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上伊那で100棟以上の農業用ハウス倒壊
10日に降った雪の影響で、上伊那地域で100棟以上の農業用ハウスの倒壊があったことがわかりました。
JA上伊那によりますと、再建に必要な金額は1億円に上るとしています。
こちらは11日に撮影した伊那市西箕輪の農業用ハウスの写真です。
雪の重みでハウスが変形しています。
JA上伊那の調査によりますと、14日の朝までに上伊那全体で100棟以上の農業用ハウスや農機具格納庫の倒壊が報告されているということです。
このうち、伊那市は50棟、箕輪町は6棟、南箕輪村は18棟となっています。
再建する場合にかかる金額は上伊那全体で1億円を超えると想定しています。
JA上伊那では今後も引き続き調査を行っていくということです。
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芳澤慶士郎君と香乃子さん兄妹 空手で全国へ
伊那市の東部中学校2年生の芳澤慶士郎君と伊那東小学校5年生の香乃子さんの兄妹は、それぞれ空手の形競技で全国大会に出場します。
13日は兄の慶士郎君と妹の香乃子さんが伊那市役所を訪れ、笠原千俊教育長に全国大会出場を報告しました。
2人は8年前から空手の形競技をはじめ、駒ヶ根市の道場に週2回通っています。
慶士郎君は、県の選考会で3位となり、3月に京都府で開かれる全国中学生空手道選抜大会に出場します。
香乃子さんは、北信越大会で準優勝し、17日に北海道で開かれる全日本少年少女空手道選抜大会に出場します。
笠原教育長は「ベストパフォーマンスを発揮してください」と激励していました。
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高遠だるま市 3年ぶりに開催
伊那市高遠町に400年以上前から伝わるとされるだるま市が、11日、3年ぶりに開かれました。
鉾持神社参道には、大小さまざまなだるまが並び、訪れた人たちでにぎわいました。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせ、江戸時代から400年以上続くとされています。
一昨年と去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、今年3年ぶりに開かれました。
訪れた人たちは、自分に合ったサイズのだるまを見定めて買い求めていました。
訪れた人たちは境内で古くなっただるまを奉納すると、神社に参拝し手を合わせていました。 -
野口さん ZTF彗星と火星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家野口輝雄さんは、およそ5万年かけて地球に最も近づいたZTF彗星と火星を1枚の写真に収めることに成功しました。
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伊那広域シルバー人材センター3年ぶりの作品展
伊那市のシルバー人材センターの会員による作品展が13日から始まりました。
会場には伊那広域シルバー人材センターの会員30人の作品およそ70点が並んでいます。
作品展は新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
センターでは「会員の趣味などで作った作品を多くの人に見てほしい」と話していました。
作品展は16日まで開かれています。
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上牧の里山でそりすべり
伊那市上牧の住民は、地区内の里山で11日、そり滑りを楽しみました。
11日は全長およそ200メートルのコースが作られ、地区の子ども5人がそり滑りを楽しみました。
10日に40センチ近くの雪が積もり、2019年以来この場所でそり滑りができました。
住民有志で作る上牧里山づくりは、上牧の里山にある遊歩道を利用して毎年そり大会を企画しています。
11日は、住民手作りの木のそりも用意されました。
上牧里山づくりでは「日頃整備しているコースで冬ならではの遊びができた。子どもたちが地域の里山で遊ぶ機会を増やしていきたい」と話していました。
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上伊那地域も雪に 交通機関影響
県内は10日、広い範囲で雪となりました。
長野地方気象台では、10日の夜遅くにかけて大雪や路面の凍結による交通への影響などに警戒するよう呼び掛けています。
10日の朝7時半過ぎのJR伊那北駅周辺の様子です。
