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伊那地域 初の氷点下
14日の伊那地域は午前5時10分に最低気温、氷点下2.1度を記録し、0度を下回りました。
伊那市横山の畑には霜柱が立っていました。
13日の午後11時29分に氷点下0.3度と、今季初めて0度を下回り、きょうの午前5時10分には氷点下2.1度まで冷え込みました。
氷点下となるのは去年の記録、10月27日より18日遅くなっています。
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山小屋への物資輸送 無人VTOLデモ飛行
伊那市が2021年度から進めている山小屋への物資輸送プラットホーム構築事業の、無人垂直離着陸機、VTOLのデモ飛行が14日に伊那スキーリゾートで行われました。
このVTOLは、東京都の川崎重工業株式会社が開発しているものです。
この日は、機体のデモ飛行が初めて国や市の関係者の前でお披露目されました。
デモ機はスキーリゾートの上空を旋回しました。
デモ飛行を行った機体は、全長7メートルで、川崎製のエンジンで駆動し、200キロの荷物を標高3,100メートルまで運ぶことが出来ます。
伊那市は無人VTOLを使い山小屋へ荷物を運ぶ輸送プラットホーム構築事業を2021年度から進めています。
現在、山小屋への輸送はヘリコプターに頼っていますが、パイロット不足などにより、今後の物流の維持が課題となっています。
伊那市は、来年度から山小屋への飛行実証実験を行い、2026年度の事業化を目指しています。
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羽広菜かぶの漬け込み 始まる
信州の伝統野菜に選定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの漬け込み作業が14日から始まりました。
14日はみはらしファームの農産物加工所で、羽広菜生産加工組合の組合員など6人が200キロを漬けました。
漬け込みは、水洗いしたかぶを半分に切り根や傷んだ部分などを切り落としていきます。
味噌・酒粕・砂糖・塩を混ぜ合わせた調味料と一緒に漬け込みます。
調味料の配分は毎年微調整を行い改良しているということです。
かぶは、組合員の15アールの畑で栽培しています。
13日は収穫が行われました。
例年8月末に種を撒きますが、今年は暑さ対策で1週間ほど遅らせたところ、良いかぶに育ったということです。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べ辛味や甘味があるのが特徴で、2007年に信州の伝統野菜に選定されました。
羽広菜かぶは3週間ほど漬け、12月初旬から店頭に並ぶ予定です。
みはらしファームのほか、伊那市と箕輪町のベルシャインなどで販売されます。
価格は1袋税抜き400円です。
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日産環境学習授業 伊那市内の小学校で実施
神奈川県に本社を置く日産自動車株式会社は、ペットボトルキャップで作ったモデルカーを使用した環境学習授業「エコキャップ アップサイクルプロジェクトin伊那」を13日、伊那市内の小学校で行いました。
13日は、高遠小学校と高遠北小学校で授業が行われました。
このうち高遠小の5年生の授業では、日産自動車の田村卓久さんが講師を務め、電気自動車の仕組みや環境問題について話をしました。
日産自動車では、2008年から全国各地で環境学習授業を行っています。
今年度新たに、伊那市や伊那市社会福祉協議会、富県の有限会社スワニーなどと協力し、ペットボトルのキャップで作ったモデルカーを使用した授業を行うことにしました。
市内の小学校や公民館でペットボトルキャップを集め、モデルカー500個を製作しました。
児童らは、手回し式の充電器を使って電気を作り出し、モデルカーが動く仕組みを教わっていました。
その後、全員でコースを走らせて楽しんでいました。
今年度は、すでに東春近小学校と伊那東小学校でも同様の授業を行っていて、今後は首都圏の学校でも企画しています。
来年度以降も継続する計画で、モデルカーの増産にも取り組んでいきたいとしています。 -
上伊那広域消防 大型商業施設を立入視察
上伊那広域消防本部は、秋の火災予防運動期間中の13日、防火管理状況などを確認する立入視察を、伊那市内の大型商業施設で行いました。
13日は、署員4人が今年6月にオープンした西町のMEGAドン・キホーテUNY伊那店を立入視察しました。
不特定多数の人が多く集まるクリスマスや年末年始を前に、防火管理状況や避難経路が確保されているかなどを確認するために行ったものです。
