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殿島橋架け替え
第2回殿島橋架け替えワークショップ(WS)が1日夜、伊那市西春近支所であった。橋の取り付け位置を考え、伊那建設事務所が示した西春近側を現橋の上流40メートル付近に架橋することで同意した。
殿島橋は天竜川にかかり、東春近と西春近を結ぶ延長約220メートルの歩行者専用道路。7月の梅雨前線による豪雨災害で、橋脚が沈下し、西春近側から橋げた60メートルを撤去した。
現橋の安全性を確認したところ、橋脚の土台が洗掘されたり、橋げたがかしいだりと補修は難しく、国土交通省と相談して使える状況にないと判断。現橋を使っての仮橋もできないという。
その上で、橋の取り付け位置について、東春近側は現行のままで、西春近側を現行と上・下流付近で検証。現行と下流は、橋と国道153号線に高低差が生じるなどの理由から、上流がいいと結論を出した。上流は国道と交わる沢渡交差点の改良などがいるものの、高低差がない、歩行者の流れがスムーズになるなどの利点がある。殿島橋から200縲・00メートル上流の春近大橋への歩道設置は、交通の安全確保や犬田切川を渡る歩道設置などが必要となる。
上流に取り付けた場合、延長は約230メートルで、春近大橋と平行する。幅員4メートル。
本年中に詳細を煮詰め、06縲・7年度にかけて橋本体の工事を進める。08年度に交差点など周辺を整備する。
殿島橋架替促進協議会委員ら約40人は、スクリーンに写し出された橋の現況などを見ながら説明を受け、取り付け位置に同意。
設計の留意点に「西春近側の交差点付近は子どもの安全を確保できるように」「犬田切川の護岸工事をしっかりしてほしい」などを挙げた。
早急に地元説明会へ入り、図面ができた時点でWSに示して最終的なものにする。 -
伊那市・7月豪雨災害対応の反省事項を報告
「防災の日」に合わせて伊那市は1日、市役所で、7月豪雨災害検討会を開いた=写真。災害対応の社会福祉、建設など各課の部課長ら計約60人が参加。それぞれの課などから反省事項の報告があり、検討課題を確認し合った。
避難誘導、避難所での生活、災害現場から対策本部への情報伝達の混乱などについて、反省事項が集中。あいさつに立った白鳥孝収入役は「現場の生の声を聞いて、次に生かせる反省会にしたい」と呼び掛けた。
避難などの問題点として、「避難所が川の氾濫がある危険地域だった」「避難所に職員がいなかった」などの市民の声があったと報告。「障害者で避難できなかった市民がいた」との反省には、要援護者マップの作成と各自主防災会などでの情報の共有化がいるとした。
「避難勧告」「避難指示」といった用語の意味や危険度合いを、一部の職員らが理解できておらず、周知の必要性も提起。避難所職員が何をしてよいのか分かっていない竏窒ネどの対策で、職員研修が必要とした。
避難所、災害現場と対策本部を行き来した職員は、現地に対策本部を設置し、部長級の職員を充てることを提案。「住民の不満、要求をすぐに伝え、分かち合うことが、住民感情を和らげることになる」と「現場主義」の重要性を強調した。 -
伊那市の矢沢保信さんに県献血推進協議会長表彰
県献血推進協議会長表彰の伝達表彰が30日、伊那市の高遠町総合支所であり、旧同町献血推進委員会の元会長、矢沢保信さん(68)=東高遠・写真=が伊東義人同支所長から賞状などを受け取った=写真。
矢沢さんは89年から17年間、同町の会長として献血活動に貢献。在任中は2月の「だるま市」の献血を定着化させるなど、地域推進活動に積極的に取り組んだ。自身も献血に協力し、50回以上の実績を持っている。
伝達表彰は7月19日、駒ヶ根市で予定していた上伊那郡市献血推進大会が豪雨災害で中止となり、この日の高遠町総合支所の朝礼で賞状などを授与。功績に対し、職員からは大きな拍手がわいていた。
伊東同支所長は「地域の献血推進のための活動に心から感謝を」と労いの言葉。矢沢さんは「この喜びは皆さま方の協力があったからこそ」とあいさつした。 -
4月からみはらしぶどう生産組合長に就任
伊那市西箕輪
林正隆さん(66)野菜は毎年考えて、いろんな作り方をしなければならないけど、ブドウは1年目にやったことを応用して、続けていくことができる。それに果物ってなんか、夢があるでしょ竏秩B
開園して5年目となる「みはらしぶどう園」。3年目から徐々に実がつき始め、4年目となった昨年は、これまでにない実りがあった。「今年は長かった梅雨の影響が心配だったけど、夏場の好天で持ち返した。ここは標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいから糖度の高い果物ができる。まだ始めたばかりだから、ブドウの先進地に比べて来場者が少ないのは残念だけど」ともらす。
