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県議会議員と市民意見交換
県議会議員と伊那市民が意見交換する「こんにちは県議会です」が30日、伊那市内で開かれました。
意見交換会には、地元選出の県議会議員など11人と市内4つの団体からは19人が参加しました。
はじめに、4団体がグループ毎に活動の経過や事例発表を行い、その後、意見を交わしました。
新山定住促進協議会は、平成26年度の新山保育園再開後も、子育てや移住定住のサポートを継続して行っています。
今後望む支援策について、会のメンバーは「移住希望者の中には仕事を探すことに苦労し移住を断念してしまう人もいる。将来AI化が進み仕事が無くなることも考えられ、それらを見据えた政策を県には考えてもらいたい」と話していました。
議員からは「以前より新山地区の住民が積極的に活動できている要因は何か」との質問があり、会のメンバーは「少子化に向き合い住民同士励まし合いながらやってきたことが大きなポイントだった」と話していました。
他の団体からは、空き家対策や子ども達の通学に対する支援、補助金に関する要望などが出ていました。
「こんにちは県議会です」は、身近で開かれた県議会をめざすことを目的に毎年開かれていて、伊那市での開催は初めてです。 -
12月1日に中心商店街で子どもカフェ
子どもの居場所づくりに取り組んでいる上伊那地域子ども応援プラットフォームは、12月1日に伊那市の中心商店街で子ども食堂や遊びの場を提供するイベントを行います。
29日夜には、伊那市通り町のコミュニティーカフェ・セジュールで実行委員会が開かれ、当日に向けた準備の状況を確認しました。
12月1日のイベントは、伊那まち丸ごと子どもカフェ。
中心商店街のシマダヤの1階が子ども食堂になります。
200人分のカレーライスとサラダが提供されます。
2階は、遊びの広場で、段ボールでまちをつくったり、体を動かして楽しむゲームが計画されています。
このほかに、通り町1丁目商店街では、お店を探検しながらのビンゴ大会やセントラルパークでは、クリスマスのオーナメントづくりをして飾り付けをします。
主催する上伊那地域子ども応援プラットフォームは、上伊那各地で子どもに関わる活動をしている団体が連携した組織で、楽しみながら、あたたかな人と人のつながりを築こうと、このイベントを計画しました。
代表運営委員の古畑克己さんは、「大人も一緒に楽しみながらつながりをつくりたい」と話しています。
イベントの実行委員会では、子ども食堂で提供される野菜の寄付や遊びのコーナーなどでお手伝いしてもらえるスタッフを募集しています。
お問合せは、NPO法人子ども・若者サポートはみんぐ(電話/FAX 76-7627)までお願いします。 -
兜で高遠城址の歴史知る
もみじ祭りが行われている伊那市高遠町の高遠城址公園で、兜を作って地域の歴史を知るイベントが、11月3日と4日に開かれます。
29日は、イベントを前に高遠保育園の年長園児およそ30人を招き、当日と同じ紙を使って兜を作りました。
イベントは、子ども達に高遠城址公園の歴史を知るきっかけにしてもらおうと、伊那市観光協会などでつくる高遠城址もみじ祭り実行委員会が初めて企画しました。
60センチ四方の厚紙を使って、折り紙の要領で兜を折ります。
できあがると、武田家や保科家など高遠に縁のある家紋を張って完成です。
園児らは、早速兜をかぶり桜雲橋の前で勝どきをあげていました。
3日と4日のイベントでは、小学生以下の子どもは無料で兜をつくることができます。
兜をかぶって高遠町の商店街に行くと、お菓子がもらえる他、歴史博物館では火縄銃を持って写真を撮ることができます。 -
地蜂の巣重さを競うコンテスト
地蜂と呼ばれるクロスズメバチを育てその巣の重さを競うコンテストが、伊那市西箕輪のみはらしファームで28日に行われました。
段ボールに入れられた巣に煙幕を焚き地蜂を気絶させます。
しばらくしたら蓋を開け中から巣を取り出します。
今年のコンテストには伊那市を中心に上伊那や諏訪地域の19人がエントリーし27個の巣が集まりました。
取り出した巣は測りに乗せて重さを確認します。
巣は中にいる蜂の子を食べるために1キロ8千円で販売され、訪れた人たちが品定めしていました。
審査の結果、駒ヶ根市の吉村昇さんが3.596キロで優勝しました。
コンテストは伊那市地蜂愛好会が発足した平成9年の翌年から毎年行われていて今年で21回目になります。
愛好会では「伊那谷の伝統文化の蜂追いを後世に伝えていきたい」と話していました。
