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大規模地震に対応した事業継続計画策定を
大規模地震が発生した際の事業継続のリスクを最小限に抑えるためのセミナーが、22日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 セミナーには、12事業者が参加しました。 東京海上日動火災保険長野支店の園田(そのだ) 正剛(せいごう)さんが講演しました。 セミナーは、東海地震をはじめとする大規模地震がいつ発生してもおかしくない中で、災害時のリスクマネジメントとして、重要業務の継続計画を策定してもらおうと伊那商工会議所などが開いたものです。 長野県の報告書によりますと、大規模地震が発生した場合、伊那市では、電力は復旧まで最長10日間、水道の断水は、復旧まで最長で20日間かかるということです。 また、伊那谷断層地震が発生した場合、伊那谷の市町村は周囲から孤立する可能性があります。 園田さんは、「計画があるとないとでは、緊急時に大きな差が出る」と話していました。
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伊那北高校ペン祭PR仮装パレード
伊那市の伊那北高校の生徒は、23日から始まる文化祭「ペン祭」を広くPRしようと、22日、仮装パレードを行いました。 この日は、着ぐるみや段ボールで作った被り物などを身に着けた生徒たち80人ほどが、伊那北高校からいなっせまでを練り歩きました。 各クラスや部活動で出す出店やイベントをPRするプラカードを持ってアピールしていました。 いなっせ北側広場では、学校の伝統曲である天竜河畔を歌いました。 伊那北高校の文化祭「ペン祭」は、23日から25日まで行われます。
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去年仕込んだやまぶどうワイン「山紫」完成
22日は、去年仕込んだやまぶどうのワイン「山(やま)紫(むらさき)」の完成が報告されました。 「山紫」の製造は、今年で3年目です。 この日は、ワインを製造している伊那ワイン工房の村田(むらた)純(じゅん)さんがその出来栄えを発表しました。 やまぶどうワインは、信州大学農学部と伊那市が連携した農業振興の取り組みの一つです。 信大が開発し、市内の農家3軒が育てたやまぶどうが使われています。 村田さんによると今年は、柔らかい花のような魅力的な香りのするワインに仕上がったということです。 ワインは、720ml税込み2500円。530本限定で、市内の酒販店や伊那市観光の施設などで、25日から販売されます。
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木質ペレットや薪を返礼品に
伊那市は、ふるさと納税の返礼品として木質ペレットや薪の取り扱いを始めました。伊那市発の低炭素社会実現に向けた取り組みの一つです。 伊那市では、二酸化炭素削減の取り組みを進めていて、これはその一環としています。 返礼品としては今月12日から取り扱い始めました。 伊那市高遠町のディーエルディーでは返礼品に使う薪を提供しています。 伊那市では、取り組みの周知を図ろうと、キャンペーンを行います。 木質ペレットか薪を抽選で30人にプレゼントするというものです。 キャンペーンは全国に呼び掛けていて、7月1日から8月31日まで応募を受け付けています。 なお、返礼品として取り扱っていた薪ストーブと薪割機は、総務省から除外するよう要請があり、先月末で取り扱いをやめています。
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思沢川でホタル舞う
伊那市御園の思沢川では、ホタルが舞いはじめ訪れた人たちを楽しませています。 夜になると、地域住民でつくる思沢川にホタルを育てる会のメンバーが手作りの灯篭に火を灯します。 午後8時過ぎになるとホタルが舞いはじめます。 20日は、家族連れなどが訪れ、暗闇に舞うホタルが放つ光を楽しんでいました。 今年は例年より1週間ほど遅い15日頃から舞いはじめたということです。 6月いっぱいホタルを楽しめるということで会では「多くの人に足を運んで欲しい」と話していました。
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ドローンを活用した木の調査研究
