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景観保全に関するシンポジウム
伊那市は、市内における守るべき景観とは何かについて考えるワークショップを、12日、創造館で開きました。 今後は、国の制度の活用も視野に入れ、景観保護に取り組んでいく考えです。 ワークショップは、景観保護にいかしていこうと、市教育委員会が初めて開いたものです。 国は、里山や棚田など人々の生活や風土に深く結びついた地域特有の景観を守ろうと、平成16年に「重要文化的景観の選定制度」を創設しました。 都道府県や、市町村が保存措置を行うもののうち、特に重要なものを国が選定するものです。 選定されると、保存に影響を及ぼす行為をしようとする場合、文化財保護法により国に届出が必要になります。 県内では、飯山市の小菅山と千曲市の姨捨の棚田が選ばれていて、全国では47件が選定されています。 ワークショップでは、文化庁世界文化遺産アドバイザーの本中眞さんが、制度の内容や伊那谷における重要文化的景観地区についての話しをしました。
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高遠消防署一日出張所
伊那市高遠町の高遠消防署の救急一日出張所が12日ニシザワ高遠食彩館で行われ、買い物客が緊急時の対応を体験しました。 12日は、ニシザワ高遠食彩館の駐車場に一日出張所が設けられ、心肺蘇生法や119番のかけ方の体験、救急車の展示が行われました。 これは、12日までの救急医療週間に合わせ、地域住民に意識を高めてもらおうと高遠消防署が初めて行ったものです。 救急車の展示では、子どもたちが車内に乗り込み、設備を見学していました。 119番のかけ方体験では、買い物客の男性が倒れ、救急車を呼んでほしいと頼まれたという想定で電話をしました。 ある署員は、「救急車を呼ぶときは、どこの市町村かからかけているのかしっかり伝えることが大事。署員が質問をしてくれるので、落ち着いて答えてください」とアドバイスしていました。
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分杭峠気場発見20周年記念シンポジウム
伊那市長谷分杭峠の気場発見20周年記念シンポジウムが12日、気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。 シンポジウムにはおよそ150人が参加し、これまでの経過報告や基調講演が行われました。 伊那市長谷の分杭峠は、中央構造線が作る地形の影響で特殊な「気」が発生するといわれています。 気場は平成7年7月2日に気功師の張志祥さんが発見し、今年で20年となります。 パワースポットとして人気を集め、昨年度はおよそ2万5千800人が訪れたということです。 基調講演では国際ジャーナリストの中丸(なかまる)薫(かおる)さんが話をしました。 世界中のパワースポットを巡った中丸さんは、この地域を訪れた途端「波動が変わる」のを感じたといいます。 中丸さんは、「現代社会の中で真実の情報を探るための直観力を得るには、心身の浄化が必要。気場を訪れ、ゆっくりと過ごすことでそれににつながる」と話していました。
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起業・創業に関する展示
起業・創業に関する情報が掲載されたパネルや冊子の展示会が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 伊那図書館2階のロビーには、起業や創業に役立つ情報を掲載した冊子などを8機関が共同で展示しています。 各機関のサポート制度などを知って創業のきっかけにしてもらおうと、日本政策金融公庫などが開いているものです。 日本政策金融公庫では、昨年度県内290企業に対しおよそ35億円融資を行いました。 伊那支店では、前の年より17件多い40企業におよそ3億8千万円融資を行ったということです。 起業・創業に関する展示は、17日(金)まで伊那図書館で開かれています。
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高校演劇合同発表会
上伊那地区高校演劇合同発表会が6日開かれ、伊那西高校が県の発表会の出場校に選ばれました。 発表会には上伊那の6つの高校が参加しました。 上伊那地区高校演劇合同発表会は、学校同士の交流と、クラブ活動のレベルアップにつなげようと上伊那地区高等学校演劇連盟が毎年開いています。 伊那西高校演劇クラブは、オリジナルの脚本「人と生まれた悲しみを知らないものは・・・」を披露しました。 人の記憶を見て保存することができる機能を持った介護ロボットが、主人公の老人から戦中戦後の記憶を引き出そうとする内容です。 伊那西高校演劇クラブでは「人の記憶の意味深さを、演技を通して伝えたい」と話していました。 伊那西高校が出場する県の発表会は、11月に東御市で開かれます。
