-
福沢一郎・木内克 二人展
伊那市の信州高遠美術館所蔵作品の企画展「福沢一郎・木内克 二人展」が開かれています。
大正から昭和にかけて作られた洋画や彫刻、51点が展示されています。
福沢一郎は、抽象画を主に描いていた画家です。
今回展示されている作品のメインとなるのは、「堕天使」です。
神話からイメージして描いたもので、他にも「女と悪魔」など、神話に関連した作品が並んでいます。
木内克は、「テラコッタ」と呼ばれる立体作品を多く残した彫刻家です。
テラコッタは、粘土を使って形を作りだし、焼いて完成させる作品です。
木内克は、たった一人の女性をモデルとして裸婦の作品を作りだすことを生涯のテーマとしていました。
福沢一郎、木内克二人展は、伊那市の信州高遠美術館で7月5日まで開かれています。 -
高遠さくらホテル 東日本大震災と長野県北部地震の義援金寄託
高遠さくらホテルは、東日本大震災と長野県北部地震の義援金として来館者や従業員から集めた義援金を20日、伊那市役所に届けました。
集まった義援金は、85,431円です。
20日は、高遠さくらホテルの山本孝史)支配人ら2人が伊那市役所を訪れ、義援金を届けました。
高遠さくらホテルでは、震災翌日から震災募金箱を設置しました。
また、4月29日から5月8日までの11日間、チャリティーGWランチバイキングを行い、売り上げの一部を義援金にあてました。
山本支配人は「震災で沈みがちな気分を盛り上げれるよう、多くのイベントを企画していきたい」と話していました。 -
水害発生に備え土のう作り
水害が発生しやすい時期を前に25日、伊那市役所で土のう作り講習会が開かれました。
講習会は水害が発生したときに備え、土のうの作り方を覚えようと伊那市の職員を対象に開かれました。
25日は、およそ40人が参加し、袋に入れる砂の量や、紐の結び方などを危機管理課の職員から教わっていました。
砂は15キロほどを入れ、重くなりすぎないようにしたほか、入れやすいように、バケツの底のあいた道具を使う職員もいました。
伊那市では今月はじめの大雨で備蓄していた土のう、およそ400個を水があふれそうな用水路などに設置したということです。
25日は、400個の土のうが作られ、市では水害に備え備蓄しておくということです。 -
伊那消防組合議会 上伊那消防広域化研究開始の方針
伊那消防組合議会は25日、H27年度を目標に上伊那の2つの消防本部を統合する消防広域化について今後研究を進めていくとする方針を決めました。
25日に開かれた伊那消防組合議会全員協議会で、伊那消防組合消防本部と伊南行政組合消防本部を統合する上伊那消防広域化について説明があり、伊那消防組合としては、広域化の研究を開始したいとする方向で意見集約されました。
今年2月、中南信での消防広域化協議が休止となったことから上伊那での広域化が検討課題となっていて、これまで、伊那消防組合を構成する伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の意見集約が行われてきました。
上伊那で一本化されれば、災害情報の集約、部隊の効率的な運用などのメリットがあるとしています。
今後、伊南行政組合でも研究を開始するとの方針が決まれば、2つの組合や上伊那広域連合などで研究会を設置し、具体的な検討に入る事になっています。
また、今日の議会で、伊那消防組合の消防救急無線デジタル化の設計委託料、約740万円が補正予算案として提出され可決されました。 -
インドネシアメディアみはらしいちご園視察
インドネシアのメディア関係者が22日伊那市西箕輪のみはらしファームを訪れ、いちご刈りを楽しみました。
ガルーダインドネシア航空が、中部地域への誘客を図ろうと、長野県の協力を得て3年前から行っているものです。
メディア関係者を招待し、現地でその良さを報道してもらい、誘客につなげたい狙いです。
22日は、インドネシアのテレビやラジオ、新聞、雑誌の記者など9人がみはらしいちご園を訪れました。
ガルーダインドネシア航空によりますと、現在東京、大阪が観光のメインになっていて、原発事故の風評被害もあり、観光資源の豊富な中部地域をインドネシア国内にアピールしたいということです。
ハウス内では、ニュースキャスターや新聞記者が、いちごをほうばっていました。
今回は、伊那のほか、松本市や木曽地域も回る日程になっています。 -
