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伊那市 東京五輪で東ティモールホストタウンに決定
伊那市は2020年の東京オリンピックで交流のある東ティモールのホストタウンに登録されました。 7日は第4次登録のホストタウンが発表がされ伊那市を含め新たに41件が認定されました。 ホストタウンはオリンピックの開催効果を全国に広げ、地域活性化や観光振興につなげる取り組みで、人的、経済的、文化的な相互交流を図るものです。 これまでに全国の179件が登録され、県内では7件が登録されています。 伊那市は、伊那市高遠町出身で、初代東ティモール大使の北原巖男さんが縁となり、2009年から交流を始め今回は、選手団の事前合宿誘致を行っています。 事前合宿の誘致をする中で、東ティモールとさらなる交流を深めようと、ホストタウンの登録を目指したという事です。 東ティモールと伊那との縁を作った北原さんはホストタウン決定について「伊那と東ティモールのさらなる文化交流のきっかになってほしいです」と話していました。 伊那市教育委員会の北原秀樹教育長は「東京五輪も東ティモールもさらに近くに感じられる。伊那市全体に歓迎ムードを高め、事前合宿誘致へはずみをつけたいです」と話していました。 伊那市ではオリンピック大会中の事前合宿や応援の他、大会直後には報告会などを開き、選手団との交流を計画しています。
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真夏日の中りんご農家が作業
7日の伊那地域の最高気温は30度を超え2日連続で真夏日となりました。 7日は強い日差しが照りつける中りんご農家が作業を行っていました。 伊那市大泉新田の白鳥勲さんのりんご畑では強い日差しが照りつけるなか極早生「夏あかり」の「誘引」と呼ばれる作業が行われていました。 枝を下げヒモでくくり付けることで木の形を整え風による落下を防ぐもので3人が作業にあたっていました。 夏あかりはお盆の贈答用やお供え物として需要があり8月はじめに出荷されるということです。 長野地方気象台によりますと伊那地域の最高気温は32.6度となっています。 向こう1週間は最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より高くまた平年よりかなり高くなる所もあると予想していて熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています。 なお上伊那広域消防本部によりますと7日午後4時15分現在熱中症による搬送はないということです。
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伊那北生が85チームを先導
8日開幕する夏の全国高校野球長野大会で、伊那市の伊那北高校の生徒が、開会式の入場行進の先導と開幕試合の始球式を務めます。 伊那北高校2年の桐山尚子さんです。 桐山さんは、来年8月に県内で初めて開催される、全国高校総合文化祭「信州総合文化祭」の生徒実行委員長を務めていることから長野県高校野球連盟から推薦されました。 部員不足で出場できないチームの選手や、野球に限らず活躍している高校生が選ばれています。 桐山さんは、吹奏楽部に所属していて、野球経験はありません。 そのため、先月から伊那北高校のブルペンで投球練習をしていて、監督や同級生から投げ方などの指導を受けています。 野球部員たちは、桐山さんの投げる様子を見守っていました。 桐山さんは、他に開会式で参加する85チームを先導します。 伊那北高校野球部は、今年34年振りのシード権を獲得していて、夏の大会での活躍が期待されています。 開会式は、午前10時30分、開幕戦は午後1時から松本市野球場で行われます。 尚伊那北高校の初戦は11日で、松商学園と小海高校の勝者と対戦します。
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盆踊りで男女の縁結び
伊那市富県の歌舞劇団田楽座が設立したNPOは、今年の夏・盆踊りで独身男女が出会う縁結び企画を行います。 田楽座では、5年前から、全国各地の盆踊りを踊って楽しむ盆踊りnightというイベントを行ってきました。 全国から参加があり、人気の企画となっています。 この企画を男女の出会いの場にしてみてはどうかと、いなし出会いサポートセンターに持ち掛け、縁結びイベントを行うことになりました。 田楽座は、今年、郷土芸能をさらに普及していくためのNPO法人ふるさと芸能研究所を立ち上げました。縁結びイベントはそのNPO法人が主催で行います。 盆踊り縁結びイベントは、8月12日(土)に、田楽座が稽古に使用している「創造の館」を会場に行われます。20代~30代の独身男女20人ずつを募集します。アルコールの提供があるため、駅までの送迎があるほか、浴衣の着付けサービスもあります。参加費は男性7,000円、女性3,500円となっています。 問い合わせ:田楽座0265-78-3423