◇ ◇
退職後はゆっくりしようと考えていたが、古くからの友人に声を掛けられたことや、自宅近所でできることもあり、ぶどう園に参加することを決めた。それまで、手伝い程度に農業をすることはあったが、出荷までする本格的な農業は初めてだった。木を育てる1、2年目はそれほど手間もかからなかったが、実がなりはじめた3年目、ブドウづくりの大変さを思い知った。
6月から7月にかけ、作業は本格化する。木の剪(せん)定から始め、房作りのための摘果、種なしにするためのジベレリン処理、袋がけ、消毒竏窒ニ続く。ピオーネ、シナノスマイルなどの大粒種は、60粒を36粒ほどまで摘果し、粒が大きくなるように促すが、実が成長してしまうと摘果のはさみが入らなくなるため、作業は短期間に集中する。連日、ブドウを見上げ、腕を上げたままで作業を続けなければならないため、次第に体が悲鳴を上げ始める。また、暑さ寒さも我慢しなければならない。それまでの会社勤めと違うことばかりだった。その一方で、無事に果実が成長する姿を見続けることへの喜びも覚えた。「自分の場合、ほかに何かしているわけでもないから、ぶどう園のおかげでいつも必ず一つは楽しみがあるのはいい。こんなに手がかかるとは思わなかったけど」と苦笑いする。
◇ ◇
生産者のほとんどは、ぶどう園の開園と同時にブドウ作りを始めた人ばかり。専門家の技術指導を受けたり、土壌改良をするなどして試行錯誤を続けているが、味には絶対的な自信を持てるまでになった。「最初は小粒で甘味もあまり出ていなかったが、木も安定し、酸味と甘味のバランスも良くなった。これからまだまだ良くなっていくよ」と自信を見せる。だからこそ、より多くの人に来てもらいたいという思いも強い。
「より多くの人に楽しんでもらえるよう、品種を増やすことも考えている。若い人は大粒が好きだけど、お年寄りは小粒が好きな傾向にあるから、そういうことも考慮して。市内でも、ここにぶどう園があることを知らない人もいる。すぐに広めるのは無理でも、美味しいブドウをつくり続けて、徐々に知っていってもらえばと思ってるよ」 -
三宅村立小学校の児童が国少で高遠体験
東京都の三宅村立小学校5年生10人が30日、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家を訪れ、高遠北小学校の児童14人と交流した。
江戸時代に起きた「絵島生島事件」で、罪に問われた絵島と生島はそれぞれ、高遠町と三宅島に流された。そのことをきっかけに、高遠町町と三宅村は1970年に友好盟約を締結。互いのイベントに町村の代表者が参加するなど交流を深めている。三宅小の児童の「高遠体験」もその一環。昨年は高遠城下まつりに合わせて来訪し、今年もその予定だったが、豪雨災害の影響で延期された。
両校の児童は、隣同士の席に座り、こけしの絵付けに挑戦。最初は互いにはにかむ様子も あったが、次第に打ち解け、さまざまな会話を楽しんでいた。 -
伊那地域の新たな交通ネットワーク構築へ
伊那市は秋ごろ、伊那地域の新たな交通ネットワーク構築のための検討委員会を立ち上げる。新市発足に伴う旧市町村の循環バス路線や、権兵衛トンネルを利用した広域的な交通ネットワークを検討する。
検討では、国土交通省の「公共交通活性化総合プログラム」を導入。地域の公共交通に課題があるものの、利用者のサービス維持や質の向上など地域のみで解決困難な事案について、具体的な方策を練るもの。
市内の交通手段は、合併前のまま引き継いでいるが、合併協議では「旧市町村間を結ぶ循環バスは合併後、速やかに運行できるよう関係機関と調整する」となっている。バス利用は地区や時間帯によって多少するが、交通弱者の増加で交通対策が必要な状況にある。
対象地域は伊那市とその周辺で、権兵衛トンネルの開通によって木曽も含む。
庁内プロジェクトを設け、交通状況や課題を把握。西春近地区社会福祉協議会が高齢者の交通手段の確保で取り組んでいる無償ボランティア移送サービスの実践の検証も含めながら、総合的に交通対策を考える。
検討委員会では、地域にあった交通体系のあり方、使いやすい移動手段、地域の観光資源を生かす公共交通を模索する。
委員は国交省と相談して選出するが、市や長野運輸支局などの行政機関、バス・タクシーの交通事業者、高齢者クラブ代表など利用者で構成する予定。
本年度中に方向をまとめ、必要に応じて07年度の試行運転を検討する。 -
