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伊那市三峰川総合開発事業対策協議会
戸草ダム建設や美和ダム再開発事業について協議する伊那市三峰川総合開発事業対策協議会が伊那市役所で25日に開かれました。
協議会では、天竜川上流河川事務所と三峰川総合開発工事事務所が事業の説明を行いました。
天竜川上流河川事務所は、気候変動による河川整備の基本方針と整備計画の新たな見直しに向けた国の動向などの情報を共有しました。
三峰川総合開発工事事務所は、一時的に土砂をためておく、美和ダムのストックヤード施設の試験運用を行い、魚などへの影響はないことが報告されました。
会長の白鳥孝伊那市長は「大雨などの災害が各地で起きている。戸草ダムの建設を含めた総合的な治水対策につながるよう要望活動を強化していきたい」と話していました。
協議会にはおよそ20人が出席しました。
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保育園で消防防災体験会
伊那市消防団西箕輪分団第一部による消防防災体験会が26日に伊那市の西箕輪保育園で開かれました。
園児およそ100人が参加し、西箕輪分団の7人が講師をつとめました。
体験会では子どもたちが消防団の車に乗ったり警鐘を鳴らすなどしていました。
体験会は消防団のイメージアップを図ろうと初めて企画されたものです。
保育園に子どもを預けている団員が3人いることから西箕輪保育園で行われました。
また防災クイズが行われ火事が起きたら大人を呼ぶことなどを学んでいました。 -
まほらいな市民大学 修了証書授与式
伊那市が生涯学習の場として開いている、まほらいな市民大学と大学院の修了証書授与式が26日ニシザワいなっせホールで開かれました。
学長の白鳥孝伊那市長から修了証書が授与されました。
この日は市民大学第24期生31人と大学院第8期生6人が修了しました。
市民大学修了生を代表して小池和広さんは「新たな知識に多く接することができた。2年間の学習成果を役立てこれからも地域の活性化に貢献していきたい。」と話しました。
自分でテーマを決め、1年間研究する大学院を修了した中山恵理さんは「活動するたびに新たな発見や感動が生まれた。充実した学びを得られた」と話しました。 -
伊那養護学校 演劇を活用し表現力を高めるWS
演劇を活用し、子どもたちの表現力やコミュニケーション力を高めるワークショップが、伊那市の伊那養護学校で26日に開かれました。
ワークショップには、伊那養護学校高等部の生徒と教諭30人が参加しました。
講師を務めたのは、飯田市を拠点に、演劇の様々な要素を教育に活用するドラマ教育に取り組む小林英樹さんと、長野市を拠点に演劇を使ったワークショップを企画する若林優也さんです。
この日は、6つのグループに分かれ、ゲームを行いました。
与えられたお題を、言葉を使わずに表すゲームでは、チームごとに協力していました。
主催した長野県と県教育委員会では、文化芸術振興計画の一環として、演劇やダンスなどの手法を活用し、表現力やコミュニケーション力を高める教育プログラムを2018年度から行っています。
このプログラムは、希望のあった県内の小中学校や高校、特別支援学校に講師が派遣され、伊那養護学校を含め、15校で実施されました。
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有志が企画「ショッカクフェス」
伊那市の有志が企画したイベント「ショッカクフェス」が春日公園で23日に開かれました。
イベントには、地元飲食店のキッチンカーや、輪投げ、射的などのブースが並びました。
このイベントは、子どもたちに楽しんでもらおうと、地域の飲食店などを動画で発信しているグループが企画したもので、今年で3年目です。
企画したグループは「伊那を盛り上げられるよう、今後も継続して開催していきたい」と話していました。
会場には親子連れなどおよそ400人が訪れました。
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燈籠祭 高遠ばやし巡行
伊那市高遠町で燈籠祭の宵祭が22日に行われ、商店街にほおずき提灯が灯されました。
燈籠祭は五穀豊穣を願う鉾持神社の秋の例大祭にあわせ行われています。
この日は霜町連が高遠ばやしを演奏しながら町内を練り歩きました。
燈籠祭は、新型コロナの影響で規模を縮小して開催していましたが、今年は4年ぶりに高遠ばやしの巡行が行われました。
