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春のコレクション三人展
着物のリメイク品やアンティーク、木工インテリアが並ぶ、「春のコレクション三人展」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで21日から始まりました。
会場には、およそ500点が展示され、販売も行われています。
南箕輪村の塀和一彦さんはオークションなどで収集したアンティークの食器、絵画などを展示しています。
妻の紀代子さんは、古い着物を洋服にリメイクし展示しています。
こちらのボトムスは、かつて製粉所で使われていた布袋をリメイクしたものです。
木祖村の高橋茜さんは、自身が手掛けた木工インテリアを展示しています。
高橋さんの展示品の中でも特に人気があるのは、中に磁石が入っていて、鉄製品が落ちない針入れです。
三人は10年ほど前に開かれた合同展で出会い、意気投合したということです。
三人展は26日(水)まで開催され、今年9月にも開かれる予定です。
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旧井澤家住宅で雅楽の演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で、雅楽の演奏会が23日に開かれました。
23日は、東京都を拠点に活動する演奏家4人が、雅楽の代表曲の越殿楽などを披露しました。
旧井澤家住宅では、現在雛人形展が開かれていて、演奏会はこれに合わせて企画されました。
会場を訪れたおよそ70人が演奏に耳を傾けていました。
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グリーンファーム ランと春の花フェア
100種類のランが並ぶ、ランと春の花フェアが伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで開かれています。
フェアは園芸ハウス内を会場に開かれていて、およそ100種類のランが展示販売されています。
コチョウランやカトレア、シンビジウムなど、およそ1,000鉢が用意され、価格は1鉢1,000円から7,000円ほどとなっています。
またランだけでなく、チューリップやパンジーなど訪れた人に春を感じてもらおうと、およそ100種類の春の花も販売されています。
ランと春の花フェアは3月9日(日)まで、グリーンファームで開かれています。
時間は午前8時から午後6時です。
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創造館でざざ虫の講演会 牧田豊さんが講演
ざざ虫について理解を深める講演会「ざざ虫と伊那谷の過去・現在・未来」が22日日伊那市創造館で開かれました。
講師はざざ虫について30年以上に渡り研究している伊那市東春近の牧田豊さんが務めました。
講演では「どうしてざざ虫を食べるのは伊那だけなのか」などについて話しました。
牧田さんは「伊那では昭和20年代に土産物としてざざ虫の販売が始まった」と説明し、「ざざ虫が土産物となったことで、漁をする人や商店に収入をもたらし産業として成り立ち、今も伊那の食文化として続いている」と話していました。
牧田さんは3年計画でざざ虫についての講演をしていて、今回は2回目です。
他に、昭和47年に制作されたドキュメンタリー映画「伊那路の里」も上映されました。
上伊那の風景や文化などについてまとめたもので当時の天竜川や高遠城址公園などが映し出されました。
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井ノ久保カレー大作戦
伊那市西春近表木の井ノ久保子供会は、カレーを通して顔の見える交流を図ろうと「井ノ久保カレー大作戦」を表木公民館で22日行いました。
22日は、児童や保護者、ボランティアなど20人が100人前のカレーを作りました。
事前に予約を取り、公民館に受け取りに来た地区の人たちに手渡していました。
子供会では、子供が主体となり顔を合わせ交流を図り、食を通して繋がろうとカレー大作戦を企画しました。
カレーは子供と食材を提供した人は無料、大人は1食100円です。
伊那市社会福祉協議会が行っている子ども食堂・カレー大作戦の一環で行われたものです。
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弥生器楽部 定期演奏会
伊那弥生ケ丘高校器楽部の第17回定期演奏会が伊那市のいなっせで11日開かれ、部員らがこれまで練習を積んできたマンドリンの演奏を披露しました
定期演奏会では、ポップスや映画音楽など17曲を披露しました。
伊那弥生ケ丘高校器楽部の定期演奏会は今回で17回目です。
