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東春近田原・西箕輪上戸 地名調査結果を報告
古い地名の調査を進めている伊那市東春近の田原グループと西箕輪の上戸グループは、今年度の調査結果をまとめ、6日報告しました。 この日は、伊那市役所で調査報告会が行われ、各グループから今年度の調査結果が報告さました。 東春近田原は、全区民を対象に行ったアンケートや高齢者から話を聞くなどして調査を進めてきました。 田原では、子どもを出産した時の胎盤や動物を埋葬した所に石を置いたのが由来とされる「石仏(いしぼとけ)」など21か所の古い地名についてまとめました。 西箕輪上戸は、今年度9回の会合を開き話し合いを重ねました。 上戸では、西箕輪羽広の仲仙寺の鐘を作ったのが由来とされる「鐘鋳場(かねえば)」など90か所を超える地名が見つかりました。 古い地名調査は、伊那市が進めているもので、「昔から人々の生活と根付いてきた地名にみんなが興味を持って後世に伝えていこう」という目的で今年度から始まりました。 来年度への課題として、昔のことが分かる人を開拓することや、資料を保管していくことが挙げられました。 今年度は先行して東春近地区と西箕輪地区の17グループで調査を行ってきましたが、来年度は4地区32グループに拡大し調査を進めていくということです。
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中アビジネスフェアで企業説明会
伊那職業安定協会は、中央アルプスビジネスフェアにあわせた企業説明会を7日伊那市民体育館で開きました。 中央アルプスビジネスフェアと同時開催は初めてです。 フェア開催中の伊那勤労者福祉センター体育館に並ぶ伊那市民体育館で開かれました。 38社が参加し人事担当者らが来年春卒業予定の大学生や短大生らに会社の概要や製品の説明をしていました。 企業説明会には、大学生や短大生を中心に97人が訪れました。 ビジネスフェア会場に設けられた特設コーナーでは、10社が参加し、自社のPRをしていました。 実行委員会のまとめによりますと、6日と7日の2日間行われたビジネスフェアには、去年を300人ほど上回り過去最高となる2,221人が来場したということです。
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ワンコインガイド事前勉強会
天下第一の桜の名所として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園で、花見客に公園内のガイドを行う 「ワンコインガイド」の事前勉強会が7日、高遠城址公園で開かれました。 この日、勉強会に参加したのはボランティアで花見客を案内する「い~なガイドの会」のメンバー17人です。 およそ30分かけて、公園内の見所や歴史を紹介するもので、去年の4月から始まりました。 料金は1グループワンコインの500円となっていてガイドが1人つきます。 この日は、公園内の碑や桜の状態などについて意見や感想を言い合いました。 い~なガイドの会では、今年の春は急いでいる人や桜以外の観光も楽しみたいという人へのガイドの仕方も考えているということです。 ワンコインガイドは、去年75件の利用があり、今年は100件以上を目指しているということです。
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伊那小学校6年礼組 「御子柴艶三郎」卒業公演
農業用水の掘削に命をかけた地域の偉人、御子柴艶三郎の功績を、演劇を通して伝えてきた伊那小学校6年礼組の児童は、3年間の集大成となる卒業公演を1日、伊那文化会館で行いました。 神子柴艶三郎の功績を多くの人に伝えようと、4年生の時から自分たちで台本をつくり、地域の公民館などで公演を行ってきました。 この日は、その集大成となる卒業公演が行われ、会場は満席となりました。 命をかけて井戸を掘り起こす事を神に誓った艶三郎が、水神となるため自害するシーンになると、観客も息を飲んで見守りました。 礼組では、卒業までに艶三郎について自分たちでまとめたパンフレットを市内の公民館や図書館に配布するということです。
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クラフト作家 柴和彦さん木の渓流魚展
箕輪町のクラフト作家、柴和彦さんによる木の渓流魚展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、流木などで作った、アマゴやニジマス、カジカなど、200点が展示されています。 渓流釣りが趣味の柴さんは、大好きな魚を作品にしようと、5年ほど前から制作を始めました。 毎年個展を開いていて、今年はモモンガやアマゴを狙うカワセミなど、魚以外のものにも挑戦しました。 柴和彦さんの「木の渓流魚展」は、10日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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【3.11の今】 循環バイオガス 今、フクシマで
