-
新体操ブルガリアナショナルチーム
上伊那で合宿来月三重県で開かれる新体操の世界選手権大会に向け、ブルガリアのナショナルチームが上伊那で合宿を行っている。
ブルガリアのナショナルチームのメンバーが24日、来日し、初日の練習を伊那市で行った。
上伊那地区で新体操の指導にあたっているポーラスター代表の橋爪みすずさんが、日本体操協会の役員を務めていることが縁で、上伊那が県内で唯一、ナショナルチームを受け入れている。
ブルガリアの選手は、球を使って筋力トレーニングや柔軟体操をしていた。
コーチのイリアナ・ラエバさんは、「ブルガリアチームはここで練習できてうれしい」と話していた。
一行は、2週間ほど伊那に滞在し、毎日8時間程度練習を行い、9月9日から三重県で行われる世界選手権大会に向け調整を行う。
上伊那には他にも、スペインのナショナルチームが訪れる予定。
合宿は基本的に非公開だが、30日に辰野町の荒神山体育館で午前10時から演技指導、午後2時から演技発表会が予定されている。
関係者は、世界トップレベルの演技を見るまたとない機会として、来場を呼びかけている。 -
伊那中生が将棋団体戦全国3位
将棋の腕前を競う第5回小中学校将棋団体戦全国大会で、伊那中学校の2年生3人が3位に入賞した。
伊那中学校の3人が24日、市役所を訪れ、北原明教育長に入賞報告をした。
3人は、全国から64校が出場する大会に長野県代表として出場した。
東日本大会を勝ち進み出場した決勝大会で、今回優勝した兵庫県の灘中学校に1回戦で負けたものの、3位決定戦で勝ち入賞した。
3人での出場は今回が3回目で、過去にも3位入賞などの成績を残している。
日本将棋連盟上伊那支部に所属していて、普段は伊那や岡谷、東京などでそれぞれ腕を磨いているという。
3人は、「初戦で勝っていれば優勝できたと思う。残念だけど、3位入賞はうれしい」などと話していた。 -
看護師の再就職支援研修会
看護の仕事から離れている人に現場復帰を考えるきっかけにしてもらおうと、伊那中央病院で25日から看護師再就職支援研修会が始まった。
この研修会は平成15年から実施している。今回は28日まで、病院の現状を学んだり人形を使った注射・採血などを学ぶ。
参加したのは看護師の職から離れている7人と、現在看護師として働いている1人、合せて8人。
研修会では安全な看護ケアに必要となる技術を理解するとともに看護職として貴重な人材であることを認識してもらい再就職を目指す。
初日は、伊那中央病院の看護師が最近の医療や看護士の動向などについて資料を使って説明した。
伊那中央病院の看護師は現在426人。
昨年7月から、7人の患者に対し1人の看護師がつくという看護基準が満たされた体制となり現在、看護師の数は充足しているという。 -
大泉ダムで水難救助訓練
伊那消防署は25日、水難事故に備えた救助訓練を南箕輪村の大泉ダムで行った。
署員12人が参加し、救助に使うロープを対岸に飛ばしたり、溺れた人を助ける訓練をした。
対岸までロープを飛ばす道具は、空気の圧力を利用するのもので、署員らは組み立ての手順や発射方法の確認をしていた。
このほか、人が溺れたとの想定でボートを使った救助訓練もあった。
溺れた人を助ける時は、ボートの転覆に気をつけることが重要で、署員らは慎重にボートを近づけ救助にあたっていた。
伊那消防署では、「雨が降ったときなど、川は急に水かさが増す時がある。水辺で遊ぶ時は、危険が潜んでいることを頭に入れておいてほしい」と話していた。 -
衆院選期日前投票出足好調
30日投票の衆議院議員選挙。期日前投票の出足は、前回の選挙に比べ好調となっている。
期日前投票は、公示日の翌日19日から29日まで、各市町村役場などに投票所が設けて行われている。
選挙戦前半の19日から23日までの5日間に、期日前投票を済ませた人は伊那市では2139人。これは、前回の平成17年の衆議院選と同じ期間での投票者数を比較すると、合併前の旧伊那市・高遠町・長谷村を合わせた数より934人多くなっている。
箕輪町は、今回が638人で前回比で167人増え、南箕輪村は350人で前回と比べ127人増えている。
