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伊那地域で雪 交通機関に影響
伊那地域は4日から5日の朝にかけて降った雪により交通機関などに影響が出ました。
5日の午前7時半、伊那市の中心市街地では除雪作業をする人の姿が見られました。
上伊那広域消防本部では4日からの雪で6センチの積雪を観測しています。
この雪の影響で、JR飯田線の飯田駅から駒ケ根駅の区間で始発から運転を見合わせました。
午前9時43分に再開し、現在は通常運行となっています。
高速バスは、新宿・伊那飯田線の上りと下り、あわせて20便が運休となりました。
午後3時現在、通常運行となっています。
また、伊那市高遠町山室では雪による倒木で、20戸が停電しました。
現在は全て復旧しています。
箕輪町と南箕輪村では被害の報告はないということです。
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伊那市と㈱タンケンシールセーコウが土地売買仮契約
伊那市は東京都に本社を置き工業用メカニカルシールなどの製造を行う、株式会社タンケンシールセーコウと、土地売買の仮契約を2月28日に結びました。
2月28日は市役所で調印式が行われ、タンケンシールセーコウの和田正人社長と白鳥孝市長が土地売買仮契約書を取り交わしました。
タンケンシールセーコウは、石油精製や食品工場などで使われている工業用メカニカルシールなどを製造しています。
全国に3つ工場があり、生産体制を拡大するため新たに伊那市に工場を建設するものです。
仮契約した土地は伊那市東春近の東原工業団地で用地面積は、およそ21,000平方メートルで、価格は2億9,000万円です。
新工場は、令和9年度の完成予定で15人程度の新規雇用を計画しています。
和田社長は「成長市場への取り組みと雇用の確保など地域社会に貢献していきたい」と話していました。
白鳥市長は「技術のある会社に用地の提供ができることを嬉しく思います」と話していました。
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高遠城址公園 桜の開花4月4日予想
5日は二十四節気の一つ、啓蟄です。
生き物が冬眠から目覚める頃とされています。
民間気象情報会社のウェザーニューズは、高遠城址公園の桜の開花予想を4月4日と発表しました。
第5回目の発表では、高遠城址公園の桜は前回と同じく開花が4月4日、満開は4月10日と予想しています。
6回目の発表は3月12日を予定しています。
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5日朝まで雪に注意
伊那地域では午後から雪となり、5日の朝にかけ積雪に注意が必要です。
雪の影響で高速バスの一部の便が運休となっています。
長野地方気象台によりますと、日本の南にある低気圧の影響で伊那地域でも4日の昼過ぎから雪が降り始めました。
5日の午後6時までに予想される降雪量は、上伊那地域の多いところで15センチとなっています。
午後4時現在、高速バスは新宿・伊那飯田線の上下線の一部、11便が運休となっています。
長野地方気象台によりますと、雪は5日の朝までで、日中は気温が上がり雨になると予想しています。
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伊那小3年夏組 ジェラート振舞う
伊那市の伊那小学校3年夏組の児童は、総合学習の時間で作ったジェラートを地域の人たちに4日振舞いました。
4日は夏組の27人が、午前と午後に分かれ、いなっせホワイエで27種類のジェラートを振る舞いました。
午前は、バニラやレモン、コーヒー味など13種類が保存容器に入れて持ち込まれました。
訪れた人が好きな味を選ぶと、児童がカップに盛り付け手渡していました。
宣伝を担当する児童は、手作りのチラシとポスターを手に、地域の人たちに来場を呼びかけました。
児童は、それぞれに好きな味を決め、市内の専門店からアドバイスを受け、去年12月からは週に1回ほど試作を重ねてきたということです。
中には多くの種類を味わう人もいました。
3年生は来年度クラス替えとなるため、これまでの活動の集大成として、保護者や地域の人たちにジェラートを振舞いました。
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高遠青少年自然の家の大村洋一さん 社会教育功労者表彰を受賞
伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家の研修指導員、大村洋一さんは、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞しました。
今日は、大村さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
社会教育功労者表彰は、長年にわたり社会教育の振興に功労のあった人に、文部科学省から贈られるものです。
大村さんは伊那市上牧在住で現在70歳です。
1995年から、国立信州高遠青少年自然の家の研修指導員として働いています。
野鳥や昆虫などの自然観察指導を通して、子供たちの好奇心や探求心を高め、体験活動プログラムの充実に貢献したことが評価されました。
大村さんは「長年のつみ重ねの中で、時代に合わせて指導のやり方を少しずつ変えながら取り組んできたことが評価されてうれしい。」と話しました。
今年度の社会教育功労者表彰は全国で大村さんを含め93人が受賞しました。
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西春近郵便局 新局舎開局式
老朽化により移転新築が進められていた伊那市西春近の西春近郵便局の局舎が完成し、3日に開局式が行われました。
開局式には、日本郵便株式会社の向山博行局長らおよそ30人が出席し、完成を祝いました。
新しい局舎は、旧局舎から北東に270mほど進んだ旧JA上伊那西春近支所の跡地に建設されました。
西春近郵便局は、1900年、明治33年に開局しました。
1977年に建設された旧局舎は、47年が経過し老朽化が進んでいたことから、今回移転新築されました。
県内では初めてとなる太陽光パネルが設置された環境配慮型の建物となっています。
西春近郵便局では、これまでと同様に、郵便・荷物サービス、貯金サービス、保険サービス、物販サービスを行います。 -
伊那市高遠町旧馬島家 ひな人形展
伊那市高遠町の旧馬島家住宅では、江戸時代から平成までの雛人形が並ぶ展示会が開かれています。
旧馬島家住宅には、江戸時代から平成までの雛人形、およそ300体が並んでいます。
展示の中で最も古い雛人形の享保雛です。
面長な顔と切れ長の目が特徴で江戸時代中期から後期に流行したということです。
雛段ではなく屋形の中に飾られた江戸時代後期の古今雛など、時代によって違う雛人形を見ることができます。
展示されている雛人形は全て地域住民から寄贈されたものです。
この展示会は伊那市民俗資料館が開いたもので今年で19年目になります。
ひな人形展は、4月20日まで旧馬島家住宅で開かれています。
入館料は大人200円、高校生以下は無料です。
火曜日・水曜日・木曜日は休館日となっています。 -
上伊那の中学校野球部 新チームの目標発表
伊那市の伊那中学校で、上伊那の中学校野球部の部員が集まり、それぞれのチームが今年の目標やスローガンを発表しました。
2月16日は、上伊那の中学校11校から、野球部員およそ150人が集まりました。
それぞれのチームがステージに立ち、今年の目標やスローガンを発表していました。
試合前の円陣を実演するチームもありました。
この発表会は上伊那野球協会が開いたものです。
ほかのチームの事を知り、自分のチームの強みや価値を再認識してもらおうと、初めて開かれました。
上伊那野球協会では「ほかのチームとのつながりを作ることでモチベーションを上げ、上伊那の野球が盛り上がっていくことを期待している」と話していました。
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東部中演劇部 16日に公演
伊那市の東部中学校演劇部は、伊那文化会館のプラネタリウムで星空の映像と組み合わせた劇を16日に披露します。
2日は本番に向けて稽古が行われました。
東部中学校演劇部は、秋の文化祭以降の発表の場として10年ほど前から毎年、伊那文化会館のプラネタリウムとコラボした劇を発表しています。
演劇部の生徒11人は、本番に向け意見を出し合いながら稽古を重ねています。
演目は生徒たち自らアイデアを出し考えたオリジナル劇「宇宙大戦争」です。
ヒーロー4人が地球に隕石をぶつけようとする敵グループの策略を阻止する物語で、子どもからお年寄りまで楽しめる内容になっているということです。
来場者も参加しながら楽しめるよう劇中、クイズも出題されます。
10年ほど前から東部中学校の演劇部を指導する伊那市の阿部裕吉さんです。
阿部さんは見ている人にセリフの内容が伝わるよう声を出すことなどをアドバイスしていました。