災害時に避難所などの危険度を判定
伊那市役所で1日、県建築士会上伊那支部と伊那市の「災害時における応急危険度判定等の協力に関する協定」の調印式があった。地震や風水害など災害時に、本部施設や避難所などが安全かどうか危険度を判定する。
協定書では、市からの要請により、上伊那支部の応急危険度判定士が現地へ出向き、災害発生後8時間以内に建物の危険度を判定。危険だった場合、他避難所への移動などの手段をとる。協力のための経費は市が負担。有効期間は07年3月までだが、改廃の申し出がない場合は継続する。
調印後、松沢考資支部長=辰野町=は「お世話になっている地域への社会貢献」と話した。
小坂市長は「早期に判定することは極めて有利。市民生活が安定できるよう、専門家の協力を得ることは喜ばしい」と述べた。
県建築士会の調印は県内2カ所目。上伊那支部の判定士は100人余で、今後、上伊那の他市町村とも調印を交わす予定。市町村ごとに班分けし、担当個所も振り分けている。災害時、メンバーが対応できないときは、近隣市町村や飯伊・諏訪に応援要請する。判定士は04年の新潟県中越地震の際、民間住宅を中心に判定業務に当たった経験がある。 -
伊那消防署が水難救助訓練
伊那消防署は南箕輪村の大泉ダム湖で22竏・0日、水難救助訓練を実施した。署員らは7月の豪雨災害を体験し、いつにも増して真剣な面持ちで訓練。安全を確認しながら、正確、迅速な動作を心がけた。
署員約45人が3日間の日程にそれぞれ分かれ、アルミボートの操作、救命索発射機の取り扱いを訓練。出水期に備えた年一度の恒例で、本年は水害で実施予定が遅れた。
23日は、署員12人が2班に分かれ、2つの訓練を交互に実施。署員らは水難救助を想定し、有事の際に適切な対処が取れるよう、一つひとつの動作を確認するよう呼称していた。
訓練責任者の小島隆宏警防2係長は「いつでも災害に対応できるよう、道具の取り扱いの習熟が必要」と話し、署員らの気持ちを引き締めるよう、きびきびと指揮を取っていた。 -
能装束の美学び 紋様創作にも挑戦
駒ヶ根高原美術館(駒ヶ根市)が委託を受ける、06年度文化庁芸術拠点形成事業「室町から平成へ竏駐坙{文化の普遍性と能装束の美」の出前講座が29日、伊那市の伊那中学校であった。同校3年の選択美術の生徒26人が参加し、能衣装に施された紋様について学習を深めた。
出前講座は中学生を対象とした事前学習で、能に対して親しみと理解を深めることが目的。上伊那では伊那中を含め、駒ヶ根東、赤穂(ともに駒ヶ根市)の3校が対象となっている。
この日は、同美術館の松井君子副館長ら関係者3人が学校を訪れ、紀元前数千年前の牛やヤギ、幾何学模様といった、さまざまな世界の紋様の資料などで講義。クレヨン、コンパスを使って、生徒ら一人ひとりがオリジナル紋様の制作もした=写真。
魚や動物などをイメージした紋様を創作。コンパスで描いた円を花びらにしたり、「美」の文字を紋様にしたりと、個性豊かな作品が完成した。
同事業はそのほか、浅井能楽資料館の山口憲館長による全7回の「能装束講座」、駒ヶ根能「三輪」の鑑賞などがあり、10月下旬縲恬・N3月上旬、駒ヶ根高原美術館で開く。 -
不法就労助長あっせんの疑い中国人男性逮捕
警視庁・県警察合同捜査本部と伊那署は31日、不法滞在の中国人に偽造の旅券、外国人登録証明書をあっせんするなどし、県内の人材派遣会社に紹介していた中国人男性を静岡県内で逮捕した。
逮捕したのは静岡県掛川市下俣の無職の自称、チョウ・スカ容疑者(自称31)。1月ころから5月ころまでの間、2回にわたり、伊那市内の人材派遣会社2社に対し、不法滞在の中国人男性2人に偽造旅券などをあっせんし、所持させ、各1人を社員として紹介した疑い。
伊那署が6月9日、不法残留の疑いで、不法滞在の両人を逮捕し、7月4日、偽造有印公文書行使罪などで再逮捕。企業で働いていた経緯などについて取り調べた結果、張容疑者があっせんしていたことが明かになった。
容疑者があっせんした偽造旅券などは、警視庁・県警察「自称陳建春等による身分証明書等偽造事件」合同捜査本部の捜査の結果、中国籍の陳建春ら3人が偽造したものと判明しており、今後は仲介の状況などについても追及していく。 -
伊那市、みはらしいちご園でLEDを使ったイチゴ栽培実験を本格化
伊那市は、成長促進や病害虫防除などの効果が期待される発光ダイオード(LED)を使った養液栽培の実証実験を、西箕輪の農業公園みはらしファームの観光農園「みはらしいちご園」で本格的に開始する。研究は信州大学農学部に委託する。他地域には、野菜栽培などでLEDを導入して効果を上げている事例もあり、実用化ができれば、無農薬栽培の実現、労働負担低減などの成果が期待される。