伊那市西箕輪で酪農を営む小野寺さん一家。 早朝からの搾乳を終え、ほっとひといきのお昼ごはんです。 小野寺瓔子さん66歳。 ご主人の哲也さん、長男夫婦と一緒に酪農を営んでいます。 お昼前の午前11時、今日は長男の奥さん歩さんが調理当番です。 ハヤシライスの具材を炒め、煮込みます。 きれいな青色に燃えるこのガスには、小野寺さんの脱原発の思いが込められています。 午前7時、瓔子さんの一日がはじまります。 自宅から近くの畜舎へ。搾乳です。 搾乳を終えると牛の糞を集めて水と一緒に投入口にいれています。 これがさきほどのガスを生みます。 投入口から入れられた牛の糞は、醗酵時にメタンガスを出します。 そのガスが自宅と牛舎で使われています。 自宅では、調理用に、牛舎では、搾乳の時に使われる器具やパイプラインの洗浄に使われます。 さらに発酵を終え排出されるものは、液肥として田畑や牧草地に帰っていきます。 液肥は、まったくにおいはなく、肥料としても優れていることが数値的にも証明されています。 牛がその牧草をエサとして食べるので、循環のサイクルが出来上がっているのです。 農業がしたくて農業関係の大学に進んだ瓔子さん。 活性汚泥について学び、企業入社後も活性汚泥の研究を続けました。 昭和51年、哲也さんと結婚し三宅島で念願の農業を始めました。 昭和56年、伊那市西箕輪へ。現在50頭の乳牛を飼育しています。 瓔子さんはチェルノリブイリ原発事故に不安を覚え原発反対を訴えました。 そして、自然エネルギーに着目したのです。 「反原発運動の無力感。自ら自然エネギーに挑戦することで発信したい」 プラントを作ったのは18年前。 もともと活性汚泥について学んでいた瓔子さん。 信州大学農学部の学生たちの協力で完成させました。 小野寺さんの家では、電気やプロパンガス、薪、そしてバイオガスを生活していくためのエネルギーとして活用しています。 調理でのバイオガスの占める割合は、7割を超えるといいいます。 このバイオガスの技術は、今福島で産声を上げようとしています。 伊那と福島の違いは、放射性物質の有無です。 フクシマでは、ウクライナで確立された技術を使い放射能を除去します。福島県郡山市にある会津地鶏の共同作業所では、以前は鶏糞を販売していましたが、今行き場所を失っています。 18年間、伊那で動き続けたバイオガスのシステムが今、フクシマで。
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伊那市景観計画住民説明会 始まる
伊那市は来月からの景観計画の実施を前に計画の説明を4日からスタートさせました。説明会は、24日まで市内9か所で開かれる予定です。 4日は手良公民館で説明会が開かれ、市の担当者が集まった人たちに2月に策定した景観計画の概要について話をしました。 土地利用については、「市街地」や「田園」、「山地と森林」、「山岳と自然公園」の4つの区域に分け、建物の配置や高さ、色彩などについて基準を設けています。 市の担当者は「ログハウスで使われる塗料のうち基準から外れる物がある」、「太陽光発電システムも届け出の対象になる」と話していました。 一定規模の住宅や駐車場などの新築や改築を行う場合は、4月1日から、市内全域で事前の届け出が必要となります。 伊那市では、住民の代表者などで組織する景観協議会を来年度の早い時期に立ち上げ、計画の推進や提言を行っていくとしています。
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新山小できのこの菌打ちを体験
伊那市の新山小学校の児童が2月26日、キノコの菌打ちを体験しました。 今年の秋には収穫ができるものもあるということです。 この日は、新山小学校の児童が、地元住民でつくる「新山山野草の会」の協力で、シイタケやナメコ、クリタケの菌打ちを体験しました。 「新山山野草の会」が、子供たちに地域の人との関わり合いの中で、地元の文化にふれてもらおうと企画したものです。 用意されたのは、ナラの木とクルミの木およそ30本です。 最初に上級生が菌を打ちつけるための穴をドリルであけていました。 下級生は穴に合わせて長さ1センチほどのキノコの菌を、金槌や木槌で打ちつけていました。 菌を打ちこんだ木からは、ナメコが一番早く成長するということで、今年の秋には収穫できるそうです。 とれたキノコは、給食などで味わう計画です。
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第8回南信地区会員展 9日まで