伊那市は、林業の効率化を図ろうと、ドローンで木の調査を行い、間伐の計画立案や間伐後の省力化の実証研究を行います。 調査は、伊那市が信州大学に依頼し、上伊那森林組合が管理する民有林で実施するものです。 21日は、市役所で信州大学山岳科学研究所の加藤正人教授が白鳥孝市長に調査の概要を説明しました。 林業は、人手やコストがかかることから、省力化を図ろうと信州大学の加藤教授が調査システムを開発したものです。 今回の研究では、ドローンで木の数などを調査します。 ドローンを活用することで安全で高精度の調査が可能となります。 調査するのは伊那市長谷浦の民有林5ヘクタールのカラマツ林です。 ドローンで撮影したデータと県の航空レーザデータを組み合わせると一本一本の木の正確な情報が出せるということです。 その情報をもとに森林全体を把握し、間伐する木を簡単に選ぶことが出来るなどの省力化につながります。 伊那市では今後、データを検証し、いづれは林業関係者に活用してもらえるよう広げていきたいとしています。 あす、伊那市長谷の浦でドローンで撮影を行うことになっています。
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パラレルドリームメジャーデビュー
上伊那を拠点に活動するご当地アイドルグループ「パラレルドリーム」は、キングレコードから21日、メジャーデビューしました。 キングレコードから21日リリースされた「One Soul」は、アップテンポな曲です。 2015年から歌手の浜崎あゆみなどを手掛けた音楽プロデューサーが担当しています。 パラレルドリームは2013年にアイドルユニットとして結成されました。 メンバーは、上伊那在住の10代から20代までの10人組で 2014年からは信濃GSの公式応援団を務めています。 メンバーは、「元気づけられる曲になっているのでたくさんの人に聞いてもらいたい」と話していました。 パラレルドリームのメジャーデビュー曲「One Soul」のCDは、全国各地で1000円で販売しています。
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~夏至の夜~キャンドルでゆっくりとした時間を
21日は夏至です。1年で最も日が長い一日の終わりを自宅でゆっくり過ごす、スローライフの提案があります。 伊那市通り町にあるミツロウキャンドルの専門店ワイルドツリーです。 夏至の日の夜に、電気を消してキャンドルの火で思い思いの夜を過ごす「キャンドルナイト」に関するイベントや取り組みを続けています。 ワイルドツリーの平賀裕子さんは「キャンドルのもとで家族で語り合ったり、お風呂に持っていったりと、自分自身の電気も消すようなゆっくりとした時間を過ごすと、普段見えなかったものが見えてくると思います」と話していました。
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伊那市西箕輪と南箕輪村の一部で停電
21日午前8時30分ごろから午前10時ごろまで、伊那市西箕輪と南箕輪村の一部・約1,900戸で停電がありました。 中部電力によりますと停電があったのは、伊那市西箕輪と南箕輪村の一部、1,843戸です。 停電は午前8時33分に発生し、午前10時4分に復旧しました。 原因はトリの糞によるものだということです。
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「地域によさこい踊りの輪を」 出前講座スタート
曲に合わせて鳴子を鳴らして踊る「よさこい踊り」の市民グループによる出前講座が19日夜、伊那東小学校の体育館で開かれました。 小学生やその保護者、およそ20人が参加して、伊那の歴史や文化、方言などが盛り込まれたオリジナル曲「かぜ吹け伊那の谷」に合わせて練習をしました。 子ども達は、初めて手に持つ鳴子の鳴らし方や、手足の動かし方を教わっていました。 指導するのは、去年1月に伊那市に初めて誕生したよさこいチーム「伊那よさこい青龍」のメンバーです。 多くの人によさこい踊りの楽しさを知ってもらおうと企画したもので、県の元気づくり支援金が活用されています。 参加したある子どもは「むずかしいところもあるけれど、とても楽しい」と話していました。 伊那よさこい青龍の小松恵代表は「よさこいの楽しさを知ってもらいたいし、合わせて地域の素晴らしい方言なども知ってもらいたい」と話していました。 出前講座は、市内の小学生や保護者を対象に、来年3月頃まで毎月第1・第3月曜日に伊那東小の体育館で開かれます。