東部中学校演劇部と伊那文化会館のプラネタリウムがコラボレーションした演劇発表は、16日の午前10時30分からと午後1時30分からの2回上演されます。
定員はそれぞれ70人で入場は無料ですが予約が必要です。
詳しくは、伊那文化会館 電話73―8822までお願いします。
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上伊那の小中学生が歌声響かせる
上伊那の小中学生が出演するスプリングコンサートが伊那市のニシザワいなっせホールで2日に開かれました。
コンサートでは、はじめに参加者全員で春にちなんだ曲を歌いました。
2日は市内の小学校の合唱団や、上伊那の中学校合唱部などが出演し歌声を響かせました。
このうちいな少年少女合唱団は、童謡やわらべうたなどを発表しました。
コンサートは、日ごろの練習の成果の発表の場にしようとNPO法人クラシックワールドが開いたもので、今回で18回目です -
みはらしファームでチューリップまつり
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、チューリップまつりが2日まで行われています。
会場には26種類のチューリップが並べられていて、2日間で3,000鉢が販売されます。
価格は1鉢1,100円です。
1日の伊那地域の最高気温は19.9度と4月下旬並みで、春の陽気となりました。
花を育てた美篶の鉢花農家春日彰さんは「つぼみが花開いていくところを楽しんで、春の訪れを感じてほしい」と話していました。
みはらしファームのチューリップまつりは、2日も行われます。
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伊那市商工会西春近支部 新春落語会
伊那市商工会西春近支部による新春落語会が28日、伊那市の西春近公民館で開かれました。
新春落語会は伊那市商工会西春近支部が東京の落語芸術協会に所属する落語家を招き開いたものです。
落語会では動物の鳴きまねで人気を博した三代目江戸屋猫八の娘、江戸屋まねき猫さんが動物のものまね芸を披露しました。
新春落語会には伊那市商工会西春近支部の会員など約60人が集まり会場は笑いに包まれていました。
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今年100歳 福澤さん折り紙のひな人形
伊那市山寺で今年100歳になる福澤章子さんの自宅には、折り紙で作った色とりどりのひな人形が並びます。
福澤さんは大正14年生まれで、今年6月に100歳になります。
元小学校教諭だった福澤さんは、多くの子どもと接し、家族の大切さを肌で感じてきました。
その思いを折り紙に重ね、70歳を過ぎてから作品を作り始めました。
福澤さんは去年体調を崩したため、今年は折ることが無かったということで、これまで作った作品を飾りました。
人形の顔は、植物の種やマッチ棒が使われています。
ぼんぼりは、ストローと折り紙でつくりました。
和紙をハマグリの殻に張って作ったものもあります。
28日は、いとこの福澤寿子さん94歳、向山八千子さん90歳が訪れ、ひと足早いひな祭りを楽しんでしました。
折り紙のひな人形は、来月中旬まで自宅に飾るということです。
来月4日には、教え子たちと人形を見ながら食事を楽しむ予定です。
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メルカリ 伊那市公式ショップオープン
伊那市役所などで使っていた備品を再利用してもらおうと、フリマアプリ「メルカリ」に伊那市公式ショップが28日にオープンしました。
メルカリは国内最大級のフリマアプリで月間利用者はおよそ2,300万人です。
伊那市公式ショップには2,000円の竜南保育園で使われていた昭和62年の映写機や、5,000円の市役所で使われていた昭和47年のカメラなどおよそ10点が出品されています。
値段は他の出品者の販売実績を参考に設定しているということです。
伊那市では使わなくなったイスやプリンターなどの備品の出品を予定しています。
この日は市役所で記者会見が開かれ、白鳥孝市長が公式ショップ出店について話しました。
購入者に伊那市に来てもらうことで地域の魅力を知ってもらおうと、商品は現地引き取りのみとなっています。
メルカリに公式ショップを開いた自治体は県内では中野市、大町市に続いて3例目です。
全国では53例目となっています。
また、メルカリ利用者が公共団体に寄付できるサービス「メルカリ寄付」の寄付先団体に伊那市が加わりました。
全国の利用者はメルカリを通じて伊那市に寄付できるようになりました。 -
