-
地域おこし協力隊 新たに2人委嘱
伊那市の魅力を発信し地域活性化を図る、地域おこし協力隊に、今年新たに2人が加わり、委嘱式が1日、伊那市役所で行なわれました。 この日は地域おこし協力隊、6人に白鳥孝市長から委嘱状が手渡されました。 地域おこし協力隊は、1年更新となっていて、委嘱された6人中、4人は継続で、2年目です。 今年度新たに協力隊として委嘱されたのは2人で、神奈川県横浜市から移住した、金子孝治さんと靖子さん夫妻です。 孝治さんは田舎暮らしモデル地域の新山地区で自然エネルギーコンダクターとして木質バイオマスの利用促進や自然エネルギー活用のコーディネートをします。 靖子さんは新山くらっし応援団として田舎暮らし体験プログラムの利用促進や移住者向けの低価格住宅を建てるキットハウス事業を担当します。 孝治さんはこれまで横浜のケーブルテレビ、靖子さんは病院で勤務していたということです。 地域おこし協力隊の契約は1年ごとの更新で、最長3年間となっています。
-
高遠城址公園 さくら祭り始まる
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園で1日、公園開きが行われさくら祭りがはじまりました。 伊那市では開花を5日、満開を13日と予想しています。 この日は、公園内の高遠閣で神事が行われ、今シーズンの無事を祈りました。 公園開きが雨のため高遠閣で行われるのは平成22年以来2回目です。 式では高遠町地区の保育園の年長園児が歌を披露しました。 その後、伊那市観光協会会長の白鳥孝市長らと手をつなぎ、桜雲橋を渡り問屋門の開門を宣言しました。 公園内には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラが植えられています。 桜はここ数日の暖かさで蕾も膨らみはじめ、桜守の西村一樹さんによりますと、開花予想の5日より少し早まる可能性が高いということです。 またこの日は、市内の製造業が取り組んでいるご当地お土産プロジェクトのメンバーが桜保護などに役立ててもらおうと、「サクラコマ」などの売上金の一部、1万円を伊那市に寄付しました。 ほかに、伊那警察署の臨時派出所も設置されました。 常時4人体制で、観光客のピーク時には8人から10人体制で警備にあたるということです。 臨時派出所は、花見期間が終わるまで設置されます。
-
伊那公園 コヒガンザクラ3分咲き
伊那市の伊那公園では、コヒガンザクラが咲きはじめ3部咲きとなっています。 市内の桜の名所の一つ、伊那公園には、コヒガンザクラやソメイヨシノなど300本余りが植えられています。管理する伊那公園桜愛護会によりますと、きのうからコヒガンザクラが咲きはじめ、現在は3部咲き程度で、見頃は、今週末になりそうだという事です。
-
弥生吹奏楽クラブ第25回定演
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブの第25回定期演奏会が、29日伊那文化会館で開かれました。 今回は25回の記念演奏会ということで、演奏会は1部から4部に分かれ開かれました。 スタジオジブリ作品のメドレーでは、主人公に扮した生徒たちが、歌も披露しました。 そのほかディズニーのメドレーや、吹奏楽コンクールの課題曲など14曲を披露しました。 演奏会には、クラブ員44人の他に、OB・OGも出演しました。 合同演奏では、弥生吹奏楽クラブ定期演奏会の定番曲となっているアルメニアンダンスパートワンを演奏しました。 この演奏会の模様は、5月にご覧のチャンネルで放送します。
-
平賀図書館長に聞く
