賀 裕子さんです。
以前から、本を通して人をつなぎ、子どもたちが集まれる場所としての駄菓子店を開きたいという思いがありました。
店名の「本と駄菓子と、、、それぞれ」の、、、には、「ヒト、モノ、コト、が集まる場」という思いが込められています。
3日のオープンから初の休日となった8日は、イベントが行われ10人ほどが集まりました。
元紙庄の店舗を活かし、小上がりの畳に座布団を敷いています。
平賀さんの夫で、元長野県立図書館館長の研也さんが「まちライブラリー」について説明していました。
まちライブラリーとは全国各地で進められている取り組みで、本を通して人が出会うまちの図書館を意味しています。
「それぞれ」もまちライブラリーに認定されています。
本棚のオーナーは、本を貸すことも売ることもできます。
「それぞれ」の2階は貸し部屋となっていて、ほぼ埋まっています。
3階は、フリースペースとして活用する予定で、今後は、上伊那農業高校の生徒が改修を行うということです。
「それぞれ」は、平日の午後1時から5時まで営業していて、毎日異なる店番が担当するということです。
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11月に高校生主体の賑わい創出イベント
伊那商工会議所は11月に高校生が主体となって企画する賑わい創出イベントを伊那市で行います。
8日はイベントの高校生実行委員会が発足し結団式が伊那公民館で行われました。
この日は上伊那の5校から参加した高校2年生の15人で構成する高校生実行委員や、伊那商工会議所のメンバーなど合わせておよそ40人が集まりました。
初日の8日は親睦を深めるため、自己紹介やミニゲームが行われました。
ミニゲームでは紙を使ってタワーを作り、9グループで高さとデザインを競いました。
イベントは11月9日にセントラルパークと伊那北公園の2か所で行われます。
上伊那地域の高校再編に伴い利用者の増加が見込まれている伊那北駅周辺を盛り上げようと行われるものです。
伊那商工会議所がサポートし、高校生が主体となったイベントを開催するのは初の取組みということです。
高校生は今後、イベントのタイトルや出店ブース、会場レイアウトなど様々なことを決めていきます。
この日は結団式も行われ、伊那商工会議所賑わい創出特別委員会の宮下健委員長から趣旨説明が行われました。
高校生実行委員会はイベントまでに残り6回開催されます。
次回は伊那市の職員から地域課題や実態を聞く他、イベントのタイトルを決めるということです。 -
錦友会 舞踊いろいろ
日本舞踊若柳流 錦友会による発表会「舞踊いろいろ」が9日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
発表会では、会員10人が長唄などに合わせて10演目を披露しました。
錦友会には伊那市など県内に13人の会員がいます。
月に3回ほど稽古をしているということです。
発表会ではほかに、伊那市で活動している歌や踊りの出前グループ「こまち~ず」が信州そば切り音頭を披露しました。
錦友会では「日本舞踊を知ってもらう機会として、これからも続けていきたい」と話していました。
会場にはおよそ20人が訪れ、日本舞踊を楽しみました。
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日頃の感謝 かんてんぱぱ祭
伊那市の伊那食品工業株式会社は、社員が訪れた人をもてなす「かんてんぱぱ祭」を8日に行いました。
かんてんぱぱガーデンには焼きそばや焼き鳥など、15の特設屋台が並びました。
全国の支社や営業所から集まったおよそ600人の社員がスタッフとして、訪れた人をもてなしました。
ところてんの早食い大会も開かれ、箸1本を使い食べる速さを競いました。
小学生の部では、辰野西小学校6年の久保陽愛さんが優勝しました。
ほかに自社商品のゼリー作り体験も行われ、好きな味を選んで作り味わっていました。
かんてんぱぱ祭は、地域の人に日頃の感謝を伝えようと行われていて、今回で19回目です。
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麦ストローに使う麦の刈り取り作業
伊那市が進める脱プラスチックの取り組みの一つ「麦ストロー」に使う麦の刈り取り作業が10日に、西町の圃場で行われました。
10日は、多機能型事業所コスモスの家の利用者などおよそ10人が麦の刈り取りをしました。
育てているのは「ライ小麦」という品種で、茎が太く長いのが特徴です。
伊那市では、プラスチックごみの削減を目的に、4年前から麦ストローの普及に取り組んでいます。
障害者の働く場を広げる「農福連携」事業として、伊那市社会福祉協議会に製作を委託して行われているものです。