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最高気温30.4度 熱中症に注意を
6日の伊那地域の最高気温は、8月上旬並みの30.4度まで上がり、暑い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、7日は6日よりも日中の気温が高くなる見込みで、伊那地域の最高気温の予想は32度となっています。 蒸し暑さが続くため、気象台では熱中症など体調管理に気を付けるよう呼びかけています。
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南アルプス遭対協が夏山シーズンに合わせて救助訓練
南アルプスでの救助活動や遭難防止に向けた取り組みを行っている南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会のメンバーは6日、伊那市長谷で救助訓練を行いました。 この日は、長谷の鷹岩で、南ア遭対協の救助部のメンバー19人が救助訓練を行いました。 訓練は、本格的な夏山シーズンに合わせて毎年行っています。 この日は、滑落した人を引き上げて救助する訓練を行いました。 メンバーは、伊那市役所の職員を中心に30代から40代の人たちです。 南ア遭対協の主な管轄エリアは、南アルプスの北部、鋸岳から塩見岳までです。 去年は7月と9月に出動し、それぞれ1人ずつの救助にあたりました。 救助者は、いずれも単独で入山し、道に迷ってしまい救助の要請をしたということです。 夏山では道に迷うケースが多く、遭対協では「山に入る際は、最低限地図やコンパスを持ち歩くなど山を甘く見ないで登山を楽しんでもらいたい」と話していました。
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アルプス中央信用金庫 献血に長年協力して表彰
伊那市荒井に本店を置くアルプス中央信用金庫は、40年以上に渡り献血に協力したとして、県献血推進協議会長表彰を受賞しました。 6日は、アルプス中央信用金庫の地田俊彦常勤理事総務部長に表彰状が伝達されました。 あるしんでは、年に1回献血を行っていて、昨年度は23人が協力したということです。 40年以上に渡り組織的に協力していて、400ml献血にも積極的に参加しているということです。 地田総務部長は「今回の受賞が今後の励みにも繋がる。多くの人に献血の輪が広がることを願っています」と挨拶しました。 この他に、辰野町の米玉堂食品株式会社が、上伊那郡市献血推進対策協議会表彰を受賞しました。
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とにかく元気!83歳 現役審判
伊那市美篶の桜田浅吉さん。 日本ソフトボール協会の公認審判員です。 昭和9年生まれの83歳で孫が2人います。 審判歴は30年以上。とにかく元気でジャッジの正確さには定評があります。
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バーチャル高校野球で全試合を生配信
朝日新聞長野総局と長野朝日放送、日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の3者は、高校野球情報サイト「バーチャル高校野球」で全試合を生配信します。 バーチャル高校野球は、朝日新聞と朝日放送が共同で運営する高校野球の情報サイトです。 4回戦までを県内のケーブルテレビ19社が準々決勝以降は長野朝日放送が撮影し、各高校の試合を配信します。 大会の全試合を生中継で配信するのは全国的にも例がありません。
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ブルーベリーの出荷始まる