市は、新技術の導入による産業振興、農業振興の効果への期待から、LEDによる農作物栽培に着目。昨年10月から今年の6月にかけて、信州大学農学部、みはらしいちご園と連携しながら、試験的にLEDでのイチゴの栽培を試みた。
その結果、一定の効果が見られたが、実際にどれだけの成果があるか、具体的なデータを得るには至らなかった。そのため、整った施設で実験をして、具体的成果を得るとともにコスト面なども考慮し、実用化を視野に入れて検証する。
現在は、信大とみはらしいちご園で具体的な実験内容を検討している。 -
上伊那で村井仁氏の激励会
1日に長野県知事に就任する村井仁氏(69)の上伊那地区激励会が30日、伊那市内であった=写真。集まった約200人に、村井氏は「地域の課題には、地域に関する人の協力が必要。壊された長野県を作り直すには時間がかかる。あまりせっかちに効果を期待せず、2年を節目に中間評価をしてほしい」と語り、地域からの積極的な協力を求めた。
村井氏は「重要なのは何がみなさんの生活にとって必要かを見定めること」として、市町村を主体として必要な公共事業を判断し、県としてそれをバックアップする方向を提示。その上で「地元の積極的な協力がなければ何も進まない」として、地域の課題に取り組んでいく地元協力体制の構築を求めた。
また「現在一番の無駄は、税金で雇っている県職が十分に能力を発揮できない環境にあること」と指摘。田中政権の影響が残る組織運営が決して安易でないことにふれ「私も決してやわな人間でない。しっかりした仕事をしていきたい」と語った。 -
第2回高遠町地域協議会
伊那市高遠町の第2回地域協議会が30日夜、町総合福祉センター「やますそ」であった。本年度の主要事業で、委員から伊那・高遠・長谷を接続する循環バス運行に要望が相次いだ。
委員は高遠高校への通学、伊那中央病院への通院も含めた検討を臨んだ。
合併協議で、旧市町村間を結ぶ循環バスの運行は合併後、速やかに運行できるように関係機関と調整することになっている。
市側は「秋ぐらいから検討することになっている」と答えた。
そのほか、横断歩道や防火水槽の設置、足湯などによる街並みを歩く施策、消防団員が活動できる組織づくりなど要望、提案があった。
伊東地域自治区長は、新たな発想による提案を歓迎し、行政任せでなく、自主的な活動に期待した。
また、合併して5カ月後が経過し、委員から「7月の梅雨前線豪雨のとき、不安だったが、不自由しなかった。ありがいたいこと」「伊那から高遠へ来るのは遠い感覚がある。プールや図書館などまちの魅力を宣伝してほしい」「会議を伊那で開くことが多い」などの感想があった。
次回は9月28日午後7時から、やますそで。会議は公開で、傍聴できる。 -
高遠町地域協議会 消防署移転を了承
老朽化などに伴い、伊那消防組合高遠消防署を移転新築する。本年度中に建設用地を取得し、07年度に建設、08年度に開署したい考え。30日、第2回高遠町地域協議会で建設の候補地を示し、了承された。
消防署は建設から27年が経過、老朽化に加え、管理室など手狭になっている。さらに合併で、出動エリアが高遠、長谷、手良・美篶・富県の一部に広がり、交通面から速やかに出動できる場所が必要となった。
建設の候補地は、小原の国道152号線沿い(私有地)。冬場に車庫前が凍結しないなどの条件から選んだ。
敷地面積は2800平方メートルと現消防署の約7倍。鉄骨2階建てで、延べ床面積770平方メートル。事務室、会議室、災害時に現場の対策本部を置くことができる講堂、訓練施設、駐車場などを設ける。上伊那で初めてとなる、車両に付着した血液などを洗い流す救急衛生車庫を設置したいとした。
地域協で、委員から消防署員の負担、エリア内の出動にかかる時間、現消防署の後利用などに質問があった。
署員の体制は当面、現行通り(署長を含む20人)で、勤務体制は伊那消防署と同じ。消防署から遠い長谷の浦地区まで20キロ、所要時間は20分程度という。
委員から異議はなく、今後、地元説明に入る。
伊東地域自治区長は「市長に報告し、早急に用地を取得して完成するように努力したい」と述べた。 -
ボーイスカウトのビーバースカウト、卒業を前に最後のゴミ広い
ボーイスカウト伊那第1団(中村洋団委員長)のビーバースカウトが27日、9月からカブスカウトに進級する2人の団員の卒業を前に、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム周辺でゴミ広いをした。団員や保護者など13人が集り、種類を分別しながらごみ拾いに励んだ=写真。
