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フィンランド北カルヤラ県訪問団 来伊
伊那市と林業分野で協力の覚書を交わしている北欧フィンランドの北カルヤラ県の知事ら訪問団が8日初めて伊那市を訪れました。
午後1時15分、北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン知事ら14人は地元産の木材で経木の製造や家具の製造・販売を行う西箕輪の「やまとわ」を訪れました。
中村博社長が事業内容を説明し、会社を案内しました。
このうち、経木を作る工程では、実際にアカマツを厚さ0.2ミリに削っている様子を見学しました。
経木は、食品の包装材などとして商品化されています。
北カルヤラ県はフィンランド国内で森林部門に特化した大学や研究機関、企業が集まっている地域だという事です。
伊那市とは、林業分野で互いに交流し協力関係を築いていくとする覚書を2019年に締結しました。
今回の訪問は、覚書に基づいて初めて行われました。
訪問団は9日まで伊那に滞在し、白鳥孝伊那市長への表敬訪問の他、市内の森林や林業関係の企業を視察する事になっています。
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井上さん野鳥の写真展 静と動とらえる
伊那市東春近の野鳥写真家井上治さんの写真展「花鳥四季彩」が伊那市のかんてんぱぱホールで今日から始まりました。
会場には、井上さんが長野県内で撮影した15種類の野鳥の写真30点が展示されています。
テーマは「静と動」で、同じ種類の野鳥のおだやかな姿と躍動する姿が並べて展示されています。
こちらは2017年に撮影されたハヤブサの写真です。
「静」では羽づくろいをしている姿、「動」では飛び立つ瞬間をとらえています。
井上さんは、26年前から野鳥の写真を撮影しています。
自宅の横にギャラリー喫茶を構え作品を展示していて、かんてんぱぱホールで展示会を開くのは今回で2回目です。
井上さんの写真展「花鳥四季彩」は、20日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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水道週間 給水作業の実演
水道週間に合わせて、伊那市役所で7日給水作業の実演が行われました。
7日は市役所前に給水車1台が展示され、職員が実演を行いました。
レバーをひねると、ホースを通って袋に水が入れられていきます。
この給水車は660人が1日に使用する2,000リットルの水をタンクに積むことができます。
市には同じ積載量の給水車がもう1台あり、災害時や断水時に出動します。
東日本大震災の時には宮城県内で給水活動を行ったということです。
伊那市では「日頃から水を備蓄したり、給水用の袋やポリタンクを用意しておくなど、いざという時に備えてほしい」と話していました。
伊那市では、1日から7日までの水道週間に合わせ、今回初めて展示を行いました。
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新型コロナ上伊那19人県内216人感染 死亡新たに3人
長野県内で7日新たに、上伊那地域の19人を含む216人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新たに3人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は19人で、伊那市で8人、箕輪町で1人、南箕輪村で2人、駒ヶ根市で2人、辰野町で6人、佐久保健所管内で23人、上田保健所管内で21人、松本保健所管内で19人、諏訪保健所管内で15人、大町保健所管内で13人、飯田・長野保健所管内でそれぞれ12人、北信保健所管内で6人、木曽保健所管内で1人、県外1人、長野市45人、松本市29人の合わせて216人です。
また、県は、基礎疾患のある65歳以上の3人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは74,725人で入院は85人、死亡は203人です。
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未来通りの景観維持を確認
伊那市中央と上新田を結ぶ未来通りの景観住民協定が3月に廃止となったことから、新たに広告物の規制地域に指定して景観維持に努めることが、6月2日に開かれた景観審議会で確認されました。
この日は、市防災コミュニティセンターで、伊那市景観審議会が開かれました。
未来通りは、平成10年6月に景観形成住民協定が締結されました。
しかし、会員の減少や初期の目的が達成されたことから、今年3月31日に協定が廃止となりました。
