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ザザムシ漁見学会
伊那市創造館が企画するザザムシ漁の見学会が、天竜川で9日に開かれました。
この日は、伊那市を中心に小学生から大人まで、およそ20人が参加し、中央の中村昭彦さんの漁の様子を見学しました。
参加者は、川に入り、石の裏側についているザザムシを探しました。
そのあと中村さんが作った佃煮を試食しました。
この見学会は、伊那市創造館が、伊那谷の伝統的な漁や食文化を広く知ってもらおうと企画しました。
創造館では、今後も展示や講演会を通して昆虫食についての情報発信をしていきたいとしています。
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ウクライナの子ども達の絵画展 あすまで
ロシアの侵攻が続く中、ウクライナの子ども達が平和を願い描いた絵の展示会が伊那市のいなっせで9日と10日の2日間開かれています。
会場には2歳~18歳の子ども達が描いた112点の絵が展示されています。
戦争により破壊された街や戦闘服姿の父親、戦争前の風景を願う物など様々です。
絵には、子ども達のメッセージが添えられています。
シェルターでの様子を描いたものには、「平和な空、平和な太陽、子ども達の笑い声を聞きたいのです」と書かれていました。
展示の中には孤児院からの出展もあり、ある来場者は「戦争で犠牲になるのは子ども達。早く平和になってほしい」と話していました。
絵画展は、人々の命の重みや戦地の子ども達の苦しみに思いを寄せてもらおうと、NPO法人チェルノブイリ救援・中部が企画しました。
絵画展は10日までで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
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荒井区 しめ縄づくりを楽しむ会
伊那市荒井区の「しめ縄づくりを楽しむ会」が「いなっせ」できょう開かれました。
9日は、区民などおよそ30人が参加し、正月用のしめ飾りを作りました。
講師を務めたのは、北原文明さん80歳です。
北原さんは「ゆるまないように力を入れ、縄を綯い、出来上がったらハサミで形を整えて下さい」とアドバイスしていました。
しめ縄づくりを楽しむ会は、伝統文化を伝えていこうと荒井区公民館が毎年開いています。
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下小沢あかりの会 料理を作り交流
伊那市小沢の住民でつくる下小沢あかりの会はすいとん・お寿司を作って楽しむ会を小沢地域交流センターで5日に開きました。
この日は会員ら20人が集まりました。
参加者は分担していなり寿司や巻き寿司、すいとんを作りました。
すいとんは会員が収穫した野菜を持ち寄ってつくったということです。
会長の唐澤寿男さんは「みんなで集まれてうれしい。これからも交流を大切にしていきたい」と話していました。
下小沢あかりの会では年に数回交流会を開いていて、今後も花壇作りや花見などをしていきたいということです。
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伊那スキーリゾート安全祈願祭
16日にオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートの安全祈願祭が8日、行われました。
今シーズンは、土曜日と年末年始のナイター営業を2時間延長します。
8日の伊那スキーリゾートのゲレンデはうっすら雪が積もっています。
スノーマシーンによる雪づくりは今月1日から3日ほど行いました。
しかしここ数日、雪を作れる氷点下2度まで下がらず、スノーマシーンによる作業は止まっています。
8日はゲレンデでスキー場関係者を対象にお祓いが行われた他、室内では地元関係者などおよそ40人が出席し今季の安全を祈願しました。
今シーズンは、土曜日と年末年始に、午後9時までだったナイター営業を11時までに延長します。
また、スキースクールのレッスン開始時間をこれまでの午前10時と午後1時に加え、午前9時からを追加しました。
また、今シーズンも上下伊那の全小中学生に無料リフト券を配布します。
昨シーズンは、およそ4万1千人が訪れました。
今シーズンは、新型コロナ禍前の復活に期待する一方、暖冬予想が心配されます。
伊那スキーリゾートのオープンは16日(土)を予定しています。
