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SILVAさん食養生ワークショップ
歌手・アーティストとして活動するSILVAさんによる、食生活や生活習慣の改善、食養生のワークショップが、伊那市高遠町の蕎麦「きし野」で21日に行われました。
SILVAさんは、1998年に歌手デビューし、TV出演や、ステージなどで1日も休みがない生活が続きました。
合間に点滴を打ちステージに立つような状態になったことから疑問を感じ、自身の体調と向き合う中で、食を通した養生に取り組むようになりました。
10年前から各地で食養生についてワークショップを開いています。
この日は、8組が参加して、SILVAさんの話を聞きました。
SILVAさんは、夜8時以降から昼食まで16時間食事をとらず腸を休ませていることや、野草を自然療養に取り入れていることなどを紹介しました。
「早くて安いものは便利だが、弊害もある。情報をうのみにせず、自分で調べて知識・知恵を身につけてほしい」と話していました。
SILVAさん手作りのショウガの酢漬けやつくしの煮つけなども用意され、参加者が味わっていました。
SILVAさんは蕎麦好きで、きし野にもそばを食べに通っていることが縁で、今回、きし野で、ワークショップが開かれました。
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伊那東大社例大祭 小学生が浦安の舞奉納
伊那市の伊那公園内にある伊那東大社の例大祭が19日と20日に行われ、地元の小学生が浦安の舞を奉納しました。
19日の宵祭りには、竜東地区の中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員など40人が出席しました。
まず初めに、出席者が行列をつくり、社務所から拝殿まで歩きました。
そのあと、地元の小学5・6年生14人が、2組に分かれ浦安の舞を奉納しました。
浦安の舞には、安らかな心で平和を祈る意味があります。
児童たちは、3月下旬から、全部で13回練習を重ねてきたということです。
伊那東大社は、明治42年、1909年に竜東地区の69の神社が合祀され、6地区の守りの神様として建てられました。
例大祭ではほかに、地元の中学1年生3人が巫女を務めました。
総代会では、「1年間無事で過ごしてもらいたい」と話していました。
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「呑みあるき」5月31日開催
伊那谷の地酒を味わうことができる呑みあるきイベントが5月31日に伊那市の通り町商店街などで開かれます。
22日伊那商工会館でイベントを企画した信州伊那街道呑みあるき実行委員会が記者会見を開き、概要を説明しました。
伊那谷の蔵元や酒造メーカーの日本酒やビールなどを楽しむことができるイベント「第28回信州伊那街道初夏の呑みあるき」は来月31日土曜日、午後3時30分から午後7時まで伊那市のセントラルパーク、いなっせ北側広場、通り町商店街で開かれます。
辰野町から飯田市の13社が参加し約70の銘柄を楽しむことができます。
ほかに、ローメンやおたぐりなどの屋台が並びます。
1枚につき1杯飲むことができる試飲チケットは12枚綴りで前売券は税込み2,500円、当日券は3,000円です。
前売券は約800枚用意され市内の酒販店などで4月26日から販売が始まります。
イベントに関する問い合わせは酒文化いたや、電話72-2331で受け付けています。
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県内116社が協力 絵本を寄贈
長野県内の116社が協力し、県内の児童養護施設と乳児院に絵本など366冊を22日に贈りました。
この日は伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里で贈呈式が行われました。
協賛企業代表で株式会社キタノヤ電器の北原國人会長が、一般社団法人長野県児童福祉施設連盟の西村武副会長に絵本を手渡しました。
取り組みは今年で16回目を迎え、県内の企業116社が協力しました。
贈られた絵本など366冊は、県内21か所の児童養護施設と乳児院に配られます。
たかずやの里には17冊が贈られました。
今回は、長野市在住の児童文学作家、丸田かね子さんが、各施設に2冊ずつ自身の絵本を贈りました。
北原会長は「絵本を読み、思考力・表現力を豊かにしてほしい」と話していました。