ソリンのお茶会 豪州の紅茶楽しむ
国際交流イベントのお茶会が22日開かれ、日本人や外国人がオーストラリアのお茶を楽しみました。
お茶会は、茶道を勉強している上伊那地方事務所の国際交流員、ソリン・リッジウェイブラウンさんが開き、およそ50人が参加しました。
お茶会は2年目で、今年は日本の茶道のほか、ソリンさんの母国、オーストラリアのお茶の入れ方が紹介されました。
針金で持ち手をつけた缶にお湯と紅茶を入れ、勢いよく回します。
回す回数は3回で、お茶の葉が沈んだらカップに注ぎます。
これはおよそ200年前、イギリス人がオーストラリアに来たころからのお茶の入れ方で、現在もキャンプファイヤーなどで行われているということです。
参加者は、オーストラリア流で入れた紅茶を味わっていました。 -
看護師養成所設立に向けて検討
上伊那地域の医療問題などについて検討する上伊那地域包括医療協議会の初会合が23日、伊那市のいなっせで開かれました。
協議会では,上伊那地域に看護師養成所設立に向けて検討を進めていくとしています。
協議会は、今年3月まで設置された上伊那地域医療問題懇談会に代わるもので、医療問題について調査研究を行うものです。
会議には上伊那医師会や上伊那歯科医師会の代表、行政など25人が出席しました。
会長には、上伊那医師会顧問の神山公秀さんが選ばれました。
会議では、今年度の事業計画が示されました。
計画では、上伊那医師会の長年の懸案事項であった看護師養成所設立に向け検討を進めていくとしています。
大規模災害対策では、医療救護訓練を実施するほか、上伊那地域災害医療活動のマニュアルの作成などを計画しています。
また、コンビニ受診を控えるよう啓発活動を行うほか不足している産婦人科医や外科医師の確保に努めるとしています。
協議会では、救急医療対策委員会や大規模災害対策委員会など8つの専門委員会を設置し、それぞれの分野で検討を行います。 -
くくり罠による捕獲 充実
サルやシカなどの駆除について検討する伊那市有害鳥獣対策協議会が24日、伊那市で開かれました。
今年度はくくりわなによる捕獲を充実することなどを確認しました。
総会には、協議会を構成している伊那市やJA、猟友会など関係する団体の代表ら40人が出席し、今年度の事業計画などを決めました。
今年度の取り組みでは、くくりわなによる捕獲の充実を図るほか狩猟免許取得者の確保に向けた講習会の実施などを計画しています。
伊那市では、今年度、捕獲奨励金の充実を図っていて、ニホンジカでは4000円から5000円に、ニホンザルは5000円から6000円に増額しました。
また、免許取得や更新の補助金も充実させています。
報告によると、有害鳥獣による平成22年度の農作物への被害量は284トンで被害額は前年度よりおよそ1200万円多い5300万円に上りました。
捕獲量は、ニホンジカが914頭、イノシシが241頭、ニホンザルが125匹などとなっていていずれも前の年を上回っています。
今年度は、ニホンジカ1500頭、ニホンザル300匹、イノシシ250頭などの有害鳥獣駆除を計画しています。 -
海外の旅行会社が観光施設を視察
東日本大震災と福島原発事故の影響で海外から日本への旅行客が減っている中、4月以降、旅行会社などは、観光客を確保しようと長野県の観光施設を訪れています。
24日は、中国の旅行会社や航空会社、メディアなどおよそ40人が伊那市西箕輪を訪れました。
これは震災後、日本への旅行客が減っていることから海外メディアや旅行会社に視察・取材してもらい正確な情報を発信してもらおうと、香港の旅行会社が企画したものです。
24日は、羽広荘で地元でとれた野菜をつかったお弁当が振る舞われました。
中でも鯉の甘煮が人気でした。
また、中国のメディアがお弁当をリポートしながら味わっていました。
この後、みはらしファーム内を視察しました。
一行は、25日まで長野県内を視察し、その後は、富山県や岐阜県などを周り27日に帰国する予定です。 -
地域の防災について考える講演会
出水期を前に伊那市は、地域の防災について考える講演会を24日、伊那市役所で開きました。
講演会には、市の職員や地域防災組織の代表者などおよそ180人が集まりました。
講演会は、出水期を前に地域の防災について考えようと開かれたものです。
24日は、国土交通省河川局砂防部長を務めた牧野裕至さんが講師を務めました。