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受験生を応援 菓子販売
伊那市の伊那食品工業株式会社は、今シーズンも小豆とホワイトチョコレートを使った受験生を応援する菓子「HARUCHICA」を9日から数量・期間限定で販売します。
こちらがHARUCHICAです。
小豆菓子を小粒にし、ホワイトチョコレートをコーティングしました。
10個入りで税込み888円です。
商品名のHARUCHICAは、かんてんぱぱガーデンのある西春近にちなんで受験生にも素敵な春が来るように「春は近い」と応援する意味などが込められています。
ホワイトチョコレートのあずきクランチ「HARUCHICA」は、9日から数量・期間限定で県内のかんてんぱぱショップで販売されます。
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伊那飲食店組合が伊那養護学校に寄付
伊那市と南箕輪村の飲食店が加盟する伊那飲食店組合は、伊那市の伊那養護学校に11月13日に寄付金を贈りました。
11月13日は伊那飲食店組合の中村正一組合長らが伊那養護学校を訪れ、原 潤校長に寄付金54,390円を手渡しました。
伊那飲食店組合では加盟するおよそ25店舗が10月に開かれた文化祭「どんぐりまつり」で活用する資金の一部を募金で集めました。
組合は地域貢献の一環として、無料の輪投げコーナーをつくるなどの協力をしました。
今回の寄付は、募金額から、どんぐりまつり参加の経費を差し引いたものです。
組合ではこれまでも寄付を行っていて、伊那養護学校では教材や遊具の購入に活用しているということです。
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伊那市内の工事現場で鉄板の盗難相次ぐ
伊那市内の工事現場で、鉄板18枚が盗まれていたことが8日までに分かりました。
工事を発注している伊那建設事務所と伊那市によりますと、盗まれた鉄板は縦1.5メートル、横3メートル、重さ800キロの鉄板です。
伊那市東春近の東原工業団地で進めている拡張工事で工事用車両の待避所として使われていました。
11月17日の午後5時から18日の午前7時までに7枚、19日夜から20日の午前7時までに9枚が盗まれたということです。
また、伊那市野底で進めている護岸工事の現場でも2枚の鉄板が盗まれる被害がありました。
県や市では、平日の午後5時から翌日の午前8時までと休日は通行止めにするなどの対策をしているということです。
被害届は提出済みで、伊那署で調べを進めています。
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伊那弥生ケ丘高校野球部 園児と野球で交流
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の野球部は11月24日に天使幼稚園で「やきゅうあそび教室」を開きました。
この日は、野球部の生徒27人が年長園児19人に、ボールの打ち方や投げ方を教えていました。
この教室は、弥生ケ丘高校野球部の柿沢章浩監督と天使幼稚園の髙橋明星園長が知り合いだったことが縁で初めて開かれました。
体験の内容は、野球部の生徒が中心となり考えたということです。
部員達は、園児達にやさしく教えながら交流をしていました。
最後はミニゲームをして楽しんでいました。
伊那弥生ケ丘高校野球部では「野球だけに限らず、体を動かす楽しさを園児に知ってもらいたい」と話していました。 -
人権の花運動 伊那東小に感謝状
花を育てることで思いやりの心を育む「人権の花運動」に取り組んだ、伊那市の伊那東小学校に感謝状が11月20日に贈られました。
この日は、運動を行う伊那地域人権啓発活動ネットワーク協議会の大竹紀子さんらが学校を訪れ、花委員会の児童に感謝状を手渡しました。
「人権の花運動」は、花を育てることで思いやりの心を育んでもらおうと1982年に始まりました。
上伊那8市町村が毎年持ち回りで行っていて、今年は伊那市で実施されました。
伊那東小学校では、花委員会の児童を中心に校内の花壇の手入れを行っています。
協議会では「毎日の水やりと言葉がけのおかげで美しい花が咲きました。これからも活動を通して思いやりと笑顔いっぱいの学校にしてください」と話していました。
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いちごの出荷始まる
伊那市西箕輪のみはらしいちご園では、地元の直売所や洋菓子店に出荷するいちごの収穫が始まっています。
