-
高遠中生徒制作のポップ 書店に
伊那市高遠町の高遠中学校の生徒が作った、本の販売促進ポップが、福島の平安堂伊那店で展示されています。
平安堂伊那店の児童書コーナーに、高遠中の生徒が制作したポップ5点が本と一緒に展示されています。
国語の授業で、学校図書の紹介したい1冊を選んでキャッチコピーを考え、美術の授業でポップに仕上げました。
1、2年生の72作品の中から平安堂が5作品を選考し、17日から店内で活用されています。
高遠中の生徒が制作したポップは、11月中旬まで展示されます。
-
伊那西芸術祭 11月から
伊那市の伊那西地区全域を使ったイベント、伊那西芸術祭が11月1日から1か月行われます。
27日は、ますみヶ丘公民館で記者会見が開かれ、主催する伊那西地区を考える会のメンバーが概要を説明しました。
伊那西芸術祭は、伊那西地区の魅力を知ってもらおうと、去年から行われています。
期間中は、伊那西地区にある7つの公民館を回ると景品が当たるクイズ・スタンプラリーや、インスタグラムで応募するフォト・コンテストが開かれます。
11月15日は、伊那西小学校に地域住民や児童の作品が展示されます。
最終日の11月30日には、たき火を囲みながら、伊那西地区の野菜で作る豚汁を味わうほか、維者舎、カモシカシードルといった酒の振舞いが予定されています。
伊那西芸術祭は11月1日から開かれます。
詳しい会場などは、QRコード、もしくは伊那西地区を考える会のホームページをご覧ください。
-
富県小6年生 松茸学ぶ
伊那市の富県小学校6年生の児童は、学校近くの山で28日に松茸について学びました。
この日は、学校近くの山に6年生の児童19人が登り松茸を探しに行きました。
松茸は日光が程よく当たるところに生えやすいということで、枝木の伐採や落ち葉をかき分けて整備をしました。
富県小では毎年、地元の住民で作る福地松茸増産の会の協力で学習を行ってきました。
高齢化により昨年度で会は解散してしまいましたが、子どもたちが楽しみにしていると知り、元会員が引き続き協力しました。
整備の後は、松茸狩りを行いました。
今年は夏の暑さや雨が降らなかった影響で不作ということですが、児童は一生懸命探していました。
見つかるのは、ちがうキノコ。
20分以上探しましたが、この日は見つかりませんでした。
学校に帰ってくると、地元住民が採ってきた松茸で、お吸い物を作りました。
松茸ご飯も用意され、みんなで味わいました。
橋爪さんらは「この経験を思い出して、今後も地元を好きでいてほしい」と話していました。
-
長崎県大村市の桜 伊那市に植樹
伊那市の市役所西側の芝生エリアで28日、長崎県大村市から贈られたオオムラザクラの植樹式が行われました。
この日は伊那市や長崎県大村市の関係者などが出席し、植樹式が行われました。
植樹式ではオオムラザクラの苗木1本が植えられました。
1989年に高遠町で開かれたさくらサミットに大村市も参加し、伊那市にオオムラザクラが贈られ、花の丘公園に植えられました。
残念ながらその桜は枯れてしまいました。
今回、伊那市と大村市に事業所がある伸和コントロールズ株式会社の提案で、再び伊那市に桜が贈られました。
オオムラザクラは国の天然記念物で、大村市の花に指定されています。
鮮やかなピンク色で、花びらが多い八重桜です。
オオムラザクラは市役所西側の芝生エリアに植えられました。
-
伊那市で断水 70戸に影響
27日午後4時ごろ、伊那市西町城南町や西春近小出一区、二区周辺で断水がありました。
断水があったのは、伊那市西町城南町や西春近小出一区、二区周辺のおよそ70戸です。
市によりますと、城南町団地近くで行っている下水道工事の現場で、水道管が抜けてしまったということです。
土を深く掘る作業中に、土の圧力が無くなり抜けたものと見ていて、業者のミスではなく水道管の老朽化が原因だということです。
伊那市は断水に対応するため、きのう午後5時半ごろから小出一区公民館と山本公民館西側のグラウンドに給水車を配備しました。
断水は27日の午後11時20分頃復旧しました。
-
第39回伊澤修二記念音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称える記念音楽祭が、25日に伊那市内で行われました。
音楽祭は、1部と2部に分かれ行われました。