県全体では、5万4800人で前回より2万4541人増えている。
県選挙管理委員会では、「投票の出足は好調で、今回の選挙に関心が高い事がうかがえる」と話していた。 -
朝食レシピコンクール 6点表彰
伊那市食育推進会議による初めての朝食レシピコンクールが23日、伊那市保健センターで開かれ、6人が表彰された。
この日は、伊那市などに暮らす応募者23人の中から書類選考で選ばれた6人が実際に朝食を作り、試食審査が行われた。
コンクールでは、30分以内に調理でき、4人分2千円以内の朝食レシピを募集した。
栄養バランスや調理時間などの観点から、大人の部と子どもの部でそれぞれ3人のレシピが選ばれた。
レシピは、はんぺんに具を詰めて焼いたり、スープに野菜をたくさん入れるなど工夫されていた。
食育推進会議の委員らが審査し、順位はつけず、6人それぞれに賞が贈られた。
食育推進会議の山本一夫会長は、「栄養のバランスもよく、おいしかった。これをきっかけに朝食を食べることや食育にさらに関心を持ってほしい」と話していた。
今回応募のあった全員のレシピは、伊那市のホームページに掲載されるほか、10月4日の健康まつりで発表される予定。 -
東春近子育て学級がおやつ作り
伊那市の東春近公民館で活動する子育て学級の親子が24日、地元の女性たちに教わりながら、おやつ作りに挑戦した。
伊那市などが実施している健康増進事業の一環で、子育て学級の親子13人が、東春近地区の女性に教わりながら、豆腐の入った白玉や野菜を使ったピザを作った。
同じ地区に住んでいながら、普段あまり関わる機会のない世代と交流を深めてもらおうと、東春近地区で保健委員として活動している女性たちにも協力してもらった。
母親たちは、同じ班の保健委員に作り方を教わりながら、子どもと一緒におやつ作りを楽しんでいた。
出来上がった料理は、皿に盛り付け、みんなで味わっていた。 -
【カメラリポート】柔道の創武館道場に通う2人の選手が全国大会へ
伊那市東春近の柔道教室、創武館道場に通う2人が県代表として全国大会に出場する。
全国大会に出場するのは、伊那小学校5年の小池茉衣美ライラさんと、辰野中学校3年の山岸翼君。
小池さんは全国小学生学年別柔道大会の40キロ超級県予選で2位、また山岸君は中体連県大会60キロ級で1位となりそれぞれ全国大会への切符を手にした。
小池さんは「全国大会出場は努力してきたから」、また山岸君は「練習してきたことが出せた」と話す。 -
伊那市保健センター安全祈願祭
荒井区から移転新築される伊那市保健センターの建設工事の無事を祈る安全祈願祭が21日、旧市営伊那中央総合病院跡地行われた。
新しい伊那市保健センターは、旧市営伊那中央総合病院の跡地に建設される。
旧病院の解体費用を含む総事業費は、6億2,800万円で、ほとんどが合併特例債でまかなわれる。
乳幼児健診や各種予防接種など現在のセンターの機能をそのまま移し、加えて高齢者の介護予防のためのトレーニング施設が追加される。
駐車場は、施設周辺に200台分が確保され、これまで懸案だった駐車場不足も解消される。
建物は、鉄筋コンクリート平屋建てで、延べ床面積は、1,700平方メートル、上伊那では初となる太陽熱を利用した床暖房システムも導入される。
小坂樫男市長は、「保健福祉の拠点として病院跡地一帯の整備を進めてきた。新しい保健センターは、介護予防施設としても大きな役割を果たすものと期待している」とあいさつした。
新しい伊那市保健センターは、来年3月末に完成する予定。 -
釈迦内柩唄 10月に伊那で公演
人の死を通して、命の尊厳や人々の絆を描いた映画「おくりびと」。
もうひとつの「おくりびと」ともいわれている舞台「釈迦内(しゃかない)柩(ひつぎ)唄(うた)」が、10月に伊那市で公演される。
21日は公演に向け、実行委員会の初会合が開かれ、主人公の「ふじ子」を演じる有馬理恵さんが、舞台の一部を一人劇で演じて見せた。
釈迦内柩唄は、東京の劇団「希望舞台」が公演1000回達成を目指して全国各地で公演している。