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フリーキッズ 里親支援事業
高遠町商店街です。
里親養育包括支援機関、上伊那フォスタリング機関「こごみのねっこ」の拠点があります。
里親に興味を持ってもらうリクルート活動を行います。
里親は、事情により家庭で暮らせない子どもたちを自分の家庭に迎え入れて、養育するものです。
上伊那地域には3月末現在、19世帯の里親がいますが、まだまだ足りない状況です。
里親制度には、週末だけや3か月ほどの短期など種類も多くあり、制度を知ってもらうこと、そして里親を増やすことを目的に、長野県からの委託を受け活動しています。
こごみのねっこにはスタッフ2人が常駐していて、制度について話を聞くことができます。
この場所は、午前9時30分から午後6時30分まで開いています。
里親相談のほか、子どもたちが集まれる場所にもしていきたい考えです。
奇数月の第3日曜日と、偶数月の月末の金曜日には、実際の経験を聞くことができる里親カフェを開きます。
また、こごみのねっこでは、26日(土)に伊那市保健センターで同様のイベントを開きます。
詳しくは、こごみのねっこ、電話070-3239-5530にお問い合わせください。
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伊那市 集落支援員と地域おこし協力隊に委嘱 新たに8人任命
伊那市は新たに、集落支援員3人と地域おこし協力隊員5人を任命し、1日に委嘱しました。
この日は、市役所で委嘱式が行われ、新規採用者と継続する隊員に白鳥孝市長が委嘱状を手渡しました。
集落支援員には、新たに3人が委嘱されました。
3人は、自治会組織の在り方を検討し、運営を支援する自治会サポーター、個人が保有するモノや場所を共有しあうシェアリングエコノミーのコーディネーター、ICTを活用した市民教育を行うデジタルシティズンシップ教育講師としてそれぞれ活動します。
地域おこし協力隊員には、新たに5人が委嘱されました。
全員が県外からの採用となります。
白鳥市長は、「各地域の隊員と連携し、新たな視点を持って魅力ある地域づくりに取り組んでほしい」と訓示しました。
継続者を含めた人数は、集落支援員が17人、地域おこし協力隊員が18人です。
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近藤音楽教室 能登復興願いコンサート
伊那市の近藤音楽教室の卒業生らによる能登半島地震復興チャリティコンサートが12日に、伊那文化会館で開かれました。
コンサートでは、狐島の近藤音楽教室の卒業生を中心に、現役生徒の保護者など50人が演奏を披露しました。
最初に、男性16人によるハンドクラップ演奏が行われました。
手をたたいたり、指をならしたりして音を奏でるもので、息の合った演奏を披露していました。
演奏会は、能登半島地震の被災地の完全復興を願い、近藤音楽教室が企画したものです。
入場料は1人1,500円で、全て被災地に充てられます。
12日は、ピアノやフルートの演奏、合唱など13演目が披露されました。
近藤音楽教室では、「私たちの音楽が来場者の心に響きわたることを願って『一音入魂』の精神で演奏しました。被災地の一日も早い復興を願っています」と話していました。 -
仁愛病院 能登半島へ義援金
伊那市西町の仁愛病院は、能登半島地震災害義援金を21日、伊那市に届けました。
21日は仁愛病院の小松大介院長らが市役所を訪れ、日本赤十字社伊那市地区長の白鳥孝市長に義援金7万2,456円を手渡しました。
仁愛病院では去年12月から日用品などを持ち寄るチャリティバザーを職員同士で行い、売り上げを義援金として寄付しました。
伊那市では、21日までに総額837万1,772円の義援金が集まっているということです。
義援金は日本赤十字社を通して被災地支援に充てられるということです。 -
山の遊び舎はらぺこ 醤油仕込み
伊那市手良の認定こども園「山の遊び舎はらぺこ」で21日、醤油の仕込み作業が行われました。
21日は園児およそ30人が醤油の仕込み作業を行いました。
大豆と麦、麹菌を混ぜて3日ほど寝かせておいた醤油麹40キロを塩水に混ぜていました。
混ぜ終えると園児たちは醤油麹を寝かせるため、樽を小屋へと運びました。
はらぺこの醤油作りは今年で19回目となります。
来年1月に醤油絞りを行い、家や園で味わうということです。