第1部は、高遠町文化体育館を会場に、高遠北小学校、高遠小学校、高遠中学校、長谷中学校、高遠高校の児童と生徒が、それぞれ歌や音楽劇を披露しました。
このうち高遠中学校は、伊澤修二が残した言葉に箕輪町の音楽家、唐沢史比古さんが曲をうけた「仰望」を全校生徒で歌いました。
また、東京芸術大学の学生によるサクソフォンカルテットも演奏を披露しました。
伊澤修二記念音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で始まり、今年で39回目です。
-
まほらいな市民大学入学式
伊那市が生涯学習の場として開いている、まほらいな市民大学28期生の入学式が10日ニシザワいなっせホールで行われました。
今年度は男性15人と女性20人の、合わせて35人が入学しました。
平均年齢は72.2歳で最高齢者は86歳、最年少者は47歳です。
式辞で学長の白鳥孝市長は「学ぶ楽しさ、人との出会いと絆を大切に励んでください」と話していました。
入学生を代表して中山哲夫さんは「仲間と触れ合うことで明るく楽しい学生生活を送りたい」と話していました。
市民大学は健康、芸術、人権など6つの分野を2年間かけて学びます。
-
安協の4人が緑十字銅章受章
交通安全の推進に尽力した人に贈られる交通栄誉章緑十字銅章の表彰伝達式が伊那市の伊那警察署で9日行われました。
4人が受章し、式に出席した3人が、駒津一治署長から表彰状を受け取りました。
緑十字銅章を受章したのは、伊那交通安全協会幹事の漆戸健治さん。
箕輪町交通安全協会女性部長の細井成子さん。
箕輪町交通安全協会副女性部長のルーカス尚美さん。
箕輪町交通安全協会監事の向山敏晴さんです。
駒津署長は、「管内は地道な交通安全活動が実を結び事故は減少傾向にある。今後も気を緩めずに活動していきたい」と話していました。
受章者を代表して漆戸健治さんは「安協の役員だという認識を持ち、交通安全私からという意識で取り組んでいきたい」と謝辞を述べました。
-
無人VTOL機使って物資運搬 輸送飛行デモ
伊那市と川崎重工業株式会社が2021年度から進めている無人の航空機による山小屋への物資輸送に向けた輸送飛行デモンストレーションが27日、伊那スキーリゾートで行われました。
27日は、無人垂直離着陸機VTOLを開発した東京都の川崎重工業が、物資輸送のデモ飛行を行いました。
デモ機は、全長7メートルで、川崎製のエンジンで駆動し、およそ200キロの荷物を標高3,000メートルまで運ぶことができます。
2年前に行ったデモ飛行では、目視での操縦飛行でしたが、今回は無人地帯でのプログラミングによる目視外自律飛行を行いました。
現在開発中の自動荷揚げ・荷下ろしシステムも実演し、飛行しながら荷物を吊り上げていました。
現在、山小屋への輸送はヘリコプターに頼っていますが、パイロット不足などにより今後の物流の維持が課題となっています。
27日は、白鳥孝伊那市長の他、国や県の関係者などがデモ飛行を見学していました。
予定では、離陸地点に戻り荷物を切り離す予定でしたが、飛行中に推力が落ちたため、荷物を山中で切り離したということです。
川崎重工業では、推力が落ちた原因について調査するとしています。
市と川崎重工業では、2028年度の事業化を目指しています。 -
伊那谷の所蔵品「蝶・昆虫の標本」
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
24日は、伊那市創造館所蔵の「蝶・昆虫の標本」です。
-
御園区民祭 区民でにぎわう
伊那市御園区の区民祭が26日御園区民館で行われました。
御園区民祭では、御園営農実践組合による農産物の販売が行われ、地域で採れた野菜などが販売されました。
また、オリジナルの石焼き芋用の釜で作った焼き芋も販売されました。
思沢川のホタルを育てる会の餅つきの実演では、子供たちも一緒になって餅をついていました。
区民館では盆栽や書など住民の作品が展示されました。
おもちゃが当たる抽選会もあり、訪れた人たちでにぎわっていました。
御子柴健夫区長は「祭りを通して区民の関係性を深めていきたい」と話していました。
-
「ふれあい広場」でふれあい~な万博
伊那市の福祉の祭典「ふれあい広場」が伊那市福祉まちづくりセンターで26日に行われました。
ふれあい広場には、地域の福祉施設やボランティアサークルが、物品の販売や体験ブースを出店しました。
