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郷土が育んだ信州ゆかりの作家展 ベル伊那17日まで
「郷土が育んだ信州ゆかりの作家展」は17日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。大正、昭和にかけて活躍した作家約30人の油絵、水彩画、彫刻、書など計45点を展示販売している。
辰野町出身の中川紀元の「伊那谷暮日」、宮田村出身の平沢喜之助の「少年道化」などの油彩のほか、丸山晩霞の「信州風景」などの水彩もある。彫刻では清水多嘉示、瀬戸団治らのブロンズ像も並んでいる。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
志扇流がみその園で日本舞踊を披露
伊那市富県に拠点を置く「志扇流」(志扇寿光家元)のが11日、伊那市御園のデイサービスセンター「みその園」で、日本舞踊を披露した=写真。
お年寄りに楽しんでもらおう竏窒ニ、上伊那の各福祉施設を巡り、日本舞踊を披露している志扇流。みその園にも定期的に訪れていたが、今回は約半年ぶり。この日は、伊那市や、南箕輪村の6人が、同施設を訪れた。
自己紹介の後メンバーは、美空ひばりの残狭子守り唄」や、坂本冬美の「ふたりの大漁節」など9曲を披露。「久しぶりだね」などと話しかけると、お年寄りも「花が来た」など笑顔で応え、会場に笑いがあふれた。 -
「おひさまクラブ」が油絵展 自由の世界堂々表現
伊那市を中心とした油絵愛好者でつくる「おひさまクラブ」(有賀恵治会長)の油絵展は20日まで、同市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている=写真。メンバー16人が一人1縲・点の計23点の新作を出品している。入場無料。
会社員、主婦、定年退職者など、30縲・0歳代の幅広い年代の会員が、旅行先の海や山の風景、自分の孫を描いた人物画、花、果物などの静物画を展示。仕事や家事の合間を見て、楽しみながら制作した力作が会場を埋めている。
メンバーらは題材に対して感じた思いを、自分の心の中の世界として描写している。パリ国際ル・サロン会員で同クラブの講師を務める、碓井伍一さん=同市山寺区高尾町=は「自分の世界を堂々と表現していて、自分らしさが出ている」と評価している。
「おひさまクラブ」は市駅前ビルいなっせであった、「第1回油絵教室」の卒業生有志で04年に発足。現在はメンバー18人が月2回の教室で交流を深めながら、制作活動に励んでいる。同ギャラリーでは4回目の展示となる。
土・日曜日、祝祭日休館。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
伊那郵便局に年賀はがき到着
11月1日に全国一斉販売する07年用年賀はがきが12日、伊那市坂下区の伊那郵便局に到着した。今年は例年の販売実績をもとに、前年比33・5%減の170万8千枚が届いた。
内訳は、無地44万4千枚、インクジェット用99万2千枚、絵入り(信越版)4万4千枚、4面連印5万7千部。到着した年賀はがきは同局分のほか、近隣郵便局16局分もあり搬送する。
各年賀ともに減少傾向だが、絵入り年賀は最も多く昨年比54・2パーセントの減。パソコンなどで自作できることが原因となっているという。
伊那郵便局では予約受け付けを開始している。問い合わせは郵便課(TEL72・2552)へ。 -
伊那市長谷のNPOと信大農学部が雑穀収穫
ミレット(雑穀)を復活・普及させ、中山間地の地域活性化を狙う伊那市長谷のNPO法人「南アルプス食と暮らしの研究舎」と信州大学農学部食料生産科学科の井上直人教授の研究室は11日、長谷の田んぼで栽培してきたキビやヒエ、アワなど6品目20種を収穫した。
雑穀の栽培は「ミレット復活事業」の一環で、同地に適当な品種を調査し、普及を目指す。来年度以降は栽培面積を除々に拡大していくとともに、研究舎では品種の特性に合った料理の開発、提供も考えている。