みはらしいちご園のハウスでは、いちごが赤く色づいています。
7日は、羽広いちご生産組合副組合長の西村崇志さんが、朝から摘み取っていました。
西村さんは、4棟のハウスで、紅ほっぺ、女峰、章姫の3種類を栽培しています。
去年より1週間ほど早く、先月27日から収穫を始めたということです。
秋に暖かい日が多かったことから生育もよく、甘味ののったいちごになったということです。
現在は直売所への出荷が主ですが、今後クリスマスケーキに使う洋菓子店への出荷が本格化し、20日すぎに収穫のピークを迎えます。
いちごは、みはらしファームのとれたて市場や、南箕輪村のファーマーズあじ~ななどに出荷されます。
なお、みはらしいちご園では来年1月2日からいちご狩り体験が始まる予定で、すでに団体客の予約が入り始めているということです。
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商店街で16日に「いなまちクリスマス」
伊那市のセントラルパークで、「いなまちクリスマス2023」と銘打ったイベントが16日(土)に開かれます。
イベントを前に、7日はセントラルパークのシンボルツリーとなっている高さ15mのケヤキの木にイルミネーションを飾り付けました。
実行委員など7人で、青と白のLEDライトおよそ1000球を取り付けました。
いなまちクリスマスは、子どもが楽しむ機会を作るとともに商店街の賑わい創出につなげようと商店主や伊那商工会議所などで作る実行委員会が開きます。
16日(土)の午後2時から、セントラルパークを中心にイベントが行われます。
飲食ブースが出店するほか、外国人が扮するサンタクロースが登場するということです。
公園にはモミの木のツリーも設置され、会場でオーナメントを作り飾り付けることができます。
午後5時からはイルミネーションの点灯式が行われ、伊那小学校の児童が合唱を披露します。
ツリーに飾るオーナメントは商店街の3つの店舗でも随時作ることができます。
いなまちクリスマスは16日午後2時から行われます。
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重傷労災事故 40代男性が右手首切断の大けが
6日午前11時40分頃、伊那市西春近の伊那食品工業株式会社藤沢工場で、従業員の40代の男性が、ミキサーの刃で右手首を切断する重傷労災事故が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、大けがを負ったのは、伊那市西箕輪の会社員、向山厚志さん48歳です。
向山さんは、食品の材料を混ぜる大型のミキサーで作業をしていたということです。
伊那署では、事故の原因について調べを進めています。
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伊那西インターアクトクラブが信大の留学生と交流
奉仕活動や国際交流の活動を行う伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブの生徒が、信州大学農学部の留学生と11月4日に交流しました。
11月4日は、日本の文化を知ってもらおうと、留学生と一緒に手巻き寿司を作って食べました。
初めて食べる留学生が多く、生徒たちが作り方を教えていました。
また留学生が母国の紹介を行いました。
このうちヨルダンからの留学生は「日本は文字を左から右に書くが、ヨルダンは右から書く」などと文化の違いを紹介していました。
伊那西高校インターアクトクラブは、社会奉仕活動と国際交流活動を行っています。
この交流会は生徒たちの国際理解推進を目的に伊那中央ロータリークラブが毎年開いているものです。
なお11月4日は留学生のほかに茅野市の東海大付属諏訪高校のインタークラブも招待しました。
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地域の郷土食の作り方学ぶワークショップ
地域の郷土食や保存食の作り方を学ぶワークショップが6日に伊那市で農家民泊を行っている酒井日出子さん宅で開かれました。
ワークショップには、移住してきた人や市内で農家民泊を行っている人など10人が参加しました。
1回目の6日は、おやき作りをしました。
講師は伊那市西春近で農家民泊を行っている、酒井日出子さんが務めました。
参加者の中には初めておやきを作る人もいました。
具は、ナスを炒めたもの、おから、切り干し大根、かぼちゃの4種類です。