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夏山シーズンを前に西駒山荘へ荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に向けて20日、ヘリコプターによる荷揚げ作業が行われました。 この日は午前5時頃から、資材や食料、ガスなどの荷物を吊るしたヘリコプターが、伊那市横山の鳩吹公園から西駒山荘へと向かいました。 歩いて5時間かかる道のりを、ヘリコプターは5分程度で往復します。 西駒山荘は、中央アルプス将棊頭山山頂直下の、標高2,685メートルにある山小屋です。 去年は7月9日から90日間の営業で、およそ1,100人が利用しました。 この日は、輸送された荷物を小屋に運び入れるために、管理人の宮下拓也さんら3人も、ヘリコプターで小屋に向かいました。 宮下さんは「いよいよシーズンが来た、という気持ちと、これから長いな、という気持ちが入り混じっている」と話していました。 西駒山荘の営業は7月8日から10月9日までの予定で、1泊2食付きで8,500円、素泊まりが6,000円となっています。 沢筋にはまだ1メートルほど積雪があることから、宮下さんは「登るときには、十分に注意してほしい」と話しています。
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10年先見据え 伊那市商工業振興ビジョン 策定へ
伊那市は、10年先を見据えた商工業の持続的な発展に向け、方向性や戦略を打ち出す「伊那市商工業振興ビジョン」を策定します。 20日は、市役所で商工業振興審議会が開かれ、ビジョン策定について諮問しました。 ビジョンは、人口減少や、リニア中央新幹線の開業など、今後、10年先を見据えた商工業の持続的な発展に向け、方向性や成長戦略を打ち出していこうと策定されるものです。 計画期間は平成31年度から40年度までの10年間で、事業者アンケートやパブリックコメントを活用して、市民ニーズを把握・分析し、計画に反映させる計画です。 中村和之会長は「みなさんそれぞれの立場で、伊那市がどのように発展していくべきなのか意見を出し合い、ビジョンをつくっていきたい」と話していました。 ビジョンについては、今後、審議会を3つの専門部会に分けて検討し、来年9月までにまとめて答申する計画です。
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上伊那主力の小麦「ハナマンテン」 収穫始まる
上伊那特産の小麦「ハナマンテン」の収穫作業が20日から、伊那市東春近で始まりました。 農事組合法人田原の、およそ2ヘクタールの畑では、コンバイン3台を使って刈り取り作業が行われていました。 ハナマンテンは、練りこむとコシが出ることから、麺類に加工されることが多い、強力粉タイプの品種です。 上伊那地域では、およそ1,000トンの収量を計画していて、この品種の全国シェアの7割を占めるということです。 この日刈り取りが行われたのは、今年の秋に播かれる種子用のものです。 種子用と食用が混ざらないように、先に種子の刈り取りが行われ、それが終わると、食用の収穫作業が始まります。 雨で小麦が濡れると、収穫ができないことから、組合員は急ピッチで作業をしていました。 組合員の飯島弘さんは「去年はあまり良くなかったので、今年は出来の良いものがたくさん出せればうれしい。多く人に味わってもらいたい」と話していました。 JA上伊那によりますと、種子用の刈り取り作業は3日ほどかけて行われ、その後、食用の刈り取りが2週間ほどかけて行われるということです。
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最高気温31.1度 2日連続の真夏日
20日の伊那地域の最高気温は、1年で最も暑い8月上旬並みの31.1度で、2日連続の真夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、21日は朝から強い雨が降る予想で、気温は20日より10度ほど下がる見込みです。
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第20回日本墨絵展 最高賞に中山さんの作品
日本墨絵会による墨絵展で、最高賞にあたる長野県知事賞に伊那市長谷の中山玉峰さんの作品が選ばれました。 最高賞にあたる長野県知事賞を受賞した、伊那市長谷の中山玉峰さんの作品「黄山に旅して」です。 岩山と雲海が上手く表現され、山の力強さが感じられる点が評価されました。 こちらは、長野県議会議長賞を受賞した箕輪町松島の赤羽玉珠さんの作品「白馬白粧」です。 山の大きさと山麓がしっかり描かれていて、雪の寒さも感じられる点が評価されました。 会場には、会員80人の作品91点が並んでいます。 日本墨絵会は、長野県と山梨県の40代から80代が所属していて、毎年作品展を開いています。 花や鳥、風景を題材に描いていて、6号から60号までの個性豊かな作品が並びます。 第20回日本墨絵展は、25日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。