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高遠学園構想 「市全体が望ましい」
伊那市教育委員会の松田泰俊教育委員長は高遠高校が小中学校との連携を図る「高遠学園構想」について、現在の長谷・高遠から伊那市全体に広げるのが望ましいとの考えを改めて示しました。 これは、11日開かれた市議会一般質問で議員の質問に松田委員長が答えたものです。 松田委員長は構想について「中高一貫校を考える物ではなく、小中学校や地域との連携を図り、高遠教育の精神の実学を育てていきたい」と答えました。 白鳥孝市長は「緩やかな連携の中で、あらゆる可能性をいっしょに考えていきたい」と話していました。 議員からは「目に見える形にして示すよう市教委が中心となり構想の素案をたて議論していくのが望ましい」と話していました。 高遠高校では「少子化に向かう中、地域創生の核となるよう、地域に残る人材を育てていきたい」と話していました。
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伊那弥生ヶ丘高校音楽会 3年F組最優秀賞
伊那弥生ヶ丘高校の音楽会が10日伊那市の伊那文化会館で開かれ、3年F組が最優秀賞に選ばれました。 音楽会はクラスマッチ形式で行われ、1年生から3年生までの18クラスが練習の成果を披露しました。 音楽教諭は講評で、「合唱を通じて一人ひとりが成長し、クラスの絆ができる。練習を通じて得たものを大事にしてほしい」と話していました。 審査の結果、最優秀賞には「地球に寄り添って センスオブワンダー」を歌った3年F組が選ばれました。
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長谷中発 地域活性化へ野沢菜種まき
伊那市の長谷中学校の生徒は、地域の景観を守り活性化につなげようと、遊休農地になっていた畑に、10日、野沢菜の種をまきました。 午後4時過ぎ、生徒たちが、校門から、駆け足で集まってきました。集まった先は、遊休農地となっていた畑です。 7アールほどの畑はすでに耕されて、種をまく準備が済んでいます。 長谷中学校では、今年度から毎日、「三峰の時間」という時間を15分間設けて、花壇の整備や農作業を行っています。 この日は、遊休農地となっていた畑に、全校生徒34人が野沢菜の種をまきました。 長谷中学校ではもともと、学校近くの畑で野菜などを栽培してきました。 今回は、遊休農地となっていた畑を、中学校で使用してもいいと地主から話があり、野沢菜を栽培することになりました。 野沢菜は11月頃から収穫時期を迎え、生徒がPTAと一緒に漬物体験をしたり、市価の3分の1程度の価格で市民に収穫してもらうなどの活用を検討していくということです。 畑の残りの部分では、玉ねぎも栽培していく予定で、玉ねぎは道の駅で販売していく考えです。 長谷中学校では、耕作放棄地を活用していくことで、学校周辺の景観を守っていきたいとしています。
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富県保育園 地域住民と一緒に散歩
伊那市の富県保育園の園児は10日、地域住民と散歩をして地域の自然に触れました。 富県保育園の年長園児25人が地域住民と貝沼地区を散歩しました。 これは、貝沼の自然環境を守る会が地域の子供たちに地元の自然に触れてもらい一緒に楽しみながら今後の地域の姿を考えるきっかけにしようと初めて行ったものです。 保育園を出発して1時間ほどかけて散歩しました。 途中、農業用水路で会のメンバーが虫を捕まえました。 オニヤンマの幼虫がつかまり、子ども達も手にとっていました。 ヘビトンボの幼虫です。地元では「マゴタロウ」と呼んでいて、ザザムシと一緒に煮て食べていたという事です。 かつて真菰ヶ池があった公園では、百日草の花にキアゲハが集まっていました。 貝沼の自然環境を守る会では、小学校との交流も行っていて、来月は富県小の児童と麦の種撒きをするという事です。
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伊那インター工業団地に東京パック新工場が完成
伊那市が企業誘致を進める西箕輪の伊那インター工業団地に、使い捨て手袋の製造・販売を行う東京パック株式会社の新工場が完成しました。 5日は、東京パック株式会社の新工場落成記念祝賀パーティーが、現地で行われました。 東京パックは、東京都に本社を置く使い捨て手袋や衛生管理用品の製造・販売会社で、製品は主に医療や介護の現場で使用されています。 新工場は、鉄骨造平屋建てで延床面積はおよそ780平方メートル、総事業費はおよそ3億円です。 東京パックでは、3年後を目途に敷地内に物流倉庫などを建設する計画で、30人ほどの正社員の雇用を考えているということです。 今後は、東京の工場が関東方面に、伊那工場が関西方面に出荷することで、災害時のリスク分散を図りたいとしています。 伊那インター工業団地に立地した企業は、東京パックで17社目となり、造成済みの土地は残り1区画となっています。
