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原爆パネル展
伊那市の原爆パネル展が16日まで、いなっせ5階で開かれている。
市民に戦争の痛ましさや恐ろしさを感じてもらおうと開き、市が保管しているパネル34点を展示している。
市によると、これまでこのパネル展は市役所で開いていたが、多くの人に見てもらう機会をつくりたいと今年は初めていなっせで開いたという。
会場には、平和や原爆について感じたことを寄せるメッセージボックスも設置されている。 -
ヒロシマ原爆投下の日
市民が黙とう64年前の8月6日、ヒロシマに原爆が投下された。
6日朝、伊那市民らが丸山公園に集まり、黙とうを捧げた。
原爆が投下された午前8時15分、サイレンの音に合わせて参加者が黙とうした。
この伊那市民平和のつどいは、子どもたちに核兵器の無い平和な社会を竏窒ニ、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が毎年開いている。
平和の会運営委員長の建石繁明さんは式典の中で、「核大国アメリカのオバマ大統領による核兵器廃絶目標の演説は、世界的な動きを作りだしている。この流れを推進するには被爆国日本の運動が大切」と話した。
非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会の初代運営委員長を務めた川本浩一さんは、広島県呉市に海軍で駐屯し、原爆投下後、市内に家族を探しに行って被ばくし、がんのため平成4年に64歳で亡くなった。
浩一さんの妻博子さんは、浩一さん亡き後も23年間欠かすことなく、この式展に出席している。博子さんは、「常に平和で皆が本当に幸せになれる世界になってほしいというのが私の願い」と話していた。
参加者は黙とうの後、64年前から絶やされることなく燃やされているヒロシマの原爆の火に向かい花を捧げていた。 -
西春南学童クラブが気球に挑戦
伊那市の西春近南小学校学童クラブに通う子どもたちは3日、手作りの気球飛ばしに挑戦した。
西春近南小学童クラブには約30人が通っている。
夏休みに入りクラブで過ごす時間が長くなることから、変化に富んだ毎日を送ってもらおうと、勉強のほか工作や遊びの時間を設けている。
気球は、縦が15メートル、横が20メートルで、農業用のマルチを張り合わせ、3日間かけて作った。
扇風機を使い気球に空気を送り込むと、黒いシートが膨み始めたが、張り合わせた部分が弱く数カ所が裂けてしまうハプニングが発生した。
子どもたちが一生懸命手で押さえたが、裂け目は広がってしまい、最後はドーム状になった内部が子どもたちの遊び場となっていた。
この日は、3回気球飛ばしに挑戦し、そのうち1回は校舎の2階部分まで舞い上がったという。 -
【カメラリポート】カブトムシ採り名人 森登美男さん
少年のように山を駆け回る伊那市東春近の森登美男さん(69)。カブトムシを趣味で採り初めて40年。地元東春近のカブトムシ採り名人だ。
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南アで高山植物保護パトロール
南アルプスの高山植物の保護を呼びかけようと5日、標高2032メートルの北沢峠で啓発活動が行われた。
南信森林管理署や市町村の職員でつくる高山植物等保護対策協議会の活動で、保護を推進するため8月1日から15日を「高山植物等保護パトロール強化期間」と位置づけ、期間中、山に登りながら啓発活動を行う。
この日は協議会のメンバー16人が参加しチラシやティッシュを配った。
南アルプスでは、昨年度登山者による踏み荒らしの被害が7件、高山植物の摘み取り被害が3件、禁止区域への侵入が19件確認されている。
参加者らは、チラシやティッシュを配りながら頂上まで登り、仙丈小屋で一泊して6日下山するという。 -
長谷非持に農作物被害防ぐ柵設置へ