演奏したのは1・2年生33人です。
去年11月に行われた長野県高等学校ギター・マンドリンフェスティバルでは県内1位となる最優秀賞を5年連続で受賞し、7月の全国大会に出場する予定です。
この日は全国大会に向けて練習している曲も披露しました。
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交通安全目標 2人の児童を表彰
伊那市の西春近北小学校4年の児童2人が考えた交通安全目標が、県交通安全教育支援センターの「私たちの交通安全宣言」で最優秀賞と優秀賞に選ばれました。
最優秀賞に選ばれたのは、4年の白井一真君です。
「ヘルメットしっかりかぶって安全に」
優秀賞に選ばれた4年の平澤初花さんです。
「自分はみえてもライトをつけよう。相手はみえない」
21日は、表彰式が行われ県交通安全教育支援センターの熊谷猛彦理事長からそれぞれに表彰状が贈られました。
私たちの交通安全宣言は、児童の自主的な交通安全意識の向上を図ろうと平成29年から県交通安全教育支援センターが行っているものです。
今年度、県内全ての小学生に具体的な交通ルールやマナーなどの目標を募集しました。
1609人の応募の中から最優秀賞2人、優秀賞6人が決まりました。
白井君と平澤さんは、自分自身の経験などをもとに目標を考えたということです。
最優秀賞の白井君の目標は、来年度の下半期の目標として今年の秋、県内の小学校などに配るポスターに使われることになっています。
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災害時に役立つパッククッキング実習
伊那市女性団体連絡協議会は、災害時に役立つ、「パッククッキング」の調理実習を21日に伊那市防災コミュニティセンターで行いました。
21日は、伊那市女性団体連絡協議会の会員11人が参加しました。
実習では、ご飯とオムレツ、蒸しパンの3品を作りました。
「パッククッキング」は、食材を耐熱性のポリ袋に入れて混ぜ合わせ、湯煎して調理する方法です。
このうち、オムレツは卵1個を使い、チーズとハムは手でちぎって入れ混ぜていきました。
鍋で10分間、湯煎すると完成です。
ほかにご飯は米40グラムに水60CCを入れて30分間、湯煎しました。
パッククッキングは、鍋を汚さずに複数の調理が同時にでき、温かい食事を提供することができることから、災害時に役立つということです。
伊那市女性団体連絡協議会では、平時から災害に備えるために実習として今回初めて行いました。
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上伊那ファーマーズの集い 農業功績者を表彰
上伊那地域の農業関係者が集まり、農業への理解を深める上伊那ファーマーズの集いが18日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
上伊那ファーマーズの集いでは農業功績者の表彰が行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人と1団体が表彰されました。
伊那市の御子柴貞さんは、農事組合法人上荒井の設立から組合長を務め、地域農業を支えてきました。
伊那市の吉澤昭夫さんは、農業を離れた人から農地の貸し借りを行い、管理面積を拡大しています。
南箕輪村の五味一廣さんは、農事組合法人まっくん野菜家の初代組合長を務め、村の農業振興に貢献しました。
箕輪町上古田の山ん田の会は、耕作放棄地の棚田を整備してあやめなどを植え、景観づくりの活動をしています。
受賞者を代表して御子柴さんは「多くの知人に恵まれてきた。この表彰が新しい力を与えてくれると思います」と話していました。
上伊那ファーマーズの集いは、上伊那農業委員会協議会が開いたもので、農業関係者などおよそ180人が集まりました。
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高遠町「平和の文化祭」
絵画や写真などを通して平和について考えるイベント「平和の文化祭」が伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで、21日から始まりました。
会場には、絵画や写真など、およそ100点が展示されています。
このイベントは、高遠町九条の会や上伊那医療生協などでつくる実行委員会が開いたもので、今回で6回目です。
展示の中には、戦時中の日本を描いたものもあります。
空襲を受けている様子や終戦を伝えるラジオ放送を聴いている様子が描かれています。
実行委員会では「芸術を楽しめるのは、平和のおかげということを若い世代にも伝えていきたい」と話していました。
平和の文化祭は23日(日)まで高遠町総合福祉センターやますそで開かれています。
