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東春近運動会 親睦深める
競技を楽しみながら地域住民が交流を図る伊那市の東春近地区の運動会が春富中学校グラウンドで28日に行われました。
東春近運動会は、地区内に10ある区別対抗で行われているもので今年で30回目となります。
28日は、子どもからお年寄りまでおよそ1200人が参加し趣向を凝らした競技が行われました。
バケツの水を茶碗ですくい、それを一升瓶にいれ、いっぱいにすれば勝ちとなる競技では参加者が水をこぼさないように慎重に運んでいました。
集まった人たちは声援を送ったり元気に体を動かしたりして
交流を深めていました。
運動会を主催した東春近公民館では、「毎年多くの区民が参加してくれて感謝している」と話していました。
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GW 県外から入り込み始まる
元号の変更に伴い最大10連休となるゴールデンウィークが27日から始まりました。
伊那市内の観光施設にも県外からの観光客の入り込みが始まりました。
伊那市荒井の小黒川渓谷キャンプ場です。
27日はテントサイトやキャビンなど52の区画は予約でいっぱいだということです。
午後には予約客が到着しテントを設置していました。
小黒川渓谷キャンプ場では、毎年ゴールデンウィークには多くの予約が入りますが、今年は10連休と休みの期間が長いため例年と比べ連泊の予約が多いということです。
小黒川渓谷キャンプ場は、ゴールデンウィーク中予約で全て埋まっているということです。
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メーデー 労働条件改善訴える
第90回メーデーの上伊那地区大会が今日開かれ、参加者がデモ行進で労働者の地位向上や労働条件の改善をを訴えました。
27日は上伊那の連合系の労働組合から1,200人が参加しました。
伊那文化会館からいなっせまでをデモ行進し労働条件の改善を訴えました。
上伊那地区メーデーは「働く者の連帯でゆとり・豊かさ・公正な社会を実現し 自由で平和な世界をつくろう」をメインスローガンに行われました。
福田育郎実行委員長は「今日を機に労働者が明るい未来へ向かっていくためにはどうしたらいいか考えてほしい」と話していました。
大会では、「暮らしの底上げ実現に向けて全力で取り組む」などとするメーデー宣言が採択されました。
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伊那よさこい青龍 踊りでローメンPR
伊那市のよさこいグループ伊那よさこい青龍は、ローメンをPRする踊りを5月1日の伊那ローメン春まつりで初披露します。
今回初披露する踊りは「Let’s Goローメン」です。
伊那よさこい青龍は、伊那ローメンズクラブからローメン大使に任命されています。
踊りでローメンをPRしていこうと、オリジナル曲を制作しました。
作詞作曲は京都を中心に活動する音楽ユニットに依頼し、ローメンズクラブとよさこい青龍監修のもと曲から作りました。
振付はよさこい青龍が担当し、見ている人も一緒に踊れるよう、簡単で覚えやすいものにしたということです。
レッツゴーローメンは来月1日に伊那市役所駐車場で行われる伊那ローメン春まつりで披露されます。
よさこい青龍のステージは午前9時30分と正午、午後2時20分からの3回で、最初のステージでは、作詞作曲を担当したユニットの生演奏に合わせて踊るということです。
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伊那中央病院 防災訓練
伊那市の伊那中央病院で今年度採用された医師や看護師などを対象にした消火訓練が24日に行われました。
訓練には職員、およそ60人が参加し、初めに消火器を使った訓練を行いました。
参加者は消火剤の代わりに水が入った消火器で、火に見立てた的に水をかけていきました。
指導した伊那消防署の池上司郎さんは「火災では、火を消す事ばかりでなく、逃げ道を確保する事を忘れないでほしい」と話していました。
消火器を使った訓練が終わると屋内消火栓を使った訓練が行われました。
消火栓からホースを伸ばし、一人ずつ水の出し方を確認しながら放水していました。
伊那中央病院では、毎年春と秋に防災訓練を行っています。
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伸和コントロールズ新入社員 板山露頭見学
伊那市高遠町に事業所を置く伸和コントロールズ㈱の新入社員は、地元についての研修の一環で、きょう、ジオパークについて学びました。
25日は、伸和コントロールズに今年度入社し高遠町にある長野事業所に配属となった17人が、高遠町板山地区にある露頭を見学しました。
全国各地のほか、ベトナムから採用された新入社員です。
ジオパークガイドの伊東基博さんが案内し、中央構造線を観察することができると説明していました。