麦ストローは、洗えば何度でも使えるため、プラスチックごみの削減が期待できます。
1セット3本入りで、税込み110円です。
昨年度は1,766本を販売していて、今年度は5,000本を目標にしています。
収穫した麦は、2か月ほど乾燥させて加工する予定です。 -
伊那市ふるさと大使 飯島勲さん講演会
伊那市のふるさと大使で、岸田内閣の内閣官房参与を務める、飯島勲さんの講演会が、伊那文化会館で1日に開かれました。
飯島さんは、辰野町出身で、小泉内閣の首席総理大臣秘書官などを歴任し、現在は岸田内閣の内閣官房参与のほか、県政参与なども務めています。
2014年には、伊那市ふるさと大使に委嘱されています。
飯島さんは、長年の経験を踏まえて話をしました。
その中で、内閣総理大臣の資質について、「権力が半分、あとの半分は多くの人の共感や同意が重要で、力だけでは務まりません。強いリーダーシップと明確な理念が大切です」と話していました。
会場には、伊那市を中心に上伊那地域のおよそ400人が集まり、耳を傾けていました。
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単独事故で運転の男性死亡
9日午前0時15分ころ伊那市日影の国道361号で単独事故があり運転していた伊那市の男性が死亡しました。
伊那警察署の発表によりますと死亡したのは伊那市美篶の無職、宮下正幸さん59歳です。
宮下さんは高遠方面から伊那市街地方面に軽自動車で運転中、道路左側に外れ民家に衝突したものです。
最初に映像手前のブルーシートをかけている家に衝突し次に数メートル離れた隣の家まで車は飛ばされました。
民家の住民にけがはありませんでした。
奥の家の住民が撮影した、事故の写真です。車が逆さまの状態になっている様子が分かります。
宮下さんは9日午前2時20分に搬送先の伊那市内の病院で死亡が確認されました。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。
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南ア林道バス 北沢峠行き運行開始
伊那市長谷の南アルプス林道バス クイーンラインの北沢峠までの運行が予定より1週間早く、8日から始まりました。
午前5時半過ぎ、伊那市長谷の仙流荘内のチケット売り場では、北沢峠行きの林道バスに乗るため、多くの登山客がチケットを買い求めていました。
午前6時5分の始発には、6台のバスにあわせて155人が乗車しました。
仙流荘前の戸台パークから北沢峠のバス停まではおよそ1時間かかります。
今シーズンの南アルプス林道バス クイーンラインの北沢峠行きの運行開始は当初、15日を予定していましたが、雪解けが早かったことや、道の安全確認が取れたことから1週間早い8日に変更したということです。
途中の林道には、紫の花のムシトリスミレやピンクの花のコイワカガミが咲いていました。
クイーンラインは4月25日から歌宿まで運行していて、5月末までに1,458人が利用しているということです。
およそ1時間後、標高2,032メートルにある北沢峠のバス停に到着しました。
戸台パークから北沢峠までの運賃は1,150円で、バスの運行は、11月15日までを予定しています。
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しんわの丘ローズガーデン見ごろ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンではおよそ270種類3000本のバラが見ごろを迎えています。
園内では、ピンクやオレンジ、赤などの鮮やかな花が咲いています。
株を覆うように花が付く春風。
花持ちも良くやわらかな香りが漂うアプリコットキャンディ。
しんわの丘ローズガーデンは、休耕田を利用し整備したバラ園で、
約10,000平方メートルの敷地に270種類のバラおよそ3,000株が植えられています。
7日は県内外から多くの人が訪れ、乗用カートにのって園内を周遊したり、花に顔を近づけて香りを楽しむ人の姿が見られました。
こちらは園内にあるドーム状の休憩所です。
濃いピンクで小ぶりの花を咲かせるアンジェラという品種に包まれていて人気のスポットにもなっています。
しんわの丘ローズガーデンでは22日までバラ祭りを開催していて、期間中は花を十分に楽しめるということです。
期間中は、バラの苗木の販売や様々なイベントが計画されています。
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伊那中野球部 北信越大会へ
全日本少年軟式野球大会の県大会で準優勝した伊那市の伊那中学校野球部は、今月末から長野市で開かれる北信越大会に出場します。