ストーリーは、秋田県の火葬場の末っ子として生まれた主人公のふじ子は、戦争に行ったきり帰って来ない兄や、家業を嫌って家を出て行った姉たちに変わり家業を継ぐ。
その仕事から、ふじ子は周囲から忌み嫌われながらも、人の魂を最後に送り届ける仕事を通して、家族との絆や命の尊厳、ひとの生死とは何かなどを感じていくというもの。
公演は10月15(木)の午後3時からと午後7時からの2回、行われる予定。
会場は伊那市のいなっせで、チケットは1枚3千円となっている。
詳しくはグリーンファーム(TEL74竏・351) -
和紙ちぎり絵二千絵会の展示
和紙ちぎり絵 二千絵会による作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれている。
二千絵会は、シニア大学でちぎり絵を学んだOBで作るちぎり絵教室で29人の会員が活動している。
それぞれがお気に入りを持ち寄り、36点が展示されている。
二千絵会が、旧井澤家住宅で展示を開くのは、3年ぶり2回目。
60代から90代までの会員が、月に1回集まってちぎり絵を学んでいる。
細かいところまで、和紙をちぎり、薄く剥いで作るのが魅力ということで、訪れた人の中には、水彩画と間違える人もいるという。
この展示は、24日(月)まで、旧井澤家住宅で開かれる。 -
児童と園児がプールで交流
伊那市の富県小学校の1年生と、富県保育園の年長園児が、20日小学校のプールで交流した。
この日は、1年生28人、年長児35人が交流した。
プールの中でおにごっこが行われ、タッチされた子ども達が次々に水泳帽を脱いでいた。 -
会津若松と伊那市の子供が交流
保科正之公にゆかりのある伊那市高遠町と福島県会津若松市の子どもたちが17日、交流した。
会津若松市の6年生約70人が伊那市を訪れ、高遠小学校の6年生と交流した。
歓迎の式では、高遠小学校の高遠囃子クラブの子どもたちが高遠囃子を披露した。
高遠町は、保科正之が7歳から26歳までを過ごした地。保科正之はその後、福島県の会津若松藩主となり、高遠時代の家来を連れて会津若松へと移り住むが、その時、高遠の文化も一緒に伝えたとされている。
こうした歴史的背景から、旧高遠町と会津若松市は、友好都市提携を結んでいて、合併後は伊那市が提携を結んでいる。
子どもたちの交流は合併後初で7年ぶり。
野外では、ゲームをしながら手作りした名刺を交換して、交流を深めていた。 -
伊那市が景気動向調査結果を公表
伊那市は不況の中、市内事業所の置かれている状況を把握するため実施した景気動向調査結果を20日、公表した。
調査は伊那市と市内2つの商工会が今年6月から7月にかけておこなったもので273事業所中、207の事業所から回答があり回答率は75.8%。
調査結果によると、製造業、建設業関係では6か月前の受注量と比較して「60%から20%以下」と回答した事業所が49%を占めていて受注量が減ったという事業が増加している。
また今後の経営の方向として優秀な人材の確保、育成や製品の高品質化などにより差別化を図り、
新たな取引先を開拓して受注増につなげたいとする企業の前向きな姿勢がうかがえるとしている。
また商業、サービス業については6か月前の売り上げ額と比較して「80%から20%以下」と回答した事業所が56.7%で売上が減少している事業所が増加している。
今後の経営の方向については「経費節減」「在庫管理」といった支出の抑制策のほか「接客技術の向上」といった社員教育の充実を図ることで、売上増に結び付けたいとする事業所が多数を占めている。
伊那市では調査結果から依然厳しい中でも景気回復に対する上向き感、期待感が高まっているとみている。
伊那市では去年11月に緊急経済雇用対策本部を設置していて、この結果を経済、雇用対策に反映させたいとしている。 -
OKAERINA祭初開催
15日は歩行者天国ミッドナイトもお盆の帰省客や地域の人達に楽しんでもらおうと、13日から15日の3日間、浴衣祭OKAERINA祭(おかえりなさい)と題したイベントが伊那市のセントラルパークで開かれた。
これは、市街地の商店主らでつくる伊那市商店街活性化イベント委員会が今年初めて開いた。
