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災害時の応援体制を協議
伊那市と災害時応援協定を結んでいる団体が集まり災害時の対応などについて考える会議が18日伊那市役所で開かれました。 会議には災害時応援協定を結んでいる団体や企業と市の関係部署からおよそ90人が出席しました。 現在伊那市は医療救護や物資の供給、災害復旧などについて企業や団体と54の協定を結んでいます。 15日は締結している協定の発動のタイミングや災害時の支援人員や物資などの状況について関係するグループに分かれて話し合いが行われました。 食料品や物資を提供する企業は「流通が途絶えた場合でも今ある在庫で対応したい。グループ内で融通し被災地優先で物資をまわしたい。」と話していました。 伊那市危機管理課では「災害時は住民に正しい情報をいかに伝えるかが重要になってくる。関係団体と連携を図り備えたい。」と話していました。
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弥生 春季北信越大会出場逃す
第132回北信越地区高校野球長野県大会の準々決勝が18日、諏訪市と飯田市で行われ、1回戦を勝ち上がった伊那弥生ヶ丘高校は、春の選抜で甲子園出場の松商学園と対戦し、11対1、7回コールドで敗れました。 伊那弥生ヶ丘高校は、春の選抜で甲子園出場経験を持つ、強豪、松商学園と春季北信越高校野球大会の出場権をかけて、戦いました。 伊那弥生ヶ丘は、1回の表に2点を先制されると、4回まで毎回得点を許し、7回には11対0とされます。7回の裏、弥生も1点を返しますが、11対1、7回コールドで松商学園に敗れました。 松商学園を含む、この日勝ち上がった4校は、6月6日から9日に長野オリンピックスタジアムと上田県営球場で行われる春季北信越大会の出場が決まりました。
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御嶽海母校 木曽青峰と伊那養護相撲交流
伊那養護学校の児童生徒と木曽町の木曽青峰高校相撲部が、18日、相撲で交流をしました。 以前伊那養護学校に勤務していた職員と、木曽青峰高校相撲部の前の監督が知り合いだったことがきっかけで、相撲の交流が始まり、今年で11年目です。 過去には、今年3月の大阪場所でプロデビューを果たした、御嶽海も訪れています。 この日は、御嶽海の後輩にあたる相撲部の6人が伊那養護学校の生徒40人と土俵で組み合いました。 体格のよい相撲部の生徒を相手に、養護学校の子ども達は何とか土俵の外に出そうと、果敢に勝負を挑んでいました。 中には、力強く押し切って飛び跳ねて喜ぶ生徒の姿もありました。 伊那養護学校寄宿舎指導員の熊崎武志さんは、「礼儀作法を学び、競技に触れて、親睦を深めてもらいたい」と話していました。
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伊那市手良の羽柴さん宅九輪草見ごろ
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅では、3千株の九輪草が見頃を迎えています。 九輪草は、自宅を囲むように3千株が植えられています。 この日は、近所の人たちが訪れ、見頃となった花を楽しんでいました。 羽柴さんは、15年ほど前、伊那市振興公社が毎年行っている花の苗の無料配布で、2株の九輪草の苗をもらい、少しずつ株を増やしたということです。 九輪草は来月上旬まで見頃だということで、羽柴さんは、「多くの人に見てもらいたい」と話していました。
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戦没者遺族から聞き取り調査
伊那市日影区の歴史や文化、産業などについて調べている「日影区の歴史を語る会」は区内に住んでいた戦没者の戦地での状況などについて遺族から聞き取り調査を始めました。 「日影区の歴史を語る会」では戦後70年の節目の今年、区内に住んでいた戦没者の戦地での状況についてまとめることにしました。 日影区には太平洋戦争による戦没者が27人ほどいるということで会員が手分けして遺族からの聞き取り調査を始めました。 15日、語る会代表の池上正直さんは抑留されていたシベリアの病院で父親を亡くした保科正子さんを訪ねました。 昭和18年、満州で生まれた正子さんは3人兄弟の次女で現在72歳。 3歳の時に父保さんを亡くした正子さんは、母親から聞いた満州からの引き上げの様子など戦中戦後の話を伝えていました。 語る会では遺族からの聞き取り調査により戦没者を追悼するとともに戦争の記憶を伝えていくことにしています。 また8月には今回の調査内容をまとめた報告会も開くことにしています。
