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漢字の読み書き指導方法の研修会
伊那市では、読み書きが困難な小学生の早期発見とその支援に取り組んでいて、22日は教職員を対象にした、指導方法の研修会が伊那北小学校で開かれました。 伊那市では、文科省委託事業として、「発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業」を伊那北小学校をモデル校に昨年度から行っています。 この日は、今年度2回目の研修が開かれ、「漢字が覚えられない、練習しても忘れてしまう」など、漢字学習につまずいている子どもへの効果的な指導方法を学びました。 講師は、元横浜市立盲学校教諭で「口で言えば漢字は書ける」の著者、道村静江さんがつとめました。 道村さんは、「書いても漢字を忘れてしまう子どもに対しては、書くよりも先に声に出して書き順を覚える」事から始め、「その後書かせると効果的」としています。 喜ぶという漢字は、覚えにくい漢字の一つだが「十(じゅう)」「豆(まめ)」「口(くち)」の組み合わせでできていることや、よろこぶの「ぶ」だけ発音を変えて、送り仮名を覚えると良いなどと指導していました。 事例として、天候の候の字を覚えられなかった子どもに、「イ(にんべん)」「I(たてぼう)」「ユ(ゆ)」「矢(や)」と教えると「なるほど簡単」と言って覚えたと話していました。 伊那北小学校では、現在4年生が漢字の部首カルタを活用していて、今後は全校で活用したいということです。
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「いけばなの本質を求めて」池坊巡回講座
「いけばなの本質を求めて」をテーマにした池坊巡回講座が26日、伊那市のいなっせで開かれました。 巡回講座は池坊中央研修学院が全国の地方支部の指導として行っているものです。 巡回講座は全国180か所をまわるもので伊那支部の講座にはおよそ400人が集まりました。 講師を務めたのは池坊中央研修学院准教授の井口寒来さんです。 井口さんは松、ツツジ、クロユリなどを使い解説を交えながら実演していました。 井口さんは「花は命として扱うべきで、花を使った工作ならば、いけばなとは言えない。 花をいけるという意味を再確認し作品に反映させてもらいたい。」と話していました。
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プロモーション映像で伊那市が魅力PRへ
伊那市は市内外にその魅力を発信するためプロモーション映像を制作します。 27日は映像の総合演出を務める柘植伊佐夫さんと音楽担当の天山さんらによる制作記念フォーラムが市役所で開かれました。 伊那市山寺出身の柘植さんは映画や舞台の衣装やヘアデザインなどを手がけていて伊那市芸術文化大使を務めています。 高遠町出身の天山さんは音楽家で同じく伊那市芸術文化大使を務めています。 2人は伊那市がその魅力を発信するプロモーション映像の制作を 委託されていて27日は制作スタッフも加わった記念フォーラムが開かれました。 プロモーション映像のコンセプトはイーナ・ムービーズ「なつかしい未来」で自然の中で育っていく子どもたちや風景を季節ごとに収録し伊那市の魅力を発信します。 柘植さんは「外からの視点で映像をつくりたい」と意気込みを話していました。 フォーラムでは天山さんの曲に合わせてこれまでに撮影された映像の上映もありました。 プロモーション映像制作の委託料は800万円で契約期間は来年2月までとなっています。 映像はおよそ3分半のものを季節ごとに制作するほか15秒、30秒のバージョンもつくる計画です。 放映先は都内の大型ビジョンや無料動画投稿サイトなどを予定していて市では都市住民の移住定住につなげていきたいとしています。
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南アルプス林道バス 運行開始
伊那市営南アルプス林道バスの運行が25日から始まり、春山シーズンが開幕しました。 25日は、標高1680メートルの歌宿までが開通しました。 伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所では、テープカットで運行開始を祝いました。 林道バスは、今日から6月14日までは歌宿までの運行で、6月15日からは北沢峠までとなります。 1日4便の運行です。 標高1,680メートルの歌宿では、市や山岳関係者などおよそ40人が参加し南アルプス北部開山祭が行われました。 伊那市教育委員会の北原秀樹教育長は、「施設整備や食害対策、救助体制など万全を期すべく努力していきたい」と話していました。 開山祭では、伊那フィルハーモニー交響楽団所属者でつくるイーナちゃんカルテットが弦楽四重奏を披露しました。 林道バスの昨シーズンの利用者は、11月15日までの205日間で5万888人でした。