市では、協定廃止後も会の意思を引き継ぎ、未来通りの両側30m以内を広告物の規制が厳しい地域に指定し、景観を守っていきたいとしています。
この案について審議会で了承されました。
なお、県の条例よりも厳しく屋外広告物を規制する伊那市屋外広告物条例が、6月1日から施行されています。
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日比谷音楽祭に伊那市ミドリナ委員会 出演
東京都日比谷公園で3日から5日にかけて行われた音楽イベント「日比谷音楽祭」に、伊那市の伊那北高校の生徒などで作るミドリナ委員会が出演しました。
5日に伊那市ミドリナ委員会として出演したのは、伊那市出身のピアニスト平澤真希さん、バリトン歌手の髙橋正典さん、伊那北高校合唱部のメンバーです。
出演者は日比谷の森に、澄んだ歌声を響かせました。
日比谷公園内にある洋風レストラン松本楼の創始者は伊那市出身です。
それが縁となり、現在の松本楼社長の小坂文乃さんがミドリナ委員会を音楽祭に招きました。ミドリナ委員会が主催したイベント森JOYがきっかけとなりました。
小坂さんは、伊那市産のアルストロメリアを、松本楼を訪れた客に配り、コンサートへの入場を呼び掛けていました。
日比谷音楽祭は、だれでもボーダレスで音楽を楽しみ体験することができる参加無料のイベントです。
2019年から始まり、大物アーティストなどが出演しています。
伊那市ミドリナ委員会のメンバーは、日比谷音楽祭では初めての、自治体と高校生のグループとして出演しました。
1000人が鑑賞できるステージには多くの来場者が訪れ、ミドリナ委員会のステージに拍手を送っていました。
ミドリナ委員会の演奏は8月にご覧のチャンネルで放送します。
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高遠藩校の学びの精神を現代に「進徳館の日」
高遠藩の藩校「進徳館」の学びの精神を現代に伝える第28回 進徳館の日の行事が、5月28日伊那市高遠町で行われました。
進徳館の日の行事では、まず、進徳館にある五聖像の前で、関係者が集まり拝礼が行われました。
進徳館は、江戸時代の終わりに開校した高遠藩の藩校です。
実学を重視した教育で、現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二など多くの教育者や政治家を輩出しました。
式典は、高遠閣で行われ、進徳館の教育がどのように現代に受け継がれているかについて、基調講話や学習発表が行われました。
高遠小学校の下島 弘子校長は、「種や苗の観察をして植え付けたり、まちを探検して地図をつくるといった学習を行っている」と子どもたちの様子を紹介しました。
式典には、高遠藩主だった内藤家の現当主の長男の内藤頼克さんも参加し、「学校教育を考える大切な記念日を迎えることができ、藩主の子孫として喜びに感じる」と祝辞を述べました。
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山小屋で使う味噌の仕込み作業
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で使う手づくり味噌の仕込みが5月24日、伊那市内で行われました。
作業を行ったのは、西駒山荘、仙丈小屋、塩見小屋の管理人です。
ゆでた伊那市産の大豆を専用の機械ですりつぶしていきます。
大豆は冷まして、塩や麹と混ぜ合わせていきます。
24日は味噌およそ150キロ分を仕込みました。
完成した味噌は、それぞれの山小屋で主に味噌汁として提供されます。
山小屋の営業は、仙丈小屋が6月15日から、塩見小屋が7月1日から、西駒山荘が7月9日からです。
今年も新型コロナ感染防止で定員を減らして営業するということです。
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伊那まちバラぶらり2022に合わせバラの育て方講座
伊那まちバラぶらり2022に合わせ、伊那市の中心商店街の生活雑貨店オ・ルージュカグヤで、バラの育て方講座が5日に開かれました。
講師はバラアドバイザーで、かぐや店主の中村弘人さんが務めました。
講座には、およそ15人が参加し、肥料の選び方や剪定の方法などを聞いていました。
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平和願い ウクライナ国歌演奏
伊那市美篶で開かれた弦楽四重奏の演奏会でウクライナ国歌が演奏され集まった人たちが平和を願いました。
ウクライナ国歌を演奏したのは上伊那を中心とした4人の演奏家でつくるラ・フォンテ弦楽四重奏団です。
演奏会は美篶青島の矢島信之さんが自宅の敷地を提供し開いたものです。
