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伊那公民館の絵画サークル「芽の会」第20回洋画展
伊那公民館の絵画サークル「芽の会」の第20回洋画展が、4日から伊那図書館で開かれています。
会場には、芽の会のメンバーが去年の秋から制作した油絵やアクリル画が展示されています。
毎年1回、市内で展示会を開いていて、今回で20回目になります。
芽の会は、毎週第1、第3土曜日に伊那公民館で活動しています。
それぞれの力を伸ばしながら楽しく活動しているという事で、一人ひとりの個性を感じてもらいたいという事です。
芽の会による洋画展は、伊那図書館で10日(火)まで開かれています。 -
3日の暴風雨 倒木や農業用ビニールハウスの倒壊などの被害
伊那市で最大瞬間風速30メートルを記録した、3日の暴風雨で倒木や農業用ビニールハウスの倒壊などの被害がでました。
伊那市では、長谷杉島など市内11か所で倒木被害が発生しました。中部電力伊那営業所によりますと、倒木などにより、3日夕方から4日にかけて市内319戸で停電が発生しましたが、すべて復旧しているという事です。
また、伊那北保育園では、3日午後5時半頃、街路樹が敷地内に倒れこみました。
雷が落ちたため、倒れたのではないかということです。
木は、停めてあった車の上に倒れたため車にキズがつくなどの被害がありましたが、けが人はありませんでした。
JA上伊那のまとめによりますと、ビニールハウスの倒壊が伊那市で13棟、箕輪町で1棟、南箕輪村で6棟発生し、高遠町地区で19万円あまりのイチゴの苗の被害が出たという事です。
建物では、伊那市狐島で天竜川漁業協同組合の会館の屋根がめくりあがり破損すなどの被害がでています。
伊那市、箕輪町、南箕輪村とも、けがをした人はいなかったという事です。 -
飯田線「秘境駅」巡り 招待セール開催
今年、開業100周年を迎える伊那市駅。
5月13日には、100周年の記念イベントの一環として、飯田線の秘境駅を巡る特別列車が運行します。
秘境駅は深い山の中などにある駅でゆったりとした時間を楽しめ、何も無い事が一番の魅力だと言われています。
飯田線には秘境として知られている、下伊那郡泰阜村の田本駅や飯田市の金野駅など6つの駅があります。
そんな、飯田線の秘境駅を巡り、普段の忙しい時間を忘れ100年前の面影のある空間を感じてもらおうと地元商店街や市、JRなどでつくる「伊那市の暮らし100年地域活性化推進委員会」では、特別列車の運行を企画しました。
特別列車の旅ご招待セールは5日から始まり、中心市街地の92店舗が参加します。
2000円以上買うとスタンプが1つもらえ、それを5個集めます。
先着100人限定で、タウンステーション伊那まちで、乗車券と引き換えてもらう事ができるということです。
特別列車は、5月13日午前9時、伊那市駅を出発し、金野駅や田本駅に停車しながら、下伊那郡天龍村の平岡駅間を往復する計画です。 -
春の嵐 上伊那で被害
前線を伴った低気圧の通過による暴風雨の影響で、3日は、上伊那地域でも農業用ハウスの倒壊や倒木などの被害が多数確認されています。
午後6時20分現在、伊那市長谷地域の一部127戸で、停電となっています。
3日夜から4日にかけて、標高の高いところでは、雪が混じるとの予報もあり、気象庁では注意をよびかけています。 -
春休み中の高校生を対象に福祉体験教室
春休み中の高校生を対象にした福祉体験教室が28日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。
体験教室は、福祉をより身近に感じてもらおうと伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
28日は、上伊那地域の高校生6人が参加し、アイマスクをつかった歩行や点字の読み方などを体験しました。
アイマスク体験では、2人1組になり、視界が不自由になるアイマスクやゴーグルをつけ、誘導してもらいながら階段などを歩きました。
職員から「誘導する時は、肩につかまってもらって一歩前を進んで下さい」などとアドバイスを受けながら体験していました。