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高遠城址公園でそばイベント
伊那市の5週連続そばイベントの第3弾と4弾、「山麓一の麺街道フェスタ」と「高遠そば」新そばまつりが、高遠城址公園で開かれています。
山麓一の麺街道フェスタでは、国道361号沿いの伊那・木曽・岐阜県高山名物の麺料理が1杯500円で提供されました。
木曽地域からは、とうじかごに入れたそばをつゆにくぐらせるとうじそば。
岐阜県高山市からは細いちぢれ麺とあっさり醤油スープが特徴の高山ラーメン。
伊那からはおなじみのそばやローメンが登場。
昼時には訪れた人たちが味わっていました。
山麓一の麺街道フェスタは明日まで開かれています。
高遠閣では「高遠そば」新そばまつりが行われています。
高遠そばの会、高遠そば打ち愛好会、弥勒そばの会のメンバーが打ったそばが、辛み大根と焼きみそ付きで提供されました。
そば粉は地元高遠と長谷地区で採れた新そばです。
「高遠そば」新そばまつりは11月4日まで行われます。
もみじが色づき始めた公園内では、あわせて「高遠城址もみじ祭り」も開催されています。
期間は11月4日までで、期間中は、菊花展や特産品の販売が行われます。
もみじの見ごろは来月上旬から中旬だということです。
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伊澤修二記念音楽祭 功績を顕彰
現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を顕彰する「伊澤修二記念音楽祭」が27日開かれました。
第一部は高遠町文化体育館で、高遠町を中心に小中高校生が出演しました。
オープニングファンファーレとして、高遠小学校お囃子クラブがオリジナルの「高遠コヒガンばやし」を演奏しました。
東京芸大音楽学部の佐野靖教授のアイデアを元にお囃子クラブが作曲しました。
高遠北小学校の5年生は音楽劇「じごくのそうべえ」を披露しました。
綱渡り中に足を滑らせ地獄行きとなった軽業師のそうべえが生き返ろうとする物語です。
高遠高校は、明治時代につくられた上伊那の地理や歴史を歌った曲「上伊那地理歴史唱歌」を披露しました。
伊澤修二は伊那市高遠町出身で、東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代校長を務め、現代音楽教育の基礎を作ったとされています。
音楽祭は、昭和62年に東京芸大の創立100周年を記念して開かれ、今年で32回目となります。
第2部は、伊那文化会館で開かれ、東京芸大シンフォニーオーケストラの演奏に合わせ、市内の中学生合唱団が歌声を披露しました。
演奏会の模様は、第1部は11月17日から、第2部は24日から、ご覧のチャンネルで放送します。
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ハロフェスいな 仮装でパレード
伊那商工会議所青年部が企画したハロウィンイベント「ハロフェスいな」が伊那市の中心市街地で27日に行われ仮装した子ども達で賑わいました。
会場となったセントラルパークには多くの親子連れが訪れました。
午後1時半からは仮装大賞に参加した子ども達がステージに並び衣装をお披露目しました。
今年は保育園児から小中学生まで89人がエントリーしたという事です。
ハロフェスいなは、子ども達に地域の魅力を知ってもらい故郷に愛着を持ってもらおうと伊那商工会議所青年部が行ったものです。
毎年ハロウィンイベントを行っていて今年で4年目になります。
会場には屋台や仮装用のメイクができるブースが並んだほか、9年後開通予定のリニア中央新幹線の模型を作るコーナーが設けられました。
青年部では「楽しみながら地域の未来を感じてもらいたい」と話していました。
仮装した子ども達はセントラルパークからいなっせ前までをパレードし、商店主からお菓子をもらっていました。
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セミナーで健康経営を学ぶ
従業員の健康を経営資源ととらえ健康づくりに積極的に取り組む事業所を増やそうと、伊那商工会議所は、26日に「健康経営」を学ぶセミナーを開きました。
セミナーには伊那商工会議所の会員事業所から35人が参加しました。
「健康経営」は従業員の健康づくりに積極的に取組む経営手法の事で、優良な企業を、国や経済団体、医療関係団体などでつくる日本健康会議が認定しています。