署員は、防火シャッターや扉の前に商品が置かれていないか、通路は適切な幅が確保されているか、消火用散水栓の点検が行われているかなどを確認していました。
立入視察の結果、改善が必要な箇所はありませんでした。
14日は、管内のガソリンスタンドを立入視察し、保安管理の状況を確認するとしています。
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中央アルプス・南アルプス 山々が雪化粧
13日の伊那地域の最低気温は3度と冷え込み、中央アルプスと南アルプスの山々は雪化粧した姿を見せていました。
南アルプス林道バスの終着地点北沢峠付近も雪が積もり、運行の安全が確保できないことから13日は終日運休となりました。
今シーズンの運行は15日水曜日までを予定していましたが、13日の午後になっても雪が溶けていないことから、14日と15日の運行も取りやめ、今シーズンの運行が終了となりました。 -
伊那市特別職の給料について白紙諮問
伊那市の白鳥孝市長は、市の特別職の給料などについて13日に審議会に諮問しました。
伊那市役所で特別職報酬等審議会が開かれ、白鳥市長が審議会の唐木和世会長に白紙諮問しました。
今年度の特別職の給料は市長が月額92万8,000円、副市長が76万8,000円、教育長が66万2,000円となっています。
市議会議員の報酬は、議長が月額46万7,000円、副議長が39万1,000円、議員が36万8,000円となっています。
審議会では29日に答申する予定です。
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ねんりんピック 伊那市の保科さんが県知事賞
信州ねんりんピック「長野県シニア作品展」で、伊那市西春近の保科文夫さんが、手工芸の部で、最高賞の長野県知事賞を受賞しました。
13日は、伊那合同庁舎で表彰式が行われ、県長寿社会開発センターの井出毅伊那支部長から表彰状が手渡されました。 -
西天竜幹線水路の外来魚を駆除
天竜川漁業協同組合は、西天竜幹線水路の外来魚の駆除を10日に行い、去年の倍となる200キロを超えるブラックバスがかかりました。
西天竜幹線水路の終着点、伊那市小沢の西天竜発電所上水槽です。
10日は、天竜川漁業協同組合の職員が外来魚ブラックバスの駆除をしました。
網を投げると1回で数十匹がかかりました。
電気ショッカーを使うと、気絶した魚が次々と上がってきます。
水路は天竜川とつながっていて、ブラックバスが在来生物を食べてしまうため生態系への影響が懸念されています。
こちらは在来魚のナマズです。
天然のウナギもかかりました。
在来種は1割にも満たないということです。
ブラックバスが入った袋の重さを測ると100キロを超えていました。
この日は半日の作業で2袋分、去年の倍となる200キロを超えるブラックバスを駆除しました。
天竜川漁協では、稲刈りが終わり、点検のため水路の水を止める時期に合わせ、発電所を管理する長野県企業局と協力し毎年外来魚の駆除を行っています。
なお、漁協によると13日も作業を行い、さらに300キロを駆除したということです。
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県縦駅伝 上伊那チーム結団式
19日に開かれる第72回長野県縦断駅伝競走大会の上伊那チーム結団式が10日伊那市役所で行われ、大会での健闘を誓いました。
結団式には、選手や監督など40人が参加し、大会への決意を発表しました。
選手は「トップで次の区間につなげたい」「チームに貢献できるよう走りたい」などと話していました。
大会は、会期がこれまでの2日間から1日に去年から変わり、今年は、松本市から飯田市までの12区間98.72キロをタスキでつなぎます。
過去38回優勝の上伊那は、去年は5位に終わりました。
今年は地元を走るだけに選手たちの士気が高まっています。
上伊那は去年の大会経験者も多く、チームのレベルアップや結束力の向上を図るため、4月から毎月練習会を開いてきたということです。
今年就任した羽生吉浩監督は、「実力のある選手が加わり層も厚く十分に優勝を狙えるチームとなった。沿道の声援を力に襷をつないでいきたい」と話していました。
奥原謙一主将は「2018年以来の優勝というニュースを届けられるように上伊那らしい走りで襷をつないでいきたい」と決意を話していました。
式の最後に全員でかつ丼を食べて必勝を祈願しました。
伊那ケーブルテレビでは大会当日の19日午前7時30分から122chで生中継します。 -
伊那まちBASE 新たな食事支援スタート
伊那市の伊那まちBASEは、食事に困っている人を支援する新たな取り組み、「恩送りチケット」を12日から始めました。
12日は伊那まちBASEで2周年感謝祭の開会式と恩送りチケット開所式が行われました。