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イーナちゃんウォーキングカーニバル
伊那市のウォーキングイベント、イーナちゃんウォーキングカーニバルが17日春日公園を発着に行われました。 健康ウォークの部とウォークラリーの部があり、約350人が参加しました。 健康ウォークは、春日公園から伊那消防署、小黒川大橋、入舟を通り伊那中央病院、伊那市創造館を経由し戻ってくる全長14キロのコースです。 好天に恵まれた今日は、午前9時10分に一斉にスタートしました。 参加者たちは、竜西地区に広がる田園風景をながめながら、自分にあったペースでさわやかな汗を流していました。 一方ウォークラリーの部は、それぞれ7キロの2つのコースが用意され、グループごとに楽しみました。
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うたごえ温泉インたかずや鉱泉
季節の料理を味わいお風呂もある「うたごえ温泉インたかずや鉱泉」が17日開かれ、参加者たちは、楽しいひとときを過ごしました。 伊那市富県のたかずや鉱泉です。 20年間続けられているうたごえ温泉。 普段は、夜行われていますが、今回は、20周年記念の春の巻スペシャルバージョンとして午前10時から午後3時までの日中に行われました。 歌声コーディネーターとギターの伴奏により、懐メロや童謡、フォークソングからロシア民謡まで、なつかしのメロディーが響いていました。 伊那市を中心に40人が参加したうたごえ温泉。 お昼になるとたかずや鉱泉自慢の料理を弁当で味わい、お風呂でくつろぐ人もいました。 うたごえ温泉は、今後夏と秋、冬に予定されていて、夏は、8月26日に計画されています。
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坂下区民ハイキング 三世代が交流
伊那市坂下区の住民がハイキングと交流を楽しむ坂下区民ハイキングが17日ますみヶ丘平地林で行われました。 ハイキングは、元信州大学教授の島﨑洋路さんがガイドとなり、ますみヶ丘平地林およそ2キロを歩きました。 坂下区民ハイキングは、三世代で交流し、子育てを地域で支えていこうと坂下区社会福祉協議会と坂下区が行ったものです。 島﨑さんが「昔はヤマツツジをおやつ代わりに食べていた」と説明すると、子どもたちも花を摘んで食べていました。 鳩吹公園では懇親会が行われ、区内の飲食店の店主らによるやきそばやてんぷらがふるまわれました。 坂下区社協では、「今日をきっかけにお互いの顔を知って、地域の中で声を掛け合えるようにしていきたい」と話していました。 今日は幼児からお年寄りまで、およそ80人が参加しました。
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竹内徹さん鈴木岬さん兄妹展
伊那市高遠町在住の洋画家竹内徹さんと、竹内さんの妹で日本画家の鈴木岬さんの兄妹展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、竹内さんの作品55点と、鈴木さんの作品35点が展示されていて、二人で作品展を開くのは今回が初めてです。 竹内さんと鈴木さんは伊那市高遠町に生まれ、幼い頃から絵を描いて遊んでいました。 洋画家の竹内さんは、長野一水会の代表で、日展に35回入選しています。 特に雪景色を多く描いていて、のどかな風景を感じてもらいたいということです。 日本画家の鈴木さんは、日本画県展や日本画院展に入選し、現在は俳画塾を主宰しています。 風景画のほか、土器と植物をモチーフにした絵も描いていて、「永遠の命」がテーマだということです。 竹内徹さんと鈴木岬さんの兄妹展は、25日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊藤一夫さん絵馬に関する講演会