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玄立寺 シダレザクラ見頃
伊那市長谷の玄立寺では、シダレザクラが見ごろを迎えています。 玄立寺のシダレザクラは現在満開で、見ごろとなっています。 25日は地元の人たちが集まり花見をしていました。 あるお年寄りによりますと、玄立寺にはおよそ20本のシダレザクラが植えられていて、そのうち15本は山梨県の身延山から移植されたものだということです。 見ごろは来週のはじめ頃までだということです。
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伊那市地蜂愛好会総会 女王蜂を配布
伊那市地蜂愛好会の総会が25日、市内で開かれ、会員に越冬した女王蜂が配られました。 伊那市地蜂愛好会は、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこうという団体で、総会にはおよそ30人が参加しました。 およそ30匹ずつの女王蜂が入った箱が会員に配られました。 配られた蜂は、気温が20度以上の日に会員それぞれがテリトリーとしている山に放し6月中旬ごろからの蜂追いにつなげます。 総会では他に、富士見町の蜂研究家金井實(みのる)さんが話をしました。 金井さんは、大きな巣を作るには「・元気な女王蜂を育てること・女王蜂に刺激を与えないこと・蜂一匹一匹を大切にすることの3つが重要だ」と話していました。
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中尾歌舞伎 29日の本番前に練習に熱
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春の公演が29日祝日に行われます。 本番を前に歌舞伎保存会では練習に熱が入っています。 24日夜は、中尾歌舞伎保存会のメンバーが、中尾座に集まり、稽古を行いました。 演目は、「一谷嫩(いちのたにふたば)軍記(ぐんき) 熊谷(くまがい)陣屋(じんや)の段(だん)」です。 去年の春上演するはずの演目でしたが、30年近くメンバーを指導してきた西村清典師匠が去年3月に亡くなったため、春の公演は中止となりました。 指導者を失った保存会では、今回、通常よりも1か月ほど早い1月下旬から稽古を始めました。 5年前に上演したビデオを参考にしながらそれぞれが練習を重ねてきました。 熊谷陣屋の段は1時間半の大作で、戦の悲しみと武士道のむなしさを浮き彫りにした物語です。 古典的な格調を備えた名舞台とされています。 源義経に仕える主人公の熊谷(くまがい)直実(なおざね)は、一の谷の戦いで、平家の公家・平敦盛と戦います。 義経からの「若い平家の命を散らすな」との心を察した熊谷は、敦盛を助け、年の近いわが子・小次郎を身代りに立てます。 熊谷の前半での勇壮な見得、わが子の死に驚く熊谷の妻・相模の嘆き、熊谷の押し殺した「くどき」などが見所です。 中尾歌舞伎保存会の春の公演は、29日祝日の午後1時30分から、伊那市長谷の中尾座で上演されます。
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第44回日本画県展 開催
長野県日本画会の会員などによる「第44回日本画県展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、県内全域の県日本画会の会員や一般から公募した作品70点が並んでいます。 日本画県展は、応募作品すべてを審査の対象としています。 伊那支部では、伊那市狐島の池上頼子さんの作品「華」が長野放送賞を、受賞伊那市高遠町の鈴木岬さんの作品「水の譜」が奨励賞を受賞しました。 ある会員は「日本画の絵の具の味わいや発色の温かさを感じてもらいたい」と話していました。 第44回日本画県展は、29日まで伊那文化会館で開かれています。
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ちょっとおでかけい~な旅 仲仙寺御開帳めぐり
