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新山小学童クラブ開所式
去年7月から建設工事が行われていた伊那市富県の新山小学校の学童クラブの完成・開所式が13日、行われました。
この日は白鳥孝市長や学童クラブを利用している児童などが式に参加しました。
児童を代表して6年生の伊澤愛羽さんは「完成が楽しみだったので、中に入ることができてうれしい」と話していました。
新山小学童クラブは、新山小学校の給食調理場跡地に新しく建てられました。
玄関ホールには児童が入館後すぐに手洗いできるように洗面台がつくられています。
学習室と指導員室の間に間仕切りがなく、広く目が届くようになっています。
新山小学童クラブは定員が25人で、現在は14人が登録していて、この日から利用を始めたということです。
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市民大学講座 伊那ビデオクラブの作品を鑑賞
伊那市のまほらいな市民大学の講座がニシザワいなっせホールで2月16日に開かれ、伊那ビデオクラブの作品を鑑賞しました。
講座では、伊那ビデオクラブが2006年に新伊那市誕生記念として制作した作品が上映されました。
「三峰川の流れと暮らし」という作品では、昭和36年の三六災害や三峰川の氾濫を鎮め無病息災を祈る行事、さんよりこよりなどが紹介されていました。
「三峰川が結ぶふるさと」では、旧高遠町と旧長谷村の歴史や名所が紹介されていました。
講師を務めた伊那ビデオクラブの赤羽仁会長は「記録として映像を残すことは素晴らしいことです。作品を作ってよかったと未だに思っています。」と話していました。
講座には、まほらいな市民大学の学生およそ80人が参加しました。
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おもちゃドクター養成講座
壊れたおもちゃを修理するボランティア、おもちゃドクターの養成講座が、伊那市の伊那西小学校で開かれました。
養成講座は25日と26日の2日間の日程で開かれました。
講師は、東京都の日本おもちゃ病院協会の下野暁理事が務めました。
25日は入門編として、おもちゃドクターの活動内容などを学びました。
講座には、上伊那を中心に10代から70代まで定員を大きく上回る、およそ40人が参加しました。
下野さんは「子ども達から感謝されることが一番うれしい」と、やりがいなども話していました。
この講座は伊那市の情報と交流の拠点として活動している伊那まちBASEが、上伊那地域でもおもちゃドクターを増やし、世代を超えた交流の場を作ろうと企画しました。
長野県内で養成講座が開かれるのは初めてだということです。
伊那まちBASEでは今後、実習を重ね参加者の有志でおもちゃドクターのボランティア団体を立ち上げたいとしています。
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上伊那の小中学校で卒業式
小中学校の卒業式シーズンを迎えています。
上伊那51校のうち、19校で15日、卒業式が行われました。
このうち、伊那市高遠町の高遠小学校では、34人が卒業を迎えました。
式では、下島弘子校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡されました。
卒業生は、歌の時以外はマスクを外して式に臨みました。
下島校長は「これからも、高遠石工のようにたくましく歩んでいってください」と式辞を述べました。
式が終わると、卒業生の最後の学活が行われました。
卒業生を代表して藤川樹乃さんは、「この6年間の思い出や過ごした大切な時間は、先生や友達がいたからできました。ありがとうございました。」と発表していました。
担任の宇津大地教諭は「中学に行ってもたくさんの宝物が出来る事を願っています。」と話していました。
15日は、上伊那の51校の小中学校のうち19校で卒業式が行われました。
16日は26校で行われます。
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中央区公民館 ロトウザクラ3分咲き
15日の日中の最高気温は18.1度と4月中旬並みの暖かさとなりました。
伊那市の中央区公民館ではロトウザクラが3分咲きとなっています。
午前10時頃、中央区公民館のロトウザクラは3分咲きとなっていました。
公民館によりますと開花は11日で例年より1週間程早く、見ごろは今週末になりそうだという事です。
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親子ラグビー体験会