伊那市議会開会46議案提出
伊那市議会3月定例会が27日開会し来年度一般会計当初予算案など46議案が提出されました。
来年度一般会計当初予算案は、総額384億5,200万円で高遠第2・第3保育園建設事業に4億7100万円。
若者世代の定住を促進する、いな住まいる補助金の拡充に1億9,700万円などが盛り込まれています。
市議会3月定例会は3月10日から12日に一般質問、21日に委員長報告と採決が行われます。
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伊那図書館内サービス業務廃止
伊那市は現在伊那図書館内の市民サービスコーナーで行っている証明書発行などの業務を9月末で廃止する方針です。
これは27日市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。
伊那図書館内での業務廃止に伴い休日の窓口業務は市役所内に市民サービスコーナ―を新たに開設し対応します。
市民サービスコーナーは市役所西出入り口の日直室に設けられます。
この措置はコンビニエンスストアでの証明書交付の増加や働き方改革によるもので、業務は3人体制を予定しています。
伊那図書館での業務廃止に伴う市役所の市民サービスコーナ―開設は10月からを予定しています。
伊那市ではこの件について今後、住民からの意見を聞き、理解を得たいとしています。
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伊那ロータリークラブ ローメンズクラブを顕彰
伊那ロータリークラブは、こども食堂などのボランティア活動を行っている伊那ローメンズクラブに、ロータリー顕彰を27日に贈りました。
この日は伊那市のくぬぎの杜で創立65周年記念定例会が開かれ、平出吉範会長から伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんに顕彰が贈られました。
伊那ローメンズクラブは、ローメンの普及活動を行う傍ら、こども食堂の開催や、石川県珠洲市での炊き出しなどボランティア活動にも力を入れています。
その活動が地域の結束を深めているとして評価されました。
伊那ロータリークラブでは地域の発展に貢献した人などを毎年表彰していて、ロータリー顕彰贈賞は今回で46回目となりました。
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伊那市公共交通合同会議 ぐるっとタクシー運行状況報告
伊那市の地域公共交通会議と公共交通協議会の合同会議が、いなっせで20日に開かれ、ぐるっとタクシーの運行状況などが報告されました。
ぐるっとタクシーの今年度の利用者数は、去年12月末現在、2万2,237人、前の年の同じ時期とほぼ同じで、昨年度と横ばいとなる見込みです。
また、コロナ禍で減少した路線バスの利用者は徐々に回復しているほか、市街地デジタルタクシー、市街地循環バスの利用者は、増加しているということです。
伊那市では、「今後も利便性向上に努め、利用者の増加につなげたい」としています。
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デジタル地図活用し通学路の安全考える社会実験 報告会
安全な通学路を考えるデジタル技術を活用した社会実験に取り組む「道路空間構築プロジェクト推進協議会」の報告会が25日伊那市役所で開かれました。
社会実験は、通学路の危険か所をデジタル地図上に集め、それを活用して改善につなげるシステムを構築するものです。
春富中と東部中の通学路で調査を行い、地図上で、生徒の考える危険か所、地区の要望、行政の持つ事故の情報などを重ね、危険か所のピックアップとその対策を行いました。
地図上でポイントが重なったか所について重点的に対策を検討し、横断歩道の設置や路面表示の補修などにつながったということです。
東部中学校の有賀泰司校長は「今回生徒が自身で危険か所を考えることができ、自分たちで考える新しい交通安全教育になった」と話していました。
今回の社会実験は、国土交通省の社会実験に採択されたもので、「道路空間構築プロジェクト推進協議会」が行いました。
今後は、伊那市教育委員会でこのやり方を取り入れ、通学路の安全対策に取り組んでいく方針です。
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伊那西高校 ダンス・音楽学習発表会
伊那市の伊那西高校は、選択授業で音楽、ダンスを選んだ生徒による学習発表会を4日、校内で開きました。