式には、市や県の関係者などおよそ30人が出席しました。
こちらが恩送りチケットです。
支援したい人が1枚700円でチケットを購入すると店内の掲示板に貼り付けられます。
掲示板からチケットを取り、スタッフに渡すと、誰でもカレーを食べる事ができる仕組みです。
式の後には、出席者がカレーを試食しました。
提供されるのはチキンカレーで、子どもでも食べられるよう甘口となっています。
また、赤松の炭が入っていて老廃物や化学物質を吸着し体の外へ排出する、デトックス効果が期待されるという事です。
伊那まちBASEでは、恩送りチケットについてカレー以外にもメニューを広げていきたいとしています。
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秋の手しごと6人展 約1,000点展示販売
木工や布工芸などの作品が並ぶ「秋の手しごと6人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、県内外の6人が製作した木工品や布工芸、アクセサリーなどおよそ1,000点が展示販売されています。
このうち、伊那市ますみヶ丘の三沢廣光さんは、木製のボールペンや器などを展示しています。
出品している6人は、展示会などで知り合ったクラフト仲間で、年に2回合同の展示会を開いていて、今年で9回目となります。
代表の田中稔さんは「作り手の個性が出ている作品を手に取って楽しんでほしい」と話していました。
秋の手しごと6人展は、14日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市 温泉施設の利用料を過大徴収
伊那市は、去年10月以降市内の日帰り温泉施設の小学生の利用料を、誤って100円多く徴収していたと10日発表しました。
過大徴収していたのは、日帰り温泉施設のみはらしの湯とさくらの湯、保養センターの仙流荘です。
市の条例で定める小学生の利用料は300円ですが、100円多い400円となっていました。
過大徴収金額は、先月末までで67万6,700円で、のべ6,767人分です。
市と指定管理者の伊那市観光株式会社との間で料金の認識に違いがあったためだとし、市では「再発防止に努める」としています。
返金申し出は各施設か市役所観光課で17日から受け付けるとしています。
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春日城址秋祭り 一夜城再臨
伊那市の春日公園にかつて存在した春日城を再現するイベント「春日城址秋祭り 一夜城再臨」が11日行われました。
春日公園には、一夜城を描いたベニヤ板が設置されました。
高さは約5メートル、幅9メートルです。
イベントでは、参加した小学生が、板に自由に絵を描きました。
春日公園にはかつて春日城が存在しましたが、数百年前に消失し資料は残されていないということです。
イベントでは他に、スポーツチャンバラも行われました。
子どもたちが5人一組となり、梱包材で作った刀で相手の腰についた紙風船を狙って戦いました。
このイベントは、地域に愛着を持ってもらおうと伊那青年会議所が初めて開きました。
ベニヤ板に描かれた城は13日(月)まで展示されます。
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長野県立美術館移動展in伊那文
郷土にゆかりのある人の作品や信州を描いた風景画などが展示されている長野県立美術館移動展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には伊那市高遠町の画家中村不折の作品「高士図」など52点が展示されています。
移動展は多くの人に作品を楽しんでもらおうと県立美術館が改築オープンした2021年から毎年行われ今年で3年目です。
入場料は一般500円、大学生・75歳以上は300円、高校生以下は無料です。
11日土曜日の午後2時からは県立美術館学芸員によるギャラリートークが予定されています。
長野県立美術館移動展in伊那文は12月3日日曜日まで開かれています。
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困りごとなんでも相談会
伊那ケーブルテレビが提供するテレビやインターネットなどの家庭での困りごとを聞く「なんでも相談会」が箕輪町のベルシャイン箕輪店で11日、開かれました。
11日は、ベルシャイン箕輪店に相談スペースを設けました。
相談会は、テレビやインターネット、電話を安心して利用してもらおうと初めて行われました。
訪れた人は、インターネットのWiFi環境についてや月々の支払いの口座変更などについて相談していました。
次回は、25日の午前10時から午後4時まで箕輪町のベルシャイン伊北店で予定しています。
