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伊那西小学校スケート教室
伊那市の伊那西小学校は学校近くの伊那西スケート場で、スケート教室を14日から16日までの3日間開いています。 15日は全校児童70人ほどが集まり、学年やレベルに応じて練習をしました。 伊那西小学校のスケート教室は身近にある施設を利用し、体力向上につなげようと毎年行われているものです。 教員らは「腰を低くして、腕をしっかり振るように」と指導していました。 中には18日に開かれる伊那市民体育祭に向け練習しているグループもあり、スタートの合図にあわせ勢いよく滑っていました。 伊那西小学校のスケート教室は16日も開かれます。
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かな書道の香葉会が書き初め会
かな書道を学ぶ香葉会の書き初め会が、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で10日に開かれました。 香葉会は、書家の池上信子さんが会長をつとめ、かな書道を学んでいます。 25年ほどの歴史があり、会員は、伊那市を中心に上伊那地域の70人です。 書き初め会は、年の初めの恒例行事で、先輩・後輩・地域を越えて年に一回顔をあわせます。 10日は、池上さんらが、かな文字を作品に仕上げるためのコツを指導していました。 指導者たちは、「かな文字は線が大切で、それは、執筆姿勢。どんなにベテランになっても確認を怠らないでほしい」と参加者によびかけていました。 池上さんは、「かな文字は、日本古来の美しく、生活に密着した文字。伝承していかなくてはならない」と話し、参加者の筆運びを見ながら、時には厳しい口調で指導にあたっていました。
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アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ新春餅つき大会
小学生の女子ソフトボールチーム、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブは、12日、今年の初練習に合わせて新春餅つき大会を開きました。 餅つき大会は、餅のように粘り強く練習に励み、チームの団結を深めようと初めて行われました。 小学生の女子ソフトボールチーム、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブには、現在、伊那市内の小学校に通う1年生から6年生まで25人が所属しています。 毎週日曜日の午後、伊那公園屋内運動場で練習を行っています。 代表の伊藤易明さんは「ソフトボールを楽しみながら、友達を沢山つくってほしい」と話していました。 今年のチームの目標は、県大会でベスト4に入ることです。 チームではメンバーを随時募集していて、「興味のある人はいつでも練習に参加してほしい」と話していました。
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介護落語!笑いは薬!
諏訪市在住のアマチュア落語家、すわこ八福神さんと伊那市在住の高校生落語家、秋風亭隼太朗さんが、伊那市福祉まちづくりセンターで11日、落語を披露しました。 これは、男性介護者と支援者でつくる「おとこ介護もいいもんだに」が主催したものです。 前座を務めた秋風亭隼太朗さんは、伊那市在住の高校生落語家です。 動物園の虎が死んでしまい、代わりにある男が着ぐるみで虎になりすますという内容の落語「動物園」を披露しました。 国内外で落語を披露している諏訪市在住のすわこ八福神さんは、体験談や社会問題を交えながら会場を笑いに包みました。 すわこ八福神さんと秋風亭隼太朗さんが出演した「介護落語!笑いは薬!」は、2月1日からご覧のチャンネルで放送します。
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羽広の獅子舞 仲仙寺に奉納
伊那市西箕輪羽広に400年伝わる小正月の伝統行事「羽広の獅子舞」が、12日、仲仙寺に奉納されました。 午前7時、仲仙寺の本堂で、地区住民で作る保存会のメンバーが舞を披露しました。 去年400周年を迎えた羽広の獅子舞は、五穀豊穣や家内安全を祈る小正月の伝統行事です。 口を閉じ、勇壮に舞う雄獅子と、口を開け静粛に舞う雌獅子、二頭が同時に舞い合わせをするのが特徴で、剣の舞、豊穣の舞など5つの舞で構成されています。 舞を行うのは男性のみで、獅子頭の担当は一生に一度とされています。 仲仙寺での舞い合わせが終わると、雄獅子、雌獅子が仲仙寺を挟んで南と北に二手に分かれ、各家庭で舞を披露する「戸毎舞」が行われました。 雄獅子が最初に訪れた桐山さん宅では、近所の住民や親せきなど30人が集まりました。 戸毎舞は、昔、羽広区の全家庭を一日かけて回っていましたが、戦争中に途絶えてしまいました。 戦後に保存会が復活させ、今年で40年となります。