現在伊那市創造館で開催中の「伊那の大!大絵馬博覧会」に合わせ、絵馬に関する講演会が16日に開かれました。 伊那市創造館では、西箕輪の仲仙寺を中心に、県内の絵馬の展示会が開かれています。 上伊那郷土研究会顧問の伊藤一夫さんは、たくさんの馬が描かれた「千匹馬群遊大絵馬」の研究に取り組んでいて、今日は仲仙寺の絵馬の特徴について話しました。 仲仙寺には、1849年から1902年にかけて奉納された6面の絵馬があります。 伊藤さんは、「6面の絵馬が奉納されている仲仙寺は、全国一の数ではないか」と話していました。 また、「高遠藩に納められた米は馬にのせ伊那街道を通り運ばれた。そのため馬が多く使われ、その信仰が仲仙寺にも集まったのではないか」と話していました。
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上伊那の洋画家7人による作品展 22日まで
上伊那在住の洋画家7人による作品展「信州創展」が、16日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 信州創展は、上伊那在住の洋画家七人でつくる創の会が開いたものです。 合同で作品を展示することで個々の技術向上と交流の場にしようと2年前に初めて開き、今年で2回目です。 会場には、50号の作品から400号の大作まで、ここ3年ほどの近作が並べられています。 メンバーらは、「それぞれ自分の世界を追求している人たち。見たままを感じてほしい」と話していました。 信州創展は、22日まで伊那文化会館で開かれています。
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新宿榎町地区の関係者が伊那を訪れ自主防災学ぶ
伊那市の友好都市、東京都新宿区の榎町地区町会連合会の役員が16日、伊那市を訪れ、狐島区の住民から自主防災会の取り組みについて話を聞きました。 16日は、榎町地区町会長ら28人が伊那市を訪れました。 榎町地区は、新宿区の北東部に位置し、史蹟や文化財の多い地区です。 全27町会で構成していて、町会数は新宿区で3番目に多くなっています。 人に優しい街づくりを目指し防災にも力を入れています 意見交換会は、自主防災に力を入れている狐島区の活動を知った連合会が伊那市と狐島区に依頼し、実現しました。 狐島区では、住民一人ひとりが区や警察、消防などに頼らない防災に強い街づくりを進めています。 去年12月には、区内の保育園と小学校と連携する応援協定を結んだ他、今年1月からは災害対応の専門部隊を設置しています。 16日は、これまでの取り組みや事例発表などを行いました。 榎町地区の住民らは、17日まで伊那に滞在し、市内の酒蔵見学や高遠歴史博物館の見学などを行うということです。
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北信越地区高校野球長野県大会 弥生勝利
第132回北信越地区高校野球長野県大会の1回戦が16日、諏訪市と飯田市で行われ、予選で南信1位の伊那弥生ヶ丘高校は北信4位の長野工業高校に3対1で勝利しました。 勝てば夏の全国高校野球長野大会のシード権を獲得できるこの試合。 1回の裏に先制した伊那弥生ヶ丘は、5回にも2点を追加し、3対1で長野工業を下しました。 弥生は、17日に行われる上田染谷丘と松商学園の勝者と18日の正午に綿半飯田野球場で準々決勝を行います。
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高尾神社の例大祭とツツジまつり
伊那市山寺の高尾公園で、16日、高尾神社の例大祭とツツジまつりが行われました。 例大祭では、地元の小学生9人が浦安の舞を奉納しました。 子ども達は、区民らが見守る中厳かな舞を披露していました。 高尾公園は、昭和4年に山寺商工会が整備しました。 神社は昭和8年、地域の開発と発展を願い山梨県の高尾講の本社からのご神体を祀ったのが始まりです。 以来、商売繁盛や五穀豊穣を願い毎年例大祭を行っていて、今年で83回目です。 公園内には、およそ500本のツツジが植えられていて、会場を彩っていました。 まつりでは、自転車やおもちゃが当たる福引きなどがあり、子ども達で賑わいました。 山寺区では、「小売店が少なくなり厳しい状況だが、まつりを心の支えに、区をあげて盛り上げていきたい」と話していました。
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都立北園高校の生徒が西春近桜の里にしだれ桜植樹
