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信州こころんで新そば祭り
伊那市東春近の障害者就労継続支援施設「信州こころん」の新そば祭りが、1日から始まり通常よりも安くそばが提供されました。
N 新そば祭りでは、高遠産の打ちたてのそばが提供されました。
信州こころんは、障害者の就労支援を行っていて、地域の人たちに活動の様子をみてもらおうと毎年この時期の祭りを行っています。
通常800円のざるそばやかけそばが1人前500円で提供され昼時には多くの人たちが訪れ味わっていました。
そばの他に、利用者が育てた野菜でつくった総菜やきのこ汁もあります。
信州こころんの新そば祭りは2日までで時間は、午前10時から午後2時までとなっています。
利用者が育てた農産物の販売なども行われています。
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北カルヤラ県と覚書
伊那市は北欧フィンランドにある北カルヤラ県と林業分野で、互いに交流し協力関係を築いていくとする覚書を締結しました。
1日は、白鳥孝市長が市役所で記者会見を開き覚書締結に関する概要を説明しました。
北カルヤラ県はフィンランド国内で森林部門に特化した大学や研究機関、企業が集まっている地域だということです。
今回北カルヤラ県は、長野県と5年間技術交流や人材交流などについて包括的な覚書を締結しました。
その覚書の中で互いの県内の自治体や企業のマッチングを進めるとしていてその第一弾の協定として伊那市と北カルヤラ県が協定を締結しました。
白鳥市長は先月18日から27日まで北欧を訪れ、23日に北カルヤラ県のリスト・ポウティアイネン長官らと協定書を取り交わしました。
協定書によるとこれから3年間、定期的に互いの活動に関する情報を提供するほか、共同プロジェクトやビジネス協力を目的とした職員の相互訪問の推進などに取り組むということです。
白鳥市長は「北カルヤラ県との交流で森林資源の活用の幅を広げたい」と話していました。
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高遠小で 「早寝早起き朝ご飯」キャラバン
早寝早起き朝ご飯を推進し、子どもたちに健やかに成長してもらおうと活動するキャラバン隊が、31日、伊那市高遠町の高遠小学校を訪れました。
この日は高遠小学校の1・2年生が早寝早起き朝ご飯の大切さを学びました。
イメージキャラクターの着ぐるみ3体も登場し、子どもたちから歓声が上がっていました。
早寝早起き朝ご飯キャラバン隊は、文部科学省が行っている事業で、南信地域では、国立信州高遠青少年自然の家が、希望のあった学校を巡回しています。
「朝ご飯をしっかり食べると元気に過ごせる」「睡眠をとると勉強がしっかりできる」などの○×クイズが出され、子どもたちが回答していました。
自然の家の職員は、「夜更かしをしないで、しっかり身体を動かして、早寝早起き朝ご飯を心がけてほしい」と呼びかけていました。
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新山小稲ワラ 国技館の土俵に
伊那市の新山小学校5年生が育てた白毛餅の稲ワラが、大相撲の本場所の土俵に使われる事になりました。
30日は飯島町で大相撲の土俵用の米俵を作っている南信州米俵保存会の酒井裕司代表が、稲わらを引き取りに新山小学校を訪れました。
新山小の5年生は、今年、総合学習の時間に白毛餅を育ててきました。
5年生をサポートしてきた南箕輪村の企業が米俵保存会と知り合いだった為、ワラを提供する事になりました。
ワラは今年収穫したもので1.2トントラック山盛り分の量になりました。
米俵保存会によりますと新山小のワラは、来年1月の初場所で国技館の土俵に使われるという事です。
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遺伝子・細胞治療 霊長類で実験へ 施設開所
がんの治療法として注目されているCAR-T細胞や、人間の組織・臓器となるⅰPS細胞。
信州大学がこれらの技術の安全性を霊長類を使って確立するため日本で初めての研究施設が、31日に、伊那市西箕輪のイナリサーチ内に開所しました。
31日は、研究を行う信州大学の濱田州博学長や施設を提供するイナリサーチの中川博司会長らが共同研究施設前でテープカットを行いました。
信州大学は、国の研究機関が行う「再生治療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業」に、昨年度採択されました。
これを受け、学内に研究開発センターを設置し、マウスを使ったCAR-T細胞の薬効試験を行っています。
さらに実用化に向けた実証を行うため、共同研究施設内に「信州大学遺伝子・細胞治療研究開発センター」を開設し、霊長類を使って実験をするものです。