伊那市有害鳥獣対策協議会は、長谷非持など市内3カ所に国の支援を受けてシカなどから農作物の被害を防ぐための大規模な柵を設置する。
これは4日夜、長谷非持の集落館で開かれた地区懇談会で報告された。
協議会では鳥獣被害防止特措法に基づき、国からの補助を受けることができる鳥獣害防止総合対策事業に申請していて、このほど内定を受けた。
事業は非持のほか高遠町、手良の3カ所に柵を設置するもので、このうち非持の柵は延長約6.1キロ、高さ約2.5メートルとなっている。
柵の上部は電気が走るようになっていて、イノシシやシカのほかサル除けにも効果があるという。
事業費は約6100万円となっていて、そのうち約50%を国の補助でまかなう。
伊那市内の平成20年度の有害鳥獣による農作物の被害額は約4200万円に上っている。
新しい柵の設置は、盆明けから順備を始め年内中の完成を予定している。 -
陸上自衛隊が伊那市内で行進訓練
10月に県の総合防災訓練が伊那市で行われることを受け、陸上自衛隊松本駐屯地の第13連隊が5日、伊那市内で行進訓練を実施した。
13連隊第1中隊の約40人が迷彩服に実弾を抜いた小銃などを装備して、伊那市長谷の黒河内から伊那市役所までの約20キロを歩いた。
第1中隊は、南信地区で大規模災害などが発生し出動の要請があった場合、最初に派遣される部隊となっている。
行進訓練は、担当地区の状況を把握することなどを目的に実施している。
伊那市内で行った重装備での行進については、共産党、社民党、市民団体などから反対する声もあった。
県の総合防災訓練には、この日行進訓練をした第1中隊が参加する予定。訓練は10月25日、富士塚スポーツ公園などで行われる。 -
全県に今年初の食中毒注意報
長野県は5日、今年初めての夏期食中毒注意報を全県に発令した。
県では、気温・湿度とも高い条件が続いて食中毒の原因になる細菌が非常に増えやすくなっているとして、調理の前には石鹸で手を洗う、購入した食材はすぐに冷蔵庫に入れる、調理するときは中まで充分火を通すことなどを呼びかけている。 -
上農定時制跡地に地裁建築を要望
伊那市は5日、移転新築が求められている長野地方裁判所伊那支部について、平成23年3月で廃校となる上伊那農業高校定時制の跡地に建設できるよう働きかけていく考えを示した。
同日開いた伊那市議会全員協議会で市が報告した。
地裁伊那支部では、現地での建て替えを計画しているが、道路が狭く手狭なことから移転新築を求める声が挙がっている。
市では、長野県弁護士会や市議会からの要望を受け、移転のための用地を探してきた。
上農定時制は、県立高校の統廃合で廃校が決まっていて、敷地面積は1万8千平方メートル。
市は、4日付けで地裁伊那支部に要望書を提出した。現地改築計画を見直し移転改築に向けた検討を進めることを求め、移転場所は上農定時制を適地と考え、地裁の改築年次の変更が可能であれば定時制の用地取得に向け県に働きかけていくことを伝えた。
小坂市長は、村井県知事にこの考えを伝えてあるという。 -
全国小学生学年別柔道大会出場へ
今月23日に松本市で開かれる全国小学生学年別柔道大会に出場する伊那小学校5年の小池まいみライラさんが4日、小坂樫男伊那市長に出場のあいさつをした。母親の美樹ルシアさんと一緒に伊那市役所を訪れ小坂市長に大会での活躍を誓った。
まいみライラさんは、保育園から柔道を始めた。
現在は、伊那市東春近にある創武館道場で週4回、稽古に汗を流している。
6月21日に上田市で行われた県大会では決勝で敗れたものの準優勝となり、初めての全国大会出場の切符を手にした。
小坂市長は、「上位目指して頑張って下さい」とエールを送っていた。 -
旧上伊那図書館館長公募
伊那市教育委員会は、旧上伊那図書館を改修し整備する仮称「学習と交流の拠点施設」の館長を全国から公募する。
旧上伊那図書館は現在、博物館的な機能を備えた学習施設にするため改修工事が行われている。