園児と小学生を対象にした親子ラグビー体験会が4日、伊那市のエレコムアリーナで開かれました。
体験会には、伊那市と箕輪町から園児と小学生6人が参加し、楕円形のボールを使ったゲームなどを楽しみました。
指導したのは元日本代表で2017年の女子ラグビーワールドカップに出場した藤本麻衣子さんです。
藤本さんは「パスを出す時は、相手が取りやすいよう、下から投げて下さい」とアドバイスしていました。
体験会には、藤本さんがコーチを務める伊那北高校ラグビー部の生徒も参加し、手伝っていました。
体験会は、2028年の県内での国体開催に向け、ラグビーの普及を目的に県の補助を受け伊那市総合型地域スポーツクラブが開催しました。
参加したある小学生は「ボールが持ちにくかったが、パスが上手に投げる事ができ嬉しかったです。」と話していました。
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伊那北小学校で3学期の終業式
15日の卒業式を前に、伊那市の伊那北小学校で3学期の終業式が行われました。
伊那北小学校では、各教室でテレビ会議システムを使って終業式が行われました。
終業式では、3年生によるダンスの動画を各クラスで見ました。
校長室からのライブ配信では、6年生2人が作文を発表しました。
三澤葵さんは習い事の剣道について発表していました。
伊藤奏汰君は、友達との関わり方について発表していました。
久保田雅樹校長は「みなさんの体の中には、桜のつぼみのように新しいスタートに向けて身に着けた力が詰まっています。自分らしく美しい花を咲かせてください」と話していました。
終業式のあと、4年生と5年生が15日の卒業式に向け会場の準備をしていました。
体育館に椅子を並べたり、花を飾るなどしていました。
伊那北小学校では15日に卒業式が行われ、38人が卒業を迎えます。
放送エリア内では、15日と16日が卒業式のピークです。
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新宿区の卒業生にアルストロメリアを贈る
伊那市は、友好提携を結んでいる新宿区の小中学校の卒業生に特産品のアルストロメリアの花を贈ります。
14日は市やJA上伊那の職員などが発送作業を行いました。
伊那市は、新宿区の卒業生へ特産品のアルストロメリアを2017年度から贈っています。
今年度は新宿区立の小中学校と特別支援学校の卒業生約2,500人分が用意されました。
新宿区の中学校は17日に、小学校は24日に、特別支援学校は23日に卒業式が行われます。
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事故死した元市社協職員 約1,300万円を横領
今年2月に事故死した36歳の伊那市社会福祉協議会の元職員が、無断で複数の利用者の預金を払い戻すなどして合計約1,300万円を横領していたことがわかりました。
14日は伊那市社会福祉協議会の篠田貞行会長らが記者会見を開き謝罪しました。
この36歳の元職員は今年2月12日に諏訪市で軽自動車を運転し、ビニールハウスに衝突し車両火災を起こして死亡しています。
この職員は、平成31年から認知症や障害などで判断能力が十分でない人の権利を守る成年後見制度の事務を担当していました。
事故死した元職員の残務処理を行ったところ、去年10月から今年2月にかけて、後見制度の利用者5人の預金を9回にわたり無断で払い戻していたことが判明しました。
現金も含め、被害額は1,379万4,906円に上るということです。
市社協では会長を含めた幹部職員については、今後厳正な処分を行う予定で、預金通帳と通帳の履歴のチェック体制の強化など、再発防止を徹底するとしています。
なお、死亡した職員は、仮想通貨の取引を行っていたということです。
市社協では上伊那8市町村の後見業務の委託を受けていて、2月末現在88人が利用しています。
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上伊那20人含む170人新型コロナ感染確認
長野県内で14日、新たに上伊那地域の20人を含む170人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は20人、諏訪保健所管内で29人、佐久保健所管内で19人、飯田保健所管内で14人、松本・長野保健所管内で
それぞれ12人、上田・北信保健所管内でそれぞれ7人、大町保健所管内で4人、木曽保健所管内で2人、長野市21人、松本市23人の合わせて170人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは45万5,982人で入院は173人、死亡は862人です。