信大は、イナリサーチと研究・開発に関する協定を結んでいることから、今回センターが開設されました。
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災害時の生活再建を考える研修会
自然災害で被災後の生活をいかに早く通常の生活に戻せるかを考える伊那市の職員などを対象にした研修会が31日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
研修会では、東京都の弁護士で岩手大学地域防災研究センター客員教授の岡本正さんが講師を務めました。
岡本さんは、東日本大震災や熊本地震の被災地での相談を基に今回話をしました。
発災当初、最も多く聞いた言葉は「どうしたらいいのですか」だったということです。
岡本さんは「り災証明書の発行や被災者生活再建支援金の申請など、災害時に使える制度を1人でも多くの被災者に早く伝えることが大切です」と話していました。
また、「住宅ローンなどの免除や減額を申し出ることができる制度は必ず案内してほしい」と話していました。
研修会は、先日の台風19号の発生を受けて、万が一被災した場合に住民の生活再建に特に大きく関わる福祉や保健、危機管理、財務の担当職員に対応方法などを知ってもらおうと、伊那市危機管理課が開きました。
市危機管理課では、「災害時に被災者に対してどういったことが必要になるのか見通しも含めて考えてもらいたい」と話していました。 -
梅垣さん宅 菊の花が見頃
伊那市美篶笠原の梅垣佐知子さん宅で菊の花が見頃を迎えています。
89歳になる梅垣さんは25年程前から菊の花を育てています。
年々育てる花の数も増え、今年はおよそ80鉢が並んでいます。
梅垣さんによりますと、これから花を咲かせるものもあり、1週間以上は楽しめるということです。 -
高遠石工の石仏を巡るツアー
伊那、駒ケ根、飯田の商工会議所女性会のメンバーは30日、伊那市の高遠石工の石仏を巡るツアーを楽しみました。
この日は、伊那、駒ケ根、飯田の南信にある3つの商工会議所女性会のメンバー20人がツアーに参加し、高遠町勝間の石仏大聖不動明王を見学しました。
ツアーでは、高遠石工研究センターの熊谷友幸さんがガイドをつとめ、石仏の特徴や歴史を説明していました。
熊谷さんは、「この石仏は、目が上下に向いていることが特徴で、このほかに2体作られ、駒ケ根市にもあります。冬には、石仏が雪をかぶった様子を見ようと訪れる人もいます」などと話していました。
ツアーは7月に開いた石仏に関する講演会が好評で、今回実際に足を運んで見学しようと、企画されました。
女性会のメンバーは、「女性ならではの視点で地域の魅力を感じたい」と話していました。
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伊那小4年春組 被災小学校を支援
台風19号の影響で千曲川が決壊し、浸水被害を受けた長野市立長沼小学校を支援しようと、伊那市の伊那小学校・4年春組は、雑巾をつくって送ることを決めました。
29日は春組の児童35人が家庭から持ち寄ったタオルを使って雑巾をつくりました。
児童らは、二重にしたタオルを習ったばかりの手縫いで、雑巾にしていました。
雑巾を送る長野市立長沼小学校は、台風19号による千曲川の決壊で、一時は170センチほどまで浸水したということです。
校舎の復旧の目途は立っておらず、現在、学校に通うことができる児童のみ近くにある別の小学校に通っているということです。
春組では、同じ長野県内の小学生が被害を受けて苦労していることをニュースで知り、今回支援することを決めました。
担任の髙木政志教諭に、小学校で必要としているものを確認してもらい、復興作業に使う雑巾を長沼小の全校児童93人分送ることにしました。
発案した唐木莉彩さんは「同じ長野県の小学生が大変な思いをしているのを知って少しでも支援したいと思って雑巾を送ることにしました」と話していました。
髙木政志教諭は「最初は物を送ろうと話し合っていたが、子どもから「本当に必要なものを送ろう」という意見があり雑巾を送ることになりました。相手のことを本当に思いやる活動になることを強く願います」と話していました。
春組では、30日も雑巾づくりを行うことにしていて、今週中の発送を目指しています。 -
外国人労働者 災害対策勉強会
5年間、日本の従業員と同じように働くことができる「特定技能一号」に認定されたベトナム人を対象にした災害時の避難対応についての説明会が29日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
この日は、特定技能一号に認定されたベトナム人5人が、人材コンサルタントの株式会社AICの小林克規社長から、災害時の避難対応について説明を受けました。
小林社長は、ベトナム語に翻訳された市内の災害対策マニュアルをもとに、災害時にまず頭を守ることや、避難場所がどこなのかを説明していました。