ビーバースカウトは保育園・幼稚園の年長から小学2年生の9月までを対象とする部門。今年は、4人の団員が共に活動してきたが、現在2年生の2人は9月に次の部門に進級する。そのため、全員で取り組む最後の奉仕活動として、ボーイスカウトの野営場が近くにあり、普段からお世話になっている「みはらしファーム」周辺のごみ拾いをした。
団員らは目を凝らし、隅々のごみまで探し出し、分別の方法なども学んだ。
その後、みはらしファームでお別れパーティーもし、友達との最後の交流を楽しんだ。 -
伊那市で「おはなしドキドキぱーく」
上伊那の読み聞かせグループなどでつくる、お話の会「エム&イー」はこのほど、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で、県委託事業「おはなしドキドキぱーく」を開き、パネルシアターなどの企画を繰り広げた。
パネルシアター、歌、語りなどのコンサートのほか、折り紙、お手玉教室などを7団体が企画、地域の子供連れ家族などが参加。「くもの糸」「ヘンゼルとグレーテル」など7演目の歌やパネルシアターは人気で、約50人が会場に詰め寄せた。
大型絵本など約1200冊を積んだ、県移動絵本図書館車「おはなしぱけっと号」も玄関先に登場。子どもたちは自由に本を読んだり、県立長野図書館の司書の女性の読み聞かせを楽しんだりした。
「エム&イー」の金丸恵美子代表は「子どもが本に親しむことが目的。肉声で読み聞かせることは、子どもたちの心の発達に役立つ」と話していた。 -
伊那市街地にクマ 豪雨でえさ無くなったか…
30日午前10時53分、伊那市荒井区の荒井神社から北東の土手を駆け上がっているクマを見たとの通報が伊那署にあった。伊那市猟友会伊那支部の3人が駆除作業に取りかかり、午後0時30分、最初の発見場所から北西に約1キロの同区内で捕獲した。けが人は出なかった。
同支部の溝口文仁さん(65)らによると、クマは体長1メートル10センチ、体重40キロほどで、メスの2歳。通報後、警察官などが捜索作業を開始、市は消防無線や広報車などで戸締りなどの注意を促す放送、市街地でのクマの出没で一時、周囲が騒然とした。
クマの有害鳥獣駆除が解禁となった17日縲恁サ在、同支部の捕獲頭数は7頭目。40年の経験を持つ溝口さんは「市街地に出没したのは初めて。短期間で7頭は多い」と驚き。「(7月の)豪雨で山にえさが無くなったことが原因」と分析している。
荒井神社の近くに住む60代の男性は「昨日の夜、裏の土手でガサガサと音がするのが聞こえた。今考えるとクマだったのかも…。まさかこんなところ(市街地)に出てくるとは」と不安がっていた。 -
上伊那のいも焼酎を全国配信 伊那八峰・12月発売へ
全国へ発進できる焼酎をつくろう竏窒ニ、上伊那産のサツマイモを原料にしたいも焼酎「伊那八峰(仮称)」の販売店企画会議が29日、伊那市西春近の県酒類販売伊那支店であり、焼酎は市町村産地別に製造することが、企画立案者側からの発表された。
この日は、販売に関しての呼び掛けに集まった、上伊那の販売店主ら12人が参加。生産、製造、販売代表ら5人から、今までの経緯や今後の販売方法などの説明を聞いた。
いも焼酎は上伊那内の産地別の8本に加え、権兵衛トンネル開通記念の1本(産地は同トンネル出入口近くの同市西箕輪)の計9種類を製造予定。それぞれ、蒸留方法、アルコール度数、イモの種類の違いなどで、味に変化を持たせる。
本年度から販売に向け、全8市町内で生産者組合員、ボランティアらが原料のイモ「黄金千貫」などの苗を植えている。総収穫数量は200トン(推定)。その一部で9種類の計、約1万6千本(1本720ミリリットル)を「喜久水酒造」(飯田市)が製造する。
話し合いの中では、ラベルの図案となる水墨画(作者=上山仁司・飯島町)の披露=写真=もあり、販売店からは「ラベルには『無農薬』の表示を盛り込みたい」などの意見もあった。
企画立案者の池上明さん(50)=池上酒店社長・飯島町=は、遊休農地の活用、伊那谷のPRに役立てばと期待。今回集まった12人が中心となって販売していく考えで、「売りたいという意思のある店に置きたい」とし、イモの収穫に参加する意思のある人を条件としている。
9月中旬にも会議があり、価格や味などの決定について話し合う予定。収穫、焼酎の製造は10月中旬からで、12月上旬の発売を目指す。 -
ど根性菊
伊那市小沢の唐沢幸男さん宅で、物干し台の下にあるコンクリート面から菊が生えてきた=写真。唐沢さん家族は「種から育てるものでない菊が、どうしてこんな所から生えてきたのか」と首をかしげつつ、花が咲くのを待ちわびている。