13日午後8時現在の確保病床使用率は19.7%となっています。
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新型コロナ感染防止対策でのマスクの着用 ルール緩和
新型コロナウイルスの感染対策としてのマスクの着用ルールが13日から緩和され、屋外・屋内ともに個人の判断に委ねられるようになりました。
商店街を歩く人や商店主などに話を聞きました。
国や県では、これまで屋内では原則としてマスクを着用することを求めていましたが、13日から個人の判断に委ねられるようになりました。 -
新山小6年生 獅子舞披露
伊那市の新山小学校の6年生は6日、伊那市長谷の高齢者福祉施設デイサービスセンターやすらぎを訪れ、獅子舞を披露しました。
6日は、新山小学校6年生10人が3年間取り組んできた獅子舞を利用者に披露しました。
児童は4年生の時に総合学習の時間で伊那地域の文化を学び、獅子舞に興味を持ったということです。
伊那市富県の「歌舞劇団田楽座」や「貝沼獅子舞保存会」から獅子舞を教わったということです。
段ボールでつくった獅子頭を使って、オリジナルの獅子舞を披露しました。
交流を深めようと、お手玉をつかったゲームをしました。
児童と利用者がペアになり、だるまのイラストが書かれた的に向かってお手玉をなげました。
デイサービスセンターやすらぎでは、小学生との交流をこれからも続けていきたいと話していました。
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歴博講座 伊那食品工業 塚越さんが講演
伊那市の高遠町歴史博物館の「歴博講座」が、高遠町総合福祉センターやますそで4日に開かれ、伊那食品工業株式会社 最高顧問の塚越寛さんが講演しました。
この日は伊那食品工業 最高顧問の塚越寛さんが、会社経営の経験をもとに、住民が一体となった地域づくりについて話をしました。
塚越さんは、会社や地域の中で、そこにいる人がプライドを持つことが大切だとし、『日本で最も美しい村』連合に加盟している高遠町についても、「住民が自信とプライドを持ってまちづくりをしてほしい」と話していました。
歴博講座は、高遠町歴史博物館が開いているもので、今回は地元企業の経営者などを招く第一弾として塚越さんが講演しました。
会場には、上伊那地域の120人が訪れ、話を聞きました。
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全国芝平会が高齢化で解散
伊那市高遠町の芝平地区から転出した住民でつくる全国芝平会は会員の高齢化などにより40年近い歴史に幕を下ろしました。
11日は伊那市高遠町の高遠さくらホテルで総会が開かれ、県内外からおよそ50人が出席しました。
昭和20年頃、芝平にはおよそ100戸500人が住んでいて、林業や養蚕で栄えていました。
しかし、昭和36年の豪雨による三六災害の被害を受け、住民たちは集団移住しました。
上伊那や県外に移住した元住民は昭和60年に全国芝平会を発足させました。
3年に一度集まり、交流を深めてきました。
当初会員は400人ほどいましたが、高齢化などで会の出席者が減ったことから会員にアンケートをとり解散を決めたということです。
総会の後の懇親会では思い出話などに花を咲かせていました。
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高校生が企画した手話交流イベント
伊那市の伊那弥生ケ丘高校2年の河野和真さんは、耳の不自由な人と健聴者が手話で交流するイベントを12日に伊那まちBASEで開きました。
イベントを企画した河野和真さんです。
河野さんは中学生の時に手話に興味を持ち、独学で練習しているということです。
12日は上伊那を中心に、手話に関心のある人と聴覚に障害のある人のあわせて10人が参加しました。
参加者は最初に手話で自己紹介をしたり、ゲームをして楽しみました。
この後、参加者は手話を交えながら、市街地を歩きました。
河野さんは学校の総合的な探求の時間で観光について学び、手話と結びつけた観光要素のあるイベントができないかと企画しました。
12日は、ほかにりんごに竹串をさしてりんご飴づくりを行いました。
河野さんは「聴覚障がいの理解と触れ合う機会を今後も増やしていきたい」と話していました。
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アド・コマーシャル株式会社が伊那市に寄付
伊那市の広告代理店アド・コマーシャル株式会社は、ワイヤレスアンプセットを伊那市に贈りました。