伊那市観光協会が企画する「ちょっとおでかけい~な旅」の今年度1回目のツアーが24日行われ、開創1200年記念で御開帳が行われている伊那市羽広の仲仙寺などを巡りました。 ツアーには市内在住者を中心に60代から80代までの24人が参加しました。 ちょっとおでかけい~な旅は、伊那市の観光名所を巡りながら隠れた見どころを多くの人に知ってもらおうと伊那市観光協会が毎年行っています。 この日は、現在御開帳が行われている仲仙寺などを見学しました。 仲仙寺では、秘仏を拝んだり回向柱に触れたあと、ボランティアガイドの解説を聞きながら寺の周辺を散策しました。 ツアーは6月から11月まで毎月1回開かれる予定で、入笠高原や南アルプスでのトレッキング、そば打ち体験などが予定されています。
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お年寄りを招いて観桜会
伊那市の西春近社会福祉協議会と西春近自治協議会はお年寄り達を伊那スキーリゾートに招待しハーモニカや手品でもてなしました。 21日は、伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園の利用者20人を招きました。 21日は、地域の有志がハーモニカや手品などを披露しました。 お年寄りたちは用意された和菓子とキノコ汁を味わいながら楽しいひと時を過ごしていました。 西春近自治協議会では、平成20年から伊那スキーリゾート周辺に桜の木を植え、「桜の里」として整備を進めていて「お年寄りたちに楽しんでもらえた」と話していました。
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伊那小に人権の花の種
法務局伊那支局や伊那市などでつくる伊那人権啓発活動ネットワーク協議会は、人権の花運動として伊那小学校に花の種とプランターを23日に贈りました。 贈呈式には、伊那小学校児童会花作り委員会のメンバー30人が参加し、協議会から代表児童に花の種が手渡されました。 この運動は、昭和57年から続いていて、花の育成活動を通して、人権思想を育んでもらおうというねらいです。 委員長の唐澤琉花さんは、「当番活動を徹底し、きれいな花を咲かせ、伊那小はもちろん、地域も笑顔で輝かせたい」と話しました。 育てた花は、学校にかざるほか地域にも配るということです。 12月には、花を育てた経過を人権フェスティバルで発表することになっています。 なお、伊那西小学校にも花の苗が贈られる予定です。
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自慢の歌声披露
カラオケ愛好者が自慢のノドを披露するいな歌謡祭が24日伊那市のいなっせで行われました。 歌謡祭では、ステージ衣装をまとった約40人が、日ごろから歌いこんできた十八番を披露していました。 いな歌謡祭は、今回で11回目となります。 出演者は、50代後半から80代までで、平均年齢は70歳を超えているということですが、会場には年齢を感じさせない力強い歌声が響いていました。 平日ということもあり、観客の入りは今一つでしたが、いな歌謡祭実行委員会の今井ひろしさんは、「照明、音響がしっかりしている大きなステージで歌うことは、良い勉強の機会。お互いの歌を聞くことで、さらにレベルアップしていってほしい」と話していました。 実行委員会では、10月にも秋の演歌まつりを予定しています。
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新入社員激励会
伊那商工会議所は、この春市内の企業などに入社した新入社員の激励会を24日開きました。 激励会には、21社から106人が出席しました。 川上健夫伊那商工会議所会頭は、「プロとアマの違いは、お金を稼ぐかどうか。一生懸命はあたり前で会社は結果を求めている。」と激励しました。 白鳥孝伊那市長は、「大きな夢と気概、好奇心をもってチャレンジし失敗を恐れず働いてほしい」と期待しました。 新入社員を代表して株式会社イナリサーチの空(そら)純子(じゅんこ)さんは「会社にとって大きな戦力となるよう真摯な姿勢で取り組みたい。向上心を忘れず目の前のことを一つづつ取り組んでいきたい」とあいさつしました。 激励会では、社会保険労務士法人田畑事務所の田畑和輝所長が「自分が変われば未来は変わる」のテーマで講演しました。
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上伊那産アスパラ 出荷最盛期