伊那市の伊那図書館長を31日付けで退任し4月から県立長野図書館長となる平賀研也さん。 伊那図書館長としてのこれまでの取り組みや成果、また新天地での抱負などについて話を聞きました。 平賀研也さん56歳。 東京出身で中央大学法学部を卒業。公益財団法人総合研究開発機構や車の輸入販売会社で勤務してきました。 平成13年、長男の小学校入学を契機に教育環境が優れているとして伊那市に移り住み平成19年に公募していた伊那図書館長に採用されました。 平成25年には図書館の先進的な活動を評価するNPO法人のライブラリーオブザイヤー大賞を受賞しています。 平賀さんは「みんなが集って交流し一緒に作り出していく場所が図書館。伊那谷自然環境ライブラリーや高遠ぶらりプロジェクトなどいろいろな事ができた」と8年を振り返りました。 今後新天地で平賀さんは「県内のみなさんと一緒に話をしながら、これからの公共図書館がどうあるべきか考え実現していきたい」と話していました。 平賀さんは4月から単身赴任の生活を送りますが週に1度は伊那に戻るということです。 任期は3年で最長5年まで延長できるということです。
-
南信森林管理署 桜が開花
ここ数日の暖かさで、花の便りが届き始めています。 伊那市内でも早咲きとしてしられる南信森林管理署の桜が31日、開花しました。 南信森林管理署にはタカトオコヒガンザクラ7本とコヒガンザクラ4本があります。 今年は去年より3日早く咲きました。 桜は、旧高遠町から譲り受けたものです。 南信森林管理署によりますとここ30年で最も早い開花は平成元年の3月27日、最も遅かったのは平成8年の4月18日だということです。 南信森林管理署によると、4月3日が見頃になりそうだということです。 高遠城址公園の南側ゲートは、蕾がだいぶ膨らんでいます。 高遠城址公園では、公園開きがあす行われます。 公園内では、桜守がさくら祭りの準備に追われていました。 31日付けで退職する稲辺謙次郎さんは、若い世代へと引き継ぎを行っていました。 伊那市観光協会では高遠城址公園の桜の開花を4月5日と予想しています。
-
北澤ユウジさん きのこ大使に任命
JA上伊那は、きのこの消費拡大につなげようと、伊那ケーブルテレビに出演している北澤ユウジさんを31日、きのこ大使に任命しました。 31日は、北澤ユウジさんにきのこ大使の任命書と法被が贈られました。 JAでは、年間を通してきのこの消費拡大につなげようと初めてきのこ大使を任命しました。 ユウジさんは、ケーブルテレビを始めイベントや祭りで司会などを務めています。 JA上伊那では、ユウジさんの知名度があるとして任命したということです。 ユウジさんは「1年間明るく元気に大使を務めたい」と意気込みを話していました。 任期は、来年3月までの1年間で、JA上伊那のきのこ祭りや農協祭に参加する他、県内外で行われるイベントでPR活動を行うことになっています。
-
伊那市退職者 辞令交付式
年度末を迎え、各自治体では31日付けで退職する職員に辞令が交付されました。 このうち伊那市では、辞令交付式が31日行われ、20年以上務めた32人に人事通知書と感謝状などが一人一人に手渡されました。 退職者の内訳は、定年退職が 20人、早期退職が12人となっています。 白鳥孝市長は「伊那市発展のためにご尽力いただいた。誇りをもって第二の人生を歩んでいただきたい」と感謝していました。 退職者を代表して総務部の篠田貞行部長は「今日までこられたのは職員や家族達のおかげ。上伊那地域のリーダーとして伊那市がますます発展することを期待したい」と挨拶しました。 なお、箕輪町では10人、南箕輪村では8人が退職となっています。
-
塚越さんの著書 英訳で海外へ