菊は、コンクリートが割れたごくわずかな隙間から生えてきたと見られる。当初は菊だと分からなかったが、成長するにつれて、菊だとはっきり分かるようになった。
唐沢さん宅の敷地には、挿し木や苗などから育てた菊が一部にあるが、物干し台周辺ではなく、当初は「どういうことかね」と話していた。しかし、毎日顔を合わせるうちに愛着が湧き、鉢植えに水やりをする時にこの菊にも水をやるようになった。隣に住む息子夫婦も時折面倒を見ており「早く大きくなってね」と話し掛けながら、家族全員で成長を見守っている。 -
伊那JCがワークショップ
新伊那市発足を機に地域資源を見つめ直そう竏窒ニ、伊那青年会議所(JC)まちづくり委員会(原大幸委員長)は26日夜、伊那市駅前ビルいなっせで、「魅力あるまちをデザインする」と題したワークショップ(WS)を開いた。
同委員会は年間活動の一環として、毎年テーマを決めてWSを開催。本年は年間2回の計画で、初回の6月は「伊那谷のチャームポイント」などの具体的なテーマで話し合っている。
集まった50余人の中には委員のほか、市内の中学生、主婦や、市民と行政との協働に関する研修で本年も参加する市職員の姿もあった。6班に分かれ、「ごみ問題」「JR伊那市駅周辺の景観」などのテーマでWSをし、話し合いの成果を発表した。
「既存の地縁組織と新しい地域の絆を考える」と題して発表した班は、常会、区長会などについて「若い人が入りにくい閉鎖的な場所」と問題提起。「住んでいる人とのコミュニケーションが必要。新しい地域の絆を深め、既存のものを充実させたい」と訴えた。
原委員長は「地域資源を共有するための話し合いができたことに意義があった」と総括。発表した意見は行政などの関係機関へ年内度中に提案する予定になっている。 -
旧上伊那図書館後利用の基本計画策定へ
伊那市で29日、旧上伊那図書館の利活用・保存、周辺整備などを検討する第1回の後利用基本計画策定委員会があった。「博物館的施設として整備保存し、隣接する上伊那郷土館は老朽化に伴い、取り壊すこと」を前提に検討し、11月末、市へ答申する。
委員は文化財審議委員、教育関係者ら16人。委員長に、文化財審議委員会の春日博人さんを選んだ。
庁内検討委員会の報告にあった▽収蔵物を学びの材料とし、先人の先人を学ぶ▽市民憩いの場として整備する竏窒ネどをたたき台とし、耐震強度の診断結果を踏まえながら、計画をまとめる。
計画策定のため、建物や土地の有効利用について、広く住民から提案を募る。期間は9月1日縲・0月10日。
委員から「資料展示だけでなく、研究機関の意味合いを位置づけてほしい」などの意見が挙がった。
小坂市長は「昭和初期に建てられた歴史的建造物。耐震強度を調査し、市民が利用できる施設として整備したい」と述べた。
旧上伊那図書館は、昭和初期に建てられた歴史的建造物。一部4階建ての鉄筋コンクリート造り。蔵書は2万冊ある。
上伊那郷土館は空調設備がなく、雨もりもすることから取り壊し、膨大な収蔵品を保管する施設建設が必要としている。
本年度中に基本計画の策定、市土地開発公社からの用地買取を済ませ、07縲・9年度にかけて郷土館の解体、本体工事、周辺整備を予定する。 -
風の里で第1回クラフト市
みはらしファームに来た人たちに、別の角度から心の観光を提供しよう竏窒ニ27日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内にあるイベント広場「風の里」で、第1回クラフト市があった。流木クラフトや、手作りアクセサリーなどのブースが並び、訪れた観光客を楽しませた=写真。
これまで「風の里」では、フリーマーケットが定期的に開催されていたが、クラフト市は初めて。上・下伊那でクラフト作品に携わっている参加者9店舗が集った。また、7月の豪雨災害見舞金を募るチャリティーライブも開催。駒ヶ根市を拠点として活動するオカリナ奏者・彦音さんが、心和むオカリナの音色を披露し、集った人たちを楽しませた。 -
うみがめ放流体験会事前交流会
伊那青年会議所が主催する小学生対象の恒例「うみがめ放流体験会」の事前交流会が27日、伊那市の生涯学習センターであった。参加児童らが班ごとに自己紹介したり、諏訪湖から遠州灘までの天竜川の地図を見て学習した。
体験会は、遠州灘でアカウミガメの卵を保護し、ふ化した子ガメを海に帰す活動をするNPO「サンクチュアリジャパン」を手伝い、子どもたちがカメの放流をする。