牧野さんは、地域の防災については「与えられた台本型の物ではなく、どんなことが起こりうるかそれぞれが考え、現場型の地域防災計画を作っていくべき」と話しました。
市では、「今後も防災について考える機会をもうけていく」としています。 -
最高気温16.7度
23日の伊那地域の最高気温は、16.7度と平年より5.7度低い4月中旬並みの気温となりました。
24日は天気が回復し、気温もあがるということです。 -
わんぱく親子塾 野菜の植付
保育園に通う前の子供と母親が通う伊那市西箕輪公民館の子育てサークル「わんぱく親子塾」は、23日、みはらしファームで野菜の植付をしました。
この日は、20組の親子が参加し、広さ、およそ、130平方メートルの畑で、サツマイモの苗植えや、トウモロコシとスイカの種蒔きをしました。
参加したある母親は「砂場などとは違い、土に親しむよい機会。夏の収穫が楽しみです」と話していました。
わんぱく親子塾は、保護者同士の交流などを目的に、毎月農業体験や野外学習などをしていて、今年度は36組の親子が参加しています。 -
たかとおカード加盟店会主催のチャリティーコンサート
伊那市高遠町の商店主などでつくるたかとおカード加盟店会は21日、高遠町総合福祉センターでチャリティーコンサートを開きました。
コンサートは、たかとおカード加盟店会が、音楽を通して被災地を支援しようと今回初めて開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
コンサートでは、伊那市の東部中学校の合唱部とOBが、力強い歌声を披露しました。
他に、高遠町の住民7人でつくるグループ、プロジェクトジュンペイが日本のポップスを演奏しました。
また、県内を中心に活躍するシンガーソングライターの美咲さんが、震災の犠牲者への鎮魂歌として作った曲を歌いました。
たかとおカード加盟店会の櫻井彰会長は「沈んでいる気持ちが明るくなるよう、高遠の地から元気を発信していきたい」と話していました。
コンサートの最後には、出演者全員が舞台にあがり、「上を向いて歩こう」を歌いました。
今回集まった義援金は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に送られるということです。 -
出水期を前に河川の巡視点検
出水期を前に国や県などの関係機関は、堤防の低い箇所や過去に漏水のあった箇所などの巡視点検を23日、行いました。
巡視点検には、天竜川上流河川事務所や消防団などおよそ30人が参加しました。
23日は、天竜川上流河川事務所伊那出張所の加藤博所長が、現場の状況を説明しながら、三峰川と天竜川のおよそ20箇所をチェックしていきました。
このうち、伊那市の三峰川橋付近の左岸では、「水の流れによって、川底が削られている箇所がある」「川の中にある樹木が流された場合、橋などの構造物に引っかかる恐れがある」などと話していました。
河川の巡視点検は24日以降も行われ、南信地域の16市町村を回わるということです。 -
一般リフォーム補助終了 下水道接続工事は引き続き受付
伊那市の今年度事業、リフォーム工事補助事業のうち一般リフォーム工事分の受付が予定数に達したことにより、25日終了しました。
なお下水道接続を含むリフォーム工事に関しては、補助予定件数に達していないことから、引き続き申請を受け付けています。
市では、30万円以上のリフォーム工事に対して一律10万円を補助する、リフォーム補助事業に、今年度、1千万円を計上していました。
当初は補助予定件数を100件としていましたが、4月中に予定件数に達したことから、150件分、1,500万円を追加し、件数を250件分、予算を2,500万円としました。
その際、市では下水道接続工事に対する補助の要望も多かったことから250件中120件に関しては下水道接続工事を含むリフォーム工事に対し補助することとしました。
市によりますと、25日現在、下水道接続を含むリフォーム工事には、予定件数120件に対し62件の申請があるということです。
この工事に関しては浄化槽接続工事も対象となる区域があります。
市ではこの補助制度を下水道接続率の向上にもつなげていきたいとしています。 -
長谷中生が総合学習でそば打ち体験
伊那市長谷の長谷中学校の生徒が19日、総合学習でそば打ちを体験しました。