両者は昨年12月から取り組み、全国各地で栽培されているさまざまな品種を集めて、大学の苗場には種。6月に長谷の約5アールの田んぼに苗を移植し、手を加えたのは2度の草刈りのみで、無農薬で育てた。この日は、会員や学生ら約20人が作業にあたり、種類ごとに実の部分だけを刈った。
雑穀は栄養価が高いことから井上教授は「長寿社会の現在、健康面からニーズがあり、都会では白米より高値で取り引きされている」と話し「山村の農家が主体的に栽培していければ、地域振興にもつながる」と期待していた。 -
伝統の織りを今に伝えるみはらしファーム「草の家」の代表
伊那市荒井区
丸山輝子さん(67)裂き織は、この地域に根付いてきた昔ながらの織物。着古したぼろなどを細く裂いて横糸として織り込むことで、もう一度布として生かす。
その裂き織や、草木染めといったの伝統技術の体験してもらおう竏窒ニ7年前から、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームにある工房「草の家」で活動している。裂き織をともに学んだ女性たちが集まって手探り状態からスタート。当時は、どんな形になるか想像もつかなかった。古くなって使われなくなった織り機を地元民家から譲り受けたり、体験内容を考えながら試行錯誤。家事の合間を縫いながら、今の形を見出してきた。
「メンバーはみんな織りが好きな人ばかり。最近は“リサイクル”や“自然に優しい”って言う言葉が取り沙汰され、裂き織も注目されるようになっているけど、草の家を始めたころは、まだそれほど注目されていなかった。『だんだん時代に合ってきたね』なんて笑いながら話すんですよ」。
◇ ◇
伊那市に移り住んで24年。それから織りに携わってきた。当初は伊那紬を織っていたが「昔の織り機で、自分だけの作品をつくりたい」と、裂き織を学べる講座を受講。そこで、紬と全く違う裂き織の世界を知った。なんでもその辺にあるものが使え、応用も利く。身近なものから身近な作品が生まれる。気軽に使いたくなる素朴さも魅力だった。
「今は、その辺の古着を見て『次は何を作ろうかな』って考えたりするんですよ」と笑う。
◇ ◇
工房には、子ども連れの家族から年輩の人まで、さまざまな人たちがやってくる。子どもにとって裂き織は初めての体験。一方、年輩者の中には、「懐かしい」と、昔を語る人も多い。
「『ばあちゃんがやっていたのを手伝った』って人もいます。私は講習を受けて裂き織を学んだけど、そういう人は実際の生活に基づいた裂き織を知っている」。
生活の糧として裂き織をしていた当時の話は、決して楽しいものばかりではない。はた織りの季節は農閑期となる冬。寒い中、それでも家族のために織らなければならなかった当時の人は、どんな思いで裂き織をしていたのだろう竏秩Bさまざまな思いが巡る。
◇ ◇
今後は、もっと子どもたちにこうした伝統に触れてもらいたいと考えている。
「今は生活そのものが便利になっているけど『昔はこういう風に織っていたんだ』って体験しながら、昔の人の思いも感じてほしい。古いものを大切に使ったり、決して便利ではない生活を、体験を通して自然に伝えていければ」。 -
犬のしつけ方教室実技開始
県動物愛護会上伊那支部と伊那保健所が共催する「犬のしつけ方教室」の実技講習が9日、県伊那文化会館東側多目的広場で始まった=写真。学科講習を既に終え、実技は10月29日までの全4回を予定。「おすわり」「待て」などの基本的なしつけ方法を学んでいく。
この日は、上伊那から11組の受講生が参加し、リードの付け方、飼い主と一緒に並走する方法を学習。最初は犬同士が吠え合い大騒ぎだったが、県家庭犬インストラクターら7人の指導で、参加者の指示通りに犬も歩くようになっていった。
関係者は「人間社会で犬と一緒に生活できるようにしつけする必要がある。最近は我が子のように溺愛してしまうケースが多く、しつけができていないケースが多い」と話す。
柴犬の「モモ」ちゃん(生後8カ月)と参加した、川上照子さん(53)=伊那市上牧=は「飼い主が無知でもいけない。ただかわいがることは、犬にとっても人にとってもよいことではない」と講座に取り組んでいた。 -
伊那消防署 定期的な救命講習会開く
伊那消防署は一般を対象とした、定期的な普通救命講習会を9月から始めた。これまでは依頼に応えて開いていたが、需要が多くなり、月一回のペースで開催。同講習会のほか、止血方法などの上級救命講習会を本年度中に2回開く予定にしている。