傘を差しながら通学する高校生たちの姿が見られました。
南箕輪村の上伊那農業高校の女子ソフトテニス部の部員たちは、朝から通学路の雪かきをしていました。
上伊那広域消防本部の観測では、午後3時現在25センチの積雪がありました。
伊那市の国道361号では、車が坂を上がれず立往生していました。
伊那警察署によりますと雪の影響で事故が多発しているということで、運転には十分注意するよう呼び掛けています。
また、雪の影響で交通機関にも乱れがありました。
中央自動車道の東京都の八王子ICから岐阜県の中津川ICの間が上下線ともに午後4時現在通行止めとなっています。
高速バスは午前8時以降、新宿線・名古屋線ともに運休となりました。
また、JR飯田線は、辰野駅から飯田駅間で昼頃から終日運休となりました。
このため、上伊那の高校は下校時間を早めました。
AI配車乗り合いタクシーぐるっとタクシーは終日運行を休止しました。
尚、午後3時現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村で雪による被害の報告は入っていないということです。
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早春の花 クリスマスローズ展示会
早春の花、クリスマスローズの展示会が、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で10日から始まりました。
会場には主に南信の住民でつくる、信濃クリスマスローズ愛好会の会員が育てた、およそ120鉢が並んでいます。
新型コロナの影響で、3年ぶりに開かれました。
愛好会では「会員が丹精込めて育てたクリスマスローズをぜひ見に来て欲しい」と話していました。
この展示会は、かんてんぱぱくぬぎの杜で、12日まで開かれています。
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高遠城の劇場型歴史探訪ツアー開催へ
伊那市観光協会は高遠城の劇場型歴史探訪ツアーを3月2日に行います。
9日は主会場となる高遠城址公園で記者発表が開かれました。
発表会では武田家の家紋が入った鎧兜を着用して伊那市観光協会の職員がPRを行いました。
1582年の3月2日に武田家の最後の砦となる高遠城で城を守る信玄の五男、仁科五郎盛信と織田軍の戦いがありました。
ツアーは同じ日の3月2日にあわせて行われます。
2時間かけて公園内や周辺を巡る内容となっています。
高遠城の合戦を再現したストーリーとなっていて、ツアーの参加者は当日にタイムトラベルしたという設定で城跡内を巡ります。
大手門から本丸を目指すルートで歩き、ポイントごとにイベントが発生します。
イベントでは市内の演劇経験のある人が高遠ゆかりの歴史上の人物に扮して案内を行います。
台本は伊那市観光協会が作成し、高遠町歴史博物館が監修しました。
市観光協会が桜の時期以外にも高遠城の歴史を知ってもらおうと企画しました。
参加者は合戦印の3枚セットを記念にもらえるということです。
ツアーの募集受付は2月22日までで、定員は40人です。
参加費は税込み大人が4,990円、小中学生が1,500円となっています。
今回のツアーは伊那市高遠町にある旅行会社の伊那谷ツーリズムと共同主催で行われます。
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西春近南小3年生 春富ふくじゅ園で利用者と交流
伊那市の西春近南小学校の3年生は9日、デイサービスセンター春富ふくじゅ園を訪れ、利用者と交流しました。
9日は、西春近南小学校3年生22人が歌や合奏、踊りを披露しました。
児童たちは、利用者に元気を届けたいと歌や踊りの発表を企画しました。
総合的な学習の時間で曲目や内容を決め、去年の12月中旬から練習をしてきたということです。
発表のお礼にと、利用者から児童に手づくりの竹とんぼがプレゼントされました。
利用者はどんなプレゼントが児童に喜んでもらえるかを話し合い、竹とんぼに決めたということです。
西春近南小の児童は、手作りの作品を贈るなど春富ふくじゅ園と毎年交流をしているということです。
春富ふくじゅ園では、地元の小学生との交流の場をこれからも続けていきたいと話していました。 -
高遠藩の遺産 小中学生が見学
千曲市の県立歴史館で、入場を無料にする歴史館パートナーの日「KOAの日」が1月22日に開かれ、上伊那の小中学生の親子が歴史の一端に触れました。
県立歴史館では、高遠藩に焦点をあてた冬季企画展が現在開かれています。
電子部品製造のKOAが「歴史館のパートナーの日」として入場無料で上伊那の小中学生を招待しました。
