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東部中吹奏楽部 定期演奏会に向け練習に熱
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会が19日に開かれます。
東部中吹奏楽部は、今年1年生36人が入り、総勢82人の大所帯となりました。
顧問の小林孝行教諭の指導のもと、10日には演奏会で披露する歌謡曲などの練習を行いました。
第2部の最後に演奏する「AKB48メドレー」は、演奏に振り付けが加えられていて、音だけでなく目でも楽しめるよう工夫されています。
小林教諭は「早い段階から準備を進めてきたので、本番には良い演奏が届けられると思う」と話していました。
吹奏楽部の唐木彩奈部長は「自分たちも楽しみながら演奏をして、会場に来た人も楽しめるような演奏ができるようにがんばりたい。」と話していました。
伊那東部中学校吹奏楽部の第7回定期演奏会は、9月19日(月)の午後1時半から、伊那文化会館大ホールで行われることになっています。 -
消防ウォークラリー
子どもたちが楽しみながら防災について学ぶ「消防ウォークラリー」が10日、伊那市のウエストスポーツパーク管理センターで行われました。
ウォークラリーは、消防署員の意見発表から採用されたイベントで、今回初めて行われました。
遊びながら消防活動を体験してもらい、子ども達に防災の意識を持ってもらおうというものです。
5人1チームで、この日は12チーム60人が参加しました。
AEDや炊き出し、消火器の使い方など、合計14ブースが設けられ、子ども達が楽しみながら防災について学んでいました。
このうちバケツリレーでは、子ども達が渡し方や並び方などより早く水を運ぶ方法を考えながら体験していました。
参加したある子どもは「とても楽しかった。この体験を役立てられるようにしたい」と話していました。
伊那消防署の武井修副署長は「みんな楽しみながら積極的に参加してくれた。この中から、災害が発生した時にリーダーになって動いてくれる人が育ったらうれしい」と話していました。 -
伊那弥生ヶ丘高校恒例の音楽会
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校恒例の音楽会が9日、伊那文化会館で開かれました。
音楽会では、1年生から3年生までの19クラスが、早朝や放課後を利用して行ってきた練習の成果を披露していました。
音楽会はクラスマッチ方式で行われ、審査の結果、最優秀賞には「HOZHO」を歌った3年E組が選ばれました。 -
伊澤修二記念音楽祭 合唱団初練習
10月に伊那市で開かれる、伊澤修二記念音楽祭に向け市民合唱団の初練習が7日夜に開かれました。
この日は、市民合唱団が初めての練習に集い、パートごとに音の確認をしました。
市民合唱団には今回、伊那市を中心に諏訪や飯田から94人の応募がありました。
伊澤修二記念音楽祭では、「音楽の鑑賞・交流の場」と位置づけ伊那文化会館で行われる第2部で東京芸術大学の学生オーケストラと共演します。
曲は、12世紀のロシアを舞台にしたオペラ「イーゴリ公(こう)」で歌われる遊牧民の歌「ボロディン」です。
市民合唱団は、本番まで毎週水曜日に練習を行い、10月には、芸術大学の学生と練習を行う事になっています。
伊澤修二記念音楽祭は10月22日(土)に開かれ、市民合唱団が出演する第2部は、午後2時半から伊那文化会館で行われます。 -
秋桜パッチワークキルトの会の作品展
秋桜パッチワークキルトの会の作品展が9日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、ベットカバーなどの大きな物からバックなどの小物まで、会員30人の作品およそ100点が並べられています。
作品展は、会員の発表の場にしようとおよそ4年ぶりに開かれました。
この日に合わせ2年前から制作に取り掛かったということで、大型の作品が多くならんでいます。
中でも、娘のプレゼントとして作ったこのベットカバーは、縦横2メートル以上あります。
秋桜パッチワークキルトの会の作品展は、11日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。