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伊那市出初式 団員決意を新たに
伊那市消防団の出初式が12日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしました。 出初式には、消防団と赤十字奉仕団の団員合わせて783人が参加しました。 中心市街地で行われた分列行進では、白鳥孝市長と三澤俊明団長の観閲を受けました。 三澤団長は「残念ながら昨日の火事で住民1人の尊い命を失ってしまった。市民の安全を守るため、予防消防と突然の火災に備えた日頃の訓練を徹底してほしい」と訓辞しました。 伊那市内では去年1年間に、建物火災18件など合わせて37件の火災が起きていて、被害総額は6,200万円となっています。
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伊那中OBが後輩を指導
東京都内の音楽大学に通う宮島裕太さん優哉さん兄弟は4日、母校の伊那市の伊那中学校を訪れ、吹奏楽部に演奏の指導をしました。 大学1年生で双子の兄裕太さんは国立音楽大学で、弟の優哉さんは東京芸術大学でそれぞれ学んでいます。 4日は、2人が伊那中学校を訪れ、打楽器やトランペットなどを担当する1、2年生6人に演奏の基本技術を指導しました。 中学校時代の恩師で顧問の足助一美教諭が、正月休みで帰省していた2人に依頼し実現したものです。 パーカッションを主に学ぶ兄の裕太さんは「テンポがぶれないように」「右手と左手で同じ音が出せるように」などとアドバイスしていました。 金管楽器を主に学んでいる弟の優哉さんは「唇の形や筋肉の量など1人ひとり違うので、自分にあった音の出し方を見つけて欲しい」と話していました。 足助教諭は「歳が近い先輩が教えると子ども達の呑みこみが早いのでありがたいです」と感謝していました。 12日には、今年最初の大会県アンサンブルコンテスト上伊那地区大会が開かれます。
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日本の伝統的な絵画表現の謎に迫る展示会
伊那谷ゆかりの日本画家の墨絵の作品から、日本の伝統的な絵画表現の謎に迫る展示会が11日から、伊那市の創造館で始まりました。 会場には、上伊那教育会が創造館に寄託している作品8点が展示されています。 中村不折や小坂芝田など、江戸時代から昭和にかけて活躍した伊那谷縁の日本画家6人の作品です。 展示会は、日本が培ってきた独自の絵画表現を知ることで、その良さを再認識してもらおうと創造館が企画したものです。 日本画は、写真のような写実を行わない、陰影がないことなどが特徴です。 余白の有無や遠近方法の違いなどから日本画と西洋画のそれぞれの特徴をひも解き、絵画表現の謎に迫ります。 展示会は、2月24日月曜日まで伊那市創造館で開かれています。
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小正月の伝統行事 どんど焼き
小正月の伝統行事どんど焼きが11日、各地で行われました。 伊那市坂下の天竜川河川敷には、親子連れなどおよそ40人が集まりました。 どんど焼きは、正月のしめ飾りやダルマなどを燃やし無病息災や五穀豊穣を願う火祭り行事です。 坂下区では、毎年1月の第2土曜日に行っています。 点火の合図で火がつけられると、やぐらは勢いよく燃えていました。 坂下区では、当初は地区ごとどんど焼きを行っていたということですが、子どもやしめ縄の数が減ってきていることから、現在では5つの地区が合同で行っています。 火の勢いが落ち着いてくると、七輪などにおきを移し、持ってきた餅やマシュマロなどを焼いて味わっていました。 坂下区では、昔ながらの行事を大切にすると共に、地区の繋がりを深めていきたいと話していました。
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伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那少年剣道クラブの鏡開きが、11日、伊那市の伊那東小学校で行われました。 武家社会では、刃物で切るのは切腹を連想させるため木槌を使い、切る割るという言葉を避け「開く」という言葉を使用します。 11日は、飯島浩代表ら3人が木槌で餅を割りました。 式では、北澤一樹君と池上象是くんが誓いの言葉を述べました。 伊那少年剣道クラブでは、園児から中学生までの31人が、週2回練習を行っています。 今年度入部した37期生は、素振りで練習の成果を披露していました。 飯島代表は「今まで以上に元気よく稽古に励んでほしい」と話していました。 伊那少年剣道クラブでは、3月にクラブ内での大会を予定しているということです。