演奏のバックにはチェルノブイリ原発事故以降、ウクライナで支援活動を行っている南箕輪村の原富男さんが作ったウクライナの国旗が掲げられました。
会場となった矢島さん宅には地域の人たち約60人が集まり演奏に耳を傾けていました。
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伊那まつり 代替イベント8月6日開催
伊那商工会議所青年部は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、3年連続で中止となった「伊那まつり」の代替イベントを8月6日に開催します。
3日は、青年部など4人が伊那市役所を訪れ、商工業委員会の藤澤宏正委員長が、伊那まつり委員会会長の白鳥孝市長にイベントへの協力支援を要請しました。
青年部では、8月6日に伊那まつりに代わるイベントを開催します。
昼の部は、伊那市駅周辺でおまつり広場を行う計画で、市内各地でイベントが開催されるよう、青年部では各種団体に協力を呼び掛けています。
また、夜の部は打ち上げ花火を市内10か所程度で行う計画で、個人や企業からの協賛を募集しています。
白鳥市長は「楽しいイベントになってほしい」と話し、花火の協賛や会場手配などの支援をしていくとしています。
花火の協賛募集など、代替イベントについては伊那市のホームページで紹介されています。
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ローメンの日 割引に行列
6月4日は、蒸し麺のゴロあわせでローメンの日です。
伊那ローメンズクラブに加盟する19店舗では、並盛400円で提供する割引サービスを行いました。
このうち伊那市の伊那商工会館では、クラブ結成25周年を記念しキッチンカーによる販売が初めて行われました。
販売開始の午前11時、キッチンカーの前には行列ができ、60人程並んでいました。
ここではローメンズクラブのメンバーなど8人が、手分けしてローメンを作ったり、パックにつめたりしていました。
ローメンができあがると、客たちは、順番に買い求めていました。
6月4日の割引サービスはクラブ発足の平成9年から行われていましたが、400円での販売は今年が最後になるという事です。
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手良の花壇 地元企業がお手伝い
伊那市手良の手良坂花壇で、手良に事業所があるMBLの社員が地元住民と一緒に、花の苗を4日植えました。
広さ330㎡の花壇では、地元住民4人とMBLの社員8人が作業を行いました。
この日はジニアとサルビアの苗を植えたという事で、花は秋ごろに咲くという事です。
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伊那市民吹奏楽団 スプリングコンサート
伊那市民吹奏楽団のスプリングコンサートが5月22日、伊那文化会館で開かれました。
この日は、ポップスやクラシックなど8曲を披露しました。
伊那市民吹奏楽団には、伊那市を中心とした上伊那の60人が所属していて、このうち30人が出演しました。
新型コロナの影響で練習や発表の場が減ってしまったということですが、3年ぶりに一般に公開してコンサートを開きました。
伊那市民吹奏楽団では、秋に定期公演を予定していて、「コロナ禍であっても活動を継続していきたい」と話していました。
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公衆衛生専門学校 野外授業で野草を観察
長野県公衆衛生専門学校で、学校周辺を散策し、野草などの植物を観察する野外授業が5月25日に行われました。
この日は、2年生20人と、長野県自然観察インストラクターで、公衆衛生専門学校生物学講師の野口輝雄さんが学校周辺を散策しながら野草などを観察しました。
野口さんは、道路わきに生えている野草を手に取り、ひとつひとつ特徴などを説明していました。
普段、野口さんは、学生たちに生命の誕生などの生物学の授業を行っているということで、「普段目にする野草は、それぞれが子孫を残すために進化してきました。したたかに生きる野草を見て、生命の強さを感じてほしい」と話していました。
野口さんの野外授業は、毎年2年生を対象に行っていて、今年で5年目だということです。
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6月4日はローメンの日
6月4日は、蒸し麺の語呂合わせからローメンの日です。
飲食店でつくる伊那ローメンズクラブは、並盛を1杯400円で提供します。
伊那市上牧の飲食店あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんは、ローメンの日を前に蒸し麺400食を仕入れました。