伸和コントロールズでは、毎年、新入社員に、事業所がある地域について学び親しみを持ってもらおうとこの研修会を開いています。
なお、25日は、板山露頭のほか、杖突峠からの展望を眺め高遠城址公園に訪れたということです。
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宮下建設創業100周年
伊那市上牧に本社を置く建設会社宮下建設は創業100周年の記念式典を20日、信州INAセミナーハウスで開きました。
式典には、社員をはじめ取り引き業者などおよそ200人が出席しました。
宮下建設の宮下金俊社長は「100周年がゴールではなく、創業200周年を迎えるためのスタートと位置づけ、全社一丸となって頑張っていきたい」と挨拶しました。
式典では、100周年を記念したロゴとキャッチコピーがお披露目され、考案した社員に表彰状が贈られました。
伊那市上牧に本社を置く宮下建設は、第一次世界大戦終戦直後の大正8年に初代社長宮下金吾さんが山寺で創業しました。
昭和50年に現在の場所に移転し今年4月で創業100周年を迎えました。
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連休中は注意を! 交通安全呼びかけ
21日に全県に交通死亡事故多発警報が出された事を受け、交通安全を呼び掛ける街頭啓発が25日伊那市内で行われました。
25日は、県の職員や交通安全協会の会員など15人が、スーパーを訪れる買い物客に交通安全を呼びかけました。
県内では16日から20日までに下伊那と安曇野市で合わせて4件の死亡事故が発生し、21日に交通死亡事故多発警報が発令されました。
街頭啓発は、警報の発令を受け、また明日から大型連休に入る事から改めて交通安全の意識を高めてもらおうと行われました。
安協の会員らは、4件の事故状況が載ったチラシや、靴につける反射材、ティッシュを配り、自動車の運転ではゆとりをもって行動するよう呼び掛けていました。
伊那署管内の人身事故の発生件数は、25日現在82件で死者は2人となっています。
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南アルプス林道バス運行開始
伊那市長谷の仙流荘から北沢峠までを結ぶ、伊那市営南アルプス林道バスの今シーズンの運行が、25日から始まりました。
長谷の南アルプス林道バス営業所では、関係者がテープカットで運行開始を祝いました。
午前10時5分発のバスには、神奈川県から毎年南アルプスを訪れているという登山客1人が乗りました。
林道バスは毎年4月25日に運行開始となりますが、去年は土砂崩落の影響で、6月12日からの運行となりました。
去年の利用者数は、6月12日から11月15日までで4万8,711人でした。
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伊那市手良蟹沢で花見楽しむ
伊那市手良蟹沢の桜公園では、現在、満開のコヒガンザクラとソメイヨシノの花吹雪が楽しめます。
公園には100本ほどの桜が植えられていて、東屋では、花見を楽しんでいました。
花見を楽しんだのは、上伊那地域の有志で作る登山仲間「かたくり山の会」です。
年3回登山を行うほか、山菜やキノコを味わうなど親睦を深めています。
きお弁当を片手に、桜吹雪を楽しんでいました。
手良蟹沢の桜公園には100本ほどの桜が植えられていて、今月いっぱいは楽しめそうです。
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移住者数まとまる
24日の伊那市定例記者会見で平成30年度の移住者数が公表されました。
それによりますと平成30年度に市外から伊那市に移住した人は29年度に比べ18組多い60組131人でした。
年代別では世帯主が20代から40代の若者層が8割以上を占めています。
15歳未満の子を持つ世帯の割合は33.3%で関東甲信越からの移住が49.5%と半数近くを占めています。
また、伊那市は、移住定住後の生活把握のためのアンケート調査を実施しました。
平成28年4月から平成30年12月の間に市から支援を受けて転入した99世帯を対象に行い44件の回答がありました。
移住定住の決め手は何だったかの問いに対し26%が自然環境、希望の住居があったが20%となっています。
一方で、移住して困った点として「公共料金が高い」が23%、「交通機関が不便」と14%が回答しています。
伊那市では今年度も、積極的に都市部での相談会や移住体験会を開催する計画です。
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伊那市のそば分析結果公表
地元産そばのブランド化を目指す伊那市は昨年度、信州大学農学部に依頼し市内で栽培されたソバの成分分析を行いました。
分析した結果、伊那市産のソバは、有名産地より味がやや上回っているということです。
24日市役所で開かれた定例記者会見で信州大学農学部の井上直人教授が結果を報告しました。
調査は、伊那市の依頼を受け信大農学部が昨年度実施したものです。
伊那市内66か所からJA上伊那を通じて1地点あたりおよそ200gの玄ソバを集めました。