夏にかけて収穫期を迎えるブルーベリーの出荷作業が伊那市高遠町の勝間で5日から始まりました。 伊那市高遠町勝間の、地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」は、桜以外の観光資源にしようとブルーベリーの栽培に取り組んでいます。 作業は、5日から始まり、組合のメンバーたちがびくを腰に巻いて色づいたブルーベリーを収穫していました。 今年は、春先に雨が少なかったことから10日ほど収穫が遅いということですが、甘みが強く出来は上々だということです。 収穫した品種は、甘みと酸味が程よく混ざったブルーレイとブルークロップの2種類です。 ここで採れたブルーベリーは4年前から東京都の老舗フルーツ専門店新宿高野で開かれているフェアで販売されています。 今年も13日まで開かれているフェアで店頭に並ぶ他、地元の直売所などでも販売する予定です。 朝、摘んだブルーベリーは、選別した後、大きさごとにパック詰めされます。 ブルーベリーの収穫作業は、今月いっぱい行われることになっています。
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高遠高校振興会総会 地域づくりの核となる学校づくりを
伊那市高遠町の高遠高校振興会総会が5日に開かれ今年度も地域と連携した教育活動を実施していく事などが報告されました。 高遠高校で総会が開かれ、地域と連携して生徒が取り組む教育活動について報告がありました。 今年度は新たに、福祉コースで「高遠町バリアフリーマップ」を作成するほか、文理進学コースで「高遠検定」を創設するという事です。 長野県教育委員会は、今年3月に新たな教育の推進と県全体の高校再編計画の基本理念を盛り込んだ「学びの改革 基本構想」を策定しました。 来年度以降に旧通学区ごとに具体的な検討を進め個別の再編計画を策定する計画です。 振興会会長の白鳥孝市長は「地域に根差した活動を発展させ、なくてはならない学校となるようあり方を考えていきたい」と話していました。
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伊那市平成28年度ふるさと納税受入れ額 全国2位
伊那市の平成28年度のふるさと納税の受入れ額が、全国2位だったことが4日にわかりました。 総務省は、平成28年度のふるさと納税に関する調査結果をまとめ、4日に発表しました。 それによりますと、伊那市は5万9千件、72億500万円で、1,788の自治体の中で2番目の額となっています。これは、前年度の25億8,300万円の2.8倍となっていて、順位も6つ上がっています。 最も多かった宮崎県都城市は、52万8千件、73億3,300万円でした。 伊那市によると、平成28年度に返礼品として多く選ばれていたのは、ドライブレコーダーやロボット掃除機などの家電製品だということです。 商工業の活性化を目的に、地域企業が関係する家電製品などを、ふるさと納税の返礼品として扱ってきましたが、総務省からの見直し要請を受け、6月から家電製品やカメラなどを返礼品から除外しました。 白鳥孝市長は「2位だったということは結果として捉え、納税してくださったみなさんに何に使ったのかわかるようにすること、また、ふるさと納税という素晴らしい制度が続いていくように、国とのやりとりをきちんとしていくことが大事だと思う」と話していました。 伊那市では、薪やペレットの宅配を返礼品として扱い始めているほか、体験型ツアーなども検討しています。 また、事業者を対象に返礼品のアイデアを募集していて、多くの参加を呼びかけています。
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西駒登山を前に中学生が市長から山の魅力学ぶ
今月末に西駒登山を控える伊那中学校の2年生は4日、白鳥孝市長から山の魅力などについて教わりました。 伊那市が、開かれた市政の推進を目的に行う「市長と語りた伊那」の一環で行われました。この日は、2年生およそ120人が、登山の経験が豊富な白鳥市長から話を聞きました。 白鳥市長は、標高が100メートル上がるごとに気温が0.6度下がることなどを説明し「過酷な環境でもきれいな花を咲かせる高山植物を見たり、仲間と助け合ったりしながら登ることが登山の魅力です」と話していました。 ある生徒から「西駒ケ岳で絶滅したコマクサが、持ち込まれたことで復活したのは良いことですか」との質問があがると、白鳥市長は「別の場所から持ってきて植えることが良いこととは言えないけれど、この花しか食べない虫もいる。生態系を守っていくためには、今は残しておかなければならない」と答えていました。 ある生徒は「山の上は不便なことも多いと思うけど、登ってみないとわからない魅力がたくさんあることがわかった」と話していました。 伊那中の西駒登山は、27日から2日間行われる予定です。
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美しい道路環境に 標識の清掃作業