長野県水墨画協会が主催する第8回南信地区会員展が6日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。 会場には南信支部の会員の作品104点が展示されています。 審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の有賀妙子さんが優秀賞、箕輪町の日野源七さんが奨励賞を受賞しました。 作品展は、6日から9日まで伊那文化会館で開かれます。
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降雪16センチ 飯田線に遅れ
前線を伴った低気圧の影響で、伊那地域5日未明から重たい雪が降り始め16.8センチ積もりました。 踏切で動けなくなった車によりJR飯田線に遅れが出たほか、伊那市高遠町の一部で倒木により停電しました。 雪の影響でJR飯田線では午前7時頃、伊那市西春近の表木線踏切でスリップにより動けなくなった軽乗用車の女性が非常ボタンを押し、信号に気づいた列車が緊急停車しました。 列車は午前6時18分辰野駅発、天竜峡駅行きの2両編成で、乗客、乗務員70人と軽乗用車の運転手にケガはありませんでした。 停止した列車は、安全点検をして、およそ1時間後の午前8時に運転を再開しています。 この緊急停車で飯田線のダイヤに最大1時間の遅れや運休が出て、利用客に影響が出ました。
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【3.11の今】 全村避難の夫婦の今
現在、伊那市東春近で暮らしている小泉孝一さん・百合子さんは、13年前、昔からの憧れだった田舎暮らしの夢を叶えるため、福島県葛尾村に引っ越しました。 葛尾村は、人口1,500人ほどで、山々に囲まれた自然豊かな環境にあります。 およそ5,000坪の家の敷地には、2人で作った露天風呂、ピザを焼く窯、花畑のような庭、池などがあり、1年を通して友人達が遊びに来ていました。 2人の1番の楽しみは、ガーデニングです。 毎日手入れをして、庭を数えきれないほどの花でいっぱいにしました。 周囲の人とも打ち解け、楽しい毎日を送っていた3年前。 東日本大震災が発生。 住んでいた葛尾村は最大震度5強を観測しました。 葛尾村は、福島第一原発から30キロ圏内にあり、「避難指示解除準備区域」に指定されました。 地震が発生した次の日、「村民は全員役場に避難」との指示があり、小泉さん夫妻は1日分の服とペットを抱えて避難しました。 福島県と長野県の5カ所の施設を転々とした避難生活は、およそ1年続きました。 葛尾村は、全村民が避難を余儀なくされていて、住むことは認められていません。 小泉さんの自宅周辺は、去年の8月に1カ月かけて除染作業が行われました。 花でいっぱいだった家・・・ 今は何もありません。 小泉さん夫妻が、また葛尾村でガーデニングを楽しめる日は来るのでしょうか。
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8日9日 チューリップまつり
春の花、チューリップの出荷が始まっています。 8日9日には伊那市西箕輪のみはらしファームでチューリップまつりが開かれます。 伊那市美篶の春日彰さんのハウスでは、県外やチューリップまつりに出荷する準備が行われています。 春日さんのハウスでは2万鉢のチューリップを栽培していて、 まつりでは、咲き始めた2500鉢46種類が販売される予定です。 チューリップまつりは、8日9日の2日間、伊那市のみはらしファームで開かれます。
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伊那中央病院 経営改革プランまとまる
伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合は平成30年度までに新たに北棟を増築することや日帰り人間ドックの受診者数を年間、現在160人から4000人などとする目標をまとめました。 2日の夜は、伊那中央病院運営審議会が開かれこれらを盛り込んだ経営改革プランが示されました。 プランは、平成26年度から平成30年度までの5年間を計画年度としています。 それによりますと、日帰り人間ドックが受診できる健診センターや手術前の患者が入院前に検査を行う術前検査センター、不足している更衣室や休憩室などを備えた北棟を平成30年度までに増築する計画です。 日帰り人間ドックは、平成24年度現在、年間160人ですが平成30年度には4000人を目標とし、諏訪赤十字病院と同程度にしたいとしています。 人間ドックの充実により、専門的な健診によるがんの早期発見や、上伊那医療圏からの受診者流出をくいとめ、住民ニーズに応えていきたいとしています。 また、がん発見のための高精度な画像診断装置PET―CTを導入し、高度医療の充実を図るとしています。 北棟増築のスケジュールは、4月病院内でプロジェクトチームを立ち上げ進めていくとしています。 これらを盛り込んだ経営改革プランは3日、了承されました。
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伊那谷遺産 新たに9件追加