上伊那の野菜の主力、アスパラガスの出荷がピークを迎えています。 24日は朝から農家が収穫や選別作業に追われていました。 毎年400トン近くが栽培されているアスパラガス。 今、収穫のピークを迎えています。 伊那市西箕輪にあるJA菜園では、幅2.4メートル、奥行き55メートルのアスパラハウスが100棟あります。 天候が回復したこともあり、ここ数日で出荷のピッチがあがりました。 アスパラガスは、JA上伊那が扱う野菜の中で販売金額が4億円を超えるナンバーワンの主力品種で、主に名古屋や大阪の大都市圏に出荷されています。 収獲を終えると選別が始まります。 収獲された28センチ以上のアスパラガスは27センチに切りそろえられ、重さによりS、Ⅿ、Ⅼに分けられていきます。 こちらはスリーエルサイズ。高級料亭で使用されているということです。 このあともう1センチ切り落とし26センチにして鮮度を保つため水に15分以上つけてから梱包されます。 ハウスの中には、ビニールを外したものがあり時期をずらして出荷されます。 出荷のピークは5月初旬まで続きます。
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新山にモデルキットハウス整備
伊那市は、田舎暮らしモデル地区「新山」に、移住定住を考える人向けの比較的安価なキットハウスのモデルハウスを、整備します。 モデルハウスが整備されるのは、こちらの伊那市新山上新山の敷地です。 伊那市が移住定住者向けに提案している「キットハウス」は、上伊那産の木材をプレカットし、同一規格の設計・施工により、価格を安価に抑え、必要に応じて室内の間仕切りを変えていけるものです。 今回整備するモデルハウスは1棟です。建設費用はおよそ1,250万円で、平成27年度内の完成を目指します。 23日は、新山定住促進協議会のメンバーなども参加し、伊那市役所でキットハウスについての記者会見が開かれました。 新山定住促進協議会の小林 征一副会長は、「新山は人口も減っていて、地域で取り組みを進めているが、市も一緒になって進めてくれるキットハウスに対する期待度は高い」と話していました モデルハウスは、新山の地域おこし協力隊の活動の拠点となるほか、見学会やお試し宿泊できる場所として活用していくということです。
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高遠城址公園入園者16万人にとどまる
天下第一の桜の名所としてしられる高遠城址公園。 今年は、雨が続くなど気象条件が悪く、旅客バス500キロ規制問題などもあり、16万人ほどの入園者数にとどまったことがわかりました。 23日の高遠城址公園です。21日に桜は散り終わりとなり、祭り期間は終了となりました。園内に設置されていた露店も、撤収の作業を進めていました。 伊那市によりますと、最終的な集計結果はまだ出ていませんが、今年はおよそ16万人が、有料で入園しました。 開花から散り終わりまでの有料入園期間は、6日から21日までの16日間で、うち晴れたのは4日間でした。 去年の有料入園者数は、23万人ほどでした。有料期間は、9日から25日までの17日間で、うち晴れたのは12日間でした。 ここ数年間では、平成23年の東日本大震災の年は、15万3000人ほどに落ち込みましたが、今年はそれに次ぐ、低い数字にとどまりました。 今年は、長距離の旅客バスの運転手一人当たりの運転の上限を昼間は500キロまでとする規制がかかり、その影響も大きかったとみています。 伊那市では、今回の入園者数の減少について、原因を分析し、来年以降につなげていきたいとしています。
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上伊那招魂社で戦没者慰霊祭
伊那市中央にある上伊那招魂社で23日、例祭が行われ、戦争で亡くなった約5,700柱の霊を慰めました。 伊那公園西にある神社、上伊那招魂社です。 例祭には上伊那の遺族会や社会福祉協議会、神社総代会など200人ほどが参列しました。 神事では、祝詞が奏上されました。 上伊那招魂社は明治40年に建立され、毎年この時期に戦没者を追悼する例祭を行っています。 明治10年に起きた西南戦争から太平洋戦争までで亡くなった5,789柱の霊が祀られています。 毎年この時期に例祭を行っていて、今年で109回目となります。 参列者は玉串を供え戦没者の冥福を祈っていました。 伊藤光宣宮司は「今年は終戦から70年。大勢の人に慰霊の誠を捧げてもらえた事がうれしい」と話していました。
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伊那部宿を考える会発足20周年を記念して時計寄贈