道路環境の整備を行う事業所などでつくる「県交通安全環境施設協会」は4日、標識やカーブミラーの清掃作業を行いました。 この日は、協会に加盟する上伊那地域の6事業所が参加して、道路沿いに立てられた標識などを掃除しました。 作業は上伊那地域の国道など、17路線、総延長227キロの道路沿いで行われました。 作業員は、汚れた標識の前に車を停めると、水をかけてブラシでこすり、汚れを落としていました。 清掃作業は、安全で快適な道路環境の確保を目的に、毎年この時期に行われていて、今年で30回目になります。 協会では「活動を通じて、地域のみなさんに標識の重要性を知ってもらうことで事故防止につながればうれしい」と話していました。
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キャリアフェスin春富中
地元の企業や団体が参加し、仕事に対する思いなどを伝え地域のことを知ってもらう「キャリアフェスin春富中」が、伊那市の春富中学校で4日に開かれました。 キャリアフェスには、伊那市内から42の企業と団体が出展しました。 春富中学校の全生徒と長谷中学校の1、2年生合わせて480人が参加しました。 上新田の美容院のブースではヘアメイク体験が行われ、美容師の仕事を学んでいました。 長谷の中尾歌舞伎保存会のブースでは、実際に使っている衣装を着る体験が行われました。 春富中PTAでつくる「おやじのブース」では、昭和の生活を再現したちゃぶ台返し体験が行われました。 キャリアフェスin春富中は、産学官が連携してつくる「伊那市キャリア教育推進委員会」が初めて開いたものです。 伊那市キャリア教育推進委員会では「生徒たちには地域の産業や文化を知ってもらう機会になり、地域の活性化に繋げていきたい」と話していました。
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伊那市民プールで清掃作業
15日のオープンに向け、伊那市の伊那市民プールでは、清掃作業が行われています。 3日は、伊那市と伊那市振興公社の職員7人が清掃を行いました。 水を抜いたプールには、オフシーズン中の泥や落ち葉がたまっていて職員らはスポンジなどを使って取り除いていました。 今年度、老朽化に伴い50mプールが廃止となることから、利用料金を100円値下げし、大人が500円、中学生以下が200円となります。 昨シーズンは平年並みの1万5,973人が利用しました。 今シーズンは15日から営業することになっていて初日は入場無料となっています。 また、高遠スポーツ公園プールも、15日からオープンします。
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立教大学野球部部長と監督による講演会
立教大学野球部部長と監督の講演会が、1日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 講演会は、上伊那地域の立教大学OB・OGでつくる伊那立教会が開いたもので、市内の中学校野球部員などおよそ130人が集まりました。 立教大学野球部部長の前田一男さんと監督の溝口智成さんが話をしました。 立教大は、1909年に創部し、1921年に東京六大学に加盟しました。 OBには、読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄さんがいます。 立教大は、今年の春のリーグ戦で、平成11年秋以来35シーズンぶり13度目の優勝を果たしました。 部長の前田さんは、大学が目指す文武両道の精神について話しをしました。 監督の溝口さんは、「人との比較だけでなく自分の力が増すことに楽しみを持って練習をしてほしい」と、集まった野球少年たちに呼び掛けていました。 講演の最後には、リーグ戦のV2を願って伊那立教会から大学に米俵2俵が贈られました。
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路線価公表 いなっせ前は22年連続下落
相続税や贈与税を算定する基準となる路線価が、3日に公表され、伊那税務署管内の最高路線価は22年連続の下落となりました。 関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり4万2千円、去年に比べて千円減でした。 管内の最高路線価の下落は、平成8年から22年連続となっています。 路線価は、道路に面する宅地の1平方メートルあたりの標準的な価格です。 相続税や贈与税の算定基準となるもので、毎年7月に国税庁が公表しています。 なお、県全体では10ある税務署の最高路線価のうち、長野市、佐久市、上田市、諏訪市が横ばいで、それ以外の6つの地域で下落したということです。