参加したのは、親子34人で、職員から展示物の説明を受け、高遠藩が地域に残した遺物の意味について考えました。
歴史館入口ロビーには、KOAの企業紹介コーナーも用意され、地元企業が製造する電子部品についても学びました。
見学の最後には、質問タイムが設けられ、笹本正治特別館長が参加した子どもたちの質問に応えていました。
県立歴史館の冬季特別展「高遠藩の遺産~最後の藩主が残したもの~」は、2月26日まで開かれています。 -
伊那西高校演劇クラブ 2月公演
伊那市の伊那西高校演劇クラブはオリジナル作品「あいまいみぃまいん」を5日に南箕輪村民センターで上演しました。
上演したのは演劇クラブのオリジナル作品「あいまいみぃまいん」です。
何をするのにも自信が持てない主人公の少女が高校受験に失敗し、1年後の再受験を目指して一人暮らしを始めます。
そこに以前助けた捨て猫が現れ一緒に暮らし始めます。
母親との関係がうまくいかない少女は猫との暮らしを通して自分自身と向き合い、新しい自分の生き方を見つけていくというストーリーです。
伊那西高校の演劇クラブは、毎年この時期に公演を伊那市の伊那文化会館で行っていますが、今回は会館が工事中のため、会場を村民センターに変更して行いました。
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上伊那岳風会伊那地区 初吟会
詩吟愛好者らでつくる、上伊那岳風会伊那地区の初吟会が8日に、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会には、伊那地区の詩吟教室に通っているおよそ70人が参加しました。
参加者は一人ずつ詩吟を吟ずる、独吟を行いました。
高校生も参加していました。
初吟会は1年の吟じ初めとして、毎年地区ごとに開かれています。
上伊那岳風会の下平岳渓会長は「初吟会は参加者全員が独吟を披露出来る唯一の場です。趣味に打ち込めることに感謝して楽しく詩吟をやっていきましょう。」と話していました。
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伊那食品工業社員作品展「明工展」
伊那市の伊那食品工業㈱の社員とOB有志による作品展、「未来の明工展」が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、書道、写真、絵画、陶芸など200点ほどが展示されています。
この作品展は、伊那食品工業の社員とOBの有志により開かれていて今年で3回目です。
今年は、社員とOB23人と、社内にある華道クラブ16人が作品を出品しました。
それぞれが休日に趣味として取り組んでいる作品を出品しています。
明るくものづくりをする仲間たちという意味を込め明工展という展示名を付けました。
この未来の明工展は、19日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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鉾持神社 仙醸と作るどぶろく提供
伊那市高遠町の鉾持神社は2月11日の祈年祭に合わせ、地元の酒蔵、仙醸と協力して作るどぶろくを提供します。
1月27日は、神社内の社務所で神主の伊藤光森さん、井出竑総代会長、仙醸の黒河内貴社長が記者会見を開きました。
鉾持神社では、去年12月26日に、社務所での酒母製造免許を取得しました。
この免許を取得したことにより、どぶろくのアルコールを含まない段階となる酒母を製造できるようになりました。
どぶろくは、伊那市産の米を使い、72リットルを製造する予定です。
1300年を超える歴史を持つ鉾持神社で、こういった取り組みは初めてだということです。
来月3日に社務所で酒母が作られ、その日に仙醸に持っていき酵母を入れて発酵させます。
出来上がったどぶろくは、11日の午前9時半から祈年祭に合わせ参拝者に振る舞うということです。
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伊那北高校野球部が伊那スターズに技術指導
伊那市の伊那北高校野球部は、地元の少年野球チーム「伊那スターズスポーツ少年団」の児童を招き、野球指導を5日行いました。
5日は、伊那北高校のグラウンドで選手17人が伊那スターズの児童およそ20人に技術指導をしました。
ポジションが同じ選手同士ペアを組み、キャッチボールなどの基礎練習をしました。
伊那スターズの監督が伊那北野球部のOBであることが縁で招いたもので、子ども達に競技継続のきっかけにしてもらおうと企画しました。
伊那北野球部の選手は、ボールの取り方や投げ方などをアドバイスしていました。