平成7年に発足した伊那市西町の伊那部宿を考える会は、発足20周年を記念して、23日、伊那市に掛け時計を寄贈しました。 伊那部宿を考える会の中村國義会長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。 伊那部宿を考える会は、旧伊那街道の宿場跡を活かした地域づくりと歴史・文化の継承を目的に平成7年10月に発足し、今年で20年を迎えます。 10年前からは旧井澤家住宅の管理運営を伊那市から委託されていて、活動の拠点ともなっています。 贈られた時計は、旧井澤家住宅の大黒柱に取り付けられました。 振り子がついた電池式の時計で価格は5万円です。 伊那部宿を考える会では、年間を通して旧井澤家住宅で、地域の歴史や文化に触れる催しを行っています。 来月は端午の節句飾りと明治から大正時代に伊那部宿を写した写真の展示会を開く予定です。
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多層指導モデル「MIM」研修会
読み書きのつまずきなど、発達障害の可能性がある児童に対応する取り組みを27年度から全小学校で始める伊那市教育委員は、教職員を対象にした研修会を10日に開きました。 伊那市役所で開かれた研修会には、市内小学校の教職員およそ50人が参加しました。 伊那市教育委員会では、昨年度文部科学省の事業を受託し、伊那北小学校をモデル校として全校児童を対象に読み書きの向上を図る取り組みを行いました。 小さい「つ」や、きゃ・きゅ・きょなどの特殊音節につまずきが見られる児童に対応した「多層指導モデル(MIM(ミム))」の指導法を導入しました。 MIMは、特殊音節のある言葉を発する時に動きをつけることで、音と文字の結びつきを理解しやすいように開発されたものです。 伊那北小学校では1年間の取り組みを通して、「児童が学習に意欲的に取り組み、個々の苦手なことや支援方法などを知ることができた」としています。 研修会では、MIMの定着を目的に日本各地の小学校で研修を行っている東京芸術大学大学院の栗原光世さんが講師を務めました。 栗原さんは「MIMを活用することでつまずきそうな児童の早期発見に繋がる。つまずきが深刻化する前に対応することを目指してほしい」と話しました。 今年度、伊那市では全ての小学校で1年生を対象にMIMの取り組みを行うということです。
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選挙権引下げ議論を受け 伊那西生徒が模擬選挙
選挙権を18歳に引き下げる国会での議論を受け、伊那市の伊那西高校の2年生は22日、模擬選挙を通して選挙制度について理解を深めました。 伊那西高校の講堂には、伊那市選挙管理委員会の協力を得て臨時の投票所が設置されました。 生徒達は、未来の長野県知事を選ぶとした模擬選挙で3人の候補者の中から選び投票を行いました。 生徒達は、受付で入場券を渡し投票用紙と交換したり、最初に投票箱に何も入っていないか確認するなど、実際の選挙の手順に沿って投票していました。 国会では選挙権を18歳に引き下げる法案が提出され、議論されています。 成立すれば、来年夏に予定されている参議院議員選挙から適用される見通しです。 伊那西高校ではこれを受け、来年18才となる高校2年生を対象に授業の一環で模擬選挙を行いました。 伊那市選挙管理委員会の黒田強委員長は、「投票は義務ではなく権利。良い社会を作る為にも政治に興味を持ち、棄権することなく投票に行ってほしい」と話していました。 選挙権引き下げの法案が成立すれば、昭和20年以来70年ぶりの選挙制度改正となります。
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伊那市出身の宮代さん 故郷で陶器展
伊那市中央出身で東京都在住の陶芸家、宮代房子さんが22日から、伊那市境のギャラリーカフェ「カレッタ」で「ふるさと展」を開いています。 ギャラリーには、ツユクサやヤマアジサイなどの草花を題材に絵付けした湯のみや茶碗、皿など、およそ200点が並んでいます。 作品は、素焼きにした陶器にちぎった和紙を張り、下絵の具で染め付けするという伝統手法が用いられています。 和紙ににじんだ下絵の具が、優しいイメージを作り出すということです。 宮代さんは現在67歳、40代半ばから和紙染めを始め、20年が経ちます。 今回は、宮代さんの父と母が残した墨絵とちぎり絵をモチーフにした作品も展示されています。 宮代さんの陶器展、「ふるさと展」は5月2日まで、伊那市境のギャラリー&カフェ、カレッタで開かれています。