セミナーは市内で認定企業を増やそうと開かれたもので、職場でできる簡単なストレッチ体操を伊那市総合型地域スポーツクラブの山岸洋子さんが紹介しました。
山岸さんは、「自然に心がリラックスしてくるので笑顔をつくり背筋を伸ばして深呼吸しましょう」とアドバイスしていました。
県内では、29の事業所が健康経営優良法人として認定されていて、このうち上伊那は3事業所です。
伊那商工会議所では、今年度、職場でできるオリジナルのストレッチ体操を考案するほか、ウォーキングイベントなどを開催して認定企業を増やしていきたいとしています。
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組曲「仁科五郎盛信」児童が演奏
伊那市の東春近小学校で音楽会が26日に開かれ6年西組の児童は高遠城での武田軍と織田軍の戦いをテーマにした組曲「仁科五郎盛信」を演奏しました。
この曲は伊那市の音楽家伊藤聡さんが作曲したものです。
幼い頃、祖父から聞かされた盛信の話を題材に高遠城での戦いや騎馬が駆け抜けるシーンなどをイメージして作りました。
原曲は20分ありますが、今回は小学生でも演奏できるよう6分に編曲しました。
伊藤さんと東春近小学校の音楽教諭が親しい事から6年西組の児童が演奏する事になりました。
子ども達は、音楽会に向け9月から練習を始め、高遠城の戦いについても勉強してきたという事です。
音楽会では1年生から6年生までの各クラスや学年ごとの発表、PTAによる合唱なども行われました。 -
IoTを使ったセンサーシステム紹介
IoT実践塾が25日伊那市の伊那商工会館で開かれ工場の生産設備や温度管理をセンサーシステムで行うことによるメリットなどが紹介されました。
IoT実践塾では埼玉県の沖電気株式会社の社員が講師を務め、あらゆるものをインターネットでつなぐ技術、IoTを使ったセンサーシステムについて話をしました。
沖電気の講師はセンサーシステムについて「24時間自動運転している生産設備の故障をどこにいてもリアルタイムで把握し素早く対処できるほか高精度な温度管理や工場内の防災対策システムとしても活用できる。」と話していました。
IoT実践塾はその技術を活用することで企業の収益アップや作業の効率化を進めようと伊那市と伊那商工会議所が開いたもので
製造業者など約20人が参加しました。 -
信州の名工 宮原宏さん
卓越した技能をもち、県内産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に、伊那市手良の宮原畳店社長、宮原宏さんが選ばれました。
宮原さん「一生懸命今までやってきたことがここで認められたのかな。ありがたいと思っています」
伊那市手良沢岡の宮原宏さん78歳。
宮原畳店を一代で築きました。
昭和31年、中学校卒業後に東京都の畳店に弟子入りし、7年間住み込みで修行をしました。
当時の親方には、“お客様に信頼してもらうこと”を1番に教えられたということです。
「何分で信用されるか、自分の努力次第。なかなか入れないところへ行く。上座敷・下座敷はやたらな人は普通じゃ入れない。仕事を頼まれているから入れるけれど、そこへ正々堂々と『いいですよ』と軽く言われる人にならないと」
修行後は地元の伊那市へ戻り、昭和41年、26歳の時に独立。
33歳の時には、1級技能士の資格を取得するための大会に出場し、早さや正確さなどの総合的な評価で38人中1位となりました。 -
小黒川スマートインター1年間で70万台超
去年9月30日から利用が始まった中央自動車道の小黒川スマートインターチェンジは、1年間で70万台を超える車両が利用し、1日の平均は1900台でした。
小黒川スマートインターチェンジは、去年9月30日から利用が始まり、今年9月30日までの1年間で、70万700台が利用しました。
1日の平均利用台数は1,900台で、当初想定していた1,600台を上回りました。
利用台数が予想を上回ったことについて伊那市では、市役所をはじめとする市街地への距離が近いほか、高遠などの観光地に行くにも利便性が良いことが考えられるとしています。
また開通当初1600台ほどだった利用は、今年9月には2,200台とおよそ1.5倍に増えているということです。
2020年度末には、平成大橋の西の端と小黒川大橋付近を結ぶ環状南線も開通が予定されていることから、伊那市ではさらにアクセスの向上に努めていきたいとしています。