22日(土)には、子ども向けの工作やゲームなどのイベントが開かれます。
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伊那市来年度予算案 384億円
伊那市は総額384億5,200万円の来年度の一般会計当初予算案を20日発表しました。
伊那市の白鳥孝市長が市役所で記者会見を開き来年度一般会計当初予算案の概要について説明しました。
来年度は「時代の変化に対応する 地方都市のトップランナー」をキャッチフレーズに今までと同じ思考では乗り切れない時代だとして行政を「経営」していく視点で進めていくとしています。
主な新規事業は旧伊那中央清掃センター跡地に建設する、美原防災スポーツセンター建築工事に11億9,000万円。
六道原工業団地第2期拡張事業に1億6,800万円。
緑ヶ丘敬愛幼稚園の未満児・病児棟建設補助に1億6,300万円。
高遠城址公園開園150周年記念事業に160万円。
伊那市では今後、学校の水泳授業に民間のスポーツクラブのプールを活用する方針です。
初年度の来年度は富県小学校が活用し事業費は128万円となっています。
来年度の一般会計当初予算案は今年度より31億8,000万円多い、384億5,200万円となっていて当初予算案としては過去最大規模です。
一般会計当初予算案は27日に開会する市議会3月定例会に提出されることになっています。
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伊那市消防団音楽隊 定演
伊那市消防団音楽隊の第11回定期演奏会が16日伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では消防団音楽隊や市内の中学校の吹奏楽部など7団体がポップスやアニメソングなどを演奏しました。
予防消防のコーナーでは音楽隊の演奏に合わせて防火、防災への備えを呼びかけていました。
伊那市消防団の駒井啓晃団長は「消防団は地域の安心安全のため日夜活動している。消防団活動を知り、防火への理解を深めてもらいたい。」と話していました。
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上農生 春日公園にウッドステージ設置へ
南箕輪村の上伊那農業高校の里山コースの2年生は、伊那市の春日公園に設置するウッドステージを作っています。
20日は、上伊那農業高校で生徒たちが木材の加工を行いました。
木材は、上伊那産のヒノキです。
この日は土台部分になる木材に、つなぎ合わせる為の加工を行いました。
生徒たちは、長野県建築士会上伊那支部の会員から教えてもらいながら作業をしていました。
上農では今年度までの3年間、春日公園噴水跡地の整備を行いました。
来年度は、ウッドステージを設置します。
ウッドステージは、秋ごろに完成予定です。
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(有)スワニー 3Dプリンター寄贈
伊那市富県で製品設計開発を行う有限会社スワニーは、3Dプリンター1台を20日に、障がい者多機能型事業所に贈りました。
この日は有限会社スワニーの橋爪良博社長が輪っこはうす・コスモスの家を訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に3Dプリンター1台を贈りました。
贈られた小型の3Dプリンターは、スワニーが家庭向けに開発したものです。
おもちゃやペン立てなど1,200種類を作ることができます。
万が一口に入れても害がないよう、植物由来の樹脂を使用しています。
樹脂とプリンター合わせて6万円ほどです。
輪っこはうす・コスモスの家では、スワニーの製品の組み立てや梱包などを利用者が行っています。
利用者の仕事の幅が広がるようにと、今回初めて寄贈しました。
輪っこはうす・コスモスの家では、間に合えば高遠さくら祭りで販売する商品を作っていきたいとしています。
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アートギャラリーミヤマで二人展 風景写真と書の合作
伊那市山寺の写真愛好家、伊藤好幸さんと、美篶の書家、山岸美峰さんの二人展が、伊那市西町のアートギャラリーミヤマで開かれています。
伊藤好幸さんと、山岸美峰さんの「ないす書っと二人展」は10年ぶりの開催で、今回が2回目です。
会場には伊藤さんの風景写真に山岸さん自作の詩の書が加えられた作品、18点が展示されています。
伊藤さんが伊那を中心に各地で撮影した風景写真を山岸さんに送り、山岸さんがそれに書を合わせて制作しました。
およそ15年前に、山岸さんが開いたペン習字教室に伊藤さんが参加したことがきっかけとなり、一緒に作品を作るようになりました。