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110番の日 正しい通報を呼びかけ
1月10は110番の日です。 伊那市のアピタ伊那店では、伊那警察署の署員や県警のマスコットキャラクター、ライポくんが正しい110番通報の啓発活動を行いました。 この日は110番の日で、緊急時の専用番号110番を正しく利用してもらおうと、全国各地で啓発活動が行われました。 アピタ伊那店では、伊那警察署の署員15人がチラシとティッシュを配り、正しい利用を呼びかけました。 勘太郎の姿に扮した署員と県警のマスコットキャラクターライポくんも店頭に立ち、啓発を行っていました。 伊那警察署によりますと、去年県内で110番にかかってきた電話の件数は、およそ10万件で、このうち不急と判断されたのはおよそ1万件でした。 伊那警察署管内では、およそ4千件のうちおよそ千件が普及と判断されました。 携帯電話やスマートフォンの普及で、110番への通報は、全国的に増加傾向にあるということです。 伊那警察署では、「急ぎでない相談事などは♯9110にかけてほしい。事件事故など緊急事態の時は、落ち着いて冷静に状況を話してほしい」と話していました。
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伊那谷アグリイノベーション ジャム作り講座
産学官が連携し、農業を基本とした新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、りんごとブルーベリーを使った手作りジャムの公開講座を10日、南箕輪村の信州大学農学部で開きました。 この日は、上下伊那の飲食店経営者や市町村職員など9人が参加しました。 講座は、信州大学農学部の食料生産科学科2年生のジャム作りの実習に合わせて開かれました。 講師は信州大学農学部の春日重光教員が務めました。 材料のりんごは、農学部で収穫したもので、酸味が強くジャムに適している紅玉などを使いました。 皮を剥いたりんごを15分ほど蒸してミキサーにかけ、砂糖と混ぜ合わせながら煮詰めたら完成です。 春日教員は、「今日の講座を経営や町おこしの一部に取り入れてもらえたら嬉しい」と話してい
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「10年先の礎づくり」スタートの年
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は、10日市内で開かれた新春名刺交換会で、「10年先の礎をつくるスタートの年」と今年を位置づけました。 白鳥市長は、消防・ごみ処理・観光・医療など、これからますます上伊那地域の結束が求められると前おきし、リニア新幹線については、「リニアが通ることによってマイナスにならないよう、後世に胸をはれるような取り組みが必要。中間駅までのアクセスをきちんとしないとバラ色の将来はない。社会資本整備が喫緊の課で、上伊那、伊那谷が日本に誇れる地域にする今年はその礎づくりのスタートの年と位置づけました。 上伊那広域連合の新春名刺交換会には、関係市町村長や国・県の機関、県議会議員などが出席し開かれました。
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日中最高1.5度 寒い1日
10日の伊那地域は、日中の最高気温が1.5度までしか上がらずこの冬一番の冷え込みとなりました。 最低気温もマイナス7.3度と1年で最も寒い1月下旬から2月上旬を下回る寒い一日となりました。
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春よ来い 合格祈願
伊那市東春近の春近神社で、高校受験を目前に控えた中学生を対象にした合格祈願祭が10日開かれました。 合格祈願をしたのは、神社近くの春富中学校の3年生140人です。 2回に分けて行われ、1回目は1組と3組、2回目は、2組と4組の生徒が参加しました。 中学生たちは、花畑樹彦宮司に従い神事にのっとって合格祈願をしました。 生徒の代表が玉ぐしを奉り、全員で2拝2拍手1拝をして全員志望校合格を祈りました。 春近神社での合格祈願祭は、地元有志が、受験の応援と縁起の良い地名への愛着や誇りにつなげようと学校側などに働きかけ、平成24年に初めて実現しました。 今回3回目で、関係者は今後も継続していきたいと話しています。 合格祈願を終えた生徒たちは、神社が用意した特性の鉛筆をもらい学校に帰っていきました。 今年の高校入試は、前期選抜が2月10日、後期選抜が3月11日に実施されます。 合格発表は、前期が2月18日、後期は3月20日です。
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現代絵画の作品展「第11回漸進展」