伊那市教育委員会は、この施設の館長として社会教育施設の運営に積極的に取り組む意欲と熱意のある人を全国から募る。
応募資格は年齢が30歳以上65歳以下、資格は博物館学芸員資格を取得していることが望ましいとしている。
応募期間は8月10日から9月9日まで、勤務開始は10月1日の予定。
教育委員会では「専門的知識を持ち、熱意ある人にぜひ応募してほしい」としている。 -
伊那東小の児童がカワニナを放流
ホタルのエサとなるカワニナの養殖に取り組んでいる、伊那東小学校の児童が2日、伊那市御園の思沢川でカワニナを放流した。
2日は伊那東小学校の児童3人と養殖の指導にあたっている野口輝雄教諭がホタルの名所、思沢川でカワニナを放流した。
児童らは学校でカワニナの養殖をおこなっていて、育ったものを希望者に提供している。
今回希望者を募ったところ、全県から40以上の申しこみがあり、この日は市内4ヶ所をまわった。
提供を受けた思沢川に蛍を育てる会では、「カワニナを育てるのは大変なこと。子どもたちの好意をうれしく思います。」と話していた。
野口教諭と児童らはカワニナの養殖とその提供により、ホタルの舞う地域を増やしていきたいと話している。 -
中高生が伊那警察署で職場体験
将来の職業について考えようと、中学生と高校生が4日、伊那警察署で職場体験を行った。
職場体験をしたのは、伊那市の春富中学校2年の高畑康平君と伊那弥生ヶ丘高校1年の西藤奏子さん。
2人は警察の制服に身を包み、警察の仕事について理解を深めた。
このうち伊那市駅前交番では、駅の駐輪場で、鍵をかけていない自転車や防犯登録していない自転車に注意を呼びかけるカードをつけた。
この後、伊那署管内で自転車盗難が多く発生していることから、駅前で高校生らに注意を呼びかけるチラシを手渡していた。
また、伊那署では指紋をとる鑑識体験も行われ、生徒達は署員に説明を受けながら作業を行っていた。
伊那署では、「職場体験を通し警察の仕事について理解してもらえれば」と話していた。 -
ナロジチ現地報告会
23年前旧ソ連でおこったチェルノブイリ原発事故により放射能で汚染された地域の復興活動に取り組んでいる団体が2日、伊那市西箕輪のロッジ吹上で現地報告会を開いた。
報告会を開いたのは、原発事故の現場から近いナロジチ地区で復興活動に取り組んでいる、チェルノブイリ救援中部伊那谷菜の花楽舎で、会場には住民およそ20人が集まった。
話をしたのは、救援中部と共に、ナロジチで活動しているウクライナの大学のディードゥフ准教授。
ナロジチでは放射能で汚染された土地で作った作物を食べることで被害にあうという悪循環が続いている。
この地域は貧しい人が多いということで、違う土地に移住することも簡単ではないという。
救援中部では菜の花が成長する際、放射能を吸収する性質に注目し、3年前からこの地域に菜の花を植えている。
これにより土壌が浄化され、さらに菜の花から採れるバイオディーゼル燃料により経済効果にも期待している。
燃料を精製するバイオガスプラントも建設されたことからディードゥフ准教授と救援中部では今後ナロジチの住民の協力を得て本格的な稼働に入るという。 -
図書館体験イベント「図書館島体験」
図書館に親しんでもらおうと伊那市の伊那図書館で3日、夏休み中の子どもを対象とした図書館体験イベントが開かれた。
イベントは、図書館の休館日に合わせて毎年この時期に開いているもので、この日は小学1年生から6年生までおよそ10人が集まった。
イベントのうち宝さがしゲームでは、平賀研也館長から紙を渡され、そこに書かれたヒントをもとに図書館にあるものを探した。
紙には、「図書館の中で一番厚い本」「本ではないけれど、図書館で借りられる丸いもの」などといったヒントが書かれていて、子どもたちは図書館の中をあちこちに移動しながら、自分たちの本を探し出していた。
平賀館長は、「図書館にはたくさんの情報が集まっている。子どもたちにはそのことを知ってもらい、自分たちが必要な情報を選び出せるようになってほしい」と話していた。 -