主に長野県の品種信濃1号を収集し、北海道や福島県の他、中国やモンゴルなど15品種と比較しました。
その結果、代表的産地のそばと比較すると、味がやや上回り、やややわらかく香りは同等と考えられるとしています。
味、香りともに他地域にひけをとらないということです。
特に伊那市長谷で栽培している入野谷在来は香りが飛びぬけてよいということです。
結果を受け白鳥孝市長は「これから栽培方法をさらに研究をしてブランド化を進めていきたい」と話していました。
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日本画県展28日まで
長野県日本画会が主催する第48回日本画県展が24日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には、長野県日本画会の会員の作品や一般公募の作品の中から選ばれた59点が展示されています。
伊那谷の会員が所属する伊那支部からは9人の作品が入選しました。
その中で、伊那市狐島の池上頼子さんの作品「カサブランカ」が長野市長賞を受賞しました。
日本画を描く人の高齢化が進み出品数は年々減少傾向にあるということです。
関係者は、「自分の好きなものを追求して描いている。多くの人に日本画特有の色使いなどを見て欲しい」と話していました。
第48回日本画県展は、28日まで伊那文化会館で開かれています。
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八重紅桜見ごろ
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
伊那市西町の春日公園駐車場の八重紅枝垂れです。
N伊那文化会館北側にある春日公園駐車場には八重紅枝垂れが10本植えられています。
桜を管理する伊那市振興公社によりますと桜は来週の中頃まで楽しめそうだということです。
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新入社員合同激励会
伊那商工会議所主催の新入社員激励会が23日伊那市の伊那商工会館で開かれ、この春入社した141人が出席しました。
伊那商工会議所では市内の企業を対象に毎年、合同の激励会を開いています。
激励会の中で川上健夫会頭は「学校で学んだ知識を活かす知恵を身につけ、クリエイティブな発想力を高めてほしい。」と呼びかけました。
また伊那市の林俊宏副市長は「人工知能や通信技術など情報化が進化していく時代。将来を見据え前向きに挑戦してほしい」と激励しました。
新入社員を代表し株式会社テク・ミサワの林侑実さんは「目標をたて計画的に行動できる一人前の社会人を目指します」と誓いの言葉を述べました。
激励会には昨年度より7社多い25社から141人が出席しました。
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桜シリーズ 高遠の桜舞う
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜はすでに見頃は終わり散り始めていますが、風に舞う花びらを楽しむことができます。
桜雲橋下の堀の池は、散った花びらで水面が埋まっています。
風が吹くと花びらが舞い、花吹雪を楽しむことができるのも高遠城址公園の魅力の1つです。 -
令和元年初日にローメンまつり
「ローメンで伊那市を元気に」をテーマに毎年開催されている「伊那ローメン春まつり」が、今年は元号が令和に変わる5月1日に行われます。
22日は市内で記者会見が開かれ、ローメンズクラブ加盟店の店主らが概要を説明しました。
イベントでは、ローメンが500円で食べられる他、信州プロレスの試合や豪華商品が当たる宝投げが行われます。
また、去年からローメン大使を務める伊那よさこい青龍のメンバーが、ローメンをテーマにしたよさこいを初披露する予定です。
令和元年初日ということで、市役所に婚姻届を出しに来た人には無料でローメンを提供するサービスも行うということです。
小岩井一麿実行委員長は「伊那市で行われる令和最初の大きなイベントなので、ローメンで地域を盛り上げたい」と話していました。
伊那ローメン春まつりは、5月1日(水)の午前9時30分から伊那市役所駐車場で行われます。
また、ローメンズクラブは、加盟店27店が参加するスタンプラリーもこの日から行う計画です。 -
松くい虫対策 ドローン一定の成果
伊那市が、松くい虫対策の一環で行っているドローンを使った被害木の調査と、そのデータを元にした駆除に一定の効果が見られたことが、23日に開かれた松くい虫対策協議会で報告されました。
この日は、市役所で協議会が開かれ、昨年度の被害状況が報告されました。
伊那市は2017年度に信州大学の協力のもと富県で試験的にドローンによる松くい虫被害の調査を行いました。
2018年度、そのデータを元に65本の松の枯損木を駆除しました。
再びドローンで調査を行ったところ、同じ場所では松くい虫被害がほとんど確認されなかったということです。