伊藤さんのお気に入りだというこちらの作品は、入笠山の山道で撮影したものです。
展示は3月8日(土)まで開かれています。
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西春近北小 能登半島地震の被災地に義援金贈る
伊那市の西春近北小学校5年けやき組は、育てたもち米を販売した売り上げの一部を義援金として能登半島地震の被災地へ19日に贈りました。
19日は、代表児童から伊那市社会福祉協議会の職員に義援金2万3,691円が手渡されました。
西春近北小学校の視聴覚室で5年けやき組の28人が出席し贈呈式が行われました。
今回の義援金は市社協を通して社会福祉法人石川県共同募金会へ贈られます。
石川県共同募金会の永下和博専務理事がオンラインで参加し、感謝の言葉を述べました。
西春近北小5年けやき組は総合学習の時間で、去年5月に近所の田んぼで田植えをし、水の管理などを行いました。
10月に稲刈りと脱穀を行い、育てたもち米は参観日や行事で販売しました。
売り上げを修学旅行の資金の一部に充てる予定でしたが、11月に能登半島地震の災害について講演を聞いた児童たちは、被災地に役立ててほしいと考えました。
募金を保護者に呼びかけ、売り上げの一部とあわせて義援金を贈ることにしました。
石川県共同募金会では、義援金を被災者の生活支援に活用していくとしています。
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「里山整備のきっかけに」勉強会開催
里山の利用や整備方法を学ぶ勉強会が伊那市の伊那市役所で5日開かれました。
勉強会には区の役員や林業関係者などおよそ80人が参加しました。
事例紹介では、西箕輪薪の会の金井渓一郎会長が西箕輪公民館に設置されたストーブに薪を供給する活動について紹介しました。
金井会長は、「間伐で山に放置された木材を所有者の許可を得て搬出し、薪として利用している。放置された木材を利用することで、山の整備が進み、環境が改善される」と話していました。
伊那市では、里山の利用や整備方法を学び、活動のきっかけにしてもらおうと勉強会を開いていて、今回で2回目です。
勉強会ではほかに、県の職員が補助制度について説明をしました。
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伊那ビデオクラブ作品で平成を振り返る
ビデオ愛好家で作る伊那ビデオクラブの作品を観て平成を振り返る講座が伊那市のニシザワいなっせホールで18日開かれました。
伊那ビデオクラブの赤羽仁会長が講師となり、会員が平成の時代に制作した9作品を紹介しました。
このうち、平成11年・1999年に制作されたこの作品は、長野オリンピックの聖火リレーの様子が撮影されています。
平成13年・2001年制作のこの作品は、伊那市西箕輪のお盆の行事「百八灯」の様子をまとめています。
伊那ビデオクラブは平成5年・1993年に発足しました。
現在会員は12人で、今後は市内小中学校の校歌の映像化を目指しているということです。
この講座は、まほらいな市民大学の講座として開かれ、59人が参加しました。
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伊那養護学校 接客技能検定
特別支援学校高等部の生徒の働く意欲を高めるための技能検定大会伊那会場が18日に、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
技能検定大会には「清掃部門」「喫茶サービス部門」「食品加工部門」があります。
この日は喫茶サービス部門の審査が行われ、伊那養護学校高等部の生徒、16人が参加しました。
大会では、身支度や接客態度が評価されます。
参加した生徒は、客役の関係者に飲み物の注文や提供を行いました。
審査員を務めたのは、箕輪町の飲食店店主、藤澤久美子さんです。
去年12月から生徒への指導も行ってきました。
技能検定大会は、特別支援学校の生徒の働く意欲や力を高めようと、県教育委員会が開いています。
喫茶サービス部門は県内5会場で開かれています。
10段階で評価され、後日参加した生徒全員に認定証が贈られます。
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旧井澤家住宅 ひな祭りでひな人形の展示
伊那市西町の旧井澤家住宅で、3月3日の桃の節句を前に、雛人形展が開かれています。
旧井澤家住宅には、地域住民から寄贈された段飾りや、吊るし雛など、ひな祭りにちなんだ品が展示されています。
この展示は旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が行っていて、今年で18回目です。