13日から伊那市に滞在している東京都立北園高校の生徒が15日、西春近細ヶ谷の桜の里にしだれ桜の苗木を植樹しました。 3日間伊那市に滞在しているのは、都立北園高校の2年生310人です。 北園高校は、平成23年西春近自治協議会と森林の里親促進事業の協定を結んでいます。 この日は、協議会の会員らから指導を受けながらしだれ桜の苗木を植樹しました。 植樹は今年で4年目になり、15日はおよそ40本を植えました。 この日植樹したものも合わせて桜の里にはおよそ250本の桜が植えられています。 またこの日は、3月に西春近自治協議会が発足して50年を迎えたことを記念して、タカトオコヒガンザクラの苗木も植樹しました。 西春近自治協議会の加納義晴会長は「第2の故郷としてまた伊那市を訪れてもらいたい。これからも交流を続けて高遠に匹敵するような桜の里を目指しましょう」と話しました。 苗木の管理は、今後も西春近の住民が行っていくということです。
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第10回西町区美術作品展とお宝展
伊那市西町区の住民による「第10回西町区美術作品展とお宝展」が、西町公民館で開かれています。 会場には、区民が趣味や教室などで制作した美術作品と、区民所蔵の掛け軸や骨董品などおよそ160点が並んでいます。 西町区では、秋に行事がたくさんあるため春に区民の作品の発表の場を設けようと毎年この時期に展示会を開いています。 骨董品が並ぶお宝展は今年で2年目です。 木下敏夫さん所蔵の土人形です。 江戸時代から明治時代にかけて作られたもので、木下家で大切に保管してきたものだということです。 ある区民は「10回を迎え作品のレベルが上がってきている。お宝展は珍しいものが多く並んでいるので楽しんでもらいたい」と話していました。 第10回西町区美術作品展とお宝展は、17日正午まで西町公民館で開かれています。
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第35回中条盆栽山野草クラブ展示会16・17日
伊那市西箕輪中条の住民などでつくる中条盆栽山野草クラブの展示会が、16日と17日の2日間中条公民館で開かれます。 15日は、会員が準備に追われていました。 会場には、クラブで力を入れて栽培しているアツモリソウを中心に、およそ250点が並んでいます。 今年は春先に気温の高い日が多かった影響で花の開きが早く手入れに苦労したということですが、例年はまだこの時期には咲かない品種の花を今年は楽しむことができます。 山野草と一緒に盆栽も展示していて、ある会員は「山野草と盆栽が一緒に楽しめる展示はあまりないので多くの人に来てもらいたい」と話していました。 第35回中条盆栽山野草クラブの展示会は、16日と17日の2日間中条公民館で開かれます。 会場では、500円から苗の販売も行われる予定です。
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法華道の北原さん テイ沢夫婦岩で石仏発見
古道法華道を復活させた伊那市御園の北原厚さんは、長谷のテイ沢にある夫婦岩で4基の新しい石仏を発見しました。 入笠山山域のテイ沢です。 そのテイ沢付近は、高遠町荊口から半対峠を超えて富士見町までを結ぶ石堂越えと呼ばれる古道です。 石堂越えは、平安時代からあったとされ、法華道としても使われていたということです。 その古道の途中に沢をはさんで夫婦岩があります。 奥の女岩の頂上には、以前から石仏があったことは知られていました。 北原さんは、2週間ほど前にその写真を撮ろうと岩の周辺を調べたところ、これまでに知られていない4基の石仏を発見しました。 こちらがその石仏です。 3基は、浮き彫りで、1基は、線彫りです。 下の部分にはイノシシが、上の方には3つの顔があります。 石仏に詳しい伊那市文化財審議委員会の竹入弘元委員長によりますと、これは摩利支天だということです。 摩利支天は山岳信仰も意味しているということです。 こちらは、男岩。 同じく摩利支天が浮き彫りされている石仏がありました。 これまでこの夫婦岩には、17の石仏が確認されていました。 北原さんは、切り立った夫婦岩に石仏をまつることは、その危険性から命をかけた修行の一面もあったのではないかと推察しています。
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伊那まつり公式Tシャツデザイン決定