このうち点字の点友会・六星会のブースでは、訪れた人たちが自分の名前などを点字で書いていました。
会場に設置されたステージでは、9団体が活動や演奏などを発表しました。
今年は大阪・関西万博にちなんで、海外の文化に触れることができる「ふれあい~な万博」が企画されました。
世界の民族衣装を着ることができるコーナーでは、親子連れが写真を撮影していました。
くす玉の中に菓子を入れ、棒でたたき割るメキシコの文化「ピニャータ割り」も行われ、子どもたちが楽しんでいました。
伊那市社会福祉協議会では「祭りを通して個性を尊重し合う福祉のまちづくりを目指していきたい」と話していました。
-
伊那中央RC 植林道具を伊那市へ寄贈
伊那中央ロータリークラブは、森林教育に役立ててもらおうとテントやノコギリなどの植林道具およそ10万円相当を伊那市へ26日寄付しました。
伊那中央ロータリークラブでは、西春近の市有林で植樹を行う予定でしたが雨の為一部のみ行いました。
開会式は会場を変更し、かんてんぱぱガーデン健康パビリオンで行われ、会員や植樹を一緒に行う予定だったアルプスい~なちゃんソフトボールクラブのメンバーなど40人が出席しました。
井上修会長は「木は山や川、海の自然を守っています。自然や森林を大切にしていきましょう。」と話していました。
また、伊那中央ロータリークラブは森林教育に役立ててもらおうと、テントやノコギリなどの10万円相当の植林道具を伊那市へ寄贈しました。
ヤマザクラやコナラ合わせて150本は、今週中にロータリーの会員が植樹するというという事です。
-
高校生が企画 17とりどり祭
伊那市の高校生たちが企画したイベント「17とりどり祭」が、JR伊那北駅周辺で25日に開かれました。
このイベントは、伊那北高校、伊那西高校、上伊那農業高校の生徒でつくる実行委員会が主体となって企画したもので、今年で2回目です。
街のにぎわいづくりと次世代の育成を目的に、伊那商工会議所がサポートしています。
25日は、JR伊那北駅からきたっせまでのおよそ200メートルが歩行者天国となり、高校生が考えた体験ブースや、高校生と菓子店がコラボしたオリジナル菓子の販売などのブースが並び、家族連れなどでにぎわいました。
高校生が考えた、現在の山寺と昭和30年ごろの風景写真を並べてデザインしたTシャツなども並んでいました。
また、縦40センチ、横30センチの大型の札を使った百人一首大会も行われ、参加者が札を取り合っていました。
JR伊那北駅前に設けられたステージでは、高校生バンドの演奏や、高遠高校書道部による書道パフォーマンスなどが披露されました。
曇りがちのあいにくの天候となりましたが、多くの人たちが高校生のアイデアを生かした催しを楽しんでいました。 -
信州伊那新そばまつり26日まで
伊那市西箕輪のみはらしファームでは、25日と26日の2日間、「信州伊那新そばまつり」が開かれています。
会場では、標高850メートル以上の畑で育った信州伊那プレミアムそばを100%使用した新そばが、1杯700円で提供されています
信州伊那プレミアムそばは、昼夜の寒暖差が大きいため味や香りの成分が豊富に含まれている高品質なそばだということです。
そばは、せいろそば、かけそば、焼き味噌を溶いた辛つゆで食べる行者そばの3種類から選ぶことができ、揚げたての旬の野菜の天ぷらも提供されています。
訪れた人たちは、打ちたての新そばや天ぷらを味わっていました。
25日は伊那弥生ケ丘高校吹奏楽部による演奏も行われ、会場を盛り上げていました。
このイベントは、信州伊那 秋のそば満喫月間の第3弾として行われ、11月には高遠城址公園や西春近公民館でも、そば祭りが予定されています。
-
手良秋まつり 多くの人でにぎわう
伊那市手良地区の地域活性化イベント、手良秋まつりが25日に手良小学校で行われました。
秋まつりでは、焼き鳥や焼きそばなどおよそ30のブースが並び、多くの人でにぎわいました。
手良小学校2年生は郵便局の模擬店を出店しました。
手良小学校の児童に手紙を書いて手作りのポストに投函すると、後日2年生が届けてくれる仕組みです。
ステージ発表もあり、地元の小学生などがダンスを披露し会場を盛り上げていました。
秋まつりは地元の住民で作る手良秋まつり実行委員会が開いたもので、今年で3回目です。
実行委員会では「多くの人が訪れ、楽しんでもらえた。これからも地元を盛り上げていきたい」と話していました。