今年初めて展示している、土で作られた雛人形です。
中には面長の男雛もあり、江戸時代に作られたということです。
タペストリーは、御園の宮下文子さんの作品です。
吊るし雛の飾りが布に縫い付けられています。
花嫁衣裳も展示され、中には親子三代が結婚式で着たものもあります。
展示は3月3日まで行われます。
23日には雅楽の演奏会が、3月2日には甘酒の振る舞いが行われます。
入館料は大人200円、高校生以下は無料です。
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長谷棚田まつりの写真展開催
去年8月に伊那市長谷で行われた「棚田まつり」の写真展が、伊那図書館で今日から始まりました。
会場には、棚田まつり当日に撮影された写真、およそ60枚が展示されています。
出店を訪れる人々や神輿を担ぐ子どもたち、田楽座の公演や、夜に行われた「虫送り」の様子など、一日の流れに沿って並べられています。
棚田まつりは、中尾を中心に長谷で輸出用の米を栽培する農業法人Wakka Agriが、過疎化が進む中尾を盛り上げようと、開催しました。
会場ではWakka Agriの米栽培の様子や、創設からの歩みなども展示されています。
22日(土)には棚田まつりの主催者によるトークイベントが行われます。
写真展は23日(日)まで開かれています。 -
伊那市2050年5万8千人目標
伊那市地方創生総合戦略審議会が18日に市役所で開かれ、2050年の目標人口を5万8千人とする案が示されました。
伊那市の人口は2月1日現在6万4,817人となっています。
国勢調査を基にした2050年の人口推計はおよそ1万9千人減少する4万6千人となっています。
この日示された第3期地方創生人口ビジョンの案では2050年の目標人口をおよそ5万8千人としています。
合計特殊出生率は2023年の1.37に対して2.07。
社会動態は転出76人に対して転入300人を目標としています。
人口減少対策のための3つの基本的視点として「結婚・出産・子育て支援等による人口減少の抑制」「転出抑制と転入増加による社会動態の増加」「持続可能な産業振興とまちづくり」を推進するとしています。
第3期地方創生人口ビジョンはパブリックコメントを行ない、3月下旬に審議会で決定し公表される予定です。 -
春の高校伊那駅伝をPRする文字が堤防にお目見え
伊那市美篶の矢島信之さんは、3月23日に市内で開かれる春の高校伊那駅伝をPRしようと、コース沿いの堤防に「文字」を16日にかきました。
ナイスロード沿いの高さ4mの霞堤防には、およそ100mにわたり「日本一のEKIDEN3・23」と書かれています。
文字を書いたのは、美篶青島の矢島さんです。
矢島さんは、工事用のネットを使い、16日に半日かけてPR文字を設置しました。
堤防の桜の木が8メートル間隔で植えられていることから、それを目印に文字のバランスをとっているということです。
春の高校伊那駅伝は、3月23日日曜日に開かれます。 -
お笑いライブ 大ひょうきん展開催
伊那ケーブルテレビの番組でもおなじみの松川町在住のお笑い芸人松尾アトム前派出所さんによるお笑いライブ「大ひょうきん展」が、15日に、伊那文化会館で行われました。
松尾さんは、りんご農家を営みながら大手芸能事務所タイタンに所属し活動しているお笑い芸人です。
大ひょうきん展は、松尾さんを応援する伊那市と松川町の有志でつくる実行委員会が、初めて企画したものです。
ライブには4組が出演しました。
トップバッターは、モグライダー。
次に登場したのは、街裏ぴんく。
過去にダンス・ボーカルグループEXILEのオーディションを受けた際のエピソードを話しました。
3番目に登場した日本エレキテル連合は、2014年に流行語大賞にも選ばれた持ちネタを披露しました。
トリを務めたのは、松尾さん。
農作業中に聞いていたラジオで気づいたことを話しました。
用意したチケットは完売し、およそ400人が訪れたホールは笑いに包まれていました。
実行委員会では、「松尾さんの魅力を改めて知ってもらえる機会になったと思う。今後もこのような機会を作っていきたい」と話していました。
なお、松尾さんが出演している伊那ケーブルテレビの番組「松尾アトム前派出所の瞬間メタル」は、毎週火曜日の午前11時40分ほかで放送しています。 -
伊那広域シルバー人材センター 作品展開催
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品の展示会が、今日から、伊那市西町の伊那広域シルバー人材センターワークプラザで始まりました。
会場には、会員27人の作品およそ120点が展示されています。
作品は、盆栽、折り紙、絵画、手芸、工芸作品など様々です。