今年の第43回伊那まつりの公式Tシャツとうちわのデザインが15日の審査会で決まりました。 Tシャツのデザインに採用されたのは、伊那市の等々力心太朗さん(28)の作品です。 エネルギーに溢れ煌めく祭を表現したというこの作品。 花火や水しぶきの部分がとてもきれいでTシャツになればさらに見栄えがするとの講評でした。 6月4日から予約注文を受け付け、まつり実行委員会では、1,200枚ほどを見込んでいます。 一方うちわは、大阪府の山口類さん(70)の作品が採用されました。 今年のテーマ煌めきが表現されていて、色づかいが面白いとの講評でした。 うちわは、協賛金を募り、踊りやまつりに訪れた人に配布されます。 1万5,000本ほどを見込んでいます。 表彰式は、7月27日に行われる予定です。
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50年の森林ビジョン 専門部会立ち上げ
伊那市内の森林の将来像を描き市民とのかかわり方を定める「50年の森林(もり)ビジョン」の策定委員会が13日、市役所で開かれ、市側からビジョン策定の提案や理念、目標などの案が示されました。 委員会では、現状を把握すると共に、今年度から50年間の山や森のあり方、市民とのかかわり方について検討を行っています。 3回目のこの日は、市側から、ビジョン策定への提案や、理念、目標案が示されました。 策定への提案では、50年の森ビジョンを紹介する冊子の作成を計画しています。 冊子には、50年後に森林を利用、活用、保全する、現在の小学生から大学生のメッセージを掲載する案が示されました。 対象となるのは小学6年生から大学生までとしています。 理念と目標は、それぞれ6案が示されました。 案に対し委員からは、「伊那市独自の目標が良い」「プラスの表現が必要」など意見が出されました。 理念と目標は、50年の森林ビジョンで最も重要なポイントとなるため今日は、3人ずつで専門部会を立ち上げ、10年間の骨子を作り上げることが決まりました。 次回の伊那市50年の森林ビジョン策定委員会は、10月に開かれ、専門部会が示す、理念と目標、実行計画などを議論することになっています。
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西駒山荘 築100年記念イベント 企画さまざま
将棊頭山直下にある伊那市営西駒山荘が、今年築100年にあたることを受け、運営する伊那市観光㈱などは、9月までにかけて様々なイベントを企画しています。 14日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで、関連行事を主催する関係者が参加し、記者会見が開かれました。 西駒山荘は、1913年(大正2年)に中箕輪尋常高等小学校の登山隊が集団遭難し11人が死亡した事故を受けて、1915年(大正4年)に地元住民により建設されました。 当時建設された石室部分を残し改築工事が進められ去年完成しました。 今年は、その石室が完成してから100年ということで様々な企画が計画されています。 山岳遭難を防ぐという当時の思いを受け継ごうと、2013年に始まった、参加者が建築資材のレンガを背負って山に登る西駒んボッカ大会は、今年も、9月6日に開催されます。 また、大正2年の中箕輪尋常高等小学校の登山隊が歩いたコースを、箕輪町の中部小学校から再現するイベントも、遭難事故が起きた8月下旬に合わせて開催される予定です。 そのほか、山荘周辺の風景や動植物の写真・イラストなどを募集する「絵はがき素材コンテスト」の実施や、記念シンポジウム、シンガーソングライターみなみらんぼうさんと西駒山荘で1泊するイベント、中央アルプスで日本酒を楽しむ会などが企画されています。 各種イベントは、6月から9月にかけて、13回ほど予定されています。
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竜北保育園で交通安全教室
伊那市山寺の竜北保育園で、14日、交通安全教室が開かれました。 14日は、地区の安全協会の会員や伊那市交通指導員など7人が園児の指導に当たりました。 園児たちは、教わったとおりに、しっかりと左右を確かめて横断歩道を渡っていました。 これは、伊那市内のすべての公立の保育園などで毎年、2回行われています。 この時期の教室は新しい年度を迎え、子どもたちに交通安全への意識を高めてもらう目的です。 年長の園児は、近くの国道153号まで出かけ、信号機のある横断歩道を渡るなどしました。 指導者たちは、「青になっても安心せずに、必ず安全を確認してわたってほしい」などと話していました。 竜北保育園の有賀みどり園長は「体で交通安全を感じる良い機会。保護者と学ぶ時間も作っていきたい」と話していました。 この交通安全教室は、7月上旬まで各保育園で順次開かれます。