他に、視覚障害者の男性を招き、参加者が作ったカレーを一緒に味わい交流を深めました。
伊那市社会福祉協議会では、「日常生活の中には障害者のための色々な工夫があるということを知ってもらいたい」と話していました。 -
伊那リ 今季20%利用者増
伊那スキーリゾートの今シーズンの利用者数は、4万5700人で、昨シーズンの3万8千人に比べておよそ20%増えました。
伊那スキーリゾートは、今シーズン、去年12月18日から、今年3月25日まで営業しました。
去年より20%ほど多い4万5700人が利用しました。
利用者は、南信と中京圏がほとんどを占め、家族連れが中心です。
増加要因について、伊那スキーリゾートでは、今年の冷え込みで人工の雪作りが進んだこと、毎週土曜日に、子供が参加できるイベントを行うなど、ファミリー向けのサービス向上を図ったことなどを挙げています。
伊那スキーリゾートを運営する(株)クロスプロジェクトの辻 隆社長は、「今後は、日帰りではなく、滞在型のスキー観光を進めたい。県内、中京圏はもとより、中国など海外からの誘客を図りたい」としています。
なお、伊那スキーリゾートは、下伊那郡阿智村のスキー場「ヘブンスそのはら」と5月末までに合併する方針です。 -
黒田 辰己さん花の切り絵展
松本市の黒田 辰己さんの春の花を題材にした切り絵展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、菜の花やカタクリなど、春の花を題材にした作品30点ほどが展示されています。
展示しているのは、松本市在住の黒田辰己さんです。
黒田さんは、趣味の切り絵を55歳のときから本格的に始め、13年になります。
松本市などで毎年展示を開いていて、かんてんぱぱホールでの開催は、今回が3回目です。
黒田さんの作品は、全て花をモチーフにしたもので、今回は、春の花がテーマです。
作品の中には、同じ構図で、切り方や色を変えたものがあります。
この黒田辰己さんの切り絵展は、8日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
いな少年少女合唱団帰国報告
3月演奏旅行でフィンランドとハンガリーを訪れた、いな少年少女合唱団のメンバーが4日、伊那市の白鳥孝伊那市長に帰国報告をしました。
4日は、いな少年少女合唱団の北澤理光会長とメンバー3人が伊那市役所を訪れました。
いな少年少女合唱団28人は創立25周年を記念して3月22日から8日間フィンランドとハンガリーへ演奏旅行に行きました。
フィンランドでは小学校でミニコンサートを行ない、ハンガリーでは地元の合唱団と記念演奏をしました。
メンバー達は、音楽を通して沢山の思い出をつくる事が出来たなどと現地での様子などを市長に話していました。
また、演奏会の時に現地の言葉で挨拶をした時の様子を話していました。
いな少年少女合唱団では、5月6日に帰国報告を兼ねた演奏会を伊那市のいなっせで開くということです。 -
伊那公園ぼんぼり点灯
伊那市の伊那公園では、さくら祭りを前に3日、ぼんぼりの点灯式が行われました。
3日の午後6時半、一斉にぼんぼりが点灯されました。
伊那公園では毎年個人や企業などに協力を得てぼんぼりを設置しています。
今年は例年並みの350基のぼんぼりが飾られました。
点灯式には祭りを行っている伊那公園桜愛護会をはじめ地区住民などおよそ50人が参加しました。
公園内の桜はまだつぼみで、伊那公園桜愛護会では開花が10日頃、満開が15日頃と予想しています。
15日には伊那公園で太鼓の演奏やカラオケなどを楽しむさくら祭りが予定されています。
ぼんぼりは午後6時から午後10時頃まで点灯されています。 -
新消防団長に三澤俊明さん(47)
伊那市の新しい消防団長に、これまで副団長だった三澤俊明さん47歳が1日任命されました。
1日は、市役所で白鳥孝市長が、三澤さんを消防団長に任命しました。
旧伊那市時代から数えて11代目の伊那市消防団長に任命された三澤さん。
平成元年に入団し、平成16年から竜東分団の分団長、平成22年からは、副団長をつとめていました。
精密部品製造会社テク・ミサワ社長で、47歳の若さでの団長任命は、全国的に見てもあまり例がないということです。