特定技能一号は、日本で3年間技能実習を経験した人が、無試験で取得することができる資格です。
14の業種から選択した職場で5年間働くことができます。
参加したベトナム人は、市内の食品加工会社でつとめるということです。
今回株式会社AICが避難対応の説明会を企画したのは、台風19号で大きな被害が発生したことがきっかけだということです。
あるベトナム人は「日本は景色がきれいなので好きです。
災害時の対応をしっかり学び、がんばって働きたい」。と話していました。 -
伊那ライオンズクラブ食材寄付
地域の社会奉仕活動を行っている伊那ライオンズクラブは8日、伊那市社会福祉協議会に、フードドライブで集めた食品を寄付しました。
この日は伊那ライオンズクラブの今井和貴会長ら3人が、伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、三井真理子伊那市社会福祉協議会事務局長に食品のリストを手渡しました。
寄付された食品は、今月6日に行われた伊那市環境展2019の「フードドライブ」で集めたものです。
去年の倍の112品目147㎏、およそ70食分が寄付されました。
伊那市社会福祉協議会の職員は、「主食となる米や麺が多く、有難い」と話していました。
伊那ライオンズクラブから伊那市社会福祉協議会への食品の寄付は、今年で2回目で、今後も続けていきたいとしています。
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丸山さん交通安全功労者賞
南箕輪村の丸山芳雄さんは、交通安全の推進に功績があったとして、関東管区警察局長と、関東交通安全協会連合会会長の連名表彰を受賞しました。
丸山さんは25日、伊那警察署を訪れ、石坂達雄署長に受賞を報告しました。
23日に長野市で開かれた交通安全協会長野県大会で、安全運転の推進に大きな功績があったとして、関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長の連名表彰を受賞しました。
丸山さんは45年前に南箕輪村交通安全協会に入会し、会長などを務め、現在は伊那交通安全協会の参与などを務めています。
伊那警察署の石坂署長は「丸山さんにはこれからも活躍してもらいたい。」と話していました。
伊那警察署によりますと、県内では交通安全功労者として丸山さんを含め今回20人が表彰されたということです。 -
山の神神社で遷座祭と例大祭
伊那市平沢の山の神神社移転に伴う遷座祭と収穫に感謝する例大祭が26日行われました。
26日は山の神神社社殿の完成を祝う遷座祭と収穫に感謝し災害のないことを祈る例大祭が行われました。
山の神神社は神社の横を流れる南沢の砂防事業により社殿が元の場所から200メートルほど移されこのほど完成しました。
神社は市内14区の共有林の守り神で今年は山寺区が当番です。
山の神神社は創立年代不詳の古い神社で例大祭は江戸時代から続いているといわれています。
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伊那署と防犯協会連合会に特殊詐欺防止ステッカー贈呈
上伊那の37の企業は9日、伊那警察署と、伊那・辰野の防犯協会連合会に特殊詐欺防止ステッカーを贈りました。
この日は、製作した37企業を代表してアド・コマーシャル株式会社の赤羽悠一社長が伊那署を訪れ、防犯協議会連合会の武居克幸事務局長にステッカーを手渡しました。
自宅の電話機などに張ってもらい、オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの被害を未然に防ぐために使ってもらおうというもので、アド・コマーシャルが伊那警察署協議会の要望に応えました。
地域の企業の協賛で7万枚製作しました。
ステッカーは、市内の小学校を通じて、家族や近隣住民に渡されるということです。
石坂達雄署長は、「ステッカーを活用してもらい詐欺被害にあわないよう注意してほしい」と感謝していました。
今年の伊那署管内の特殊詐欺発生件数は9日までに4件で、被害額は225万円にのぼるということです。
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スマート林業を上農生が体験
上伊那地域振興局は、林業の現場で取り入れられているICT技術を高校生に体験してもらうことで人材育成に繋げていこうと、ドローンを使った森林調査の体験学習会を28日、伊那市富県で開きました。
体験学習会には、南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの生徒およそ20人が参加しました。
上伊那森林組合のドローン活用研究チームのメンバーが講師を務め、ドローンを使った森林調査を実演しました。
「自動飛行のドローンが、2秒間に1回上空から撮影をしている」などと説明していました。