協議会長の白鳥孝市長は「ドローンを使った調査には一定の費用がかかるが、成果が出ている以上、導入について検討していく必要がある」と話していました。
伊那市は今年度、被害が進んでいる高遠町内の松林でドローンによる調査を実施する計画です。
なお、伊那市の2018年度の松くい虫被害は、2,342立方メートルで、前の年度より122立方メートル増加しています。 -
水森かおりさん 伊那市の観光大使に
NHK紅白歌合戦に16回出場し「ご当地ソングの女王」と呼ばれる演歌歌手の水森かおりさんが23日、伊那市の観光大使に任命されました。
この日は、水森さんが伊那市高遠町の高遠さくらホテルでコンサートを開き、その中で白鳥孝市長が観光大使の委嘱状を手渡しました。
コンサートでは、高遠の桜と女性の恋心をテーマにした「高遠さくら路(さくらみち)」を披露しました。 -
天竜川漁協 子ども釣り体験教室初開催
天竜川漁業協同組合は、小学生までを対象にしたこども釣り体験教室を、22日に初めて開きました。
体験教室には、保育園の年少から小学校6年生までの子ども40人が参加しました。
漁協前に、縦4メートル横9メートルの人工池が作られました。
子ども達は、魚の生態や糸の結び方について学んだ後、さっそく釣りを体験しました。
教室は、子どものうちから釣りに親しんでもらおうと、漁協が今回初めて企画しました。
体長18センチから20センチほどのニジマスおよそ400匹が用意されました。
いくらや蛾の幼虫をエサに、時折竿を動かしながら魚が食いつくのを待っていました。
中には、体長30センチを超えるジャンボマスもいました。
釣った魚は組合員が捌き、塩焼きにして味わいました。
天竜川漁協では、定員を超える応募があり今回参加できなかった人もいることから、来年度以降も継続していきたいとしています。 -
地区の祭りで子どもたちが「獅子引き」
伊那市東春近田原で白山社例大祭が20日に行われ、子どもたちによる獅子引きが行われたほか田原囃子や獅子舞が奉納されました。
獅子引きでは杉の葉をしきつめたリヤカーに獅子頭を乗せ地域の保育園児らが集落を練り歩きました。
例大祭では白山社まで運ばれた獅子頭をかぶり田原囃子保存会の演奏に合わせて獅子舞が披露されました。
ほかには田原囃子保存会子ども連が白山社にお囃子の演奏を奉納しました。
田原の白山社は集落の氏神として1311年応長元年に創立されたといわれています。
田原集落で継承されている囃子と獅子舞は100年以上の歴史があるといわれている白山社の例大祭で毎年奉納されています。
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今年初の夏日に菜の花摘み
22日の伊那地域の最高気温は25.5度まであがり今年はじめての夏日となりました。
伊那市富県の「農林産物直売所たかずや」の菜の花畑では菜の花を摘み取る人たちの姿がありました。
菜の花畑では直売所の会員約10人があすから始まる菜の花の摘み取りイベントを前に出来を確認していました。
菜の花畑は直売所の西側にあり広さは約50アールです。
摘み取りをした会員らは採ったばかりの菜の花を早速味わっていました。
摘み取りイベントは専用の袋を直売所たかずやで購入し袋詰め放題200円となっています。
また27日には山菜を天ぷらにして味わう山菜まつりも計画しています。
きょうの伊那地域は平年より7.3度高い25.5度を記録し6月下旬並みの陽気となりました。
長野地方気象台によりますと伊那地域の気温はあす以降も高めに推移しますが週末からは平年並みに戻ると予想しています。
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DMO 外国人向け旅行商品を検討
官民一体で観光振興を進める一般社団法人長野伊那谷観光局のインバウンドワーキンググループは、今年度、外国人観光客向けの旅行商品の開発に取り組みます。
19日は伊那市内で今年度初めての会議が開かれ、観光や宿泊関係者、行政など15人が出席し、外国人観光客受け入れの現状を話しました。
辰野町のゲストハウスの経営者は「多くの外国人観光客は電車で移動しているが、上伊那は駅前に観光案内所がないところが多く、情報が得づらい」と話していました。
ワーキンググループでは今年度、外国人観光客向けの旅行商品の開発に取り組みます。
この地域でPRする観光資源の洗い出しを行い、周遊コースや体験プログラムの検討を行うということです。
今後は月1回のペースで会議が開かれ、10月をめどに企画をまとめる計画です。
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高遠城址公園に羽場裕一さん
現在見ごろとなっている高遠城址公園内の土産店に、舞台やドラマなどで活躍する伊那市出身の俳優羽場裕一さんが20日訪れました。
高遠城址公園内に出店している土産店マルコー。
多くの観光客が公園を訪れた20日、俳優の羽場さんが店先に立っていました。
羽場さんは、伊那市美篶出身の俳優で、高遠高校出身です。
マルコーの長男伊東和徳さんが羽場さんと高校時代の同級生で、当時は店によく訪れていたということです。