8日、伊那市役所であった普通救命講習会には、市内や辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村から10人が参加。同消防署の救急救命士ら3人が、気道確保、心臓マッサージの方法、AED(自動体外式除細動器)の使い方などを教えた。
講習会は4時間で、今年度は11月12日、12月16日、1月21日、3月17日にある。上級救命講習会は8時間で、2月10、18日の開催としている。
申し込みは、伊那消防署(TEL72・0119)へ。 -
東京音楽大学校友会県支部 伊那で美しい音色披露
東京音楽大学の校友会県支部(市瀬益治支部長)の定期演奏会が8日、伊那市の県伊那文化会館であった=写真。県内出身の卒業生、在校生ら17人によるピアノ、バイオリンなどの演奏が集まった約400人を魅了した。伊那毎日新聞社など後援。
ヴィオラ奏者の宮坂千夏さん(伊那市)、ピアノ奏者の井澤久美子さん(駒ヶ根市)、中坪恵さん(南箕輪村)ら、上伊那出身者は6人が出演。宮坂さんと井澤さんは「ヴィオラとピアノのためのソナタop・11‐4」を演奏した。
同大学教授の釜洞祐子さん(声楽)、同講師の御邊典一さん(ピアノ奏者)のゲスト演奏では「オペラ『ミニョン』より・ス私はティターニア・ス」を披露した。
演奏会は県内4地区を順番に回り10回目となる。 -
演劇舞台演技セミナー 高校生ら・ス間・スの使い方学ぶ
伊那市の県伊那文化会館は9日、演劇舞台演技セミナーを開いた。上伊那の高校生ら約40人が参加し、県松本文化会館附属劇団の指導、演出を手掛ける指原和子さん=安曇野市=から基本を学んだ=写真。
同地区高校演劇合同発表会を前に開く恒例のセミナー。辰野、上伊那農業、伊那西、赤穂高校などの演劇部員、顧問のほか、一般参加者などが集まった。
指原さんは、演劇の楽しさについて話すと、台詞やしぐさなどの基本について指導。実際に舞台の上を歩いたりなどの空間を使った表現方法も教えた。
演技の・ス間・スの使い方では、「息継ぎの間」「期待を持たせる間」「強調の間」などの種類があると説明。「いろいろな台詞を生き生きさせたい時は、一つ間を取ることで相手に印象を持たせることができる」と話していた。 -
聴導犬への理解深める
伊那市の手良小学校の参観日に合わせて7日、児童やPTA、地域住民を対象とした講演会があった。日本聴導犬協会会長の有馬もとさん=宮田村=が「心と体を支える聴導犬・介助犬」と題して話した=写真。
地域全体が共に学べる機会になれば竏窒ニ始まった恒例の講演会。毎回、テーマを変え、PTA、手良公民館、同地区育成会、地区活性化推進会議が共催で開いている。
有馬さんは聴導犬、介助犬の役割をスライドなどで、集まった約250人に説明。インターフォン、やかんの湯が沸いた音などを教えるなど「聴覚障害者の生活の中で必要なことを知ら、安心と安全をもたらしている」とした。
会場には聴導犬の「タカちゃん」「まつ君」(ともに雄)も登場し、子どもたちは大はしゃぎ。興味津々の様子で「どうやって訓練するの」「普段は何を食べてるの」などの質問を矢継ぎ早に投げ掛けていた。 -
無免許、飲酒運転で住宅フェンス衝突
伊那署は8日午後7時20分ごろ、無免許、酒気帯び運転の疑いで、ブラジル国籍の南箕輪村沢尻の工員マシャド・ジャンジール容疑者(39)を逮捕した。
調べで、ジャンジール容疑者は、同午後7時05分ごろ、伊那市内の市道を普通乗用自動車で運転中、同署に隣接している署長官舎のフェンスに衝突。小嶋惣逸署長が通報し、駆け付けた署員が逮捕した。 -
リュシオール優勝 上伊那ママさんバレー
上伊那家庭婦人バレーボール連盟(大野いすず会長)主催のママさんバレー大会が8日、伊那市の高遠町文化体育館などであった=写真。
15チーム、約90人が参加し、3、4チームずつの組に分かれ、それぞれが2試合を戦い、得失点差で競った。
結果は次の通り。
(1)リュシオール(辰野町)(2)空木(駒ヶ根市)(3)どんぐり(飯島町)(4)なかがわ(中川村)(5)マザーズ(伊那市) -
旧制伊那中学校の「一八会」昔の登校道路に記念碑を建立