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伊那養護学校で出張ヘアカット
箕輪町松島に本店を置く松島美容室は、地域貢献の一環で無料の出張ヘアカットを伊那市の伊那養護学校で19日、行いました。 美容室の定休日を利用して、従業員20人がボランティアで伊那養護学校を訪れました。 松島美容室では、地域貢献の一環で毎年、伊那養護学校での出張ヘアカットを年に2回行っています。 19日は、小学部1年生から高等部3年生までの児童と生徒70人が好みの髪型にしてもらいました。 スタッフは、生徒や保護者が希望の髪型を描いた紙を見ながらカットしていました。 伊那養護学校では「このような経験を通し、子ども達は社会に出ていくステップにつながります。」と感謝していました。
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入笠牧場で牛の放牧
標高およそ1700mにある伊那市高遠町の入笠牧場では、牛を涼しい環境の中で足腰を鍛えようと19日、放牧作業が行われました。 JA上伊那が管理運営するおよそ300ヘクタールの牧場で、上下伊那と諏訪地域から受け入れを行っています。 今年上伊那地域からは例年並みの11頭が放牧されました。 預けている間は農家の世話の手間が省ける他、涼しい環境の中で過ごせます。 牛は、10月の中旬まで入笠牧場で過ごすことになっています。
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パノラマオフィス 今年度中に設置へ
伊那市は、都市部の企業などに短期間お試しのオフィスを貸し出す「パノラマオフィス」を、今年度中に設置する考えです。 19日は、伊那市議会経済建設委員会が開かれ、市が計画を説明しました。 パノラマオフィスは、都市部に活動の拠点がある企業または団体に、遠隔勤務ができる通信設備を整えたオフィスを短期間貸し出すものです。 設置場所は、市が所有する市役所南東の空き地です。 およそ150平方メートルの広さのオフィス1棟と、オフィスや居住スペースに使えるキットハウスを2棟建設する計画です。 事業費はおよそ9,100万円で、このうちの半分を国の交付金で賄う考えです。 使用料についてはまだ決まっていないということで、一般の賃貸オフィスよりは低めに設定したいとしています。 貸し出し期間は、最長で1年ほどを予定しています。 市では、ゆくゆくは市内で起業してもらい、雇用の創出につなげていきたいとしています。 パノラマオフィス建設の事業費は、6月議会の補正予算案に計上されていて、認められれば来年3月までに設置したいとしています。
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ガールスカウト第26団 伊那公園で花壇の整備作業
伊那市と南箕輪村の子どもが所属しているガールスカウト長野県連盟第26団は、伊那公園の花壇で花の苗の植えつけを17日に行いました。 伊那公園の東屋の付近にガールスカウトの花壇があります。 この日は、ベコニアやサルビア、マリーゴールドなど10種類の花の苗を植えました。 保育園の年長から小学5年生までの9人が作業を行い、雑草を取り除いて、肥料をまきました。 今年から「伊那園芸ボランティアの会」が花壇整備に協力する事になり、この日は、藤田政良さんが講師をつとめました。 藤田さんは、土がとても乾燥している時は、水を入れた穴に苗を入れ、最後に土をかぶせると蓋のかわりになり水が蒸発しにくいとアドバイスしていました。 子ども達は、花の配色を考えながら苗を植えていきました。 今後は水やりなどの管理を行い、秋にはチューリップの球根を植えるという事です。
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高遠さくら祭り 今年度は1,500万円の黒字を見込む