伊那谷の先人が残した土木建築物や自然災害の歴史が残された遺構を後世に伝えていこうという、伊那谷遺産に新たに9件が追加されました。 国土交通省・天竜川上流河川事務所は治水や自然災害の歴史を後世に引き継いでいこうと伊那谷遺産プロジェクトを立ち上げました。 平成24年から指定を始め、これまでに89件が登録されています。 今回新たに追加された9件のうち、伊那ケーブルテレビ放送エリア内に関係するものは6件です。 このうち「ふるさと美篶の水の話」は、1995年、平成7年に美篶小学校4年1組の児童が1年間にわたり、学習の一環として行ったものです。 美篶地区にどのように水がひかれたか、一番井と二番井、北原平八郎の苦労について調べ、まとめた冊子です。 このほか、伊那市長谷の溝口路頭や、伊那市高遠町の板山路頭、伊那市美篶青島の千社参り、伊那市高遠町の芝平集落と芝平石灰岩採掘場跡、天竜川左岸や三峰川沿いなどに見られる段丘崖及び断層崖の斜面樹林が選ばれました。 選定対象地域は、上伊那地域と飯田下伊那地域の22市町村で、今回追加分を含め98件が選ばれています。 伊那谷遺産は当初100件を目標に選定を進めてきましたが、今後も地域の意見を基に、数にこだわらず逐次追加して行く考えです。
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伊那市議会開会 41議案提出
伊那市議会3月定例会が3日開会し市側から平成26年度一般会計当初予算案など41議案が提出されました。 一般会計当初予算案は総額302億2,000万円です。 この他、除雪費の増額についての専決処分承認を求めるものや、地域自治区のあり方を審議するため新たに設置する、伊那市地域自治区制度審議会条例案など41議案が提出されました。 市議会3月定例会は10日から12日まで一般質問、20日に委員長報告と採決が行われます。
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旧井澤家住宅 雛祭りに合わせ雅楽の演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で2日、雅楽演奏会が開かれました。 演奏を披露したのは、東京都在住でプロの女性雅楽演奏家3人です。 雅楽は、平安時代から伝わる世界最古のオーケストラといわれています。 演奏会は、3日まで開催されている伊那部宿の雛祭りに合わせて開かれたもので、会場には県内外から約100人が集まりました。 中には、着物を着て参加している人もいました。 建物内には、幻想的な雅楽の調べが響いていました。
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「キッズ王国」 手作りの遊び 親子で楽しむ
小学校低学年以下の子どもを対象にしたイベント「キッズ王国」が2日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 キッズ王国は、冬の子ども達の遊び場として伊那市公民館運営協議会などが開いているもので、今年で22回目です。 会場には、新聞紙を使った紙のプールや小麦粉粘土、魚釣りなど7種類の手づくりの遊びが用意されました。 紙のプールでは、子ども達が両手いっぱいに新聞紙を持って遊んでいました。 伊那公民館では「寒いからといって家にいるのではなく、外に出て色々な人と関わりをもって遊んでもらいたい」と話していました。 イベントでは、市内の中学生らがボランティアで運営の手伝いをしていました。 会場には、およそ700人の親子が訪れ、休日のひと時を楽しんでいました。
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過去最多のエントリー 長野県ロードレース伊那大会
第49回長野県ロードレース伊那大会が、2日、伊那市営野球場を発着に開かれました。 今年は過去最多の954人がエントリーしました。 大会は伊那市や長野県陸上競技協会などが毎年開いていて、今年は県内から857人、県外から97人がエントリーし、過去最多となりました。 一般の部、高校の部、40歳以上の壮年の部、女子の部、中学男子の部にわかれ、5キロから16キロのコースを走ります。 もともと競技ランナーの大会でしたが、最近の健康志向の広がりで市民ランナーの参加が増えているという事です。 参加者は、沿道の声援に応えながらそれぞれのペースで完走を目指していました。
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春の全国火災予防運動 7日まで