昔懐かしい通学路を忘れずに留めておきたい竏窒ニ、旧制伊那中学校(現伊那北高校)を1942(昭和17)年に卒業した「一八会」は8日、伊那北高校南側にある当時の通学路に建立した記念碑の除幕式をした=写真。記念碑建立に携わってきた一人、埋橋正美さんは「ほぼ5年間を上り下りした通学路に碑が建立できたのはみなさんのおかげ。私たちの素晴らしい思い出を、末永く伝えてくれると思う」と語った。
現在の伊那北高校にある舗装された通学路は、昭和17年にも存在していたが、当時の生徒のほとんどは、校舎へと直接つながる斜面の急坂から登下校をしていた。しかし、年月を経て、当時の通学路はほどんど使われなくなり、昨年の一八会で「廃道になりかけている急坂を保存したい」という希望が浮上。そんな中、道の西側の土地を同会のメンバーが所有していることが分かり、上り口付近に記念碑を設置する運びとなった。
この日は地元だけでなく東京在住の同窓生など約16人が参加。82歳になるメンバーは、昔と変わらず急な坂道を途中まで上り、当時を懐かしんでいた。 -
みはらしファームゴボウオーナー収穫
実りの秋を迎え、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで8日、ゴボウオーナーの収穫作業があった=写真。6家族が集まり、春先にまいたゴボウを次々と収穫。その感触を楽しんだ。
今年、ゴボウづくりに参加したのは9家族。上伊那在住者が中心だが、遠くは下諏訪町などからの参加者もおり、リピーターが多いという。
園主の西村勇一さんから、春先の天候不順や梅雨の長雨の影響で、今年のゴボウは成長が遅れ気味であることなどの説明を受けた後、掘り起こしに挑戦。ゴボウは約1メートル近くまでに成長していたが、側面を少しだけ掘り起こすと、子どもの力でも抜けるようになり、するっと抜けたゴボウを見て「抜けた」と笑顔を見せていた。
11月にはナガイモの収穫も行う。 -
伊那養護学校で卒業生や保護者が情報交換を行えるコミュニケーションスペース「どんぐりの家」が21日にしゅん工
伊那養護学校に、在校生や卒業生、その保護者などが多目的に活用するコミュニケーションスペース「どんぐりの家」が完成した。21日に使用を開始する。社会に出た卒業生やその保護者が情報交換をしたり、交流を深められる場を竏窒ニいう、卒業生保護者の念願の施設で、お茶飲みスペースとしたり、作業所的な日中活動ができる場として、利用者の居場所確保という役割を担うことも想定している。
卒業後、同校の生徒たちは一般の事業所に就職したり、作業所へ通所するなどの進路に進み、異なる環境で新しい壁に直面する。しかし、卒業と同時に友人同士、保護者同士で会話をする機会が減少。それぞれが問題を抱え込んでしまうことも多く、保護者の中には、卒業後も情報交換や交流ができるスペースを望む声が多かった。
5年ほど前から、PTAが中心となって多目的に使える場の確保ができないか模索。旧職員宿舎の利用が可能となった04年、建設委員会を発足し、改築などの検討をしてきた。旧職員住宅の1階にある2部屋を改築し、障害者用トイレやスロープ、自動ドアなどを新しく設置した。
倉田茂建設委員長は「みなさんの協力があり、伊那養護学校設立40周年という記念の年に、しゅん工することとなった。将来的には相談機能の設置などもできれば」と話す。
今後は、ニーズに応じて運営方法を協議し、地域に開放することも検討していく。 -
権兵衛トンネルの景観 ジュンコ・コシノさん講演
伊那中央ロータリークラブ(RC)の創立20周年記念講演会が9日、伊那市駅前ビルいなっせであり、約300人が集まった。ファッションデザイナーのジュンコ・コシノさんが「ファッション・環境・デザイン」と題し、本年開通した権兵衛トンネルの景観について話した=写真。
コシノさんは、国土交通省が設置する「日本の道と街並みを考える会」の審議委員として、午前中は高遠町から木曽までの国道361号線を視察。公演では「地元の資源を生かして、訪れる人に『また来たい』と言わせる魅力をつくって」と助言した。
3市町村合併、権兵衛トンネル開通したことをチャンスに「変らない良さ、変えなきゃいけないものを整理する必要がある」と主張。「生活が楽になるためでない、人に楽しんでもらうための文化づくりを」と強調していた。