伊那市の経済建設委員会協議会が19日に開かれ、今年の高遠城址公園さくら祭りの収支が1,500万円の黒字を見込むことが報告されました。 収入合計は、前の年より800万円多い9,400万円、職員の人件費などを除いた支出合計は400万円多い7,900万円で、全体の収支は1,500万円の黒字となる見通しです。 今年のさくら祭りの有料入園期間は、4月11日から29日までの19日間で、有料入園者数は前の年より約1万1,000人多い16万7,282人でした。 議員からは、「桜の管理には年間を通じて費用がかかるので、市民からもいくらかは入園料をとってもいいのではないかという声が寄せられている」「入園者数もだが宿泊者数の増減も調べたほうがいいのでは」などの意見が出ていました。 市では、「入園者数を増やす努力を続けると同時に、地域経済が活性化する仕組みづくりを考えていきたい」と話していました。
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熊本城復興支援 城ヨガ高遠で開催
熊本城の復興を支援するチャリティヨガイベント「しなのの城ヨガ」が18日伊那市高遠町の高遠城址公園で県内で初めて開かれました。 会場には上伊那を中心に県内外からおよそ120人余りが参加し新緑の城址公園でヨガを楽しみました。 イベントでは参加費として千円を集め、それを全額、熊本城復興の為に寄付する事にしています。 城ヨガは、熊本地震で被害を受けた熊本城復興を支援しようと去年10月にスターとしたプロジェクトです。 県内では、ヨガ講師を中心に「しなのの城ヨガ実行委員会」を組織し高遠城址公園で初めて開催しました。 ヨガはサンスクリット語で「繋がり」という意味を持ち、各地の城跡でヨガを行う事で、熊本のシンボルでもある熊本城の復興を後押しするものです。 参加した人たちは、祈りをテーマにしたヨガで、1時間程体を動かしました。 しなのの城ヨガは、25日に長野市、来月2日上田市、8日松本市で開催される予定です。
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美和湖で男性2人が斜面から滑落
18日午前9時40頃、伊那市長谷の美和湖で男性2人がダム湖の斜面から滑り落ち、頭の骨をおるなどの大けがをしました。 伊那警察署の発表によりますと、けがをしたのは中川村の会社員竹重薫さん25歳と駒ヶ根市の会社員戸部直人さん34歳です。 竹重さんと戸部さんは知人10人ほどと美和湖に訪れていて、ダム湖の斜面から誤って地面に滑り落ちたということです。 竹重さんは頭の骨を折り、戸部さんは外傷性くも膜下出血などの大ケガをし、伊那市内の病院に搬送されました。 伊那署では、事故の原因について調べを進めています。
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商店街でキャンドルナイト
ジャズを聴きながらバラや食事を楽しむキャンドルナイトが17日、伊那市の中心商店街で行われました。 キャンドルナイトは、いなまちバラぶらりの最後のイベントとして行われたものです。 17日の午後6時から、通り町一丁目アーケードが歩行者天国となり、地元のJAZZグループや信州大学のJAZZ研究会が生演奏を披露しました。 飲食ブースでは、鹿肉を使ったホットドックやそばガレットなどが提供され、カップルや家族が、音楽を楽しみながら出来立ての料理を味わっていました。 訪れた人は、「雰囲気が良くて料理も美味しく楽しめました」と話していました。
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伊那北高校吹奏楽部定期演奏会
伊那市の伊那北高校吹奏楽部による定期演奏会が、伊那文化会館で18日、開かれました。 定期演奏会は、今年で62回目で全日本吹奏楽コンクールの課題曲などが披露されました。
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上伊那教育会 少年の塔周辺を整備
上伊那教育会は、上伊那から満蒙開拓青少年義勇軍として満州へ渡り命を落とした少年の霊を祭った少年の塔周辺の整備作業を17日行いました。 整備作業には、上伊那の小中学校の教員およそ60人が参加し周辺の草刈りや木の剪定をしました。 少年の塔は、戦時中、満蒙開拓青少年義勇軍として大陸に渡り望郷の念にふける少年の像で昭和36年に建立されました。 満蒙開拓青少年義勇軍は、満州開拓のために教育会が中心となり奨励したもので、上伊那からは約800人が海を渡り、91人が命を落としたということです。 上伊那教育会では毎年慰霊祭を行っていて、整備作業はそれを前に行われました。 慰霊祭はこれまで教育会のみで行われていましたが、より多くの人にこの歴史を知ってもらおうと、今年は一般の参加者も募ります。 慰霊祭は、8月5日に伊那公園内にある少年の塔前で行われます。
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交通安全子供自転車大会伊那地区大会