伊那市出身・在住の作家による現代絵画の作品展、「第11回漸進展」が、9日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 会場には、8人の作家がこの1年で制作した近作14点が展示されています。 全員が、県展をはじめ国展などの全国規模の美術展で入賞経験があります。 作品は、油彩画、水彩画、アクリル画などジャンルも様々です。 新しく美しい造形を開拓しながら前に進んでいくとの意味をこめて「漸進」を展覧会の名前にしました。 実行委員長の小林修一郎さんは「それぞれの作品の個性と持ち味を楽しんでもらいたい」と話しています。 伊那市出身、在住作家による洋画展「第11回漸進展」は、13日(月)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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東部中・高砂中テレビ電話で交流
タカトオコヒガンザクラを通して交流している伊那市の東部中学校と、宮城県仙台市の高砂中学校の2年生は、9日、インターネットのテレビ電話を活用して、交流しました。 9日はインターネット電話サービス「スカイプ」を活用して、交流しました。 会場となった体育館では、テレビ電話が、大画面で確認できるようになっていました。 2年生260人ほどが見守る中、お互いに、生徒会の新役員の紹介をしました。 東部中と高砂中の交流のシンボルとなるきずな宣言がかかれたボードを東部中が高砂中に贈っていて、今日、届いたとの報告がありました。 交流会では、東部中の2年生が震災復興支援ソングの「花は咲く」の3部合唱を披露していました。 東部中学校と高砂中学校は、門外不出のタカトオコヒガンザクラが縁で交流が始まりました。 高砂中学校のシンボルだった桜が東日本大震災の津波の被害で枯れてしまったことを知った東部中が、2012年に、タカトオコヒガンザクラを贈ったものです。 高砂中学校では、野外活動で取り組んだソーラン節を2年生全員で披露しました。 東部中学校では、今年開校50周年を記念して、校内にタカトオコヒガンザクラを植樹します。 高砂中に贈った桜と対応するよう「輝(ひかり)」「虹(かけはし)」と名付けた2本植えるということです。
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世界遺産新春富士50景
世界遺産に登録されている富士山をテーマにした作品展、新春特別企画「世界遺産新春富士50景」が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 会場には、長野県出身の作家を中心に25人の作品、およそ70点が並んでいます。 これは、富士山が世界遺産に登録される前から企画されていたもので、富士山をテーマにした作品展をはら美術で開くのは今回が初めてです。 展示されている作品は、日本画や洋画など6つの技法で描かれています。 こちらは、去年3月に日本芸術院賞を受賞した、大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの作品です。 日本芸術院賞は、1年で1人だけに贈られる貴重な賞です。 はら美術の原真一郎さんは「富士山は、同じ場所から作品を描いても、作家1人1人の感性で全く違う作品に見える。そのおもしろさを感じてもらえたら嬉しい」と話していました。 富士山をテーマにした作品展「世界遺産新春富士50景」は13日(月・祝)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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元気に滑走 ちびっこスケート教室
3日から今シーズの営業を開始した伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場で7日伊那市内の保育園児や小学生を対象にしたちびっこスケート教室が開かれました。 ちびっこスケート教室は、スケート人口の底辺拡大などを目的に伊那市が昭和40年代から毎年開いていて、今年は市内全域から43人が参加しました。 教室では初心者・初級・中級・上級の4つのグループに別れ、伊那市体育協会スケート部のメンバーが指導をしました。 スケートをはじめたばかりの子どもはイスにつかまったり、親に手をひいてもらいながら、氷の感触を楽しんでいました。 中級や上級のクラスになると、「姿勢を低くし、体重移動を意識しながら氷をしっかり蹴る」などのアドバイスを受けながら滑っていました。 ちびっこスケート教室は11日土曜日まで5日間開かれることになっています。 伊那西スケート場の営業は来月9日までの予定で、利用料は一人200円です。