コシノさんの夫でファッションショーディレクターの鈴木弘之さんの「ファッションショーの裏側と現代の若者ファッション」と題した講演もあった。 -
イーナちゃん駅伝カーニバル06 熱戦のたすきリレー
伊那市の「イーナちゃん駅伝カーニバル2006」(第24回市民駅伝、市など主催)が「体育の日」の9日、横山の鳩吹公園であった。地区対抗の子ども、大人などの3部門に39チーム、約370人が出場し、熱戦を繰り広げた。
「地区子供の部」は公園グラウンド内のトラック(190メートル)を1チーム5人で10周。「地区の部」「オープンの部」はグラウンドと公園内遊歩道を利用したコース(1周約510メートル)をチームで30周し、それぞれが速さを競った。
子どもたちは2組に分かれてのタイムレース。園児たちが元気にスタートすると、小学低学年、高学年へたすきをつないだ。会場からは保護者からの声援もあり、選手らは息を切らせながら白熱のレースを見せていた。
結果は次の通り。
▽総合 (1)西箕輪(2)東春近(3)手良
▽地区子供の部 (1)荒井(2)東春近(3)西箕輪(4)富県(5)美篶(6)はせっ子ランナーズ(長谷)
▽地区の部 (1)高遠(2)手良(3)西箕輪(4)東春近(5)富県(6)HASEランナーズクラブ(長谷)
▽オープンの部 (1)伊那東小おやじファミリーズA(2)伊那東小おやじファミリーズB(3)日影サンライズ(4)チームマリコレ(5)山寺ランナーズ(6)かんてんぱぱRC -
伊那建設事務所が伊那市上川手区とアダプトシステム締結
道路周辺の美化活動に努めるボランティア団体を支援する県の「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」で、伊那建設事務所は10日、伊那市の上川手区、両者の連絡調整機関となる市と協定を結んだ。
同事業は、県が管理する道路で美化活動するボランティア団体などと締結し、活動内容に応じて作業に必要な道具や材料などを貸与して、道路環境の向上や道路愛護意識の高揚を図る。
上川手区(北原伍区長)は、県が6月した国道361号のバス停留所周辺の路肩整備をきっかけに、約30人の区民有志が下川手境から美篶下県境までの約650メートル間で、およそ600本のサルビアを植えた花壇の維持管理や法面の草刈りなどにあたっている。
市役所で開いた調印式で松下泰見所長は「事業を通してよりよい地域にしていくとともにモラルの向上を図っていければ」とし、小坂樫男市長は「道路環境をきれいにすることが市民に浸透し、全市的に広がっていくことを期待する」とあいさつした。
三者が協定書に調印後、区長の北原伍さんは「花を植えることは道行く人の心も和み、区民の気持ちも一つになるため、長く続けていきたい」と述べた。
県内ではこれまでに114団体と締結。うち上伊那では伊那市が上川手区を含め7、箕輪町が1の計8団体と結んでいる。 -
早くも初冠雪?
二十四節気「寒露」の8日、伊那市内から見える山で、早くも初冠雪らしき光景が見られた=写真。
山の変化に気付いた地元農家の一人は「こんなに早く雪が降ることなど今までなかった。今年は既にナガイモの葉っぱの紅葉も始まっているし、何かおかしい」と話す。
そのほかにも、仙丈ケ岳などの山頂もうっすら白く染まるなど、本格的な紅葉シーズンを前に、一足早く冬の到来が感じられた。 -
キノコ採り中に負傷の男性救助
8日午前8時50分、伊那署、伊那消防署などは、伊那市長谷中尾の山中でキノコ採りをしていて負傷した箕輪町の男性(50)を消防防災ヘリコプターで救助した。
同署の調べでは、男性は同午前5時30分ごろ、足を滑らせて約20メートル滑落し、腰などを強打するけがを負った。一緒に山へ入った友人や通交人が携帯電話で高遠消防署(同市)へ救助を求めた。 -
はらぺこ保育園ハイキングでリンゴ狩り
野外活動を中心とした保育に取り組む伊那市富県の「はらぺこ保育園」園児が5日、無農薬有機栽培で食品の機能性にこだわったリンゴづくりをしている伊那市西箕輪の「白鳥農園」(白鳥博代表)を訪れ、母親とともにリンゴ狩りを楽しんだ=写真。