最後は、野球の要素を取り入れたゲームをして全員で楽しみました。
伊那北高校野球部では、今後要望があれば他のチームとも行っていきたいとしています。 -
市街地デジタルタクシーの利用順調
伊那市は2023年4月の本格運用を目指す公共交通サービス、市街地デジタルタクシーの利用状況について「登録者と利用件数は順調に伸びている」と報告しました。
これは6日の市役所で開かれた地域公共交通会議と地域公共交通協議会の合同会議のなかで報告されたものです。
市街地デジタルタクシーは、人工知能AIの乗り合いタクシーぐるっとタクシーの利用対象でない地域に住む65歳以上の高齢者などが対象で、1回の乗車にかかるタクシー運賃は実質500円、免許返納者などは250円の負担で乗車することができます。
実証実験は2022年8月から始まり、1月30日までに741人が利用登録をしているということです。
12月は1,551人の利用があり、1日当たり73.9人が利用したということです。
総利用件数は5,635人で、一日平均で56.4人の利用があったということです。
伊那市では登録者数と利用件数が伸びてきていることから、4月の本格運用を目指すとしています。
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戦国バッグづくり講座
戦国時代の武将のサインや朱印をあしらった世界に一つだけのマイバッグを作る催しが、伊那市の伊那公民館で、4日に開かれました。
戦国時代の武将のサインにあたる「花押」、そして朱印。
織田信長の「天下布武」と書かれた朱印、武田勝頼の朱印などが用意されました。
参加者は花押や朱印をはさみで切り、無地のエコバッグにアイロンを使ってプリントしていました。
また、缶バッヂも作りました。
市内で保管されている古文書をデータ化し、活用する事業の一環です。
講座には、小学生から70代まで20人が参加しました。
人気の講座で、すぐに定員に達したということです。
この催しは、市民が歴史に興味をもち学習するきっかけにしてもらおうと、伊那市教育委員会が初めて開いたものです。
この催しは、18日(土)にも、高遠町図書館を会場に開かれる予定です。すでに定員に達しています。
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春日公園でベンチのリニューアル作業
伊那市振興公社は春日公園のいこいの広場に設置されている木製ベンチをリニューアルしています。
2日は、市内の公園の植栽管理や環境整備を行っている伊那市振興公社の臨時職員4人が作業を行いました。
リニューアルしているのは欅の周りに設置されている円形の木製ベンチです。
経年劣化により、座面に割れや欠けなどがあり、見た目も黒ずんでしまったことから取り換えることになりました。
古くなった木材を事前に取り外し、加工・塗装をした新しい木材をビスで固定していました。
広場には全部で8基の円形のベンチがあり、きょうは2基を更新しました。
伊那市振興公社では2月末までに作業を終える予定で、その後は春日公園内の他のベンチもリニューアルする予定だということです。 -
KOA㈱ウクライナを支援
箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA㈱は、ロシアの侵攻をうけるウクライナの支援活動を行っている3団体に、合わせて800万円を先月、寄付しました。
3日はそのうちの1団体から感謝状が贈られました。
3日は、その中の1団体、国際NGO難民を助ける会AARJAPANの中坪央暁さんがKOAを訪れ、向山浩正取締役に感謝状を手渡しました。
KOAではロシアの侵攻を受けるウクライナに何か支援できないかと去年、社内でプロジェクトチームを作り検討してきました。
その中で、現地で困っている人たちの手助けになればと支援団体を通じて寄付することにしました。
先月、ウクライナの首都キーウに足を運んだ中坪さんは「この戦争は長引きそうだと感じた。継続的な支援が必要だ」と話していました。
KOAでは今年度、寄付の800万円を含む1000万円のウクライナ支援を計画しています。
KOAは他に、支援の一環で伊那市の伊那弥生ケ丘高校1年生と共同でバレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツのチャリティー付きグッズの製作を行っています。
製作したのはトートバッグと帽子でVC長野のマスコットキャラクターのイラストや平和を願うメッセージなどが入っています。
25日に松本市で行われるVC長野のホームゲームで販売する計画です。
値段は現在検討中で、売り上げはウクライナ支援に活用されます。 -
3,900万円余だまし取られる