-
中尾歌舞伎 「三六災害半世紀」本番に向け稽古
伊那市無形民俗文化財に指定されている伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎・中尾歌舞伎の公演が、11月9日に中尾座で行われます。
23日夜は、中尾座で衣装を身に着けて稽古が行われました。
演目は、「三六災害半世紀」です。
昭和36年に伊那谷を襲った三六災害を題材にしたオリジナルの演目です。
4月の定期公演で上演したところ好評で、再演を望む声があったことから、伊那ロータリークラブの協力で11月9日に公演を行います。
主役「忠勝」の子ども時代を演じるのは、長谷中1年生の三浦 香さんです。
土石流に流されて亡くなる忠勝の妹役を演じる伊那西小3年の茅納 晴さんです。
-
ペレットストーブフェア 25日まで
木質ペレットを燃料とするペレットストーブフェアが、伊那市高遠町の上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場で、25日まで開かれています。
このフェアは、再生可能エネルギーの利用促進とペレットストーブの普及を目的に、上伊那森林組合が開いたものです。
会場には、40万円から100万円の国内外7社のメーカーのペレットストーブが展示されています。
中には、自宅にWi-Fi環境があれば、外出先からでもスマートフォンで電源を入れられる最新モデルもあります。
訪れた人は、担当者の説明を聞いて購入を検討していました。
上伊那森林組合では、上伊那地域のカラマツやアカマツを原材料として、燃料用木質ペレット「ピュア1号」を生産しています。
この「ピュア1号」は、日本木質ペレット協会による品質認証第1号を受けた製品で、燃焼効率が高く灰が少ないなど品質の良さに定評があるということです。
環境意識の高まりを背景に需要は年々増加し、昨年度の販売量はおよそ4,500トン。
販売開始以来右肩上がりに伸びていて、生産体制を強化するため今年度、新たに製造ラインを増設しました。
ペレット人気の高まりで、長野県をはじめ上伊那地域の市町村では、ペレットストーブ購入に対する補助事業が実施されていて、フェアではこの補助制度についての詳しい説明も行われています。
ペレットストーブフェアは、25日まで、伊那市高遠町の上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場で開かれています。
-
不登校・引きこもり経験を語る講演会
不登校・引きこもりの経験から生きやすい社会づくりを考える講演会が22日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会には、およそ60人が訪れました。
講師を務めたのは、伊那市出身で現在中川村で子どもフリースペース・スクールやこども食堂の運営などを行っている和田周晋さんです。
和田さんは中学2年生のときに人と会うのが怖くなり不登校・引きこもりとなりました。
20年に渡る引きこもり生活を送っていましたが、国内外を旅行していました。
旅先で人に出会い、人とのつながりの大切さに気づいたということです。
現在は自身の経験を踏まえた居場所づくりに取り組むほか、不登校という生き方について発信しています。
和田さんは「不登校に対する偏見をなくさないといけない。学校に行かないという選択も子どもの権利だ。色んな生き方があっていい」と話していました。
講演は、誰もが生きやすい社会づくりについて考える機会にしてもらおうと、信州こどもカフェ上伊那地域子ども応援プラットフォームと長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議の共催で開かれました。
-
中部連合音楽会 伊那市内の小中学校20校参加
伊那市内の小中学生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が伊那文化会館で22日に開かれました。
このうち小学校の部には、市内14の小学校から6年生およそ540人が参加し、学校ごとに合唱や合奏を披露しました。
このうち伊那小学校の6年生は、およそ100人で二部合唱「地球星歌」を歌いました。
音楽会は、練習の成果を発表し音楽を通して学校同士の親睦を深めようと毎年開かれています。