燈籠祭に合わせ、建福寺ではライトアップが行われました。
門前では、高遠小学校の5.6年生らが制作した経木の燈籠130基が並べられ、灯りがともされました。
石仏もライトアップされ、建福寺の門前は幻想的な雰囲気に包まれていました。
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第32回信州伊那井月俳句大会
漂泊の俳人、井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が10日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
最高賞の井月俳句大賞には、東京都の綾野まさるさんの作品「賑やかに 別れるための 西瓜切る」が選ばれました。
綾野さんは都合により表彰式は欠席となりました。
大賞をあわせ12人が受賞し、10日は出席した3人に表彰状が手渡されました。
俳句大会には高校・一般の部に321人から1,364句、小中学校の部は1,573人から2,119句の応募がありました。
信州伊那井月俳句大会実行委員会の北原明委員長は「最近は井月が広く知られるようになった。今後も多くの人に親しまれる俳句大会にしたい」と話していました。
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宮下一郎農林水産大臣が地元入り 就任報告会
第2次岸田再改造内閣で初めての閣僚入りとなった長野5区選出の宮下一郎衆議院議員が24日に、農林水産大臣就任後初めて地元入りしました。
24日は、「農林水産大臣就任報告会」が、JA上伊那本所で開かれ、宮下大臣と昌子夫人に花束が贈られました。
宮下大臣は、集まった160人の後援会員らを前に、意気込みを語りました。
宮下大臣は23日に長野県入りし、中野市のきのこ農家を視察しました。
24日は、午前中に飯田市で、午後は伊那市で就任報告会を開きました。
宮下大臣は、24日中に東京に向かうということです。 -
南福地御柱祭 里曳き・建御柱
7年毎に一度行われる、伊那市富県南福地の御柱祭で、里曳きと建御柱が24日に行われました。
三と四の柱は23日に建てられ、この日は一と二之柱の里曳きが行われました。
このうち一之柱はおよそ1キロの道のりを曳行しました。
今回の里曳きは、氏子の高齢化などの理由から、トラクターを使い柱を引きました。
里曳きの途中では、南福地の保存会のメンバーが長持ちを披露しました。
南福地の御柱祭は、諏訪大社の御柱祭の翌年に行われています。
今年はおよそ90戸が氏子になっています。
柱の長さは7年ごとに3センチずつ伸ばしていて、今回の一の柱は全長6メートル83センチです。
諏訪神社に近づくと柱に綱をつけ、氏子の人たちが引き始めました。
南福地の御柱祭の最大の見せ場であり難所の石段は、掛け声と共に一気に引き上げました。
午後2時過ぎに一とニ之柱の建御柱が始まりました。
およそ200人の氏子たちが見守る中、柱が建てられました。
御幣は南福地長持ち保存会の牛山規夫さんが打ちつけました。
つけ終わると、全員で万歳をしました。
次回の南福地の御柱祭は2029年です。
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伊那西高校定期演奏会
伊那市の伊那西高校の3つのクラブ合同の第20回定期演奏会が、伊那文化会館で18日、開かれました。
定期演奏会は、合唱クラブ、吹奏楽クラブ、お箏クラブ合同で開かれました。
新型コロナの影響でここ数年は人数を制限していましたが今年は4年ぶりに通常開催しました。
定期演奏会は、日ごろの練習の成果の発表の場として開かれていて3年生にとっては最後のステージとなります。
お箏クラブが定期演奏会に出演するのは今年で2回目で、生徒たちは、琴の音色を響かせていました。
吹奏楽クラブは、コンクールの課題曲やポップスなどを演奏しました。
合唱クラブは、コンクールの課題曲や合唱曲などを歌いました。
会場には、友人や保護者たちが訪れ、それぞれのステージを楽しんでいました。
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暑さ地蜂にも影響か…
伊那市地蜂愛好会の会員は、山で捕ったクロスズメバチ通称地蜂の巣を自宅で育てています。
今年は暑さの影響で多く会員が育てるのに悪戦苦闘しています。
伊那市地蜂愛好会会長で西箕輪の山口政幸さんです。
山口さんは、蜂を飼って65年の大ベテランで、今年は自宅の庭で6つの巣を育てています。。