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山の遊び舎はらぺこ園児がみそ玉作り
伊那市東春近の保育園、山の遊び舎はらぺこの園児28人は22日、みそ造りに挑戦しました。 はらぺこでは、昔ながらの方法で作ったみそを味わおうと、毎年手造りしていて、今年で10年目になります。 園児は交代しながら、すり鉢で大豆をつぶしていました。 残った大豆は手回し式の機械ですりつぶしました。 子どもの力では少しハンドルが重いようで、大人が手助けしながら回していました。 10キロの大豆を全てつぶすと10キロの麹と3キロの塩を混ぜ、みそ玉を作りました。 みそ玉はワラの上で1か月ほど寝かせた後、たるに入れ、年内寝かせて完成させるということです。 熟成したみそは、このような色になります。 今回作ったみそは、みそ汁などの料理で味わうということです。
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ヤマブドウ ポレポレの丘に植樹
東京都の一般社団法人環境情報科学センターは、良質なヤマブドウ栽培を行うマニュアルづくりなどを目的に伊那市高遠町のポレポレの丘にヤマブドウの苗木を17日植樹しました。 植樹した苗は、伊那市と信州大学農学部が共同で開発したヤマブドウw-3と呼ばれる品種の苗5本です。 市内では3軒の農家のみで栽培されていて、門外不出の貴重な品種です。 環境情報科学センターは、よりよい人間社会の環境づくりを目的に調査・研究活動をしている団体で、良質なヤマブドウ栽培のマニュアルづくりやスモールビジネスの可能性を探ろうとヤマブドウに着目しました。 この日植えられた苗は、5本で、35年ヤマブドウに携わり現在25アールの畑でw-3を栽培している西春近の城倉友幸さんが霜対策などの留意点を指導しました。 センターでは、「ヤマブドウ栽培による新たな景観形成や耕作放棄地の再生などにも可能性を感じる。」と話していました。 ヤマブドウは4年後に収穫し、ワインとして醸造する計画です。
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全国学力テスト 上伊那でも
全国のすべての小学校6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストが21日、実施されました。 このうち伊那市の伊那東小学校では、6年生100人がテストに臨みました。 全国学力テストは、平成19年度から文部科学省が行っています。 県内では小学校と中学校合わせて559校で実施され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内全ての小中学校でも行われました。 今回のテストでは、これまでの国語と数学、算数に加えて理科も行われました。 全国学力テストは、各市町村の教育委員会が学校別に成績を公表できます。 伊那市・箕輪町・南箕輪村の教育委員会では学校別の公表はしない考えで、結果を踏まえ今後の授業のあり方について活かしていくということです。 テストの結果は文部科学省が夏頃に発表する予定です。
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中谷勝明さん山陰海岸ジオパーク写真展
辰野町の写真家、中谷勝明さんの写真展「山陰海岸ジオパーク~成り立ちと人の営み~」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には去年1年間に山陰海岸で撮影した写真40点が並んでいます。 辰野町在住の中谷さんは、25歳から趣味で写真をはじめ、県内外の自然や風景を撮影しています。 5年程前からジオパークに興味を持ち始め、京都から鳥取をまたぐ山陰海岸ジオパークには去年1年間で8回訪れました。 車中泊をしながら92か所のジオパークスポットで撮影をしたということです。 中谷勝明さんの写真展は26日まで伊那図書館で開かれています。
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桜めぐりツアーで三峰川沿いの景色楽しむ
伊那市役所から歩いて高遠城址公園をめざす桜めぐりツアーが18日に行われ、参加者が三峰川沿いの景色を楽しみました。 午前9時、伊那市役所を出発し、三峰川沿いを歩いて高遠城址公園を目指しました。 このツアーは、伊那市を流れる三峰川の環境整備を行っている市民団体、三峰川みらい会議が毎年桜の咲く時期に行っていて、今年で11回目です。 今年は、伊那市内から18人が参加しました。 堤防の桜は少し花を残す程度に散ってしまいましたが、周りの景色を楽しんでいました。 参加者は、伊那市役所から高遠城址公園までの12キロのコースを3時間ほどかけて歩きました。