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高遠中学校が「中部の未来創造大賞」受賞
国土交通省などが中部地域の地域づくりの活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で、伊那市高遠町の高遠中学校が優秀賞を受賞しました。 8日は高遠中学校生徒会山田流星生徒会長など6人が市役所を訪れ受賞の報告を白鳥孝伊那市長にしました。 中部の未来創造大賞は今年で14回で、37件の応募の中から、高遠中学校が、大賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。 民間、行政の垣根を越えた活動を表彰し、中部地域の発展に役立てようと、国や中部5県で組織する、中部の未来創造大賞推進協議会が毎年、民間団体や企業、学校、行政機関を表彰しています。 高遠中学校は、毎年4月の観桜期に、駐車場案内、トイレ開放、生徒会売店の営業、桜茶接待など、ボランティア活動を行って来ました。 生徒によるボランティア活動の始まりは昭和五51年。ひとつの学級が城址公園の清掃を始めたことがきっかけでした。 高遠中学校では「今年で活動が14年になる。継続してきたことが認めてもらえたと思う。これからも長く続けていきたい」としています。
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美篶笠原で伝統のまゆ玉づくり
伊那市美篶笠原で8日、子どもたちがお年寄りと一緒に伝統の、まゆ玉づくりを体験しました。 これは五穀豊穣などを願うために、戦後から行われている伝統行事だということです。 美篶笠原の北村地区では、地域のお年寄りが農村伝統の行事を子どもたちに伝えていこうと毎年この行事を行っています。 8日は、地区の小学生7人が廣徳館に集まり、まゆ玉づくりに挑戦していました。 子どもたちは、水と、食紅を混ぜてこねあげた白とピンク、緑、黄の4色の米の粉を手のひらでまるめてまゆの形に作り上げていきました。 中には、今年の干支、午の顔のまゆを作った子どももいました。 出来上がった80個以上のまゆ玉は、高さおよそ3メートルのそよぎに飾られました。 カラフルに仕上がったまゆ玉は11日まで廣徳館に飾られ、12日に笠原で行われるどんど焼きで焼いて食べるということです。
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上伊那の小中学校で3学期始業式
上伊那の一部の小中学校で7日から3学期が始まりました。子どもたちは今年1年の目標をたてて学校生活をスタートさせました。 このうち伊那市の伊那北小学校では市内の小学校のトップを切って3学期が始まりました。 伊那北小学校では、12月28日から6日までの10日間冬休みでした。 6年生の教室では、冬休み中の宿題などを担任に提出していました。 児童たちは筆で今年1年間の目標を漢字一文字で表していました。 体育館には全校児童530人が集まり始業式が行われました。 代表児童が今年1年間の目標を発表していました。 久保田之義校長は「3学期は勉強のまとめや来年度の準備をする時。学年で学習していることを身に付け、自然に触れ寒さに負けない体をつくって欲しい」と児童たちに呼びかけていました。 伊那北小学校の3学期は7日から卒業式が行われる3月15日までの48日間です。 上伊那の小中学校の始業式は8日がピークとなっています。
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10年後の自分への手紙 タイムカプセル
伊那市の伊那食品工業は、社員全員が10年後の自分にあてた手紙などを6日、タイムカプセルに入れました。 これは、自分の人生や会社、地域の将来について考える機会にしようと初めて企画したものです。 6日は、今年初めての月例会が開かれ、塚越寛会長らが、社員436人が書いた10年後の自分への手紙や職場の写真などをタイムカプセルの中に入れました。 総務人事部の女性社員は「10年後も地域の人たちに愛される会社であってほしい」などと書いたと話していました。 タイムカプセルは本社に展示され、10年後の2024年1月に開封することになっています。
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伊那市高遠町地区 成人式
2日、伊那市高遠町地区の成人式が高遠さくらホテルで行われました。 式では、地元住民でつくる「高遠太鼓保存会」が祝い太鼓を披露しました。 新成人の中にも保存会のメンバーがいて、一緒に「紅神楽」という曲を演奏しました。 今年、高遠町地区で成人を迎えたのは、男性22人、女性29人の合計51人です。式には、このうち46人が出席しました。 高遠町公民館の原和男館長は「権利と義務が与えられ新しい節目を迎えた皆さんは、高遠で育った事を誇りとし、故郷に活力を与えて欲しい」と式辞を述べました。 新成人を代表して伊藤利行さんは「自分の責任を自覚して郷土の発展のため最善の努力をしていきたい」と話していました。