伊那市の伊那食品工業株式会社会長、塚越寛さんの著書「リストラなしの年輪経営」が英語に翻訳され海外の大学や図書館に贈られます。 英訳版の本の寄贈は首相官邸国際広報室の日本の魅力を海外へ発信するプロジェクトによるものです。 科学技術や自然文化など幅広い分野の書籍を選定し英語に翻訳することで日本の理解促進を図ることを目的としています。 大学教授や元外交官など有識者7人が選定にあたり今年度5冊が選ばれそのうちの1冊が塚越さん著書の「リストラなしの年輪経営」です。 著書は「会社は社員を幸せにするためにある」「人件費はコストではなく会社の目的」「急成長は敵」など会社経営の考え方を記したものとなっています。 英訳された本は北米を中心とした海外の大学や図書館に寄贈されるほか電子書籍化も実施されるということです。
-
「戦後70年 語り継ぐ戦争」
戦後70年の今年、伊那ケーブルテレビでは「語り継ぐ戦争」と題して4月から9回シリーズで特別企画番組を放送します。 30日はその第一回として「遺品が語る戦争」をテーマにスタジオ収録が行われました。 30日は伊那ケーブルテレビの企画番組「戦後70年語り継ぐ戦争」のスタジオ収録が行われました。 ナビゲーターとして伊那図書館長で4月から県立長野図書館長に就任する平賀研也さんを迎えました。 ゲストは8月に伊那文化会館で開かれる平和のための信州・戦争展理事長建石繁明さんと実行委員長の春日幸雄さんです。 収録で平賀さんは図書館に保存されていた墨塗りの教科書を紹介しました。 墨塗りの教科書は戦後、進駐軍の指示で戦争に関する記述を墨で塗りつぶし読めないようにしたものです。 番組ではほかに建石さんが子どもへの軍事教育として録音されたレコードを紹介しました。 元小学校教諭の春日さんは戦時中の軍事教育について話しをしました。 語り継ぐ戦争シリーズは「伊那飛行場と学徒動員」「滿蒙開拓とシベリア抑留」など毎月テーマを決め放送し8月には戦後70年について戦争体験者や研究者、学生など様々な立場から意見を発表するパネルディスカッションの公開収録も予定しています。 30日収録した「遺品が語る戦争」は4月6日午後9時半初回放送となっています。
-
「伊那の大!大絵馬博覧会」創造館で
伊那市の有形文化財、仲仙寺の「千匹馬図(せんびきうまず)」など市内や木曽地域の様々な絵馬を集め展示した、「伊那の大!大絵馬博覧会」が、伊那市の創造館で開かれています。 大絵馬博覧会は、仲仙寺の開創1200年を記念して4月から行われる御開帳に合わせて、創造館が開いたものです。 会場には、50点以上が展示されていて、中には、縦が2m横が4メートルを超える大きな絵馬もあります。 こちらは、高遠藩主、内藤頼寧が牡丹を描いた絵馬です。 普段は見られない、仲仙寺の絵馬より古い、馬の不動尊、中川村の「銭不動」の絵馬です。 これは、祭りの際に各地から馬の仲介人が集まり、山が馬の色で真っ赤に染まったと言い伝えられています。 「伊那の大!大絵馬博覧会」は、6月22日まで、伊那市の創造館で開かれています。
-
村フォトGP 入賞作品展
南箕輪村の風景や伝統などを撮影した、第9回みなみみのわフォトグランプリの入賞作品が南箕輪村の大芝の湯、展示ギャラリーにあすまで展示されています。 9回目となるフォトグランプリには、上伊那を中心に85点が寄せられました。 こちらは最優秀賞の、伊那市の酒井幸一さんの作品、「仲良く振り万灯」です。 村では、「入賞した作品はそれぞれ南箕輪村らしさが表現できている」と話しています。 第9回みなみみのわフォトグランプリ入賞作品展はあすまで開かれています。
-
ブレイブウォリアーズ ファン交流会
日本プロバスケットボールリーグbjリーグに所属する信州ブレイブウォリアーズは、4月4日と5日に開かれる伊那大会を前に29日、伊那市のショッピングセンターでファン交流イベントを行いました。 この日は、信州ブレイブウォリアーズの花野文昭選手と上田貴浩選手が伊那市のアピタ伊那店を訪れ、シュートゲームやサイン会などを行いました。 シュートゲームでは、訪れた子供たちがミニバスケットゴールめがけてシュートしていました。 その後行われたサイン会では、選手のブロマイドや、ユニフォームにファンがサインを求めていました。 信州ブレイブウォリアーズの今シーズンの成績は、44戦で18勝26敗。所属するイースタンカンファレンス12チーム中、7位となっています。