伊那まつりで偽造紙幣
2日夜開かれた伊那まつり花火大会の会場で、偽造紙幣が使用される事件が発生した。
伊那署の発表によると、2日夜と3日、伊那市内に住む2人が5千円札の偽装紙幣合計3枚を持参し伊那署に届け出た。
伊那まつり花火大会の会場で露店からつり銭として受け取った客と、露天商経営者が偽造紙幣に気付き届け出た。
偽造された5千円紙幣は、透かしがなく赤みがかかった色をしていて、3枚とも記番号が同じという。
伊那署によると、偽造紙幣はそれほど精巧なものではなく、明るい場所で確認すればすぐに偽造だと分かるという。
同様の事件が松本ぼんぼんの祭り会場でも発生していて、伊那署では松本市のものと関連性を含めて捜査する方針。
また、祭り会場で買い物をした人は確認をするよう呼びかけている。 -
南ア遭難救助隊員を委嘱
南アルプスで遭難防止活動などを行う救助隊員の委嘱が3日、伊那市役所で行われ、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協議会長の小坂樫男市長が、新たに救助隊員に加わる二人に委嘱状を手渡した。
委嘱されたのは、伊那市の宇治田直弘さんと加藤知樹さん。
協議会では、南アルプスの北部、塩見岳からのこぎり岳までの遭難や事故に対応するため救助隊を設置している。
小坂市長は「南アルプスは幸いなことに遭難などの事故が少ないが、中高年の登山などが増えている。いざという時のために備えてほしい」と話した。
現在、伊那市内では78人が救助隊員として活動している。
二人は今後、訓練を重ね緊急時に備えるという。 -
伊那市西春近踏切で立ち往生
31日午前6時半頃、伊那市西春近の踏切で、自動車が立ち往生し、電車がおよそ40分間停車した。
この事故による、ケガ人はなかった。
事故があったのは、伊那市西春近上島(かみじま)の踏切。
今朝6時半ころ、駒ヶ根市の男性会社員の運転する乗用車が、踏切内で遮断機に衝突した。
このため乗客100人を乗せた、飯田駅・午前5時10分発茅野行きの電車が踏切の手前で停止した。
これにより、この電車が44分遅れたほか、後続の下り快速列車が21分、上り普通列車が43分遅れ、JR東海のまとめによりますと、400人に影響が出たという。
なお、JR東海によりますと、事故後も、踏切は正常に作動しているという。 -
登喜和冷凍が「生こうや豆腐」発表
伊那市西町に本社を置く登喜和冷凍食品(株)は、信州伝統の食材「こうや豆腐」をあらかじめ戻し、パッケージ化した新商品「生こうや豆腐」を、31日に発表した。
31日から発売が始まったのは、「鶴羽二重生こうや豆腐」。
生こうや豆腐は、あらかじめ最適な状態にもどしてあり、パッケージから取り出せば、そのまま調理に使えるという商品。
31日は、登喜和冷凍食品の本社で記者会見が開かれ、登内 英雄社長が商品について説明した。
高野豆腐を製造しているメーカーは、現在国内に6社あり、登喜和冷凍は、そのうちの3番目、18%のシェアを占めている。
現在、不景気の影響もあり、安い食材である高野豆腐は、需要を伸ばしているが、調理方法が分からない世代が増え、今後、需要が伸び悩む可能性がある。
そこで、登喜和冷凍は、業界で初となる、生タイプのこうや豆腐を開発し、販売にこぎつけた。
生こうやは、豆腐のように、そのまま冷奴で食べられるほか、和洋中・デザートと、どのような料理にも応用できるという。
生こうや豆腐は、ナカセンナリという品種の、伊那谷で採れた大豆を使用したタイプが、170円。カナダ産の大豆を使用したタイプが150円の希望小売り価格となっていて、31日から店頭に並んでいる。 -
大東太鼓・島唄コンサート
沖縄県の南大東島の子どもたちによる「大東太鼓・島唄コンサート」が昨夜、県伊那文化会館で開かれた。
コンサートは、2年ぶり、3回目で、文化会館大ホールには、1,650人がつめかけた。