2月22日は、アド・コマーシャル株式会社の赤羽悠一社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
アド・コマーシャル株式会社は、八十二銀行の地方創生・SDGs応援私募債を発行しました。
この私募債は手数料が優遇されていて、その割引分で今回ワイヤレスアンプセットが寄付されました。
赤羽社長は「春の高校伊那駅伝などで活用してもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「各種行事で欠かせない機器なのでありがたい」と話していました。
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東日本大震災から12年
東日本大震災の発生から12年になります。
伊那市内でも11日、震災発生時刻の午後2時46分にはサイレンが鳴らされ、犠牲者の冥福を祈りました。
伊那市西春近の三浦里う子さん。
2年前に亡くなった夫の満さんと福島県浪江町から2012年に伊那市へ避難してきました。
三浦さんの自宅は福島第一原発から5キロ離れた場所にありました。
津波で流され、2016年の取材当時は土台しか残っていませんでした。
妻の里う子さんは現在、浪江町から西春近へ移り住んだ孫夫婦と生活を送っています。
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古流松藤会伊那支部いけばな展12日まで
生け花が並ぶ、古流松藤会伊那支部の創立60周年を記念した作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで11日と12日の2日間、開かれています。
古流松藤会には会員25人が所属していて、「いけばなガーデン・出会いのよろこび」をテーマに作品およそ50点を展示しています。
古流松藤会伊那支部のいけばな展は12日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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上伊那地区企業説明会
来年春に卒業する大学生や短大生などを対象にした上伊那地区企業説明会が、伊那市のJA上伊那本所で10日に開かれました。
10日は、上伊那の製造業や建設業など81社が参加しました。
説明会は、来春卒業予定の学生の就職活動が今月から本格的に始まったことに合わせ、地元企業でつくる伊那職業安定協会が開いたものです。
去年は、新型コロナ感染防止のためオンラインで行われましたが、今年は2年振りに対面のみで行われました。
各企業のブースでは、人事担当者が訪れた学生に自社製品などについて説明をしていました。
伊那職業安定協会によりますと来春の新卒についても今年に続き売り手市場が見込まれるということです。
説明会には、84人が参加したということです。
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箕輪町の魅力パンフレットに
箕輪町の箕輪中学校3年6組の生徒は、町の魅力を発信するパンフレットを作成し10日、白鳥政徳町長に手渡しました。
生徒が作成したパンフレットには、もみじ湖や赤そばの里の写真を掲載し、生徒目線でそれぞれの魅力を書きました。
また町内の地図に、観光スポットの位置情報なども掲載しました。
10日は、3年6組の生徒19人が役場を訪れ、白鳥町長にパンフレット200部などを手渡しました。
6組の生徒は、地元について学ぶ「箕輪学」で、自分たちが住む箕輪町の魅力について学習してきました。
「自然や人と触れ合い箕輪町民として誇りを持つ」を最終目標に掲げ、町の魅力を発信するパンフレットを作成することになりました。
生徒たちは、制作費用に充てるため、りんごチップスなどを作り去年12月に校内販売をした、売り上げの一部4万1192円を福祉に役立ててもらおうと寄付しました。
白鳥町長は、「町民や観光客のみなさんに見ていただけるよう有効活用させていただきたい」と感謝していました。
パンフレットは、町民ホールや農産物直売所みのわテラスに置く他、移住に関するイベントなどで活用されるということです。 -
中央大学バスケ部 高遠町で春合宿
去年行われた全国大会でベスト8に入った、中央大学男子バスケットボール部が伊那市高遠町の高遠町文化体育館で、9日から春合宿を行っています。
新1年生から新4年生までの部員とマネージャー、合わせて28人が、合宿をしています。
例年は千葉県で合宿をしていて、伊那市での合宿は初めてです。