-
信州ブレイブウォリアーズ 表敬訪問
30日は、信州ブレイブウォリアーズの親会社の信州スポーツスピリットの片貝雅彦社長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に試合の報告をしました。 片貝社長は、「去年の伊那市での試合は、ファンの声援が後押ししてくれて、新潟アルビレックスに2連勝することができた。今年も連勝できるようがんばる」と勝利を誓っていました。 白鳥市長は、「プレイオフ進出を目指して一つでも多く勝ってください」と激励していました。 bjリーグ、信州ブレイブウォリアーズ対群馬クレインサンダーズの試合は、4月4日と5日に伊那市の市民体育館メインアリーナで行われます。
-
赤えんぴつで連鶴づくり教室
一枚の和紙から連続した数羽の鶴を作る「連鶴」の教室が、29日、伊那市西春近の赤えんぴつで開かれました。 連鶴は、一枚の和紙に切り込みをいれて数羽の鶴を連続して作るものです。 江戸時代に三重県桑名市にある、寺の住職が考え出したと伝えられ、桑名市の無形文化財に指定されています。 講師は宮田村在住で連鶴楽苑(れんづるがくえん)の中城忍夫(なかじょうしのぶ)さんがつとめました。 教室は、月に1回開かれていて、上伊那の6人が参加しました。 ほとんどが初心者で、この日は親鶴の上を小鶴が飛ぶ様子を、連鶴にした作品に挑戦しました。 教室は今後、毎月1回開く予定で、2年間で100羽の鶴がつながった「百鶴」を作る事が目標だということです。
-
いきいきサポーター伊那が優秀賞
体操などの指導で介護予防を推進する、伊那市のいきいきサポーター伊那が、しあわせ信州ご当地体操コンテストで1位となる優秀賞を受賞しました。 25日はいきいきサポーター伊那の原泰子会長ら7人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 しあわせ信州ご当地体操コンテストは、「健康長寿長野県」を目指し開かれていて今年で2回目です。 3月15日には、長野県の麻績村でコンテストが行われ、生き生きサポーター伊那が、1位となる優秀賞に選ばれました。 地域への定着度や普及率、なじみやすさ、効果などを審査し、上位3団体を表彰するものです。 いきいきサポーター伊那は、ブレイン「脳」、バランス「均衡」、ボーン「骨」の3つのBを大切にした体操を披露し、それが評価されました。 会員は現在およそ40人で、月に2回ほど各地区のおたっしゃ教室などで指導しています。
-
井月朗読劇 稽古はじまる
漂白の俳人井上井月の生き様や作品、風土などを朗読劇で表現する「コラージュ風狂のうたびと」の稽古が29日から始まりました。 稽古は、これから月に2回のペースで行われ、9月5日の本番をめざします。 今日は、朗読者として応募した10人のうち7人が初稽古に参加しました。 演出を担当する阿部裕吉さんの指導で、井月の俳句を詠みました。 7人は、会社員や主婦などで上伊那地域在住者です。 風狂のうたびとは、井月研究家で俳人でもある春日愚良子さんの脚本をもとにした朗読劇で、音楽や映像も加えます。 今後は子どもの演技者も加えていきます。 稽古に加え井月の足跡をめぐったり、映画ほかいびとの北村皆雄監督の講話も計画されています。 井月の朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」は、9月5日にいなっせで上演される予定です。
-
地蜂にも春の訪れ