長谷中学校の総合学習は、伝統文化や歴史など5つの講座があり、全校生徒51人が希望する講座に分かれて学んでいます。
この日は地域の人を講師に迎えて学習が行われました。
講座の一つ、食文化の講座では、生徒13人がそば打ちを体験しました。
趣味でそば打ちをしている杉島の宮下定博さんが指導しました。
生徒達は、そばをのしたり、切るなどの作業に取り組んでいました。
食文化講座では、長谷の郷土料理を調査し、地域の人達と交流を深めています。
学習発表を行う秋の文化祭までに5回の調理実習を行うということです。 -
福島のりんご 伊那でパンに
原発の風評被害で、伊那で再起をかけている福島の農家、佐藤浩信さんのりんごを取り入れたパンが22日みはらしファームで販売されました。
アルストロメリアで描かれたがんばろう日本の花文字。
伊那市西箕輪のみはらしファームで22日、みはらし五月まつりが開かれました。
会場の一角には、佐藤さんが福島で営む伊達水蜜園の加工品がおかれていました。
佐藤さんが生産したりんごやももをジュースやシロップ漬けに加工したものが並べられていました。
みはらしファームの一角にある手作りパン工房麦の家。
麦の家では、デニッシュにカスタードクリームやチョコレートをしぼり、佐藤さんのりんごのシロップ漬けを載せて焼いたりんごデニッシュを今日限定で販売しました。
りんごデニッシュは、焼きあがると早速販売コーナーに並べられていました。
麦の家では、今日の反応を見て、好評だったら継続的に販売していきたいと話しています。 -
進徳館の日記念少年剣道大会
進徳館の日に合わせ、21日、少年剣道大会が伊那市高遠町で行われました。
「進徳館の日記念少年剣道大会」は、進徳館教育の文武両道の精神を子供達に受け継いでもらおうと、毎年行われています。
大会には、伊那市内のスポーツ少年団や剣道教室から28団体、約150人が出場しました。
小学生は総当たり、中学生はトーナメント方式で試合を行いました。
体育館には、子ども達の掛け声や、竹刀の音が響いていました -
進徳館の日
旧高遠藩の藩校、進徳館の教育精神を見つめなおし受け継いでいこうと、「進徳館の日」の催しが21日、伊那市高遠町で開かれました。
かつて進徳館の生徒たちが、毎日、学問をする前に孔子を始めとする五聖像に拝礼していた事にならい、この日も、市の関係者が拝礼をしました。
進徳館の日は、高遠藩時代の教育精神を見つめ直し受け継いでいこうと、進徳館が創設された5月に毎年開かれています。
基調講演では、高遠中学校の野溝和人校長が「中学生に引き継がれている進徳館の心」と題し講演しました。
高遠中では、毎年、城址公園の桜まつりで観光客の案内をボランティアで行っていて、観光客と触れ合う中で、人との繋がりや感謝の心を学んでいるという事です。
野溝校長は、「観念的ではなく実用の学問であるべきとする進徳館の「実学」の精神が子供達に受け継がれている」と話していました。 -
シンポジウム「忘れまじ三六災害」
昭和36年に伊那谷を襲った「三六災害」についてのシンポジウム「忘れまじ三六災害」が21日、駒ヶ根市総合文化センターで開かれました。
シンポジウムは、三六災害からちょうど50年にあたる今年、その体験を伝承し、地域住民の防災力を向上させていこうと、NPO法人「天竜川ゆめ会議」が開きました。
シンポジウムでは、伊那市長谷、中川村四徳、大鹿村の大西山で起きた土砂崩落などについて、3人が体験談を話しました。
伊那市長谷の中山晶計総合支所長は、役場職員だった当時の体験談を話しました。
中山支所長は「災害の時に三峰川が氾濫して魚が堤防に打ち上げられた。それを拾いに行った職員が橋を渡ったところ、その直後に橋が落ちたと聞いた」と話していました。
中川村四徳出身の小松谷雄さんは、最も雨が降った6月27日の夜に見た光景について話しました。
小松さんは「山の上には居場所を合図する明りがいくつも見えた。四徳川を流れる大きな岩がぶつかりあう音で眠る事もできなかった。次の日外に出てみると、6・7畳ほどの大きな岩が蔵の下に落ちていて恐怖を感じた」と話していました。
大鹿村前村長の中川豊さんは、大西山が崩落していく様子について話しました。
中川さんは「大西山の崩落は、崩れると言うよりも真下に落ちていく感じだった。崩落の後、村の大きな水田の真ん中には大きな山ができていた」と話していました。