その後、釣り竿を使った従来の森林調査の方法を紹介しました。
森林組合の職員は、「5ヘクタールを調査するのにこれまでは3人で10日かかっていた。ICTを活用することで、撮影に10分、解析に4日あれば、同様のことが1人でできる」と説明していました。
体験学習会は、林業の人材不足解消につなげていこうと、上伊那地域振興局が森林組合に依頼し初めて開かれました。 -
大規模な交通事故を想定した救助訓練
伊那市の上伊那広域消防本部は、大規模な交通事故で多くのけが人が発生したという状況を想定した救助訓練を、富士塚スポーツ公園運動場駐車場で28日、行いました。
救助訓練は、観光バスと軽乗用車の正面衝突事故が発生し、多数の負傷者が出たという状況を想定し行われました。
先発の救助隊が、けが人の数を確認し、現場指揮本部に連絡していました。
救助隊員は、負傷者にけがの重症度を判定するトリアージを行いました。
その後、上伊那広域消防本部と連携し各病院へのけが人の受け入れ態勢や、所要時間などを確認していました。
訓練は、上伊那広域消防本部が毎年行っているもので、この日は78人が参加しました。
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竜北保育園の園児がハロウィン仮装で街歩き
伊那市の竜北保育園の園児は28日、今月末のハロウィンを前に、仮装して伊那市内を練り歩きました。
園児らは、保育園で仮装を済ませると、市内を練り歩きました。
年中・年少園児がきたっせに到着すると、「トリックオアトリート」と声を合わせながら、お菓子をもらっていました。
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生活支援サポーター養成講座開講
日常生活の中の困りごとを手伝う生活支援サポーターの養成講座が7日から、伊那市福祉まちづくりセンターで始まりました。
講座は、一人暮らしの高齢者や障害者のゴミ出しや庭の手入れ、雪かきなど生活の中の困りごとを手伝うサポーターを養成するものです。
誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指して3年前から伊那市社会福祉協議会が養成講座を開いています。
4期目の今回は、40代から80代の男女16人が、生活支援サポーターの認定を目指します。
初回の7日は、住民同士の助け合いの意義についての講演が行われました。
養成講座は来月まで5回あり、すべて参加するとサポーターとして認定されます。
伊那市社会福祉協議会によると、これまでに68人がサポーターとして認定されているということです。
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美篶独自で避難所設営訓練
伊那市の美篶地区自主防災会は、災害が発生しても自分たちの地域を守れるようにと、美篶小学校体育館で避難所の設営訓練を行いました。
午前7時、美篶地区一帯に地震発生を知らせる伊那市安心安全メールが届くと、美篶小学校に住民が集まってきました。震度6強の地震が発生し、各地区で2割の住宅が全半壊しているとの想定です。
地区役員など200人が体育館に集まり、避難所の開設にあたりました。
区ごとに、代表者など役割を決めます。役割は、参加者すべてに割り振られ、本部のほか、救出救護班や、給食班など8つの班に分かれました。
避難所の開設には、様々な問題が発生したとの想定で課題が与えられます。
各班ではその課題にどのように対応するか話し合って決めていました。
訓練は、この地域が南海トラフ地震の発生確率が80%といわれ、また、近年豪雨災害が全国各地で発生していることから、自分たちの地域を自分たちで守れるようにと、美篶地区が自主的に行ったものです。
今年度からの5か年計画で、地域として、防災に取り組んでいる活動の一つです。
訓練ではほかに、それぞれが持参した非常持ち出し袋の確認が行われ、参加者は、ほかの人がどのようなものをもって避難したのかを確かめ合っていました。
伊那市では、こうした取り組みを市内全域に広げていきたいとしています。
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アップルパイで果樹農家を支援
伊那市上牧の菓匠Shimizuでは26日と27日の創業感謝祭に合わせて台風19号で被害を受けたりんごを使ったアップルパイを販売しています。
開店10分前、アップルパイが焼きあがるとスタッフが手際よく
パイ生地に味付けをしていました。
使われているりんごは伊那市西箕輪の果樹農家から買い取ったものです。
今月12日の台風19号で落下し出荷できなかったものをアップルパイにして1個300円で販売しました。
午前10時の開店と同時に行列ができ、訪れた人たちが焼きたてのアップルパイを買い求めていました。