28日の伊那地域は、最高気温19.3度と4月下旬並の陽気となりました。 伊那市福島の地蜂愛好家小木曽大吉さん宅では、人工的に越冬させた地蜂を自然に放つための作業が行われました。 28日は、地蜂愛好家らが小木曽さん宅に集まり、人工越冬の為に土の中に作った室から女王蜂が入った箱を取り出していました。 小木曽さんは、蜂追いを楽しみながら地蜂の保存にも力を入れていて、去年11月におよそ3,000匹の女王蜂を越冬させました。 箱から出した後、生きているものを小箱に移し替えていきます。 3,000匹のうち生きているのは1,000匹ほどで、そのうち今年も巣を作ることができるのは100匹程度だということです。 28日は、小木曽さんの知人4人が訪れ、女王蜂を譲り受けていました。 中には、滋賀県から来た人もいました。 女王蜂は、気温が20度以上になった日に自然に帰すということです。 自然に放された女王蜂は、GWごろから巣を作りはじめ、6月末には蜂おいが楽しめるということです。
-
伊那市出身の歌手米倉颯音さん 伊那でリサイタル
伊那市出身の歌手米倉颯音さんのスプリングリサイタルが28日、伊那市のいなっせで開かれました。 富県出身の米倉さんは、高遠高校を卒業後、神奈川県の昭和音楽大学に入学。 平成22年に歌手デビューし、去年から地元伊那地域での音楽活動を本格化させています。 伊那でのリサイタルは、今回が初めてです。 幅広いジャンルをこなす米倉さんは、一部ではクラシックや日本歌曲を、二部では演歌や歌謡曲の他、伊那市をテーマにしたオリジナル曲伊那慕情を披露しました。 米倉さんは「地域密着型の歌手として活動を広げていきたい」と話していました。 4月5日には、bjリーグ信州ブレイブウォリアーズの伊那大会で国歌を独唱するほか、市内でコンサートを開くということです。
-
ふれあい農園 開園式
区画分けした畑を希望者に貸し作物を育ててもらう「ふれあい農園」の開園式が28日、市内4か所で行われました。 このうち上牧の農園では、利用者17人が参加し、畑を貸し出す唐木隆夫さんやJA上伊那の職員から説明を聞きました。 ふれあい農園は、遊休農地の解消や畑を持っていない人にも作物を育ててもらおうとJA上伊那が行っています。 1区画の広さは33平方メートルで、料金は3,000円、4月1日から12月31日まで好きな作物を育てることができます。 上牧の農園は15アールの広さで、リピーターを中心に24人が33区画を利用します。 職員は、「湿気に弱い野菜を育てるときは、定植するときに畝を高くし、水はけを良くすると良い」などとアドバイスしていました。 このほかに、西町の1か所と御園の2か所に農園があり、合わせて36人が51区画を利用するということです。
-
ぶらり食べ歩きチケット 長谷に拡大
観光客の滞在時間を増やそうと去年から伊那市高遠町地域で始まった、ぶらり食べ歩きチケットの使用可能エリアが、今年から長谷地域にも拡大しました。 今年は、高遠町だけでなく長谷地域にも使用可能店舗が拡大し去年より6店舗多い21店舗で使用できるようになりました。 チケットは、5枚のシールがついて1枚500円。シールには、伊那市ゆかりの画家、中村不折の絵が採用されています。 シールのことをぶらりと読んでいて、1ぶらり100円分の買い物ができます。 使用可能店舗では、120円の商品が1ぶらりで購入できるなど、それぞれお得なサービスを受けることができます。 チケットは、4月1日から11月末まで使用でき、伊那市観光協会では「何度も伊那市に訪れてもらいたい」としています。 チケットは、市観光協会、南アルプスビジターセンターなどで購入できます。
-
県議選 告示まで1週間