主催した中部教職員会では「歌詞の意味を考え気持ちを一つにして歌ったと思います。音楽会を学校生活の素敵な思い出にしてほしい」と話していました。
中学校の部には市内6校の中学3年生およそ550人が参加しました。
-
楠洲流吟道大会 練習の成果披露
詩吟の楠洲流吟道大会が伊那市のニシザワいなっせホールで19日に開かれました。
大会は詩吟楠洲流聖楠会が毎年この時期に開いています。
辰野町から駒ヶ根市までの5つの吟詠会で組織されていて会員数はおよそ200人です。
大会では、個人の吟や団体の合吟などが行われました。
個人吟詠の部では、入門して5年未満の序伝の部、5年以上の初伝の部、10年以上の中伝の部、15年以上の奥伝の部が階級ごとに吟じていました。
楠洲流聖楠会では「年々、会員数は減っているが、日々の楽しみや健康のために、これからも活動してほしい」と話していました。
-
伊那小剛組 製本を学ぶ
紙作りについて学んでいる伊那市の伊那小学校6年剛組の児童は、製本所・美篶堂から製本の技術を7日学びました。
7日は、伊那小6年剛組の児童が、紐を使って綴じる「和綴じ製本」のキットを使って体験しました。
美篶堂の上島明子社長が手順を説明しました。
4つの穴が開いた紙に、麻の紐を通して綴じます。
6年剛組では、総合学習で3年間紙作りについて取り組んできました。
自分の好きな素材を使って紙を漉き、さまざまな色や厚さの紙を作ってきました。
その活動の集大成として、自分の作った紙で本を作ります。
来年3月には、児童が美篶堂に出向きオリジナルの本を作るということです。
-
伊那美術協会 創立100周年記念誌完成
伊那美術協会創立100周年の記念誌が完成しました。
21日は伊那市防災コミュニティセンターで伊那美術協会の100周年記念事業実行委員会12人が発送作業を行っていました。
完成した記念誌はA4サイズで全160ページです。
前回の70年記念誌が作られた1994年以降の30年間の歴史が載っています。
他に、会員の作品や今年7月に開かれた100回記念伊那美術展の出品作品が掲載されています。
伊那美術協会は、大正13年(1924年)に上伊那の美術愛好家10人によって前身となる黒百合会が作られ、今年で100周年を迎えました。
現在は118人の会員がいます。
記念誌は400部作られ、上伊那の各市町村や高校に配られます。
若干余りがあるということです。
詳しくは、伊那美術協会事務局、
電話72-8083にお問い合わせください。
-
旧井澤家住宅で郷土料理おからこ作り
伊那地域に伝わる郷土料理、「おからこ」づくりが18日、伊那市の旧井澤家住宅で行われました。
餅米を杵ですり潰し、水を加えて団子にしていきます。
おからこは伊那地域の郷土料理で、十五夜に供えるために作られていました。
おからこづくりを行ったのは旧井澤家住宅を管理する、伊那部宿を考える会の会員、およそ17人です。
できあがったおからこは、会員が持ち寄った季節の野菜とススキ、旧井澤家に残されていた屏風と共に、縁側に飾りました。
会では「伝統のおからこを後世に伝えるため、今後も続けていきたい」と話していました。
おからこは一晩飾り、19日に、おからこ汁にして味わいました。
-
長谷中のラー油を使ったラーメン販売
伊那市の長谷中学校で製造したラー油「長谷の太陽」が使われたラーメンが県内の郵便局で10月1日からカタログ販売されています。
21日は美和郵便局と手良郵便局の局長が長谷中学校を訪れ、ラーメン2箱を清水慶一校長に手渡しました。
郵便局では信州の農畜水産物や加工品を使った各地の食品をカタログ販売しています。
今回贈られたラーメン「長谷のラー油と信州ごま付きの味噌ラーメン」は上伊那のごまや乾燥野菜とともに、長谷の太陽が同梱されています。
長谷中学校では全校で唐辛子の栽培を行い、8年前からラー油を市内各地で販売しています。
ラーメンは4食入り、200個限定で価格は税込み3,500円です。
郵便局の窓口やネットショップで販売されています。 -
高遠城址公園開園150周年 舞台公演「足跡に、花筏」
伊那市高遠町の高遠城址公園開園150周年を記念した舞台公演「足跡に、花筏」が、11日と12日に、ニシザワいなっせホールで行われました。
演じたのは、伊那市を中心とした社会人劇団「咲花座」です。
オリジナルの脚本「足跡に、花筏」は、高遠城主 仁科五郎盛信を主人公にした物語です。