セントラルパークの有効活用を図るとともに、帰省客や地域住民に商店街に足を運んでもらい、夕涼みを兼ねてイベントを楽しんでもらうねらい。
この日は、セントラルパークを今後どのように活用したいかアンケートも行われ、訪れた人は祭りを楽しみながら、市街地の活性化について考えていた。
また15日には夜9時30分まで歩行者天国が行われた。
この日はあいにくの雨となったが、川北地区の長持ち同好会がは長持ちを担ぎながら元気良く商店街を練り歩き、歩行者天国を盛り上げた。
歩行者天国での練り歩きは今年が初めてで、メンバーは雨の中長さ12メートル、重さ約40キロの長持ちを担いで商店街の中を進んでいた。
ある関係者は「地域のイベントとして定着して、毎年楽しみにしてもらえるようなものになったらうれしい」と話していた。 -
衆院選 期日前投票始まる
18日に公示され、今月30日に投票が行われる衆議員選挙の期日前投票が19日から始まった。
伊那市役所1階市民ホールに設けられた投票所には朝から多くの人が訪れ、票を投じていた。
伊那市の選挙人名簿登録者数は17日現在で5万6938人、内訳は男性2万7597人、女性2万9341人。前回、平成17年の衆院選で期日前投票をした人は、旧伊那市の数字で6206人、全体の12・6%だった。
箕輪町の登録者数は2万133人で男性9990人、女性1万143人。前回の期日前投票者数は2443人で全体の12・3%。
南箕輪村の登録者数は1万1019人で男性5447人、女性5572人。同じく前回は1175人で全体の11・1%。
期日前投票は市役所のほか各役場で29日まで、また高遠町総合福祉センターと長谷総合支所では26日から投票が可能となり、時間は午前8時半から午後8時まで。 -
「おいし伊那食育応援団」活動開始
食の大切さを子どもたちに知ってもらおうと今年3月に発足した伊那市の食育応援団が19日、保育園での活動をスタートさせた。
応援団の10人が伊那北保育園を訪れ、「早寝・早起き・朝ごはん」や噛むことの大切さなどを子どもたちに話した。
地域に密着した食育推進活動をしていこうと今年3月に発足した「おいし伊那食育応援団」は、農業生産者や栄養士、歯科医師などが集まり、月に1回学習会を開いている。伊那市食育推進計画を実際に進めていく組織として、市が独自に設けた。
この日は、初めて外へ出ての活動となった。
メンバーの一人、農業生産者の小池保光さんは、花や葉から何の野菜か当てるクイズを出し、子どもたちは知っている野菜の名前を次々に口にしながら正解を考えていた。
おいし伊那食育応援団は本年度、保育園を中心に活動することになっていて、要請があれば小中学校や企業、高齢者向けの施設も訪問するという。 -
ブラッククレヨンCD全国発売
伊那市の兄妹グループ「ブラッククレヨン」のCD「アンサー」が12日、全国発売された。
ブラッククレヨンは兄のHirokiさんと妹のMiwaさんの2人組で、今回2人が所属するレコード会社から全国一斉にCDが発売された。
2人はCD発売に合わせ伊那市の楽器店などを回り、ポスターを配るなどPR活動を行っている。
ブラッククレヨンは2年前に結成。兄のHirokiさんは働きながら、また妹のMiwaさんは高校3年生で学校に通いながら音楽活動を続けている。
メジャーデビューという夢を果たした2人は今後、さらなる飛躍を誓う。
ブラッククレヨンは13日午後3時と午後5時の2回、伊那市日影のツタヤ伊那店でミニコンサートを開く。「地元の人たちにライブの迫力を感じてもらいたい」と話している。 -
高遠湖でカヌー体験
伊那市高遠町の高遠湖で12日、親子連れなどがカヌーを体験し、水の感触を楽しんだ。
高遠湖にある「伊那市高遠B&G海洋センター」が無料開放され、親子連れら150人がカヌーを体験した。
子どもたちは、ライフジャケットを身につけ、パドルの使い方を職員に教わると、さっそくカヌーに乗りこみ湖に出た。
海洋センターでは、水と自然に親しんでもらおうと、施設のPRも兼ねて毎年夏に無料開放の日を設けている。
子どもたちは、最初は思うようにパドルを使えずにいたが、1時間ほどすると行きたい方向に上手にこぐことができるようになった。