コンサートでは、島の衣装に身を包んだボロジノ娘が、南国情緒あふれる島唄を披露。
島の紹介ビデオなども交えながらコンサートは進み、子どもたちがエイサーを踊ると会場は、一体感に包まれ、盛り上がりを見せた。
南大東島と、北大東島の子どもたちが参加する大東太鼓碧会は、打ち手が入れ替わる回し打ちや、迫力ある揃い打ちを披露。
会場は、アンコールに包まれ、碧会とボロジノ娘の共演で幕が下りた。 -
民主党鳩山由紀夫代表が伊那で演説
民主党の鳩山由紀夫代表が30日、伊那市を訪れ、党の施策を訴えた。
会場となった伊那市民会館には、およそ1500人が集まった。
演説で鳩山代表は、日米間で関税撤廃などの自由貿易協定を結びたいとする衆院選マニフェスト政権公約が農業の壊滅につながると批判を受けていることに対し
自由貿易協定を結んだ場合でも米など重要な作物については例外とする考えを示した。
また農業経営について販売価格が生産費用を下回った場合にその差額を補てんする戸別所得補償制度を定着させたいと主張した。 -
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会
生ごみ処理施設視察伊那市ごみ減量化、資源化推進委員会の委員が30日、駒ヶ根市にある生ごみ堆肥化施設を視察した。
委員約20人が施設を訪れ、生ごみ資源化の現状について説明を受けた。
駒ヶ根市生ごみ堆肥化施設は、市や県の公共施設や近くの一般家庭から出される生ごみを集めて堆肥化していて、1日の処理能力は約900キロとなっている。
駒ヶ根市によると、平成20年度の可燃ごみの搬入量は約6226トンで、このうち3割から4割を生ごみが占めているという。
施設は焼却される生ごみを減らし、堆肥化することで循環型社会の構築を目指している。
視察した委員らは施設について先進的な事例だとして、熱心に説明を聞いていた。 -
伊那市境の交差点で重傷事故
30日午前9時20分ころ、伊那市境の交差点で原付バイクと乗用車が衝突する事故があった。この事故で、バイクに乗っていた女性が腕や足の骨を折る大けがをした。
伊那警察署の発表によると、けがを負ったのは原付バイクに乗っていた伊那市東春近の伊藤はる代さん(77)。伊藤さんの運転していたバイクと、伊那市の女性が運転しいた乗用車が出会い頭に衝突した。
伊藤さんの走っていた道路には、一時停止の標識が設置されていた。
事故原因は現在調査中。 -
松澤ジアン成治君 高校総体棒高跳び3位
奈良県で開かれている全国高校総体の陸上競技男子棒高跳びで、高遠高校3年生の松澤ジアン成治君が3位に入賞した。
松澤君は29日の予選で4メートル70の記録で決勝進出を決めた。
30日の決勝では、1位と同じ5メートルを記録したが、2度失敗したことなどから大会規定により3位となっている。 -
「読書大賞」の候補本発表
上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」の候補本の発表が29日行われ、「ともだち」をテーマとした作品9冊が候補本に選ばれた。
読書大賞は、上伊那の高校8校の図書委員などでつくる上伊那図書館協議会の図書館部会が、今年初めて実施した企画。
各校の高校生に候補本を読んでもらい、良かった作品に投票してもらうことで、「高校性が選ぶ読書大賞」を決定する。
本離れが進む中、この企画に参加してもらうことで、多くの本を読んでもらおうと考えた。
今回は「ともだち」をテーマにしている本9冊を読書大賞の候補本に選んだ。
伊那北高校の図書委員で今回の企画を考えた伊藤翼君は、「友達というテーマの作品なら共感することも多いと思う。企画を通じてたくさんの本を読んでほしい」と話していた。
11月にそれぞれの高校で一次投票を行い、評価点の良い作品を読書大賞に選ぶ。 -
南原市職員みはらしファーム視察
韓国南原市の農業技術センター職員が30日、伊那市羽広のみはらしファームを視察した。