ローメンの日の割引サービスは20年前から伊那ローメンズクラブに加盟する店舗で行っていて、去年とおととしは新型コロナ感染拡大防止のため中止となりました。
物価上昇などに伴い、クラブ発足25周年の今年で400円での提供は最後になるということです。
今年はクラブに加盟する23店舗のうち伊那市のポッケ、串正、うしお、紋次郎、ともえ食堂、萬里、入舟酒場さかいや商店、GOTOCHI、とよばら、竜門、あすなろ、萬楽、シャトレ、萬里彩園、四方路、華蔵、みすゞ食堂、箕輪町のやる樹家、埼玉県のじょうじょうの19店舗で行います -
市街地デジタルタクシー実証運行
伊那市は、市街地に住む高齢者などの移動手段を確保するデジタルタクシーの実証運行を8月から始める計画です。
3日開かれた、伊那市議会全員協議会で市街地デジタルタクシーの概要についての説明がありました。
伊那市では、全国に先駆けて市街地を除くエリアでAI配車乗合タクシー「ぐるっとタクシー」を運行しています。
今後、市街地で運行するデジタルタクシーは、ぐるっとタクシーが運行していない市街地に住む高齢者などの移動手段を確保するために取り組むもので、ぐるっとタクシーと同様1回の乗車につき500円です。
ぐるっとタクシーと違って一般のタクシーを活用するため500円を超える部分は市が負担します。
対象は、65歳以上で運転免許証返納者や障害者手帳所持者などです。
乗合ではなく貸し切りタクシーで予約は電話のみとなります。
利用については、事前の登録が必要となります。
利用登録カードが発行され、乗車の際にカードを提示して、運転手がQRコードリーダーで読み取り個人認証を行う仕組みです。
運行は、土日祝日を除く平日の午前9時から午後3時を予定しています。
伊那市では7月から事前登録の受付をはじめ、8月から実証運行をして来年4月の本格運行を目指し
ます。
また、本格運行に向け、利用情報を記録・集計して清算業務までを円滑に行うアプリを開発する予定です。
市は、市街地デジタルタクシーの実証実験などに関する事業費およそ2400万円を市議会6月定例会に提出しています。
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伊那市議会6月定例会 8議案を提出
伊那市議会6月定例会が3日に開会し、30億円を追加する一般会計補正予算案など8議案が提出されました。
おもな事業のうち、社会福祉協議会などと連携した、ヤングケアラーの支援体制の充実に970万円、
新型コロナ対策では、第4弾となるプレミアム率30%の商品券の発行に17億円などとなっています。
伊那市議会6月定例会は、14日から16日に一般質問、24日に委員長報告・採決が行われます。
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羽広絵図鑑賞の集い
伊那市西箕輪の羽広区が保管している絵図の鑑賞会が5月16日、西箕輪ぬくもり館で開かれました。
会場には羽広区が保管している絵図が並べられ、羽広史研究会の重盛欣三会長が、用意した絵図を説明していました。
この鑑賞会は歴史講座の一環で開かれたもので、今回は江戸後期から明治にかけての絵図12枚を鑑賞しました。
羽広区には、およそ30枚の絵図が保管されていて、このような形で鑑賞会を開くのは初めてだということです。
地元の人を中心に15人が参加し、撮影をしたり、指をさしながら絵図を楽しんでいました。
重盛さんは「昔と今を見比べて変化してきたことが分かるとおもしろいのでぜひ興味を持ってほしい」と話していました。
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デンマーク式自転車ゲーム体験会
ペダルのない幼児用のキックバイクを使って、遊びながらバランス能力などを鍛えるデンマーク式自転車ゲームの体験会が、28日、伊那市役所で開かれました。
28日は、園児を対象に2回に分けて体験会が開かれました。
デンマーク式自転車ゲームは、遊びながら学ぶことが特長の子ども向け教育プログラムです。
子どもたちは、自転車にのったままシャボン玉を追いかけたり、車輪を輪の中に入れるゲームなどを楽しみました。
このゲームは、遊びながら、バランス感覚や、運転スキル、協調性、危険回避能力を身につけることができるというものです。
デンマークの首都コペンハーゲンでは、4人に1人が通学や通勤に自転車を利用しているということです。
そのため、子どものころから交通安全スキルを身につけてもらおうとこのゲームが開発されたということです。
ゲームは、東京都でデンマーク式じてんしゃゲームのインストラクターを務める馬場誠さんと、娘の有里さんが紹介しました。
この体験会を主催した伊那市では、自転車に乗る機会を増やし、市内での自転車の活用を進めていきたいとしています。