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ジャズベーシスト 鈴木勲さんライブ
82歳の現役ジャズベーシスト鈴木勲さんのライブが、17日、伊那市のいなっせで開かれました。 鈴木さんは、36歳の時に単身渡米し1950年代から60年代にかけて活躍したニューヨークの有名ジャズバンド「ジャズメッセンジャーズ」の一員として、アメリカやヨーロッパなどで公演を行ってきました。 去年8月に箕輪町で開かれたライブで、鈴木さんの演奏を聞いたファンが、より多くの人に聞いてもらおうと企画しました。 定番のジャズソングの他、鈴木さんのオリジナル曲などおよそ10曲を演奏しました。 会場は立ち見の出るほどの盛況ぶりで、およそ340人の観客を魅了しました。
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伊那谷九条の会 戦争と平和について考える集会
反戦平和を唱える上伊那の住民有志でつくる伊那谷九条の会は、戦争と平和について考える集会を18日、伊那市のいなっせで開きました。 戦争と平和について考え、体験談や思い、願いなどを気楽に語り合う場にしようと開かれたもので、6人が参加しました。 伊那谷九条の会は、「戦争反対」を合言葉に、特定の政党、団体と関係のない個人参加の市民の会として、去年7月に発足しました。 18日は、1人ひとりがフリートーク形式で考えていることを話しました。 最近のテレビ報道については「報道の自由がなく世の中の情報を正確に得ることができない恐ろしい時代」などと話していました。 他に、日本国憲法については「我々は九条を守るのではなく守られている。そのことを広く多くの人に知ってもらいたい」と話していました。 伊那谷九条の会では、講演会や講習会のようなものでなく、お互いが考えを話せる企画を考えていきたいとしています。
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無茶フェス&ローメン春まつり
社会人のアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の無茶フェス伊那大会が来月5日、伊那市の伊那市民体育館メインアリーナで開かれます。 信州プロレスは長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いています。 この日は、信州プロレスリング、グレート☆無茶代表らが伊那市民体育館で記者会見を開きました。 信州プロレス旗揚げ8周年記念大会として、ゲストには元横綱の曙や、平成維震軍の越中詩郎(こしなかしろう)らが参戦し、来場者に笑顔と勇気、元気を与えたいとしています。 会場には、児童養護施設や障害者施設の子ども達を招待しているということです。 また、伊那市民体育館駐車場では、伊那ローメンズクラブによるローメン春まつりも同時開催します。 春まつりでは、ローメンや、ソースカツ丼、伊那餃子などご当地グルメの他、豪華商品が当たる宝投げのイベントも行われるということです。 春まつりの前売り券は、無茶フェスの優先入場券も付いていて一綴り1,000円となっています。 無茶フェス伊那大会とローメン春まつりは、来月5日のこどもの日に伊那市の伊那市民体育館を会場に行われ、入場は無料となっています。
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元気づくり支援金 選定始まる
市町村や公共的団体の自主的な取り組みを県が支援する、「地域発 元気づくり支援金」の上伊那分の採択事業を決める、第1回選定委員会が15日開かれました。 この日は、今年度の採択分を決める1回目の委員会が伊那合同庁舎で開かれました。 今年度の予算は県全体でおよそ8億5,000万円、このうち上伊那への配分額は、昨年度とほぼ同じ7,500万円となっています。 市町村や各種団体からの要望は57件、1億1,200万円でした。 事業区分別では、産業振興・雇用拡大が27件で6,400万円、教育・文化の振興が9件で1,400万円などとなっています。 1回目のこの日は、要望のあった事業の説明が行われました。 委員会では、21日に選定を行い、今月末をめどに採択事業を、内示したいとしています。