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プレミアム商品券 総額4億3千万円7月4日発売
伊那商工会議所と伊那市商工会、JA上伊那は、20%のプレミアがついた総額4億3千万円のプレミアム商品券を、7月4日に発売します。 今回、発売されるのは、1,000円券12枚つづりが1万円のプレミアム商品券です。 プレミアム率は過去最高の20%で、一人の購入限度額は10万円です。 伊那商工会議所と、伊那市商工会、JA上伊那が発行するもので、平成24年に発行されて以来今回が4回目です。 この日は、伊那市の白鳥孝市長・伊那商工会議所の川上健夫会頭らが、商品券発売に関する記者会見を開きました。 プレミアム商品券の総額は過去最高の4億3千万円で、商工会議所の会員事業所やJA上伊那などの、参加店舗で利用できます。 プレミア分の7,175万円と発行手数料は、伊那市が国の地方創生交付金から負担します。 また、子育て世帯の負担軽減として、18歳以下の子どもが2人以上いる世帯は、半額の6,000円で購入でき、6月22日から先行販売が開始されます。 対象世帯には、申請書が送られていて、5月15日までに手続きが必要ですが、期限を過ぎても受け付けるということです。 ほかに、JR茅野駅と仙流荘を結ぶバス、ジオライナーや林道バスの往復利用者、平日の宿泊施設、山小屋利用者を対象に、飲食店などで使える千円分の、「いな街ぶらりチケット」も6月1日から無料配布されます。 プレミアム商品券の発売は、7月4日、午前9時からで、売切れ次第終了となります。 販売場所は、市役所多目的ホールです。
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介護や認知症相談気軽に おしゃべりカフェオレンジ
介護の悩み相談や認知症の人達が訪れる事ができる、「介護・認知症おしゃべりカフェ オレンジ」が伊那市内に初めてオープンしました。 このカフェは、市内で宅老所を運営する有志グループが、介護相談や、認知症の人達の居場所として開いたものです。 運営するグループによりますと、初期の認知症患者を介護する家族は、誰にも相談する事が出来ず、ストレスを抱えてしまう傾向にあるという事です。 気軽に話しができ、相談に乗る事で、介護のストレスを和らげ地域で支える体制につなげたいとしています。 13日は市内各地から6人が訪れ、介護制度や地域で受けられるサービスについてスタッフに質問していました。 訪れたある女性は「親の介護でボランティアの方に世話になりっぱなし、自分にもできるボランティアは何かないか」と質問していました。 スタッフの女性は、「ボランティアに負い目を感じず、まずは家の事を行い、余裕が出来たら探せばよいです」とアドバイスしていました。 カフェの営業は、毎月、第二水曜日に中央区の緑の家、第四水曜日は西箕輪大萱の特別養護老人ホーム「みさやま」で午前10時から正午までの予定です。 料金は飲み物代の200円で、相談は無料となっています。
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伊那市内小学校で花育スタート
花に親しむことにより、豊かな心を育てようという「花育」の今年度の学習が伊那市内の小学校でスタートしました。 13日は、伊那市の東春近小学校で、355人の全校児童に1人2本ずつ上伊那産のアルストロメリアが贈られました。 アルストロメリアの生産量は、上伊那地域が日本一で年間に1300万本程栽培されています。 花育は、伊那市とJA上伊那、生産者が連携して行うもので昨年度スタートしました。 生産者から話を聞くことで地域の産業について理解を深めると共に、花に触れる機会を増す狙いもあります。 贈呈式が終わると3年生は、近くの花卉生農家・橋爪恭治さんから花を長持ちさせるコツなどを学びました。 橋爪さんは、「花は、飾ったりする事で周りが華やかになる他、気持ちを伝える時に使われます」と子どもたちに話していました。 花育は市内の全小学校で行われ、今後は、花卉農家のハウスなどを見学する予定です。
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伊那バイパスの工事促進 決議