40人ほどいる会員のうち7割が11月の地蜂の巣の重さを競うコンテストに向けて、餌を与えるなどして育てています。
今年は、7月からの暑さで蜂の通いが悪く、過去をみてもこのような年はないと山口さんは話します。
今月開かれた役員会で会員の半分近くが巣を駄目にしてしまったとの報告があったということです。
気温が高いため、山口さんは、毎日巣箱の周りに水をまくなどして対応してきました。
また、今年は山で巣を見つけるのにもひと苦労したということです。
日中の気温が20度から23度ほどになれば蜂の通いも良くなり大きい巣ができるのではと期待しています。
伊那市地蜂愛好会は、蜂追い文化を継承しようと活動しています。
今年の、地蜂の巣コンテストは、11月5日に西箕輪のみはらしファームで行われます。 -
パネックス 非常用のパン2万個を伊那市に寄付
伊那市東春近に工場があるパン製造・販売を行う株式会社パネックスは長期保存が出来る非常用のパン2万個を伊那市に寄付しました。
19日市役所で寄贈式が行われ株式会社パネックスの前野朝彦社長が白鳥孝市長に目録を手渡しました。
寄贈されたのは非常食用のパン2万個です。
酵母菌やバターなどを厳選し脱酸素剤を使うことで保存料を使うことなく5年間保存出来るということです。
今回贈られたパンは指定避難所になっている小中学校18か所に保管されます。
前野社長は「災害時に帰宅できなくなった子どもの非常食などに役立ててもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「学校の防災教育にも役立てていきたい」と話しました。
株式会社パネックスは2018年から市と災害時応援協定を結んでいて、今回は長期保存ができるパンを寄贈しました。
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人権教育講演会「満蒙開拓から人権について考える」
中国東北部にかつて存在した満州国に農業移民として渡った満蒙開拓団の歴史を通じて人権について考える講演会が8月31日に伊那市のいなっせで開かれました。
講演会では「満蒙開拓から人権について考える」と題して阿智村の満蒙開拓平和記念館事務局長の三沢亜紀さんが話をしました。
三沢さんによると満蒙開拓では日本全国から約27万人の農業移民が旧満州国へ渡り、長野県からは3万3千人と全国で最も多いということです。
三沢さんは故郷に帰ってきた人たちが親族から自分だけ帰って来ことを責められ、「過酷な体験が共感してもらえなかった」と話していました。
講演会は公益社団法人上伊那教育会がひらいたものでおよそ40人が参加しました。
上伊那の教職員のほか、今年は4年ぶりに一般参加もありました。
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ミヤマシジミ復活目指しコマツナギ植付
4年前まで天竜川と三峰川の合流点付近で生息が確認されていた絶滅危惧種の蝶ミヤマシジミを復活させようと、天竜川上流河川事務所などは餌となるのコマツナギを21日現場に植え付けました。
この日は天竜川上流河川事務所や河川の除草作業を行っている守屋建設、ミヤマシジミ研究会の15人程がコマツナギの苗130本を三峰川の堤防に植えました。
コマツナギはミヤマシジミの幼虫の餌となりますが、河川整備や植生の変化などが原因で減っています。
ミヤマシジミは2.5~3センチほどの小さな蝶で環境省の絶滅危惧種に指定されています。
現在は長野県南部や静岡県、山梨県など限られた場所でしか生息していないということです。
4年前まで天竜川と三峰川の合流点にミヤマシジミが生息していたということですが、コマツナギの群落が減少したことにより姿が見られなくなっていました。
ミヤマシジミを復活させようとこの取り組みが始まりミヤマシジミ研究会会員や伊那西小学校児童が苗を育ててきました。
コマツナギは落葉小低木で最大の樹高は70~80センチほど、2年ほどでその高さに成長するということです。
来年の9月ごろにはミヤマシジミの成虫を移殖して卵を産みつけさせ、うまくいけば再来年の春に孵化するということです。 -
東ティモール大使 伊那市を表敬訪問
東南アジアの国、東ティモール民主共和国の駐日大使が20日伊那市の白鳥孝市長を表敬訪問しました。
20日は、東ティモールのイリディオ・シメネス・ダ・コスタ大使ら4人が市役所を訪れました。
東ティモールと伊那市は、元東ティモール全権大使の北原巖男さんが伊那市出身だったことが縁となり交流をしています。