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国内初 トンネル内で自動運転実証実験
今年度伊那市長谷で行われる自動運転サービスでは、国内初となるトンネル内の実証実験が行われます。実証実験を前にルートとなっている高遠町の白山トンネル内では運行中の車両位置を補助する磁気マーカの設置作業が、今日と明日の2日間行われています。
25日は、白山トンネル内のの600メートル区間を片側通行止めにして、道路上に磁気マーカを埋め込む作業を行っていました。
磁気マーカは2メートルごとに埋められ、特殊な樹脂を流し込んでいました。
磁気マーカによる自動運転は、道路に埋めた磁石から出る磁気を、車に搭載したセンサーで読み取って走行するシステムです。
自動運転バスは、通常、携帯電話回線を利用してリアルタイムで位置情報を測定する方法で運行しますが、トンネル内は電波が届きにくいため、磁気マーカで走行します。
伊那市によるとトンネル内での自動運転の実証実験は、国内で初めてだということです。
自動運転バスは、1日3本運行し、道の駅南アルプスむら長谷を出発、長谷総合支所、高遠町のJA上伊那東部支所を通って、道の駅に戻るルートです。
実施時期は未定ですが、期間は4週間で、実証実験中は、交通手段として継続的に利用が可能です。
乗車にはICカードが必要で、南アルプスむら長谷・長谷総合支所で29日から登録することができます。
なお作業は、26日も片側車線を通行止めにして行なわれます。
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来月4日に森JOY
森で遊び森を知り森で食べるイベント森JOYが伊那市のますみヶ丘平地林で来月4日に開かれます。
企画の一つ「森のコンサート」に出演する長谷中学校の生徒は24日、長谷公民館で練習を行いました。
イベントは「森と歓喜する」をテーマに伊那市50年の森林ビジョンを推進する伊那市ミドリナ委員会が企画したものです。
イベントの一つとして森のコンサートが開かれます。
24日は、出演する長谷中学校1年生が長谷公民館で事前練習を行いました。
指導には、世界で活躍するバリトン歌手の高橋正典さんと伊那市出身のピアニスト平澤真希さんがあたりました。
長谷中の生徒が歌う曲は、去年の伊那市のプロモーション映像に使われた「森のこえ」です。
伊那市芸術文化大使でミドリナ委員会の委員長を務める柘植伊佐夫さんが作詞したオリジナル曲で、生徒たちは長谷小学校6年生の時に歌声を録音しています。
平澤さんの伴奏に合わせて生徒たちが歌い、高橋さんがポイントをアドバイスしていました。
コンサートでは、伊那北高校の合唱部の演奏の他、高橋さんと平澤さんの共演も予定されています。
森JOYは来月4日に伊那市のますみヶ丘平地林で午前10時から開かれます。
コンサートの他、木工教室や飲食ブースなどが設けられることになっています。
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実証実験バス利用 29日から登録開始
国土交通省は、伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点とした自動運転の実証実験で、自動運転バスに乗車し、アンケートに協力する利用者の登録を29日からはじめます。
実証実験の実施時期は未定ですが、4週間にわたり実験が行われる予定です。
国土交通省では今後の実用化に向けての参考とするため、バスの利用者に登録してもらい、アンケート調査を行います。
利用には、事前の登録が必要で、登録者にはICカードが配布されます。
登録は道の駅南アルプスむら長谷ビジターセンターか、長谷総合支所で行うことができます。
登録は、29日から実験終了日まで受け付けるということです。
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伊那市 障がい者雇用1人多く報告
中央省庁の障がい者雇用水増し問題を受け、長野労働局は2017年6月の県内行政機関などの障がい者雇用状況を再点検し、改めて発表しました。
それによると、伊那市では実際の人数より1人多く報告していたことがわかりました。
2017年6月現在、伊那市では998人の職員に対して、障害者雇用促進法で22人の雇用が義務付けられていました。
市が提出した報告では、雇用者数21.5人となっていましたが、雇用時間が基準に達していない障がい者がいたことから、実際は20.5人だったということです。