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が13日伊那市役所で開かれ、伊那バイパス工事の事業促進などを決議しました。 総会には、伊那市内の関係する区や土地改良区などから70人ほどが出席しました。 期成同盟会は、国道153号バイパス美篶青島から福島までの区間の整備促進を図るため組織されています。 総会では「伊那バイパス工事の事業促進」や「伊駒アルプスロードの早期事業化」「国直轄指定区間への移行」などを決議しました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「バイパスが整備されていなければ、12年後のリニア開通に伴う効果を出す事ができない。早期整備が行われるよう連携し、粘り強く国や県に要望をしていきたい。」と挨拶しました。 決議文は、地元選出の国会議員などに手渡されました。
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伊那市ふるさと納税 特典で好調
伊那市は今年度からふるさと納税の寄付した人の特典を充実させました。 11日までに去年1年間の164件を上回るおよそ200件の申し込みがあり、伊那市では出足好調と話しています。 ふるさと納税は出身地や応援したい自治体を、寄付を通して支援する制度で平成20年度から実施されています。 昨年度は1年間で164件、およそ1800万円が寄せられました。 今年度は、280件を目標としていて昨日までにおよそ200件の申し込みがあったということです。 好調の理由は、特典を充実させたことによるもので、新たにカタログを製作しました。 伊那市ではこれまで、5000円以上と5万円以上の2種類の特典しかありませんでした。 今回新たに1万円以上にはみはらしファームの果物、そばや地酒の詰め合わせなど11点。 2万円以上は、地酒や米、野菜など8点を追加しました。 100万円以上はガラス工芸作家の江副行昭さんの作品や2泊3日のツアーも用意し納税額に応じて選べるようにしました。 伊那市では今後、県の施設などにカタログを置いてPRしていきたいとしています。 ふるさと納税の寄付は、これまで文化財の保護などに活用されています。
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高尾公園ツツジ見頃
伊那市山寺の高尾公園では色とりどりのツツジが見ごろを迎えています。 高尾公園には500本のツツジが植えられていて地域の人たちに親しまれています。 16日には高尾神社の例大祭が開かれることになっています。
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やまびこソフト開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボールリーグ」が11日の夜、開幕しました。 11日は、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドで開会式が行われました。 初めに前年度の優勝チームからトロフィーの返還がありました。 やまびこソフトボール連盟の中村博会長は「ソフトボールをみんなで楽しみ、ケガのないようプレーしていただきたい」と挨拶しました。 選手を代表して城南クラブのキャプテン唐澤康博さんが選手宣誓をしました。 今年は去年と同じ7チームが参加し総当たり戦を行います。 上位4チームが9月中旬に予定されているケーブルテレビ杯に出場します。 開会式終了後、早速試合が行われ選手がハツラツとプレーしていました。 やまびこリーグは今年で38年目を迎えます。
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伊那市商工会 新会長に唐木一平さん
伊那市商工会の通常総会が12日伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれ、新しい会長に唐木一平さんが決まりました。 新しい会長に選ばれた唐木一平さんは、伊那市西春近の(有)唐木屋石材工芸の会長です。 唐木さんは「森本前会長の思いを引き継ぎ、会員が日々大いに力が発揮できるよう頑張りたいです」と話しました。 副会長には、岩附宏さんと唐木章さんが決まりました。 唐木会長の任期は、平成30年5月までとなっています。 通常総会では平成26年度の事業報告の承認に関する議案など8件が諮られ可決されました。