期間中、午前11時から午後2時までは、生地や小物などの販売も行うということです。 -
中尾歌舞伎 始動
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、11月6日に秋の定期公演を行います。
2ヶ月後の本番を目指し、8日から稽古がスタートしました。
長谷中尾にある中尾座。
師匠の西村清典さんは、93歳。
西村さんを囲んで、台本の読み合わせが行われていました。
11月6日の定期公演の出し物は、「恋女房染分手綱 重の井子別れの段」。
わけあって、名乗れない母親が、わが子と悲しい別れをするという物語です。
子役は、高遠小6年の池上十五君がつとめます。
今回出演するのは、語り、三味線も含め総勢10人で、この芝居を初めて演じるのは半数の5人。
読み合わせでは、師匠自ら手本を示しながら、進行を確認していきました。
今後は、週に1回程度、稽古を重ね、11月の本番を目指します。 -
竜南保園児がジャンボしゃぼん玉づくり
伊那市の竜南保育園の子どもたちは8日、大きなしゃぼん玉作りに挑戦しました。
8日は、竜南保育園の園児のほか、竜南子育て支援センターの子ども達もシャボン玉づくりに挑戦しました。
この大きなしゃぼん玉づくりを提案したのは、子どもが竜南保育園に通っている、角 美千代さんです。
大きなしゃぼん玉液は、水と洗濯のり、グリセリン、食器洗剤を混ぜて作ります。
直径30センチほどの輪も、角さんの手づくりです。
園児たちは、最初は苦労しているようでしたが、慣れてくると、次々に大きなしゃぼん玉を飛ばしていました。
年長の担任の原春美さんは、「子どもたちは、しゃぼん玉が大好きで、普通のしゃぼん玉でも遊んでいますが、大きなしゃぼん玉に、みんな大喜びです」と話していました。 -
伊那市福祉避難所 28施設に拡充
伊那市は、地震や豪雨など大規模な災害が起きた場合、高齢者や障害者などを受け入れる福祉避難所を、現在の4施設から28施設に拡充します。
これは8日に開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に白鳥孝市長が答えたものです。
伊那市は、西箕輪の県伊那養護学校を含む16団体、28施設と、災害時に施設を開放し「福祉避難所」として利用するための協定を結びます。
福祉避難所は、高齢者や障害者、妊産婦などのうち、体育館など一般の避難所での生活が困難な人達「要援護者」を受け入れます。
市ではこれまで、市社協が運営する4つの高齢者福祉施設を「福祉避難所」としていましたが、障害者施設を「福祉避難所」とするのは、今回が初めてです。
東日本大震災などを受けての対応で、28施設で、最大で270人受け入れが可能だという事です。
市では、12日(月)に協定を結び、今後は、福祉避難所での要援護者をサポートできるスタッフの確保を進めたいとしています -
小沢花の会が草取り
伊那市小沢の住民有志で作る小沢花の会は広域農道沿いの花公園で草取りを行ないました。
8日は、会員16人が参加し、草取りを行いました。
小沢花の会は、20年ほど前から農地にシバザクラなどを植え、花公園として整備しています。
市内の観光地として定着していて、多い年で、芝桜祭り期間中に6万4千人ほどが訪れています。
公園を管理するため、夏の間、3回ほど会員が草むしりを行っているということです。
小沢花の会の池田清和会長は「公園の花は多くの人に喜ばれていることが、会員の生きがいにもつながっている」と話していました。
花公園では、現在夏の花が見頃を迎えています。 -
白鳥市長 市長特命懇談会内規廃止の考え
伊那市の白鳥孝市長は、国、県などとの重要な懇談会で飲食費などを公費で支出できる事を定めた「内規」を廃止するとの考えを8日に示しました。
これは8日に開かれた伊那市議会一般質問で、飯島光豊議員の質問に答えたものです。
内規は、市長が特に重要と指示した、国、県などとの懇談会を「市長特命懇談会」とし、飲食費を公費で支出できる事を定めたもので、今年度策定されました。
内容は、懇談会の費用を、一人あたり1万円を上限とし、これを超える場合は個人負担とする、などとしています。
白鳥市長は、内規に基づいた公費支出があったことを認めた上で「国、県との良好な関係を保つ事は重要と考え内規を定めた。当時は一般常識の範囲内という認識で行ったが、今思えば適当ではなかった」と話しました。