羽場さんは、年に数回伊那を訪れていて、春には花見を楽しむとともにたびたび出店を手伝っているということです。
羽場さんは21日の朝も店先に立つ予定で、午後には仕事で松本市へ向かうということです。
20日の伊那地域は最高気温22.8度と5月下旬並みの陽気となり、公園内は多くの観光客でにぎわっていました。
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柘植さん 大河ドラマの舞台裏語る
伊那市出身の人物デザイナー柘植伊佐夫さんのNHK大河ドラマの制作まつわるトークショーが20日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。
伊那市芸術文化大使で人物デザイナーの柘植伊佐夫さん、NHKドラマディレクターの加藤拓さん、美術の統括を行うNHKのプロダクションデザイナーの山口類児さんの3人が、大河ドラマ制作の舞台裏について話をしました。
柘植さんが携わる人物デザインは、人物の衣装や髪型などのデザインを統括するもので、2010年の大河ドラマ「龍馬伝」がスタートだということです。
3人はコーンスターチを使って埃っぽさを表現したことなど、龍馬伝の舞台裏について話していました。
トークイベントは、信州高遠美術館で開催中の柘植さんの特別展に合わせて開かれたもので、70人ほどがドラマの制作の舞台裏の話を聞きました。
柘植さんの人物デザインを表現した特別展は来月19日まで開かれています。
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長さ20mの巻き寿司に挑戦
上伊那地域の小学生が農業体験を行うJA上伊那のあぐりスクールが20日、開校し長さ20メートルの巻き寿司づくりに挑戦しました。
長さ20メートルの巻きすの上に120枚の海苔がのせられました。
今年度あぐりスクールを受講する小学3年生から6年生62人のうち、20日は51人が参加して親子で巻きずしを作りました。
用意された8升の米を子どもたちが海苔の上にのせていきます。
具材は、きゅうりにかんぴょう、でんぶの3種類です。
完成すると全員で持ち上げ記念撮影をしました。
あぐりスクールは、農作物が食卓に並ぶまでの過程を学び、様々な体験をすることで食と農について考えてもらおうとJA上伊那が行っているものです。
今年度は12月まで毎月1回教室が開かれることになっていて、次回は、田植えをしたり落花生の種などを撒く予定です。
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桜シリーズ 伊那市西箕輪 みはらしファームの彼岸桜
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。きょうは伊那市西箕輪の
農業公園みはらしファームの彼岸桜です。
ファームレストラントマトの木の東側には20本ほどの桜が植えられていて、天気の良い日には南アルプスとの共演を楽しむことができます。
桜は、来週半ばころまで楽しめそうです。
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植物や果物の細密画作品展
植物や果物を極細の筆で描いた細密画の作品展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
細密画は絵の具などを使い細部まで緻密に描写した絵画です。
会場には水彩画と色鉛筆で描いた作品合わせて44点が並べられています。
作品展を開いているのは飯島町の原晴子さんです。
8年前に箕輪町出身の植物細密画家、野村陽子さんの作品を見て
絵を描き始めました。
野村さんから指導を受け今回初めて作品展を開きました。
細密画の作品展は25日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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退位の日に「両陛下ご訪問の記憶」
今月30日に退位される天皇陛下は皇太子の時の1969年、
昭和44年に上伊那を訪れ保育園や農場を視察されました。
伊那ケーブルテレビでは視察の際皇太子ご夫妻の対応にあたった人物や訪れた場所を紹介する「両陛下ご訪問の記憶」を30日に放送します。
伊那市美篶の春日澄子さん。
大正13年生まれの95歳です。
当時、美篶中央保育所の所長だった春日さんは皇太子ご夫妻が保育所の視察に訪れた際、対応にあたりました。 -
園児がしょうゆ麹作りに挑戦
伊那市東春近の野外保育園山の遊び舎はらぺこで19日しょうゆ麹作りが行われました。
しょうゆ麹作りでは部屋いっぱいにブルーシートを敷きそこに
大豆と炒った小麦を広げ園児みんなで交ぜました。
そこに麹菌を入れさらに全員で交ぜました。
はらぺこには2歳から6歳までの26人が通っていて様々な体験活動を行っています。
しょうゆ麹作りも子どもたちに体験を通して食の大切さを知ってもらおうと企画されました。
混ぜ合わせたものは温度管理をして保存し年明けに醤油をしぼるということです。