伊那市と南原市は、伊那市の名誉市民で故高木東六さんが作曲したオペラ「春香」の縁で交流が始まった。
この日は南原市の農業技術センター職員5人が、羽広の農家からイチゴの栽培方法などについて説明を受けていた。
南原市農業技術センターのジャン・ドゥ・マン所長は
「農業というのは一次産業として生産だけに限られたものだと思っていました。しかし、今日の視察で生産以外に販売、企画、観光など複合的な産業として位置づけられているのを感じたので参考になりました」と話していた。
南原市農業技術センター職員らは31日、市内の観光施設を視察したのち帰国するという。 -
富県のコワイ夜
ろうそくの明かりで怪談伊那市の富県ふるさと館で29日夜、怪談を語る催し「富県のコワイ夜」が開かれた。
この催しは、夏休み中の小学生の居場所づくりとして行っている富県こどもおいで塾の一環として、富県公民館が開き、約50人の小学生やその保護者が集まった。
話をしたのは、読み聞かせのボランティアグループ「伊那おはなしの会」のメンバーなどで、日本や外国に伝わる怪談を披露していた。
暗くした会場には、ろうそくが灯されたほか、廊下には赤い照明をつけるなどの演出がされていた。
集まった子どもたちは、雰囲気たっぷりの語りに耳を傾け夏の夜を楽しんでいた。 -
公衆衛生専門学校で体験入学
伊那市の長野県公衆衛生専門学校で29日、体験入学会が開かれた。
体験入学は、高校生に歯科衛生士の仕事を知り、進路選択の参考にしてもらおうと行っている。
今年は、3月に長野校が閉校したこともあり、全県下からおよそ30人の高校生が集まった。
高校生たちは、公衆衛生専門校の学生から歯科指導を受けたり、模型を使った歯石の除去などを体験しながら、進路の悩みなどを相談していた。
ある高校性は「実際に体験できて良かった。歯科衛生士を志したいと思った」と話していた。
公衆衛生専門学校の一般入試は来年1月21日に行われる。 -
長雨日照不足対策会議
JA上伊那は29日、長引く雨と日照り不足による農作物の悪影響を防ごうとJA上伊那本所で対策会議を開いた。
JA各支所の営農課長と品目担当者およそ30人が集まり、長雨と日照り不足の対応策を確認した。
会議では農作物の管理についての指針が示された。
水稲については、いもち病が心配されるとして、ほ場の見回りを行い、専用の薬剤を散布するよう呼びかけている。
大豆、ソバに関しては排水対策を実施し、野菜については日照不足で葉が弱っていることから薬害に注意が必要としている。
JA上伊那によると長雨により日照時間は平年と比べて60%から70%になっていることから、現在ブルーベリーや桃の品質が落ちていて、市場からのクレームが発生しているという。
JA上伊那では各支所などを通じて、対策指針を早急に個々の農家へ配布することにしている。 -
伊那名物とビール 初のキャンペーン8月から
ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那手づくり餃子愛好会の共同による初めてのキャンペーンが8月から始まる。
29日、伊那商工会館に3団体の代表が集まり、キャンペーンの内容などについて説明した。
キャンペーンはビールメーカーのキリンの協力で行うもので、それぞれの名物にビールを組み合わせたセットメニューを提供する。
キャンペーンはビールの消費が拡大する8月から1カ月間の予定で24店舗が参加する。
ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那手づくり餃子愛好会では、不況により客足が伸び悩むなか、このキャンペーンで地元飲食店の活性化を図りたい考えだ。
今回のキャンペーンでは、ビールとのセットメニューを注文した人が、キリンオジリナルグッズがその場で当たる抽選クジを引くことができるという。
参加店舗には、キャンペーンオリジナルポスターをはり、伊那の名物をPRするとともに消費拡大につなげたい竏窒ニしている。