リンゴ狩りは秋のハイキングの一環。昨年の秋に白鳥農園でリンゴ狩りを体験した保護者から、白鳥農園の評判を聞き、今年ははらぺこ保育園として出かけることに決めた。
農園に到着した親子は、赤く色付いた「ジョナゴールド」や「紅玉」などを収穫。自分手のひらより大きいリンゴを、そのまま丸かじりし、秋の味覚を楽しんだ。
その後白鳥さんは、母親たちに食や農の関係などを説明。「きれいなものは虫が喰ったり病気になったりするが、そうでないものは虫が喰わない。今は、そういうことが逆さになって認識されている」と、現代の食農実情を語り、母親らの関心を集めた。 -
たかずやの里でたかずやふれあいまつり
伊那市富県の児童擁護施設「たかずやの里」で8日、たかずやふれあいまつりがあった。オープニングでは富県に拠点を持つ歌舞劇団「田楽座」のメンバーから指導を受ける子どもたちが太鼓演奏を披露。その後も多彩なステージ発表や屋台、フリーマーケットなどが催され、訪れた多くの人を楽しませた。
作品展示やステージ発表などを通して、地域への恩返しをするとともにたかずやの里のことを広く知ってもらうことなどを目的とする祭りで12回目。
特設ステージでは、子どもたちだけでなく、職員や保護者も一緒にこの日のために準備をしてきたパフォーマンスを披露。幼児たちによるダンス発表では、ディズニーのキャラクターを装った子どもたちが舞台の上で元気の良い踊りを披露し、来場者を楽しませた=写真。
また、施設運営費確保などを目的として開催しているバザーは今年も盛況で、掘り出し物を捜し求める多くの人でにぎわった。 -
常光寺で晋山式
伊那市手良の常光寺で8日、新たな住職を迎える晋山式があり、岸浩成住職(38)が第9世住職に就任した=写真。
約400年の歴史がある同寺では、1953年から岸祐成住職(77)が第8世住職を勤めてきたが、高齢となり、息子である浩成さんへと住職を引き継ぐこととなった。晋山式は実に53年ぶりで、前日には改築した本堂の落慶法要も合わせて行った。
浩成住職は、野口公民館から常光寺までの約500メートルを関係僧侶や壇信徒、華やかな稚児装束をまとった子どもなど約90人とともに参拝。多くの関係者が見守る中、就任のあいさつを告げ、一通りの儀式を執り行った。
浩成住職は「生を受けて38年、これからは更にまい進して、お勤めをさせていただきたい」と、新たな志を語った。 -
南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷で8日、南アルプスふるさと祭りがあった。地元産品コーナーや飲食ブースが並んだほか、舞台では太鼓演奏や地元の踊りなどが披露され、多くの人でにぎわった。
長谷村の時から続いている取り組みで23回目で、子どもみこしや花火大会などといった、さまざまなイベントが催されている。小学生以下でつくる子どもみこしは毎年好評で、今年は6地区が参加。さまざまなみこしで会場を練り歩き、訪れた人の目を楽しませた。
また今年は、伊那地区、高遠地区からも踊り連が参加し、ドラゴン踊りや伊那節、高遠音頭などを披露。高遠高校吹奏楽部による吹奏楽演奏などもあり、会場を沸かせた。 -
伊那市・荒井神社奉納こども相撲 真剣勝負に涙…
伊那市の荒井神社例大祭に合わせて8日、奉納こども相撲大会が神社境内であった=写真。さわやかな秋空の下、地元の小学生70人が熱戦を繰り広げた。
大会は25回を数える恒例。学年、男女別のトーナメントで、まわし姿の小さな力士たちが「押し出し」や「上手投げ」などの技で大人顔負けの取り組みをした。
出場した児童たちは、負けて悔し涙を流すほどの真剣勝負。「物言い」が入る接戦などもあり、息つく暇を与えない展開に観客が声援で応えていた。
例大祭は9日まで。子どもみこし、大型獅子舞、長持ちの区内練り歩きなどがある。
学年、男女別の優勝者は次の皆さん。
【1年】▽男子=倉科大雅▽女子=小松菜奈花【2年】▽久保村颯太▽女子=荻原里奈【3年】▽男子=倉科弦矢▽女子=土田沙弥【4年】▽男子=埋橋啓▽女子=梶原あさみ【5年】▽男子=柴田拓実▽女子=小松美森【6年】▽男子=上條秀樹▽女子=米山弥生 -
飯田・伊那地区少年野球大会 伊那市で熱戦展開