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伊那市 子育て世帯の負担軽減でごみ袋を贈る
伊那市は、乳幼児がいる子育て世帯の負担軽減を目的に、出生祝いとして燃やせるごみの指定袋を贈ります。 贈られるのは、燃やせるごみの指定袋10枚5セットで、市長からのメッセージを添えてきんちゃく袋に入れられて贈られます。 対象は、今年4月1日以降に生まれた子どもを育てる市内在住者と転入者で、1人につき1回支給されます。 贈呈は3日からで、窓口では出生届を出しに来た人が受け取っていました。 今年度の事業費は160万円で、およそ650人分を想定しています。 なお4月から6月末までに出生届けか転入届けを出した家庭には、乳幼児健診の時に渡すことになっています。
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深妙寺のあじさい見ごろ 2,500株
伊那市西春近の深妙寺のあじさいが見ごろとなり、アマチュアカメラマンや家族連れなどで賑わっています。 深妙寺には、200種類、2,500株のあじさいが植えられていて、県下最大規模のあじさい寺といわれています。 3日も、市内外から多くの人が訪れ、仏像や建物を絡めて写真に収めていました。 あじさいは、30年ほど前に住職の重盛快典さんの母親が少しずつ増やしていったのが始まりです。 今年は、空梅雨の影響を心配したということですが、ここ数日のまとまった雨で開花が一気に進んだということです。 本堂から裏山までの遊歩道には、33体の観音像に寄り添うように色とりどりの花が咲いています。 小高い丘からは、境内を一望することもできます。 毎年1万5,000人以上が訪れるということで、重盛さんは「今年は1週間ほど遅れたが、きれいに咲いたので是非見に来てほしい」と呼び掛けています。 花は、7月中旬まで楽しめそうだということです。 8日土曜日まではあじさい祭りが行われていて、無料の休憩所が設けられお茶が振舞われています。
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BCリーグ南箕輪村デー 信濃は石川に敗れる
ルートインBCリーグの公式戦、信濃グランセローズ対石川ミリオンスターズの試合が2日、伊那市の伊那スタジアムで行われ、信濃は8対11で敗れました。 この日は、グランセローズのキャンプ地となっている南箕輪村の日として、唐木一直村長や村のマスコットキャラクター「まっくん」が試合前のイベントに登場しました。 また、村の少年野球チーム「南小ドラゴンズ」の子ども達が、スターターキッズとして選手とともに入場しました。 試合は、5回までに11点を奪われた信濃グランセローズが最終回に3点を奪い反撃しましたが、8対11で敗れました。
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ハッチョウトンボ観察会 賑わう
全長2センチほどで日本で一番小さいと言われるトンボ「ハッチョウトンボ」の生息地、伊那市新山のトンボの楽園で2日、観察会が開かれました。 観察会は、トンボの楽園を管理する「新山山野草等保護育成会」が、毎年、ハッチョウトンボが最も多く発生するこの時期に開いています。 ハッチョウトンボは全長2センチほどで、日本で一番小さいトンボと言われています。 赤いのがオス、黄色と黒の縞模様がメスです。 訪れた人たちは、会のメンバーから説明を聞きながらその姿を探していました。 ハッチョウトンボを初めて見たという男性は「想像以上に小さくてかわいいトンボで驚いた」と話していました。 会場では、観察会の他メダカの採取や五平餅の販売なども行われ、訪れた人が楽しんでいました。 山﨑美治会長は「イベントを通じて、ハッチョウトンボを知ってもらうだけでなく、いろんな人が新山を訪れるきっかけになればうれしい」と話していました。 会によりますと、ハッチョウトンボは7月いっぱいは見ることができそうだということです。
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伊那市西箕輪の新しい診療所 起工式