菓匠Shimizuでは26日と27日の2日間、創業感謝祭を行っていてアップルパイは数量限定で販売しています。
また11月にはマンスリースペシャルケーキとして被害にあった
りんごを使ったケーキの販売を計画しています。
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バブルサッカー地域おこし杯開催
空気で膨らませたボールに上半身を入れてサッカーをする「バブルサッカー」の大会が26日、伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開かれました。
バブルサッカーは、空気で膨らませた重さおよそ13㎏のボールに上半身を入れてサッカーをするスポーツです。
10年ほど前にノルウェーで生まれ、ヨーロッパを中心に人気が広がっています。
5人以上のチーム編成で、サッカーと異なりキーパーはいません。
ホイッスルを合図にコートの中心に置かれたサッカーボールに走っていき、相手コートへのシュートを狙います。
参加者は初めて体験する新感覚のスポーツを楽しんでいました。
今回の大会は、地域活性化をはかろうと、伊那市が地域おこし協力隊事業として企画し、市内に住んでいる個人や企業からのグループ参加など、およそ50人が参加しました。 -
地元産の新そば味わう
地元伊那産の新そばを味わうことができる「信州伊那新そばまつり」が、伊那市のみはらしファームで26日、行われました。
信州伊那新そばまつりでは、せいろそば、かけそば、大根おろしと焼き味噌の辛つゆで食べる
行者そばの3種類が一杯500円で提供されました。
会場には県外からも多くの人が訪れ、新そばを味わっていました。
伊那市では、「信州そば発祥の地 伊那」をPRする5週連続のそばイベントを行っていて、今回の「信州伊那新そばまつり」は2週目のイベントです。
会場には伊那市の観光大使で演歌歌手の水森かおりさんが訪れ、その歌声を披露していました。
5週連続のそばイベント、次回は来月2日(土)に、伊那市高遠町の高遠城址公園で、「山麓一の麺街道フェスタ2019 in 伊那」が予定されています。 -
ハロフェス仮装参加で賑わい
伊那商工会議所青年部主催の「ハロフェスいな2019」が、伊那市内で26日、開かれました。
伊那市荒井の通り町商店街では、「まち歩きスタンプラリー」に参加した子どもや家族連れが、仮装をして歩いていました。
参加者はハロフェスに協力している市内の飲食店などを周り、スタンプと菓子をもらっていました。
ハロフェスいな2019は、地域の活性化を図ろうと、伊那商工会議所青年部が企画したイベントで、今年で2年目になります。
伊那商工会議所青年部によりますと、今年のハロフェスには1日でおよそ1,200人が参加したということで、会場は多くの人で賑わいました。 -
伊澤修二を顕彰 記念音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二を顕彰する音楽祭が26日、伊那市の伊那文化会館と高遠町文化体育館で行われました。
今年で33回目となる伊澤修二記念音楽祭では東京芸術大学シンフォニーオーケストラの演奏に合わせて東部中学校と高遠中学校の合唱団が伊那市の歌などを歌いました。
音楽祭は高遠町出身で東京芸術大学の前身となる東京音楽学校の
初代校長を務めた伊澤修二の功績を称えようと行われたもので33回目となります。
高遠町文化体育館では高遠北小学校の児童による音楽劇や高遠小学校の児童による合唱が披露されました。
伊澤修二記念音楽祭の模様は高遠町文化体育館で行われた第1部を来月23日から、伊那文化会館の第2部を30日から放送します。
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災害時ドローン活用セミナー
伊那市や近隣市町村の防災担当職員を対象に、ドローンの災害時の活用法に関するセミナーが23日、伊那市役所で開かれました。
この日は、ドローンを専門に扱う東京の株式会社リアルグローブの渡邊研人さんが、災害時の活用法について説明をしました。
セミナーは、伊那市が9月の総合防災訓練の中で行った、ドローンによる情報収集の仕方を検証し、活用しようと開かれたものです。
伊那市の危機管理課の職員の他、近隣市町村の防災を担当している職員ら11人が参加しました。
渡邊さんは、「ドローンの飛行位置と撮影中の映像をリアルタイムに把握できることで、災害時に迅速な対応ができる」とその優位性について話していました。
今後伊那市では、現地に赴く災害バイク隊とドローンの連携を検証し、災害時以外の平時にも有効活用できるよう、検討していきたいとしています。
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権兵衛トンネル通行止めで市民に影響
道路の崩落の影響で全面通行止めとなっている国道361号の権兵衛トンネル。
伊那と木曽を繋ぐトンネルの通行止めで、市民の生活にも影響が出ています。