白鳥市長は、内規を廃止するとし、国、県、他市町村との間で開いた懇談会について、市の基準を超えたものはないか調査を行うとしています。 -
社会福祉法人みおつくし会とアザレア法律事務所 社員の子育て応援宣言登録企業
伊那市御園でつくしんぼ保育園を運営する社会福祉法人みおつくし会と、西町に法律事務所を置くアザレア法律事務所は、県の制度「社員の子育て応援宣言」登録企業となりました。
5日は、つくしんぼ保育園で登録証の交付式があり、南信労政事務所の増田隆司事務所長から、つくしんぼ保育園の宮田克思園長に登録証が手渡されました。
社員の子育て応援宣言は、事業所が従業員の仕事と子育ての両立をサポートする取り組みを宣言するものです。
みおつくし会では、産休や育児休暇の取得を奨励する事などを宣言しています。
アザレア法律事務所は、子どもの学校行事に参加するための休暇制度を新たに設けました。
この制度の登録企業は、県内で123社、上伊那では12社となっています。 -
伊那市手良で早くも稲刈り始まる
秋晴れとなった7日、伊那市手良で早くも稲刈りが行われました。
伊那市手良の農家、登内里見さんが稲刈りをしました。
登内さんは、22ヘクタールの田んぼで米を育てていて、6日から稲刈りを始めました。
登内さんによりますと、今年の米の作柄は平年並みということです。
登内さんは、依頼を受けて刈り取りもするため、稲刈りは10月中旬まで続くということです。
なおJA上伊那によりますと、稲刈りのピークは23日から25日頃ということです。
今年は福島第1原子力発電所の事故を受け、県による長野県産米の放射性物質の検査が行われています。
伊那の米からは放射性セシウムは検出されず安全が確認されています。 -
市長「外部の検討委員会の設置必要」
伊那市の白鳥孝市長は、7日開かれた、市議会一般質問で、処分できない保有地を抱える伊那市土地開発公社について、そのあり方について考える検討委員会の設置が必要との考えを示しました。
伊那市土地開発公社の保有地は約22ヘクタールで帳簿上の価格、簿価はおよそ30億円となっています。
白鳥市長は、「企業誘致の面から土地を取得してきたが、結果として多くの土地が処分できていない。」としたうえで、「市として処分に対し努力していく」と述べました。
また議員からの「公社は解散したほうがよいのではないか」との質問に対し、「現時点では明言すべき段階ではない。しっかりした検証分析をするためにも、外部の検討委員会の設置が必要だ」と述べました。
検討委員会については公社から市に対しこれまでに設置の要望が出されていました。 -
「歩いてきた道の思い出」発刊
伊那市手良中坪の住民でつくる、中坪の歩み研究委員会は地区内80歳以上のお年寄りが人生を振り返っての証言をまとめた冊子「歩いてきた道の思い出」を発刊しました。
発刊は中坪の歩み研究委員会発足15周年記念事業としておこなわれたものです。
「歩いてきた道の思い出」は委員会が毎月発行している地域誌「中坪の歩み」に掲載されてきたお年寄りの証言をまとめたもので86人分が紹介されています。
中坪はおよそ170世帯、9つの常会があり各常会から委員を1名ずつ出し、取材から出版まで行っています。
委員会会長の高橋忠さんは、人生に戦争という厳しい時代をはさみ生きてきた人たちは様々なことを教えてくれると言います。
10年前「中坪の歩み」で自らの人生を綴った、三沢幸子さんです。
三沢さんは大正2年生まれの99歳。中坪で一番の高齢者です。
ひ孫2人を含む4世代で暮らす三沢さんは、足腰も丈夫で家族に大切にされ暮らしています。
三沢さんは20歳の時に中坪に嫁ぎ、蚕の品種改良などの仕事をしていたこと。
当時は盛んだった養蚕業が衰退していったこと。
夫が戦地から無事に戻り嬉しかったことなどを記しています。
委員会では中坪の歩みの発行をこれからも続け、地域の結びつきを深める一助にしていきたいとしています。
高橋さんは、一人一人の歴史の重みが現在の中坪の歴史を築いてきたと話しています。
中坪の歩み研究委員会による「歩いてきた道の思い出」は1冊500円で販売されています。 -
普通救命講習会
9月9日の救急の日を前に、箕輪消防署は普通救命講習会を4日、箕輪町文化センターで開きました。