伊那市内の50代の女性がおよそ3900万円を騙し取られる電話でお金詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと電話でお金詐欺被害にあったのは伊那市に住む50代の女性です。
去年10月、投資家やファンドマネージャーを名乗る男からSNSでFX投資を勧められ「資金が多ければ多いほど収益が増える」「指定した通貨の銘柄を購入すれば儲かる」「さらに利益を上げるには追加で資金を振り込むように」などと言われました。
女性は、12月までに複数回にわたり、指定された口座に合わせて3932万円を振り込んだということです。
その後、男と連絡が取れなくなり被害に気付きました。
伊那署では、儲かるなどと言われても払わない、必ず儲かるなどと言われたら警察に相談するよう注意を呼び掛けています。
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上伊那各地で節分行事
節分の3日、南箕輪村の恩徳寺では、厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
大護摩祈祷は本堂で行われ、新型コロナ対策として入場をひと家族1人に制限し、50人ほどで行われました。
午前6時から午後5時の間に7回行われ、不動明王の火に僧侶が護摩祈祷の御札をかざしていました。
また厄払いのため、身に付けているバックなども火にかざされました。
恒例の豆まきは行われず、僧侶が御札を求めた人の名前を呼んで手渡していました。
この日の大護摩祈祷には、およそ600人が訪れたということです。
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自宅で確定申告を ステッカーでPR
2月16日から令和4年分の確定申告が始まります。
伊那税務署では、管内の路線バスにステッカーを貼り、「e-Tax」での申告を呼びかけています。
1月27日は、伊那市の伊那バス株式会社で、バスにステッカーと広告の取り付け作業が行われました。
伊那税務署では、自宅から確定申告書を作成できる「e-Tax」の利用をPRしようと、ステッカーを515枚作りました。
確定申告会場などが書かれている広告は、管内の協力企業で作る納税関係団体連絡協議会が46枚作りました。
会場での申告は、2月1日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われています。
令和4年分の確定申告は2月16日から3月15日までとなっています。
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伊那弥生ケ丘高校 器楽部演奏会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校器楽部による定期演奏会が29日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
器楽部はマンドリンとギターの演奏を中心に活動しています。
演奏会では、1・2年生24人が全体合奏やアンサンブルなど13曲を演奏しました。
新型コロナの影響で、学級閉鎖が続き、部員全員が集まって練習する機会が少ないなか、オンラインで練習を重ねてきたということです。
去年11月に開かれた県大会では3年連続で最優秀賞を受賞し、今年7月に開かれる全国大会へ出場する予定です。
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弥生生が通り町商店街で作品展
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、荒井の通り町商店街を会場にした作品展を2日から始めました。
この日は、1年生21人が展示作業を行っていました。
生徒たちは、総合的な探究の時間に「表現」について学んでいて、作品展では絵画と写真100点以上を展示しています。
商店街の15店舗と伊那図書館を会場にし、歩きながら楽しめる作品展だということで、見やすい位置に飾っていました。
生徒のうち、15人は写真、6人は絵画を展示していて、作品には、それぞれが込める思いや、製作の経緯などが書かれた文章も添えられています。 -
伊那公園 新しい複合遊具完成
伊那市中央の伊那公園に、児童向けと幼児向けの遊具が完成し、1日から利用できるようになりました。
この日は、竜東保育園の年長園児およそ50人が招待され、遊具で遊びました。
高さはおよそ5メートルで、児童向けと幼児向けの複合遊具となっています。
伊那公園の桜をモチーフにしたデザインです。
伊那公園には平成3年に造られた木造の遊具がありましたが、老朽化により撤去しました。