伊那中学校野球部は、3年生10人2年生1人1年生8人の、合わせて19人で活動しています。
このうちベンチ入りしているのは2,3年生11人です。
全日本少年軟式野球大会の伊那支部予選、南信予選を1位で通過し、先月下旬に御代田町で開かれた県大会に出場しました。
県大会は地区大会を勝ち上がった4チームが出場。
初戦を勝利した伊那中は決勝で佐久長聖中に惜しくも2対0で敗れました。
北信越大会は今年、長野県開催のため2位まで出場することができます。
伊那中野球部が北信越大会に出場するのは今回が初めてだということです。
放課後グラウンドでは、全国大会出場を目標に掲げ練習に取り組んでいます。
人数が少ない中、練習メニューは生徒が考え主体的に取り組んでいます。
チームは、守備からリズムをつくるのが特徴で、エースの有賀涼瑛君は、ストレートを中心に打たせて取るピッチングを心掛けているということです。
伊那中学校野球部が出場する北信越大会は、29日から長野市で開かれます。
初戦は福井県代表のチームと対戦することになっています。 -
伊那市が木質バイオマス発電事業
伊那市は美和ダムに流れ着いた流木と松枯れした被害木を使い、木質バイオマス発電事業を行います。
7日は、市役所で開かれた市議会全員協議会で事業の説明が行われました。
木質バイオマス発電設備は、伊那市高遠町上山田の上伊那森林組合の工場の敷地内に設置されます。
発電には、年間620トンの流木と松くい虫の被害木を活用する計画です。
設備は24時間稼働で、発電した電力は上伊那森林組合の工場で使用するほか、余剰電力は、丸紅伊那みらいでんき株式会社に売電する予定です。
年間の発電量は年間およそ174,000kWhで、年間の二酸化炭素排出削減は695トンを見込んでいます。
事業費はおよそ2億3,500万円で、稼働は2025年4月以降としています。
このバイオマス発電事業は上伊那森林組合に実証事業として3年間委託し、その後は設備を貸与し森林組合が運営を行います。 -
進徳館の日で様々なイベント
江戸時代の高遠藩の藩校「進徳館の日」に合わせた行事が、伊那市高遠町で25日に行われました。
進徳館は、信州教育の源流となったといわれる高遠藩の藩校です。
進徳館の館内に展示されている孔子・孟子などの五聖像の前で、白鳥孝市長など関係者が拝礼しました。
進徳館では、伊那市内で活動する茶道教室の表千家 竹村社中が野点を行いました。高遠中学校の生徒が、ボランティアで、茶などを運んでいました。
会場を高遠閣に移して、第30回 進徳館の日の行事が行われました。
会場には、今年生誕150年となる高遠町出身の画家・池上秀畝が手掛けた絵と書が、きょうのみの限定公開で展示されていました。
白鳥市長は、「実践・体験を重視する伊那市の教育の象徴として進徳館を守り伝えたい」とあいさつしました。
イベントでは、高遠中学校の田中幸一校長と、原洋一教諭が、観光ボランティアとして活動する生徒たちについて講演しました。
高遠中学校では、高遠城址公園の桜を見に訪れた観光客に対し、駐車場やトイレの提供、桜茶のふるまいなどを行っています。先輩たちから受け継いだ「おもてなしの心」を大切にしながら、SNSで映えるスポットや、案内標識の作成など、新たなおもてなしにチャレンジしたことなどを紹介していました。
高遠スポーツ公園文化体育館では、進徳館の日記念少年剣道大会が開かれました。
伊那市内の小学校低学年から中学生まで19チーム163人が出場しました。
剣道大会は、「文武両道」を掲げた進徳館にちなんで行われていて今年で26回となります。
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上伊那松くい虫被害2割減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が伊那市の伊那合同庁舎で7日に開かれ、上伊那地域で昨年度新たに発生した松くい虫による被害量は前の年度よりおよそ2割減少したことが報告されました。
昨年度新たに発生した松くい虫被害量は2022年度より981㎥少ない4,411㎥でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では伊那市が1,442㎥、箕輪町が387㎥でともに減少し、南箕輪村が818㎥で増加しています。
協議会では被害の少ない標高900mより高い地域や特に保全したい松林への被害拡大を防ぐため、樹種転換や伐倒駆除を行っていくということです。 -
上農生と富県小児童サツマイモ植え
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と伊那市の富県小学校の児童は5月23日に小学校近くの畑にサツマイモの苗を植えました。