会場を訪れたある男性は「災害はひとごとではないということを感じた。災害対策について見つめ直してみたい」と話していました。
天竜川ゆめ会議の福澤浩代表理事は「三六災害であった体験談を絶やしてはいけない。天竜川流域は災害ととなりあっていることを学び、地域全体で防災力を高めていかなくてはいけない」と話していました。 -
中条盆栽・山野草クラブ 展示会
伊那市西箕輪の中条盆栽・山野草クラブの展示会が、21日から中条公民館で始まりました。
会場には会員15人の山野草や盆栽、およそ300点が並んでいます。
山野草では、袋状の花を付けるアツモリソウが毎年多く並びます。
地元、南アルプスや経ヶ岳産のものや北海道産のレブンアツモリなど、様々な種類が展示されています。
また盆栽は、春先の低温で葉の色づきが遅いものもあるということですが、推定樹齢が100年を超える松など、会員が丹精込めた作品が並んでいます。
会の白鳥昭平会長は「マニアの人から素人の人までいろんなお客さんが来てくれるのを楽しみに毎年精を出して育てている。ぜひ足を運んでもらいたい」と話していました。
中条盆栽・山野草クラブの展示会は22日まで伊那市西箕輪の中条公民館で開かれていて、時間は午前7時から午後4時までとなっています。 -
伊那まつり踊りインストラクター認定会
伊那まつり踊り振興会は、8月の祭りに向け、踊りのインストラクターとデモンストレーターの認定会を14日、伊那市役所で開きました。
伊那まつりの伊那粋踊りとドラゴン踊りのインストラクターは、毎年認定を受ける必要があります。
14日は、伊那粋踊りの認定会に9人が参加しました。
インストラクターの資格更新のため、わかりやすく指導ができるか、一人ずつ審査を受けました。
インストラクターは、踊りのオープンレッスンのほか、希望する踊り連や企業で踊りを指導します。
認定会は22日にも開かれる予定で、審査結果は22日以降に発表されるということです。 -
防犯活動に貢献11人と1団体表彰
伊那市や箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる、伊那防犯協会連合会は、16日、伊那市役所で定期総会を開き、功績のあった11人と1団体を表彰しました。
総会の中で、防犯活動に貢献した、個人や団体に表彰状が贈られました。
表彰されたのは、子どもの登下校時の安全などの見守りや、お祭りなどで防犯パトロールを行うなど住みよい地域づくりや、防犯活動に貢献した8人と、1団体です。
受賞者を代表して、美篶地区防犯協会の、上島誠さんは「地域が平和で安全、安心であるよう、今後も努力していきたい」と挨拶しました。
伊那警察署によりますと、管内での刑法犯の発生件数は、4月末の暫定値で189件と前の年と比べ、5件減少しています。
しかし、自転車盗や車上ねらいなど街頭犯罪は、増加傾向にあるという事です。
総会では、犯罪の起こりにくい地域づくりをめざし、声かけやパトロールなどを行い、犯罪防止の気運を高め行くこと等が確認されました。 -
第6回西町区美術作品展
伊那市西町公民館で、第6回西町区美術作品展が20日から22日までの日程で開かれています。
会場には、絵画や書道、工芸作品など区民の力作80点が飾られています。
つるし雛の大作や92歳のお年寄りがベニヤ板に描いた油絵、春日町の長寿会がチラシや包装紙などを使い丹精込めて制作したペーパーブロックなどもあり、訪れた人たちは、足を止め作品に見入っていました。
会場の一角には、休憩室も用意され、訪れた人たちが一息つくことができます。
西町区美術作品展は、22日日曜まで、伊那市の西町公民館で開かれています。 -
信州伊那SMART DRIVER 発足
伊那交通安全協会による安全運転を広げる組織「信州伊那SMART DRIVER」が20日、発足しました。
20日は、発足にあたり伊那市のナイスロードで市中行進が行われ、関係者およそ150人が参加しました。
伊那交通安全協会による取り組み「信州伊那SMART DRIVER」は、▽家族を思う▽みんなを思う▽環境を思う の3つを意識コンセプトにしています。
安全運転の意識付けを図る事が狙いで、ドライバーはロゴマークのステッカーを張って運転します。
全国で交通事故による死亡者数が5年連続でもっとも多かった愛知県が、スマートドライバーの活動により死亡者数が減少したことから、全国的に注目されるようになりました。