JA長野厚生連が伊那市西箕輪に建設する新しい西箕輪診療所の起工式が1日に行われました。 開所は来年1月を予定しています。 診療所は、旧西箕輪公民館跡地に建設されます。 現地で起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。 新しい診療所は、伊那市が運営する国保西箕輪診療所にかわり建設されます。 鉄骨造り平屋建て、延床面積は約780平方メートルです。 診療科目は内科、神経内科、小児科、整形外科、泌尿器科、リハビリテーション科を予定していて、訪問診療も行う計画です。 総事業費は4億円でうち2億円は伊那市からの補助です。 JA長野厚生連の宮澤清代表理事専務理事は「地域の特性を活かし生活に根差したケアに取り組んでいきたい」と話していました。 新しい西箕輪診療所は今年12月に完成し、来年1月中の開所予定です。
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株式会社パネックス 伊那市の東原工業団地にパンの新工場
伊那市東春近の東原工業団地で空き工場を購入し12月からパン工場を稼働させる岐阜県の株式会社パネックスは、環境保全に関する協定を伊那市などと6月30日に締結しました。 調印式では、株式会社パネックスの前野朝彦社長、地元の東春近地区農政対策委員会の伊東正幸委員長と、たかずや福祉会の登内孝理事長、伊那市の白鳥孝市長が環境保全に関する協定書を取り交わしました。 岐阜県可児市に本社を置く株式会社パネックスは東原工業団地の空き工場を購入し12月から操業を開始します。 山口県の工場が手狭になったため首都圏に近い伊那市に新たな長野工場を作る事にしました。 正社員を30人、パート従業員を12人新規雇用し、月200万個のパンを製造する計画です。 前野社長は「イタリアの天然酵母を使ってパンを製造している。伊那市には綺麗な水と空気がありヨーロッパの環境と似ている」と話していました。 白鳥市長は「市としても応援していきたい」と話していました。
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伊那ビデオクラブ作品コンクール表彰式
伊那ビデオクラブ作品コンクールの表彰式が伊那市のいなっせで1日に行われ、伊那市長賞に富県の吉澤豊さんが選ばれました。 吉澤さんの作品は、地元富県に、漂泊の俳人井上井月の碑が建立された様子をまとめた「せいげつパワー」です。 吉澤さんに表彰状などが贈られました。 吉澤さんは「130年前の井月からパワーをもらった。伊那ビデオクラブもさらにパワーアップして活動を続けていきたい」と話していました。 伊那ケーブルテレビジョン賞には、地域の行事や風景などを4K撮影した竹内上男さんの作品が選ばれました。 映画監督の後藤監督賞には、台風の被害でりんごが落とされ落胆する農家の気持ちを伝えた武田忠芳さんの作品が選ばれました。 今回は、ビデオクラブの会員14人から20作品の応募がありました。 平成9年から始まったコンクールは今年で20回目となり、これまでで517作品が寄せられています。 赤羽仁会長は「風景や伝統、人物など地域の記録として大事にしていきたい」と話していました。 コンクールを共催している伊那ケーブルテレビジョンの向山公人会長は「長い歴史の積み重ねの中で努力し技術の向上を図られている皆さんが放送に色どりを添えてくれています」と話していました。 入賞作品は後日、伊那ケーブルテレビで放送予定です。
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高遠さくらホテルで「高遠ダムカレー」提供開始
伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、「高遠ダムカレー」を考案し、1日から提供を始めました。 さくらホテルの窓の外に広がる高遠ダムを表現した「高遠ダムカレー」です。 ルーが水を、ご飯がダムを表しています。 ごはんの上には高遠城址公園にちなみ桜の塩漬けが添えられています。 伊那谷の名物「ソースかつ丼」にちなんだ豚のヒレカツもあります。 そばは月蔵山をイメージしていて、ガーリックバターで和えた洋風の味付けになっています。 このカレーを考案したのは、レストランの洋食料理長、益山達男さんです。 1日から始まった信州DCに合わせ、レストランから望める高遠ダムを見ながらカレーを味わってもらい、県内外の客にPRしようと考案しました。 高遠ダムカレーは税込み980円で、さくらホテルのレストランで提供されています。
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信州DC開幕 飯田線リレー号運行