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信州産小麦の利用・生産拡大を
信州産小麦の利用や生産の拡大を目指すプロジェクトが始まり、1日長野県庁で新商品の発表がありました。
信州産の小麦を使ったおやきやパンなどの新商品20品が開発され県庁で披露されました。
これは、ローカルフードプロジェクト(LFP)という地元産の食材を利用した新商品の開発などで持続可能な地域産業の創造を目指す取り組みです。
農林水産省が推進し、長野県と地元企業などが協力して進めているもので、今年度は、25の事業者が参加して信州産の小麦を使ったおやきやパンなどを開発しました。
この日は、県やJAの担当者、食品事業者などが信州産小麦について説明しました。
県内の小麦生産量は、年間5,500トンから7,000トンほどですが、多くの需要があり生産量を増やしていく必要があるということです。
信州産の小麦を使ったパンは、やわらかい食感で、風味があり味が濃いといいます。
会見後は、おやきを中心に試食も行われ、訪れた人が新商品を味わいました。
信州産小麦を使った新商品は、19日~26日まで参加する事業者の店舗などで試食や販売が行われます。
30日には、山形村の山形小学校の給食で信州産小麦を使ったコッペパン約500個が提供される予定です。
県内のケーブルテレビでは、シリーズでこの取り組みを取材し放送していきます。
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刑務所作業製品の即売会
受刑者が作った小物や家具の展示即売会が、伊那市の美篶きらめき館で10日から始まりました。
小物や家具など全国の刑務所から417種類およそ2200点が集まり、訪れた人で賑わっていました。
展示即売会は、刑務所作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本少年刑務所が開いたものです。
人気の商品は、前掛けやバッッグなどに丸で囲った獄の字が入ったマル獄シリーズや横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸です。
石鹸は、テレビで紹介され、品薄になっているということです。
松本少年刑務所は、木曽のヒノキやサワラで作った木彫品を販売しています。
また、長野刑務所は、婦人用の革靴を出品していて、丈夫で軽くて履きやすいと評判だということです。
会場には、家具製品も多く並んでいます。
売り上げは、犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
受刑者が作った刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で12日(日)まで開かれています。
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ユウキ食品㈱伊那工場の竣工式
調味料などの製造・販売を行う東京都のユウキ食品株式会社の伊那工場の竣工式が10日に伊那市の小黒原産業適地で行われました。
伊那工場は小黒原産業適地に建設されました。
式にはユウキ食品株式会社や伊那市など関係者およそ45人が出席しました。
田中秀和社長は「生産拡大に向けて体制を整えていきたい」と話していました。
ユウキ食品は東京都に本社を置き、調味料やドレッシングなど800種類を超える商品の製造・販売を行っています。
国内の工場では9か所目、県内では3か所目です。
建物は鉄骨造4階建てで、延べ床面積は2,260平方メートル、総事業費は22億円となっています。
伊那工場では顆粒スープの製造を行うということです。
地元の7人を新たに雇用していて、2024年2月から稼働する予定です。
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伊那市西町区 みんなの作品展
伊那市西町の区民による作品展、みんなの作品展が10日から西町公民館で始まりました。
会場には、西町区民が制作した絵画や書道、工芸作品など24人の作品、およそ70点が展示されています。
みんなの作品展は趣味や習い事で作った作品を見てもらう場として開かれていて、今年で18回目です。
中には竜南保育園の園児が作った作品や、夏休みのおいで塾で小学生が粘土で作った作品も展示しています。
西町区みんなの作品展は12日(日)の正午まで、西町公民館で開かれています。
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強盗殺人容疑の男 身柄を送検
伊那市西箕輪で去年12月当時85歳の原貴努代さんが首を絞められ殺害された事件で、伊那警察署は、強盗殺人の疑いで逮捕した28歳の男の身柄を10日に長野地方検察庁へ送りました。