市では「任用基準の確認不足だった。今後は確認を徹底していきたい」としています。 -
「霜降」 出征大イチョウ見頃
23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。霜が降り、紅葉が始まる頃とされています。
伊那市西春近細ヶ谷では、グラウンド横にある大イチョウが見頃を迎えています。
戦時中、西春近公民館の横にあったこのイチョウに、出征兵が手を合わせていたことから「出征大イチョウ」と名付けられ、昭和53年にこの場所に移植されました。
西春近公民館によると、見頃は11月上旬までだということです。 -
市ブロック塀撤去補助 交付15件
大阪北部地震によるブロック塀の倒壊を受けて、伊那市が先月から行っているブロック塀の撤去補助の相談件数は1か月で39件、そのうち交付件数は15件だったことがわかりました。
伊那市のまとめによりますと、先月19日の制度開始から今月19日までの1か月間で、相談件数が39件、交付が決まったものが15件で、交付金額は115万円となっています。
15件の内、13件は高さ60センチから上の部分だけを撤去する「部分撤去」だということです。
伊那市では公道に面した高さ60センチ以上のブロック塀を対象に撤去補助を行っていて、補助額は工事費の2分の1で、最大10万円となっています。
なお、箕輪町では今月から受付を開始し、申請が2件、交付決定はなし、南箕輪村では先月上旬から受付を開始し、申請が2件、交付決定が1件だということです。 -
バス新山線 廃止の方針
24日に伊那市役所で地域公共交通会議が開かれ、富県新山地区を走るバス路線「新山線」を来年度廃止する方針が示され承認されました。
伊那市地域公共交通会議で新山線廃止を含む来年度の運行計画案が示され承認されました。
委員で伊那バス㈱の藤澤洋二社長が新山線の廃止申し入れについて説明しました。
運行する伊那バスでは、利用者の減少や運転手不足などの現状から、廃止したい考えを9月に伊那市に申し入れしていました。
新山線は、新山地区から西町の伊那バス本社を結ぶ路線で、現在は朝と夕方の1日2便運行しています。
主に、新山地区に住む東部中学校の生徒が利用しているもので、生徒11人中、1日に2~3人の利用があるということです。
ほとんどの生徒は自家用車での送迎で、中学生以外の一般の利用は月に4~5人程度だということです。
廃止になった場合、利用している中学生については、教育委員会でスクールタクシーの運行を検討し、一般の利用については、新山・桜井・貝沼線などの利用を促し対応するとしています。
なお計画案に示された、西箕輪線の今後については、路線が含まれる南箕輪村と協議し検討するとしています。 -
県道伊那駒ヶ岳線の通行止め解除
台風24号による土砂崩落で通行止めとなっていた伊那市荒井内の萱の県道伊那駒ケ岳線の通行止めが23日解除されました。
通行止めとなっていたのは県道伊那駒ケ岳線の内の萱公民館から先です。
台風24号の影響で倒木や土砂の流出があり今月1日から通行止めとなっていました。
道路を管理する伊那建設事務所は土砂の撤去作業が終わり安全が確認されたとして23日午後3時に通行止めを解除しました。
伊那建設事務所では周辺に土石流センサーを設置していてサイレンが鳴った時には通行しないよう呼び掛けています。
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海外販売用の米を味わう
伊那市長谷で海外販売用の米を育てているWakka Agriは、お世話になった地域の人たちを招いての感謝祭を21日、中尾座で開きました。
21日は、今年収穫した米をつかった、五平餅と鹿肉が入った炊き込みご飯が用意され、中尾地区の住民が味わいました。
Wakka Agriでは去年から伊那市長谷非持で試験的に胚芽の量が多いカミアカリという品種を栽培しています。
2年目の今年は、長谷中尾の圃場を借り栽培面積を広げ、およそ4トンの米を収穫しました。
感謝祭は、海外へ輸出している米を味わってもらおうと企画しました。
報告会で、Wakka Agri代表の出口友洋さんは、「去年ハワイで販売したところ収穫した長谷の米は、1か月も経たないうちに完売となった。」と話していました。
長谷で収穫した米は、ハワイ・香港・シンガポール・台湾・ニューヨークで販売することになっています。
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まほらいな市民大学同窓会 展示