長野県議会議員選挙告示まで1週間となりました。 伊那市区は、昭和54年以来の無投票となる公算が大きくなっています。 一方上伊那郡区は、定数2に対して4人が立候補を表明しています。 定数2の県議選伊那市区に立候補を表明しているのは、 現職の向山公人さんと新人の酒井茂さんのみです。 27日は、立候補届け出書類の事前審査が行われました。 伊那市役所1階の多目的ホールに設けられた審査会場です。 午前中は、酒井陣営、午後は向山陣営が審査を受けました。 審査は、4月3日の告示当日の立候補の届け出をスムーズに行うためのものです。 市民団体や日本共産党などで組織する伊那市区候補者検討会議は、候補者擁立を断念しました。 27日マスコミ各社に書面で伝えました。 それによりますと、「家庭の事情、仕事との関係など様々な理由があり、決意に至らず今日を迎えた。会として候補者擁立を断念せざるを得ないとの結論に達した。4年後に向けて市民の代表を県議会に送り出せるよう取り組みを続けていく。」としています。 27日午後5時現在で届出書類を持ち帰った人はおらず、昭和54年以来の無投票となる公算が大きくなりました。 一方、定数2の上伊那郡区には、4人が立候補を表明しています。 現職の垣内基良さん、現職の小林伸陽さん、新人の矢ケ崎克彦さん、新人の寺平秀行さんです。 上伊那郡区の事前審査は、伊那合同庁舎で行われ、それぞれの陣営が審査を受けていました。 県議会議員選挙は、4月3日告示、12日投開票です。
-
高遠開花予想早まる
桜の開花がまた早まりそうです。 日本気象協会は、6回目の桜開花予想を27日発表しました。 高遠城址公園の開花は、4月5日と予想しています。 27日の高遠城址公園です。 コヒガンザクラのつぼみがふくらみ初めています。 前回第5回の開花予想は、4月7日、満開は12日でしたが、今回さらに早まり、開花は4月5日、満開は、9日と予想しています。 気象協会では、来週にかけての暖かさを考慮し、前回予想よりやや早めたとコメントしています。 4月5日の開花は、平年より7日去年より3日早くなります。 9日の満開は、平年より8日去年より7日早くなります。
-
伊那市中央区公民館 ロトウザクラ満開
伊那市の中央区公民館のロトウザクラが見頃を迎えています。 公民館によりますと、中央区公民館のロトウザクラは、5日程前から咲き始め、現在満開となっています。 ロトウザクラは平成16年に中央区の100周年記念事業の一環として植樹されました。 例年より1週間程早く咲き、見ごろは4月1日水曜日頃までということです。
-
たかずやの里に本届く
県内の企業が児童福祉施設に絵本を贈る子ども達に笑顔を贈ろう実行委員会は、伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里に10冊を寄贈しました。 20日、協賛企業を代表してキタノヤ電器の北原國人社長がたかずやの里を訪れ、施設を運営するたかずや福祉会の埋橋良和理事長に絵本を手渡しました。 埋橋理事長は、「子どもの活字離れが進んでいるといわれているが、善意の絵本なので有効に活用していきたい」と感謝していました。 この取り組みは、子どもたちに絵本を読んでもらい、表現力や考える力を育ててもらおうというもので、今回で6回目です。 県内の80社ほどが協賛していて、20の施設にあわせて200冊を贈ります。 本を手渡した北原社長は、「こどもたちの生活も目の当たりにすることができた。今後も協力をしていきたい」と話していました。
-
伊那北高ジョイントコンサート
伊那北高校音楽部・吹奏楽部合同による第36回ジョイントコンサートが25日夜、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 コンサートでは音楽部の合唱班と弦楽班、吹奏楽部が演奏を披露しました。 1部・2部・3部に分かれ、サウンドオブミュージックのメドレーなどが演奏されました。 3部では、全員による生徒たちが作ったオリジナルのストーリーのミュージカルが披露されました。 人々が魂を失って街ににぎわいを取り戻すため、主人公たちが、やさしさの国、強さの国、笑いの国を訪れ、それぞれの国の王から石のカケラを集めるというストーリーです。 最後には、賑わいを取り戻した街で、全員が演奏を披露しました。 ジョイントコンサートは、12年生が参加していて、部の結束を深めるとともに、練習の成果を披露しようと開かれています。