身柄を長野地方検察庁へ送られたのは、伊那市西箕輪の整体師、橋爪亮太容疑者28歳です。
橋爪容疑者は去年12月1日の午後6時20分頃から翌日2日の午後0時半頃までの間に、原さんを窒息死させ、通帳などを盗んだ疑いです。
また、遺体が見つかった前日に原さんの通帳と偽造した委任状を使って自身の口座に350万円を振り込もうとした詐欺未遂の疑いで、すでに逮捕、起訴されていました。
伊那署は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
殺害にいたった動機や犯行の経緯など引き続き捜査を進めるとしています。
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福祉施設での集団感染防ぐ研修会
伊那保健福祉事務所は、福祉施設での新型コロナなどの集団感染を防ぐための研修会を9日伊那合同庁舎で開きました。
研修会には上伊那の老人福祉施設や障害者福祉施設などから40人が参加し、正しい防護服の着脱方法を学びました。
参加者がふたり一組になり、マスクやキャップ、手袋、ガウンを身に着けていきました。
職員は「脱ぐ際は、ウイルスが付着している外側を触らないようにしましょう。また、1つ脱いだらその都度消毒をする1行動1消毒をしてください」とアドバイスしていました。
また研修会では、インフルエンザや感染性胃腸炎が集団発生した場合の報告方法についても説明がありました。
この研修会は新型コロナの他、インフルエンザ、感染性胃腸炎がなどが増えるこの時期に開かれていて、3年ぶりとなります。
なお、8日、全県にインフルエンザ警報が発表されています。
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ねんきん月間 園児が夢をかいた「こども絵画展」開かれる
今月はねんきん月間です。
伊那市の伊那年金事務所ではねんきん月間の取組みのひとつとして、園児が将来の夢をかいたこども絵画展がひらかれています。
9日は近くにある竜北保育園の年長の園児が展示してある絵を見に来ました。
伊那年金事務所の待合室には年長の園児15人がアイドルやスポーツ選手など将来の夢をテーマに描いた絵が飾られています。
伊那年金事務所では2018年から毎年この「こども絵画展」を開催しています。
絵は伊那年金事務所の待合室で30日木曜日まで展示されています。
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介護予防自主グループ 交流発表会
伊那市内で活動する介護予防自主グループの交流発表会が9日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
9日は、介護予防自主グループ8教室といきいきサポーター伊那・高遠のメンバーが体操を発表しました。
伊那市が養成している介護予防推進員のいきいきサポーターが各地の自主グループをサポートして健康体操を行っています。
この発表会はその交流の場にしようと開かれていて、今年で6回目です。
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LaLaLaINA星空コーラスが藤沢地区文化祭に向け練習
1978年にNHK紅白歌合戦に出場した、歌手でシンガーソングライターの庄野真代さんが講師を務めるコーラスグループ「LaLaLaINA星空コーラス」は、11月の高遠町藤沢地区の文化祭に参加します。
10月20日は、伊那市西春近ののスタジオで、コンサートに向け練習をしていました。
星空コーラスには、上伊那を中心に20人が所属し、月に1回の練習をしています。
講師の庄野さんは、1978年に「飛んでイスタンブール」でNHK紅白歌合戦に出場した歌手です。
スタジオを所有する橋爪恵一さんと妻のえりこさんは20年来の付き合いがあり、2022年10月にこの場所でコンサートを開いたことをきっかけにコーラスグループを結成しました。
本番では、「見上げてごらん夜の星を」や、庄野さんが作詞作曲を手掛けた「平和のうた」など4曲を披露します。
星空コーラスのコンサートは、11月11日の高遠町藤沢地区文化祭で開かれます。
場所は藤沢多目的集会施設で、開演は午後1時です。
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ウクライナ避難女性 プラネタリウムで特別投影
ウクライナから日本へ避難しているオレナ・ゼムリヤチェンコさんによるプラネタリウムの解説が伊那市の伊那文化会館で8日に行なわれました。
オレナさんは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、去年4月に夫と一緒に日本に避難しました。