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みはらしの湯で琴伝流大正琴のミニコンサート
琴伝流大正琴のミニコンサートが9日、伊那市西箕輪のみはらしの湯で開かれました。 コンサートは、大正琴の普及を目的に琴伝流大正琴普及協会が開いたものです。 大正琴誕生100年を記念して、2011年に9月9日を「大正琴の日」と定め、毎年全国各地でコンサートを開いています。 伊那市内では今回初めて開かれ、長井幸子さんが美篶公民館で指導する教室のメンバー11人が6曲を演奏しました。 琴伝流大正琴普及協会では、多くの人に大正琴を知ってもらい、伊那市でもミニコンサートを今後増やしていきたいと話していました。
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伊那市 市内全域の公共トイレを調査
伊那市は、市内全域のトイレの数や管理体制などを調査し、計画的な改修を実施していく方針です。 これは、9日に開かれた市議会一般質問で、議員の質問に、白鳥孝市長が答えたものです。 白鳥市長は、「とくに全国規模のスポーツ大会では、市内グラウンドのトイレの数は充分確保できていない」と話しました。 現在伊那市では、公衆トイレの他、都市公園や観光地、体育施設などのトイレについて調査を行っているという事です。 市内全域での数や管理体制などをまとめ、今後、洋式化を視野に入れながら、計画的なトイレの改修を検討していくという事です。
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西箕輪小中学校PTA講演会
西箕輪小学校と中学校のPTA講演会が2日西箕輪小学校で開かれ、伊那市在住の教育カウンセラー小椋佐代里さんが講演しました。 この講演会は、西箕輪小中学校のPTA,西箕輪子ども会育成会、西箕輪公民館が毎年行っているものでおよそ130人が集まりました。 伊那市富県在住で教育カウンセラーの小椋佐代里さんが、親子のコミュニケーションの方法について話をしました。 小椋さんは、子どもの話を聞く上で「相手の話を繰り返すこと・言い換えること・気持ちをくみ取ることの3つが大事」と話していました。 参加者は二人組になり、実際に聞きかたを体験していました。 小椋さんは、「親が解決策を決めずに共感しながら話を聞くことで、子どもの自立をはぐくむことにつながる」と話していました。
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山ぶどうの生産者の会設立
伊那市と信大農学部が連携して開発したやまぶどうワイン「山紫」の原材料となるやまぶどうの品質向上や増産を図ろうと、このほど「やまぶどう生産者の会」を設立しました。 会は、生産者や信州大学農学部、JA上伊那、伊那市などで組織します。 会長を務める城倉友幸さんです。 城倉さんは、6年前から西春近にある25aの畑でやまぶどうを栽培しています。 現在、やまぶどうの実が色づき、これから甘みが増してくるということです。 城倉さんは、「会全体で品質を一定に保ち、質の良い物を作っていきたい」と意気込んでいます。 やまぶどうワイン「山紫」は伊那市と信大農学部が連携して8年の歳月をかけて開発しました。 現在生産者は3人でこれから栽培を始める人が5人いるということです。 収穫は10月から始まり、今年は会全体で去年より200キロ多い800キロを収穫する予定です。 伊那市は特産品として定着させたい考えで、今後も生産者や農地の拡大を図っていきたいとしています。
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台風18号 9日の昼過ぎに接近
台風18号は、9日の昼過ぎから夕方にかけて県内に近づくとみられ、長野地方気象台では土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。 8日の伊那地域は台風18号の影響で雨となりました。 長野地方気象台によりますと台風18号はあす昼過ぎから夕方にかけて県内に最も近づくとみられ、あすは1時間に40ミリの激しい雨や強風になる恐れがあるとしています。 伊那市西箕輪重盛正さんの、りんご園では、つがるの収穫が最盛期を迎え、台風の接近にともない収穫を急いでいました。 9日、午後6時までに予想される、降水量は南部で200ミリとなっていて長野地方気象台では、河川の増水や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
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サン工業が伊那市に300万円寄付