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長谷地区成人式
正月の帰省に合わせ、伊那市と南箕輪村で成人式が行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出しました。 1日は、伊那市の長谷公民館で長谷地区成人式が行なわれました。 今年は新成人の一人西村ひかりさんの呼びかけで、昭和43年以来46年ぶりに女性9人が着物姿で出席しました。 今年、成人を迎えたのは、平成5年4月2日から平成6年4月1日生まれの男性8人、女性9人の合計17人で、式には15人が出席しました。 長谷公民館の池上謙館長は「社会の担い手として活躍し吸収した新たな知識を故郷長谷に還元し、夢に向かい着実に歩んでほしい」と激励しました。 新成人を代表して橋爪翔平さんは「くじける事無く努力し困難な事に立ち向かう大人になりたい。広い視野を持った大人になれるようこれからもご指導お願いします。」と誓いの言葉を述べました。
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菊の湯 78年の歴史に幕
12月29日、伊那市の中心市街地の銭湯菊の湯が78年の歴史に幕を下しました。 営業最終日となったこの日、常連客が代表の唐沢寿子さんに感謝の花束を手渡しました。 人々は、「癒しの場で仕事の活力源だった」「長い間おつかれさまでした」などと声をかけていました。 菊の湯は、昭和10年に開業。 地域住民や登山者らで賑わいましたが、燃料の高騰や従業員の高齢化で廃業を余儀なくされました。 伊那市内に残る唯一の銭湯「菊の湯」は、惜しまれながら78年の歴史に幕を下ろしました。
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仕事始め トップが訓示
上伊那の多くの企業は6日が仕事始めとなり業務がスタートしました。 サン工業株式会社の川上健夫社長は仕事始め式で「サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる」と訓示しました。 伊那市西箕輪に本社を置く、メッキ処理のサン工業株式会社。 仕事始め式には社員およそ80人が集まり川上社長が訓示しました。 川上社長は「アベノミクスの風を感じるのは我々であり、その感性を持つ会社は成長できるし時代を生きていける。サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる。」と社員に呼びかけました。 仕事始め式ではほかに鏡割りが行われ業績アップを願いました。
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伊那市でも仕事始め 「人口増へ」
自治体でも、6日が仕事始めとなりしました。 伊那市の仕事始め式には職員およそ350人が出席しました。 白鳥孝市長は「定住人口の増加が必要。これは掛け声ではなく、確実に確保する。そうしなければ伊那谷のリーダーとしての存在が小さくなる。」 また、「リニア新幹線や中間ゴミ施設などの課題に対し、住民が安心安全に暮らせるよう職務を遂行してほしい」と職員に呼びかけていました。
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伊那スキーリゾートでスキー教室
伊那市民を対象にしたスキー教室が6日、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで開かれました。 伊那市教育委員会が毎年開いているもので、小学生を中心におよそ20人が参加しました。 教室では伊那市体育協会スキー部のメンバー2人が、初級と中級に別れて指導にあたりました。 子どもたちは板の履き方を教わったあと、なだらかな斜面で滑りました。 しばらくすると、リフトに乗り、上からスキー板をハの字に広げ滑っていました。 この日は午前と午後にわたり指導が行われ参加した子どもたちは「楽しかった、これからもっと上手に滑れるようになりたいです」と話していました。
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親戚などが集まり餅つき
30日には、正月に向け各地で餅つきが行われました。 伊那市美篶の三澤忠光さん宅では、親戚や友人など25人が集まり、もち米60キロをつきました。 三澤さん宅では、孫が保育園で餅つきをしたことがきっかけで6年前からうすと杵で餅つきを行っています。 ついた餅はすぐに伸ばし、切り分けていきます。 子供たちも餅つきに挑戦していました。 お昼には、つきたての餅を全員で楽しみました。 30日についた餅はそれぞれ持ち帰り、正月に味わいました。