このワークショップは、伊那市地域おこし協力隊で農家民泊家庭を増やす取り組みを行っている、篠崎希さんと堤耀子さんが地域の郷土食や保存食にふれる機会をもってもらおうと共同で企画したものです。
今後は、季節に合わせたテーマで地域の人を講師に招き、定期的に開催する予定です。
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高遠フェスティバル 2日間開催
自然を楽しむイベント高遠フェスティバルがきょう伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で25・26日の2日間おこなわれました。
上伊那を中心に県内外から園児や小学生の親子170人が訪れました。
この日はクラフト体験や火起こし体験など、11ブースが用意され参加者はそれぞれやりたいものを選んで体験していました。
火起こしブースでは麻の紐ほぐしたものに火起こし用の道具で着火させていました。
前日からの宿泊コースもあり、ナイトハイクや星空観察も行われたということです。
自然の家では「外で色々なものにふれて匂いを感じて自然を体験してもらいたい」と話していました。
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地酒「やまむろ」 奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社内にある酒の神松尾社に5日奉納しました。
この日は関係者が集まり新酒を奉納しました。
地酒やまむろは農事組合法人山室が育てた酒造米をつかい株式会社仙醸が醸造したもので、地域の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する高遠の地酒です。
やまむろの生原酒は720ml入り税込み1430円で1000本限定です。
高遠旨い酒研究会加盟している十一屋商店、桜井酒店、萬寿屋商店、酒舗にんべんの4店舗で8日から販売されます。
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犯罪被害者支援へ 相談窓口設置検討
伊那市の白鳥孝市長は、犯罪被害者やその家族などの精神的苦痛や経済的な損失などの相談にワンストップで対応する窓口を設置したい考えを6日示しました。
これは、6日に市役所で開かれた市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市では、犯罪被害者支援条例の来年4月の施行を目指しています。
白鳥市長は、「犯罪被害は個々に状況が異なる為、ワンストップで相談が行える窓口を設置し、支援を行っていきたい」と答え「時間と共に変化する要望に対しても途切れることなく支援を行っていきたい」と話していました。
被害者やその家族への新聞やテレビの取材についても、「代理人となる弁護士をたて、負担の軽減に繋げられるよう弁護士会と協議していきたい」と答えていました。
市では28日まで、犯罪被害者支援条例の意見募集を行っています。
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成年後見制度の業務で専門家の負担増
伊那市の白鳥孝市長は5日、市役所で開かれた市議会一般質問で伊那市社会福祉協議会の元職員による横領により上伊那成年後見センターが業務の制限を受けていることについて「社協以外の専門家の負担増となっている」との認識を示しました。
成年後見制度は認知症など判断能力が十分ではない人にかわり家庭裁判所の選任により財産を管理するものです。
それを担う上伊那成年後見センターは上伊那8市町村が共同で設立したもので伊那市社会福祉協議会がその業務を委託されていました。
しかし元職員が利用者の預貯金を着服していたことが2月に発覚し長野家庭裁判所伊那支部から財産管理や新規受任について制限を受けています。
伊那市によりますとこれまで財産管理を担っていた約80人と新たに制度を希望した人については弁護士などの専門家に業務を移管していますがその負担が増えているということです。
上伊那成年後見センターでは外部監査体制を強化するなど再発防止策を家庭裁判所に提出していますが業務の制限解除については示されていないということです。 -
手良百人一首大会
小学生から一般までが参加する百人一首大会が、伊那市の手良公民館で11月25日開かれました。
大会には手良地区の小学生から大人までの22人が参加しました。
小学3年生以上は20人が参加し、2人から3人1組となりトーナメントで競いました。