第5回飯田・伊那地区少年野球大会が7、8日、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドなどであった。=写真。両地域のスポーツ少年団などが白熱のトーナメントを繰り広げた。飯田・伊那地区少年野球連盟(宮原崇連盟会長)の主催。
野球の試合を通じて、互いの地域の児童たちの交流の和を広げることを目的とした大会。毎年交互に行き来して開いている。
初日は、上伊那8チーム、下伊那8チームの計16チームが同グラウンドと美篶スポーツ公園で1、2回戦を戦った。児童たちは友人や保護者の声援を受けながら、全力で走ったり、打ったりして勇姿を見せていた。
8日は、手良総合グラウンドで準決勝、決勝戦を開いた。
結果は次の通り。
(1)伊那北スポーツ少年団(2)伊那中部スポーツ少年団(3)竜東スポーツ少年団、伊那スターズ -
日本舞踊「泉舟流」が発表会 優雅な踊りで観客魅了
日本舞踊「泉舟流」の発表会が7日、伊那市駅前ビルいなっせであった。同市を中心とした約80人の社中らが日々の練習成果を披露した=写真。会場には立ち見客を含め、約300人が詰め寄せる盛況ぶりを見せた。
数年おきの開催で今回は4年ぶり。演歌に合わせて36プログラムの日本舞踊を2部構成で見せた。豪華な衣装を着飾った出演者らは扇子などの小道具を使った、優雅な踊りで観客を魅了した。
会主の泉舟寿恵さんは「日ごろの努力の成果を見てほしい。皆、年は取っても楽しく踊りを続けていきたいと思っている」と話していた。 -
駒ヶ根東が男女とも準優勝 荒神山継走大会で健闘
第32回長野県中学男子・第25回長野県中学女子荒神山継走大会は8日、辰野町の荒神山スポーツ公園陸上競技場を発着点とする特設コースで開き、上伊那勢では駒ヶ根東が男女とも2位と大健闘した。特に男子は大会新となる53分12秒の好記録だった。赤穂も女子が3位と健闘したが、昨年優勝の男子は4位だった。
県内全域から男子28チーム、女子17チームが出場。1周(区間)2・5キロの起伏のあるコースを各チーム5人の選手がたすきをつないでタイムを競った。
上伊那陸上競技協会などの主催。
男子は1区で駒ヶ根東の福沢潤一が飛び出し、強豪松川に29秒の差をつける区間総合優勝の走りで中継。2区の宮脇千博、3区の小林純平も区間2位の走りで1位を保った。4区久保田光も区間2位と健闘したが松川に1位の座を奪われ、5区天野努が2位のままゴールした。
女子は1・2区で強豪菅野(松本市)が首位に立ったが、駒ヶ根東の1区篠田美樹、2区青木美智子がぴったり追走。3区で寺平稚博がついに菅野をかわして首位に立った。4区竹村知世も区間1位の力走で5区北原成美へ。1年の北原は経験不足もあって首位を菅野に明け渡したが、初の大きなレースで堂々区間3位の走りを見せた。
駒ヶ根東陸上部顧問の竹田正樹教諭は「男子は競り合いになった時にハートの弱さが出たが、ほぼ思い通りのレース運び。女子はレギュラー2人を欠いたが、全員自分の力以上のものを出し、層が厚くなったことを確認できた」と分析。陸上部主将の青木美智子選手(3年)は「目標は全国大会。県中学駅伝(11月)でライバルの菅野、山辺(松本市)と競っていけばなんとかなる」と力強く語った。 -
きものフェスティバル
新伊那市誕生記念の冠イベント「きものフェスティバル竏窒ォもので咲かせよう、新伊那市の華」が8日、伊那市生涯学習センターであった。
「たんすに眠っているきものをよみがえらせよう」をテーマに、世界に誇れる民族衣装を身近に感じてもらうねらい。全日本きものコンサルタント協会員・田中きもの学院(田中政子代表)=西春近=の設立30周年記念を兼ね、地元で初めて開いた。
イベントは「花嫁衣裳の着装」「江戸期の帯結び」など5部構成で、市内や近隣市町村から公募したモデルを含めて26人が出演した。
「花結びファンタジー」は、伊那のツツジ、高遠のサクラ、長谷のクロユリと旧市町村花を創作し、帯結びで表現。花びらの形を整え、めしべやおしべを加えて細かく仕上げた。
また、きものを着る喜びと楽しさを伝えようと、公募した小学生に着付けを指導。ステージ上で、一人ひとりが着装した。
田中代表は「きものを着た生活が日本の伝統文化を継承する実践であると思う」と話した。