白鳥市長は、「訓練を十分つんで市民のために粉骨砕身努力していただきたい」と活躍に期待していました。 -
各市町村で新規採用職員辞令交付式
市町村でも新年度がスタートしています。
2日は、新規採用職員に辞令が交付されました。
このうち伊那市の辞令交付式では、白鳥孝伊那市長から新しく入った職員7人に人事通知書が手渡されました。
今年度採用されたのは昨年度と同じ7人で、男性3人、女性4人です。
白鳥市長は「与えられた職場で学び将来の伊那市を考えながら成長していってほしい」と訓示しました。
新規採用職員を代表して税務課に配属された矢島雅文さんは「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行します」と誓いの言葉を述べました。
なお、箕輪町では8人が、南箕輪村では療育施設の開設や保育士の増員などにより去年より5人多い14人が採用となっています。 -
花見シーズンを前に春日公園でぼんぼり飾りつけ
花見シーズンを目前に控え、伊那市の春日公園で2日、ぼんぼりの飾り付けが行われました。
2日は、地元有志でつくるルネッサンス西町の会のメンバーおよそ20人が、公園内にぼんぼりおよそ500個を設置しました。
メンバーによると、春日公園の桜は例年高遠城址公園よりも2日ほど早く開花するということで、開花は9日頃とみています。
2日から25日までライトアップが行われる他、ルネッサンス西町の会のホームページで桜の開花状況が掲載されます。
14日には、伊那谷新酒祭りを予定していて、多くの来場を呼び掛けています。 -
野田首相のそっくりさんが来伊
野田首相のそっくりさんが1日、伊那市を訪れ政治問題などについて話をしました。
野田首相のそっくりさんは、社会風刺のコントグループ。ザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんです。
ザ・ニュースペーパーは、今月29日に伊那文化会館でライブを開くことになっていて、1日は、そのプレ公演として開かれました。
会場となった伊那公民館にはおよそ80人が集まり、ものまねを楽しんでいました。
またプレ公演には、もう1人あの女性国会議員も登場しました。
女性議員、蓮舫さんに扮した山本天心さんらは持ちネタのコントを披露し会場を沸かせていました。
ザ・ニュースペーパーによる伊那文化会館でのライブは29日日曜日に、昼の部と夜の部の
2回開かれます。
チケットは前売り大人3,500円高校生以下は2,500円となっています。 -
高遠城址公園 さくら祭り始まる
「天下第一の桜」として全国に知られる伊那市高遠町の高遠城址公園で1日からさくら祭りが始まりました。
伊那市では、開花を11日、満開を16日と予想しています。
1日は、関係者100人ほどが出席し、神事でシーズン中の無事を祈りました。
公園内にある1,500本のタカトオコヒガンザクラは、開花まで10日ほどあるため、つぼみはまだ固いものがほとんどですが、毎年一番最初に咲き出す南側では、だいぶ赤みを帯びてきています。
公園開きの式では、近くの保育園児たちが、桜雲橋の上で元気に歌を披露。
その後、白鳥孝伊那市長らと手をつないで橋を渡り問屋門の開門を宣言しました。
白鳥市長は、「入場有料化から30年。今年もたくさんの皆さんに来ていただきたい」と話していました。
桜守りの西村一樹さんは、「冬が寒かったことと、鳥に芽を食べられなかったことで、今年は、花の色が濃く、数も多いはず」と期待しています。
桜の開花は、11日、見ごろは16日で、30日までのさくら祭り期間中は、さくら茶のサービスや高遠ばやしの巡行、江戸かっぽれの披露など様々なイベントが予定されています。
1日は、臨時派出所も設置されました。
田中伊那警察署長は、「楽しんでいただけるよう安全確保につとめたい」と話していました。
臨時派出所は、1日から花見期間が終わる24日頃まで設置され、常時2人体制で警備にあたります。 -
開館20周年で片岡鶴太郎展
さくら祭りのスタートにあわせて、1日から信州高遠美術館で、開館20周年記念片岡鶴太郎展が始まりました。
会場には、片岡さんの作品63点が飾られています。