より集中して合宿に取り組める環境を探していたところ、高遠町でミニバスを指導する五嶋博之さんと親交のある部員がいたことが縁で、高遠町で合宿をすることになったということです。
男子バスケットボール部では今月から新入生9人が加わり、合宿では基礎練習や体づくりを中心に行うということです。
5月上旬には、東京都で行われる関東大学バスケットボール選手権大会に参加する予定だということです。
男子バスケットボール部は13日(月)まで高遠町で合宿を行う予定で、11日(土)は東海大諏訪高校と練習試合を行う予定です。
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長野県公衆衛生専門学校卒業式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で卒業証書授与式が10日に行われ、18人が3年間過ごした学び舎を巣立ちました。
式では小野豊朗校長から卒業証書が手渡されました。
今年度の卒業生は18人です。
就職先の内訳は、県内の歯科診療所に16人、県外の診療所が2人となっています。
地域別では、上伊那が7人、諏訪地域が5人などとなっています。
小野校長は「みなさんが考える理想の歯科衛生士になれるよう頑張ってください」と話していました。
卒業生を代表して中田未来さんは「患者に寄り添い信頼されるよう努力していきます」と話していました。
卒業生は5日に歯科衛生士の国家試験を受けていて、24日に合格発表があるということです。
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伊那市役所で伊那駅伝の応援旗を展示
3月19日に開催される春の高校伊那駅伝を盛り上げようと、伊那市役所に応援旗が展示されています。
応援旗は、春の高校伊那駅伝実行委員会が1校1チーム応援運動と題し、2012年から毎年行っているものです。
市内の小中学校や保育園・幼稚園、介護施設など73団体によって作られたおよそ220枚が展示されています。
応援旗は15日まで市役所に展示されていて、大会前日の18日からは伊那市陸上競技場周辺に設置されます。
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歴史博物館特別展「伊那のお寺と仏教文化」
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で、第78回特別展「伊那のお寺と仏教文化」が開かれています。
初日のこの日は、オープニング式典が開かれ、伊那市教育委員会や歴史博物館の関係者など27人が参加しました。
会場には、仏画や仏像、書画など40点が並んでいます。
こちらは伊那市高遠町藤沢の廣勝寺で保管されている「十六善神図」です。
仏教の教えが書かれた経典「大般若経」を守る釈迦三尊などが描かれています。
江戸時代に描かれたもので、鉱物や金を混ぜた絵の具を使い、色鮮やかなのが特徴です。
展示品は宗派の異なる市内9つの寺院などに保管されています。
今回の特別展は市内の仏教文化について理解を深めてもらおうと企画されたものです。
特別展「伊那のお寺と仏教文化」は6月18日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
入館料は一般400円、高校生以下は無料です。
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伊那まちレコード喫茶 レコード持ち寄り楽しむ
お気に入りのレコードを持ち寄り楽しむイベント、伊那まちレコード喫茶が2月22日に伊那市内で開かれました。
伊那まちレコード喫茶は、地元の愛好家で作る、伊那まちレコード喫茶を楽しむ会が初めて開いたものです。
イベントは伊那市通り町の伊那まちBASEで開かれました。
きょうは、上伊那を中心におよそ20人が集まり、参加者が持ち寄った昭和歌謡など9曲を聞きました。
中には高校生の参加者もいました。
次回は3月15日の午前10時から開かれる予定で、レコードを持っていない人でも参加可能だということです。
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伝統野菜オンラインシンポジウム
県内のケーブルテレビ局と信州大学は、伝統野菜に関するオンラインシンポジウムの収録を9日に行いました。
収録は、伊那ケーブルテレビを主会場に飯山市と松川町のケーブルテレビのスタジオをつないで行われました。
信州伝統野菜認定委員会の座長で信州大学農学部の松島憲一教授と、日本における伝統野菜の第一人者で山形大学農学部の江頭宏昌教授が解説者として参加しました。
シンポジウムでは、県内各局で今年度作成した8種類の伝統野菜の映像を紹介しながら、その特徴や希少性などについて理解を深めました。