東京オリンピックでは、ホストタウンとなり選手団を受け入れました。
今回は、オリンピックでのお礼や、伊那市が行っている遠隔医療、ダム施設の見学などの為、訪問したという事です。
白鳥市長は伊那市が行っている遠隔医療について「世界で困っている国に広げていきたい。
伊那の技術を東ティモールでも活用してほしい」と話していました。
イリディオ大使は「東ティモールは乳幼児の死亡率が高い。病院に行くことをあきらめている人もいるので、活用したい技術だ」と話していました。
伊那市では、来月18日から21日に東ティモールのオリンピック選手など6人を招き市民とのスポーツ交流会を開く予定です。 -
音訳ボランティア養成講座
音訳について学ぶ音訳ボランティア養成講座が20日に伊那市の伊那図書館で開かれました。
この講座は、新聞記事をCDに録音して届ける活動をしている音訳ボランティア「鈴音の会」が会員の技術向上と新規会員募集のために毎年開いています。
今回の講座には、会員11人のほかボランティアに興味のある7人が参加しました。
講師は、飯田市立図書館の音訳ボランティアグループに所属している熊谷祥子さんが務めました。
熊谷さんは「字を読むのではなく、言葉を声に変えて読むことが大事です。音訳は聞き手が情報を得るために利用するものなので、内容が正しく伝わるように読んでください。」と話していました。現在は伊那市と駒ヶ根市の合わせて5人がCDを利用しているということです。
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役目を終えた御柱を倒す
7年毎に1度、伊那市富県南福地で行われる御柱祭。
前回2017年に建てた御柱を倒す柱休めが18日、行われました。
18日は、南福地の諏訪神社に祭典委員や氏子およそ30人が集まりました。
前回建てた4本の柱を重機で慎重に倒しました。
倒した柱は、チェーンソーで1mほどに切り丸太にしました。
4本の柱は、1時間ほどで無事に倒されました。
伊那市富県南福地の御柱祭は24日にクライマックスを迎えます。
24日は一と二の柱の里曳と建御柱が行われ、神社参道の石段を引き上げるのが見所となります。
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つかはら 高温などの影響でイナゴ不作に
伊那谷の珍味の一つ、イナゴ。
本来なら採集の時期となりますが、今年は夏の高温や大雨の影響で発生量が減っているということです。
伊那市上新田の「つかはら」では、イナゴの田舎炊きのパックづめ作業が行われていました。
19日は20キロを加工しましたが、イナゴはすべて去年のものです。
仕入れを担当する2代目の塚原保治さんです。
つかはらでは、毎年、新潟県や山形県、秋田県などからイナゴを入荷しています。
稲刈りが終わると本格的な入荷が始まるということですが、今年は高温や大雨の影響でまだだということです。
不作の一方、昆虫食への注目もあり、注文は年々増加しています。
気候の変化は、伊那谷の郷土食にも影響を及ぼしています。
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サン工業 伊那市に300万円寄付
伊那市西箕輪の金属表面処理加工業サン工業株式会社は、伊那市に300万円を19日寄付しました。
19日は、サン工業株式会社の川上健夫社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業は、地域貢献の一環として2013から毎年伊那市に寄付を行っています。
寄付の総額はおよそ2,500万円で、小中学校の電子黒板や保育園の食器の購入などに充てられています。
白鳥市長は「子どもたちが本物に触れたり興味を広げられる教育に取り組んでいきたい」と話していました。
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地価公示 南箕輪の住宅地横ばい
長野県は、7月1日現在の地価公示価格を19日公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が横ばいで、他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、70地点で上昇、36地点で横ばい、166地点で下落となりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の平均変動率は、伊那市は1.2%の下落、箕輪町は1.8%の下落、南箕輪村は横ばいでした。