これまでは体験会のみだったが、今年は「見て、聞いて、触れて、感じて、伝えよう!」をテーマに事前交流、体験、体験発表会の3回シリーズで、天竜川上流に暮らす子どもたちがウミガメの生息のために何ができるか一緒に考える機会にする。
伊那市近隣市町村の小学1年から6年まで68人が参加。青年会議所と一緒に体験会を準備してきた「地球っ子くらぶ」(小学6年から高校3年までの14人で構成)のメンバーが11班の各リーダーを務める。
事前交流会で唐木純哉理事長は、人間が出すごみなどがウミガメの生息地を汚している現状を説明し、「小さな動物も大きな動物も同じ命を持っている。命の大切さを感じとってもらいたい。ごみを出してはいけないことも感じてほしい」と話した。体験会を担当する青少年委員会の唐沢幸恵委員長は、「天竜川は怖いこともあるけれど、飲み水として使っている所もあり大切。皆で守っていきたい。私達が何ができるが一緒に考えたい」とあいさつした。
子どもたちは班ごとに自己紹介し、体験会のしおりを読み合わせた後、「天竜川散策絵巻」を見て天竜川を学んだ。
9月23日の体験会はバス2台で静岡県浜松市の遠州灘海浜公園・中田島砂丘に行き、放流する。体験発表会は10月15日、伊那市の富県ふるさと館で開く。 -
KOA主体のソフトボール成年男子 本国体に出場へ
第27回北信越国民体育大会のソフトボール(伊那市)ホッケー(駒ヶ根市)フェンシング(箕輪町)の3競技が27日まで、上伊那の各会場で熱戦を展開した。地元勢はKOAを主体としたソフトボールの成年男子が優勝し、第61回国民体育大会(9月30日縲・0月10日・兵庫県)の出場を決めた。
ソフトボールは27日、成年男子が決勝戦で新潟県に13竏・(5回コールド)で勝ち、2年連続7回目の優勝を果した。成年女子は前日の敗者復活戦の初戦に勝ち、この日は、第2代表準決勝で福井県に5竏・、同決定戦で富山県に3竏・で勝利し、国体出場権を得た。少年男子・女子はともに初戦で敗退している。
成年男子は3番藤森(フジモリ鉄工所)、4番原田(KOA)、5番池上(甲信越福山通運)の計5本の本塁打を含む、7安打の長打構成などで13得点の大勝。投げては主戦宮下(KOA)が被安打1、11奪三振の力投で無失点。決め球のローライズボールなどの変化球を交えたコンビネーションで、打者に3塁を踏ませなかった。
飯沼厚史監督(KOA)は「周りがチャンスをつくり、主軸が長打で返すなど、それぞれが自分の役割を果した結果」と振り返り、「本大会はなかなか勝つことが難しいと思うが、選手の持ち味を生かしながら長野県のソフトボールができれば」と意気込みを語った。
フェンシングは27日、箕輪町社会体育館で成年女子、少年男子・女子の計3部門のフルーレ団対戦があり、それぞれ北信越5県で総当り戦をした。成年女子は3位、地元高校生で編成した少年男子・女子はともに4位で、いずれも国体への出場権を得られなかった。成年男子はすでに本大会の出場を決めている。
ホッケーの県勢は、いずれの部門も国体出場を逃している。 -
不法在留の疑いでフィリピン人少女らを逮捕
伊那署は28日午前6時58分、不法在留の疑いで、フィリピン国籍の住所不詳、無職の女性、ディセリ・カビソ・アルキーサことアイナ・ダニオルコ・ボルハ容疑者(23)と、住所不詳、無職の少女(19)を逮捕した。
調べによると、容疑者らは知人の車両に同乗中、不審な車が後方からついてきたと、同署駐車場で停車していた。警察官が職務質問した際、他人名義の旅券で入国したことが判明した。
両容疑者の不法在留期間は3カ月縲・年3カ月余りだった。 -
伊那市議会9月定例会4日開会
伊那市の定例記者会見が28日、市役所であり、9月定例市議会(9月4日縲・1日、18日間)の日程、提出議案などについての説明があった。
議案は旧上伊那図書館敷地の取得などの一般案件、市議会政務調査費の交付などの条例案件、05年度の一般会計歳入出決算認定などの決算案件、一般会計補正予算などの予算案件など計64件を提出予定。決算案件は旧市町村分の36件を含むため、計48件となった。
補正予算については、3億1600万円を既定予算額に追加する予定。補正の主な内容として、災害関連で同報無線付ラジオ(500台)購入、ハザードマップ作成、小中学校CATV(ケーブルテレビ)加入費用の約900万円を盛り込んだ。
ハザードマップは1999年に旧伊那市で作成したが、旧高遠町、長谷村にはないため、最新情報の土石流、地滑り危険個所などを含んだ、新市全体のマップを年度内に作る。
CATV加入費用は、7月豪雨災害で避難場所となった小中学校体育館で、伊那ケーブルテレビジョンからの災害放送が見れなかったため、新市内の20校の体育館にケーブルの引き込み工事などをする予定になっている。 -