JR各社や県、市町村が連携した大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」が開幕しました。 1日はJR飯田線の臨時観光列車「飯田線リレー号」が運行し、伊那市駅では地域住民が観光客を出迎えました。 飯田線リレー号は新宿発の特急「木曽あずさ号」に接続する臨時観光列車で、辰野駅から駒ヶ根駅までを運行しました。 伊那市駅では15分間停車し、 長谷中学校の生徒が太鼓の演奏で乗客を出迎えました。 いなごやざざむしなど伊那の名物が試食できるコーナーも設けられ、乗客がその味覚を味わっていました。 構内では列車の記念乗車券が販売され、鉄道ファンが列を作っていました。 信州デスティネーションキャンペーンはJR各社と県、市町村が連携した大型観光キャンペーンで、長野県で行われるのは7年ぶりです。 車内では高校生や地域住民が観光アテンダントとなり、地域の魅力をPRしました。 駒ヶ根市にある大田切橋の上では列車が1分ほど停車しました。 県によると観光目的での停車は飯田線では初だということです。 晴れていれば2つのアルプスを見ることができるビューポイントですが、1日はあいにくの天候のため山を見ることはできなかったようです。 信州DCは、9月までの3か月間で、県内各地でイベント列車を運行し長野県の観光地をPRしていくということです。 飯田線リレー号は8月26日と9月9日にも運行されます。
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起業家から生き方考え方学ぶ
中学生が地域で会社を立ち上げた起業家から話を聞き生き方や考え方を学ぶ学習が30日伊那市の伊那中学校で行われました。 この学習は起業家の話を聞くことで中学生活や自分の将来に役立てようと行われたものです。 2、3年生の生徒およそ250人が伊那谷で起業している24人からそれぞれの思いを聞きました。 また興味を持った仕事をしている人とディスカッションする時間も設けられ生徒が質問していました。 生徒の「夢は何ですか」との問いにある起業家は「地域を活気あるものにすることです。」と答えていました。 伊那中学校では「地域で起業した人の生き方や考え方を聞くことで今後に役立ててもらいたい。」と話していました。
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創業セミナー卒業生 兼子さん菓子店開業へ
左:兼子さん 右:横山さん 伊那商工会議所が主催する、創業セミナーの卒業生の一人、兼子俊彦さんは9月に伊那市内で菓子店を開業します。 30日は、兼子さんが店を開く予定の伊那市のウエストファーム内で記者会見を開きました。 兼子さんは現在43歳で知り合いの物置を借り、伊那市美篶で委託販売を主体とした菓子工房を開いています。 料理の道に進んだのは20代半ばで、友達に厨房でのアルバイトに誘われたのがきっかけでした。 その後諏訪市のホテルや結婚式場の料理部門で働き、35歳の時にフランスで1年間料理の修行をしてきました。 平成26年度の創業セミナーを受講し、その後、菓子工房を営んできましたが、客の反応を見ることができる店をかまえたいと考えていました。 店を開くのは、パンを販売するサン・トノーレ伊那店がある場所です。 この店は来月閉店する予定で、商工会議所が橋渡しして物件を紹介しました。 サン・トノーレの横山文雄社長の好意で、冷蔵庫やオーブンを兼子さんに譲ります。 兼子さんの菓子店「ののはな」は9月に開業する予定です。
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カモシカシードル 次はブランデー
伊那市横山の鳥居沢工業団地でりんごの発泡酒・シードルを製造しているカモシカシードル醸造所は、新たに伊那市から工業団地の用地を取得し、今度はりんごのブランデーの製造を計画しています。 伊那市横山のカモシカシードル醸造所が、新たに用地を確保するため、伊那市と売買契約を結んだのは、鳥居沢工業団地の5,600平方メートルほどの土地です。 5年後をめどに、第2の工場を建設し、今度は、リンゴのワインを使ったブランデーを作る予定です。 カモシカシードル醸造所では、現在、地元のりんご農家7軒と契約しています。 始めての醸造となった去年は、10トンのリンゴを使用し、8,400本のシードルを醸造しました。 ブランデーは、ワインを蒸留するため、現在の5倍~10倍ほどのリンゴが必要になるということです。 また、ブランデーを作るために新たに取得する用地と、現在の醸造所の間には川が流れていますが、今後橋を架ける予定で、そこから、リンゴ畑にも歩いていけるようになります。 入倉さんは、今後、醸造所とリンゴ畑一帯を、ワイナリーとして人々が訪れる場所にしていきたいとしています。