百人一首大会は、近くの手良小学校の児童から要望があり、手良公民館内にある手良図書室が開いているもので、今年で2回目です。
上の句が読み上げられると、子どもたちは元気よく札を取っていました。
小学1・2年生は2人が参加し家族やスタッフと楽しんでいました。
手良図書室では「楽しみながら日本の伝統の百人一首に親しんでほしい」と話していました。
大会の結果、中学2年生のチームが優勝しました。
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南アルプス林道バス 今年度の利用好調
5日の一般質問で 今年度の南アルプス林道バスの利用実績が報告されました。
今年度の南アルプス林道バスの利用者は過去2番目に多い6万298人でした。
茅野駅から仙流荘を結ぶジオライナーの利用者は過去最高で、昨年度のおよそ倍となる3,093人でした。
ジオライナーはこれまで土日祝日のみでしたが、今年度から金曜日・月曜日も運行しています。
白鳥市長は「長谷側の登山ルートの認知度が上がってきている。今後もさらに認知度を高めていきたい」としています。
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信州こころん新そば祭り
伊那市東春近の就労継続支援事業所信州こころんで5日、新そば祭りが開かれました。
新そば祭りでは税込み900円のざるそばやかけそばが500円で提供されました。
また利用者が栽培したきのこを使ったきのこ汁のサービスもありました。
お昼時になると多くの人が訪れ新そばを味わっていました。
信州こころんは、県の指定を受け一般の就労が難しい人の自立を支援する事業所で、新そば祭りはその活動を地域の人たちに知ってもらおうと開かれました。
そばの提供の他に利用者手作りの飾り物などの販売も行われました。
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趣味や特技で交流 シニアのお宝博覧会
シニア世代の人たちが自分の特技や好きなことを紹介するシニアのお宝博覧会が5日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会場には31のブースが並び出展した人たちが自分の特技や趣味の品などを披露していました。
こちらは伊那まちレコード喫茶のブースです。
こちらは伊那市の奥村伸枝さんによる紙芝居のブースです。
集まった人たちは各ブースをまわり会話を楽しんでいました。
全国各地でこの取り組みを行っている松田道雄さんは「一方的に話すのではなくお互い平等に話す“等話”を意識し、人との関わりの楽しさ、温かさを再発見してもらいたい」と話していました。
シニアのお宝博覧会は地域社会でのつながりをつくるきっかけにしてもらおうと伊那保健福祉事務所が開いたもので31のブースが並びました。
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信大 濃厚ナイアガラワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部は学生が育てたぶどうで作った濃厚ナイアガラワインの販売を5日から始めました。
5日は職員やラベルのデザインをした信州大学農学部の学生が報道向けに商品の紹介をしました。
農学部では去年9月に収穫したブドウが豊作だったことから冷凍保存していたぶどうを使い今回初めて濃厚ナイアガラワインを作りました。
冷凍することで糖度が増し、濃厚なワインができるということです。
600キロのぶどうから470本のワインが作られました。
濃厚ナイアガラワインはアルコール分が7%で375ml入り税込み2000円です。信大農学部内の生産品販売所や、南箕輪村の大芝高原味工房などで販売中です。 -
東春近小創立150周年 記念の歌
伊那市の東春近小学校の創立150周年記念式典が11日、行われました。
150周年を記念して作った歌を全校児童が響かせました。
「Hello!未来の君へ」です。
150周年記念の歌は、歌い継ぐテーマソングをつくろうと去年から制作を進めてきました。
東春近小学校の卒業生でシンガーソングライターの湯澤かよこさんが全校児童の言葉をもとに作詞・作曲をしました。
11日は、湯澤さんと全校児童およそ290人が歌声を響かせました。
東春近小学校は明治6年1873年に殿島学校として創立され
ました。
明治22年1889年に東春近小学校となり明治41年1908年に現在の場所に移転しました。
式の中で小池創校長は「地域に誇れる学校を目指していきたい」と話していました。