講習会は、万が一の際に適切な対応がとれるよう、箕輪消防署が住民を対象に毎年この時期に開いているものです。
4日は、住民17人が参加し、心臓マッサージのやり方やAEDの使用法などを学びました。
指導にあたった署員は「緊急時は混乱してしまいがちだが、落ち着いてやることが大切です」などとアドバイスしていました。
参加したある女性は「仕事上年輩の方と接する機会が多いので、参加してよかった」と話していました。
箕輪消防署では、要望があれば地区行事や事業所などでも講習会を開くということです。 -
伊那市役所 節電目標大幅クリア
伊那市は、市役所の8月の使用電力は、去年と比べ41.4パーセント削減したと6日発表しました。
伊那市は、7月から9月までの3ヶ月間、使用電力を15パーセント、ピーク時の最大電力を15パーセント削減する節電目標をたて、取り組んでいます。
伊那市の発表によりますと、7月の使用電力は、前年対比で37.8パーセントの減、最大電力は、36.5パーセントの減になりました。
8月の使用電力は、前年対比で41.4パーセントの減、最大電力は、38.6パーセントの減となっています。
8月の空調稼動日数は、去年の25日に対し、今年は10日で、約59万円の経費削減につながったとしています。
伊那市では、「9月は、厳しい残暑が予測されるが、引き続き目標達成に向け取り組んでいく」としています。 -
南アルプス 行方不明の女性 無事発見
5日の午前8時頃から行方不明になっていた南アルプス塩見岳のアルバイト従業員が今朝、無事に発見されました。
伊那警察署の発表によりますと行方がわからなくなっていたのは伊那市在住の大学院生、23才の女性です。
朝になり、県警のヘリの他、南アルプス北部山岳遭難救助隊などが捜索にあたりました。
警察によると女性は山荘から40分くらい下がった沢で見つかったということです。
女性は、山荘を10分位下った場所へ水汲みに出た後、足を滑らせ5メートルほど転落しました。 激しい雨や霧で方向がわからなくなり天候の回復をまって、 山荘へ戻る途中だったということです。
女性にケガはありませんでした。 -
春富中学校 園児と交流
伊那市の春富中学校の2年生は、東春近中央保育園の園児と5日、交流しました。
5日は、春富中学校の体育館に園児34人が訪れ、2年1組の37人と交流しました。
生徒が園児の為に考えた手づくりのボーリングや輪投げなどで遊び、交流を深めていました。 -
高遠町で倒木 一時通行止めに
先週金曜日からの雨により、伊那市高遠町では、高遠城址公園に続く県道で、4日夜、木が倒れ道路が通行止めとなりました。
倒木があたのは、伊那市高遠町の高遠城址公園続く県道芝平高遠線です。
木が道を塞いだため、道路を管理する、伊那建設事務所では、4日午後8時から、この道を通行止めとしました。
現場では、5日、午前6時から、作業員5人が、倒れた木の撤去作業を行い午前10時40分に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと、2日金曜日の雨の降り始めから、今日、午後3時までに、伊那地域で49ミリの雨が降ったということです。
気象台では、雨のピークは越えたが、土砂災害が発生する恐れがあるので、引き続き注意してほしいと呼びかけています。 -
タウンステーションの愛称が「伊那まち」に
伊那市の中心市街地の情報発信施設タウンステーションの愛称が「伊那まち」に決まりました。
タウンステーションを運営する伊那まちの再生やるじゃん会では、5つの候補の中から愛称を決める投票を8月22日から9月2日まで受け付けていました。
市内外から80人の投票があり、その結果、36票を集めたタウンステーション「伊那まち」に決まりました。
愛称を考えた伊那市東春近の池田健二さんによると「旧伊那町の頃、商店街に買い物に行く時など、「いなまち」に行くと言っていたことから、この名前を付けたということです。 -
弥生生 伊那小学校で就業体験学習
伊那弥生ヶ丘高校の生徒7人が5日、伊那市の伊那小学校で就業体験学習を行いました。
伊那弥生ヶ丘高校の就業体験学習は、希望者を対象に毎年行われているものです。
5日は、小学校での体験を希望した生徒7人が2年生から6年生のクラスで実習をしました。