伊那市のまほらいな市民大学の同窓会作品展が、22日と23日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、俳句や押し花などの作品の他、ゴルフや歴史めぐりなど同好会の活動をまとめた資料などが展示されています。
また、今年から同窓会員個人が趣味で取り組んでいる生け花やパッチワーク、写真などの作品も展示されています。
まほらいな市民大学同窓会は、市民大学を卒業した人たちでつくる集まりで、330人ほどが会員となっています。
1人で3つから4つのクラブを掛け持ちする人もいるということで、会では生きがい作りの場になっていると話します。
作品展は23日まで、いなっせ2階の展示ギャラーで開かれています。 -
11月に明治150年記念コンサート
今年は、明治元年から数えて満150年の年となります。
これを記念したオルガン・ピアノコンサートが、11月17日と18日の2日間、伊那市の創造館で開かれます。
22日は、当日演奏を披露する伊那市出身のピアニスト平澤真希さんが、コンサートの概要を説明しました。
コンサートで使用するオルガンは、創造館の倉庫にあったものを今年修理したものです。
昭和12年に作られた日本製のもので、戦争により翌年から日本では楽器の製造ができなくなったことから、音楽関係者も注目する貴重なものだということです。
音の強弱や高低を変えるレバーが付いています。
コンサートは、2日間の日程で行われます。
初日の11月17日は「歌でつづる日本・ドレミの歴史」と題し、園児や小学生でも楽しめる曲を中心に、平澤さんの演奏と伊那北高校合唱部の歌、映像で日本の音楽の歴史に触れます。
2日目は、「オルガンとピアノのための平澤真希リサイタル」で、クラシックやオリジナル曲など15曲ほどを演奏します。
オルガンの他に、ピアノは伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんが愛用していたものを使用するということで、平澤さんは「楽器それぞれの持ち味が十二分に生きる演奏を心掛けたい」と話します。
入場料は、両日とも大人2,000円高校生以下は無料で、定員は各120人です。
2日目は小学生以上が対象となっています。
伊那市創造館 72-6220 -
山田姉妹と女声合唱グループ エーデルワイス
テレビやラジオに出演しているソプラノデュオ、山田姉妹と地元の女声合唱グループエーデルワイスのジョイントコンサートが22日伊那市のいなっせで開かれました。
山田姉妹は神奈川県出身で姉の山田華さんと妹の麗さんは二卵性の双子です。
共に音楽大学の声楽科を卒業後テレビやラジオに出演している
ほかコンサートを開くなど音楽活動を行っています。
ジョイントコンサートでは地元の女声合唱グループエーデルワイスも澄んだ歌声を披露しました。
指揮者の横山奏さんは2012年に伊澤修二記念音楽祭で伊那を
訪れて以降、伊那の合唱グループの指揮を務めるなどして交流が
続いています。
横山さんは今月14日に開かれた東京国際音楽コンクール指揮者部門で2位入賞を果たしています。
山田姉妹・エーデルワイスジョイントコンサートには満席となる
約300人が訪れ澄んだ歌声に耳を傾けていました。
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信州伊那新そばまつり
標高800メートルで採れた地元産の新そばが味わえる信州伊那新そばまつりが伊那市西箕輪のみはらしファームで20日と21日の2日間行われています。
信州伊那新そばまつりでは、標高800メートルで育てた西箕輪産のそば粉を主に使った新そばが1杯500円で提供されました。
せいろそば、かけそば、焼き味噌を溶いた辛つゆで食べる行者そばの3種類が2日間で4千食用意されました。
昼時には多くの人が訪れ行列ができていました。
会場ではそば粉の割合などを食べ比べてあてるソバリエコンテストが行われ、10人の参加者のうち4人が正解しました。
伊那市では、信州そば発祥の地伊那をPRする五週連続のそばイベントを14日から行う予定でしたが、荒井区内の萱での行者そば祭りが台風による土砂流出の影響で中止となったため、今日が初日となりました。
みはらしファームの信州伊那新そばまつりは明日まで行われます。
5週連続のそばイベント、次回は27日からは高遠城址公園で山麓一の麺街道フェスタと「高遠そば」新そば祭りが始まります。
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地元の資源活用し商品開発