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灯油配達車両 特別査察
上伊那広域消防本部は、灯油の需要が増えるこの時期に合わせて、家庭などへ配達する車両の特別査察を、4日に行いました。
4日は、上伊那広域消防本部の署員が伊那市東春近のグリーンロード春富給油所を訪れ、車両の維持管理状況を確認しました。
春富給油所では、およそ3,000リットル分の灯油が入る車両が2台あります。
署員は、消火器の有効期限が切れていないか、給油ホースの劣化やノズルの違法改造がないか、タンク本体に腐食や損傷がないかなどを確認していました。
年末特別査察は、灯油の需要が増えるこの時期に毎年行われています。
確認の結果、異常はなかったということです。
上伊那広域消防本部では、4日と5日の2日間で3か所の事業所を査察するとしています。 -
ウクライナの子ども達の絵画展 開催へ
ロシアの侵攻を受けているウクライナの子ども達が描いた絵画の展示が、9日と10日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われます。
絵画展は、人々の命の重みや戦地の子ども達の苦しみに思いを寄せてもらおうと、NPO法人チェルノブイリ救援・中部が企画したものです。
副理事長を務める南箕輪村南原の原富男さんです。
ウクライナの学校や保育園に絵の提供を呼びかけ、2歳~18歳の子ども達から合わせて112点の作品が集まったということです。
絵画展では、子ども達からのメッセージが絵に添えられるということです。
原発事故の被災者支援を行っているチェルノブイリ救援・中部では、ウクライナ侵攻が始まって以降寄付を呼び掛け、およそ1,500万円分の食料や医薬品などを贈っています。
絵画展は、9日土曜日と10日日曜日に、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
両日とも、午後2時から1年間の活動報告が行われます。 -
伊那市社協元職員 新たに1,100万円超の着服発覚
今年2月に発覚した成年後見制度の業務を担当していた伊那市社会福祉協議会の元職員が制度利用者の預貯金などを着服していた問題で、新たに被害額が1,100万円増えていたことが分かりました。
成年後見制度は、認知症や障害などで判断能力が十分でない人の権利を守るものです。
元職員は、今年2月に事故死し、残務処理をしていたところ利用者の預金を無断で払い戻していたことが判明したものです。
今回弁護士らの指摘で新たな被害が発覚し、被害者は5人から1人増え6人に、被害額は1,379万円余から2,526万円余にそれぞれ増えたということです。
市社協では、「多大な心配と迷惑をかけ改めて深くお詫びしたい。一日も早い信頼回復に向けて、業務改善などの取り組みを徹底したい」としています。 -
山寺の竹林で火事 けが人なし
2日、午前11時55分頃、伊那市山寺で竹林を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいません。
伊那警察署の発表によりますと、2日、午前11時55分頃、伊那市山寺で竹林およそ220平方メートルを焼く火事がありました。
火は午後0時48分に消し止められました。
この火事によるけが人はいません。
出火当時、現場近くの田んぼの土手で草焼きを行っていたということです。
伊那署では、草焼きをしていた火が竹林に燃え広がったとみて調べをすすめています。
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JR長野駅でおやきやパンの試食会
信州産小麦を使ったおやきやパンなどの試食会が11月23日に長野市で開かれ多くの人で賑わいました。
JR長野駅で「食べようつくろう信州小麦大行動」と銘打ち信州産小麦を使った食品の試食会が開かれました。
これは、農林水産省が進めるローカルフードプロジェクト、略してLFPの取り組みの一つで信州産小麦の消費拡大を目指そうと
県と県内企業が参加するLFPながのが展開しています。
今回提供されたのは、参加企業が信州産小麦を使って新たに開発した商品で、11月1日に県庁で披露されたものです。
会場には、おやきやパン、肉まんなど18種類が並び訪れた市民や県外からの観光客が信州の味を楽しみました。
用意された試食約700食は、祝日の賑わいもあり1時間ほどで終了。
試食後には、味や商品価格などについてアンケートも行われました。
アンケート結果は、県内の小麦生産者と共有して生産量拡大に向けた検討に活用していくということです。