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伊那市手良で一足早く田植え
伊那市手良中坪で、20日に一足早く田植えが行われました。
田植えを行ったのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです。
この日は、15アールの田んぼで、早生種の五百川を植えました。
中坪ノーサンでは、高齢化などで米作りができなくなった田んぼ34ヘクタールを借り受けています。
今年は、コシヒカリを中心に五百川、スーパームーン、こがねもちの4種類を栽培します。
苗は、3月21日にもみ播きを行い、霜もなく順調に育ったということです。
中坪ノーサンでは、6月20日頃まで田植えを行い、早いものはお盆中に稲刈りを行うということです。
登内美穂社長は「今年もおいしい米をたくさん食べてもらえるように頑張りたい」と話していました。
なお、JA上伊那管内の田植えのピークは、5月17日から25日だということです。
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小学生対象 こども釣り体験教室
小学生を対象にした釣り体験教室が伊那市高遠町の大明神釣り堀センターで20日に開かれました。
体験教室には、上伊那を中心に小学生とその保護者、37人が参加しました。
それぞれの親子に漁協の組合員がサポートに付き、竿を引き上げるタイミングや釣りの魅力などを教えていました。
体験教室は、天竜川漁業協同組合が子ども達に釣りの楽しさや、地域の自然に触れてもらおうと、毎年上伊那各地で開いています。
子ども達は体長20センチほどのニジマスを釣りあげていました。
参加した子供たちは「たのしい」「次は一人で釣りたい」などと話していました。
天竜川漁協の伊藤伸一組合長は「今回の教室をきっかけにして、釣りやキャンプなど上伊那の自然を楽しんでほしい」と話していました。
天竜川漁協では、ゴールデンウィークに大泉ダムや高遠ダムでジャンボニジマスの放流を行うという事です。
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伊那西高校に飯田女子高の通信制学習センター
伊那市の伊那西高校に、姉妹校で飯田市の飯田女子高校の通信制課程伊那西学習センターが設置されました。
学習センターは去年10月にすでに開講していて、新年度に合わせて開設式が行われました。
伊那西高校敷地内のクラブ棟2階に学習の拠点が設置されています。
昨年度からすでに2人が転入し学んでいて、4月からは新入生を含め6人が在籍しています。
「通学型」の通信制で、通学日は週1日と週3日の2つのコースがあります。
登校日以外は、アルバイトをしたり、好きなことに打ち込んだり、自由に時間を使うことができます。
生徒は、授業とレポート提出、テストなどで単位を取得します。
授業は伊那西高校の教諭が担当し、単位を取得すると飯田女子高校の卒業証書が授与されます。
学校法人高松学園が運営する飯田女子高校は、伊那西高校の姉妹校で、平成29年に通信制課程を設置しました。
学習センターによると、通信制の生徒は増加傾向にあるということです。
飯田女子高校の田中宏幸校長は「学びたい意欲を持ちながら個々の抱える理由で全日制に通えない生徒に様々な可能性を与えることができるのではないか」と話していました。
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伊那市山寺 市道沿いの芝桜と花桃が見ごろ
伊那市山寺、市道沿いの斜面に植えられた芝桜、花桃が見ごろを迎えています。
JR伊那北駅から西に200mほど進んだところにある斜面に植えられた芝桜、花桃が見ごろを迎えています。
これらの花は、近くに住む福澤八千代さんがほぼ一人で手入れしているということです。
福澤さんは、斜面が整備されてから40年以上にわたって、花を植えて手入れを続けてきたということです。
5月にはヤマブキなどが楽しめるそうです。 -
伸和コントロールズ 板山露頭で新入社員研修
伊那市内に工場があり、半導体製造装置や医療機器などを製造する伸和コントロールズ株式会社は、高遠町の板山露頭で、18日に地元についての研修の一環でジオパークについて学びました。
18日は、新入社員8人が、板山露頭を訪れました。
研修ではジオパークガイドの伊東基博さんから説明を受けました。
新入社員は中央構造線を境に左右で異なる岩石を観察していました。
また展望台からは、中央構造線が通る谷が確認できます。