-
田中 健さん4月5日にふるさとでコンサート
国内外で活躍する伊那市出身の共演ピアニスト、田中 健さんのコンサートが、来月5日に開かれます。 26日は、田中さんが、コンサートを開く伊那市いなっせの楽屋で記者会見を開きました。 田中さんは、伊那市出身の35歳。高校まで地元で過ごしたあと、東京音楽大学ピアノ専攻に進学。卒業後、大学院で伴奏科を修了しました。 現在は、主に声楽分野の共演ピアニストを務めています。 コンサートには、親交の深いテノール歌手の藤牧 正充さん、ソプラノ歌手の村田ゆう子さんも出演します。 演奏するのは全部で16曲。 声楽家の伴奏を務めることが多い田中さんにとって、自分の名前を冠とするコンサートを開くのは今回が初めてです。 田中さんは、経済産業省が後援する日本の歌曲を国外に広めるためのプロジェクトメンバーにも選ばれています。 ニューヨークに招聘された日本代表の一人で、現地で行われた公演にもピアニストして出演しています。 コンサート「特別な時間」田中健と仲間たちは、4月5日(日)午後2時開演、入場料は一般2,000円となっています。
-
大型紙芝居 新作「ヤマトタケル伝説」完成
地域の民話を掘り起し、大型の紙芝居にして伝えている「糸ぐるま」代表の久保田文子さんは、15作目となる新作紙芝居「ヤマトタケル伝説」を制作しました。 26日、制作発表が行われ、長谷保育園の園児や地元住民が新作の紙芝居「ヤマトタケル伝説」を鑑賞しました。 久保田さんは長谷など地元に伝わる民話を題材に切り絵の紙芝居を作り伝えていく活動を35年前から行っています。 今回の作品は、山梨県北杜市に伝わるヤマトタケルが植えたとされる桜の伝説と、長谷でヤマトタケルが大蛇を退治したとされる伝説を、ひとつの物語として構成したものです。 長谷には、ヤマトタケルが倒した大蛇の血で赤く染まった川を「赤河原」と呼び、大蛇の首は熱田神社に祭られたとの伝説があります。 久保田さんは来月長谷中学校での上演を予定しているほか、山梨県の北杜市でも上演したいと話していました。
-
伊那市長谷の仙流荘に「クライミングウォール施設」が完成
伊那市長谷の仙流荘にロッククライミングを体験できる「クライミングウォール施設」が完成し、26日、竣工式が行われました。 仙流荘の入浴施設に完成したクライミングウォールは幅3m、高さ6メートルで傾斜は110度です。 竣工式で、地元の小学生などが使い初めを行いました。 壁にとりつけられた170個のホールドと呼ばれる突起物をつかんで壁を登ります。 仙流荘の改修を含めた総工事費は約530万円で、そのうち300万円は、長谷黒河内出身で平成20年に亡くなった渡辺英雄さんの寄付によるものです。 竣工式には、渡辺さんの親族も出席しました。 渡辺英雄さんは、戸台の民宿で生まれ、中学校時代まで長谷で過ごし、その後、愛知県に移り住みました。 平成20年に癌で亡くなりましたが、生前、地元黒河内の振興と山岳観光発展のために寄付をしたいと話していたということです。 白鳥孝市長は「多くの人に利用してもらい南アルプスの玄関口としての戸台を全国に発信していきたい」と話していました。 クライミングウォールの利用開始は4月1日となっています。 利用料は大人200円、中学生以下は100円で、指導者付きの体験利用は2400円となっています。 事前の予約が必要で、仙流荘で受け付けています。
-
美篶でシキザクラ開花
伊那市美篶の国道361号線沿いのシキザクラが咲きはじめています。 桜守の稲辺謙次郎さんによりますと「例年、この桜の開花から10日後くらいに、高遠の桜が咲きはじめる」ということです。