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高遠高校3年生 1年を通して高遠そば学ぶ
伊那市高遠町の高遠高校の科目、「地域の環境」を選択している3年生は、1年を通して授業の中で高遠そばについて学びます。23日は、その第1回の講義が行われました。
講義は、科目の「地域の環境」を選択している3年生15人が受講しました。
講師は、信州そば発祥の地 伊那そば振興会の飯島進会長が務めました。
飯島さんは、高遠そばの歴史について話したほか、伊那市のそばの栽培状況などをクイズ形式でわかりやすく説明していました。
高遠高校で、そばをテーマに通年で学ぶのは初めてだということです。
今後は、高校の敷地内にある畑でそばを栽培する他、そば打ちを練習し、年越しそば作りに挑戦するということです。 -
伊那園芸ボランティアの会が花壇の手入れ
伊那市の住民有志でつくる伊那園芸ボランティアの会は26日、伊那中央病院の花壇の手入れを行いました。
26日はメンバーおよそ20人が草取りや花の苗を植えました。
会は伊那公民館で開かれている市民ガーデニング講座で学んだ人たちなどが所属していて、2007年からボランティアで伊那中央病院のリハビリ庭園や玄関前の花壇の手入れを毎月2回ほど行っています。
5月20日には、長野県が環境美化活動や自然保護活動を行う団体を表彰する「信州豊かな環境づくり県民会議表彰」を受賞しました。
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伊那青年会議所がフードドライブ
伊那青年会議所は家庭で余った食料品を集めて福祉施設などに寄贈するフードドライブを28日、4市町村一斉に行いました。
伊那市や箕輪町、南箕輪村、辰野町の4市町村に食品受け取り所を設置しました。
このうち伊那市の伊那商工会館駐車場には、家庭で余った缶詰や米、レトルト食品などが持ち込まれていました。
伊那青年会議所は「伊那JC圏域フードドライブプロジェクト」として、小中学校の家庭にチラシを配布したり、SNSで呼びかけを行い初めてフードドライブを行いました。
28日は4会場合わせておよそ100人が食料品を提供したということです。
集められた食料品は各市町村の社会福祉協議会など7か所に30日から寄贈が始まっています。
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横山にMTBコース完成 オープンは6月11日
初心者から上級者までマウンテンバイクの技術を磨くことができるコースが、伊那市横山に完成しました。
オープンは、6月11日土曜日を予定しています。
マウンテンバイクコースは、横山最終処分場の跡地に伊那市が整備しました。
広さおよそ1ヘクタールの平地を利用し、3つの高さの「ダートジャンプエリア」、起伏があり自転車を漕がずに加重を使って進む「パンプトラックエリア」、初心者から上級者まで楽しめる「トレイルエリア」など8つのエリアが設けられています。
30日は、オープンを前に関係者が実際に自転車に乗ってコースの安全をチェックしていました。
マウンテンバイクコースは、平成29年6月に閉場となった鳩吹クリーンセンターと横山最終処分場のあと利用として、およそ1億1,200万円かけて伊那市が整備したものです。
横山でアクティビティスポットASOBINAを運営する株式会社ERUKが委託を受けて管理・運営します。
施設の名称は、GLOP Ante.で、カモシカのように跳ねて成長していける場所にしたいという思いが込められています。
海外でもコース整備に携わった経験のあるプロビルダーや日本を代表するプロライダーなど6人が携わり完成しました。
コース内には、日本で最大規模のエアーマットを使ったジャンプ台もあり、国内屈指の施設になったということです。
利用料は、初回の講習料が大人4,500円、小学生以下が3,500円で、2回目以降は3時間で大人3,000円、小学生以下2,000円となっています。
6月11日土曜日にはオープニングイベントを予定していて、子ども向けの体験会や関連商品があたる抽選会が開かれます。 -
バラのファッションショー開催
伊那市のいなっせでバラにちなんだファッションショーが29日に開かれ、市民モデル13人がポーズを取りながらランウェイを歩きました。
いなっせにはレッドカーペットがひかれ、84歳から14歳の市民モデル13人がバラの入った籠を手に歩きました。
ファッションショーは、中心市街地で開かれている伊那まちバラぶらり2022の一環で、伊那まちから「ファッション」や「おしゃれ」を発信していこうと企画されました。
テーマはバラの花ことば「愛と平和」です。
衣装は、モデルが自前で用意したものや市内の古着店から提供を受けたものなどです。
きょうは、ファッションショーの他にオープニングコンサートが開かれました。