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は保育や教育施設の充実に役立ててもらおうと8日、伊那市に300万円を寄付しました。 8日は、サン工業株式会社の川上健夫社長ら4人が市役所を訪れました。 サン工業では地域貢献を目的に平成25年から毎年寄付をしています。 川上社長は「素晴らしい環境の中で仕事をさせていただいている。次世代を担う子供たちのために役立ててほしい」と話していました。 寄付は、保育園のお出かけ車や、中学校でのタブレットなどの購入にあてるということです。
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東部中学校吹奏楽部定演 21日
伊那市の東部中学校吹奏楽部による定期演奏会が21日に伊那文化会館で開かれます。 生徒たちは、本番に向け練習に熱が入っています。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として年に一度定期演奏会を開いていて今年で11回目です。 今年、1年生が23人入り部員総勢83人の大所帯となりました。 今年度は、吹奏楽コンクール南信予選と県大会で金賞、先月30日に行われた中部日本吹奏楽コンクール長野大会でも金賞を受賞するなどの活躍をしています。 演奏会では、JPOPからアニメソング、コンクールの課題曲などが披露される他、1年生のステージも予定されています。 この他にも、映像を使ったり、振り付けが加えられた演奏もあり、音だけでなく目でも楽しめるよう工夫されています。 東部中学校吹奏楽部の第11回定期演奏会は、今月21日の午後1時30分から伊那文化会館の大ホールで行われることになっています。
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伊那ロータリークラブ アオギリの前で平和祈り黙祷
社会奉仕団体伊那ロータリークラブは、2年前に植樹したアオギリの木の前で、8日、平和への誓いを新たにし黙祷を捧げました。 伊那ロータリークラブは、2年前に伊那市の高尾公園にアオギリの苗木を植樹しました。 植樹したアオギリは、70年前に原爆が投下された広島で、爆心地から半径およそ1.3キロメートル以内にあったものの2世だということです。 平成25年5月に植樹し、当時は高さ30センチ程でしたが、2年経って4メートルまで成長しました。 伊那ロータリークラブの中川博夫会長は「戦争や原爆の他にも、自然災害などで被害に遭われた多くの人にこのアオギリの成長を見て希望をもってもらいたい」と話していました。
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朗読劇風狂のうたびと 上演
千両千両井月さんまつりに合わせて、井上井月の生き様などを表現した朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」が5日、伊那市のいなっせで上演されました。 コラージュ風狂のうたびとは、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月を長年研究し、自身も俳人として活動している春日愚良子さんの著書をもとにした朗読劇です。 伊那市で上演されるのは、6年ぶり4回目です。 一般から募った朗読者7人が、井月の俳句およそ150作品を朗読しました。 音楽は伊那混声合唱団などが、児童劇には美篶小学校の児童が参加しました。 朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」は、10月3日(土)からご覧のチャンネルで放送します。
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防犯ポスター、交通安全ポスターコンクール入賞作品決まる
伊那警察署管内の小中学生から募集した防犯ポスターの審査会が7日に開かれ、県の審査に進む9作品が選ばれました。 防犯ポスターコンクールは、伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の小中学生を対象に毎年行われていて、この日は、辰野町以外の作品を審査しました。 今年は小学校から205点、中学校から292点が寄せられました。 犯罪に巻き込まれないよう呼びかける作品で、近年は特殊詐欺の被害防止を呼びかけるものが多くなっているという事です。 審査の結果、9作品が金賞となり県の審査に進みました。 全ての入賞作品は、12月に市内の大型店で展示される予定です。
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「西駒んボッカ」 ランナーがレンガ背負い西駒山荘へ