伸和コントロールズでは、新入社員を対象に自分たちが働く地域のことを知ってもらうための研修を毎年行っています。
18日はほかに、杖突峠や高遠城址公園も訪れたということです。
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伊那食品工業 新入園児にプレゼント
伊那市の伊那食品工業株式会社は、市内の保育園・幼稚園の年少児に自社製品を入園祝いとして贈りました。
18日は、西箕輪南部保育園で贈呈式が行われました。
西箕輪南部保育園に、この春入ったのは、8人の園児たち。
塚越亮専務取締役が、お湯にとかしてつくるぶどう味の寒天ゼリーの素と粉末寒天を一人ひとりに入園祝いとして贈りました。
今年は、市内26の保育園や幼稚園の全ての年少児433人に贈りました。
白鳥孝伊那市長は「毎年、子ども達のためにプレゼントしていただきありがたい」と感謝していました。
園児たちは、用意されたゼリーの味を楽しんでいました。
伊那食品工業では自社製品のカップゼリー80℃が2021年に発売40周年を迎えたことを記念し、以降毎年、市内の園児にプレゼントをしています。
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伊那ナイターソフト リーグ戦開会式
伊那ナイターソフトボール連盟の今年度のリーグ戦の開会式が、17日の夜に行われました。
開会式は、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で行われ、昨年度優勝した信濃路クラブから優勝旗が返還されました。
リーグ戦は、今年度49回目となり、去年と同じ7チームが参加し、総当たりで戦います。
伊那ナイターソフトボール連盟の吉島劍二会長は「来年の50回目に繋がるような熱いプレーを期待しています」と挨拶しました。
選手を代表して、信濃路クラブの青木敬士郎さんが選手宣誓をしました。
リーグ戦は、6月中旬から9月中旬まで行われます。
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ポレポレの丘 春の花が咲き誇る
伊那市高遠町の自然公園、ポレポレの丘では、スイセンや桜など、春の花が咲き誇り、現在見頃となっています。
広さおよそ2.5ヘクタールのポレポレの丘には、100種類を超える植物が植えられています。
18日の伊那地域の最高気温は、23.7度と暖かい陽気となり、100万本を超えるスイセンや、鮮やかな黄色のレンギョウ、桜など春の花が見頃を迎えています。
ポレポレの丘は、20年前、地元住民が「花いっぱいの丘にしたい」と遊休農地だった場所を開墾しました。
現在も、地元住民などが管理をしていて、1年を通して、植物のほか、鳥や昆虫などの生物も観察することができます。 -
伊那市でビニールハウス焼く
伊那市美篶で16日午後1時50分頃、ビニールハウス1棟を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市美篶のビニールハウス1棟で約48平方メートルが焼けました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では下草を燃やしていた火が周囲に燃え広がったものとみて調べを進めています。
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宮﨑守旦さん遺作展
伊那市高遠町芝平で制作活動に取り組み、2023年に76歳で亡くなった陶芸家、宮﨑守旦さんの遺作展が16日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、宮﨑さんが生前に焼いた皿や茶わんなどおよそ300点が展示されています。
宮﨑さんは、日常で使われる陶器に美的価値を生み出そうと提唱する民芸運動を継承した作家です。
東京都青梅市で制作活動を行っていましたが、自然豊かな場所で作品を作りたいと1999年、52歳の時に高遠町に移り住み、自由な造形を追求しました。
この展示は、2023年に病気のため亡くなった宮﨑さんの作品を多くの人に見てもらいたいと家族や友人でつくる宮﨑守旦遺作展実行委員会が開きました。
展示は、22日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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手良小学校で1年生を迎える会
新年度が始まり、半月が過ぎました。