海洋センターの無料開放はこの日だけだが、9月末までは予約をすれば1時間1艇100円でカヌーやボート、ヨットが楽しめる。
センターでは「海のない所でも水遊びができることを知ってもらい、遊びながら自然の大切さを学んでもらいたい」と話していた。 -
トルコギキョウ出荷ピーク
伊那市のJA美篶選花場では、上伊那地域の花卉の主要品目トルコギキョウの出荷作業がピークを迎えている。
JA上伊那によると、今年は長雨と日照不足の影響で花が遅れ、例年より出荷が1週間ほど遅れているという。
12日は、担当者が花の色付きを確認するなど出荷作業に追われていた。
トルコギキョウは関西方面などに出荷され、今年は去年の150万本を上回る170万本を見込んでいる。
そのうち上伊那地域のオリジナル品種「パステルムラサキ」は55万本を出荷する。
「パステルムラサキ」は花が白地にムラサキ色の縁取りが特徴で、市場でも人気の品種だという。
トルコギキョウの出荷は11月頃まで続くほか、9月からは主要品目のアルストロメリアの出荷も始まる。 -
選挙ポスター掲示板設置
8月18日公示、30日投票の衆議院議員総選挙のポスター掲示板の設置作業が11日、伊那市役所付近などで行われた。
設置掲示板は8区画用意されている。
市内では13日までに伊那地区234カ所・高遠43カ所・長谷20カ所の合わせて297カ所に設置される予定。
期日前投票は市内3会場で行われることになっていて、伊那市役所では8月19日から29日まで、高遠町総合福祉センターやますそと長谷総合支所では8月26日から29日まで。 -
ハスの花見ごろ
11日の伊那市は久しぶりに青空が広がった。
山寺の茅原英男さん宅のハスが凉しげに咲いている。
ハスは、茅原さんが平成7年に友人から8株を分けてもらったのがきっかけで、現在では数えきれないほどの白やピンクの花が咲いている。
茅原さんによると今年は長雨の影響で例年より1カ月ほど遅く花が咲いた。今月いっぱい楽しめそうだという。 -
全中水泳大会出場
春富中3年の岡本聖世君伊那市立春富中学校3年の岡本聖世君が、今月21日から福岡県福岡市で開かれる全国中学校水泳競技大会に出場する。
岡本君は11日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に出場あいさつをした。
岡本君が出場するのは、男子200メートル個人メドレー。
7月に長野市で開かれた県大会で標準記録を突破し、2分15秒78の大会新記録で1位になり、全国大会出場を決めた。
岡本君は伊那市内の水泳クラブで練習をしている。
中体連の全国大会出場は今回が初めてだが、過去には水泳クラブで4回ほど全国大会を経験しているという。
岡本君は、「全国の舞台で自己ベストが出せるよう頑張りたい」と抱負を話していた。 -
市ごみ減量化・資源化推進委員会
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会が11日、市役所で開かれ、重点事項である生ごみの減量化・資源化について検討が行われた。
委員会では、市民に募集したアイデアが報告された。アイデアは6件で、堆肥にする、家畜の飼料にする、乾燥させるなどだった。
生ごみの減量化・資源化の方策について委員からは、「生ごみの処理方法や生ごみ処理機の種類などメニューを示し啓発することが大事」「全家庭対象にごみの減量についてアンケートをする」「地区に出向いて住民と話し合いの機会を作る」などの意見が出されていた。
次回の委員会では、今回出された意見を基により具体的な検討を行うという。 -
「バイシクル・モトクロス」世界大会3位
富県小5年橋爪凱君伊那市富県小学校の5年生橋爪凱くんは、7月23日からオーストラリアで開かれた自転車のオフロードレース「バイシクル・モトクロス」の世界選手権大会で3位入賞した。
橋爪くんと父親の芳友さんが11日、市役所を訪れ、大会の結果を小坂樫男市長に報告した。
橋爪君は、年齢別に競うチャレンジクラス・11才のクラスで見事3位入賞を果たした。