伊那市は25年、箕輪町は24年連続の下落、南箕輪村は5年連続の横ばいとなっています。
商業地は、県内111地点で調査が行われ、21地点で上昇、26地点で横ばい、63地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市が1.6%の下落、箕輪町が2.3%の下落、南箕輪村は1.8%の下落となっています。
伊那市は21年、箕輪町は26年、南箕輪村は25年連続の下落となっています。
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春近郷ふれ愛館で連鶴教室
一枚の和紙から複数の鶴を折る連鶴の教室が、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で17日開かれました。
連鶴は、一枚の紙に切り込みを入れ、複数の鶴を折ります。
江戸時代に三重県桑名市の僧侶が考案したとされていて、桑名市の無形民俗文化財に指定されています。
教室は、宮田村在住の中城忍夫さんが指導を行っていて、この日は6人が参加しました。
中城さんは、南信の4か所で教室を開いています。
中城さんは「折り目を正確につけることや、机の上に置くのではなく、手で持って折ることが綺麗に作るポイントです」とアドバイスしていました。
連鶴教室は、春近郷ふれ愛館で毎月第3日曜日に開かれています。
制作した作品は、11月4日と5日に行われる東春近地区の文化祭で展示されます。
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東部中 吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が伊那文化会館で17日、開かれました。
定期演奏会は、練習の成果の発表の場として年に1度開かれていて今回が19回目です。
吹奏楽部は、1年生から3年生まで合わせて51人で活動しています。
17日は、コンクールの課題曲やポップスなど13曲を演奏しました。
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西町区敬老会 4年ぶりに開催
18日は敬老の日です。
伊那市の西町区では75歳以上の高齢者を招いての敬老会を西町公民館で17日、開きました。
敬老会には、西町区に住む75歳以上の高齢者719人のうち54人が参加しました。
新型コロナの5類移行に伴い、4年ぶりに通常開催しました。
17日は、地元の竜南保育園の年長園児が歌を披露しました。
また、伊那小学校の児童が書いた手紙が出席者に贈られました。
17日は、演歌歌手や地元のサークルなどによるステージ発表も行われ、参加者は食事をしながら楽しんでいました。
小西武夫西町区長は「区の発展に尽力していただいた事へ感謝し、これからも元気に活躍していただきたい」と話していました。
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信州ブレイブウォリアーズが伊那で6年ぶりの試合
男子バスケットボールBリーグの10月のシーズン開幕を前に、信州ブレイブウォリアーズと新潟アルビレックスBBのプレシーズンマッチが16日に伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで行われました。
ブレイブウォリアーズが伊那市で試合を行うのは6年ぶりです。
試合は85対80でブレイブウォリアーズが勝ちました。
Bリーグは10月5日に開幕します。
ブレイブウォリアーズの開幕戦は10月7日に長野市のホワイトリングで茨城ロボッツと対戦します。
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西春近南小学校で運動会
秋の運動会シーズンが始まり、伊那市内の小学校で運動会が16日に開かれました。
西春近南小学校でも運動会が開かれ、全校135人の児童が紅組と白組に分かれて競い合いました。
3年生のかけっこでは、ゴールを目指して走っていました。
5・6年生の全員が参加したリレーでは、児童や保護者の声援を受けながらバトンを渡していました。
1・2年生はダンス「かぜ吹け!伊那の谷」を披露しました。
西春近南小学校では「暑い日が続き練習も大変だったが、児童が頑張る姿を沢山の人に見てもらえて嬉しい」と話していました。
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A・コープ美すず店 改装オープン