片岡さんは、役者として映画やドラマなどで活躍する一方で、芸術家として、絵画や焼き物なども手がけています。
今回の展示会は、伊那市上牧在住の生け花作家、唐木さちさんが片岡さんと親交があったことから実現したものです。
2008年、唐木さんの写真集がきっかけで交流が始まり、片岡さんは、去年2回高遠を訪れているということです。
オープニング式典で唐木さんは、「片岡さんの芸術にかける真摯な思いに共感する。今回の展示会をきっかけに、高遠がさらに全国から注目されたらうれしい」とあいさつしました。
式典では、地元のやますそコーラスが合唱を披露し、展示会の開催に華を添えました。
片岡鶴太郎展は、5月6日まで開かれています。 -
大規模災害に備え狐島防災会が訓練
伊那市狐島区の狐島防災会は、地震による大規模災害に備える防災訓練を1日実施しました。
訓練は東海地震により伊那地域で震度6弱の地震が発生したとの想定で行われました。
狐島第一公民館には、災害本部が設置され常会長がケガ人の数や、建物の倒壊など被害状況を報告していました。
参加者は、情報伝達や、ケガ人の救出など災害時に必要となる動きを確認していました。
このうち壊れた建物の下敷きになった人を救け出す訓練では、チェーンソーやジャッキを使って、救出にあたっていました。
また通信手段が途絶えたとの想定で区内のアマチュア無線愛好者が無線やモールス信号を使って市役所や友好都市の新宿区と交信していました。
他に飲料水を確保する訓練では濾過器を使って、貯水槽の水を浄化し参加者が味を確認していました。
1日は他に伊那市の危機管理課が災害時にとる行動についてのルール作りに役立ててもらおうと住民に質問を出していました。
質問は、災害で自らの家も被害にあうなか避難所活動に出かけようとする地区役員を務める家の人を送りだすか、ひきとめるか?
また、家族で避難場所に行く際、家のカギをかけるか、かけないか?など6項目です。
危機管理課では「男性と女性の視点の違いや、それぞれの思いがある。災害が起きたときに混乱しないためにも、家庭や地区でルールを決めておくとよい。」と話していました。 -
善光寺に建立の井月句碑完成
長野市の善光寺に建立する、井上井月の俳句を刻んだ句碑が完成しました。
句碑は漂泊の俳人井上井月の愛好家でつくる、井上井月顕彰会が建立するものです。
伊那市西春近の唐木屋石材工芸が制作をてがけ、このほど完成しました。
井月の句碑は上伊那には、およそ60基ありますが、北信での建立は初めてとなります。
碑の表には、「越後に八ツ房有りとや」の前書がある、「思ひよらぬ梅の花見て善光寺」と
「蝶に気の、ほぐれて杖の軽さかな」の二つの句が刻まれています。
「思ひよらぬ」は、井月の古里とされている越後にある八ツ房の梅を放浪先の善光寺で見て
詠んだ句といわれています。
「蝶に気の」は放浪生活で疲れた井月が蝶の飛ぶ様子を見て、心が軽くなったという心情を表しているということです。
顕彰会会員で唐木屋石材工芸の唐木一平会長は、字の配置など細かいところまで気を使って俳句を刻んだと話します。
顕彰会の竹入弘元副会長は、県内外から多くの人が訪れる善光寺に井月の句碑が建立されることを喜んでいます。
善光寺には、俳人の小林一茶や種田山頭火また作家の夏目漱石の句碑があり井月の句碑は、それらに並べて建立されることになっています。
顕彰会では4月13日に現地で除幕式を予定していて、井月の名を広めていく機会にしたいと話しています。 -
写真展「伊那路 木曽路 そして飛騨路」
伊那市西春近のかんてんぱぱホール、青野恭典フォトアートギャラリーでは写真展「伊那路、木曽路、そして飛騨路」が開かれています。
会場には、伊那、木曽、飛騨の桜や、山、家並みなどを写した写真およそ50点が並べられています。
権兵衛トンネルの開通で近くなった伊那、木曽、飛騨、それぞれの風景を楽しんでもらおうと写真展が企画されました。
「堀に映る夜桜」はライトアップされた夜の高遠城址公園を撮影したもので、堀にたまった水に映るる夜桜が鮮やかに写しだされています。
「自然湖の朝」は木曽の王滝村で撮影したもので、湖とそのまわりの木々が幻想的な世界をつくりだしています。