伊那市役所で働く樽澤永理さんは木曽町から通っています。
通行止めになってからは塩尻を経由して通っていて、通勤時間は倍以上の2時間かかるということです。
トンネル付近の店舗にも影響が出ています。
権兵衛トンネルから約2キロの場所に店を構えるそば店「こやぶ竹聲庵」です。
通行止め以降客足は8割落ち込みました。
秋は新そばや紅葉シーズンで一年で最も多くの客が訪れる時期ですが、今年はそれが見込めず頭を抱えています。
権兵衛トンネルは伊那側の入り口付近の道路の崩落で20日から全面通行止めとなっています。
平成27年の調査ではトンネルの通行量は、平日の午前7時から午後7時までの12時間で3,822台となっています。
伊那建設事務所では25日の雨に備えのり面にブルーシートをかける対策をしたということですが、年内の復旧は厳しいとしていて、「なるべく早く開通できるよう取り組んでいく」としています。
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環境展 省エネについて学ぶ
環境や省エネを学ぶイベント「伊那市環境展」が6日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
自然環境を考えるスペースでは、天竜川にいるサワガニやザリガニなどが展示されました。
天竜川上流河川事務所の水質検査によりますと、天竜川の水質は9段階のうち2番目に良いと
いうことで、水生生物にとって住みよい環境だということです。
子どもたちは、水生生物を真近で見たり、触れるなどしていました。
屋外では、リサイクルなどに関して考えるスペースが設けられました。
産業廃棄物の処理をしている、駒ケ根市の株式会社イナックは、使用済みの植物油からつくった
バイオディーゼルで動く重機を展示していました。
伊那市環境展2019は、民間団体や行政などが環境問題について考えるコーナーを出し合い、今年は
36のコーナーが設けられました。 -
園児 交通安全守りプレゼント
伊那市の竜北保育園の園児は、交通安全を願うお守り型のキーホルダーを24日、祖父母にプレゼントしました。
この日は竜北保育園の年長園児20人が、参観で訪れた祖父母に交通安全を願うキーホルダーをプレゼントしました。
キーホルダーには、ハートや動物などが描かれています。
坂下地区は今年度、「長野県高齢者交通安全モデル指定地区」に指定されています。
今回のお守りの贈呈は、坂下交通安全協会が活動の一環として保育園と共に行いました。
キーホルダーをもらったある女性は「孫が自分の交通安全を願って作ってくれたお守りは特別だ。
肌身離さず持ち歩き、大切にしたいです。」と話していました。
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セパタクロー体験会
足や頭を使って相手のコートにボールを入れるスポーツ「セパタクロー」の体験会が22日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれました。
体験会には、市内外から小中学生35人が参加しました。
講師は、現役や元日本代表選手など6人が務めました。
セパタクローのセパは、マレー語で蹴る、タクローはタイ語でボールという意味で、2つの言葉を合わせた東南アジア発祥のスポーツです。
使うボールは、プラスチックの素材を編み重ねて作られています。
ルールは、手を使わずに足や頭を使って相手のコートにボールを入れるものです。
3人1組で、21点マッチで先に2セット取ると勝ちとなります。
参加した子どもたちは、選手に蹴り方を教わりながら体験していました。
日本セパタクロー協会によりますと、国内の競技人口はおよそ2,000人で、男女合わせて43団体あるということです。 -
権兵衛トンネル手前の道落下
20日に、山から流れ出た水により橋を支える部分の周りの土砂が崩落した国道361号の権兵衛トンネルの手前の橋で、新たに付近の道路も長さ5~6メートルに渡り落下していることが分かりました。
こちらの写真は、道路を管理する伊那建設事務所が22日にドローンで撮影したものです。
幅10.5メートル、長さ5~6メートルにわたり道路が落下しているのが分かります。
権兵衛トンネルの南箕輪村側の入口では、20日に山から流れてきた水が原因とみられる土砂の崩落が見つかり、現在もトンネルは全面通行止めとなっています。
22日に伊那建設事務所が調査のためドローンで撮影したところ、新たに道路も落下していることが分かりました。
橋全体の長さは103メートルで、構造上全てが崩れることはないということですが、雨が降るとまだ少しずつ土砂が崩れるため、近づくのは危険な状況だということです。
伊那建設事務所では、土の性質調査を依頼し、今月中には調査結果をまとめたいとしています。
復旧については年内は厳しい状況で、当面トンネルの全面通行止めは続くということです。