この日は上農高校のコミュニティデザイン学科里山コースの2年生19人と富県小学校4年生の児童24人が一緒にサツマイモの苗を植えました。
品種は紅あずまで、30センチ間隔で植えていきました。
児童は高校生から植え方を教わりながら丁寧に植えていきました。
上農高校では林業や農業に興味を持ってもらおうと、上伊那地域の小学校と世代間交流を行っています。
交流は2年計画で、今年はサツマイモの苗植えなどを通して親睦を深め、来年は経木を使ったものづくりを一緒に行い、森林資源の活用やものづくりに興味を持ってもらう計画です。
サツマイモは9月ごろに収穫し、11月に焼きいも大会を開き味わうということです。
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伊那市で撮影の映画「かくしごと」 6月7日公開
伊那市をロケ地に撮影された、俳優の杏さん主演の映画「かくしごと」が7日に全国で公開されます。
7日に公開される映画「かくしごと」は、ほとんどが伊那市内で撮影されました。
この映画は、作家の北國浩二さんの小説が原作で、監督は、東京都の関根光才さんです。
父が認知症を発症し、渋々田舎に戻った杏さん演じる千紗子は、ある日、事故で記憶を失った虐待の傷がある少年と出会います。
千紗子は少年を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始めるという物語です。
撮影は、2022年の8月に、長谷の非持山公民館や、小黒川渓谷、ニシザワ高遠食彩館など市内各地で行われました。
高遠町の常盤橋で撮影された、少年を捜索するシーンでは、伊那市消防団が全面協力しました。
映画は7日に全国で公開され、荒井の旭座でも上映されます。
全国公開と同時に上映が始まるのは、県内で旭座のみで、ほかの映画館では順次公開されるということです。
旭座では、7月上旬まで上映する予定です。
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すまいテラスいな オープン
伊那市荒井の空き店舗を全面改装し、移住相談窓口やシェアオフィスを備えた複合施設「すまいテラスいな」が2日にオープンしました。
オープニングセレモニーではくす玉を割り祝いました。
運営する、すまいテラスいな協議会は、不動産業者や設計士、デザイナーなどで構成されています。
いなっせ前にある、すまいテラスいなは1959年に建てられた元菓子店の建物を全面改装しました。
鉄筋コンクリート造りの3階建て、延床面積は130平方メートルです。
2日は協議会のメンバーと訪れた人が交流を行いました。
空き家の活用や移住促進を「住まいと暮らしを照らす」をキーワードに情報や人をつなぐ場を目指すということです。
施設には上伊那8市町村の広報や移住・生活情報などのパンフレットが置かれているほか、移住相談窓口などがあります。
営業時間は午前10時から午後5時です。
火曜と水曜は定休日となっています。
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伊那市誌編さん 9分野19冊を刊行
2025年度、伊那市が合併して20年を迎えることから「伊那市誌」刊行に向けた編さんが進められています。
2029年度までに9分野、全19冊を刊行します。
伊那市美篶芦沢にある伊那市誌編さん室です。
建物は美篶東部保育園や美篶子育て支援センターとして使われてきましたが、2020年11月から市誌編さん室となりました。
現在7人の市教育委員会の職員が資料収集や調査、原稿執筆などを進めています。
リズム室だった部屋は収集した資料などを置く書庫になっています。
2006年3月31日に伊那市、高遠町、長谷村が合併し、新しい伊那市が誕生しました。
合併前にそれぞれ市史や町誌、村誌を刊行していますが、およそ40年が過ぎていること、2026年度に合併20年を迎えることから、新たに刊行するものです。
伊那市誌は、A4版で1冊を250ページほどにまとめ、2025年度末には、伊那市の成り立ちなどまとめた概説編2冊、政治行政編、文化編の4冊を刊行する予定です。
2029年度までに9分野、全19冊を刊行します。
また、映像や音声などのデジタル化も検討していくということです。
5日は市役所で伊那市誌編さん委員会が開かれ委員など、およそ20人が出席しました。
会議では、原稿の執筆マニュアルやレイアウトについての確認を行いました。
行数や文字数、年号表記をどうしていくかなど意見を出していました。
2025年度に刊行する市誌の原稿の入稿時期については、10月を目指すとしています。 -
はらぺこ園児たちが田植え