「移ろう山里」は飛騨、白川村で撮影したもので、秋から冬へ向かう季節の移り変わりを合掌づくりの家とともに映しだしています。
青野恭典写真展「伊那路、木曽路、そして飛騨路」は6月17日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
ゼロ磁場行きシャトルバス運行開始
パワースポットとして知られる伊那市長谷の分杭峠のゼロ磁場へ向かうシャトルバスの運行が3月31日から始まりました。
この日はシャトルバス運行の安全祈願式が行われ、関係者10人程が出席しました。
シャトルバスは、観光客による分杭峠の交通渋滞緩和を目的に伊那市観光株式会社が2年前からシーズン中に運行しています。
今シーズン最初のバスには、県外から訪れた2人が乗車し、峠へと向かいました。
頂上付近にはまだ雪が残っているものの、ゼロ磁場へと続く通路は除雪されていて通れるようになっています。
最初のバスに乗り込んだ山梨県の男性は「分杭峠は自然が豊かで癒される場所。良いことがあるように祈念したい」と話していました。
2年前にはゴールデンウィーク中に1日千人以上が利用するなど年間で10万人の利用がありましたが、去年は震災による旅行自粛の影響もあり4万8千人と利用者が半減しました。
伊那市観光株式会社取締役で長谷総合支所の中山晶計支所長は「秋葉街道のファンも増えているし、秋葉街道と連携したイベントの企画など、分杭峠が観光地になるようなものを考えていきたい」と話していました。
シャトルバスは午前8時から午後3時まで、分杭峠へ向けて30分間隔で運行していて、往復で600円。12月1日までの運行となっています。 -
ラーメン店店主らがたかずやの里でラーメン振舞う
伊那市と南箕輪村のラーメン店の店主らは、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」を30日訪れ、子ども達にラーメンを提供しました。
子ども達を喜ばせようと覆面をかぶった店主とスタッフ4人が30日たかずやの里を訪れ、特製のラーメンを作りました。
地域への恩返しをしたいと考えた店主らが、たかずやの里の子ども達に喜んでもらおうと行ったものです。
この日の為に用意した鶏のガラと和風ダシのスープ使って、子ども達の要望に応じ醤油と塩の2種類の味で提供しました。
ラーメンや焼き鳥、チャーシューご飯が用意されると、まちわびた子ども達は早速味わっていました。
たかずやの里の白鳥始施設長は「子ども達はこの日をとても楽しみにしていた。地域の人が子ども達と関わってくれることが非常にうれしい」と感謝していました。 -
JA上伊那 新規採用職員入組式
一方、JA上伊那は、伊那市狐島の本所で、来年度の新規採用職員の入組式を30日、行いました。
入組式では新規採用職員11人が自己紹介をしました。
新規採用職員を代表して有賀敏明さんは「一日も早く一人前の職員として組合員や地域のみなさんの役に立てるよう全力で取り組みたい」と誓いの言葉を述べました。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は「自信と誇りを持って明るく前向きな姿勢で頑張って欲しい」と激励しました。
11人は4月2日に辞令を受けそれぞれの配属先で業務を始めることになっています。 -
馬場萠菜さん植物画コンクール中学生・高校生の部で文部科学大臣賞
伊那市の東部中学校3年の馬場萠菜さんは、国立科学博物館が主催する植物画コンクール中学生・高校生の部で、最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
祖母が育てていたナスを描いたという馬場さんの作品は、収穫するまでのストーリー性や構図、色使いなどが評価されました。
30日は、馬場さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長と久保村清一教育長に受賞を報告しました。
コンクールは、国立科学博物館が開いているもので、馬場さんの作品は、全国の中高生から応募があった1,268点の中から最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