伊那市の手良小学校では、1年生を迎える会が16日に開かれました。
会では1年生9人が6年生と一緒に花のアーチをくぐって入場しました。
1年生を迎える会は、6年生が中心となり企画したものです。
最初に1年生が自己紹介を行い、好きな菓子を発表していきました。
会では、全校で王様じゃんけんを行いました。
負けるとスタートに戻ってしまいます。
4回連続で勝ち進むと王様と対戦でき、勝てばクリアとなります。
ほかにグループごとに、新聞じゃんけんゲームを行いました。
新聞紙の上に乗ってじゃんけんをして、負けると新聞紙を半分に折ります。
小さくなって上に乗ることができなくなると負けです。
1年生は、今週から給食が始まっていて、授業も5時間目まで行っています。
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常円寺で大般若法要
仏教の教えが書かれた般若経六百巻を転読する大般若法要が16日伊那市山寺の常円寺で行われました。
常円寺では般若経を転読する大般若法要を毎年4月16日に行っています。
般若経は六百巻あり全てを読み上げると時間がかかるため上から下へ経を落とすようにして略して読む転読という方法で読み上げられていました。
角田泰隆住職は「様々な災害の犠牲者の冥福と被災者の安寧、被災地の早期復興を願う」と話していました。
法要には伊那市を中心とする常円寺と同じ曹洞宗の住職や檀家など約80人が参加しました。
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(有)スワニー 大阪・関西万博の演台・司会者台製作
伊那市富県の製品設計開発を行う有限会社スワニーは、13日(日)に開幕した大阪・関西万博で使われている演台と司会者台を製作しました。
12日(土)の開会式から使用されています。
スワニー保有のペレット押出式3Dプリンターを使い造形を手がけました。
大阪府に本社を置く総合建設業の株式会社鴻池組から業務委託を受け製作をしました。
建設現場から発生する廃プラスチックをペレット状にして材料として再利用したということです。
演台と司会者台は開催期間中活用されます。
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長谷中 パンジーの苗プレゼント
伊那市長谷の長谷中学校の生徒は去年9月から育ててきたパンジーの苗を長谷地域の家庭に9日、届けました。
長谷中学校の全校生徒31人で8日から2日間かけて長谷地区内ほぼ全世帯およそ700世帯、一家庭に一つの苗をプレゼントしました。
9日は、非持山、非持、黒河内、浦の4地区を回りました。
生徒は二人一組となり、専用のバスや徒歩で担当する地区へ移動します。
担当エリアを地図で確認しながら一軒一軒回りました。
長谷中のパンジーの苗の配布は50年以上続く行事です。
パンジーの苗は去年9月から造園委員を中心におよそ1.400本を育てました。
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アルプス中央信用金庫 「振り込みませんべい」で詐欺被害防止啓発
年金支給日の今日、アルプス中央信用金庫は、毎年行っている「年金振込感謝デー」の一環として、電話でお金詐欺の被害防止啓発を兼ねたプレゼントを行っています。
伊那市のアルプス中央信用金庫本店では、役員が来店した年金受給者に、電話でお金詐欺の被害防止啓発メッセージが書かれたせんべいをプレゼント行っていました。
「振り込みませんべい」と名付けられたせんべいは、アルプス中央信用金庫全店で配られています。
アルプス中央信用金庫では昨年度、詐欺が疑われる取引を3件、窓口で未然に防いだということです。
また、外では伊那警察署の署員とボランティアによる、詐欺被害防止の啓発活動も行われていました。
伊那警察署によると、今年に入って管内で4件、合計711万円の電話でお金詐欺による被害が発生しています。
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天上 伊那流域治水出張所を設置
天竜川上流河川事務所は、4月1日付の組織改正で、伊那出張所と三峰川砂防出張所を統合し、伊那流域治水出張所を伊那市西町に設置しました。
15日は関係市町村長などが出席し、西町で開所式が行われました。
開所式では、新しい看板がお披露目されました。
伊那流域治水出張所の庁舎は、伊那市西町の旧伊那出張所を使用します。