児童の自転車事故防止活動の一環で交通安全協会などが毎年開いている「交通安全子供自転車大会」の県予選となる伊那地区大会が17日、伊那市民体育館で開かれました。 伊那市内で唯一自転車クラブがある富県小学校の4年生から6年生11人が大会に参加しました。 伊那地区大会は、安全走行に関する知識と技能を身につてもらおうと伊那交通安全協会や伊那警察署などが開いています。 富県小学校自転車クラブは安協のメンバーなどに指導を受けながら4月から週3回朝の実技練習を行い、今月は毎日放課後も練習をしてきました。 走行テストでは、信号待ちの仕方や安全確認の仕方などの試験が行われ、伊那警察署の署員が点数をつけていました。 富県小学校は去年の県大会で3位入賞となりました。今年はさらに上の順位を目指そうと、これまでクラブ活動のなかった9月から3月の期間も練習を行ってきたという事です。 大会の上位5人は、来月松本市で開かれる県大会に出場する事になっています。
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東京芸術大学音楽学部の学生 中学生に演奏指導
東京芸術大学音楽学部の学生による楽器の演奏指導が17日と18日の2日間、伊那市内の中学校で行われています。 市内5つの中学校吹奏楽部の指導を東京芸術大学音楽学部の学生30人が行っています。 このうち伊那中学校には12人が訪れました。 吹奏楽部の生徒41人が楽器ごとに分かれ指導を受けました。 学生は、持ち方や姿勢、息の使い方など演奏の基本から指導していました。 伊那市では、旧高遠町出身で東京芸術大学の初代校長をつとめた伊澤修二の縁で芸大と交流を行っています。 毎年秋に記念音楽祭を行っていて、この交流もその事業の一環です。 次回は12月に同じ器楽講習会が予定されているほか、今年は初めて高遠囃子保存会にお囃子の指導を行う事になっています。
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高遠町藤沢区 お買い物サロン初開催
伊那市高遠町の藤沢区は、区内の買い物弱者支援として「藤沢区お買い物サロン」を16日、初めて開きました。 伊那市高遠町藤沢の荒町公民館です。 公民館には衣類や食品などを扱う高遠町商店街の6店舗が商品を並べ客を迎えました。 サロンが始まると、多くの人が訪れ、シャツや菓子などを手に取り、会話をしながら買い物をしていました。 藤沢区にはおよそ349世帯あり、およそ半分が高齢者世帯です。 区内には、食料品を扱う店が1店舗あるだけです。 藤沢区から買い物弱者支援について相談を受けた伊那市社会福祉協議会がコーディネートし、地元商店の協力を得て、買い物サロンを今回お試し企画として初めて開きました。 サロンでは買い物を終えた人が団らんできるよう、お茶が振る舞われた他、近くの高遠第2・第3保育園の園児との交流も行われました。 藤沢区、伊那市商工会、伊那市社会福祉協議会では、要望があれば今後も開催したい考えです。
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地域を花でいっぱいに 苗を無料配布
伊那市振興公社は緑化推進事業の一環で市民を対象に花の苗を16日無料で配りました。 午後2時から伊那市民体育館メインアリーナ北側駐輪場で無料配布が行われ花を求める人たちが列を作っていました。 この事業は地域を花でいっぱいにしようと伊那市振興公社が毎年行っているものでサルビアとマリーゴールド、百日草450人分が用意されました。 公社では「今年は新しいハウスで花を育てたことから管理が難しかったが出来は良い」と話していまいした。 無料配布は17日も午後2時から伊那市民体育館メインアリーナ北側駐輪場で行われます。
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市内全域で空家調査へ
伊那市は防災や景観への対策として初めて市内全域で空き家調査を実施し今年度中に空家等対策計画を策定する考えです。 これは16日開かれた伊那市議会一般質問で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。 市では空き家が周辺の環境に悪影響を及ぼさないよう努める対策計画を今年度中に策定することにしています。 調査はその全体像を知るために行われるものでどの地区にどのくらいの空き家があるかを調べます。 これまで高遠町と長谷の両地区で移住定住に向けた調査は行われていましたが防災や景観対策としてはこれが初めてです。 市では住民から苦情のあった物件など市内全体を把握し計画に反映させたいとしています。