出展している会員は、毎年この展示会を楽しみに、年末ごろから制作に取り組んでいるということです。
伊那広域シルバー人材センターは、伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の60歳以上が対象で、1月末時点で、589人の会員がいます。
人材センターの竹村典幸事務局長は、「この作品展を通して、人材センターは仕事を紹介するだけでなく、人々のつながりを作る場所だと知ってほしい」と話していました。
作品展は、20日(木)まで開かれています。 -
伊那市山寺で下草火災
15日午後1時32分に伊那市山寺で下草を焼く火事がありました。
この火事によりけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市山寺の休耕地です。
下草約92平方メートルが焼けたほか隣接する休耕地の下草約247平方メートルと電柱の支線ガードが焼けました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では下草を燃やしていた火が燃え広がったものとみて調べを進めています。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
伊那谷の天竜川水系で、渓流釣りが16日、解禁となりました。
伊那市の天竜川では、愛好家たちが釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合では、解禁に合わせ、アマゴの成魚400キロを放流しています。
天竜川漁協の伊藤伸一組合長です。
まぐろなどの餌を使い、初日から大物を狙います。
なかなか釣り上げることができず、場所を変えながら待つこと1時間半。
体長50センチのニジマスを釣り上げました。
遊漁料は、年間券が7,700円、一日券が1,650円です。
渓流釣りの期間は、9月30日までとなっています。 -
地震体験車で震度7の揺れを体験
防災意識を高めてもらおうと、地震体験車による体験会が伊那市のベルシャイン伊那店駐車場で15日行われました。
15日はベルシャイン伊那店の駐車場に地震体験車が設置されました。
地震体験車では南海トラフ地震を想定したものなど、震度7までの揺れを体験することができます。
親子連れは、体験車に乗り込むと机の脚にしっかりとつかまっていました。
この体験会は、訪れた人たちに防災意識を高めてもらおうと、伊那市が開きました。
地震体験車による体験会は、16日も午前9時30分から11時30分までMEGAドン・キホーテUNY伊那店で行われます。
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能登を支援 髙橋さん経験語る
能登半島地震にボランティアとして携わってきた髙橋博之さんの座談会が伊那市東春近のゲストハウス「赤石商店」で15日に開かれました。
座談会は「能登の未来は日本の未来」をテーマに開かれました。
髙橋さんは岩手県石巻市出身で去年1年間、石川県能登半島で被災地を支援し復興に携わってきました。
座談会で髙橋さんは被災者と対話をする中で感じたことを話しました。
髙橋さんは「高齢化している地域の復興は人手が不足します。そのため地域の外の人の支援が必要になります。災害が発生する前から関係人口を増やすことが早い復興につながります」と話していました。
座談会は新しい地域づくり活動を行う市民団体「伊那谷アライアンス」が開いたものです。
団体の代表で元伊那市の地域おこし協力隊の齋藤俊介さんがボランティア活動を通して髙橋さんと知り合ったことから今回の座談会が開かれました。
座談会にはおよそ30人が集まりました。 -
園児が親子で箸作りに挑戦
伊那市の竜西保育園の園児が保護者と一緒に14日に箸作りに挑戦しました。
年長の園児23人が保護者に手伝ってもらいながらヒノキの箸を作りました。
箸作りを教えたのは保育園がある荒井区で8年前まで大工をしていた小池貴彦さんです。
小池さんは現役を引退した8年前から端材を使って箸作りをしています。
園児は小池さんが1センチ角の木から箸を削り出す様子を見学していました。
木の香りをかいでいる様子も見られました。
園児たちは小池さんが用意した木を紙やすりで角をとって仕上げていました。
この日は小池さんの他にしめ縄飾りの作り方を去年12月に園児に教えた北原文明さんも来ていました。
しめ縄飾りを作るときに小池さんの作った箸を北原さんが園児に贈りました。
その後、園児は2人を招いて歌でお礼をして、箸をきっかけに木について学習したということです。
今回の箸作りは作り方を学ぼうと保育園からの依頼があって行われたものです。
竜西保育園では「木に触って、香りをかぐことで木のぬくもりを感じてほしい」と話していました
箸は園児がそれぞれ3膳作り、家に持ち帰ったということです。