ロシアの侵攻前は、北東部のハルキウでプラネタリウムの解説員をしていました。
日本でも、解説員の経験を活かした仕事をしたいと希望し、これまでに全国各地で特別投影を行っています。
8日は、秋に見える星座や惑星について説明しました。
オレナさんは、天の川は、ウクライナでは「チュマクの道」と呼ばれ人気があると話していました。
伊那文化会館での特別投影は、長野県プラネタリウム連絡協議会の研修会の一部として開かれ、県内の担当者などおよそ30人が鑑賞しました。
オレナさんは、12月8日に東京都のコスモプラネタリウム渋谷で解説を行う予定です。 -
イスラエルとハマスの軍事衝突で抗議活動
イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突の即時停戦を求める抗議活動が8日に伊那市で行われました。
午前7時から伊那市の平成大橋と国道153号が交わる交差点でスタンディングが行われ、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突の即時停戦を訴えました。
伊那市東春近の飯島光豊さんと南箕輪村南原の原富男さんが呼びかけ人となり上伊那からおよそ30人が参加しました。
9日は駒ヶ根市と辰野町でも抗議活動を行う予定です。
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上伊那広域消防本部が初めての鉄塔合同訓練
上伊那広域消防本部は送電線が通る鉄塔での合同救助訓練を8日に伊那市長谷で初めて行いました。
訓練には上伊那の6つの消防署から16人が参加しました。
中部電力パワーグリッドでは今年の3月に鉄塔での作業中に作業員が動けなくなる事故が実際に発生しています。
このことから、上伊那広域消防本部は鉄塔を管理する中部電力パワーグリッド株式会社に協力を依頼して初めて鉄塔での合同訓練を行いました。
鉄塔には50万ボルトが流れる送電線が通っていて、救助隊は体に電気が溜まることを防止する服を着用していました。
地上から21メートルの所の人形を作業員に見立て、ロープを使い下ろしていました。
8日はほかに担架に乗せて下まで下ろす訓練も行われました。
合同訓練は9日と28日の3日間行う予定です。
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伊那市 プラチナ大賞でデジタル地域再生賞
伊那市は、新産業技術などの活用で地域課題解決を図る団体を表彰する、一般社団法人プラチナ構想ネットワーク主催のプラチナ大賞で、優秀賞にあたるデジタル地域再生賞を受賞しました。
最終審査と表彰式は6日に東京都の時事通信ホールで行われました。
プラチナ大賞は、一般社団法人プラチナ構想ネットワークが、地域課題の解決を図る自治体や企業を表彰するものです。
今回は、全国から55件の応募があり、12件が最終審査に残りました。
伊那市は、森林を持続可能な形で後世につなげる取り組み、経木や麦ストロー、ペレットなどCO2削減の取り組み、ゆうあいマーケットやぐるっとタクシーなど新産業技術による地域課題解決について発表しました。
審査の結果、伊那市は優秀賞にあたるデジタル地域再生賞を受賞しました。
白鳥孝市長は「今後も地域のみなさんと一緒に伊那市の未来を描き、持続可能な社会を創り出し、心豊かに暮らせるまちづくりを進めていきます」とコメントしています。
なお、県内からは、伊那市の他に長野県と全市町村が協働で行う、場所や時間に関係なく誰でも利用できる電子図書館サービス「デジとしょ信州」の取り組みが優秀賞に選ばれています。
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伊那新校 統合の仕方について2案を示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校(仮称)の再編実施計画懇話会が2日開かれ、統合の仕方について2つの案が示されました。
2日は、懇話会が伊那合同庁舎で開かれ、事務局が統合方法について2つの案を示しました。
1つ目は「年次統合」で、2校の募集を停止し、2028年度に開校の新校に新入生が入学し、2030年度に統合が完了するものです。
もう1つは「一斉統合」で、2028年度に伊那北と弥生の生徒が伊那新校に転校するものです。
出席者は、2つの案についてグループごと意見交換し「年次統合だと統合までの2年間弥生の校舎を利用する生徒が少なくなり、学校行事や教育活動に制限がでる恐れがある」「一斉統合だと、入学時と卒業時で校名が異なる生徒が出てしまう」などと話していました。
県内で統合した高校のうち、年次統合を選んだ高校が4校、一斉統合を選んだ高校が3校となっています。
統合方法については、今後も懇話会で意見を交わしていく方針です。