3月7日まで全国一斉に春の火災予防運動が行われています。 2日は、上伊那在住のアイドルグループ、パラレルドリームが一日消防署長を務め、火災予防を呼びかけました。 伊那消防署の一日消防署長を務めたアイドルグループ、パラレルドリームが、アピタ伊那店で買い物客に火災予防を呼びかけました。 伊那消防署の武井修署長から委嘱書を受け取ったメンバーは、署内を見学しました。 伊那消防組合管内では、去年1年間に62件の火災が発生していて、うち26件が建物火災、損害額は、1億1,700万円となっています。 アピタ伊那店のふれあい消防広場では、一日消防署長のパラレルドリームが、買い物客にチラシなどを配り、火災予防を呼びかけました。 伊那消防署などでは、「春先は空気が乾燥し風も強いので、火の取り扱いに十分注意してほしい」と呼びかけています。
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【3.11の今】 「高遠町と猪苗代町 保科正之が紡ぐ絆」
「助け」(江花さん) 「絆」(小桧山さん) 「支える気持ち」(北原さん) 福島県耶麻郡猪苗代町。 3年前の原発事故の風評被害に今も苦しんでいます。 旧高遠町と猪苗代町は高遠城主保科正之が縁で平成16年に友好提携しています。 しかし伊那市との合併をさかいに交流が衰退傾向にあったといいます。 そんな時、高遠地区住民有志が民間の活力で交流を継続させようと、故伊東義人さんを会長に伊那市友好協会が発足しました。 現在会員は100人程で互の催しに積極的に参加し、交流しています。
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伊那華のみそ娘 寒仕込み
JA上伊那の特産みそ「伊那華のみそ娘」の寒仕込みが本格化しています。 蒸した米に麹菌をつけて2日間おき、大豆とあら塩を混ぜておけに入れていきます。 伊那市東春近の主婦15人でつくる加工組合が毎年農閑期のこの時期に仕込んでいて、今年で15年目を迎えます。 味噌の消費量は年々減少気味で、今年は在庫調整のため、去年の12トンから6トンと生産量を半減させるということです。 伊那華のみそ娘は、伊那産のコシヒカリと大豆を使用しています。 組合長の小林都志子さんは、「地域の学校でも使ってもらっている安心で安全な味噌。ぜひ多くの人に味わってもらいたい」と話しています。 味噌の仕込みで特に大事なのは、麹づくりです。 味を左右するというその作業は、蒸らした米を42度まで下げて、麹菌をまぶしていきます。 組合発足当初から参加している人が多く、息のあった仕事ぶりでてきぱきと進めていました。 味噌は、1年間ねかせてJAの直売所などに出荷されていきます。 仕込みは、3月20日頃まで行なわれます。
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伊那市内最大規模 竜東保育園完成
施設の老朽化などにより建て替えが進められていた、市内最大規模となる、伊那市狐島の竜東保育園が完成しました。 1日は竣工式と施設見学会が行われ、地域住民に園舎が開放されました。 新しい竜東保育園は、鉄筋コンクリートの2階建てです。 保育室は全部で10室あり、壁には杉が使用されています。 定員は220人で、市内最大です。 ペレットボイラーが導入されていて、未満児室には床暖房が入っています。 太陽光発電パネルも設置され、発電した電力は売電し、保育園の運営費にあてられます。 総事業費は6億8千万円で、主に合併特例債で賄います。 竜東保育園の建て替えは施設の老朽化や伊那市の保育園整備計画に基づき行われました。 平成27年度から、伊那東保育園が閉園となり、竜東保育園と伊那北保育園に統合されます。 新しい園舎での保育は、準備が整い次第今月から始まる予定です。
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国少で親子のひなまつりイベント
3日のひな祭りを前に、親子で交流するイベントが1日と2日の二日間、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で行われています。 このイベントは、親子で交流を深め、ひな祭りを楽しんでもらおうと国少が初めて行いました。 11家族、35人が参加し、2日間にわたり、雛人形の形のケーキを作ったり、レクリエーションをして交流を深めます。 レクリエーションでは、体を使ったじゃんけんや、輪になって相手を追いかけるゲームをして楽しみました。 ロビーには、地域住民から寄贈された雛人形や、高遠高校美術部が制作した顔出し看板も飾られ、雰囲気を盛り上げていました。
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グリーンファームで蘭の展示販売会
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで1日から、蘭の展示販売会が始まりました。 広さ30平方メートルの会場いっぱいに、5,000鉢の蘭が並べられています。 コチョウランやシンビジウムなど色鮮やかな蘭およそ210種類です。 展示販売会は、花が咲く種類の多い毎年この時期に開かれていて、今年で12回目です。 500円の安価なものから、2万5千円以上のものまで様々です。 グリーンファームでは、「蘭は高価で育てるのが難しいというイメージがあるが、今回並んでいるものの多くは育てやすいものになっているので、多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。 また、新企画として蘭のオークションが行われています。 日替わりで5つの花が並べられ、自分の好きな額を記入し最も高い値を付けた人が購入できます。 第12回蘭展は、9日日曜日まで開かれています。