伊那市の認定こども園「山の遊び舎はらぺこ」の園児たちは富県の田んぼで5日に田植えをしました。
5日は園児や保護者などおよそ40人が田植えを行いました。
田んぼを管理している保護者OBで富県の小森健次さんに植え方を教わりました。
品種は「ササニシキ」で、園児たちは広さおよそ1アールの田んぼに30センチ間隔で苗を植えていきました。
「山の遊び舎はらぺこ」では「子どもたちにとって田植えは貴重な体験になっている。これからもみんなで自然に触れる経験を積み重ねていってほしい」と話していました。
9月下旬から10月上旬に収穫を行い、祖父母参観の時に味わう予定です。
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伊那市 男女共同参画推進会議
誰もが自分らしく生きるための社会「男女共同参画」を進める伊那市の推進会議が4日に市役所で開かれました。
今年度1回目の会議が開かれ、各種団体からの推薦や公募の委員12人が委嘱されました。
会長には、伊那市公民館運営協議会の下島一道さんが選ばれました。
伊那市では第4次伊那市男女共同参画計画を定め、2022年度から2026年度までの5年間で28のアクションプランを進めています。
そのうち、地区役員の女性登用の割合について、昨年度の9.2%から2026年度には、20%を目標にしています。
また、市職員の課長級以上に占める女性の割合は昨年度8.5%で、10.5%を目標にしています。
委嘱された委員の任期は2年間で第4次伊那市男女共同参画計画について審議していきます。
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伊那西小 林間と親しむ会
伊那市の伊那西小学校の学校林で、講師から自然の見方・感じ方を学ぶ「林間と親しむ会」が5月21日に開かれました。
講師は元小学校教諭で長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんが務めました。
野口さんは広さ1・8ヘクタールの学校林を周りながら、食べられる植物や毒がある植物について説明していました。
7種類の植物の葉で長さを競うネイチャーゲームも行われました。
以前は全校児童が飯ごう炊さんをするだけでしたが、1997年から森について学ぶ要素を加えた「林間と親しむ会」となりました。
お昼には、飯ごう炊さんを行い、協力してカレーを作り味わったということです。
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6月4日 ローメンの日
6月4日は蒸し麺の語呂合わせでローメンの日です。
伊那ローメンズクラブ加盟店のうち、18店舗で並盛が1杯500円で提供されました。
伊那市上牧の日本料理あすなろでは、並盛が200円安い500円で提供されました。
昼時にはローメンを食べに地元住民などが訪れました。
ローメンズクラブでは、ローメンの特徴でもある蒸し麺の語呂合わせから6月4日をローメンの日に定めています。
クラブ発足の1997年から、多くの店でローメンを味わってもらおうと割引サービスを行っています。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
あすなろのローメンはりんごと玉ねぎでとったスープを使い、さっぱりとした味わいになっています。
伊那ローメンズクラブでは来年もこのイベントを続けていきたいとしています。
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伊那防犯協会連合会 今年度事業を承認
伊那市、箕輪町、南箕輪村の、防犯協会などで作る伊那防犯協会連合会の総会が5月27日、伊那市役所で開かれました。
総会では、「地域のきずなで安全・安心なまちづくり」を目標として、防犯意識を高めるために去年に引き続き地域安全運動を行うことなどが承認されました。
伊那警察署管内で去年1年間に発生した刑法犯の認知件数は前の年より17件少ない268件でした。
電話でお金詐欺は、去年4件で被害額は4,600万円でした。
総会では他に伊那少年警察ボランティア協会の功労者として、伊那市の清水達雄さん・箕輪町の小原仁男さん・南箕輪村の堀泉さんの3人の表彰が行われました。 -
伊那北公園 バラ見ごろ
伊那市のJR伊那北駅近くにある伊那北公園のバラが見頃となっています。
伊那北公園には、バラやツツジなど約50本が植えられています。
公園を管理する伊那市によりますと、バラの見ごろは今月中旬までです。
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新山保育園 ハロウィンかぼちゃの種まき
伊那市の新山保育園の園児は、ハロウィンの行事で使うカボチャの種を4日撒きました。