バイシクル・モトクロスは、オフロード上に設置された起伏のあるコースを自転車で走る競技。
橋爪君が世界選手権に出場するのは今回が3回目で、初めて表彰台に立った。
小坂市長は、「来年はトップになれるよう頑張ってください」とエールを送っていた。 -
わがまち探検ぐるりん号
伊那市内の公共施設を見学小学生とその保護者に伊那市内の公共施設を見学してもらうわがまち探検ぐるりん号が11日、行われた。
「知ろう、学ぼう、私たちのまち」わがまち探検ぐるりん号は、市政に関心を高めてもらおうと毎年、夏休み中に行われている。
今回は60人の親子が参加し今年初めてジオパークについて学ぶため長谷を訪れたほか、市役所や消防署などを見学した。
市役所では、市長室や議場を見学し、小坂樫男市長が「質問はありますか」と子どもたちに尋ねると、元気よく質問を投げかけていた。
このあと、小坂市長が子どもたちをひざに抱え記念写真を撮った。
伊那市では「親子でふれあいながら市の施設を知ってもらうことで市政をより身近に感じてもらい、夏休みの一つの思い出にしてもらいたい」と話していた。 -
ICT緊急地震速報作動
11日午前5時7分ごろ駿河湾を震源とする地震が発生し、伊那ケーブルテレビジョンが提供する緊急地震速報が作動した。
伊那ケーブルテレビジョンが観測したところ、箕輪町の地点で、地震速報は20秒前から震度3の地震を予測しカウントを始め、9秒前でP波の横揺れ、ゼロ付近で大きな横揺れが発生した。
実際の震度は2.87だったが、システムが震度3と判断して警報を流した。
伊那ケーブルテレビでは、2007年の10月1日から同サービスを開始していて、緊急地震速報が作動したのは、今月9日に引き続き11日が2回目になる。
伊那ケーブルテレビジョンでは、昨年末までに、市内の小中学校・保育園などの公共施設に約50個の地震速報システムを設置している。 -
常田さん小さな芽卒業コンサート
伊那市出身の常田俊太郎さんのバイオリンコンサートが9日、伊那市のいなっせで開かれた。
9日は、およそ300人の観客が集まり、常田さんはヴァイオリン・ソナタなど4曲を披露した。
常田さんは伊那北高校を卒業後、今年の4月から東京大学に進学している。
高校時代までは伊那でヴァイオリンの指導を受け、NPO法人クラシックワールドが地元の若い音楽家を育てようと開いている「小さな芽コンサート」にも毎年出演していた。
大学進学と同時に「小さな芽コンサート」を卒業した常田さんのために、クラシックワールドがコンサートを企画した。
アンコール演奏後は、その後もしばらく拍手が鳴りやまなかった。 -
夏の市民バザール&オンステージ
伊那まつりも終わり、お盆までの期間、市街地を盛り上げたいと、9日、いなっせ北側広場で、夏の市民バザール&オンステージと題したイベントが行われた。
イベントは午後3時から夜10時まで行われた。
これは、伊那まつりが終了しお盆までの期間、夏の祭りの雰囲気が落ち着いてしまうとして、地域を活性化するお祭りを行いたいと、会場周辺の飲食店や市民団体などが実行委員会を組織し、今年初めて行ったもの。
会場には、4団体、15個人がフリーマーケットや屋台などの店を出し、上伊那で活動するフォークソングのグループ6組が歌を披露した。
実行委員会では、「売る・食べる・歌うと3拍子そろったイベント。夏の祭りとして定着させていきたい」と話していた。 -
西町伊那部で納涼祭
夏の日の夕方を住民に楽しく過ごしてもらおうと、伊那市西町の伊那部の納涼祭が、9日夜行われた。
9日夜は、伊那部集会所周辺に会場が設けられ、アコーディオン演奏による歌声喫茶など、様々なイベントが行われた。
伊那部では、18年にわたりお盆に納涼祭を行っていたが、参加できる住民が限られている事などから、今回初めて、開催日時をずらしてお祭りを行った。
開催日時を変更したことが、功を奏したということで、例年より多い住民220人ほどが祭りを楽しんだ。
会場には、わたあめなども用意され、子ども達が列を作っていた。
町総代の唐木祐一郎さんは、「子どもから大人まで、様々な人がより参加しやすいイベントにしていきたい」と話していた。