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【3.11の今】 被災地からドイツへ 小池真一さんの思い
去年発行された、ドイツの地方新聞。 東日本大震災の被災地の写真が掲載されています。 気仙沼市の、津波で打ち上げられた巨大漁船。
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11.7度 3月下旬の陽気
28日の伊那地域は、最高気温が11.7度と3月下旬並みの陽気となりました。 各地で残った雪を溶かす姿が見られ、雪どけも進みました。
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上農高校生徒対象の就農懇談会
伊那市やJA上伊那は、上伊那農業高校の生徒を対象に、将来、地元への就農を考えてもらうための懇談会を、27日、上農の同窓会館で開きました。 懇談会には、1年生から3年生までの、就農希望者や、農業関係の学校へ進学する生徒30人ほどが参加しました。 懇談会は、人口増加策や、農業振興のために、将来、上農生に地元で就農してもらいたいと伊那市などが初めて開きました。 白鳥 孝伊那市長は、中国などで爆発的に人口が増加し、今後、食料不足になる可能性があるとして、日本は自給率を上げなければならないと説明しました。 上伊那は、標高差があり、どんな分野の農林業もできる可能性に満ちた地域だとして、白鳥市長は、「せっかく高校で農業を勉強したのだから、可能性の高い地域である伊那谷で農業をやってもらいたい」と話していました。
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美篶小学校児童が上原獅子舞クラブの獅子舞を観賞
伊那市の美篶小学校の児童は、27日、地域の文化を学ぶ社会科の授業で、地元の上原獅子舞クラブの獅子舞を鑑賞しました。 酔っぱらったひょっとこが眠っている獅子を起こし一緒に戯れる様子を表現したクラブオリジナルの獅子舞「楽獅子」が披露されると、子ども達は身を乗り出して見ていました。 地域の暮らしや文化を学ぶ社会科の授業の一環で、美篶小学校が上原獅子舞クラブに依頼したものです。 上原獅子舞クラブは、公民館の倉庫から古い獅子頭が見つかった事がきっかけで昭和55年に発足しました。 昔の資料が残っていなかったため、伊那市富県の歌舞劇団、田楽座に協力してもらいながらオリジナルの舞やお囃子を作りました。 初代会長の橋爪弥六さんは「大きくなったら一緒に獅子舞をやりましょう」と子ども達に呼びかけていました。
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マレーシアの大学生 伊那で農業・産業・文化学ぶ
マレーシアの大学生、およそ50人が26日伊那市役所を訪れ酒井茂副市長を表敬訪問しました。 学生たちは外務省が行っている事業の一環で今回、日本を訪れたものです。 一行は、26日から3月3日まで市内に宿泊し農業施設や企業の視察、日本の大学生との交流などをし日本語や産業、日本文化について学ぶ計画です。 代表で挨拶した学生は、「文化や産業など多くの事を勉強し、帰国して家族や友達に伝えたい」と話していました。 酒井副市長は「交流や生活を楽しみ、また、伊那を訪れて下さい」と歓迎していました。 挨拶が終わると、学生からは伊那の農業や産業、文化などについて質問が出されていました。 伊那市では海外からの訪日旅行や教育旅行の受け入れを積極的に行っていて、来月には、ベトナムやラオス、ミャンマーの大学生、およそ100人が伊那市を訪れる事になっています。
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三峰川みらい会議のこれまでを紹介
伊那市を流れる三峰川の環境整備などに取り組んでいる市民団体、三峰川みらい会議の16年の歩み展が伊那市役所で開かれています。 歩み展には三峰川みらい会議のこれまでの活動を記録した写真が並べられています。 みらい会議は天竜川上流河川事務所が河川整備に協力できる住民を募り発足したものです。 代表の織井秀夫さんは「三峰川を次世代に」をテーマに活動してきたこれまでを振り返っていました。 24日は、「人と川」を研究テーマにしている筑波大学大学院の坂本貴啓さんが織井さんから、みらい会議の活動などについて話を聞いていました。 織井さんは環境保全や自然体験など川を通じた人との交流を大切にしていきたいと話します。 16年の歩み展は28日まで伊那市役所で開かれています。