高遠町を目的地とした歩け歩け運動、長谷村で開催
伊那市長谷地区で27日、地域住民による「歩け歩け運動」があった。親子など、8地区の約130人が参加、市町村合併に伴い同じ伊那市となった高遠町の名所をめぐりながら、まちの歴史について学んだ。
長谷村だった時から公民館主催でこの時期に行ってきた恒例行事。今年は「歴史の町“高遠”と高遠湖周辺をウォーキング」と題し、昔、主要道として使われていた高遠湖右岸の県道から旧道に抜け、高遠城址公園経由で高遠湖を周回する約9キロのコースを設定した。
参加者は、高遠町の桂泉院や高遠城址公園内にある進徳館などを見学。それぞれの歴史的背景や当時の役割を学びならが、改めて歴史の深さを実感していた。
頭と体をしっかり使った後、昼食となり、お弁当や振舞われた豚汁などを美味しく食べた。 -
第32回「伊那谷・木曽谷アマ王位戦」
中央道で結ぶ将棋大会「伊那谷・木曽谷アマ王位戦」伊那・諏訪地区大会が27日、伊那市の中央区公民館であった。大人から子どもまで約30人が参加し、9月の決勝大会を目指し競い合った。日本将棋連盟東海本部など主催。
恵那山トンネルの開通以降、地域間交流の振興などを目的として続けている大会で32回目。2段以上が参加するA組はトーナメント戦となっており、伊那・諏訪大会、飯田、中信、東濃の4会場から選出された上位2人ずつが、決勝大会で対戦する。初段以下の人が参加できるB、C組あ、一人5対局の勝ち点方式で対局。
伊那・諏訪会場には、詰め将棋の達人・中田章道6段の対局指導があり、プロとの対局に真剣な表情で向かう子どもの姿も見られた。
結果は次の通り(上伊那分)。
◆A組(2段以上)
(1)北原孝浩(伊那市)(2)久保村東洋(伊那市)(3)太田啓介(南箕輪村)、細谷宏(箕輪町)
◆B組(初段・1級)
(1)小林政樹(伊那市)(2)伊藤文人(伊那市)(3)武井清純(南箕輪村)
◆C組(2級以下)
(1)白井貴浩(伊那市)(3)木下雄斗(伊那市) -
あさみちゆきが山荘ミルクで出張野外ライブ
「井の頭公園の歌姫」と呼ばれているストリートシンガー・あさみちゆきさん(28)の出張野外ライブが27日、伊那市横山の山荘ミルクであった。あさみさんは、ギターの弾き語りなどで懐かしさが漂う歌謡曲の数々を披露。駆けつけた約200人のファンを魅了した。
あさみさんは、東京都吉祥寺、井の頭公園でのストリートライブから始め、03年4月にプロデビュー。しかし、自身の活動拠点である井の頭公園でのストリートライブを大切にし、デビュー後も定期的なライブを継続してきた。3年で開いたライブは110回を越え、多いときには約300人を集める。
ギター片手に昭和を思わせる歌謡曲をしっとりと歌い上げ、中年男性層を中心としたファンが多い。この日も、東京都からバス1台を貸しきって、40人以上のファンが来場した。
あさみさんは「こんなに広い青空のもと、歌えるとは思っていなかった。精一杯歌わせていただきたい」と語り、「港のカラス」「青春の商店街」などを熱唱。哀愁漂うあさみさんの歌声が、草原に響き渡った。 -
信大食料保健機能開発研究センター開所
食品の機能性研究や産学連携の拠点となる「食料保健機能開発研究センター」が28日、南箕輪村の信州大学農学部に開所した。学部の中核を担う機能性食料開発研究を充実・強化を図りながら、産学連携や機能性研究に関する企業相談を受け付けていく。唐澤豊農学部長は「センターは、“食”の活動拠点となるもの。食料関係企業と協力しながら、学生の育成にもつなげていきたい」と語った。
同センターは、食品の機能性研究などに関する企業から寄せられる相談に対し、共同研究などを提案していく地域連携の場として機能する一方、企業という媒体を通して大学が行っている研究を、社会に還元する役割も担っていく。
総事業費は約6500万円。農学部棟の一画約415平方メートルを改築し、学内の分析機器を集約し、分子量などから物質の詳細な成分を分析ができるLC竏樽S/MSなど、最新分析機器3台も導入した。企業の研究者に貸し出せるオープンラボもあり、専門的な機器のない中小企業の研究者などが、高度な研究に取り組める環境も整えられている。
今後は、これまで地元企業と共同研究してきた「無塩みそパウダー」などを、同センターの事業として取り組んでいく予定で、さらなる相談・要望を各企業から受け付け、共同研究などを提案していく。
開発研究に関する問い合わせは(TEL77・1518)橋本さん、産学連携受託に関する問い合わせは(TEL77・1647)清水さんへ。