中央アルプスの西駒山荘までレンガを背負って運ぶレース「西駒んボッカ」が、6日に行われました。 ランナーが、2.5キロのレンガをザックに入れ、スタートを待ちます。 午前6時30分、スタートの合図で、鳩吹公園から標高2,690mの西駒山荘に向けて走りだしました。 このイベントは、山荘の石室の床材となるレンガを背負って登り小屋の建設に参加するものです。 山岳関係者などでつくる西駒こまくさ会が開いていて、今年で3回目です。 レースには、県内外から約200人が参加しました。 今年は50人定員を増やしたところ、県外の女性からの応募が多かったという事です。 西駒山荘にゴールした参加者はレンガに名前やメッセージを書きこんでいました。 11人が犠牲となった中箕輪尋常高等小学校の遭難事故を受け、大正4年に地元住民によって建設された西駒山荘は、今年で築100年を迎えました。 去年石室部分を残して改築が完了しています。 西駒こまくさ会は、「来年のイベントで、石室の床に必要なレンガがそろうのではないか」と話していました。
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栗狩り観光農園9日にオープン
伊那市富県の栗狩り観光農園クリ栗坊主園が9日水曜日にオープンします。 7日は農園関係者がオープンに向け準備を進めていました。 農園は有休荒廃農地の解消を目的に平成16年に開園しました。 広さおよそ2.5ヘクタールの敷地には1300本ほどの栗の木が 植えられています。 7日は農園を運営している高烏谷栗栽培組合のメンバーがオープンの準備を進めていました。 去年は県内外からおよそ2500人が訪れ、今年はすでに1000人ほどの予約が入っているということです。 農園は9日水曜日オープンで入園料は一般200円。中学生以下100円となっています。
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伊那市総合防災訓練 地域、小学校、保育園が連携
大規模な地震災害を想定した伊那市総合防災訓練が、6日に伊那東小学校を主会場に行われました。 今年は、地域、小学校、保育園が合同で訓練を行い災害時の初動対応を確認しました。 訓練の主会場となっている伊那東小学校隣りの竜東保育園です。 午前9時、南海トラフ地震が発生したとの想定で放送が流れると、園児は机の下にもぐり身の安全を確保しました。 この後、園舎の外へと避難します。 地震発生から5分後、園児の避難誘導を指示された地域住民が、竜東保育園へ駆けつけます。 竜東保育園と伊那東小学校、地元の狐島区と境区の4者は連携して防災力を高める「保小地域連携支援協定」を去年12月、市内で初めて締結しました。 この日は、伊那市総合防災訓練に合わせて、園児、児童の避難訓練が協定に基づき実施されました。 15分ほどで全校児童585人と竜東保育園の園児65人全員が、伊那東小学校グラウンドに避難しました。 狐島区の有馬久雄区長は「皆さんを守るための協定を結んでいるので、万が一の時にしっかり避難できるような体制を整えていきたい」と話していました。 今年の伊那市総合防災訓練は、竜東地区の7つの区を対象に実施され、小学校、保育園も含め千人規模の訓練となりました。 会場には、炊き出しのできる自衛隊の車両や人命救助のための資機材などが展示され、子ども達や地域住民が防災に関する知識を深めていました。
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西町区敬老会 地域住民によるステージ発表
21日の敬老の日を前に伊那市の西町区敬老会が6日に開かれ、地域住民によるステージ発表などが行われました。 西町区では、毎年9月の第一日曜日に敬老会を開いていて、この日は、西町に住む75歳以上の高齢者22人が参加しました。 ステージ発表では、地元の竜南保育園の年長園児15人が歌を披露しました。 また、西町安協女性部のメンバーは、歌と踊りを通して交通安全を呼びかけていました。 西町区では、これまで区の発展に尽力して頂いた事へ感謝し、これからも長生きをして欲しいと話していました。
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狼煙リレー 上下伊那25か所つなぐ
戦国武将の武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされる狼煙を再現するリレーが5日、上下伊那の25か所で行われました。 このうち伊那市西春近では3か所で行われました。 西春近南小学校には、自治協議会の役員や児童などおよそ60人が集まりました。 午前10時15分頃、物見や城で狼煙が上がったのを確認すると、狼煙台に火がつけられました。 狼煙リレーは、昔の情報伝達の方法を体験し伊那谷の歴史を学んでもらおうと、公民館や有志でつくる「武田信玄狼煙会」が行っているものです。 西春近自治協議会では、5年前からこのリレーに参加しています。 今年は、下伊那郡根羽村から箕輪町まで、15市町村25か所で狼煙を繋ぎました。 狼煙は、終点の箕輪町まで無事つながったということです。
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長谷保育園の未来を考える集い