伊那市が今回新たに設置したもので、事業費はおよそ1千万円となっています。
伊那市では今年度中に、三峰川榛原河川公園と春日公園の複合遊具も更新する予定です。
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伊那小5年忠組 ラーメン作り奮闘
伊那市の伊那小学校5年忠組は、総合学習でラーメンやうどんなどの麺作りに取り組んでいます。
1日は5年忠組の児童31人それぞれが、麺を作り試食しました。
子ども達は、小麦粉や塩、水を混ぜ合わせこねた物を棒を使い伸ばしていました。
忠組では、給食にラーメンが出た事がきっかけとなり、自分たちでも作ってみようと総合学習で取り組んでいます。
原料となる小麦粉は2種類使用し、配分は一人ひとりが工夫しているという事で、中には、気温や湿度で加える水の量を調整する児童もいるという事です。
麺を伸ばし終えると、製麺機を使い、好みの太さの麺に切っていました。
麺が完成すると、子ども達はさっそくゆでラーメンやつけ麺を作っていました。
忠組では、卒業を控えた6年生にラーメンを振る舞うため、改良を重ねているという事です。
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長野県内で新たに上伊那の99人を含む1,274人新型コロナ感染確認
長野県内で1日、新たに上伊那地域の99人を含む1,274人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は、新型コロナ患者6人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は99人、飯田保健所管内で167人、諏訪保健所管内で115人、佐久保健所管内で113人、上田保健所管内で112人、松本保健所管内で107人、長野保健所管内で69人、北信保健所管内で62人、大町保健所管内で23人、木曽保健所管内で2人、長野市272人、松本市133人のあわせて1,274人です。
県は、いずれも基礎疾患のある65歳以上の新型コロナ患者6人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万9,074人で入院は296人、死亡は821人です。
1月31日午後8時現在の確保病床使用率は30.2%となっています。
また県は、県独自の感染警戒レベルを佐久圏域は4から3に、木曽圏域を3から陽性者の発生が比較的落ち着いている小康期にそれぞれ引き下げました。 -
南信工科短大とあるしん 地域産業の振興などに関する連携協定
南箕輪村の南信工科短期大学校は、伊那市のアルプス中央信用金庫と地域産業の振興などに関する連携協定をきょう締結しました。
1日は伊那市のあるしん本店で調印式が行われ、南信工科短大の武田三男校長とアルプス中央信用金庫の吉澤祥文理事長が協定書を取り交わしました。
協定は、広く地域の産業の振興や文化の発展に貢献することを目的としています。
この協定により、互いの知識や情報を、上伊那の主な産業である製造業の発展につなげたいとしています。
主な案として、南信工科短大の卒業生をあるしんの取引先の中小企業に紹介することや、あるしん職員の授業への派遣などが出されているということです。
吉澤理事長は「地域20店舗のネットワークを活かしながらより実効性のある活動をしていきたい」と話してい
ました。
武田校長は「この協定を地域の産業にとっていい方向に進めたい」と話していました。
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戸草ダム建設の働きかけを県へ要望
上下伊那の17市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会は、戸草ダム建設再開を含めた河川整備メニューの見直しが早期に行われるよう国へ働きかけることなどを阿部守一長野県知事に31日要望しました。
31日は、三峰川総合開発事業促進期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長らが県庁を訪れ、阿部知事に要望書を手渡しました。
期成同盟会は、戸草ダム建設の再開を含めた河川整備メニューの見直しが早期に行われるよう国へ働きかけることや、建設再開にあたっては水力発電など利水についても検討するよう求めています。
戸草ダムは多目的ダムとして、国が美和ダム上流部に建設を計画していました。
田中康夫県知事時代にダム事業の見直しが行われ、建設計画が止まっています。
期成同盟会では、6日に国土交通省中部地方整備局、7日に国土交通省を訪れ国に要望する計画です。