発表を行ったのは選択授業で音楽、ダンスを選んだ1年生合わせて32人、ダンスを選んだ3年生9人です。
そのうち3年生ははじめ、2チームに分かれてダンスを披露しました。
伊那西高校では選択授業として美術、書道、音楽、ダンスなどから好きな授業を選ぶことが出来ます。
3年生は全員でステージに上がり、洋楽のメドレーに合わせて踊りました。
卒業を控えた3年生にとっては、今回の発表会が伊那西高校で最後のステージです。
音楽選択の1年生は今回が初ステージでした。
2学期から練習してきた曲をピアノで奏でました。
ダンス選択の1年生は6チームに分かれて発表しました。
10日には2年生全員によるダンスの発表会が開かれました。
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高遠さくら祭り デジタルチケット試験導入
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りは、混雑緩和対策として入園券をスマートフォンで購入できるデジタルチケットを導入します。
26日は高遠町総合福祉センターやますそで高遠城址公園さくら祭り対策打合せ会議が開かれ伊那市や商工会などの関係者50人が出席しました。
会議では、入園時の混雑緩和を目的にデジタルチケットを試験的に導入することが報告されました。
スマートフォンで事前にチケットを購入すると入園券として使用できます。
また、コロナ前まで実施していた市役所からのシャトルバスの運行を最盛期の土曜日の1日間行うとしています。
また開園150周年記念事業として、南曲輪で高遠城址公園の歴史を振り返るパネル展が開かれます。
高遠城址公園のさくら祭りの公園開きは来月22日の予定です。
昨シーズンの有料入園期間は4月6日から18日までの13日間で、有料入園者数は10万7,368人でした。
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台湾の高校生 高遠高校で交流会
日本の職業高校にあたる台湾の新北市立淡水高級商工職業学校の生徒19人が伊那市の高遠高校を訪れ25日に生徒が交流しました。
歓迎セレモニーでは高遠高校の弓道部の生徒が弓を引き、28メートル先の的に向かって矢を放ちました。
台湾の生徒は24日に来日したということです。
セレモニーでは他に3年生およそ100人が合唱で歓迎しました。
高遠高校は淡水高級商工職業学校と2023年12月に姉妹校となっています。
今回初めて高遠高校を訪れました。
高遠高校は生徒有志5人が去年12月に研修旅行で台湾の高校を訪れています。
セレモニーの後は今年度の生徒会役員と交流会が開かれ、缶バッジを作りました。
高遠高校の生徒が身振りで作り方を伝えていました。
去年の研修旅行のホームステイ先の生徒との再会を喜ぶ姿も見られました。
台湾の生徒は県内で農家民泊やスキーを体験するほか、東京都で観光をして3月2日に帰国するということです。 -
東春近保育園の園児 シイタケのコマ打ち
伊那市の東春近保育園の園児は、老松場の丘古墳公園でシイタケの菌のコマ打ちを25日行いました。
25日は東春近保育園の年中・年少園児およそ70人がシイタケの菌のコマ打ちをしました。
長さ1メートルのナラやクヌギの原木60本とコマ3000個が用意されました。
これは、地元住民で作る老松場の丘古墳公園整備委員会が開いたものです。
メンバーが原木に穴を開けると、子どもたちがコマを打ち付けていきました。
コマ打ちが終わると、園児は思い思いに公園で遊んでいました。
シイタケは、早ければ秋に収穫でき、子どもたちが給食で味わうということです。
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三澤寺 武田住職が大荒行を終え奉告式
伊那市福島の日蓮宗三澤寺の武田正幹住職は、100日間の修行の成果を披露する「帰山奉告式」を24日に境内で行いました。
24日は、武田住職が同じ期間修行をした僧侶5人と共に水行を行いました。
武田住職らは、去年11月1日から2月10日までの100日間、千葉県にある日蓮宗の寺で「日蓮宗大荒行」を行いました。
世界三大荒行の一つとされていて、期間中は午前2時半に起床し、読経や写経と3時間おきの水行を午後11時まで繰り返し行っていたということです。
修行は、極限状態に身を置き、心身を鍛錬するものです。
修行前に73キロに増やしていった体重は、58キロまで減り、毎日の読経で声は枯れていました。
水行を行った午前10時頃の伊那地域は、気温が1度ほどと冷え込みましたが、およそ60人の檀家らが見守る中、経を唱えながら冷水をかぶっていました。