伊那市長谷の長谷地域協議会は、長谷保育園の未来を考える集いを5日、総合支所で開きました。 地域協議会のまとめによると、平成34年度から休園となる見通しです。 集いには、地域協議会や伊那市、保育園の関係者、地区住民などおよそ30人が出席しました。 現在、長谷保育園は、60人の定員に対し、園児数は35人。 伊那市の指針では、園児数が定員の半数以下が2年続いた場合、翌年度から休園となります。 地域協議会のまとめによりますと、平成32年度には園児数が定員の半分の30人となり、34年度から休園となる見通しです。 また、現在中尾・市野瀬・杉島地区には0歳から2歳の乳幼児が1人もいません。 参加者からは、「定住促進に地域の団地や空き家を活用していったらどうか」「全国的な人口減少の中、定員の見直しも必要ではないか」といった意見が出ていました。 また、「これまでの保育園の統合はいずれも地域内で行われてきた。地域をこえての統合の是非も検討が必要ではないか」といった意見も出ていました。 地域協議会では、今回の意見をもとに、今後の対策について検討していくとしています。
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千両千両井月さんまつり そば新発売
伊那ゆかりの俳人井上井月にスポットをあてる第3回千両千両井月さんまつりが、5日から2日間の日程で始まりました。 まつりに合わせて、井月そばが新発売となりました。 井月そばは、通常3人前1,100円で、5日と6日の2日間は100円引きの千円で販売されています。 そばを販売しているのは、伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームと通り町の小林書店、駒ヶ根市の飲食店水車でつくる井月そば振興会が井月関連商品として開発しました。 そばは、長野県産のそば粉に地元産の桑の葉の粉末が混ぜられています。 振興会によりますと、井月の生きた時代は養蚕が盛んで、井月自身も養蚕に関する句を数多く残しているということです。 また、桑の葉は中性脂肪を取り除き肥満の解消に効果が期待できるということです。 井月さんまつり初日の5日は、井月たちの幕末維新と題したシンポジウムが開かれました。 6日は井月俳句大会や講演会が開かれます。
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丸山公園で二十二尊大祭 安産など願う
安産や縁結びなどを願う二十二夜尊大祭が、4日、伊那市山寺の丸山公園で行われました。 二十二夜尊大祭は、旧暦の7月22日に毎年行われている坂下区の伝統行事です。 常園寺の角田泰隆住職によりますと、旧暦の7月22日は日の入りから月の出までの時間が1年の中で最も長い日とされていて、この日に願をかけると願いが叶うと伝えられています。 また、短くなったロウソクを持ち帰り陣痛が始まったら火をつけると、ロウソクが燃え尽きるまでに分娩が終わるとされていて、現在ではお守りとして枕元に置いている人が多いということです。 4日は、妊婦やその家族以外にも、家内安全などを二十二夜尊の碑に願っていました。 会場では他に、開運福引抽選会も開かれ、多くの人で賑わっていました。 坂下区では、「地域の祭りとして定着させていきたい」と話していました。
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明るい選挙啓発ポスターコンクール 入賞作品決まる
伊那市内の学校を対象にした明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査が2日に行われ、入選作品が決まりました。 小学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、東春近小学校5年の堀尾侑希さんの作品です。 中学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、高遠中学校2年の清水菜音さんの作品です。 伊那市では、小学校の部には35点、中学校の部には95点、高等学校の部には1点の応募があり、そのうちの9点が県の審査会に提出されます。 県の審査会は16日に行われる予定です。
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中央病院職員を懲戒処分に
伊那中央行政組合は、伊那市内の市道で重傷人身事故をおこした伊那中央病院に勤務する26歳の女性職員を減給の懲戒処分にしたと4日発表しました。 伊那中央行政組合の発表によりますと、今年2月12日、伊那中央病院診療技術部に勤務する26歳の女性職員が病院近くの市道で歩行者に衝突し、歩行者は全治2週間の大けがをしました。 伊那中央行政組合が処分を決定し4日に実施公表したものです。 処分は、減給10分の1を2か月で、監督、指導上の措置として、診療技術部と事務部の56歳と60歳の男性職員を口頭での厳重注意処分としました。 組合では、再発防止策として、安全運転の励行を指示したほか、10月下旬に交通安全研修を実施する計画です。