馬場さんは、中学1年生の時に伊那市のかんてんぱぱミュージアムで開かれている野村陽子さんの植物細密画展を見学した際感銘を受け、植物画を描くようになりました。
中学校で美術部に所属していた馬場さんは「高校に行っても絵を描き続けたい」と話します。
白鳥市長は「本物そっくりですごいとしか言いようがない。将来が楽しみです」と話していました。 -
伊那市退職者辞令交付式
年度末の30日、各市町村などでは31日付で定年退職する職員などへ辞令が交付されました。
このうち伊那市では、辞令交付式が行われ、退職者26人に人事通知書の他、白鳥孝市長が撮りためた伊那市の風景の絵ハガキが手渡されました。
退職者の内訳は、定年退職、早期退職とも13人ずつとなっています。
白鳥市長は「職場は違うが様々な分野で一丸となって市政発展のために努力してくれた。これからも培った経験を活かして、第2第3の人生を歩んでください」と感謝していました。
退職する職員を代表して、林俊宏総務部長は「市庁舎の移転、文化事業や建設福祉事業など、市の歩みと共に過ごしてこられた。今後も一市民として微力ながら応援させていただきたい」と挨拶しました。
なお箕輪町では18人が、南箕輪村では6人が退職となっています。 -
美篶小5年1組 桜並木資料館を開く
伊那市美篶の三峰川堤防の桜並木の開花時期にあわせ、美篶小5年1組は、近くの上川手公民館を借りて、桜並木資料館を開きます。
桜並木資料館は、31日から4月8日までの土日に開館し、子どもたちが訪れた人たちに桜並木の歴史などを説明します。
30日は、開館式が公民館で行なわれました。
児童を代表して酒井琢磨君は、「多くの人に来てもらいたい。夢はまだまだ続くが応援してください」とあいさつしました。
今の5年1組の子どもたちは、1年生の頃から三峰川堤防の桜並木について学習しています。
資料館は、あずまや建設、看板の設置など4つ決まっている活動の一つです。
場所探しにも苦労し、30日の開館にこぎつけるまでに2年間かかりました。
開館式には、資料提供者や区長なども出席し、お祝いのことばを子どもたちにかけていました。
4月8日までの土日に8人ずつが来場者の対応をすることになっています。
三峰川堤防の桜並木は、美篶小の児童が復活させました。
弱っていた桜の木の手当てや植樹作業なども定期的に行なっています。 -
「エコぴよ」よろしく!
上伊那で行なわれている環境と健康調査エコチル調査のキャラクターの名前が「エコぴよ」に決まり30日お披露目されました。
シンボルキャラクターは、公募により、大阪市のデザイナーが制作した図柄に決まっていました。
30日は、伊那市のいなっせで、シンボルキャラクターの表彰式が行なわれ、優秀賞に選ばれた伊那市の主婦とデザイナーに賞状が贈られたほか、30人が応募に参加した辰野中学校美術部に感謝状が贈られました。
審査に携わった白鳥孝広域連合長は、「キャラクターが愛され成長し、大きくなったときに調査も成功する」と話していました。
エコチル調査は、全国10万人を目標に環境省が行なっているもので、上伊那は、全国15箇所のうちの1つに選ばれています。
信州大学医学部が進めていて
3年間で2,712組を目指しています。
去年1月から今年3月23日までに調査に参加しているのは、767人で、信州大学医学部の野見山哲生教授は、「さらに地域の理解を広げていきたい」としています。 -
プレミアム商品券 7月発売に
伊那商工会議所は、1万円で1万1,000円分の買い物ができるプレミアム商品券を7月に発売します。
29日伊那市中央の伊那商工会館で開かれた通常議員総会で承認されました。
総額は、2億2,000万円でプレミアム分の2,000万円は、伊那市、伊那商工会議所、伊那市商工会、JAなどで負担します。
詳細は、これからつめることになっていますが、発売時期は、7月を見込んでいるということです。
プレミアム商品券は、これまで2回販売されていて、毎回人気を集めています。
伊那商工会議所の向山公人会頭は、「消費喚起を促したい」とのべ、商店などの売り上げ向上に向けた起爆剤になるよう期待しています。 -
伊那市「むかしのあそび」絵本 完成