生産者もリモート出演し、伝統野菜の存続などについて意見を交わしました。
信州の伝統野菜は現在81種類が認定されています。
このプロジェクトは、信州大学と長野県ケーブルテレビ協議会が締結している連携協定の一環として伝統野菜を映像で残す取り組みです。
このオンラインシンポジウムの模様は県内のケーブルテレビ各局で放送される予定です。
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前原の太陽光発電計画 業者の手続きに不備
伊那市前原で建設が予定され、去年9月に条例逃れを指摘されていた太陽光発電施設について、新たに業者の手続きに不備があったことが明らかになりました。
これは、8日に開かれた市議会3月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、市が答えたものです。
この太陽光発電施設は、県外の業者が前原の山林で計画しているもので、去年9月に登記を分筆することにより住民の同意を得ず計画を進める「条例逃れ」との指摘を受ける事案がありました。
今回は、それとは別に、建設に関わる水路工事の手続きに不備があることがわかりました。
通常、林地開発の際、下流に雨水などが過剰に流れ込むのを防ぐため、調整池の設置が義務付けられています。
この業者は、調整池から流れる水を既存の道路側溝に流すため、側溝の拡張工事を行いましたが、道路側溝と調整池を接続するための「道路占用許可」の申請が出されていませんでした。
他にも、側溝工事では申請したものと異なるU字溝が使われていたということです。
また、開発地の下流にある野底の住民の同意が得られていなかったことも明らかになったということです。 -
伊那小5年忠組 報道について学ぶ
伊那市の伊那小学校の5年忠組は、社会科の授業の一環で、伊那ケーブルテレビの会社見学を8日に行いました。
この日は、5年忠組の児童30人が伊那ケーブルテレビを訪れ、2班に分かれて番組制作や報道について学びました。
忠組では、社会科のメディア学習の一環で報道について学んでいます。
児童たちは、取材を受ける側、発信する側両方について学ぶため、2月にクラスで取り組むラーメン作りの取材を受けました。
今回は、番組がどのように作られているかを知るため会社見学を行いました。
児童たちは、アナウンサー、カメラマンなどに分かれ、実際の番組収録を体験していました。
収録のあとは、完成した映像を全員で確認していました。
忠組では、「今回の体験で、普段何気なく見ている番組の見方が変わり、作り手の努力などを感じたい」と話していました。
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伊那市女性団体連絡協議会 古布を寄贈
伊那市女性団体連絡協議会は、ボランティア活動で集めたタオルなどの古布を伊那市社会福祉協議会へ1月25日に寄贈しました。
1月25日は、伊那市女性団体連絡協議会の芳賀和代会長ら5人が福祉まちづくりセンターを訪れ、森田英和事務局長に古布およそ65キロを贈りました。
伊那市女性団体連絡協議会の各会員に呼びかけ、タオルなどの古布を集めました。
芳賀会長は「会員の方々の協力にとても感謝している。この活動を少しでも長く続けていきたい」と話していました。
寄贈はボランティア活動の一環として、平成15年から毎年行われています。
古布は、市社協の各事業所に贈られ介護に役立てられるということです。
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市議会一般質問 副業・兼業の制度検討へ
伊那市の白鳥孝市長は、職員の副業・兼業について、「職員が持っているスキルを地域貢献という形で公務以外でも発揮していくのは重要なことだ」という考えを示しました。
これは7日市役所で開かれた市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
現在伊那市の職員の副業・兼業は必要な場合、申請による許可制となっているということです。
白鳥市長は「現在許可基準は明確になっていない。県の取り組みを参考にしながら社会貢献をしやすい制度の検討をすすめていきたい」としています。
また、民間人が副業として行政の職務を行うことについては、様々なスキルを持った民間人の活用は有効だとして、「今後短時間勤務などで前向きに検討していきたい」と話していました。
また去年12月に再認定を受けた伊那市・飯田市・大鹿村にまたがる南アルプスジオパークについて、市民の認知度を上げるために、フォトコンテストの開催や紹介動画を制作していく考えを示しました。