4日は、新山保育園の年少から年長の園児14人が、1人1つのポットに土を入れ、種を撒いていきました。
JA上伊那青壮年部富県支部のメンバー3人が訪れ、園児にやり方を教えていました。
新山保育園と青壮年部富県支部は田植えなどで交流を行っていましたが、新型コロナの影響で途絶えていました。
交流を復活させ、園児に農業に親しんでもらおうと、一緒にカボチャを育てることにしました。
種を撒いたのはおもちゃカボチャという品種で小さな観賞用の実がなります。
種を撒き終わると、園児が水をあげていました。
7月上旬には、近くの畑に苗を植え替えるということです。
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乾燥野菜を使い「味噌玉」作り
地元産のみそや乾燥野菜を使い「味噌玉」をつくるイベントが伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で5月18日に開かれました。
味噌玉は味噌に鰹節と好みの乾燥野菜を混ぜて作るものです。
参加者は蓮根やネギなど好みの具材を混ぜると手で丸めていました。
このイベントは地元野菜を味わってもらおうと、伊那市地域おこし協力隊の村中ひとみさんと野田直子さん、駒ヶ根市の農家下島幸恵さんが企画しました。
乾燥野菜は下島さんが食品ロスを減らそうと規格外の野菜を使って作ったもので、味噌も市内で手づくりされたものが使われています。
企画した3人は「みそ玉は冷凍保存ができます。これからの時期のハイキングなどで味わってもらいたい」と話していました。 -
池上秀畝をテーマに歴博講座
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で、高遠町出身の画家、池上秀畝をテーマにした歴博講座が、5月19日に開かれました。
この日は、元上田市立美術館館長で、伊那文化会館でも8年間学芸員を務めた、滝澤正幸さんが話をしました。
滝澤さんは、美術史を専門とし、秀畝についての研究を行っていて、講座では、秀畝が生きた時代の美術界や作品について話しました。
滝澤さんは「秀畝は日本の伝統的な絵画方式を守る『旧派』の代表として活躍していたが、卓越した画力で新派的な美意識の画風も描くことができた」と話していました。
歴博講座は、高遠町歴史博物館が、2015年から地域の研究者や学芸員などの研究発表の場として開いているものです。
今回の講座は、16日まで開催中の、池上秀畝生誕150年の企画展に合わせて開かれ、会場には30人が訪れました。
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衣替え 伊那西高校の生徒が夏服で登校
6月に入り衣替えの季節となりました。
伊那市の伊那西高校では3日、夏服で登校する生徒の姿がありました。
伊那西高校では、3日から今週いっぱい移行期間を設け、その日の気温に応じて夏服と冬服を選ぶことができます。
登校時間の午前8時頃は日が差し、日傘をさして歩く生徒もいました。
また、伊那西高校では、今年度の1年生から制服のデザインが新しくなりました。
スカートは、紺色とチェック柄の2種類で、新たにスラックスも導入し、1年を通して好きな物を選ぶことができます。
リボンとネクタイはそれぞれ2種類で、好みの組み合わせで着用することができます。
伊那西高校では、「今年度からはポロシャツも用意したので、環境に合わせた服装で通って欲しい」と話していました。 -
東春近田原 白山社で御田植祭
伊那市東春近田原の白山社の田んぼで五穀豊穣を祈願する御田植祭が1日に行われました。
御田植祭では最初に神に供える米を栽培する「斎田」と呼ばれる田んぼで神事を行いました。
田植えは、氏子総代や早乙女姿になった伊那市出身でタレントの成美さんなどおよそ15人で行いました。
筋着けと呼ばれる農機具を使いながら等間隔になるように苗を植えていきました。
稲刈りは9月中旬に行われ、米は12月の新嘗祭で奉納されるということです。 -
伊那北高校吹奏楽部 第69回定期演奏会
伊那市の伊那北高校吹奏楽部の第69回定期演奏会が、伊那文化会館で2日開かれました。
定期演奏会は日頃の練習の成果を披露しようと毎年この時期に開かれています。
第1部ではコンクールの課題曲などを、第2部ではポップスなどを演奏しました。
このうち第2部では、振り付けなどを交え趣向を凝らしたステージを披露していました。
伊那北高校吹奏楽部には1年生16人、2年生23人、3年生12人の、合わせて51人の部員が所属しています。
今後は、コンクールに向け練習を重ねていくということです。
伊那北高校吹奏楽部では「演奏を通して感謝の気持ちや自分たちの魅力を伝えていきたい」と話していました。