武田住職の大荒行は、10年ぶり2回目となっています。
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伊那弥生ケ丘高校同窓会 跡地利用について要望
伊那弥生ケ丘高校同窓会は、校舎跡地利用について、同窓会の思いを尊重した上での計画立案などを求める要望書を25日に長野県教育委員会へ提出しました。
この日は長野県庁に下島典子同窓会長らが訪れ、高校再編推進室の佐野浩一郎室長に要望書を手渡しました。
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校は、伊那北高校の敷地に新校舎を建設する予定です。
要望では、弥生跡地の現在の景観を損なうことのないよう利活用の計画立案に臨むことや、次世代教育や多世代交流の場としての利活用などを求めています。
佐野室長は「地元の人や同窓会のみなさんと話し合いながら進めていきたい」と話していたということです。
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南ア山岳環境保全連絡協議会 6月に協力金
南アルプス伊那谷エリアの山岳環境保全のための連絡協議会設立総会が25日、伊那市役所で開かれ、登山者への協力金制度を導入する案が承認されました。
この日は市役所で設立総会が開かれ、南アルプスの長野県側の伊那市、飯田市、大鹿村のほか、山岳関係者が出席しました。
案では、登山者から一口500円以上の協力金を任意で徴収します。
伊那市では林道バスの利用時や戸台パークでの徴収を考えているということです。
QRコード決済も対応する予定です。
集めた協力金は登山道の維持管理や高山植物の保護、携帯トイレの普及などに使用します。
伊那市が今年度登山客300人に行ったアンケートでは、96%が協力金の導入に理解を示しています。
協議会では今後、各市村のホームページやチラシなどで周知し、6月から協力金制度を導入する予定です。
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春のコレクション三人展
着物のリメイク品やアンティーク、木工インテリアが並ぶ、「春のコレクション三人展」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで21日から始まりました。
会場には、およそ500点が展示され、販売も行われています。
南箕輪村の塀和一彦さんはオークションなどで収集したアンティークの食器、絵画などを展示しています。
妻の紀代子さんは、古い着物を洋服にリメイクし展示しています。
こちらのボトムスは、かつて製粉所で使われていた布袋をリメイクしたものです。
木祖村の高橋茜さんは、自身が手掛けた木工インテリアを展示しています。
高橋さんの展示品の中でも特に人気があるのは、中に磁石が入っていて、鉄製品が落ちない針入れです。
三人は10年ほど前に開かれた合同展で出会い、意気投合したということです。
三人展は26日(水)まで開催され、今年9月にも開かれる予定です。
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旧井澤家住宅で雅楽の演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で、雅楽の演奏会が23日に開かれました。
23日は、東京都を拠点に活動する演奏家4人が、雅楽の代表曲の越殿楽などを披露しました。
旧井澤家住宅では、現在雛人形展が開かれていて、演奏会はこれに合わせて企画されました。
会場を訪れたおよそ70人が演奏に耳を傾けていました。
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グリーンファーム ランと春の花フェア
100種類のランが並ぶ、ランと春の花フェアが伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで開かれています。
フェアは園芸ハウス内を会場に開かれていて、およそ100種類のランが展示販売されています。
コチョウランやカトレア、シンビジウムなど、およそ1,000鉢が用意され、価格は1鉢1,000円から7,000円ほどとなっています。
またランだけでなく、チューリップやパンジーなど訪れた人に春を感じてもらおうと、およそ100種類の春の花も販売されています。
ランと春の花フェアは3月9日(日)まで、グリーンファームで開かれています。
時間は午前8時から午後6時です。