このうち、2年の藤澤あき奈さんは、3年順組で総合学習の授業を体験しました。
順組では、合鴨やチャボを飼育しています。
5日は、手狭となった合鴨の小屋をのこぎりや金づちを使って作りました。
藤澤さんは、児童の間に入り真っすぐ釘を打つコツなどを教えていました。
授業の最後に、児童から藤澤さんにお礼の言葉が送られました。 -
9月10日に伊那経営フォーラム
伊那青年会議所は、9月10日に県伊那文化会館大ホールで、伊那経営フォーラムを開きます。
他人事ではないこの地域の行方と題して、講演やパネルディスカッション、公開セミナーが計画されています。
伊那経営フォーラムは、2005年からスタートして今回で7年目になります。
今年は、地域にこだわり、地域色を色濃く出した内容となっていて、伊那青年会議所では、地元からの多くの参加を呼び掛けています。
フォーラムは、9月10日、午後1時30分開演で、地域の情勢についての藻谷浩介さんの講演を聞いたあと、第2部では、パネリストに白鳥孝伊那市長、塚越寛伊那食品工業会長、向山公人伊那商工会議所会頭を迎え、パネルディスカッションが予定されています。
テーマは、価値ある強い地域を創るためにです。
第3部では、未来へ向けて始動と題し、公開セミナーが予定されています。
伊那青年会議所では、伊那でフォーラムを開催する意義を地域の多くの人に理解してもらい、地域が一丸となって地域を経営していくきっかけづくりにしていきたいと話しています。 -
宮田村出身の洋画家、平沢喜之助洋画展
宮田村出身の洋画家、平沢喜之助の洋画展が伊那市の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、人物や風景を題材にした油絵などを中心に45点が展示されています。
平沢喜之助は、大正8年1919年に宮田村に生まれ、現在の武蔵野美術大学の前身、帝国美術学校で学んだ後、東南アジアの各国を回るなどの経験を経て東京で画家として活躍しました。
作品は、キャンバスの表面に絵の具を厚く乗せて、筆やナイフ、指を使って描かれているのが特徴です。
会場には、油絵の他に、平沢喜之助が使っていたパレットや筆も展示されています。
平沢喜之助の洋画展は信州高遠美術館で10月5日まで開かれています。 -
実践的な防災訓練
伊那市は東日本大震災の状況を踏まえた実践的な防災訓練を4日、東春近を主会場に行いました。
訓練は、東海地震が発生し伊那市でも震度5強を観測したとの想定で行われました。
今年は、東春近地区を主会場に発災対応型訓練が行われました。
発災対応型訓練は、災害時には行政機関がすぐに駆け付けることができないことから、住民自らが考え地区内の資機材などを活用して救出や消火を行うというものです。
東春近車屋では自転車に乗っていた人が土砂に埋まったことを想定した訓練が行われました。
地区住民たちは、救出するには何が必要かを考え、現場近くのバケツやスコップなどを使って救出作業にあたっていました。
各地区での訓練を終えた地区住民は、消防団の指示にしたがって主会場の春富中学校へ歩いて避難しました。
春富中学校では、市の職員が住民のデータが入った被災者支援システムに避難してきた人の名前などを打ち込んでいました。
このシステムを活用することで誰がどこに避難しているといった情報をデータとして管理出来るということです。
会場の外では、炊き出し訓練やテント張りの実践などが行われた他、陸上自衛隊の放射能検査機の展示などもありました。
春富中学校で行われた訓練にはおよそ600人が参加し地域防災への理解を深めました。 -
中山重仁さんの水墨画・墨彩画展
伊那市西春近在住の中山重仁さんの水墨画・墨彩画展が、伊那市のみはらしの湯で開かれています。
会場には、中山さんが今年描いた近作を中心に26点が並べられています。
中山さんは、これまでに個展を27回開いていて、みはらしの湯では4回目になります。
平成9年に日本墨絵会会長の吉澤玉昌さんの指導を受け水墨画を始めました。
中山さんは「墨で表した濃淡の柔らかみと奥行きを感じてほしい」と話していました。
中山重仁さんの水墨画・墨彩画展は30日金曜日までみはらしの湯で開かれています。 -
21団体が熱響 伊那で太鼓まつり
上伊那地域の太鼓団体が一堂に集まる「熱響太鼓まつり」が3日、伊那スキーリゾートで開かれました。