1582年に織田軍と戦った高遠城の戦いのシーンでは、殺陣も交えて熱演していました。
公演には、鑑賞を希望する市内の小学生が招待されました。
この公演は高遠城址公園開園150周年記念として行われたものです。
-
伊那市創造館企画展「ある一家の十五年戦争」
日中戦争から戦後までの日本の歴史を、ある一家にスポットをあてて振り返る企画展が、伊那市創造館で開かれています。
創造館企画展「ある一家の十五年戦争」は、富士見町の小林家に残されたおよそ2,000点の資料と証言を基に、日中戦争から戦後までの15年間の日本の歴史と小林家の歩みを振り返るものです。
10人兄弟だった小林家のうち、海軍に所属していた長男の富士雄さんは、戦艦武蔵に乗船し戦死しています。
富士雄さんは、1941年に起きた真珠湾攻撃にも参加していて、その頃のことを公式の日記ではなく個人的な日誌にしたためています。
展示を企画した、伊那市誌編さん室の濵慎一さんは、「公式日記にはいつ、どこを攻撃したかは書かれていないが、日誌には細かく書かれている。興奮した様子がみてとれる」と話していました。
他に、看護師として働いていた長女の房江さんは、満州に渡り帰らぬ人となりました。
小林家の次男三平さんは、濵さんの祖父にあたります。
濵さんは、「資料を整理するうえで、もし過去に戻れるなら、長男には武蔵に乗るな、長女には満州に行くなと伝えたいと感じた。展示を通して、戦時中の日本の暮らしを振り返るきっかけにしてもらいたい」と話していました。
企画展「ある一家の十五年戦争」は、来年3月23日まで、伊那市創造館で開かれています。 -
高遠高校の創立100周年記念式典
今年、創立100周年を迎えた伊那市高遠町の高遠高校の記念式典が18日に行われました。
高遠スポーツ公園文化体育館で行われた式典には、生徒や同窓会、来賓などおよそ400人が出席しました。
式辞で実行委員会の大脇弘造実行委員長は「創立からこれまで地域に支えられ地域と共に歩んできた。今後も地域に認められる学校となり新たな歴史を作っていきたい」と述べました。
生徒会長の清澤苺禾さんは「高遠高校は新しい時代の変化に対応しながらも、伝統を受け継ぎつつ自らを高めて歩み続けていきます」と挨拶しました。
式では、創立100周年を記念し歴史を振り返る映像が流されました。
大正15年、1926年に前身の高遠実業補習学校が設立され、昭和23年、1948年に新制高等学校令により高遠高校が開校しました。
現在は、芸術文化コース、地域創生コース、人間福祉コースの3コースが導入されています。
卒業生はこれまでに1万4千人を超えているということです。
-
第37回行者そば祭り
伊那市の信州伊那 秋のそば満喫月間の皮切りとなる第37回行者そば祭りが、内の萱スポーツ公園で19日行われました。
あいにくの天気にも関わらず、祭り開始の午前10時には長蛇の列ができていました。
持ち帰りも含め1200食が用意され、訪れた人が味わっていました。
行者そば祭りは、内の萱・天狗の住民がはじめたもので、現在は荒井区が主催しています。
区の役員など100人が運営に当たりました。
大きな釜で蕎麦をゆで、辛味大根と味噌、つゆをつけて提供されました。
今年は、祭りに収穫が間に合い、新そばがふるまわれました。全て内の萱で採れたそばだということです。
信州伊那 秋のそば満喫月間は、11月9日まで予定されていて、25日・26日は、西箕輪のみはらしファームで、11月1日から9日までは高遠城址公園で、2日には西春近公民館で行われます。
-
田楽座 26日の伊那公演に向け稽古
伊那市富県を拠点に活動している、まつり芸能集団・田楽座は、26日に行われる伊那公演に向けて稽古を行っています。
田楽座は26日に、ニシザワいなっせホールで60周年記念ファイナル企画「感謝カンレキあめあられ 田楽座伊那公演」を行います。
16日は、伊那市富県の稽古場で公演の練習を行っていました。
田楽座は去年創立60周年を迎え、記念公演などを行ってきました。
今回の伊那公演はその最後を飾るものとして企画されました。
60周年記念ファイナル企画「感謝カンレキあめあられ 田楽座伊那公演」は、26日日曜日にニシザワいなっせホールで行われます。
チケットは税込み、一般3,500円、25歳以下が2,500円、伊那公演限定特典付きで特別席のチケットは1万円です。