伊那市高遠町の住民有志でつくる伊那東部山村再生支援研究会は、東京農大などと連携し、地元の森林資源を使って「炭・アロマ多機能空調器」の商品化を進めています。
20日はクスノキ科の落葉樹クロモジが自生する高遠町藤沢の山林で、東京農業大学の菅原泉教授らが、林内の光の量を調査しました。
クロモジの枝の断面からはさわやかな香りがし、蒸留することで精油を精製できます。
伊那東部山村再生支援研究会は、これまで使われていなかった森林資源を有効活用しようと、東京農大や企業などに呼びかけ今年7月に検討委員会を立ち上げました。
検討委員会はアカマツ・カラマツ材を炭化させたものとクロモジの精油を組み合わせた空気を清浄する空調器を、現在東京農大の施設で開発しています。
この事業は農林水産省の「6次産業化中央サポート事業」に採択されています。
今後は、試作品を伊那市内や東京都の病院・介護施設などに設置し、室内環境の改善や・癒しの効果を調べるということです。
研究会では、今後商品を計画的に生産していくための資源供給体制の構築も進めたいとしています。
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一般から募集 伊那谷の作家展
一般から募集した、明治から平成にかけ活躍した伊那谷ゆかりの作家の作品展「私たちのコレクション展」が、20日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
5月から7月にかけ、一般からの協力を求め集まった伊那谷ゆかりの作家の作品約80点が展示されています。
辰野町出身の陶芸家大森光彦、彫刻家の瀬戸團治、洋画家の中川紀元、伊那市出身の日本画家の戸田祐暉、洋画家の中島覚雄、版画家の山岸主計、宮田村出身の平沢喜之助の7人の作品が集まりました。
作品の隣には、出品した人のエピソードが添えてあります。
この作品は、山岸主計の木版画です。
美術品収集が趣味だという伊那市中央の伊藤和夫さんが出品しました。
こちらは中川紀元の墨彩画です。
伊那市西町の伊藤君枝さんが出品しました。
この展示会は、伊那文化会館の開館30周年を記念して、地域の人たちと共に作り上げようと開かれました。
今回は20人ほどがコレクションを出品しました。
伊那文化会館では、「普段は見ることができない個人コレクションの数々を楽しんでほしい」と話していました。
「私たちのコレクション展」は来月18日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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鹿南蛮そばを提供
来月4日に伊那市のますみヶ丘平地林で開かれるイベントで、鹿肉を使った新しいそばのメニュー・鹿南蛮そばが提供されます。
10日は伊那市の伊那公民館で信州そば発祥の地 伊那 そば振興会の臨時総会が開かれ、鹿南蛮そばの商品開発について報告がありました。
鹿南蛮そばは、そば振興会の会員で高遠町のそば店 壱刻の店主・山根 健司さんと、長谷でジビエ料理を提供しているざんざ亭の店主・長谷部 晃さんが現在開発している新しいメニューです。
11月4日のイベント「森JOY」は伊那市50年の森林(もり)ビジョンを推進する伊那ミドリナ委員会が企画したもので、鹿南蛮そばは、そのイベントでお披露目されるということです。
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上の原保育園さつまいも収穫
伊那市の上の原保育園の園児は5月に苗を植えたさつまいもの収穫を19日に行いました。
畑に広がったツルを年長園児が取り除くと、土の表面からサツマイモが顔を出しました。
保育園近くの畑で年長と年中の園児約70人が収穫を体験しました。
地域住民でつくる上の原保育園を育てる会のメンバーから植え方を教わり5月に苗植えしたさつまいもです。
今年は出来が良いという事で大きく育ったものは協力して周りの土を手で堀りながら収穫していました。
さつまいもは、スイートポテトを作って全員で味わうという事です。
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カラタチの実から甘い香り
伊那市西箕輪大萱ではカラタチの実が甘い香りを漂わせています。
ミカン科の植物で春に白色の花をつけ秋に直径4センチほどの実をつけます。
あたりには甘い香りが漂っていました。