太鼓まつりは、上伊那の太鼓チームの発表の場として、また交流の場として毎年開かれているものです。
この日は上伊那地域の太鼓チーム21団体が参加し、雨の中集まった人たちの前で演奏を披露していました。 -
信州型事業仕分け開始
県が3日間の日程で行う信州型事業仕分けが3日から始まりました。
初日は伊那市が会場で、21の事業を仕分けました。
事業仕分けは伊那合同庁舎など3会場に分かれ、公開で行われました。
信州型事業仕分けは、事業の必要性などを議論し、行政の効率化、国などとの役割分担を明確化するためのものです。
仕分け対象は3日間で50事業、このうち伊那会場は21事業です。
今回、仕分け人の議論を聞いて判定をする県民判定人方式を、都道府県で初めて導入しました。
阿部守一知事は、「大勢の県民に県政に関心を持ってもらうことが大事。伊那で開催できたことは意義がある」とし、「仕分けの結果を必ず県政に役立てていきたい」と話しました。
判定は5段階で、県民判定人がシートに記入した結果に基づいて決められました。
仕分けの結果、「役割分担見直し」は地域景観育成事業で、市町村が実施すべきとなりました。
「現行通り・拡充」は、農地法転用許可など7事業です。
「要改善」は、国際交流員設置事業など13事業です。
「行政の関与不要」「抜本的見直し」はありませんでした。
県では、仕分け結果を尊重し、十分に検討して最終判断をするということです。
4日、5日の事業仕分けは県庁で行われることになっています。 -
台風12号 3日夜から4日にかけ長野県に最接近
大型の台風12号は、3日の夜遅くから4日の早朝にかけて長野県に最接近する見込みです。
3日の伊那地域は、日中、時折日が差すなど台風による風雨の影響はほとんどありませんでした。
長野地方気象台によりますと、大型の台風12号は、午後6時現在岡山県上空にあり、長野県に最接近するのは3日の夜遅くから4日の早朝にかけてと予想されています。
3日午後6時から4日午後6時までの上伊那地域の予想降雨量は200ミリで、雨は4日の昼前まで降ると予想されています。
長野地方気象台では、雨が続き地盤が緩んでいる恐れがあるため、土砂災害に注意するよう呼びかけています。
また、降雨により河川の水位が上昇しているとして、伊那市では河川に近づかないよう呼びかけています。 -
第51回高遠高校文化祭「兜陵祭」
第51回高遠高校文化祭「兜陵祭」が3日から高遠高校で始まりました。
今年の第51回兜陵祭は「51からのStart 声をあらげて突っ走れ」をテーマに始まりました。
生徒玄関前には、生徒が撮影した写真およそ3千枚を使ったモザイクアートが展示されています。
この日は一般公開が行われ、訪れた人たちが校内を見て回っていました。
今年の兜陵祭では、東日本大震災や長野県北部地震に関するコーナーも設けられました。
このうち3年A組では、少しでも被災地の力になれればと、生徒が家庭から雑貨などを持ち寄りフリーマーケットを開きました。
フリーマーケットの収益は、支援金として被災地に送るということです。
高遠高校の文化祭「兜陵祭」は4日も一般公開が行われ、時間は午前11時から午後2時半までとなっています。 -
伊那市富県の有限会社いすゞ 「常和の命水」ペットボトル販売
伊那市富県の有限会社いすゞは、活性酸素の消去機能が高いといわれる「常和の命水」を2日から、ペットボトル販売します。
ペットボトルで販売されるのは、常和の命水2リットル入り250円と500ミリリットル入り120円の2種類です。
常和の命水は、インタ竏茶lット販売を中心に、10リットルの専用容器でこれまで販売をしていましたが、より多くの人に飲んでもらおうと、今回ペットボトルで販売することにしました。
いすゞ取締役社長の織井常和さんは、8年前に自宅の飲料水として使う為に深さ100メートルの井戸を掘りました。
その水をもらい飲んでいた近所の住民から「元気がでる」「風邪をひかなくなった」などといった声があがりました。
織井さんは、信州大学農学部などに地下水の調査を依頼したところ、「老化促進やがん化にかかわる活性酸素の消去機能が高いとおもわれる」という調査結果がでました。
常和の命水は、2日から伊那市観光協会の施設で販売されている他、9月中旬からは全国販売を予定しているということです。