西町から山寺までの商店街には店舗や個人が育てたバラ400種類、およそ800鉢が置かれています。
伊那まちバラぶらりは、来月19日まで開催され、期間中バラの育て方講座や手入れの実演、バラジャズストリートなどが開かれる予定です。
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ウッドデッキ廃材を再利用 パレット作り
伊那市のセントラルパークのウッドデッキだった廃材をパレットに再利用するワークショップが29日に開かれました。
セントラルパークでは、親子づれなどおよそ30人が参加しパレットを作りました。
セントラルパークのウッドデッキは2月に老朽化により解体されました。
伊那商工会議所と商店主らでつくるプロジェクトでは、多くの人にセントラルパークに愛着を持ってもらうきっかけにしようと、パレット作りを企画しました。
大きさは縦横60センチ、厚さ10センチで、積み重ねるとテーブルや椅子として使えるという事です。
訪れた人たちは、電動工具を使い、ねじ止めなどを行っていました。
プロジェクトでは、6月と7月に中心市街地で開くイベントで、29日作ったパレットを活用するという事です。
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江戸真紀子さん日本画展
江戸真紀子さんの日本画展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、植物や人物、風景画など40点程が展示されています。
江戸さんは、日展に5回入選、日春展には9回入選している画家です。
父親の転勤により小学6年生から5年間伊那谷で過ごしました。
中学時代の同級生が発起人となり、初めて伊那谷で個展が開かれました。
江戸さんは、絵を見た人が「穏やかで優しい気持ちになってもらえればうれしいです」と話していました。
江戸さんの個展は来月2日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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入笠山の安全祈願祭縮小して開催
伊那市と富士見町にまたがる入笠山の無事故を祈る安全祈願祭が入笠山登山口で28日に行われました。
神事には伊那市や富士見町、JA上伊那などでつくる入笠山観光連絡協議会のメンバーおよそ10人が出席しました。
例年は開山式でアルプホルンの演奏などが行われていますが、新型コロナウイルス感染防止のため、3年連続で安全祈願の神事のみ行われました。
一般登山者への記念品の配布も行いませんでした。
登山者は、登山口から30分ほどの山頂を目指していました。
入笠山は標高1,955メートルで、山頂では360度のパノラマが楽しめます。
28日は山頂からは富士山を眺めることができました。
登山者は諏訪湖などを見ながらお弁当を食べていました。
入笠山観光連絡協議会では「事故なく安全に登山を楽しんでもらいたい」と話していました。
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東春近小学校 コロナ対策とりながら運動会
伊那市の東春近小学校で28日、新型コロナ対策をとりながら、運動会が開かれました。
6学年を3グループに、時間を分けて競技をしました。
かけっこやダンスなど、4月中旬から練習してきた成果を披露していました。
2年生は、鳴子を使って、よさこいを踊りました。
伊那市のよさこいチーム、「伊那よさこい青龍」から指導を受けたということです。
運動会は、新型コロナウイルス対策で開会式などを無くし、保護者席は設けずに行いました。
東春近小学校では「コロナ禍の中ですが、はつらつとした姿が見られて良かった」と話していました。
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那須屋興産の取り組みを環境省が紹介
伊那市西町の廃棄物処理業者の株式会社那須屋興産は障がい者や外国人など多様な人材確保に向けた取り組みが環境省の事例集に掲載されました。
那須屋興産は38人いる社員の内、障がい者や外国人、女性、65歳以上の高齢者を半数近くの18人雇用しています。
30代から50代の男性の人材確保が難しくなってきていることから、10年前から障がい者や外国人、高齢者などの雇用に取り組んできました。
この取り組みは環境省が作成した令和3年度の「産業廃棄物処理業における多様な人材確保に関する取り組み事例集」の全国の15社の一つとして紹介されました。
那須屋興産では、障がいがある社員には時間をかけて作業に慣れていけるようサポートを行っていて、勤続12年を迎えた社員もいるということです。
ほかに外国人社員の住宅の確保を会社で行っています。