伊那市の保育士でつくる伊那市保育プロジェクトは、地元のおじいさん・おばあさんから教えてもらった昔の遊びを集めた絵本を作りました。
完成したのは、伊那市の方言でみんなで遊ぼうという意味の「みんなであそぶか」という題名の絵本です。
ひょうたんおに・ぼうたおし・陣地とりなど昔ながらの遊び 6つが紹介されています。
これは、市内の保育士のでつくる伊那市保育プロジェクトが、子どもたちに昔の遊びを伝えたいと作成しました。
去年4月から検討をはじめ、市内の保育園が地域の住民から昔の遊びを聞き取り、集まった50ほどの遊びから6つを選んで、1年がかりで完成させました。
絵を書いたのも、高遠第4保育園のパート職員です。
29日は、本を作った保育士らが、白鳥孝市長に完成を報告しました。
保育士らは、「敢えて説明文をいれずに、子供たちが工夫して遊べるようにした」「集団で遊べるものにこだわった」などと説明していました。
本は、350部作られ、市内の保育園の各クラスや小学校などに配布され活用されるということです。 -
まるで生きている魚!
イワナやアマゴなどの渓流魚を木彫りで表現した作品展が、29日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
体長55センチのやまめ。
今にも動き出しそうないわな。
会場には、イワナやヤマメ、アマゴなど5種類の渓流魚の木彫作品200点ほどが並べられています。
ホールに並べられているこれらの作品は、すべて木彫で作られています。
木から大まかな魚の姿を削りだし、細かく魚の形に近づけていき、最後にアクリル絵の具を塗って完成させます。
箕輪町松島で工房「渓の奏」を構える柴和彦さんは、3年前に脱サラして大好きだという渓流魚の木彫作品づくりを本格的にはじめました。
作品は、流木や朽ちた木を利用し、渓流の雰囲気をかもし出しています。
手作りのストラップやアクセサリーなどの小物も人気で、訪れた人が気に入ったものを選んでいました。
この木彫渓流魚展は、4月2日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
横山ザゼンソウ群生地見頃
29日の伊那地域の日中の最高気温は17.4度と、4月中旬並の暖かい一日となりました。
伊那市横山の群生地で、ザゼンソウが見頃を迎えています。
地元住民の話によると、今年は例年より1週間から10日ほど遅く開花しました。
群生地には木道が設置されていて、その周辺一帯にザゼンソウが生息しています。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草で、僧侶が座禅を組んだ姿に見えることからその名がついたとされています。
開花するときには発熱し、雪を溶かしながら顔を出します。
群生地一帯には若干の雪が残っていますが、春の日差しを浴びて、次々にザゼンソウが頭を出していました。
横山のザゼンソウは4月中旬ころまで楽しめそうだということです。 -
伊那ミニ決勝トーナメント進出ならず
全国ミニバスケットボール大会に長野県女子代表として出場した、伊那ミニバスケットボール教室は予選リーグで2敗し決勝トーナメント進出はなりませんでした。
大会は、東京都の国立代々木体育館を会場に28日開幕し30日まで47都道府県代表、男女合わせて96チームが日本一をめざし戦います。
2年連続5回目の出場となる伊那ミニは、開会式直後に行われた、予選第一試合で奈良県代表チームと対戦しました。
黒のユニホームの伊那ミニ、試合は序盤から先行する相手を追いかける展開となり、前半を終え20対24と4点のリードを許し後半を迎えます。
後半に入ると伊那ミニは、リバウンドを積極的に取りに行き、攻撃のリズムを作り第3クウォーター途中に逆転しました。
同点で迎えた最終クウォーターでは、ミスなどから相手にボールを奪われると連続ゴールを許し、33対37で敗れました。
予選二試合目は、大分県代表チームと対戦し20対44で敗れ、予選リーグ2戦2敗し決勝トーナメント進出はなりませんでした。
松永義夫コーチは「子ども達は持っている力を出し切った、この経験を活かし中学でも活躍してほしい」と話していました。