高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入することができます。
伊那交通安全協会では、「スマートドライバーの輪が広まるよう、広報活動を行っていきたい」と話していました。
信州伊那スマートドライバーの加入は、伊那警察署内の事務局で受け付けています。 -
伊澤修二生誕160年記念展「修二が見た亜米利加」
近代教育の開拓者とされている伊那市高遠町出身の伊澤修二が今年で生誕160年を迎えます。
これにあわせ、伊那市の創造館では、記念展「修二が見た亜米利加」が、20日から開かれます。
19日は、創造館で記念展のオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーでは、高遠小学校の合唱団32人が、伊澤修二が曲作りに携わった「見渡せば」を歌い祝いました。
企画展では、伊澤修二が教育制度を調べるためにアメリカに留学していた様子が分かる資料などおよそ80点が展示されています。
他にも、アメリカや西洋の音楽に日本の歌詞を付け、唱歌とし広めたことなどが分かりやすく展示されています。
記念展「修二が見た亜米利加」は20日から7月31日まで、伊那市創造館で開かれます。 -
高遠町の高遠第一保育園でヨモギ団子作り
伊那市では、毎月19日を食育の日としています。
これにあわせ、高遠町の高遠第一保育園で19日、ヨモギ団子作りが行われました。
19日は、高遠第一保育園の年中と年長園児およそ40人が、ヨモギ団子をつくりました。
伊那市では、子ども達に食に関心を持ってもらおうと、毎月19日を食育の日としています。
園児達は、茹でたヨモギをすりこぎで潰し、白玉粉と小麦粉を混ぜていきました。
高遠第一保育園の伊藤あけみ副園長は「昔ながらの食文化に触れ、楽しみながら食に興味を持ってもらいたい」と話していました。 -
シナノコザクラ見頃
伊那市長谷の南アルプスの林道沿いでは、県の絶滅危惧種に指定されているシナノコザクラが見ごろを迎えています。
シナノコザクラは石灰岩地帯に生生息する多年草で、長野県版のレットデータブックで絶滅危惧種に指定されています。
南アルプスの林道沿いでは紅紫色の花が可憐に咲いています。
花は例年よりも10日程遅いということで今年は5月いっぱい楽しめそうです。 -
伊那公園マレットゴルフ場再開へ
伊那市の中央区の住民でつくる、マレットゴルフ愛好家グループは、長年使われていなかった、伊那公園のマレットゴルフ場再開に向け、整備作業を行っています。
16日は、中央区マレットゴルフクラブのメンバーおよそ10人が整備作業をしていました。
伊那公園のマレットゴルフコースは、30年ほど前に作られましたが、長年利用する人が少なく、コースは荒れた状態だったという事です。
クラブでは、街中にあり、より多くの人にマレットゴルフを楽しんでもらおうと、今年の3月からコースの整備を進めてきました。
小田光博会長インタ
コースは全18ホールで、以前のコースを利用した他、メンバーが設計し新しく作ったコースもあります。
28日には、オープニングセレモニーが行なわれる予定で、再開後は、クラブのホームコースとして毎月例会など開き、利用していくという事です。 -
仁組 西天の水で米を栽培
伊那小学校5年仁組は18日、西天竜用水路の水を使った田んぼで田植えをしました。
子ども達は、この田んぼで育てた米を販売し、売上を西天への不法投棄防止を呼びかけるチラシの製作にあてる計画です。
この日は、伊那市山寺の田んぼで、児童が苗を手で植えていきました。
去年8月、西天竜用水路を見学した時に、ごみが多く捨てられている事を知った児童は、ごみ拾いをしたり、不法投棄防止を呼びかけるポスターやチラシを配るなどの活動を続けています。
この日は、西天の水を使った田んぼで米を育てて売り、そのお金でチラシやポスターを作ろうと田植えを行いました。
苗を植えたのは学校が借りている、山寺高尾町の7.4aの田んぼで、西天の水を引いて米を育てています。
田植えをボランティアで指導した、地元農家の伊藤啓次郎さんによりますと、この周辺の田んぼは天竜川より高いところにあり、昔から、農業用の水を確保する事に苦労していたといいます。
稲は、今後、伊藤さんと子供達が手押しの除草機を使って草取りなどを行い、9月下旬に収穫して販売するという事です。