伊那市美篶のA・コープ美すず店が15日改装オープンしました。
午前9時のオープン前から多くの客が訪れ、予定より5分早めて開店しました。
売り場の充実を図ろうと2日から改装工事を行いました。
クリーニングコーナーをなくし、品揃えの充実を図った他、店内のレイアウトを変更して明るく見やすい売り場づくりを心がけたということです。
直売コーナーは、店舗の顔となる売り場として地元の農家が出荷した農産物が並びます。
記念イベントとして16日、17日は手打ちそばの実演販売が行われ17日は、県のPRキャラクター「アルクマ」が来店することになっています。 -
漸進展 今回が最後
伊那市在住の画家による第20回記念「漸進展」が15日から、伊那市のいなっせで始まりました。
今回でこの展示会は最後となります。
会場には、会員4人が描いた油彩画や水彩画など15点が並んでいて、元会員の作品も展示されています。 漸進展は、いなっせのオープン記念として始まりました。
国画会準会員で2021年に亡くなった伊那市の小林修一郎さんが、中央の展覧会に出品している人たちに声をかけて展示会が始まったということです。
漸進は、ゆっくり、少しづつ、進んでいくという意味が込められています。
8人程いた会員は、高齢化などにより現在4人となりました。
小林さんの意思を次いで20回までは開催することを決めていたということで、今回の展示会を最後に解散することを決めました。
15日は、多くの人が会場を訪れていました。
今回で最後となる第20回記念「漸進展」は18日(月)までいなっせ展示ギャラリーで開かれています。
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西春近北小 クマの生態を学ぶ
クマの生態や出会った時の対処法を学ぶ授業が伊那市の西春近北小学校で15日、行われました。
西春近北小学校では、去年学校区でクマの目撃情報が多く寄せられたことから、クマについて学ぶ授業を行っています。
午前中は、高学年の児童84人が体育館に集まりクマの生態などについて学習しました。
講師を務めたのはNPO法人信州ツキノワグマ研究会会員で信州大学山岳科学研究拠点、助教の瀧井暁子さんです。
15日は、西春近地区で捕獲された熊の毛皮や頭の骨が用意され、児童たちが歯の形や爪などを興味深そうに見ていました。
また、回収した糞からクマが何を食べているかを虫眼鏡で観察しました。
瀧井さんは「クマはめったに人を襲わない動物です。もし出会ったらゆっくり後ずさりしてください」と話していました。
また、クマに遭遇した時、「物を投げたり大声で叫ぶことはしない。鈴などで音を出しながら歩くことが大切です」と児童たちに呼び掛けていました。
西春近北小学校区で8月に1件クマの目撃情報があったということです。
西春近北小学校では、去年からランドセルに鈴をつけるよう指示をしていて、ほとんどの児童が着けているということです。 -
県書道展 17日まで
第76回長野県書道展が、伊那市の伊那文化会館で15日から始まりました。
会場には上伊那を中心とした一般と小中高生の作品、およそ800点が展示されています。
1階の美術展示ホールには一般と高校生の作品が並んでいます。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、高遠高校3年の羽場愛華さんと伊那弥生ケ丘高校の渋谷咲未さんの作品が特選に選ばれています。
2階の小ホールには小中学生の作品が並んでいます。
関係者は「今回も個性豊かな作品が多く並んでいるのでぜひ見に来てほしい」と話していました。
県書道展は、17日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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伊那市東春近東原地区 圃場区画の整備へ
伊那市は、営農の効率化のため、東春近東原地区の圃場区画の拡大や整理を行います。
15日は市役所で市議会全員協議会が開かれ、概要が示されました。
東原地区の圃場は1区画が狭く、あぜが多くあります。
市は営農の効率化のため農地を集約し、1区画を広くします。
また、あぜ管理の軽減のため道路の地下に用水路と排水路を通します。
現在は農家が経営する面積が55.3ヘクタール、集積率が66.5%ですが、整備後の目標として経営面積を73.3ヘクタール、集積率を90.2%にしていきたいとしています。
工事は2025年度以降を予定しているということです。