河川工事を行っている伊那出張所と、砂防工事を行っている三峰川砂防出張所を統合し、天竜川上流の流域治水を進めていきます。
出張所を一つにすることで、人員が強化され、危機管理体制の充実が図れるということです。
高遠町の三峰川砂防出張所は、当面は工事の拠点として使用されます。
統合は1日付で行われていて、伊那流域治水出張所には4人の職員が常駐します。
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田楽座 5月に稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動するまつり芸能集団田楽座の稽古場公演が5月3日から6日にかけて行われます。
15日は稽古場公演に向けて練習していました。
田楽座は全国から集まった20代から40代の6人が演者として活動していて年間およそ80公演を行っています。
田楽座では稽古場の雰囲気を味わってもらおうと毎年稽古場公演を開いています。
公演はおよそ70分で、太鼓や踊りなど全国の伝統芸能9演目を披露します。
この日は去年から1年間インターンとして活動し、3月から正式に座員となった栃木県出身の岡浜陸さんも太鼓の稽古をしていました。
公演は富県の稽古場で5月4~6日にかけて5回行われます。
入場料は小学生以上1,800円で未就学児は無料です。
予約は電話0265-78-3423、またはホームページの予約フォームから受け付けています。 -
上伊那医師会附属准看護学院で安全祈願祭
老朽化により移転改築される伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院と医師会館の安全祈願祭と起工式が12日に荒井の富士塚スポーツ公園西側の建設地で行われました。
12日は上伊那医師会や上伊那広域連合など、25人が出席し、安全祈願祭と起工式が行われました。
上伊那医師会附属准看護学院と医師会館は、伊那市荒井の富士塚スポーツ公園運動場西側に移転されます。
延床面積はおよそ993平方メートルで、木造2階建てとなっています。
総事業費はおよそ7億円です。
上伊那広域連合から8,700万円、県から1億円の補助金が交付されるということです。
また上伊那広域消防本部が近くにあることから災害時の災害医療本部としての運用も検討されています。
准看護学院では、入学者の減少が見られることから移転に伴い、現在40人の定員を30人に減らすということです。
新しい准看護学院は来年4月の開校を目指しています。
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カメラリポート 高遠の歴史めぐる 高遠すごろくスタンプラリー
伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りに合わせて、高遠エリアを会場に、スタンプラリーが行われています。
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山寺の伝統行事 やきもち踊り奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の伝統行事「やきもち踊り」の奉納が13日に白山社八幡社合殿で行われました。
本来は外で行われるやきもち踊りですが、この日は雨のため拝殿の中で行われました。
山寺区民でつくるやきもち踊り保存会のメンバー24人が足を高くあげて飛び跳ねるように踊りました。
踊りは前踊り、中踊り、後踊りの3回行われました。
踊り手は合間にどぶろくや川魚、きざみ煙草で宴を行いました。
やきもち踊りの奉納は約240年前の天明2年・1782年から続くとされていて、昭和48年1973年に県選択無形民俗文化財に指定されています。
後踊りが終わると踊り手は、拝殿の入り口へ一斉に逃げ出しました。
最後に残った人は疫病にかかると言い伝えられています。 -
伊那市狐島区若駒会 長持ち道中踊り
伊那市狐島区の住民有志でつくる若駒会による長持ち道中踊りが13日に行われました。
13日は狐島区住民有志でつくる若(わか)駒会(こまかい)のメンバーが二組に分かれて区内を練り歩きました。
希望のあった家庭を一軒一軒回ります。
およそ80キロの長持ちを担いで、長持ち(ながもち)道中歌(どうちゅうか)を歌い、家内安全や五穀豊穣を願います。
12日と13日の2日間で区内のおよそ300軒の家を回ったということです。
今年で48年目を迎える若駒会は現在24人で活動しています。
人手不足により、狐島区民の会員を募集しているということです。